JP3120332B2 - 電話番号情報を利用した留守番電話機能を有するファクシミリ装置 - Google Patents

電話番号情報を利用した留守番電話機能を有するファクシミリ装置

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JP3120332B2
JP3120332B2 JP10346670A JP34667098A JP3120332B2 JP 3120332 B2 JP3120332 B2 JP 3120332B2 JP 10346670 A JP10346670 A JP 10346670A JP 34667098 A JP34667098 A JP 34667098A JP 3120332 B2 JP3120332 B2 JP 3120332B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発呼者電話番号通知
サービス(ナンバーディスプレイサービス又はIDコー
ラサービス)提供回線に対応した留守番電話機能を有す
るファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話回線を介して、発呼者から着信があ
ると留守番電話機能を有するファクシミリ装置から応答
用メッセージを送出し、この応答用メッセージに応じて
発呼者から音声メッセージあるいはファクシミリのメッ
セージ、又は音声メッセージと共にファクシミリメッセ
ージを上記装置に記録できる発明が、本願出願人による
特公平7−97793公報で知られている(以下、先願
発明という)。上記先願発明では発呼者の電話番号通知
サービスに対応していないので、着信があったいずれの
発呼者に対しても同一の応答用メッセージを送出し、発
呼者が電話のみの音声メッセージの場合、ファクシミリ
のファクシミリメッセージの場合又は音声メッセージと
ファクシミリメッセージの場合等の顧客の状況に箇別に
対応できなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の問題点を解決するために電話局の発呼者電話番号通知
サービスを利用して、発呼者である顧客が電話だけの用
件であるか、ファクシミリだけの用件であるか、または
時によって電話かファクシミリだけの用件、または同時
に電話とファクシミリの用件である場合の何れにおいて
も効率的に対処できる手段を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の留守番電話機能手段とファクシミリ手段と
を有する留守番電話機能付きファクシミリ装置において
は、発呼者の電話番号と、その発呼者が要望している用
件の分類とを関連付けて手動または自動的にデータテー
ブル(電話帳)に登録する手段を設ける。
【0005】すなわち顧客の用件の分類が音声メッセー
ジの電話(通話)専用である場合にはTEL用、ファク
シミリ専用である場合にはFAX用、電話とファクシミ
リを兼用する発呼者に対してはTEL/FAX用として
登録する。そして登録後に着信があると発呼者の電話番
号からデータテーブルを検索し、その着信が上記のTE
L用として登録してある場合には本装置から呼出音を数
回拡声した後に留守番電話機能手段を起動させ、応答用
メッセージを送出する。上記呼出音の拡声中に被呼者が
送受信器を取上げれば相互の通話が可能であるが、上記
被呼者が不在の時には発呼者の音声メッセージは本装置
のメモリに録音されることができる。
【0006】一方、発呼者がFAX用として登録されて
ある場合には、被呼者は送受話機を取り上げる必要はな
いので、呼出信号1回(呼出音は1回拡声しても、しな
くともよい)でファクシミリ手段を起動し、ファクシミ
リのメッセージを受信する。更に発呼者がTEL/FA
X用として登録されてある場合には着信時に呼出音を数
回拡声してから、発呼者からの音声メッセージの録音が
可能であり、かつファクスの受信も可能であることを伝
える応答用メッセージを送出する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明装置の一実施例を
示すブロック構成図である。図において、1はCPU等
で構成された制御回路であり、統括的な制御を行うため
のプログラムが内蔵されているROM2aと、発呼者か
らの電話番号等を一時的に処理するためのメモリである
処理用メモリ2bを内蔵している。
【0008】L1、L2は電話回線、3は電話局より送
られてくる呼出信号および電話回線の極性を検出するた
めの呼出信号検出回路であり、その出力は上記制御回路
1に導入される。4は電話線L1、L2と本装置とを接
続する閉結回路を含むインターフェイス回路であり、そ
の出力側には電話局より送られてくる発呼者の電話番号
情報を検出するための電話番号検出回路5、発呼者側フ
ァクシミリ装置から送られてくるCNG信号を検出する
ためのCNG検出回路6と、ファクシミリのメッセージ
を処理するためのモデム7とが接続されている。また、
y1−1はリレーY1の接点である。8は0〜9のテン
キー、“*”と“#”の特殊キー、留守、登録、機能等
のボタンを有するキー操作部である。ファクシミリ手段
