JP3119858B2 - ゴルフボール - Google Patents

ゴルフボール

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JP3119858B2 JP02003803A JP380390A JP3119858B2 JP 3119858 B2 JP3119858 B2 JP 3119858B2 JP 02003803 A JP02003803 A JP 02003803A JP 380390 A JP380390 A JP 380390A JP 3119858 B2 JP3119858 B2 JP 3119858B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ゴルフボールに関する。さらに詳しくは、
カバーに特定のエチレン・アクリル酸共重合体系アイオ
ノマー樹脂を用いた高反撥弾性で優れた飛行性能を有
し、かつ低温耐久性が優れたゴルフボールに関する。
〔従来の技術〕
昭和50年代前半までのゴルフボールは、いわゆる糸巻
きコアの周囲にバラタカバー(トランスポリイソプレン
を主材とするカバー)を被覆したもので構成されていた
が、昭和50年代後半から、コアに高反撥弾性のソリッド
コアが開発され、いわゆるツーピースボール時代の幕明
けとなり、そのカバーには、従来使用のカバー材料に代
えて、デュポン(DuPont)社が上市したエチレン・メタ
クリル酸共重合体系アイオノマー樹脂が採用され、それ
が今日まで続いている。
そして、現在では、ソリッドコアを用いたツーピース
ボールが主流を占め、バラタカバー糸巻きゴルフボール
は、プロあるいはアマチュア上級者層間にのみ愛用され
ているのが実状である。これは、バラタカバーとアイオ
ノマー樹脂カバーとを比較すると、アイオノマー樹脂
が、切断抵抗性に極めて優れており、かつ安価で入手し
やすいことによるものと考えられる。
このアイオノマー樹脂は、サーリン(SURLYN)という
商品名でデュポン社より上市され、日本ではハイミラン
(HI−MILAN)という商品名で三井デュポンポリケミカ
ルズ社より上市されている。
このサーリン(またはハイミラン)の商品名で上市さ
れているアイオノマー樹脂は、エチレン・メタクリル酸
共重合体系のアイオノマー樹脂であって、ほとんどのツ
ーピースボールのカバーに採用され、そのカタログには
カバーがサーリン(またはハイミラン)カバーである旨
が表示されている。
また、過去の特許の中にも、例えば米国特許第3,819,
768号明細書や特開昭57−119766号公報などには、アイ
オノマー樹脂をカバーに用いた記載が見られるが、それ
らはいずれもサーリン(つまり、エチレン・メタクリル
酸共重合体系アイオノマー樹脂)であって、実際にエチ
レン・アクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂をゴルフ
ボールのカバーに使用した例は見当たらない。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、現在はツーピースボールが主流をし
め、そのカバーにはエチレン・メタクリル酸共重合体系
アイオノマー樹脂が使用されているが、そのようなエチ
レン・メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂をカバ
ーに用いたゴルフボールも、反撥弾性、飛距離、打撃感
などにおいてなお改良の余地があり、特に飛距離を伸ば
したいというユーザーの要望から、より一層高反撥弾性
で飛行性能の優れたゴルフボールの出現が望まれてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、カバーに、エチレン・アクリル酸共重合体
系アイオノマー樹脂で、下記(a)〜(c)の要件を満
足するものを用いることによって、高反撥弾性で飛行性
能が優れ、かつ低温耐久性が優れたゴルフボールを提供
することに成功したものである。
すなわち、本発明でカバーに用いるエチレン・アクリ
ル酸共重合体系アイオノマー樹脂は、 (a) 成分がエチレンとアクリル酸からなり、そのア
クリル酸の占める割合が10〜25重量%で、メルトインデ
ックスが20〜150g/10分である共重合体のカルボン酸基
を、アルカリ金属イオンで20〜70%中和してなり、その
メルトインデックスが0.5〜5.0g/10分で、曲げ剛性率が
