JPH0663284A - 自動洗濯機 - Google Patents

自動洗濯機

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Publication number
JPH0663284A
JPH0663284A JP4221058A JP22105892A JPH0663284A JP H0663284 A JPH0663284 A JP H0663284A JP 4221058 A JP4221058 A JP 4221058A JP 22105892 A JP22105892 A JP 22105892A JP H0663284 A JPH0663284 A JP H0663284A
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JP
Japan
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suspension
spring
support plate
bottom plate
spring retainer
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Application number
JP4221058A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinari Matsumoto
俊成 松本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は脱水起動時の振動を大幅に小さくし
スムーズな起動を得ることができ、更にサスペンション
の耐久性も向上させた自動洗濯機を提供することを目的
としている。 【構成】 サスペンション18a〜18dは、吊り棒2
0と、この吊り棒20の下端に取付けられたバネ支持板
23と、前記吊り棒20に挿通されバネ支持板を覆う、
内径がストレートに成型されたバネ抑え21とバネ抑え
21に設けた側壁開口部27と、底部に設けた底板25
と底板開口部28と、対角に位置するサスペンションの
側壁開口部27と底板開口部28をチューブ29で接続
し、チューブ29に圧力センサ30を設け、信号処理回
路で撹拌翼17を微動させる自動洗濯機とするものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭用の自動洗濯機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動洗濯機は図7に示す
ような構造になっている。すなわち、脱水時の水を受け
るための外槽1の下部に減速機2が固着されており、こ
の減速機2は外槽1の下部に固着されたモータ3とベル
トで連結されている。減速機2の駆動軸は二重構造にな
っており、外側の軸には、外槽1内部に位置し、脱水槽
を兼ねた洗濯槽4が固定されている。内側の軸には、洗
濯槽4内部に位置した撹拌翼5が固定されている。外槽
1はサスペンション6を介して洗濯機本体7の四隅から
防振支持されている。サスペンション6は図8に示すよ
うに、吊り棒8とバネ抑え9と、つるまきバネ10及び
可撓性のバネ支持円板11と、バネ支持円板11に装着
され変態温度以上の高温になると縮径してバネ支持円板
11の外周を縮小させて、前記円筒状バネ抑え9との摩
擦が小さくなるように機能する形状記憶合金リング12
とにより構成されている。バネ支持円板11は、円筒状
バネ抑え9の下端内周に摺動可能に嵌合している。円筒
状バネ抑え9は、前記外槽1に装着されている。
【0003】以上のような構成で、給水・洗濯・排水・
遠心脱水を自動的に行うもので、脱水時の振動を低減す
るために以下のような工夫を凝らしているものである。
【0004】脱水槽4を回転させて遠心脱水を実行する
と、洗濯衣類に片寄りが生じ、布アンバランスWが原因
して大きな振動が発生する。特に起動時、共振点通過時
にはこの振動振幅は最大となる。この共振の振動を抑え
るため、バネ抑え9とバネ支持円板11とを摩擦摺動さ
せる構成として振動を減衰させている。この摩擦減衰量
を大きくすると共振点での振幅は小さくなるが、振動は
