JP3121075B2 - ロンデル材料 - Google Patents
ロンデル材料Info
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- JP3121075B2 JP3121075B2 JP03306728A JP30672891A JP3121075B2 JP 3121075 B2 JP3121075 B2 JP 3121075B2 JP 03306728 A JP03306728 A JP 03306728A JP 30672891 A JP30672891 A JP 30672891A JP 3121075 B2 JP3121075 B2 JP 3121075B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主としてペースト状物を
内填させるチューブ容器の肩部にバリヤー材として積層
されるロンデル材料に関するもので、特に高浸透性物質
を含有する内填物が封入されるチューブ容器に利用され
るロンデル材料を提供する。
内填させるチューブ容器の肩部にバリヤー材として積層
されるロンデル材料に関するもので、特に高浸透性物質
を含有する内填物が封入されるチューブ容器に利用され
るロンデル材料を提供する。
【0002】
【従来の技術】チューブ容器は、積層シートによって成
形されている筒状体からなる胴部と、該胴部の一方の端
部に対して射出成形またはコンプレッション成形されて
いる熱可塑性合成樹脂製の頭部、すなわち口頸部と該口
頸部に連なる肩部とからなる熱可塑性構成樹脂製の頭部
とで形成されている。
形されている筒状体からなる胴部と、該胴部の一方の端
部に対して射出成形またはコンプレッション成形されて
いる熱可塑性合成樹脂製の頭部、すなわち口頸部と該口
頸部に連なる肩部とからなる熱可塑性構成樹脂製の頭部
とで形成されている。
【0003】かかるチューブ容器には、内填物に対する
保存性能を高めるために高度のガスバリヤー性が必要と
されており、胴部のガスバリヤー性は金属箔が積層され
ている積層シートを胴部成形用素材として利用すること
で対処されており、また截頭円錐状の肩部に対しては、
金属箔とポリオレフィン系樹脂層との積層シートによる
截頭円錐状の通常ロンデル材料と称される成形体を積層
することにより、ガスバリヤー性の改良が図られてい
る。
保存性能を高めるために高度のガスバリヤー性が必要と
されており、胴部のガスバリヤー性は金属箔が積層され
ている積層シートを胴部成形用素材として利用すること
で対処されており、また截頭円錐状の肩部に対しては、
金属箔とポリオレフィン系樹脂層との積層シートによる
截頭円錐状の通常ロンデル材料と称される成形体を積層
することにより、ガスバリヤー性の改良が図られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の截頭円錐状の成
形体からなるロンデル材料は、チューブ容器の肩部に対
して、その内周面、外周面、さらには肩部自体の内部に
埋没するようにして適用されるものであることから、チ
ューブ容器の肩部に適合する形状に成形する圧空または
プレス成形等による冷間成形と、それに続く打ち抜き成
形とによって成形される成形体が利用されており、従来
は金属箔との間に強固な接着が得られる溶剤型の接着剤
によって金属箔の表,裏両面にポリオレフィン系樹脂シ
ートを積層した積層シートの成形体からなるロンデル材
料が利用されている。
形体からなるロンデル材料は、チューブ容器の肩部に対
して、その内周面、外周面、さらには肩部自体の内部に
埋没するようにして適用されるものであることから、チ
ューブ容器の肩部に適合する形状に成形する圧空または
プレス成形等による冷間成形と、それに続く打ち抜き成
形とによって成形される成形体が利用されており、従来
は金属箔との間に強固な接着が得られる溶剤型の接着剤
によって金属箔の表,裏両面にポリオレフィン系樹脂シ
ートを積層した積層シートの成形体からなるロンデル材
料が利用されている。
【0005】しかして、前記構成による積層シートを冷
間成形して得られた成形体からなるロンデル材料は、金
属箔の表,裏両面にポリオレフィン系樹脂シートを溶剤