3000kg/cm2以上のアイオノマー樹脂〔A〕と、 (b) 成分がエチレンとアクリル酸からなり、そのア
クリル酸の占める割合が10〜25重量%で、メルトインデ
ックスが20〜150g/10分であるエチレン・アクリル酸共
重合体のカルボン酸基を、2価金属イオンまたはアルカ
リ土類金属イオンで25〜70%中和してなり、そのメルト
インデックスが0.5〜5.0g/10分で、曲げ剛性率が1500kg
/cm2以上のアイオノマー樹脂〔B〕とを、 (c) ブレンド比〔A〕/〔B〕=80/20〜30/70(重
量比)でブレンドしたものであって、かつ、そのブレン
ド後の全中和量が30〜60%で、そのうちの少なくとも10
%以上が2価金属イオンまたはアルカリ土類金属イオン
で中和されているアイオノマー樹脂、 である。
ここで、本発明者が上記発明に至った理由を従来技術
と対比しつつ説明すると、下記の通りである。
アイオノマー樹脂は、一般に、その成分がα−オレフ
ィン、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸およびα,
β−エチレン性不飽和カルボン酸金属塩の3成分系また
はα−オレフィン、α,β−エチレン性不飽和カルボン
酸、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸金属塩および
α,β−エチレン性不飽和カルボン酸エステルの4成分
からなるイオン性共重合体であるといわれており、種々
のアイオノマー樹脂が報告されている。しかし、現実に
ゴルフボールのカバー材料として使用されているアイオ
ノマー樹脂は、エチレン・メタクリル酸共重合体系アイ
オノマー樹脂のみであって、α−オレフィン成分やα,
β−エチレン性不飽和カルボン酸成分に上記以外のもの
を使用したアイオノマー樹脂をカバーに用いた例は見当
たらない。本発明者は、上記の事情に鑑み、エチレン・
アクリル酸共重合体系のアイオノマー樹脂を、特定の酸
含量、特定の金属中和、特定の中和量にして、ゴルフボ
ール用カバーに使用すると、従来のカバー材料に比べ
て、高反撥弾性で優れた飛行性能を有するゴルフボール
が得られることを見出した。
しかしながら、上記エチレン・アクリル酸共重合体系
アイオノマー樹脂は、エチレン・メタクリル酸共重合体
系アイオノマー樹脂に比べて、低温耐久性に欠ける面が
ある。そこで、本発明者は、上記特定のエチレン・アク
リル酸共重合体系アイオノマー樹脂を特定の態様でブレ
ンドすることにより、高反撥弾性を保持しながら、低温
耐久性を改良し、高反撥弾性で優れた飛行性能と優れた
低温耐久性を兼ね備えたゴルフボールが得られることを
見出し、本発明を完成するにいたったのである。
本発明において、ゴルフボールのカバーは、エチレン
・アクリル酸共重合体のアルカリ金属塩系アイオノマー
樹脂と、エチレン・アクリル酸共重合体の2価金属塩ま
たはアルカリ土類金属塩系アイオノマー樹脂のブレンド
物を用いて作製される。
上記のエチレン・アクリル酸共重合体アルカリ金属塩
系アイオノマー樹脂に用いられるベース樹脂は、アクリ
ル酸含量が10〜25重量%で、メルトインデックスが20〜
150g/10分のものである。アクリル酸含量が10重量%未
満のものは、曲げ剛性率が低く、かつ切断抵抗性が低
く、ノンカット(非切断性)ゴルフボール用のカバーに
は適さず、またアクリル酸含量が25重量%より多くなる
と、曲げ剛性率が大きくなりすぎ、打撃感が悪く、か
つ、繰り返し打撃耐久性が低下する。また、メルトイン
デックスが20g/10分未満では成形性(成型加工性)が悪
く、実用性を欠き、メルトインデックスが150g/10分よ
り大きくなると、分子量が低くなり、反撥弾性が低下す
る。
上記ベース樹脂をアルカリ金属イオンにより中和した
アルカリ金属塩系アイオノマー樹脂は、その中和度が20
〜70%、望ましくは30〜60%で、メルトインデックスが
0.5〜5.0g/10分で、曲げ剛性率が3000kg/cm2以上のもの
である。アルカリ金属イオンによる中和度が20%未満で
は反撥弾性が低く、中和度が70%より大きくなると成形
性が低下する。曲げ剛性率が3000kg/cm2未満のものは反
撥弾性が低いので、使用に適さず、特に曲げ剛性率が30
00kg/cm2以上で5000kg/cm2以下のものを使用するのが好
ましい。
上記のアルカリ金属としては、リチウム、ナトリウ
ム、カリウムなど用いられるが、特にリチウム、ナトリ
ウムが好ましい。
また、エチレン・アクリル酸共重合体2価金属塩また
