JP3120480B2 - 自動洗濯機 - Google Patents

自動洗濯機

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JP3120480B2
JP3120480B2 JP03200635A JP20063591A JP3120480B2 JP 3120480 B2 JP3120480 B2 JP 3120480B2 JP 03200635 A JP03200635 A JP 03200635A JP 20063591 A JP20063591 A JP 20063591A JP 3120480 B2 JP3120480 B2 JP 3120480B2
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俊成 松本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は脱水槽が被脱水物のアン
バランス分布によって異常振動をすることを抑制するよ
うにした自動洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動洗濯機は図9・図1
0に示すような構造になっていた。図9・図10におい
て、1は外枠、2は脱水槽3を外包する外槽である。脱
水槽3の側面には多数の脱水孔4があり、底部中央の撹
拌翼5とともに洗濯兼脱水の役割を果している。6は変
速機、7はモータで、これらは外槽2の下面に固定され
ている。8・9はプーリで、モータ7の回転をVベルト
10を介して変速機6に伝えている。また、外槽2は吊
り棒14、スライダ16、圧縮ばね17などよりなるサ
スペンションを介して外枠1の上部より防振支持されて
いる。12は球面座、13は止め金具、15は外槽支持
部、18はばね座である。前記スライダ16は、外槽支
持部15と球面摺動する球面部16aと、吊り棒14が
摺動する円筒部16bと、この円筒部16bの先端に形
成した鉤部16cとから成り、ナイロン等の合成樹脂に
より形成している。このスライダ16の鉤部16cと外
支持部15との間には、板ばね状に成形したスライダ抑
え19を介在させている。このスライダ抑え19は、支
持部15の材質とは異なる例えばナイロンによって形成
している。
【0003】この構成によって、吊り下げ部の自重の大
小にかかわらず水平方向にほぼ一定の摺動摩擦力を与
え、脱水時の被脱水物の不つりあいによって生ずる脱水
槽3の横振動を低減するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
造のものでは、常時摺動摩擦力が働いているため、起動
時の横振動の低減には有効であるが、脱水定常時には摺
動摩擦力によって外槽2の振動が外枠1に伝わり易くな
り、外枠1の振動が大きくなったり騒音が発生するとい
う問題があった。
【0005】本発明は前記従来の問題点を解決するもの
で、洗濯物の量を考慮しながら脱水起動時にのみ摺動摩
擦力を大きくして横振動を低減し、更に定常時には摺動
摩擦力を小さくして振動・騒音を低減した自動洗濯機を
提供することを第一の目的としている。
【0006】また、脱水起動時と定常時とを判別して、
より効果的に横振動を低減し、スムーズな起動と静かな
定常運転をすることができる自動洗濯機を提供すること
第二の目的としている。
【0007】さらに、スライダ部と外枠上部の吊り棒支
持部の両方に摺動摩擦力を発生させより効果的に横振動
を低減し、スムーズな起動が得られる自動洗濯機を提供
することを第三の目的としている。
【0008】またさらに、脱水起動時と定常時とを判別
し、横振動を大幅に且つ効果的に低減し、スムーズな起
動と静かな定常運転が得られる自動洗濯機を提供するこ
とを第四の目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、底部中央に撹拌翼を設けた
脱水槽と、この脱水槽を外包する外槽と、この外槽を外
枠に弾性的に吊下げ支持するサスペンションと、外枠上
部に設けた半球状の吊り棒支持部と、前記サスペンショ
ンを構成する吊り棒に取付けられ前記吊り棒支持部に球
面摺動する吊り棒支持台とを有し、前記吊り棒支持台に
はフランジ部を設け、フランジ部と前記外枠との間に吊
り棒支持台を付勢する吊り棒支持台ばねを設けたもので
ある。
【0010】第二の目的を達成するための本発明の第二
の手段は、底部中央に撹拌翼を設けた脱水槽と、この脱
