JPH09253385A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機

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JPH09253385A
JPH09253385A JP8061120A JP6112096A JPH09253385A JP H09253385 A JPH09253385 A JP H09253385A JP 8061120 A JP8061120 A JP 8061120A JP 6112096 A JP6112096 A JP 6112096A JP H09253385 A JPH09253385 A JP H09253385A
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JP
Japan
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washing machine
type washing
supporting device
drum type
tank
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Application number
JP8061120A
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English (en)
Inventor
Fumiyoshi Yamazaki
文誉 山崎
Masumi Ito
眞純 伊藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱水行程時の低振動化を図る。 【解決手段】 外箱1内に、外槽7と、外槽7内に配置
され、水平軸心Xを中心として回転自在に支持された内
槽9と、内槽9の脱水回転に対し内槽9外周が上向きの
速度V1を持つ側と、下向きの速度V2を持つ側の左右
に取付けられた外槽支持装置11,12とを備え、一方
の外槽支持装置11に、大きな減衰力を有する低減手段
を設け、低減手段により上下方向の振動と、左右方向の
振動を小さく抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、低振動化を図っ
たドラム式洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ドラム式洗濯機にあっては、図
11に示す如く支脚部101,102によって床面10
3に設置された外箱105内に、外槽107と、外槽1
07内に配置され水平軸心を中心として回転自在に支持
された洗い兼脱水ドラムとなる内槽109と、前記外槽
107を支持する外槽支持装置111,112と、乾燥
ユニット113とを備え、洗濯からすすぎ、乾燥まで行
なわれる構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ドラム式洗濯機にあっ
ては、水平軸心を中心として内槽109が回転する所か
ら、振動が大きいことが知られている。特に、脱水行程
時において、起動、定常、停止のなかで、起動時、停止
時には必ず共振点を通過するため、内槽109の振動は
定常時より大きくなる。この時、布のアンバランスが大
きい条件が加わると、内槽109の振動はさらに拡大さ
れる。
【0004】この様な脱水行程の起動時、停止時に発生
する洗濯機本体の振動は、外槽を支持するサスペンショ
ン装置だけでは抑制しきれない問題があった。
【0005】この様な問題を解決するために、従来のド
ラム式洗濯機においては、本体そのものをコンクリート
壁で作るなどして製品自体の重量を重くすることにより
解決していた。
【0006】しかしながら、この様な構成では、製品の
輸送性或いは、据え付け作業が大変である、コストの面
からも高価になる、また、強固な製品の据え付け床面が
要求されるなどの欠点がある。
【0007】本発明は、上記欠点に鑑み為されたもの
で、全体重量を軽量化することにより上記欠点を解決す
るものである。
【0008】即ち、図12は、図11の従来のドラム洗
濯機を軽量化したときの起動時、停止時の振動条件を示
すものである。即ち、図12は、通常回転を600rp
mとしたドラム洗濯機を停止しようとしたときのドラム
の外槽支持装置111,112の振動状態の挙動特性を
示している。その挙動において、ドラムが停止する前の
時間t1からt2のタイミングで脱水回転方向が時計方
向(実線矢印)の時には、内槽109の外周が上向きの