として送出するファクシミリメッセージを読みとる画像
読取部9、受信したファクシミリメッセージを印字する
印字出力部10を有する。また、11は登録された電話
番号等を確認したりする汎用的に使用される表示部であ
る。
【0009】12は発呼者の電話番号と機能符号を対と
したデータを記録するフラッシュメモリを使用したデー
タテーブル(電話帳)であるRAM(登録用メモリ)、
留守番電話機能手段として、上記第1応答用メッセー
ジ、第2応答用メッセージ等が記録されている音声合成
部13、内蔵されているフラッシュメモリに発呼者から
の音声メッセージを録音し、再生可能な音声録音/再生
部14、本装置の所有者が上記音声合成化された2つの
応答用メッセージの代わりに自分で、この2つの応答用
メッセージを録音できるようにマイク15を有してい
る。なお、16は上記音声メッセージ、応答用メッセー
ジおよび呼出音の拡声用のスピーカである。
【0010】17は上記応答用メッセージを増巾して電
話線に出力するための増巾回路、18は発呼者からの音
声メッセージを増巾して上記音声録音/再生部14へ引
加するための増巾回路である。
【0011】<発呼者の電話番号と機能符号を手動操作
で登録する場合>図2のフローチャートを参照して発呼
者の電話番号と、その電話番号と対である機能符号、す
なわち、その電話番号が電話用である場合にはTEL
用、ファクシミリの場合にはFAX用、電話とファクシ
ミリの兼用である場合にはTEL/FAX用として手動
で登録する手段について述べる。
【0012】まず図1のキー操作部8の“機能”ボタン
とテンキー“2”のボタン(図示せず)を順に押すと、
制御回路1のCPUは図2のフローチャートで示される
サブルーチンをコールし実行する。ステップS1では、
登録用メモリRAM12の空き領域のアドレスを指定す
る。なお、電話番号用、機能符号用およびフローチャー
トは図示されてないが名前用として一定のバイト数が割
り当てられている。上記キー操作部8から電話番号の最
初の桁が入力されると数字であるからステップS2は否
定となり、次のステップS3で上記の1桁分の電話番号
がRAM12に入力され、その1桁分の電話番号が表示
部11に表示される(ステップS4)。ステップS5で
は次の桁の電話番号が入力されるアドレスを指定し、ス
テップS2に戻り次の桁の電話番号を上述のように入力
する。
【0013】一連の電話番号の入力が終了し、“*”ボ
タンを押すとステップS2が肯定となり、ステップS6
で機能符号の領域のアドレスを指定する。機能がTEL
用の場合には実際には“1”を入力し、FAX用の場合
には“2”、TEL/FAX用の場合には“3”を入力
すると上記RAMに登録されるが(ステップS8)、表
示部には“TEL”,“FAX”,“TEL/FAX”
と表示されるようにプログラムされている(ステップS
9)。または表示部のスペースの関係で“T”、
“F”、“TF”と表示してもよい。そして“*”ボタ
ンを押し(ステップS7)、次に解除ボタン、例えば
“#”ボタン又は専用のボタンを押さないかぎりステッ
プS10は否定となり、ステップS1に戻り、次の一連
の電話番号と、その機能符号の入力ができる。全ての電
話番号と、その機能符号の入力が終了したら上記の解除
ボタンを押すとステップS10は肯定となり、このサブ
ルーチンを終了する。上述のようにRAM12のデータ
テーブルに登録された複数の電話番号と機能符号は、フ
ローチャートでは図示されてないが、スクロールキー、
ジョグダイアル等の公知の手段で表示でき、変更した
り、抹消したりが可能である。
【0014】<発呼者の電話番号と機能符号とを自動登
録する場合>次に図3,図4,図5のフローチャートを
参照して上記発呼者の電話番号と、その機能符号を発呼
者からの着信時にRAM12のデータテーブルに自動的
に登録する際の動作について述べる。そのためにはキー
操作部8の“機能”ボタンとテンキーの“3”のボタン
を順に押すと本装置は“留守の自動登録モード”にセッ
トされ、制御装置1のCPUは図3,図4,図5にフロ
ーチャートで示す処理を実行する。
【0015】ここで発呼者から着信があると、日本にお
ける電話番号通知サービスにおいては、電話線L1,L
2の極性が反転するのでステップS20は肯定となる。
更に電話局から“情報受信端起動信号”と云われる信号
が送られてくるので、この信号を呼出信号検出回路3を
介してプログラムで検出するとステップS21が肯定と
なり、リレーY−1を駆動し、その接点y1−1を閉じ
インターフェイス回路4を介して電話線L1,L2を閉
結状態にする(ステップS22)。上記の閉結状態を電
話局が検出すると、電話局より発呼者の電話番号を2周
波のFSK信号として送出してくる。この電話番号を電
話番号検出回路3を介して1桁づつ読み取り処理用メモ
リ2bに保存する(ステップS23,S24)。続いて
上記リレーY−1をオフとして閉結を解除すると、この
解除を検出した電話局より呼出信号が入来する(ステッ
プS25,S27)。
【0016】上記呼出信号を検出すると電話線を再び閉
結し(ステップS28)、後述の処理のために用いられ
る3つのフラグすなわちTELフラグ、FAXフラグ、