洗濯機本体7に伝わりやすくなり、振動音や摺動音等の
騒音は大きくなる。逆に摩擦減衰量が小さいと騒音は小
さくなるが、共振点での振幅が大きくなる。そこで、脱
水行程に入って脱水槽4が回転を始めて共振点を通過す
るまでは、円筒状バネ抑え9とバネ支持円板11との摩
擦によって充分な減衰量を得、次に回転数が共振点を通
過した後は形状記憶合金リング12を縮径させて摩擦力
を小さくしている。こうして、共振点を通過した後の騒
音を小さく抑えるようにしている。この形状記憶合金リ
ング12の縮径は、摩擦熱を利用して所定の温度に達し
たときに記憶された形状に変形させているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成のものは、以下のような課題を有している。第
一は、形状記憶合金リング12が動作するまでの間は摩
擦力が大きく、摺動音等による騒音が大きいことであ
る。また第二に、形状記憶合金リング12はその動作に
摩擦熱を利用しているため動作が不安定なものであると
いうことである。また第三に、円筒状バネ抑え9やバネ
支持円板11の耐久性が悪いということである。
【0006】そこで本発明は、前記従来の構成が有して
いた課題を解決するものであり、脱水時の振動を小さく
すると共に、部品の耐久性を向上させた自動洗濯機を得
ることを第一の目的とするものである。
【0007】また前記第一の目的に関連して、異常振動
を生ずるまでに装置を停止することが出来る安全な自動
洗濯機を得ることを第二の目的としている。
【0008】また、限界を越えたアンバランスが発生し
た場合は、モータを停止し安全に再脱水させることので
きる自動洗濯機を得ることを第三の目的とするものであ
る。
【0009】更に、前記各目的に関連して、洗濯物の重
量を正確に検知する自動洗濯機を得ることを第四の目的
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、脱水槽を兼ねた洗濯槽の外
側に位置して脱水時の水を受ける外槽と、この外槽を洗
濯機本体の四隅から弾性支持するサスペンションとを備
え、前記各サスペンションは、吊り棒と、この吊り棒の
下端に取付けられたバネ支持板と、前記吊り棒に挿通さ
れバネ支持板を覆う、内径がストレートに成型されたバ
ネ抑えと、バネ抑えの底部に設けた底板と、バネ支持板
とバネ抑えとの間に介装された圧縮バネとで構成し、対
角に位置するサスペンションのバネ抑えの側壁に設けた
側壁開口部と相手側のサスペンションの底板に設けた底
板開口部同士をチューブで接続し、前記チューブに圧力
センサを設け、この圧力センサの出力信号を処理する信
号処理回路により撹拌翼を微動させる自動洗濯機とする
ものである。
【0011】第二の目的を達成するための本発明の第二
の手段は、脱水槽を兼ねた洗濯槽の外側に位置して脱水
時の水を受ける外槽と、この外槽を洗濯機本体の四隅か
らから弾性支持するサスペンションとを備え、前記各サ
スペンションは、吊り棒と、この吊り棒の下端に取付け
られたバネ支持板と、前記吊り棒に挿通されバネ支持板
を覆う、内径がストレートに成型されたバネ抑えと、バ
ネ抑えの底部に設けた底板と、バネ支持板とバネ抑えと
の間に介装された圧縮バネとで構成し、対角に位置する
サスペンションのバネ抑えの側壁に設けた側壁開口部と
相手側のサスペンションの底板に設けた底板開口部同士
をチューブで接続し、前記チューブに圧力センサを設
け、この圧力センサの出力信号を処理する信号処理回路
によりモータを制御する自動洗濯機とするものである。
【0012】第三の目的を達成するための本発明の第三
の手段は、脱水槽を兼ねた洗濯槽の外側に位置して脱水
時の水を受ける外槽と、この外槽を洗濯機本体の四隅か
らから弾性支持するサスペンションとを備え、前記各サ
スペンションは、吊り棒と、この吊り棒の下端に取付け
られたバネ支持板と、前記吊り棒に挿通されバネ支持板
を覆う、内径がストレートに成型されたバネ抑えと、バ
ネ抑えの底部に設けた底板と、バネ支持板とバネ抑えと
の間に介装された圧縮バネとで構成し、対角に位置する
サスペンションのバネ抑えの側壁に設けた側壁開口部と
相手側のサスペンションの底板に設けた底板開口部同士