速度V1を持つ側に取り付けられた図面左側の外槽支持
装置112の振動が、反対側となる下向きの速度V2を
持つ側に取り付けられた図面右側の外槽支持装置111
に対し、水平方向、xLに対しxRが大きく、また垂直
方向、yLに対しyRが小さくなる傾向があることが理
解できる。このときのドラムの回転数は約300rpm
前後であった。その時間を除いたときの左右の支持装置
での水平方向、垂直方向の振動条件に違いは認められな
い。
【0009】この事から明らかなように、上記左右支持
装置に発生する振動振幅がアンバランスになる状態を回
避し吸収することが可能であるならば、ドラム洗濯機の
軽量化は可能となることが分かる。
【0010】本発明は、本発明者等の基礎実験から明ら
かになった上記ドラム洗濯機の軽量化に伴う特有の振動
条件の発見に基づきなされたもので、低振動化を図った
ドラム式洗濯機を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、外箱内に、外槽と、外槽内に配置さ
れ、水平軸心を中心として回転自在に支持された内槽
と、内槽の脱水回転に対し内槽外周が上向きの速度を持
つ側と、下向きの速度を持つ側の左右外槽に取付けられ
た外槽支持装置とを備え、一方の外槽支持装置に、内槽
の脱水回転方向に対して上向きの速度を持つ側の振動
が、他方の外槽支持装置に対して上下方向は大きく、左
右方向は小さくなる共振振動を低減する低減手段を有す
る。
【0012】外槽支持装置としては、外箱内に取付けら
れたシリンダと、シリンダ内を上下動するピストンから
延長され外槽に取付けられたピストンロッドとから成る
減衰器構造がある。あるいは、外箱内に取付けられたシ
リンダと、シリンダ内を上下動するピストンから延長さ
れ外槽に取付けられたピストンロッドと、ピストンを上
方へ付勢するばねとから成るサスペンション構造があ
る。
【0013】また、好ましい実施形態として、内槽の脱
水回転方向に対して上向きの速度を持つ側に取付けられ
た外槽支持装置の低減手段の1つに、大きな減衰力を持
たせるようにする。
【0014】大きな減衰力を持たせる手段として、シリ
ンダとピストンとの摩擦力を大とする。
【0015】あるいは、シリンダに対するピストンの動
き量を空気の出入りによる粘性減衰を大とする。
【0016】あるいは、内槽の脱水回転方向に対して上
向きの速度を持つ側の外槽支持装置を取付けるゴムの内
部減衰より、反対の下向きの速度を持つ側の外槽支持装
置を取付けるゴムの内部減衰を大とする。
【0017】あるいは、内槽の脱水回転方向に対して上
向きの速度を持つ側の外槽支持装置の起立した取付角度
を、反対側となる下向きの速度を持つ側の外槽支持装置
の取付角度に対して大とする。
【0018】あるいは、内槽の脱水回転方向に対して、
上向きの速度を持つ側に重心を設定する。
【0019】重心の設定方法としては、内槽を回転させ
る駆動モータの取付位置により行なう場合、あるいは、
内槽内へ乾燥風を送り込む乾燥ユニットの取付位置によ
り行なう場合、あるいは、外槽を左右のばねで支持する
と共に、その左右のばね長により行なう場合、あるい
は、外槽を左右のばねで支持すると共に、その左右のば
ねの取付位置で行なう場合がある。
【0020】かかるドラム式洗濯機において、脱水行程
時の起動時と停止時に共振点を通過するようになるが、
この時、例えば、内槽の脱水回転方向に対して上向きの
速度を持つ側に取付けられた外槽支持装置は、低減手段
により振動が小さく抑えられる。また、左右方向の振動
は、ゴムの内部減衰により小さく抑えられる。したがっ
て、振動による移動が抑えられるため、製品全体の軽量
化が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5の図面を参照
しながらこの発明の実施形態を具体的に説明する。
【0022】図1において、1は洗濯機本体となる外箱
を示しており、底部には、床面3に設置する支脚部5が
設けられている。外箱1内には、洗い槽となる外槽7
と、洗い兼脱水ドラムとなる内槽9と、乾燥風が流れる
乾燥風循環通路10が配置されている。
【0023】外槽7は、底部側に配置され、内槽9の脱
水回転方向に対して上向きの速度V1を持つ側と、下向
きの速度V2を持つ側にそれぞれ取付けられた左右の外
槽支持装置11,12と、上部側に配置された左右の外
槽支持装置15,15とにより支持されている。
【0024】上部側に配置された左右の外槽支持装置1
5,15はコイル状のばね17,17となっていて、ば