型の接着剤によって積層した積層シート自体が冷間成形
加工に対する追随性に乏しいために、成形体に歪みが形
成され易い。更にこのチューブ容器内に例えば香料,鉱
物油,有機系極性溶剤等の高浸透性物質を含有する内填
物が封入されると、チューブ容器の肩部に積層されてい
るロンデル材料中の溶剤型の接着剤層面に高浸透性物質
がポリオレフィン系樹脂シートを透過して到達するため
に、ロンデル材料の裏面樹脂層と金属箔との界面に高浸
透性物質が滞留し、該部分にデラミ現象が発生する。こ
のために、ロンデル材料による本来の機能が損なわれ、
チューブ容器内の内填物の保存性能が低下する。
間成形して得られた成形体からなるロンデル材料は、金
属箔の表,裏両面にポリオレフィン系樹脂シートを溶剤
型の接着剤によって積層した積層シート自体が冷間成形
加工に対する追随性に乏しいために、成形体に歪みが形
成され易い。更にこのチューブ容器内に例えば香料,鉱
物油,有機系極性溶剤等の高浸透性物質を含有する内填
物が封入されると、チューブ容器の肩部に積層されてい
るロンデル材料中の溶剤型の接着剤層面に高浸透性物質
がポリオレフィン系樹脂シートを透過して到達するため
に、ロンデル材料の裏面樹脂層と金属箔との界面に高浸
透性物質が滞留し、該部分にデラミ現象が発生する。こ
のために、ロンデル材料による本来の機能が損なわれ、
チューブ容器内の内填物の保存性能が低下する。
【0006】これに対して本発明は、冷間成形加工に対
する追随性の良好な積層シートによる成形体からなり、
しかもチューブ容器内の内填物が高浸透性物質を含有し
ている場合にも、該高浸透性物質によってロンデル材料
の層間にデラミ現象が発生することのないロンデル材料
を提供する。
する追随性の良好な積層シートによる成形体からなり、
しかもチューブ容器内の内填物が高浸透性物質を含有し
ている場合にも、該高浸透性物質によってロンデル材料
の層間にデラミ現象が発生することのないロンデル材料
を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、以下に記
載する構成による本発明のロンデル材料によって解決さ
れる。すなわち本発明は、筒状体からなる胴部と該胴部
の上方に接合されている截頭円錐状の肩部と円筒形の口
頸部とによる頭部とを有するチューブ容器における前記
肩部に対してバリヤー材として積層される截頭円錐状の
ロンデル材料であって、該ロンデル材料が、表面熱可塑
性樹脂層/金属箔/バリヤー性樹脂層/裏面熱可塑性樹
脂層からなる積層構成を有しており、しかも金属箔とバ
リヤー性樹脂層とが溶剤型の接着剤によって接着されて
おり、かつ前記バリヤー性樹脂層から裏面熱可塑性樹脂
層に至る迄の間には溶剤型の接着剤が適用されていない
積層シートの成形体からなるものである。
載する構成による本発明のロンデル材料によって解決さ
れる。すなわち本発明は、筒状体からなる胴部と該胴部
の上方に接合されている截頭円錐状の肩部と円筒形の口
頸部とによる頭部とを有するチューブ容器における前記
肩部に対してバリヤー材として積層される截頭円錐状の
ロンデル材料であって、該ロンデル材料が、表面熱可塑
性樹脂層/金属箔/バリヤー性樹脂層/裏面熱可塑性樹
脂層からなる積層構成を有しており、しかも金属箔とバ
リヤー性樹脂層とが溶剤型の接着剤によって接着されて
おり、かつ前記バリヤー性樹脂層から裏面熱可塑性樹脂
層に至る迄の間には溶剤型の接着剤が適用されていない
積層シートの成形体からなるものである。
【0008】なお、上記の構成による本発明のロンデル
材料は、裏面熱可塑性樹脂層がチューブ容器内の内填物
に近くなる側に、又表面熱可塑性樹脂層がチューブ容器
内の内填物から遠くなる側になるようにして、チューブ
容器の肩部に積層されるものである。
材料は、裏面熱可塑性樹脂層がチューブ容器内の内填物
に近くなる側に、又表面熱可塑性樹脂層がチューブ容器
内の内填物から遠くなる側になるようにして、チューブ
容器の肩部に積層されるものである。
【0009】本発明のロンデル材料において、表面熱可
塑性樹脂層及び裏面熱可塑性樹脂層には、口頸部及び肩
部の一体成形体を成形する際に使用する成形用樹脂及び
ロンデル材料と接当する筒状体からなる胴部の樹脂と同
