JPH0722222Y2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機

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JPH0722222Y2
JPH0722222Y2 JP3813490U JP3813490U JPH0722222Y2 JP H0722222 Y2 JPH0722222 Y2 JP H0722222Y2 JP 3813490 U JP3813490 U JP 3813490U JP 3813490 U JP3813490 U JP 3813490U JP H0722222 Y2 JPH0722222 Y2 JP H0722222Y2
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JP
Japan
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water
drum
laundry
washing machine
water supply
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春雄 萩原
脇一 中村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はドライクリーナ、水洗機、水洗脱水機等に利用
できるドラム式洗濯機に関するものである。
(従来の技術) 第2図により従来のドラム式洗濯機について説明する
と、31は回転ドラムであり、その外形は2つの截頭円錐
形の大径部同志を繋いだ丁度ソロバンの玉と同様の形状
であって、回転軸33を略水平に保ちつつ回転ドラム31の
背面(第2図左側)を支持固定し、軸受41を介してドラ
ムサポート38に回転自在に片持支持されている。回転軸
33にはプーリ34が固着され、駆動用Vベルト35、モータ
37に固着されている駆動用プーリ36の伝達経路を介し
て、回転軸33、即ちドラム31が回転駆動される。ドラム
31の外筒面40には通気、通水用の数mmφ程度の穴44が多
数設けられている。
32はドラム31の外部に配置された外胴で、ドラム回転軸
33を支持するブラケットからなるドラムサポート38が背
面側に固着されており、またその一部にはドラム31内へ
水、蒸気、加熱空気等を供給するための吹込部(図示し
ない)を固着している。更に外胴32の前面には、ドラム
31内へ洗濯物を供給、取出すための開閉可能なドア39が
取り付けられている。モータ37は前記の如くドラム31を
駆動するための動力源であり、外胴32の下部に取り付け
られ、その回転数は速度可変装置50により適宜設定され
ており、かつ同ドラム31及び外胴32は防振用のスプリン
グ51上に懸架されている。
また外筒面40はドラム31の外周壁部で、回転軸方向に対
する垂直断面が円形であり、軸方向に対しては中央部が
外方に突出した山形角度θをなしている。また42は洗濯
物で、洗濯、脱水処理されるシーツ、タオル、ワイシャ
ツ等の繊維製品である。43はビータで、ドラム31内の外
筒面40の内壁面に回転軸方向に延びて求心状に複数個取
り付けられた板からなり、ドラム31の回転により洗濯物
42を上方へ持ち上げる作用を有する。
45は外胴32の上部に取り付けられたバランスウエイト
で、外胴32の下部に取り付けられているモータ37とのバ
ランスを保つための重量を有しており、同バランスウエ
イト45の設置により、ドラム31の中央大径部が、外胴32
を弾性支持するためのスプリング51のほぼ中央部に配設
され、その重心を保つことが出来るようになっている。
また外胴32の上面には、ドラム31内に洗濯用の水を送り
込むための給水管46が接続されており、同外胴32におけ
るドラム31の中央下方には、洗濯工程の途中で、又は脱
水工程において、ダンパ48の開閉によって外胴32内の水
を排水する排水管47が設けられている。ダンパ48は外胴
32からの排液時に開き、排液を機外の排水溝49へ排出す
る。またモータ37の回転速度は速度可変装置50によって
調整され、洗濯、脱水工程においてそれぞれ最適な速度
でドラム31が回転されるように回転速度が制御されてい
る。
(考案が解決しようとする課題) 従来の水洗機においては、給水管が外胴上部に設置され
ている場合でも、ドラムの山形壁面の頂部中央に配設さ
れていないため、ドラム軸方向の前面及び後面側に充分
な散水作用がなく、回転ドラム内の洗濯物が優先的に濡
れることはない。そして給水管が、外胴の背面又はドア
上部に接続されている場合にはなおさらである。よって
特に洗濯水位を低く設定した場合、洗濯物が充分濡れ切
らない内に外胴下部に水が溜まり、水位計が作動して自
動的に給水を打ち切ってしまうことがあった。このため
洗濯開始によりドラムが回ると洗濯物が徐々に吸水する
ため、水位不足のまま洗濯せねばならず、洗濯効果を著
しく低下させる欠点があった。また所要水位を確保する
ために洗濯開始後に再度補給するように制御してある場
合は、余分な時間を費やさねばならなかった。
本考案は回転ドラムの外周頂部の中心へ給水できるよう
にすることにより、前記従来の課題を解決しようとする
ものである。
(課題を解決するための手段) このため本考案は、多数の穴を有する回転ドラムの壁面
の山形角度が遠心力の作用方向に対し90°乃至160°の
角度で開いた山形の壁面で構成されており、その外部に
配置された外胴の頂部に給水管を設け、同給水管より回
転ドラムの山形の壁面頂部の中央に給水することによ
り、回転ドラム内の洗濯物に対し上部より均等に散水で