をチューブで接続し、前記チューブに圧力センサと排出
弁を設け、圧力センサの出力信号を処理する信号処理回
路により排出弁を制御する自動洗濯機とするものであ
る。
【0013】第四の目的を達成するための本発明の第四
の手段は、脱水槽を兼ねた洗濯槽の外側に位置して脱水
時の水を受ける外槽と、この外槽を洗濯機本体の四隅か
らから弾性支持するサスペンションとを備え、前記各サ
スペンションは、吊り棒と、この吊り棒の下端に取付け
られたバネ支持板と、前記吊り棒に挿通されバネ支持板
を覆う、内径がストレートに成型されたバネ抑えと、バ
ネ抑えの底部に設けた底板と、バネ支持板とバネ抑えと
の間に介装された圧縮バネとで構成し、対角に位置する
サスペンションのバネ抑えの側壁に設けた側壁開口部と
相手側のサスペンションの底板に設けた底板開口部同士
をチューブで接続し、前記チューブに圧力センサと排出
弁と切換え弁を設け、洗濯前に切換え弁を閉じて圧力セ
ンサの信号処理回路により洗濯物の重量を検出する自動
洗濯機とするものである。
【0014】
【作用】本発明の第一の手段は、脱水行程に入ったとき
に洗濯物の片寄りによる布アンバランスを検知して、こ
のアンバランスが最小となる位置に撹拌翼を微動させる
よう作用するものである。こうして、脱水時の振動・騒
音を小さく抑えることができるものである。またバネ支
持板とバネ抑えとの摩擦力は、従来よりも小さくなり、
耐久性も向上する。
【0015】また本発明の第二の手段は、前記本発明の
第一の手段による作用に加え、脱水槽が回転を始めて洗
濯物のバランスが崩れる場合には、モータを停止して、
異常振動を生ずるまでに装置を停止することが出来る安
全な自動洗濯機を得るよう作用するものである。
【0016】本発明の第三の手段は、脱水起動時にダン
パ力が強すぎて異常振動が発生する場合は、排出弁を開
いて空気を逃がしダンパ力を適正なものとし、また定常
時においては、排出弁を開いたままにしてダンパ力を無
くし、外槽の振動が本体に伝わりにくくするよう作用す
るものである。
【0017】また本発明の第四の手段は、各圧力センサ
の出力変動を利用して正確に洗濯物の重量を検出するよ
う作用するものである。
【0018】
【実施例】以下、本発明の第一の手段の実施例を図1・
図2にもとづいて説明する。脱水槽を兼ねた洗濯槽16
の外側に位置して、脱水時の水を受けるための外槽13
が設けられている。外槽13の下部には、減速機14が
固着されている。この減速機14は、外槽13の下部に
固着されたモータ15とベルトで連結されている。減速
機14の駆動軸は二重構造になっており、外側の軸に
は、外槽13内部に位置し脱水槽を兼ねた洗濯槽16が
固定されている。内側の軸には、洗濯槽16内部に位置
した撹拌翼17が固定されている。また外槽13は、洗
濯機本体19の四隅からサスペンション18a〜18d
を介して防振支持されている。
【0019】このサスペンション18a〜18dは、そ
れぞれ図2に示す構成となっている。つまり、吊り棒2
0・円筒状のバネ抑え21・圧縮バネ22及びバネ支持
板23と、バネ抑え21の底部に空気室24を形成する
底板25とから構成されている。バネ抑え21の内壁
は、図ではわずかにテーパ状となっているが実際には先
端部と奥行き部の内径DとD1の関係がD=D1となるよ
うにストレートに成型されている。従って、前記バネ支
持板23との間の摩擦力は小さくなっている。バネ支持
板23の上部とバネ抑え21で構成される空気室26に
は、側壁開口部27を設けている。また、底板24には
底板開口部28を設けている。洗濯機本体19の四隅に
配設されているサスペンション18a〜18dは、対角
に位置する側壁開口部27と底板開口部28同士がチュ
ーブ29で接続されている。また、チューブ29には、
圧力センサ30が取付けられている。31は圧力センサ
30の出力信号を処理して撹拌翼17を微動させる信号
処理回路である。
【0020】以下本実施例の動作を説明する。洗濯行程
が終了して排水が完了すると、圧力センサ30が作動し
てチューブ29の圧力を検知する。この複数の圧力セン
サ30の検知圧力は、洗濯物が一様に洗濯槽16内に分
布していて片寄りが無い時は、原理的には出力差は0で
ある。洗濯行程の実行によって衣洗濯物の分布が片寄っ