はアルカリ土類金属塩系アイオノマー樹脂に用いられる
ベース樹脂は、前記のエチレン・アクリル酸共重合体ア
ルカリ金属塩系アイオノマー樹脂に用いられるベース樹
脂と同様に、アクリル酸含量が10〜25重量%で、メルト
インデックスが20〜150g/10分のものである。また、ベ
ース樹脂として、これらのアクリル酸含量、メルトイン
デックスのものを用いるのも、前記と同じ理由によるも
のである。
上記ベース樹脂を2価金属イオンまたはアルカリ土類
金属イオンで中和したアイオノマー樹脂は、その中和度
が25〜70%、望ましくは35〜60%で、メルトインデック
スが0.5〜5.0g/10minで、曲げ剛性率が1500kg/cm2以上
のものである。アルカリ土類金属としてはマグネシウム
が好ましく、2価金属としては亜鉛、銅などが挙げられ
るが、特に亜鉛が好ましい。
2価金属イオンまたはアルカリ土類金属イオンによる
中和度が25%未満では反撥弾性が低く、低温耐久性が悪
い。中和度が70%を越えると成形性が低下し、また常温
耐久性も低下する。曲げ剛性率が1500kg/cm2未満のもの
は、反撥弾性が低いので、使用に適さず、特に曲げ剛性
率が1500kg/cm2以上で4500kg/cm2以下のものを使用する
のが好ましい。
本発明において、上記エチレン・アクリル酸共重合体
アルカリ金属塩系アイオノマー樹脂とエチレン・アクリ
ル酸共重合体2価金属塩またはアルカリ土類金属塩系ア
イオノマー樹脂とのブレンド比は、80/20〜30/70(重量
比)であり、特に70/30〜40/60の範囲が望ましい。2価
金属塩またはアルカリ土類金属塩系アイオノマー樹脂
が、上記のブレンド物中20重量%未満であると、充分な
低温耐久性改良効果が見られず、一方、70重量%を越え
ると、反撥弾性が低下し、所期の目的が達成されなくな
る。
そして、上記ブレンド物のブレンド後の全中和量は30
〜60%である。全中和量が30%以下であると、反撥弾性
が低下し、一方、60%を越えると、成形性が低下する。
また、全中和量の10%以上が2価金属イオンまたはアル
カリ土類金属イオンで中和されていることが必要であ
る。この中和量が10%未満では低温耐久性が劣り、実用
性を欠くことになる。
上記のように、エチレン・アクリル酸共重合体アルカ
リ金属塩系アイオノマー樹脂とエチレン・アクリル酸共
重合体2価金属塩またはアルカリ土類金属塩系アイオノ
マー樹脂とをブレンドするにあたっては、できれば、同
じベース樹脂を用いたものをブレンドするのが好まし
い。上記のように同じベース樹脂を用いたものをブレン
ドしたときに最もバランスのとれた樹脂が得られる。
本発明において使用するエチレン・アクリル酸共重合
体アルカリ金属塩系アイオノマー樹脂、エチレン・アク
リル酸2価金属塩またはアルカリ土類金属塩系アイオノ
マー樹脂は、エチレン・アクリル酸共重合体と、それぞ
れの金属の化合物、例えば、水酸化物、酢酸塩、酸化
物、炭酸塩などを公知の方法で反応させることによって
得ることができる。例えば、エチレン・アクリル酸共重
合体をあらかじめ上記の金属化合物と所定量ブレンドし
て、例えば2軸押出機で、200〜250℃の高温下に混合・
押出することによって得られる。
本発明のゴルフボール用カバーは、エチレン・アクリ
ル酸共重合体系アイオノマー樹脂で、アルカリ金属イオ
ンで中和された樹脂と、2価金属イオンまたはアルカリ
土類金属イオンで中和された樹脂とのブレンド物を樹脂
成分として形成されるが、かかるアイオノマー樹脂にそ
の性能を損なわない範囲で、他の一般的に使われている
エチレン・メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂
や、ポリオレフィン、ポリエステルエラストマー、ポリ
アミドなどの樹脂を適宜添加することができる。ただ
し、これらの添加樹脂は、全樹脂成分中10重量%以下に
することが必要である。すなわち、前記(a)〜(c)
の要件を満足するエチレン・アクリル酸共重合体系アイ
オノマー樹脂を全樹脂成分中90重量%以上にすることが
必要である。また、顔料や、比重調整剤としての充填
剤、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤など
の通常使用される添加剤などを適宜添加、配合すること
もできる。
本発明によるカバーは、ソリッドゴルフボール用コア
および糸巻きゴルフボール用コアのいずれの被覆にも使
用可能である。