一系統の樹脂、または口頸部と肩部との一体成形体を成
形する際に使用する成形用樹脂及びロンデル材料と接当
する胴部の樹脂層との間に優れた接着特性を有する樹脂
が使用され、例えば、線状低密度ポリエチレン,低密度
ポリエチレン,中密度ポリエチレン,高密度ポリエチレ
ン,ポリプロピレンホモポリマー,ポリプロピレンコポ
リマー,アクリルニトリル系ポリマー,ポリエステル,
エチレン・ビニルアルコール共重合体,エチレン・アク
リル酸エチル共重合体,エチレン・アクリル酸共重合
体,エチレン・メタクリル酸共重合体,不飽和カルボン
酸とオレフィンとの共重合体からなる酸コポリマー,エ
チレン・酢酸ビニル共重合体等による単独樹脂あるいは
これらの2種以上の混合樹脂等が利用される。なお、表
面熱可塑性樹脂層には、装飾等の目的によって着色剤が
混入されていても良く、通常は厚さ30〜200μ程度
に形成される。
塑性樹脂層及び裏面熱可塑性樹脂層には、口頸部及び肩
部の一体成形体を成形する際に使用する成形用樹脂及び
ロンデル材料と接当する筒状体からなる胴部の樹脂と同
一系統の樹脂、または口頸部と肩部との一体成形体を成
形する際に使用する成形用樹脂及びロンデル材料と接当
する胴部の樹脂層との間に優れた接着特性を有する樹脂
が使用され、例えば、線状低密度ポリエチレン,低密度
ポリエチレン,中密度ポリエチレン,高密度ポリエチレ
ン,ポリプロピレンホモポリマー,ポリプロピレンコポ
リマー,アクリルニトリル系ポリマー,ポリエステル,
エチレン・ビニルアルコール共重合体,エチレン・アク
リル酸エチル共重合体,エチレン・アクリル酸共重合
体,エチレン・メタクリル酸共重合体,不飽和カルボン
酸とオレフィンとの共重合体からなる酸コポリマー,エ
チレン・酢酸ビニル共重合体等による単独樹脂あるいは
これらの2種以上の混合樹脂等が利用される。なお、表
面熱可塑性樹脂層には、装飾等の目的によって着色剤が
混入されていても良く、通常は厚さ30〜200μ程度
に形成される。
【0010】金属箔は、截頭円錐状の成形体からなるロ
ンデル材料に、ガス及び水分に対するバリヤー作用の主
機能を具備させるものであり、厚さ7〜100μ程度の
アルミニウム箔,鉄,銅等が使用される。この金属箔の
厚さが7μ未満になると十分なバリヤー性能が得られな
くなり、また100μを超えると、ロンデル材料の成形
用素材である積層シートの腰が強くなりすぎてしまうた
めに、截頭円錐形状をなすロンデル材料への成形加工適
性が悪化するようになる。
ンデル材料に、ガス及び水分に対するバリヤー作用の主
機能を具備させるものであり、厚さ7〜100μ程度の
アルミニウム箔,鉄,銅等が使用される。この金属箔の
厚さが7μ未満になると十分なバリヤー性能が得られな
くなり、また100μを超えると、ロンデル材料の成形
用素材である積層シートの腰が強くなりすぎてしまうた
めに、截頭円錐形状をなすロンデル材料への成形加工適
性が悪化するようになる。
【0011】バリヤー性樹脂層としては、ガス透過度が
20cc/m2 ・24hr・20℃(dry)以下であ
るか、または水蒸気透過度が20g/m2 ・24hr・
40℃(90%RH)以下であるか、好ましくはこれら
の両者を満足するものが利用され、例えばポリエステ
ル,ナイロン,エチレン・ビニルアルコール共重合体,
ポリプロピレン,線状低密度ポリエチレン,低密度ポリ
エチレン,中密度ポリエチレン,高密度ポリエチレン等
を利用した2層以上の共押し出し積層フィルムからな
り、少なくとも片側の層がポリオレフィン系樹脂層で形
成されていおり、全体の厚さが10〜100μ程度のも
のが好適である。
20cc/m2 ・24hr・20℃(dry)以下であ
るか、または水蒸気透過度が20g/m2 ・24hr・
40℃(90%RH)以下であるか、好ましくはこれら
の両者を満足するものが利用され、例えばポリエステ
ル,ナイロン,エチレン・ビニルアルコール共重合体,
ポリプロピレン,線状低密度ポリエチレン,低密度ポリ
エチレン,中密度ポリエチレン,高密度ポリエチレン等
を利用した2層以上の共押し出し積層フィルムからな
り、少なくとも片側の層がポリオレフィン系樹脂層で形
成されていおり、全体の厚さが10〜100μ程度のも
のが好適である。