TEL/FAXフラグを0にクリヤーしておく(ステッ
プS29〜S31)。上記電話線L1,L2の閉結後、
ステップS32で発呼者側からファクシミリの識別信号
であるCNG信号が入来しているかのテストをCNG検
出回路6を介して行う。上記CNG信号を検出すると本
装置をファクシミリ装置(FAX)として起動し(ステ
ップS33)、ファクシミリのメッセージを印字出力部
10を介して出力する。または受信したファクシミリメ
ッセージをRAM12の所定領域に記録し、後刻印字出
力してもよい。
【0017】そして発呼者がファクシミリメッセージの
送信を終了して本装置に話中音が入来するとステップS
35が肯定となりファクシミリとしての動作を終了し
(ステップS36)、図5に示す“登録処理”というフ
ローチャートで示されるサブルーチンをコールする(ス
テップS37)。図5のサブルーチンにおいて、まず処
理用メモリ2b中に上述した発呼者の電話番号が記録さ
れているかのテストを行う(ステップS270)。上記
電話番号が記録されなければ、発呼者の電話番号は送ら
れてこなかったので何らの処理もせず、このサブルーチ
ンから抜けるが、記録されていればステップS270は
肯定となり、上記の処理用メモリ2bに記録されている
電話番号と同じ電話番号が登録用メモリRAM12中に
すでに登録されているかのテストを行う(ステップS2
71)。
【0018】同じ電話番号が登録されていなければステ
ップS271は否定となり、上記RAM12の空き領域
のアドレスを指定して(ステップS272)、この空き
領域に上記処理用メモリ2bに記録されている電話番号
を転送して登録し、この電話番号を表示部11に表示す
る(ステップS273,S274)。続いて上記機能符
号を登録するRAM12の領域を指定し(ステップS2
75)、上述のようにFAXフラグが“1”であればス
テップS277が肯定となり、該当の機能符号すなわち
前述のように“2”を登録し、この“2”の場合には表
示部11には上記電話番号に続いて“FAX”と表示し
て(ステップS280)、このサブルーチンを終了す
る。
【0019】前述したようにTEL用は“1”、FAX
用は“2”、TEL/FAX用は“3”として登録され
る。もし、処理用メモリ2bに記録されている電話番号
が登録用メモリRAM12にすでに登録済みである場合
には上述のステップS271は肯定となり、この登録さ
れている電話番号のアドレスを指定し、このアドレスか
ら機能符号の内容を読み取り可能とする(ステップS2
81)。上述の例では発呼者側はファクシミリでFAX
フラグが“1”であるから、ステップS282は否定、
ステップS286は肯定となり、次のステップS287
で登録されている機能符号がTEL用でなければ、すな
わち今回の着信時と前回の着信時共にファクシミリとし
て着信した場合には機能符号を変更する必要がないので
ステップS287は否定となり、登録のための動作をす
ることなく、このサブルーチンを抜ける。
【0020】もし、登録済みの機能符号がTEL用とし
て登録されていたが、今回同じ電話番号でファクシミリ
として着信した場合には、ステップS287は肯定とな
り、機能符号をTEL/FAX用に登録変更を行う(ス
テップS284)。もし、登録済みの機能符号がFAX
用として登録されていたが今回同じ電話番号で通話のた
めの電話として着信した場合には、ステップS282,
S283共に肯定となりステップS284で機能符号を
FAX用からTEL/FAX用に登録変更を行う。ま
た、上記ステップS51でTEL/FAXフラグが
“1”にセットされた場合には、ステップS288が肯
定となり、ステップS284でTEL/FAX用として
登録変更される。
【0021】後述されるが、上述のように機能符号をT
EL/FAX用として登録されている場合に、登録モー
ドを解除された後の着信時には、発呼者には第2応答用
メッセージ、すなわち電話にもファクシミリにも対応で
きる応答用メッセージを送出する。さて、図3のステッ
プS32に戻り、電話線を閉結して数秒以内にCNG信
号を検出しない場合にはステップS32は否定となり、
図4のステップS40に移り、ここで第2応答用メッセ
ージ、例えば“只今留守にしております御用のある方は
発信音の後にお話下さい。ファックスに御用の方はスタ
ートボタンを押して下さい。またはメッセージを録音し
た後にスタートボタンを押して下さい。”という応答用
メッセージを音声合成部13から増巾回路17、インタ
ーフェイス回路4を介して発呼者に送出する。
【0022】上記第2応答用メッセージの送出が終了す
ると、同じ音声合成化されたビープトーンを送出し(ス
テップS41)、発呼者からのメッセージ(ICM)を
録音するICM録音モードに切り換える(ステップS4
2)。発呼者からのメッセージはインターフェイス回路
4、増巾回路18を介して音声録音/再生部14のメモ
リに録音されるが、発呼者が相手が留守番電話とわかっ
て音声メッセージもファクシミリメッセージも送出せず
電話を切ったときにはステップS43、S55、S58
の否定のループから、入来する話中音によってステップ
S55が肯定になり、ICM録音モードを解除し(ステ