水槽を外包する外槽と、この外槽を外枠に弾性的に吊下
げ支持するサスペンションと、外枠上部に設けた半球状
の吊り棒支持部と、前記サスペンションを構成する吊り
棒に取付けられ前記吊り棒支持部に球面摺動する吊り棒
支持台とを有し、前記吊り棒支持部近傍に前記吊り棒支
持台を吊り棒支持部に圧接するように動作するソレノイ
ドを設け、外槽に取付けた加速度センサーの信号を制御
回路で検知し、前記ソレノイドを動作させるものであ
る。
【0011】第三の目的を達成するための本発明の第三
の手段は、底部中央に撹拌翼を設けた脱水槽と、この脱
水槽を外包する外槽と、この外槽を外槽支持部に球面摺
動するスライダを介して外枠に弾性的に吊下げ支持する
サスペンションと、外枠上部に設けた半球状の吊り棒支
持部と、前記サスペンションを構成する吊り棒に取付け
られ前記吊り棒支持部に球面摺動する吊り棒支持台とを
有し、前記外槽支持部の上部にはスライダ抑えを設け、
吊り棒支持部の底部には前記吊り棒支持台を吊り棒支持
部に圧接するように吊り棒支持台抑えを設け、前記スラ
イダ抑えと吊り棒支持台抑えの間に抑えばねを介在させ
たものである。
【0012】第四の目的を達成するための本発明の第四
の手段は、底部中央に撹拌翼を設けた脱水槽と、この脱
水槽を外包する外槽と、この外槽を外槽支持部に球面摺
動するスライダを介して外枠に弾性的に吊下げ支持する
サスペンションと、外枠上部に設けた半球状の吊り棒支
持部と、前記サスペンションを構成する吊り棒に取付け
られ前記吊り棒支持部に球面摺動する吊り棒支持台とを
有し、前記外槽支持部の上部にはスライダ抑えを設け、
吊り棒支持部の底部には前記吊り棒支持台を吊り棒支持
部に圧接するように吊り棒支持台抑えを設け、前記スラ
イダ抑えと吊り棒支持台を操作ソレノイドで接続し、外
槽に取付けた加速度センサーの信号を制御回路で検知
し、前記操作ソレノイドを動作させるものである。
【0013】
【作用】本発明の第一の手段は、吊り棒支持台にフラン
ジ部を設け、フランジ部と前記外枠との間に、吊り棒支
持台を付勢する吊り棒支持台ばねを設けている。このた
め、洗濯物の量が多くしかも水分が残っていて外槽全体
が重くなっている脱水起動時には、吊り棒支持台と吊り
棒支持部はしっかりと圧接して摺動摩擦力も大きくな
り、脱水起動時の横振動は低減される。また、脱水が進
んで外槽が軽くなると、吊り棒支持台ばねによって吊り
棒支持台と吊り棒支持部の圧接が弱まり摺動摩擦力も小
さくなって、定常時には外枠への振動伝達を小さくして
いる。
【0014】本発明の第二の手段は、吊り棒支持台を吊
り棒支持部に圧接するように動作するソレノイドを吊り
棒支持部近傍に設け、外槽に取付けた加速度センサーの
信号を制御回路で検知し、脱水起動時と定常運転時を判
別してこのソレノイドを動作させるものである。このた
め脱水起動時にのみ吊り棒支持台を吊り棒支持部に圧接
させることができ、より効果的に脱水起動時の横振動を
低減している。
【0015】本発明の第三の手段は、外槽支持部の上部
にスライダ抑えを設け、吊り棒支持部の底部には吊り棒
支持台を吊り棒支持部に圧接するように吊り棒支持台抑
えを設け、スライダ抑えと吊り棒支持台抑えの間に抑え
ばねを介在させている。このため、スライダ部と外枠上
部の吊り棒支持部の両方に摺動摩擦力を発生させ、より
効果的に振動を低減するように作用するものである。
【0016】また本発明の第四の手段は、外槽支持部の
上部にスライダ抑えを設け、吊り棒支持部の底部には吊
り棒支持台を吊り棒支持部に圧接するように吊り棒支持
台抑えを設け、スライダ抑えと吊り棒支持台を操作ソレ
ノイドで接続し、外槽に取付けた加速度センサーの信号
を制御回路で検知し、操作ソレノイドを動作させてい
る。このため、脱水起動時と定常運転時とを自動的に判
別し、横振動を大幅に且つ効果的に低減している。
【0017】
【実施例】以下本発明の第一の実施例を図1・図2に基
づいて説明する。脱水時の水を受けるための外槽20の
底部には、動力伝達機構21が固着されている。この動
力伝達機構21は、外槽20の底部に固着されたモータ
22とベルトで連結されている。動力伝達機構21の内
側の撹拌翼軸23には撹拌翼24が固定され、外側の軸
25には外槽20内に位置して脱水槽26が固定されて
いる。従って、脱水槽26の底部中央に前記撹拌翼24
が設けられている。脱水槽26の上部には、流体バラン
サー27が具備されている。また外槽20は、外枠28
の上端よりサスペンション29を介して弾性的に吊り下