【0012】バリヤー性樹脂層から裏面熱可塑性樹脂層
に至る迄の間に位置する層同士の接着は、溶剤型の接着
剤を利用することなく行なわれることが必要であり、こ
の位置における層同士の間の接着には、例えばポリプロ
ピレン,線状低密度ポリエチレン,低密度ポリエチレ
ン,エチレン・酢酸ビニル共重合体,中密度ポリエチレ
ン,エチレン・アクリル酸共重合体,エチレン・メタク
リル酸共重合体,エチレン・ビニルアルコール共重合
体,不飽和カルボン酸とオレフィンとの共重合体からな
る酸コポリマー等による厚さ1.0〜60μ程度の溶融
押し出し樹脂層からなる接着剤層が利用される。
に至る迄の間に位置する層同士の接着は、溶剤型の接着
剤を利用することなく行なわれることが必要であり、こ
の位置における層同士の間の接着には、例えばポリプロ
ピレン,線状低密度ポリエチレン,低密度ポリエチレ
ン,エチレン・酢酸ビニル共重合体,中密度ポリエチレ
ン,エチレン・アクリル酸共重合体,エチレン・メタク
リル酸共重合体,エチレン・ビニルアルコール共重合
体,不飽和カルボン酸とオレフィンとの共重合体からな
る酸コポリマー等による厚さ1.0〜60μ程度の溶融
押し出し樹脂層からなる接着剤層が利用される。
【0013】さらに、ロンデル材料の成形用素材として
利用される積層シートにおける表面熱可塑性樹脂層及び
裏面熱可塑性樹脂層の少なくとも一方に、表面粗面加工
を付しておくことにより、ロンデル材料の成形工程での
成形後の脱型が容易になる。
利用される積層シートにおける表面熱可塑性樹脂層及び
裏面熱可塑性樹脂層の少なくとも一方に、表面粗面加工
を付しておくことにより、ロンデル材料の成形工程での
成形後の脱型が容易になる。
【0014】また、ロンデル材料をチューブ容器の肩部
の内周面に積層させる場合においては、截頭円錐状の成
形体からなるロンデル材料の端面に該ロンデル材料の成
形用素材である積層シート中における金属箔が露出する
と、チューブ容器内の内填物と金属箔とが直接接触し、
内填物を変質させるだけでなく、ロンデル材料の積層構
成の層間にデラミを発生する要因ともなるため、内填物
を保存性能が悪化する。このために、ロンデル材料の端
面にロンデル材料の成形用素材である積層シート中にお
ける金属箔が露出するようなことのないように、金属箔
の表面側に形成される樹脂層の合計の厚さ、及び金属箔
の裏面側に形成される樹脂層の合計の厚さが、それぞれ
50μ以上になっていることが好ましい。
の内周面に積層させる場合においては、截頭円錐状の成
形体からなるロンデル材料の端面に該ロンデル材料の成
形用素材である積層シート中における金属箔が露出する
と、チューブ容器内の内填物と金属箔とが直接接触し、
内填物を変質させるだけでなく、ロンデル材料の積層構
成の層間にデラミを発生する要因ともなるため、内填物
を保存性能が悪化する。このために、ロンデル材料の端
面にロンデル材料の成形用素材である積層シート中にお
ける金属箔が露出するようなことのないように、金属箔
の表面側に形成される樹脂層の合計の厚さ、及び金属箔
の裏面側に形成される樹脂層の合計の厚さが、それぞれ
50μ以上になっていることが好ましい。
【0015】
【作用】以上の通りの構成による本発明のロンデル材料
を利用するチューブ容器の製造は、通常チューブ容器胴
部成形用の積層シートによる筒状体からなる胴部と、截
頭円錐状の成形体からなるロンデル材料とを、筒状体か
らなる胴部の上方端部の内周面と、截頭円錐状の成形体
の下方端部の外周面との間に間隙を有するようにして成
形用の金型内にインサートした後、該金型を利用して円
筒形の口頸部と該口頸部に連続する截頭円錐状の肩部と
からなる合成樹脂製の頭部を、射出成形またはコンプレ
ッション成形することによって行なわれる。
を利用するチューブ容器の製造は、通常チューブ容器胴
部成形用の積層シートによる筒状体からなる胴部と、截
頭円錐状の成形体からなるロンデル材料とを、筒状体か
らなる胴部の上方端部の内周面と、截頭円錐状の成形体
の下方端部の外周面との間に間隙を有するようにして成
形用の金型内にインサートした後、該金型を利用して円
筒形の口頸部と該口頸部に連続する截頭円錐状の肩部と
からなる合成樹脂製の頭部を、射出成形またはコンプレ
ッション成形することによって行なわれる。