て、これによって布アンバランスWが生じた場合、バネ
支持板23の摺動によって空気室24あるいは26内の
圧力が上昇または減少し、各圧力センサ30の出力に差
が発生する。本実施例では、このような各圧力センサ3
0の検知圧力に差が生じた場合は、信号処理回路31が
作用して撹拌翼17を微動させている。この微動は、各
圧力センサ30の検知圧力の差が最小になる位置まで行
っている。こうして洗濯物の分布による布アンバランス
Wが補正された状態で、脱水行程を実行するものであ
る。
【0021】従って本実施例によれば、洗濯槽16が回
転する脱水行程中において、衣類などの片寄りによって
生じる布アンバランスが小さいので、振動ならびに騒音
が低減されるものである。
【0022】次に本発明の第二の手段の実施例を図3に
基づいて説明する。32は脱水行程中に衣類などの片寄
りによって布アンバランスWが生じた場合、圧力センサ
30の出力の上昇を検知してモータ15を停止する機能
も持っている信号処理回路である。その他の構成は第一
の実施例と同様である。
【0023】以下本実施例の動作を説明する。前記実施
例と同様に洗濯物の片寄りを補正して、脱水行程に入っ
たとする。この脱水行程中に、再び洗濯物の片寄り等に
よる布アンバランスWが再び発生したとする。この場
合、バネ支持板23は大きく摺動して空気室24あるい
は26内の圧力が再び上昇または減少する。従って、各
圧力センサ30の出力に再び差が発生する。本実施例で
は、この差は再び信号処理回路32によって検出され、
モータ15を停止するものである。
【0024】従って本実施例によれば、外槽13が異常
振動を生ずる前に装置を停止させることが出来、安全な
自動洗濯機を実現できるものである。
【0025】次に本発明の第三の手段の実施例について
図4・図5に基づいて説明する。33はチューブ29に
設けた排出弁である。34は圧力センサ30の出力信号
により排出弁33を制御する信号処理回路である。他の
構成は前記実施例と同様である。
【0026】以下本実施例の動作を説明する。洗濯槽1
6が回転する脱水行程中において、洗濯物などの分布の
片寄りによって布アンバランスWが生じると、外槽13
と洗濯槽16は激しく振動する。特に起動時・共振点通
過時は、この振動は特に大きいものである。この場合、
対角に位置したサスペンション18aと18cならびに
18bと18dのバネ抑え21は、相互に上下振動する
振幅が最大となる。このときのバネ支持板23の摺動量
は非常に大きくなって、サスペンション18cの空気室
26の空間が小さくなり、中の空気はチューブ29を通
ってサスペンション18aの空気室24に流れ込む。こ
うして空気室24の体積は大きくなって、バネ支持板2
3の摺動は抑えられる。この結果、外槽13にはダンパ
力が作用して、この振動を減衰させることができるもの
である。しかしながら、このダンパ力が強すぎた場合
は、外槽13が異常振動を起こすものである。
【0027】本実施例は、この異常振動の発生を防止す
るもので、各圧力センサ30の出力が基準より大きい場
合は、信号処理回路34が作用して排出弁33を開ける
ものである。排出弁33が開けられると、バネ支持板2
3の摺動によって送り出された空気は、排出弁33から
系外に送り出されて、空気室24ならびに空気室26の
圧力は適正に保つことが出来るものである。
【0028】つまり本実施例によれば、ダンパ力を常に
適正に保持でき、脱水行程をスムーズに起動できるもの
である。
【0029】次に、本発明の第四の手段の実施例を図6
に基づいて説明する。35はチューブ29に設けた切換
え弁で、切換え弁35が操作されるとチューブ29を流
通する空気が圧力センサ30に送られるようになってい
る。36は各圧力センサ30の出力を処理して重量に変
換する信号処理回路である。他の構成は前記実施例と同
様である。
【0030】以下本実施例の動作を説明する。洗濯行程
に入る前に、切換え弁35を閉じておいて装置をスター
トすると、バネ支持板23は洗濯物の重量に応じて摺動
する。このため、チューブ29を流通する空気は洗濯物
の重量に応じた量となる。従って各圧力センサ30の出
力変動は、洗濯物の重量に応じたものとなる。この各圧