げ支持されている。サスペンション29は、吊り棒30
とスライダ31と防振ばね32とばね支持板33より構
成されている。外枠28の上部には、半球状の吊り棒支
持部34が設けられている。吊り棒支持部34の外周に
は、吊り棒支持部34に載置され球面摺動する吊り棒支
持台35の摺動範囲を規制する摺動規制壁36が設けら
れている。
【0018】以下本実施例の動作について説明する。洗
濯工程を終了した段階では、布は脱水槽26内で偏った
状態で分布している。従って外槽20は、次の脱水工程
の起動時にこの布のアンバランスによって大きく横振動
しようとする。これに伴って、外槽20を外枠28に支
持している吊り棒支持台35も吊り棒支持部34上を大
きく摺動しようとする。しかし本実施例では、吊り棒支
持部34に摺動規制壁36を設けている。このため摺動
規制壁36によって、吊り棒支持台35の動きは規制を
受けることになる。従って吊り棒支持台35から吊棒3
0によって支持されている外槽20もその動きが規制さ
れることになる。つまり本実施例によれば、外槽20の
横振動が低減されるものである。
【0019】次に、本発明の第二の実施例について図3
に基づいて説明する。本実施例の全体構成は、前記図1
で説明したものと同様であり説明を省略する。37は吊
り棒支持台35に設けられたフランジ部、38は外枠2
8とフランジ部37の間に取付けた吊り棒支持台ばねで
ある。
【0020】以下本実施例の動作について説明する。フ
ランジ部37と吊り棒支持部34の間に介在させた吊り
棒支持台ばね38は、脱水工程の起動時には以下のよう
に作用する。洗濯工程を終了した直後、換言すれば脱水
工程の起動時においては、洗濯物には水分が多量に残っ
ており、従って外槽20の重量は重くなっている。外槽
20の重量が重くなっているため、吊り棒支持台35は
吊り棒支持部34に強く圧接され、吊り棒支持台ばね3
8は吊り棒支持部34側に押し縮められている。つま
り、吊り棒支持台35と吊り棒支持部34の間の摺動摩
擦力は大きい状態にある。摺動摩擦力が大きいため、吊
り棒支持部34と吊り棒支持台35の摺動が抑制され
る。従って吊り棒支持台ばね38は、脱水起動時におい
ては外槽20の横振動を規制するように作用する。
【0021】また脱水起動後一定時間が経過して、定常
脱水状態に入ると以下のように作用する。つまり洗濯物
の脱水が進んで、水分が脱水されるにしたがって外槽2
0の重量は軽くなる。外槽20の重量が軽くなってくる
につれて、吊り棒支持台ばね38は吊り棒支持台35を
上方へ押上げる。従って、吊り棒支持部34と吊り棒支
持台35の圧接力が弱くなって摺動摩擦力も低下する。
摺動摩擦力が低下するため、吊り棒支持台35の運動は
軽くなり、この結果、外槽20の振動は外枠28には伝
達されにくくなる。つまり吊り棒支持台ばね38は、脱
水定常時においては、脱水振動を外枠28に伝達されに
くくし、外枠28の振動を低減するように作用する。
【0022】次に本発明の第三の実施例について図4・
図5に基づいて説明する。39は吊り棒支持部34近傍
の外枠28に設けたソレノイド、40はソレノイド39
に取付けられ吊り棒支持台35を吊り棒支持部34に圧
接させる圧接板である。41は外槽20に取付られた加
速度センサー、42は加速度センサー41の信号を検知
し、ソレノイド39を動作させる制御回路である。他の
構成は前記本発明の第二の手段の実施例と同様である。
【0023】以下本実施例の動作を説明する。加速度セ
ンサー41は、外槽20の移動加速度を検知している。
制御回路42は、この加速度センサー41の出力が基準
値より大きい間は脱水起動時であり、基準値より小さく
なると脱水定常時であると判断している。つまり、脱水
起動時においては、洗濯工程終了時に生じた布のアンバ
ランスによって、外槽20の運動スピードは速く、加速
度センサー41の出力は大きい。また脱水定常時におい
ては、洗濯物に含まれている水分が脱水されるため、外
槽20の運動スピードは遅くなり加速度センサー41の
出力は低下する。この制御回路42はソレノイド39を
制御しており、ソレノイド39は加速度センサー41の
出力が大きいときに動作するようになっている。つま
り、脱水起動時にはソレノイド39が動作し、圧接板4
0が吊り棒支持部34側に圧接される。このため吊り棒
支持台35は、吊り棒支持台ばね38を押し縮めて吊り
棒支持部34に圧接される。この結果、脱水起動時にお
いては吊り棒支持台35と吊り棒支持部34の間の摺動