【0016】しかしながら、射出成形またはコンプレッ
ション成形によって前述の合成樹脂製の頭部を成形する
際に、チューブ容器胴部成形用の積層シートによる筒状
体からなる胴部と、截頭円錐状の成形体からなるロンデ
ル材料との間の位置関係を調整することにより、チュー
ブ容器における肩部に対して、ロンデル材料を肩部の外
側表面に積層させても、あるいは肩部をなす樹脂層中に
埋没するようにしてインサートさせても、さらには肩部
の内側周面に積層させてもよい。
ション成形によって前述の合成樹脂製の頭部を成形する
際に、チューブ容器胴部成形用の積層シートによる筒状
体からなる胴部と、截頭円錐状の成形体からなるロンデ
ル材料との間の位置関係を調整することにより、チュー
ブ容器における肩部に対して、ロンデル材料を肩部の外
側表面に積層させても、あるいは肩部をなす樹脂層中に
埋没するようにしてインサートさせても、さらには肩部
の内側周面に積層させてもよい。
【0017】かくして、本発明のロンデル材料が肩部に
積層されているチューブ容器は、肩部のバリヤー材とし
て積層される截頭円錐状の成形体からなるロンデル材料
が、表面熱可塑性樹脂層/金属箔/バリヤー性樹脂層/
裏面熱可塑性樹脂層からなる積層構成を有しており、し
かも金属箔とバリヤー性樹脂層とが溶剤型の接着剤によ
って接着されており、かつ前記バリヤー性樹脂層から裏
面熱可塑性樹脂層側に対しては、溶剤型の接着剤(アン
カーコート剤)が適用されていない積層シートによる成
形体からなるものである。
積層されているチューブ容器は、肩部のバリヤー材とし
て積層される截頭円錐状の成形体からなるロンデル材料
が、表面熱可塑性樹脂層/金属箔/バリヤー性樹脂層/
裏面熱可塑性樹脂層からなる積層構成を有しており、し
かも金属箔とバリヤー性樹脂層とが溶剤型の接着剤によ
って接着されており、かつ前記バリヤー性樹脂層から裏
面熱可塑性樹脂層側に対しては、溶剤型の接着剤(アン
カーコート剤)が適用されていない積層シートによる成
形体からなるものである。
【0018】従って、このチューブ容器内の充填物中に
高浸透性物質が含有されていても、この高浸透性物質に
よって、ロンデル材料の層間の接着強度が悪影響を受け
るようなことが無い。
高浸透性物質が含有されていても、この高浸透性物質に
よって、ロンデル材料の層間の接着強度が悪影響を受け
るようなことが無い。
【0019】すなわち、チューブ容器内の充填物中に高
浸透性物質が含有されている場合には、該高浸透性物質
は、ロンデル材料中の溶剤型の接着剤(アンカーコート
剤)の適用のないバリヤー性樹脂層から裏面熱可塑性樹
脂層迄の間に滞留することになるので、表面熱可塑性樹
脂層からバリヤー性樹脂層迄の間に位置する接着剤層に
は到達することがなく、金属箔の接着に有効な接着剤層
となる溶剤型の接着剤によって金属箔とバリヤー性樹脂
層とを接着させてあるにも拘らず、この溶剤型の接着剤
層の接着力がチューブ容器内の高浸透性物質によって悪
影響を受けるようなことが無い。
浸透性物質が含有されている場合には、該高浸透性物質
は、ロンデル材料中の溶剤型の接着剤(アンカーコート
剤)の適用のないバリヤー性樹脂層から裏面熱可塑性樹
脂層迄の間に滞留することになるので、表面熱可塑性樹
脂層からバリヤー性樹脂層迄の間に位置する接着剤層に
は到達することがなく、金属箔の接着に有効な接着剤層
となる溶剤型の接着剤によって金属箔とバリヤー性樹脂
層とを接着させてあるにも拘らず、この溶剤型の接着剤
層の接着力がチューブ容器内の高浸透性物質によって悪
影響を受けるようなことが無い。
【0020】
【実施例】以下、本発明のロンデル材料の具体的な構成
を実施例によって説明し、併せて該ロンデル材料を利用
するチューブ容器の製造例について説明する。
を実施例によって説明し、併せて該ロンデル材料を利用
するチューブ容器の製造例について説明する。
【0021】実施例1 ロンデル材料の成形用素材の製造 [図2]において、厚さ50μの軟質アルミニウム箔
[日本製箔 (株) ]22の裏面にウレタン系接着剤[武
田薬品工業 (株) :A515/A50]を5g(dr
y)/m2 の割合に塗工した後、該塗工面に、[ナイロ
ン樹脂層/エチレン・ビニルアルコール共重合体樹脂層