ップS56)、閉結を解除し(ステップS57)、ステ
ップS20の待機状態に復旧する。この場合は発呼者の
電話番号と機能符号は当然登録されない。一方、上述の
ステップS42のICM録音モードに切り換わってから
発呼者がメッセージを録音するために音声を発すると、
この音声は音声録音/再生部14を介して検出されステ
ップS43が肯定となり、後述の処理のためTELフラ
グを“1”にセットする(ステップS44)。
【0023】そして、発呼者からのメッセージは従来よ
り公知のようにタイマーによって例えば15秒間録音さ
れるか、音声制御回路によって音声が継続する間録音が
継続するが、いずれにせよ話中音が入来する前に(ステ
ップS47の否定状態)音声が途切れ、所定時間音声入
力がなく、音声の受信が終了するとステップS45は肯
定となりICM録音モードを解除してから(ステップS
49)、本装置をファクシミリとして起動する(ステッ
プS50)。そして、ステップS51でTEL/FAX
フラグを“1”にセットする。上述のステップS44で
TELフラグが“1”にセットされたが、ファクシミリ
メッセージの受信で不要になったので“0”にリセット
する(ステップS52)。続いてファクシミリの通信が
終了して話中音が入来すると本装置のファクシミリとし
ての動作を停止し(ステップS35,S36)、ステッ
プS37で“登録処理”のサブルーチンを呼出し、上述
と重複するので詳細は省略するが、発呼者の電話番号
と、その機能符号であるTEL/FAXが登録用メモリ
RAM12に登録される。そして、電話線の閉結を解除
して(ステップS38)、ステップS20の待機状態に
復旧する。
【0024】一方、発呼者が音声メッセージを話し終わ
って直にファクシミリのスタートボタンを押した場合、
すなわち本装置が発呼者からの音声受信が終了したと判
定してステップS45が肯定になる前にファクシミリの
スタートボタンを押した場合には、ステップS46で発
呼者側ファクシミリから送出されるCNG信号を検出す
ると、このステップS46は肯定となり、上述と同じス
テップS49,S50,S51,S52,S35,S3
6,S37,S38を介してファクシミリとして動作
し、やがてステップS20の待機状態に復旧する。ただ
し、この場合はファクシミリのスタートボタンを押した
ときにCNG信号を発生するファクシミリに限定され
る。また、この場合はCNG信号が発呼者からの音声メ
ッセージの後に録音されるので、発呼者からの音声メッ
セージの遠隔聴取のさいに再生されるCNG信号によっ
てファクシミリが起動する可能性があるので、遠隔聴取
のさいにはCNG検出回路は動作しないようにしてい
る。
【0025】一方、上述のステップS40で第2応答用
メッセージが発呼者に送出されたのにかかわらず、発呼
者からの音声メッセージが受信されない場合にはステッ
プS43は否定となり、この状況で話中音が受信されず
に発呼者側からのCNG信号が受信されればステップS
55の否定を介してステップS58が肯定となり本装置
をファクシミリとして起動する。この場合は音声メッセ
ージは受信されず、ファクシミリのメッセージを受信し
ただけであるからステップS60でFAXフラグを
“1”にセットし、前述のステップS37の“登録処
理”で述べたように初めての着信であれば、その発呼者
の電話番号と機能符号をFAX用として登録用メモリで
あるRAM12のデータテーブルに登録する。この自動
登録モードは所有者の状況によって異なるが例えば1〜
3週間、このモードに設定しておく。また電話局から発
呼者の電話番号と共に名前が送られてくる場合には、こ
の名前も自動的に登録するようにすればよい。
【0026】<着信時の自動制御1(実施例1)>次に
図6,図7を参照して前述のように登録された発呼者の
電話番号と機能符号に基づいた着信時の動作について述
べる。そのためには本装置は“留守”ボタンが押された
留守モードに設定される。発呼者から着信があった際の
ステップS70〜S76についての動作は前述の図3に
おけるステップS20〜S27における動作説明と同じ
であり詳細は省略するが、着信時における発呼者の電話
番号はステップS73において処理用メモリ2bに記憶
される。そしてステップS76において呼出信号の入来
が検出されると、次のステップS77において、上記の
処理用メモリ2bに記憶されている電話番号で登録用メ
モリRAM12のデータテーブルを検索する。データテ
ーブルに登録されている電話番号であればステップS7
8は肯定となり、次にその電話番号に関連する機能符号
を上記データテーブルより読み取り、その機能符号が電
話専用のTEL用であればステップS79が肯定とな
り、呼出信号が例えば5回で電話線を閉結する(ステッ
プS80)。もし被呼者が本装置の近くに居れば呼出音
が5回拡声されるので、その間に電話機19をオフフッ
クすれば、発呼者との通話が可能である(フローチャー
トに図示せず)。
【0027】さて呼出信号5回で電話線が閉結される
と、第1応答用メッセージ(OGM)、例えば“留守に
しております発信者の後に御用件をお話下さい”という
前述した第2応答用メッセージより短い応答用メッセー
ジを送出する(ステップS81)。続いてビープトーン