摩擦力が大きくなり、吊り棒支持台35の摺動運動が抑
制される。従って外槽20の横振動は一層確実に抑制さ
れる。
【0024】脱水が定常運転に移行すると、制御回路4
2は加速度センサー41の出力が低下したことを検知し
てソレノイド39の動作を停止する。このため吊り棒支
持台ばね38は、吊り棒支持台35を上方へ押上げ、吊
り棒支持部34と吊り棒支持台35の圧接力が弱くなっ
て摺動摩擦力も低下する。その結果、外槽20の振動が
外枠28に伝わりにくくなり、脱水定常時の外枠28の
振動が低減され、これに伴う騒音も低下するものであ
る。
【0025】次に、本発明の第四の実施例について図6
に基づいて説明する。43は吊り棒支持部34の底部に
吊り棒30と摺動自在に設けた吊り棒支持台抑えであ
る。44は外槽支持部45の上に、吊り棒30と摺動自
在に設けたスライダ抑え、また46は吊り棒支持台抑え
43とスライダ抑え44の間に設けた抑えばねである。
【0026】以下本実施例の動作について説明する。本
実施例では外槽支持部45の上部にスライダ抑え44を
設け、吊り棒支持部34の底部には吊り棒支持台35を
吊り棒支持部34に圧接するように吊り棒支持台抑え4
3を設け、スライダ抑え44と吊り棒支持台抑え43の
間に抑えばね46を介在させている。このため、スライ
ダ31と外枠28の上部の吊り棒支持部34の両方に摺
動摩擦力を発生させている。従って、脱水工程の起動時
には摺動摩擦力が増大しているため、より効果的に横振
動を低減するものである。
【0027】次に本発明の第五の実施例について図7・
図8に基づいて説明する。43は吊り棒支持部34の底
部に吊り棒30と摺動自在に設けた吊り棒支持台抑えで
ある。44は外槽支持部45の上に吊り棒30と摺動自
在に設けたスライダ抑えである。また47は吊り棒支持
台抑え43とスライダ抑え44の間に設けた、これらを
接合する操作ソレノイドである。操作ソレノイド47
は、外槽20に設けた加速度センサー41の信号を受け
る制御回路42によって制御されている。制御回路42
は、加速度センサー41の信号から脱水起動時であると
判断した場合は、操作ソレノイド47を、吊り棒支持台
抑え43とスライダ抑え44の間隔を広げるように動作
させる。また脱水定常時であると判断した場合は、逆に
この間隔を狭めるように動作させる。
【0028】以下本実施例の動作について説明する。制
御回路42が加速度センサー41の信号を脱水起動時で
あると判断した場合は、操作ソレノイド47を吊り棒支
持台抑え43とスライダ抑え44の間隔を広げるように
動作させる。従って、吊り棒支持部34と吊り棒支持台
35およびスライダ31と外槽支持部45の間の摺動摩
擦力は増大し、効果的に外槽20の横振動を低減するも
のである。また制御回路42が加速度センサー41の信
号から、脱水が定常運転に移行したと判断した場合は、
操作ソレノイド47を吊り棒支持台押え43とスライダ
押え44の間隔を狭くするように動作させる。つまり、
吊り棒支持部34と吊り棒支持台35およびスライダ3
1と外槽支持部45の間の摺動摩擦力を小さくする。こ
のため、外槽20の振動は外枠28に伝達されにくくな
り、脱水定常時の外枠28の振動は低減される。
【0029】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、吊り棒支持台に
フランジ部を設け、フランジ部と前記外枠との間に吊り
棒支持台を付勢する吊り棒支持台ばねを設けたため、脱
水起動時には摺動摩擦力が大きくなり、脱水起動時の横
振動は低減される。また脱水が進んで定常時には、摺動
摩擦力も小さくなって外枠への脱水振動の伝達を小さく
して、振動ならびに騒音を低減することができるもので
ある。
【0030】本発明の第二の手段は、吊り棒支持部近傍
に吊り棒支持台を吊り棒支持部に圧接するように動作す
るソレノイドを設け、外槽に取付けた加速度センサーの
信号を制御回路で検知し、ソレノイドを動作させ、脱水
起動時と定常運転時を判別し、脱水起動時にのみ吊り棒
支持台を吊り棒支持部に圧接させるようにしたため、よ
り効果的に脱水起動時の横振動を低減できるものであ
る。
【0031】本発明の第三の手段は、外槽支持部の上部
にスライダ抑えを設け、吊り棒支持部の底部には吊り棒
支持台を吊り棒支持部に圧接するように吊り棒支持台抑
えを設け、スライダ抑えと吊り棒支持台抑えの間に抑え
ばねを介在させたため、スライダ部と外枠上部の吊り棒
支持部の両方に摺動摩擦力を発生させ、大幅に振動を低