/ナイロン樹脂層/線状低密度ポリエチレン樹脂層]か
らなる厚さ50μの4層共押し出しフィルム[グンゼ
(株) :PHLフィルム]23のナイロン樹脂層面を接
着した後、前記軟質アルミニウム箔22の表面に、厚さ
30μのエチレン−メタクリル酸共重合体樹脂[三井石
油化学工業 (株) :EMMA N−1108C]の押し
出し樹脂層24を介して、厚さ70μの線状低密度ポリ
エチレンフィルム[大日本樹脂 (株) :SRWN]25
(表面熱可塑性樹脂層)を積層した。
[日本製箔 (株) ]22の裏面にウレタン系接着剤[武
田薬品工業 (株) :A515/A50]を5g(dr
y)/m2 の割合に塗工した後、該塗工面に、[ナイロ
ン樹脂層/エチレン・ビニルアルコール共重合体樹脂層
/ナイロン樹脂層/線状低密度ポリエチレン樹脂層]か
らなる厚さ50μの4層共押し出しフィルム[グンゼ
(株) :PHLフィルム]23のナイロン樹脂層面を接
着した後、前記軟質アルミニウム箔22の表面に、厚さ
30μのエチレン−メタクリル酸共重合体樹脂[三井石
油化学工業 (株) :EMMA N−1108C]の押し
出し樹脂層24を介して、厚さ70μの線状低密度ポリ
エチレンフィルム[大日本樹脂 (株) :SRWN]25
(表面熱可塑性樹脂層)を積層した。
【0022】しかる後に、前述の4層共押し出しフィル
ム[グンゼ (株) :PHLフィルム]23の線状低密度
ポリエチレン樹脂層面に、厚さ30μの線状低密度ポリ
エチレン樹脂[三井石油化学工業 (株) :UZ1510
1C]の押し出し樹脂層26を介して、厚さ70μの線
状低密度ポリエチレンフィルム[大日本樹脂 (株) :S
RWN]27(裏面熱可塑性樹脂層)を積層することに
より、符号21で表示されるロンデル材料の成形用素材
を得た。
ム[グンゼ (株) :PHLフィルム]23の線状低密度
ポリエチレン樹脂層面に、厚さ30μの線状低密度ポリ
エチレン樹脂[三井石油化学工業 (株) :UZ1510
1C]の押し出し樹脂層26を介して、厚さ70μの線
状低密度ポリエチレンフィルム[大日本樹脂 (株) :S
RWN]27(裏面熱可塑性樹脂層)を積層することに
より、符号21で表示されるロンデル材料の成形用素材
を得た。
【0023】なお、ロンデル材料の成形用素材21中に
おいて、バリヤー性樹脂層は、[ナイロン樹脂層/エチ
レン・ビニルアルコール共重合体樹脂層/ナイロン樹脂
層/線状低密度ポリエチレン樹脂層]からなる厚さ50
μの4層共押し出しフィルム[グンゼ (株) :PHLフ
ィルム]23からなり、該バリヤー性樹脂層のガス透過
度は4.0cc/m2 ・24hr・20℃(dry)で
あり、また水蒸気透過度は10.0g/m2 ・24hr
・40℃(90%RH)である。
おいて、バリヤー性樹脂層は、[ナイロン樹脂層/エチ
レン・ビニルアルコール共重合体樹脂層/ナイロン樹脂
層/線状低密度ポリエチレン樹脂層]からなる厚さ50
μの4層共押し出しフィルム[グンゼ (株) :PHLフ
ィルム]23からなり、該バリヤー性樹脂層のガス透過
度は4.0cc/m2 ・24hr・20℃(dry)で
あり、また水蒸気透過度は10.0g/m2 ・24hr
・40℃(90%RH)である。
【0024】ロンデル材料の成形 前述のロンデル材料の成形用素材を圧空による冷間成形
とそれに続く打ち抜き成形とに付し、下端部の直径2
4.5mm,上端部の直径8.0mmの截頭円錐形状の
成形体からなる本発明の1実施例品であるロンデル材料
を得た。
とそれに続く打ち抜き成形とに付し、下端部の直径2
4.5mm,上端部の直径8.0mmの截頭円錐形状の
成形体からなる本発明の1実施例品であるロンデル材料
を得た。
【0025】比較例1 厚さ50μの軟質アルミニウム箔[日本製箔 (株) ]の
表,裏両面に対して、ウレタン系接着剤[武田薬品工業
(株) :A515/A50]を5g(dry)/m2 の
割合で塗工した後、該ウレタン系接着剤の塗工面のそれ
ぞれに、厚さ120μの線状低密度ポリエチレンフィル
ム[大日本樹脂 (株) :SRWN]を積層し、比較のた
めのロンデル材料の成形用素材を得た後、該成形用素材
を、実施例1のロンデル材料の成形工程と同一の成形工