きるようにしたもので、これを課題解決のための手段と
するものである。
(作用) ドラム頂部に振りそそいだ水は、山形の壁面に沿って広
がり、回転ドラム外周全面に明けられた通水用穴より回
転ドラム内の洗濯物に均等に散水される。そしてこの水
は、洗濯物に充分吸われた後外胴下部に溜る。このため
に洗濯物が充分に濡れた状態で所要の水位が得られ、従
来のように水位不足のまま洗濯したり、水位の補充に時
間をかけるようなことはない。
(実施例) 以下本考案を図面の実施例について説明すると、第1図
は本考案の実施例を示すドラム式洗濯機の断面図で、図
中符号31〜51の各部材は前記第2図に示すものと同じで
あり、主要部は外胴32、通気、通水用の穴44を有する外
筒面40と、ビータ43から成るソロバン玉形の回転ドラム
31及び洗濯装置内へ水を供給する給水管46から構成され
ている。
また回転ドラム31にはモータ37及び速度可変装置50によ
って必要な回転数が与えられる。そして給水管46の中心
は第2図と異なり、ソロバン形回転ドラム31の山形頂部
に向かって外胴32に取り付けられており、図示されない
給水装置、給水バルブを介して必要な時に外胴32内に給
水できるようになっている。
次に作用を説明すると、ドア39より回転ドラム31内へ洗
濯物42を投入した後、回転ドラム31を速度可変装置50及
びモータ37にて回転、或は停止させる。また洗濯に使用
する水は、図示されない給水装置、給水バルブを介して
給水管46から給水される。そして給水された水は、第1
図の矢印に図示するようにソロバン玉形回転ドラム31の
頂部の中心から外筒面40に沿って流れ、外筒面40にあけ
られた通水穴44を介して回転ドラム内の洗濯物42に均等
に散水される。
この洗濯物42に散水された水は、洗濯物42全体に充分吸
収された後、余分な水は外胴32の下部に溜る。そして徐
々に溜る水は、図示されない水位計(例えばフロート
式、水圧式等)にて所定の水位に達すると、給水弁を閉
じるよう制御される。また図示されないコンピュータプ
ログラム或はシーケンスプログラムにより設定した時間
だけドラムが回転して洗濯物の洗浄を行い、その後に排
水ダンパ48を開き、外胴32内の水を排水溝49へ排出し
て、次工程の洗濯、又はすずぎ或は脱水へと移行する。
以上は主として水を用いるドラム式洗濯機を例に説明し
てきたが、本考案はパークロルエチレン、フロン113、
1.1.1トリクロルエタン、或は石油系溶剤を用いるドラ
イクリーニング機械にもそのまま応用でき、同様の効果
を挙げることができる。なお、ダンパ48の上方から配管
を分岐させ、ポンプを介して給水管46へ接続することに
より、外胴32の下部に溜った水を循環させて循環洗いを
可能にできる。
(考案の効果) 以上の如く本考案は、給水管を外胴上部で、かつ回転ド
ラムの山形頂部に中心がくるように配設したので、ドラ
ムの斜面に沿って散水され、洗濯物が優先的に水が振り
かかる。従って洗濯水位が低く設定された場合でも、充
分に洗濯物が濡れた後に水位計が働いて給水が打ち切ら
れる。このことにより洗濯開始と共に洗濯物に更に吸水
されて水位が減少することもないため、水位不足で洗濯
効果が低下することはなく、また水位不足を補うため、
再度給水する余分な時間が不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るドラム式洗濯機の縦断面
図、第2図は従来のドラム式洗濯機の縦断面図である。 図の主要部分の説明 31……回転ドラム、32……外胴 40……外周壁面、42……洗濯物 44……穴、46……給水管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の穴を有する回転ドラムの壁面の山形
    角度が遠心力の作用方向に対し90°乃至160°の角度で
    開いた山形の壁面で構成されており、その外部に配置さ
    れた外胴の頂部に給水管を設け、同給水管より回転ドラ
    ムの山形の壁面頂部の中央に給水することにより、回転
    ドラム内の洗濯物に対し上部より均等に散水できるよう
    にしたことを特徴とするドラム式洗濯機。
JP3813490U 1990-04-11 1990-04-11 ドラム式洗濯機 Expired - Fee Related JPH0722222Y2 (ja)

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JP3813490U JPH0722222Y2 (ja) 1990-04-11 1990-04-11 ドラム式洗濯機

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Publication Number Publication Date
JPH04384U JPH04384U (ja) 1992-01-06
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ID=31545871

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JPS6027050U (ja) * 1983-07-29 1985-02-23 東洋ガラス株式会社 ボトル口部のアダプタ−

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JPH04384U (ja) 1992-01-06

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