を送出し、発呼者からのメッセージ(ICM)を録音す
る録音モードにセットする(ステップS82,S8
3)。発呼者が通話を切断し話中音が入来すると上述の
録音モードを解除し、閉結状態を解除し、ステップS7
0の待機状態に戻る(ステップS84〜S86)。一
方、発呼者からの着信がFAX用として登録されている
場合には図7のステップS90が肯定となり、呼出信号
1回で電話線を閉結し(ステップS93)、応答用メッ
セージを送出することなく本装置をファクシミリとして
起動する(ステップS94)。そして発呼者側のファク
シミリが復旧して電話局より話中音が入力するか(ステ
ップS95)、またはファクシミリメッセージの終了を
伝える信号を受信したときに本装置のファクシミリとし
ての動作を解除し(ステップS96)、閉結を解除し
(図6のステップS86)、ステップS70の待機状態
に復旧する。
【0028】一方、機能符号がTEL/FAX用であっ
た場合には、ステップS91が肯定となり、この場合は
音声メッセージも入来する可能性があるので呼出信号数
回で電話線を閉結し(ステップS100)、本装置の所
有権者が在宅中であれば本装置が起動する前に電話に出
られるようにしている。続いて前述した音声メッセージ
にもファクシミリメッセージにも対応できる第2応答用
メッセージ(第2のOGM)を送出する(ステップS1
01)。更にビープトーンを送出し(ステップS10
2)、発呼者からのメッセージ(ICM)の録音モード
に切換える。ここで音声メッセージの録音が開始する。
前述したタイマーまたは音声制御により発呼者から音声
受信の終了を検出すると(ステップS104)、また上
述の録音モード中にCNG信号を検出するか(ステップ
105)、または前記先願のように発呼者がダイアルキ
ーを操作してDTMFトーンが送られてきたときに上述
の録音モードを解除し(ステップS106)、本装置を
ファクシミリとして起動し(ステップS94)、ファク
シミリメッセージの受信が可能となる。また電話番号を
送出しない発呼者または登録されてない発呼者に対して
はステップS78が否定となり、ステップS88におけ
る応答専用のメッセージの送出で対処している。
【0029】<着信時の自動制御2(実施例2)>次に
図8〜図10を参照して前述の図6,図7とは異なる実
施例について述べる。上記図6,図7の“実施例1”で
は発呼者から着信があったときには、その発呼者の電話
番号に対応する固定の機能符号に応じた動作に限定さ
れ、この機能符号は変更できないものであった。しか
し、発呼者がFAXとして登録されているのに音声メッ
セージを送出してくる場合もあり得るので、このような
状況の変化に対応できるようにした。まずステップS1
10の待機状態において、着信があると、上記着信時の
自動制御1(実施例1)と重複するのでフローチャート
は簡略化してあるが、電話線L1,L2の極性が反転し
(ステップS110)、発呼者の電話番号を処理用メモ
リ2bに一時的に蓄積し(ステップS113)、この後
呼出信号の入来を検知すると、(ステップS116)、
上記処理用メモリ中の電話番号が登録用メモリRAM1
2のデータテーブルに登録されているかの検索を行う
(ステップS117)。
【0030】もし、登録済みであれば(ステップS11
8)、次のステップS119.S120で機能符号を調
べ、FAX用であれば、アクセスを早めるために呼出信
号1回で電話線L1,L2を閉結する(ステップS12
1)。そして、必ずしも必要としないが音声合成部13
から音声合成化された疑似のリングバックトーンを送出
し(ステップS122)発呼者に呼出中であると思わ
せ、その間に数秒間CNGの検出を行う(ステップS1
23)。このときに発呼者が上述のように“FAX”と
して登録されているので、本来はCNG信号が送られて
来るはずであるが、この場合電話としての用件である場
合には、CNGは送られてこないのでステップS123
は否定となり、上記の疑似のリングバックトーンの送出
を解除し(ステップS124)、前述した音声メッセー
ジにも、ファクシミリメッセージにも対応できる第2応
答用メッセージ(OGM)を送出し、続いてビープトー
ンを送出し(ステップS125,S126)、発呼者か
らの音声メッセージを録音するICM録音モードに切り
換える(図9のステップS127)。
【0031】上記ICM録音モードで発呼者の音声を音
声録音/再生部14を介して検出するとステップS12
8が肯定となり、ステップS129で上記の識別符号が
“FAX”として登録してあったのを“TEL/FA
X”に登録変更を行う。そして、発呼者が通話を切断し
て話中音が入来するとICM録音モードを解除し、電話
線の閉結を解除し(ステップS130,S142,S1
43)ステップS110の待機状態に復旧する。または
上記ステップS130において話中音が入来しない状態
で、例えば20秒のタイマーがタイムオフになるか、ま
たは音声制御によって発呼者が無音の状態を数秒間続け
るとICM録音モードは終了しステップS131は肯定
となり、更に次のステップS132において話中音の入
来を検出すると、上述のステップS142、S143を
介してステップS110の待機状態に復旧する。