ソリッドコアとしては、2層以上の多層構造ゴルフボ
ールのコアであってもよく、例えば、ツーピースボール
用コアとしては、ポリブタジエン100重量部に対し、ア
クリル酸、メタクリル酸などのα,β−モノエチレン性
不飽和カルボン酸またはその金属塩や、トリメチロール
ロプロパントリメタクリレートなどの官能性モノマーな
どの共架橋剤を単独または合計で10〜60重量部、酸化亜
鉛、硫酸バリウムなどの充填剤を10〜30重量部、ジクミ
ルパーオキサイドなどの過酸化物を0.5〜5.0重量部、酸
化防止剤を0.1〜1.0重量部配合したゴム組成物をプレス
加硫により、例えば140〜170℃の温度で10〜40分間加熱
圧縮して、球状加硫物に成形することによって得られ
る。
糸巻きコアは、センターとそれに巻きつけた糸ゴムと
からなり、センターとしては液系、ゴム系のいずれも用
いることができる。ゴム系のセンターとしては、例えば
前記ソリッドコアと同様のゴム組成物を加硫することに
よって得られたものを用いることができる。
糸ゴムは、従来から使用されているものが用いられ、
例えば天然ゴムまたは天然ゴムと合成ポリイソプレンに
老化防止剤、加硫促進剤、イオウなどを配合したゴム組
成物を加硫することによって得られたものを用いること
ができる。ただし、これらソリッドコア、糸巻きコアは
単なる例示であって、これら例示のもののみに限定され
ることはない。
コアにカバーを被覆する方法は、特に限定されるもの
でなく、通常の方法で行われる。例えば、前記特定のア
イオノマー樹脂に他の必要な配合剤を適宜配合したカバ
ー用組成物をあらかじめ半球殻状のハーフシェルに成形
し、それを2枚用いてコアを包み、130〜170℃で1〜5
分間加圧成形するか、またはカバー用組成物を直接射出
成形してコアを包み込む方法が採用される。カバーの厚
みは通常1.0〜3.0mm程度である。そして、カバー成形
時、必要に応じて、ボール表面にディンプルの形成が行
われ、また、数回のペイント仕上げ、スタンプなども必
要に応じて施される。
〔実施例〕
つぎに実施例あげて本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1〜7および比較例1〜8 シス−1.4−ポリブタジエン(日本合成ゴム社製のJSR
BR01)100重量部に、アクリル酸亜鉛(日本触媒化学
工業社製)30重量部、酸化亜鉛(東邦亜鉛社製)20重量
部およびジクミルパーオキサイド(日本油脂社製)1重
量部を加え、混練したのち、150℃で30分間コア用金型
で加圧成形して、直径約38.5mmのソリッドコアを得た。
第1〜3表に示すエチレン・アクリル酸共重合体の各
金属塩系アイオノマー樹脂は次のようにして合成ないし
準備をした。
EAA−Na中和度42%: エクソン社製エチレン・アクリル酸共重合体EX−248
(アクリル酸濃度:約16重量%、メルトインデックス:5
0g/10分)を、炭酸ナトリウムを含むマスターバッチと
反応させることによって所定のナトリウム系アイオノマ
ー樹脂に転化させた。つまり、エチレン・アクリル酸共
重合体100重量部に対し、炭酸ナトリウムを含むマスタ
ーバッチ〔あらかじめ、上記と同様のエチレン・アクリ
ル酸共重合体に、例えばツインロールにて、炭酸ナトリ
ウム(Na2CO3・H2O)を重量比で50/50となるように混練
し、シーティングした後、細かく細断しておいたもの〕
12重量部を、2軸押出機で、次に示す条件下で反応させ
た。
押出機条件 スクリュー径:45mmφ L/D:30 スクリュー回転:50rpm シリンダー温度: 押出速度:15kg/時間 押出・反応後の樹脂は、透明であり、フーリェ変換赤
外分光分析(分析装置:島津製作所社製FT・IR−4200)
をしたところ、1700cm-1の−COOH基の吸収が少なくな
り、1560cm-1の−COONaのピークが新たに現れることが
判明した。その結果から、イオン化が確認された。ま
た、原子吸光分析により、Na(ナトリウム)濃度を調べ
たところ、2.1重量%であり、この結果から、炭酸ナト
リウムが完全に反応していることが確認された。使用し
た原子吸光分析装置は、日立製作所社製偏光ゼーマン原
子吸光分光光度計180−80形である。
EAA−Na中和度44%: エクソン社製エチレン・アクリル酸共重合体EX−526
(アクリル酸濃度:約18重量%、メルトインデックス:1
20g/10分)を樹脂と同様の方法により、所定量の金属
をイオン化させた。原子吸光分析によるNa濃度は2.5重
量%であった。