ねの一方は外箱1に、内方は外槽7にそれぞれ取付けら
れている。
【0025】底部側に配置された左右の外槽支持装置1
1,12は、図3に示す如く外箱1内に弾性変形可能な
ゴム19を介して取付けられたシリンダ21と、空気出
入り孔22によりシリンダ21に対して上下に摺動可能
なピストン23と、ピストン23から延長され、外槽7
の取付ブラケット25に弾性変形可能なゴム27を介し
て取付けられたピストンロッド29とから成る減衰器構
造となっている。
【0026】下向きの速度V2を持つ側に取付けられた
左側の外槽支持装置12側のゴム19,27の内部減衰
は、反対の上向きの速度V1を持つ側の外槽支持装置1
1側のゴム19,27の内部減衰より大に設定される材
質のものが採用されている。また、上向きの速度V1を
持つ側に取付けられた右側の外槽支持装置11のシリン
ダ21とピストン23との摺動摩擦力μ1に、左側の外
槽支持装置12のシリンダ21とピストン23との摺動
摩擦力μ2に対して大きく(μ1>μ2)設定され、右
側の外槽支持装置11は大きな減衰力が確保されるよう
になっている。
【0027】摺動摩擦力μ1の大きさは、シリンダ21
とピストン23との嵌め合いや接触面積等の条件により
決定される。
【0028】この場合、大きな減衰力を確保する手段
に、前記した摺動摩擦力に特定されることなく、例え
ば、シリンダ21に対するピストン23の動き量を、空
気の出入りによる粘性減衰により制御するようにしても
よい。具体的には、例えば図4に示す如く、上向きの速
度V1を持つ側に取付けられた外槽支持装置11のピス
トン21に一つの空気出入り孔31を設け、下向きの速
度V2を持つ側に取付けられた外槽支持装置12のピス
トン23に複数の空気出入り孔33を設けるようにした
り、又は、空気出入り孔31,33の孔径をかえること
で、各空気出入り孔31,33を通過する通過時の抵抗
により、ピストン23の動き量を制限し、右側の外槽支
持装置11側に上下方向の大きな減衰力が得られるよう
にしてもよい。
【0029】あるいは、図5に示す如く、シリンダ35
とシリンダ35内を空気出入り孔37により上下動する
ピストン37から延長されたピストンロッド39と、ピ
ストン39を上方へ付勢するばね41とから成るサスペ
ンション構造とし、シリンダ35とピストン37とを、
前記した図3及び図4に示すごとく、摺動摩擦力及び粘
性減衰により制御する関係に設定することも可能であ
る。
【0030】外槽支持装置11,12をサスペンション
構造とする前記実施形態の場合には、図示していないが
外槽7を、右側2本、左側2本の4本で支持し、上方の
ばねは省略される支持構造となる。
【0031】一方、外槽7の上方には給水弁43が、底
部には排水弁45がそれぞれ設けられ、給水弁43を開
けることで洗濯水の給水が可能となり、排水弁45を開
けることで洗濯水の排水が可能となっている。
【0032】内槽9は、外周面となる周囲板に多数の貫
通孔47が設けられると共に水平軸心Xとなるドラム軸
49に回転自在に軸架され、外箱1の正面パネルに設け
られた開閉扉51を開くことで、洗濯物の出し入れが行
なえるようになっている。
【0033】ドラム軸49には、駆動プーリ53が設け
られると共に、駆動プーリ53は駆動モータ55のモー
タプーリ57とに伝達ベルト59が掛回され、伝達ベル
ト59を介して駆動モータ55からの回転動力が与えら
れるようになっている。
【0034】駆動モータ55は、外槽7の底部側に固定
セットされ、各制御スイッチ61のオン・オフにより制
御部63からの指令に基づいて回転制御されるようにな
っている。
【0035】乾燥風循環通路10は、ダクトにより形成
され、内部には、送風機65、除湿器67、ヒータ69
が組込まれている。乾燥風循環通路11の一方は内槽9
の乾燥風出口71と連通している。また、他方は内槽9
の乾燥風取入口73と連通している。
【0036】送風機65は、ファンに駆動モータMから
の回転動力が与えられることで、矢印の如く乾燥風が強
制的に流れるようになる。
【0037】このように構成されたドラム式洗濯機によ
れば、駆動モータ55から内槽9に回転動力が与えられ
ることで、洗濯、すすぎ、乾燥までの一連の行程が行な
えるようになる。この場合、洗濯とすすぎ、すすぎと乾
燥との間に脱水行程が入るようになるが、脱水の起動時
及び停止時に共振点を通過する。この時に、内槽9の脱
水回転方向に対して上向きの速度V1を持つ側に、上下
方向の大きな振動が、また、下向きの速度V2を持つ側
に左右方向の大きな振動が発生するが、この時、上下方