【0032】一方、上記のステップS132において話
中音が入来しない状態、すなわち発呼者が音声メッセー
ジを録音した後においても電話を切らなければ、ファク
シミリメッセージを送出する意志があるとみなし、ステ
ップS133において、本装置をファクシミリとして起
動する。なお、上述のICM録音モードでは発呼者の音
声はスピーカ16で拡声されるので本装置の所有権が在
宅中であれば、必要に応じて電話機19をオフフックし
て発呼者と会話をすることも可能である。またステップ
S128で音声が検出されなければ発呼者が操作を中断
したとみなして上述の機能符号は書き換えられることは
ない。
【0033】一方、上記の図8のステップS117にお
いて着信した電話番号で登録用メモリRAM12を検索
した結果、登録されていないと判定された場合はステッ
プS118が否定となり、図10のステップS160に
移り、電話線を閉結する。続いてCNG信号の入来をテ
ストし(ステップS161)、CNG信号を検出すると
上記電話番号を例えば処理用メモリ2bの所定領域に作
った仮データテーブルに登録する(ステップS16
2)。また機能符号“FAX”も上記仮データテーブル
に登録してから(ステップS163)、本装置をファク
シミリとして起動する。以降の動作については前述に明
らかなので省略する。
【0034】上記ステップS161においてCNG信号
が検出されなかった場合には、ステップS170におい
て上述の第2応答用メッセージを送出し、ビープトーン
を送出し(ステップS171)、発呼者からのメッセー
ジを録音するICM録音モードに切換える(ステップS
172)、ここで発呼者からの音声が検出されるとステ
ップS173は肯定となり、前述されているのでステッ
プは省略されているが発呼者からのメッセージの録音終
了後にステップS180において発呼者からCNG信号
が送られてくるかのテストをする。CNG信号を検出し
ないと発呼者の電話番号と機能符号“TEL”を上記の
仮データテーブルに登録する(ステップS181,S1
82)。またCNG信号を検出した場合には、電話番号
と機能符号“TEL/FAX”を上記の仮データテーブ
ルに登録する。この場合は更にファクシミリとして動作
するが前述されているので省略されている。
【0035】<仮データテーブルの内容を表示して、保
存の必要のある電話番号と機能符号を正規のデータテー
ブルに転送>次に図11〜図14を参照して上記仮デー
タテーブルに保存されている電話番号及び機能符号を1
件づつ表示部11に表示しながら複数のボタン操作によ
り必要なデータは正規の登録用メモリRAM12のデー
タテーブルに転送、不要なデータは消去、または着信を
拒否する機能符号を付加する等の動作について説明す
る。
【0036】まず処理用メモリ2bに保存されている前
記仮データテーブルのデータを表示するには実施例では
キー操作部8内の“機能”ボタンとダイアルボタンの
“4”(いずれも図示せず)のボタンを順に押す。ここ
で仮データテーブルに保存されている電話番号と機能符
号が表示部11に表示され、この表示をスクロールする
ための“電話帳スクロール”ボタン(図示せず)が有効
になる。ここで操作のために必要とするボタンは“登
録”、“クリヤ”、“#”の各ボタンである。
【0037】図11は上記の仮データテーブルを表示す
るためのフローチャートで示されたサブルーチンであ
る。ステップS192の変数cntは例えば1〜10、
すなわち10件分のデータを表示させるための変数であ
り、このサブルーチンが最初にコールされたときは
“0”の値であり、ステップS192でインクレメント
され、ステップS193,S194を介してこのときの
仮データテーブルのアドレスを取得し(ステップS19
5)、このアドレスが指定するデータを例えば図14
(a)に示すように表示する(ステップS196)。そ
して上述の“スクロール”ボタンの操作する毎にこのサ
ブルーチンがコールされ変数cntをプラスすることに
より(ステップS192)、次のデータを表示すること
ができる。なおCnt値をマイナス方向にスクロールさ
れるサブルーチンは類似しているので省略されている。
【0038】上述のように表示された仮データテーブル
のデータを正規の登録用メモリRAM12のデータテー
ブルに転送し登録するためには上記の“登録”ボタンを
押す。ここで図12のフローチャートで示すサブルーチ
ンがコールされ、データテーブルに空き容量があればス
テップS200は肯定となり、この空き領域のアドレス
を取得し(ステップS201)、仮データテーブルのデ
ータを、この空き領域のあるデータテーブルに転送する
(ステップS202)。ここで転送が実行されたことを
示す“テンソウサレタデータデス”と表示してもよい。
【0039】続いて転送された仮データテーブルのデー
タを消去し、表示部に名前の入力文、例えば図14
(b)のように“ナマエ?”と表示し(ステップS20
4)、必要ならばカナ文字で名前の入力を可能とする
(後述)。もし名前の入力が不要ならば“#”ボタンを
押すことにより、このサブルーチンを終了する(ステッ
プS206)。もし上記表示された電話番号に対して着
信拒否をしたければ“*”ボタンを押すことにより(ス