程に付し、比較のためのロンデル材料を得た。
表,裏両面に対して、ウレタン系接着剤[武田薬品工業
(株) :A515/A50]を5g(dry)/m2 の
割合で塗工した後、該ウレタン系接着剤の塗工面のそれ
ぞれに、厚さ120μの線状低密度ポリエチレンフィル
ム[大日本樹脂 (株) :SRWN]を積層し、比較のた
めのロンデル材料の成形用素材を得た後、該成形用素材
を、実施例1のロンデル材料の成形工程と同一の成形工
程に付し、比較のためのロンデル材料を得た。
【0026】[実験] [図1]において、積層構成中にアルミニューム箔を具
備する積層シートによる筒状体2と、前述の実施例によ
って得られた截頭円錐状の成形体からなるロンデル材料
3とを、射出成形用の金型内の所定の位置にインサート
し、線状低密度ポリエチレン樹脂の射出成形を行なうこ
とにより、筒状体2とロンデル材料3とに対して、口頸
部4と該口頸部4に連なる截頭円錐状の肩部5とからな
るポリプロピレン樹脂製の頭部6が接合されているチュ
ーブ容器1を得た。
備する積層シートによる筒状体2と、前述の実施例によ
って得られた截頭円錐状の成形体からなるロンデル材料
3とを、射出成形用の金型内の所定の位置にインサート
し、線状低密度ポリエチレン樹脂の射出成形を行なうこ
とにより、筒状体2とロンデル材料3とに対して、口頸
部4と該口頸部4に連なる截頭円錐状の肩部5とからな
るポリプロピレン樹脂製の頭部6が接合されているチュ
ーブ容器1を得た。
【0027】また、比較例によって得られたロンデル材
料を利用したチューブ容器を、前記実施例によって得ら
れたロンデル材料を利用したチューブ容器と同様にして
成形した。
料を利用したチューブ容器を、前記実施例によって得ら
れたロンデル材料を利用したチューブ容器と同様にして
成形した。
【0028】得られた2種類のチューブ容器(直径:2
5.4mm)7の口頸部4を封止部材で封止した後、該
チューブ容器の端末部の開放口から65%のハッカ油5
0ccを充填し、続いて、尾端部を熱溶着によって封緘
し、さらに、各チューブ容器を40℃の雰囲気中に7日
間及び1ケ月間保存した後に、各チューブ容器を切り裂
いてロンデル材料の積層状態を観察したところ、比較例
品のロンデル材料を使用したチューブ容器には、保存1
週間のチューブ容器のロンデル材料にデラミ現象が発生
していたが、実施例品のロンデル材料を使用したチュー
ブ容器には、保存1ケ月のチューブ容器のロンデル材料
にも異常は無かった。
5.4mm)7の口頸部4を封止部材で封止した後、該
チューブ容器の端末部の開放口から65%のハッカ油5
0ccを充填し、続いて、尾端部を熱溶着によって封緘
し、さらに、各チューブ容器を40℃の雰囲気中に7日
間及び1ケ月間保存した後に、各チューブ容器を切り裂
いてロンデル材料の積層状態を観察したところ、比較例
品のロンデル材料を使用したチューブ容器には、保存1
週間のチューブ容器のロンデル材料にデラミ現象が発生
していたが、実施例品のロンデル材料を使用したチュー
ブ容器には、保存1ケ月のチューブ容器のロンデル材料
にも異常は無かった。
【0029】
【発明の効果】本発明のロンデル材料を適用して得られ
たチューブ容器は、ロンデル材料中の金属箔とバリヤー
性樹脂層との接着を金属箔の接着に有効な接着剤層とな
る溶剤型の接着剤によって接着させてあるにも拘らず、
チューブ容器内に高浸透性物質を含有する内填物が充填
されても、該チューブ容器の肩部に積層されているロン
デル材料がチューブ容器内に封入されている高浸透性物
質によってデラミ現象を発生するようなことがないた
め、特に高浸透性物質を含有する内填物に対して優れた
保存性能を有する。
たチューブ容器は、ロンデル材料中の金属箔とバリヤー
性樹脂層との接着を金属箔の接着に有効な接着剤層とな
る溶剤型の接着剤によって接着させてあるにも拘らず、
チューブ容器内に高浸透性物質を含有する内填物が充填
されても、該チューブ容器の肩部に積層されているロン
デル材料がチューブ容器内に封入されている高浸透性物
質によってデラミ現象を発生するようなことがないた
め、特に高浸透性物質を含有する内填物に対して優れた
保存性能を有する。
【図1】ロンデル材料が肩部に積層されているチューブ