向の振動は、右側の外槽支持装置11の大きな減衰力に
よって急速に抑えられ小さくなる。また、左右方向の振
動は、左側の外槽支持装置12に設けられたゴム19,
27の大きな内部減衰により、小さく抑えられる。
【0038】したがって、振動による振動移動が抑えら
れるため、製品全体の軽量化が可能となる。
【0039】図6は、上下、左右方向の振動を小さく抑
えるようにした別の実施形態を示したものである。
【0040】即ち、内槽9の脱水回転方向に対し、内槽
9外周が上向きの速度V1を持つ側に取付けられた右側
の外槽支持装置11の起立した取付角度θ1を、下向き
の速度V2を持つ側に取付けられた左側の外槽支持装置
12の取付角度θ2より大きく(θ1>θ2)に設定す
るものである。
【0041】なお、他の構成要素は、前記図1の実施形
態と同一のため同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0042】したがって、この実施形態によれば、内槽
9の脱水回転方向に対し内槽9の外周が上向きに速度V
1を持つ側の振動が、反対側となる下向きに速度V2を
持つ側の振動に対し上下方向は大きく、左右方向は小さ
くなる共振に対し、上下方向の振動が大きい側の外槽支
持装置11は鉛直方向に近く、他方の外槽支持装置12
は水平方向に近いため外槽7の振動に対してピストン2
3が移動しやすく、また移動量も大きくとることができ
る。この結果、内槽9の脱水回転方向に対し内槽9の外
周が上向きに速度V1を持つ側の振動が、他方に対し上
下方向は大きく、左右方向は小さくなる共振に対し、2
つの外槽支持装置11,12を有効的に作用させること
が可能となり、摺動を小さく抑えられる。
【0043】図7は、上下方向の大きな振動が発生する
側となる内槽9の脱水回転方向に対し、内槽9外周が上
向きの速度V1を持つ側に、重心を設定し、振動を小さ
く抑えるようにした実施形態を示したものである。
【0044】即ち、内槽9を回転させる駆動モータ55
を、内槽9の脱水回転方向に対して上向きの速度を持つ
側に、中心軸線Yからα分偏位させた位置に配置し、重
心を(図面右側)に設定するものである。
【0045】なお、他の構成要素は図1と同一のため同
一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0046】したがって、この実施形態によれば、駆動
モータ55の質量は、ばね17に釣り下げられている振
動系質量に対し10〜15%あり、振動系質量の重心は
内槽9の脱水回転方向に対し内槽9の外周が上向きに速
度を持つ側に位置するために、同側の振動は小さくな
る。この結果、内槽9の脱水回転方向に対し、内槽9の
外周が上向きに速度を持つ側の振動が、他方に対し上下
方向は大きくなる共振に対し、同側の振動を低減でき
る。また、重心位置は上下方向に振動が大きい側にある
ために、支脚部5の荷重配分が大きくなるために、製品
重量を重くすることなく本体が移動することを抑えるこ
とができる。
【0047】この場合、重心は、図8に示す如く内槽9
内へ乾燥風を送り込む。乾燥風循環通路10等から成る
乾燥ユニットの中心軸線Yよりα分偏位した位置に配置
することで、設定するようにしても、同様の結果が期待
できる。
【0048】あるいは、図9に示す如く外槽9を左右の
ばね17,17で支持する左右のばね長により重心位置
を右側に設定するようにしても同様な効果が期待でき
る。
【0049】あるいは、図10に示す如く外槽9を左右
のばね17,17で支持する左右のばね17,17内、
右側のばね17を、取付部材75を介して取付け、左右
のばね17,17の取付位置P,P1に高低差を持たせ
た設定とすることでも、同様の効果が期待できる。
【0050】
【発明の効果】以上、説明したようにこの発明によれ
ば、脱水行程時に発生する上下方向及び左右方向の振動
を効率よく抑えることができる。したがって、振動によ
る振動移動がなくなり、製品全体の軽量化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるドラム式洗濯機を側面からな
みた概要切断説明図。
【図2】正面からみたドラム式洗濯機の概要説明図。
【図3】左右の外槽支持装置を示した切断面図。
【図4】左右の外槽支持装置の別の実施形態を示した図
3と同様の切断面図。
【図5】左右の外槽支持装置をサスペンション構造とし
た図3と同様の切断面図。
【図6】右側の外槽支持装置の取付角度を、左側の外槽
支持装置の取付角度より大とした図2と同様の概要説明
図。