減することができるものである。
【0032】更に本発明の第四の手段によれば、外槽支
持部の上部にスライダ抑えを設け、吊り棒支持部の底部
には吊り棒支持台を吊り棒支持部に圧接するように吊り
棒支持台抑えを設け、スライダ抑えと吊り棒支持台を操
作ソレノイドで接続し、外槽に取付けた加速度センサー
の信号を制御回路で検知し、操作ソレノイドを動作させ
たため、脱水起動時と定常運転時を自動判別し横振動を
大幅に且つ効果的に低減し、スムーズな起動と静かな定
常運転を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例における自動洗濯機の断
面図
【図2】同自動洗濯機の要部断面図
【図3】本発明の第二の実施例における自動洗濯機の要
部断面図
【図4】本発明の第三の実施例における自動洗濯機の断
面図
【図5】同自動洗濯機の要部断面図
【図6】本発明の第四の実施例における自動洗濯機の要
部断面図
【図7】本発明の第五の実施例における自動洗濯機の断
面図
【図8】同自動洗濯機の要部断面図
【図9】従来の自動洗濯機の断面図
【図10】同自動洗濯機の要部断面図
【符号の説明】
20 外槽 24 撹拌翼 26 脱水槽 28 外枠 30 吊り棒 31 スライダ 32 防振ばね 34 吊り棒支持部 35 吊り棒支持台 36 摺動規制壁 37 フランジ部 38 吊り棒支持台ばね 39 ソレノイド 41 加速度センサー 42 制御回路 43 吊り棒支持台抑え 44 スライダ抑え 45 外槽支持部 46 抑えばね 47 操作ソレノイド

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部中央に撹拌翼を設けた脱水槽と、こ
    の脱水槽を外包する外槽と、この外槽を外枠に弾性的に
    吊下げ支持するサスペンションと、外枠上部に設けた半
    球状の吊り棒支持部と、前記サスペンションを構成する
    吊り棒に取付けられ前記吊り棒支持部に球面摺動する吊
    り棒支持台とを有し、前記吊り棒支持台にはフランジ部
    を設け、フランジ部と前記外枠との間に吊り棒支持台を
    付勢する吊り棒支持台ばねを設けた自動洗濯機。
  2. 【請求項2】 底部中央に撹拌翼を設けた脱水槽と、こ
    の脱水槽を外包する外槽と、この外槽を外枠に弾性的に
    吊下げ支持するサスペンションと、外枠上部に設けた半
    球状の吊り棒支持部と、前記サスペンションを構成する
    吊り棒に取付けられ前記吊り棒支持部に球面摺動する吊
    り棒支持台とを有し、前記吊り棒支持部近傍に前記吊り
    棒支持台を吊り棒支持部に圧接するように動作するソレ
    ノイドを設け、外槽に取付けた加速度センサーの信号を
    制御回路で検知し、前記ソレノイドを動作させる自動洗
    濯機。
  3. 【請求項3】 底部中央に撹拌翼を設けた脱水槽と、こ
    の脱水槽を外包する外槽と、この外槽を外槽支持部に球
    面摺動するスライダを介して外枠に弾性的に吊下げ支持
    するサスペンションと、外枠上部に設けた半球状の吊り
    棒支持部と、前記サスペンションを構成する吊り棒に取
    付けられ前記吊り棒支持部に球面摺動する吊り棒支持台
    とを有し、前記外槽支持部の上部にはスライダ抑えを設
    け、吊り棒支持部の底部には前記吊り棒支持台を吊り棒
    支持部に圧接するように吊り棒支持台抑えを設け、前記
    スライダ抑えと吊り棒支持台抑えの間に抑えばねを介在
    させた自動洗濯機。
  4. 【請求項4】 底部中央に撹拌翼を設けた脱水槽と、こ
    の脱水槽を外包する外槽と、この外槽を外槽支持部に球
    面摺動するスライダを介して外枠に弾性的に吊下げ支持
    するサスペンションと、外枠上部に設けた半球状の吊り
    棒支持部と、前記サスペンションを構成する吊り棒に取
    付けられ前記吊り棒支持部に球面摺動する吊り棒支持台
    とを有し、前記外槽支持部の上部にはスライダ抑えを設
    け、吊り 棒支持部の底部には前記吊り棒支持台を吊り棒
    支持部に圧接するように吊り棒支持台抑えを設け、前記
    スライダ抑えと吊り棒支持台を操作ソレノイドで接続
    し、外槽に取付けた加速度センサーの信号を制御回路で
    検知し、前記操作ソレノイドを動作させる自動洗濯機。
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