力センサ30からの信号を受けた信号処理回路36は、
この情報を受けて洗濯物の量を重量に変換し、正確に洗
濯物の重量を検出するものである。
【0031】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、脱水槽を兼ねた
洗濯槽の外側に位置して脱水時の水を受ける外槽と、こ
の外槽を洗濯機本体の四隅から弾性支持するサスペンシ
ョンとを備え、前記各サスペンションは、吊り棒と、こ
の吊り棒の下端に取付けられたバネ支持板と、前記吊り
棒に挿通されバネ支持板を覆う、内径がストレートに成
型されたバネ抑えと、バネ抑えの底部に設けた底板と、
バネ支持板とバネ抑えとの間に介装された圧縮バネとで
構成し、対角に位置するサスペンションのバネ抑えの側
壁に設けた側壁開口部と相手側のサスペンションの底板
に設けた底板開口部同士をチューブで接続し、前記チュ
ーブに圧力センサを設け、この圧力センサの信号処理回
路により撹拌翼を微動させる構成として、脱水時の振動
が小さく、部品の耐久性を向上させた自動洗濯機を実現
するものである。
【0032】本発明の第二の手段は、脱水槽を兼ねた洗
濯槽の外側に位置して脱水時の水を受ける外槽と、この
外槽を洗濯機本体の四隅からから弾性支持するサスペン
ションとを備え、前記各サスペンションは、吊り棒と、
この吊り棒の下端に取付けられたバネ支持板と、前記吊
り棒に挿通されバネ支持板を覆う、内径がストレートに
成型されたバネ抑えと、バネ抑えの底部に設けた底板
と、バネ支持板とバネ抑えとの間に介装された圧縮バネ
とで構成し、対角に位置するサスペンションのバネ抑え
の側壁に設けた側壁開口部と相手側のサスペンションの
底板に設けた底板開口部同士をチューブで接続し、前記
チューブに圧力センサを設け、前記圧力センサの信号処
理回路によりモータを制御する構成として、特に異常振
動を生ずるまでに装置を停止することが出来る安全な自
動洗濯機を得ることが出来るものである。
【0033】本発明の第三の手段は、脱水槽を兼ねた洗
濯槽の外側に位置して脱水時の水を受ける外槽と、この
外槽を洗濯機本体の四隅からから弾性支持するサスペン
ションとを備え、前記各サスペンションは、吊り棒と、
この吊り棒の下端に取付けられたバネ支持板と、前記吊
り棒に挿通されバネ支持板を覆う、内径がストレートに
成型されたバネ抑えと、バネ抑えの底部に設けた底板
と、バネ支持板とバネ抑えとの間に介装された圧縮バネ
とで構成し、対角に位置するサスペンションのバネ抑え
の側壁に設けた側壁開口部と相手側のサスペンションの
底板に設けた底板開口部同士をチューブで接続し、前記
チューブに圧力センサと排出弁を設け、前記圧力センサ
の信号処理回路により排出弁を制御する構成として、洗
濯物の片寄り量に関係なくスムーズに脱水を起動できる
自動洗濯機を得ることが出来るものである。
【0034】本発明の第四の手段は、脱水槽を兼ねた洗
濯槽の外側に位置して脱水時の水を受ける外槽と、この
外槽を洗濯機本体の四隅からから弾性支持するサスペン
ションとを備え、前記各サスペンションは、吊り棒と、
この吊り棒の下端に取付けられたバネ支持板と、前記吊
り棒に挿通されバネ支持板を覆う、内径がストレートに
成型されたバネ抑えと、バネ抑えの底部に設けた底板
と、バネ支持板とバネ抑えとの間に介装された圧縮バネ
とで構成し、対角に位置するサスペンションのバネ抑え
の側壁に設けた側壁開口部と相手側のサスペンションの
底板に設けた底板開口部同士をチューブで接続し、前記
チューブに圧力センサと切換え弁を設け、洗濯前に切換
え弁を閉じて圧力センサの信号処理回路により洗濯物の
重量を検出する構成として、簡単な構成で正確に洗濯物
の重量を検出することができる自動洗濯機を得ることが
出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の手段の実施例を示す自動洗濯機
の断面図
【図2】同サスペンションの断面図
【図3】本発明の第二の手段の実施例を示す自動洗濯機
の断面図
【図4】本発明の第三の手段の実施例を示す自動洗濯機
の断面図
【図5】同サスペンション間の接続を示す断面図
【図6】本発明の第四の手段の実施例を示す自動洗濯機
の断面図