【図7】駆動モータによって重心位置を右側にずらせた
配置構造とした図2と同様の概要説明図。
【図8】乾燥ユニットによって重心位置を右側にずらせ
た配置構造とした図2と同様の概要説明図。
【図9】外槽を支持する左右のばねのばね長をかえて重
心位置を右側にずらせた配置構造とした図2と同様の概
要説明図。
【図10】外槽を支持する左右のばねの取付位置をかえ
て重心位置を右側にずらせた配置構造とした図2と同様
の概要説明図。
【図11】従来の、共振振動を説明するドラム式洗濯機
の説明図。
【図12】上下方向及び左右方向の振幅を示した従来の
説明図。
【符号の説明】
1 外箱 7 外槽 9 内槽 11,12 外槽支持装置 V1 上向きの速度 V2 下向きの速度 X 水平軸心

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱内に、外槽と、外槽内に配置され、
    水平軸心を中心として回転自在に支持された内槽と、内
    槽の脱水回転に対し内槽外周が上向きの速度を持つ側
    と、下向きの速度を持つ側の左右外槽に取付けられた外
    槽支持装置とを備え、一方の外槽支持装置に、内槽の脱
    水回転方向に対して上向きの速度を持つ側の振動が、他
    方の外槽支持装置に対して上下方向は大きく、左右方向
    は小さくなる共振振動を低減する低減手段を有すること
    を特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 【請求項2】 外槽支持装置は、外箱内に取付けられた
    シリンダと、シリンダ内を上下動するピストンから延長
    され外槽に取付けられたピストンロッドとから成る減衰
    器構造であることを特徴とする請求項1記載のドラム式
    洗濯機。
  3. 【請求項3】 外槽支持装置は、外箱内に取付けられた
    シリンダと、シリンダ内を上下動するピストンから延長
    され外槽に取付けられたピストンロッドと、ピストンを
    上方へ付勢するばねとから成るサスペンション構造であ
    ることを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯機。
  4. 【請求項4】 内槽の脱水回転方向に対して上向きの速
    度を持つ側に取付けられた外槽支持装置の低減手段に大
    きな減衰力を持たせることを特徴とする請求項1、2、
    3記載のドラム式洗濯機。
  5. 【請求項5】 外槽支持装置の低減手段は、シリンダと
    ピストンとの摩擦力を大とすることを特徴とする請求項
    4記載のドラム式洗濯機。
  6. 【請求項6】 外槽支持装置の低減手段は、シリンダに
    対するピストンの動き量を空気の出入りによる粘性減衰
    を大とすることを特徴とする請求項4記載のドラム式洗
    濯機。
  7. 【請求項7】 外槽支持装置の低減手段は、内槽の脱水
    回転方向に対して上向きの速度を持つ側の外槽支持装置
    を取付けるゴムの内部減衰より、反対の下向きの速度を
    持つ側の外槽支持装置を取付けるゴムの内部減衰を大と
    することを特徴とする請求項4記載のドラム式洗濯機。
  8. 【請求項8】 内槽の脱水回転方向に対して上向きの速
    度を持つ側の外槽支持装置の起立した取付角度を、反対
    側となる下向きの速度を持つ側の外槽支持装置の取付角
    度に対して大とすることを特徴とする請求項1記載のド
    ラム式洗濯機。
  9. 【請求項9】 内槽の脱水回転方向に対して、上向きの
    速度を持つ側に重心を設定することを特徴とする請求項
    1記載のドラム式洗濯機。
  10. 【請求項10】 重心は、内槽を回転させる駆動モータ
    の取付位置により設定することを特徴とする請求項9記
    載のドラム式洗濯機。
  11. 【請求項11】 重心は、内槽内へ乾燥風を送り込む乾
    燥ユニットの取付位置により設定することを特徴とする
    請求項9記載のドラム式洗濯機。
  12. 【請求項12】 重心は、外槽を左右のばねで支持する
    と共に、その左右のばね長により設定することを特徴と
    する請求項9記載のドラム式洗濯機。
  13. 【請求項13】 重心は、外槽を左右のばねで支持する
    と共に、その左右のばねの取付位置で設定することを特
    徴とする請求項9記載のドラム式洗濯機。
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