テップS207)、着信拒否符号として上記電話番号の
機能符号の領域に“0”を登録して、このサブルーチン
を終了する。従って前述した図6において、上記の着信
拒否符号の場合にはステップS79,S90,S91が
否定となりステップS88で応答専用メッセージを送出
するのみとなる。または、着信を完全に受付けないか、
瞬間的に電話線を閉結し、直ぐ閉結を解除してもよい。
【0040】さて上述のカナの名前をダイアルキーの
“0〜9”のボタンの押圧回数に応じて入力する方法
は、電話端末装置で広く採用されている。例えば“ア”
は“1”のボタンを2回押してから“#”ボタンを、
“イ”は“1”を2回押して“#”ボタンを押すような
ものである。このように最初に“0〜9”のボタンが押
されるとステップS206,S207は否定となり、ス
テップS209でカナ文字1字分を上記データテーブル
の所定領域に入力すると同時に、このカナ文字を表示す
る(ステップS209,S210)。そして次のカナ文
字の領域を設定するためにアドレスをインクレメント
し、この操作を上記の“登録”ボタンが押されるまで
(ステップS212)反復して、このサブルーチンを終
了する。そして図14(c)のように名前が表示され
る。
【0041】一方、表示された電話番号を正規に登録す
る必要がなければ、上述の図11のステップS196に
おいてアドレス指定のデータ表示、すなわち発呼者の電
話番号が表示されている状態で上記の“クリヤ”ボタン
を押すと図13のサブルーチンがコールされ、ステップ
S220において上記データを抹消してから図11の
“仮データテーブル表示”のサブルーチンをコールする
ので、上述から明らかのように次に記録されている発呼
者の電話番号が表示される。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は電話局の
発信者番号通知サービスを使用した留守番電話機能を有
するファクシミリ装置であって、発呼者の使用目的を電
話専用のTEL用、ファクシミリ専用のFAX用、およ
び電話とファクシミリ兼用のTEL/FAX用の機能符
号に分類して発呼者の電話番号と関連付けて登録用メモ
リのデータテーブルに手動操作または自動的に登録する
手段を設け、発呼者から着信があった際には本発明装置
は発呼者の状況に応じた動作をなすのでアクセスの向上
と電話線の不要な占有を除去できるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかわる留守番機能を有す
るファクシミリ装置を示したブロック図である。
【図2】発呼者の電話番号と機能符号を手動操作で登録
する処理例を示したフローチャート。
【図3】発呼者の電話番号と機能符号を自動的に登録す
る処理例の一部を示したフローチャート。
【図4】発呼者の電話番号と機能符号を自動的に登録す
る処理例の他の部分を示したフローチャート。
【図5】登録処理を行うさらに他の部分を示したフロー
チャート。
【図6】着信時に登録されていた電話番号と機能符号に
基づいた動作例の一部を示すフローチャート。
【図7】着信時に登録されていた電話番号と機能符号に
基づいた動作例の他の部分を示したフローチャート。
【図8】登録されていた機能符号とは異なる着信があっ
たときの動作例の一部を示すフローチャート。
【図9】登録されていた機能符号とは異なる着信があっ
たときの動作例の他の部分を示したフローチャート。
【図10】登録されていた機能符号とは異なる着信があ
ったときの動作例の更に他の部分を示したフローチャー
ト。
【図11】着信時に仮に登録されたデータを表示させる
フローチャート。
【図12】着信時に仮に登録されたデータを正規のデー
タテーブルに転送した後の処理例を示すフローチャー
ト。
【図13】表示部に表示されているデータを抹消する動
作例を示すフローチャート。
【図14】表示部における表示例を示す説明図。
【符号の説明】
L1,L2 電話線 1 制御回路 2a ROM 2b 処理用メモリ 3 呼出信号検出回路 4 インターフェイス回路 5 電話番号検出回路 6 CNG検出回路 7 モデム 8 キー操作部 9 画像読取部 10 印字出力部 11 表示部 12 RAM 13 音声合成部 14 音声録音/再生部 15 マイク 16 スピーカ 17 増巾回路 18 増巾回路 19 電話機 20 オフフック検出回路 Y−1 リレー y1−1 リレー接点

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信があると自動的に電話線を閉結する
    閉結手段と、電話線閉結後少なくとも応答用メッセージ
    を送出する留守番電話機能手段と、ファクシミリメッセ
    ージを受信するファクシミリ手段とを備える留守番電話
    機能を有するファクシミリ装置において、 複数の発呼者の電話番号を音声メッセージのTEL用、
    ファクシミリメッセージのFAX用、音声メッセージと
    ファクシミリメッセージ兼用のTEL/FAX用との機
    能別に分類してデータテーブルに登録する手段と、 着信時に送られてくる発呼者の電話番号情報により上記
    データテーブルに録音されている電話番号を検索して、