容器の要部を示す断面図である。
容器の要部を示す断面図である。
【図2】本発明のロンデル材料に利用される成形用素材
の積層構成の1例を示す断面図である。
の積層構成の1例を示す断面図である。
1:チューブ容器 2:チューブ容器の胴部をなす筒状体 3:ロンデル材料 4:チューブ容器の口頸部 5:チューブ容器の肩部 6:口頸部4と肩部5とからなる熱可塑性合成樹脂製の
頭部 21:ロンデル材料の成形用素材 22:金属箔 23:バリヤー性樹脂層 24:溶融押し出し樹脂層による接着剤層 25:表面熱可塑性樹脂層 26:溶融押し出し樹脂層による接着剤層 27:裏面熱可塑性樹脂層
頭部 21:ロンデル材料の成形用素材 22:金属箔 23:バリヤー性樹脂層 24:溶融押し出し樹脂層による接着剤層 25:表面熱可塑性樹脂層 26:溶融押し出し樹脂層による接着剤層 27:裏面熱可塑性樹脂層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 15/08 B32B 7/04 B65D 35/08
Claims (1)
- 【請求項1】 筒状体からなる胴部と該胴部の上方に接
合されている截頭円錐状の肩部と円筒形の口頸部とによ
る頭部とを有するチューブ容器における前記肩部に対し
てバリヤー材として積層される截頭円錐状のロンデル材
料であって、該ロンデル材料が、表面熱可塑性樹脂層/
金属箔/バリヤー性樹脂層/裏面熱可塑性樹脂層からな
る積層構成を有しており、しかも金属箔とバリヤー性樹
脂層とが溶剤型の接着剤によって接着されており、かつ
前記バリヤー性樹脂層から裏面熱可塑性樹脂層に至る迄
の間には溶剤型の接着剤が適用されていない積層シート
の成形体からなることを特徴とするロンデル材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03306728A JP3121075B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | ロンデル材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03306728A JP3121075B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | ロンデル材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05116245A JPH05116245A (ja) | 1993-05-14 |
JP3121075B2 true JP3121075B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=17960584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03306728A Expired - Fee Related JP3121075B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | ロンデル材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3121075B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100922323B1 (ko) * | 2007-06-29 | 2009-10-28 | 한신화성(주) | 플렉시블 튜브 제조용 적층시트 및 그 제조 방법 |
KR101348782B1 (ko) * | 2011-12-06 | 2014-01-09 | 정봉자 | 알루미늄 튜브 시트 및 그 제조방법 |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP03306728A patent/JP3121075B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05116245A (ja) | 1993-05-14 |
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