【図7】従来の自動洗濯機を示す断面図
【図8】同サスペンションの断面図
【符号の説明】
13 外槽 15 モータ 16 洗濯槽 17 撹拌翼 18a・18b・18c・18d サスペンション 19 洗濯機本体 20 吊り棒 21 バネ抑え 22 圧縮バネ 23 バネ支持板 25 底板 27 側壁開口部 28 底板開口部 29 チューブ 30 圧力センサ 31・32・34・36 信号処理回路 33 排出弁 35 切換え弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱水槽を兼ねた洗濯槽の外側に位置して
    脱水時の水を受ける外槽と、この外槽を洗濯機本体の四
    隅から弾性支持するサスペンションとを備え、前記各サ
    スペンションは、吊り棒と、この吊り棒の下端に取付け
    られたバネ支持板と、前記吊り棒に挿通されバネ支持板
    を覆う、内径がストレートに成型されたバネ抑えと、バ
    ネ抑えの底部に設けた底板と、バネ支持板とバネ抑えと
    の間に介装された圧縮バネとで構成し、対角に位置する
    サスペンションのバネ抑えの側壁に設けた側壁開口部と
    相手側のサスペンションの底板に設けた底板開口部同士
    をチューブで接続し、前記チューブに圧力センサを設
    け、この圧力センサの出力信号を処理する信号処理回路
    により撹拌翼を微動させる自動洗濯機。
  2. 【請求項2】 脱水槽を兼ねた洗濯槽の外側に位置して
    脱水時の水を受ける外槽と、この外槽を洗濯機本体の四
    隅からから弾性支持するサスペンションとを備え、前記
    各サスペンションは、吊り棒と、この吊り棒の下端に取
    付けられたバネ支持板と、前記吊り棒に挿通されバネ支
    持板を覆う、内径がストレートに成型されたバネ抑え
    と、バネ抑えの底部に設けた底板と、バネ支持板とバネ
    抑えとの間に介装された圧縮バネとで構成し、対角に位
    置するサスペンションのバネ抑えの側壁に設けた側壁開
    口部と相手側のサスペンションの底板に設けた底板開口
    部同士をチューブで接続し、前記チューブに圧力センサ
    を設け、この圧力センサの出力信号を処理する信号処理
    回路によりモータを制御する自動洗濯機。
  3. 【請求項3】 脱水槽を兼ねた洗濯槽の外側に位置して
    脱水時の水を受ける外槽と、この外槽を洗濯機本体の四
    隅からから弾性支持するサスペンションとを備え、前記
    各サスペンションは、吊り棒と、この吊り棒の下端に取
    付けられたバネ支持板と、前記吊り棒に挿通されバネ支
    持板を覆う、内径がストレートに成型されたバネ抑え
    と、バネ抑えの底部に設けた底板と、バネ支持板とバネ
    抑えとの間に介装された圧縮バネとで構成し、対角に位
    置するサスペンションのバネ抑えの側壁に設けた側壁開
    口部と相手側のサスペンションの底板に設けた底板開口
    部同士をチューブで接続し、前記チューブに圧力センサ
    と排出弁を設け、圧力センサの出力信号を処理する信号
    処理回路により排出弁を制御する自動洗濯機。
  4. 【請求項4】 脱水槽を兼ねた洗濯槽の外側に位置して
    脱水時の水を受ける外槽と、この外槽を洗濯機本体の四
    隅からから弾性支持するサスペンションとを備え、前記
    各サスペンションは、吊り棒と、この吊り棒の下端に取
    付けられたバネ支持板と、前記吊り棒に挿通されバネ支
    持板を覆う、内径がストレートに成型されたバネ抑え
    と、バネ抑えの底部に設けた底板と、バネ支持板とバネ
    抑えとの間に介装された圧縮バネとで構成し、対角に位
    置するサスペンションのバネ抑えの側壁に設けた側壁開
    口部と相手側のサスペンションの底板に設けた底板開口
    部同士をチューブで接続し、前記チューブに圧力センサ
    と切換え弁を設け、洗濯前に切換え弁を閉じて圧力セン
    サの信号処理回路により洗濯物の重量を検出する自動洗
    濯機。
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