    対応する機能がTEL用の場合には電話線閉結後に留守
    番電話機能手段を起動し、FAX用の場合にはファクシ
    ミリ手段を起動し、TEL/FAX用の場合には留守番
    電話機能手段を起動した後ファクシミリ手段を起動する
    制御手段とを備えたことを特徴とする電話番号情報を利
    用した留守番電話機能を有するファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 着信があると自動的に電話線を閉結する
    閉結手段と、電話線閉結後少なくとも応答用メッセージ
    を送出する留守番電話機能手段と、ファクシミリメッセ
    ージを受信するファクシミリ手段を備える留守番電話機
    能を有するファクシミリ装置において、 着信時に送られてくる発呼者の電話番号情報と、その電
    話番号情報による通信が音声メッセージ専用のTEL
    用、ファクシミリメッセージ専用のFAX用または音声
    メッセージとファクシミリメッセージの兼用のTEL/
    FAX用とに機能別に分類して記憶するデータテーブル
    と、 着信があると送られてくる発呼者の電話番号情報を記憶
    した後、入来する音声メッセージ、ファクシミリメッセ
    ージを識別して上記TEL用、FAX用またはTEL/
    FAX用として上記電話番号情報と関連付けて上記デー
    タテーブルに自動的に登録する自動登録手段とを備え、 上記自動登録手段により登録した後に着信があると送ら
    れてくる発呼者の電話番号情報で上記データテーブルを
    検索し、対応する機能がTEL用の場合には電話線閉結
    後に留守番電話機能手段を起動し、FAX用の場合には
    ファクシミリ手段を起動し、TEL/FAX用の場合に
    は留守番電話機能手段を起動した後ファクシミリ手段を
    起動する制御手段とを備えたことを特徴とする電話番号
    情報を利用した留守番電話機能を有するファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】 上記自動登録手段は、着信時に発呼者の
    電話番号情報が登録済みであるが、TEL用として登録
    されてるのにファクシミリメッセージを受信したとき、
    またはFAX用として登録されているのに音声メッセー
    ジを録音したさいには上記分類をTEL/FAX用とし
    て登録し直すことを特徴とする電話番号情報を利用した
    請求項2に記載の留守番電話機能を有するファクシミリ
    装置。
  4. 【請求項4】 上記自動登録を解除する手段と、上記自
    動登録の解除後に着信する未登録の電話番号と受信した
    音声メッセージまたはファクシミリメッセージによる上
    記TEL用、FAX用、TEL/FAX用の分類とをメ
    モリに仮登録する手段と、仮登録した上記電話番号と分
    類とを正式に登録するか、抹消するか、または着信を拒
    絶するために登録するかの選択手段とを備えたことを特
    徴とする請求項2および請求項3に記載の電話番号情報
    を利用した留守番電話機能を有するファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 上記自動登録手段は、着信時に入来する
    発呼者の電話番号情報により上記データテーブルを検索
    してFAX用の通信と識別してもCNG信号が所定時間
    内に検出されないときは上記留守番電話機能手段を起動
    し、発呼者からの音声メッセージを検出したら上記FA
    X用としての登録をTEL/FAX用として登録を変更
    することを特徴とする請求項2および請求項3に記載の
    電話番号情報を利用した留守番電話機能を有するファク
    シミリ装置。
  6. 【請求項6】 上記TEL用およびTEL/FAX用の
    場合には呼出信号があらかじめ設定された回数で起動
    し、FAX用の場合には上記回数より少ない回数の呼出
    信号で起動することを特徴とする請求項1〜請求項5に
    記載の電話番号情報を利用した留守番電話機能を有する
    ファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 上記留守番電話機能手段は、発呼者に音
    声メッセージの録音が可能であることを伝える第1応答
    用メッセージと、発呼者に音声メッセージの録音および
    /またはファクシミリメッセージの受信が可能であるこ
    とを伝える第2応答用メッセージを記憶し、上記制御手
    段は、電話番号を検索して求めた機能がTEL用の場合
    には第1の応答用メッセージを、TEL/FAX用の場
    合には、上記第2の応答用メッセージを留守番電話機能
    手段に発生させることを特徴とする請求項1〜請求項6
    に記載の電話番号情報を利用した留守番電話機能を有す
    るファクシミリ装置。
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