EAA−Na中和度20%: 三菱油化社製エチレン・アクリル酸共重合体ユカロン
AW−500(アクリル酸濃度:20重量%、メルトインデック
ス:300g/10分)を樹脂と同様の方法で所定量の金属を
イオン化させた。原子吸光分析によるNa濃度は1.3重量
%であった。
EAA−Na中和度40%: ダウ・ケミカル日本(株)製エチレン・アクリル酸共
重合体EAA459(アクリル酸濃度:8重量%、メルトインデ
ックス:9g/10分)を樹脂と同様の方法で所定量の金属
をイオン化させた。原子吸光分析によるNa濃度は1.0重
量%であった。
EAA−Li中和度30%: 樹脂と同じエチレン・アクリル酸共重合体を用い、
マスターバッチには炭酸ナトリウムに代えて水酸化リチ
ウムが含まれるようにしておき、それ以外は樹脂と同
様の方法によりイオン化させた。原子吸光分析によるLi
(リチウム)濃度は0.45重量%であった。
EAA−Zn中和度35%: 樹脂と同じエチレン・アクリル酸共重合体を用い、
マスターバッチには炭酸ナトリウムに代えて酸化亜鉛が
50重量%および酢酸亜鉛が1.5重量%含まれるようにし
ておき、樹脂と同様の方法により、エチレン・アクリ
ル酸共重合体100重量部に対して酸化亜鉛のマスターバ
ッチを6重量部加え、反応させた。
反応後の樹脂は、透明で、これをICP発光分光分析法
(使用装置はセイコー電子工業製シーケシャル型ICP S
PS1100)で、Zn(亜鉛)濃度を測定したところ、Zn濃度
が約2.5重量%であることを確認した。また、フーリェ
変換赤外分光分析により酸化亜鉛が完全に反応している
ことを確認した。
EAA−Zn中和度27%: 樹脂と同じエチレン・アクリル酸共重合体を用い、
樹脂と同様の方法により所定量イオン化させた。
ICP発光分光分析によるZn濃度は約1.9重量%であっ
た。
EAA−Zn中和度22%: 樹脂と同じエチレン・アクリル酸共重合体を用い、
同じ手法により所定量イオン化させた。
ICP発光分光分析法によるZn濃度は約1.6重量%であっ
た。
EAA−Mg中和度35%: 樹脂と同じエチレン・アクリル酸共重合体を用い、
マスターバッチには酸化亜鉛に代えて水酸化マグネシウ
ムが50重量%含まれるようにしておき、樹脂と同様の
方法により、エチレン・アクリル酸共重合体100重量部
に対して水酸化マグネシウムのマスターバッチを3.2重
量部加え、反応させた。反応後の樹脂は、透明で、これ
を原子吸光分析法でMg(マグネシウム)濃度を測定した
ところ、Mg濃度は約0.95重量%であった。また、フーリ
ェ変換赤外分光分析により1590cm-1に鋭いピークが出る
ことから、水酸化マグネシウムが完全に反応しているこ
とを確認した。
EMAA−Na中和度30%: 三井デュポンポリケミカルズ社製のハイミラン1605、
メタクリル酸:15重量% EMAA−Zn中和度60%: 三井デュポンポリケミカルズ社製のハイミラン1706、
メタクリル酸:15重量% EMAA−Na中和度60%: 三井デュポンポリケミカルズ社製のハイミラン1707、
メタクリル酸:15重量% 樹脂〜の中で、1回の押出反応で完全に透明にな
らない場合は、2回押出をして反応を完結させた。
上記〜のアイオノマー樹脂をそれぞれ第1〜3表
に記載の割合でブレンドし、該アイオノマー樹脂100重
量部に対し、酸化チタン(TiO2)を2重量部加えて、押
出機によりカラーリングしてカバー用組成物を調製し
た。
得られたカバー用組成物を射出成形により直接ソリッ
ドコアに被覆してツーピースゴルフボールを得た。この
ボールをペイント塗装して直径42.8mmのゴルフボールを
作製した。
得られたゴルフボールの重量、コンプレッション、初
速、耐久性、低温耐久性、飛距離(キャリー)、カバー
の曲げ剛性率およびメルトインデックスを第2表および
第3表にまとめた。
測定方法は次の通りである。
(1)ボール初速: ツルーテンパー社製スイングロボットを使用し、ボー
ルをウッド1番クラブで45m/sのヘッドスピードで打撃
し、その時のボール初速を測定した。測定は各ボールと
も10個ずつについて行い、結果は平均値で示す。
(2)耐久性: ボールをエアーガンにて金属板に45m/sのボール速度
で衝突させ、割れにいたるまでの回数を調べ、実施例1
を100とした時の指数で示す。
(3)低温耐久性: 各ボールを10個ずつ−30℃の温度で保管した後、エア
ーガンにて金属板に45m/sの速度で衝突させ、50回まで
衝突させた時の割れた数で示す。
(4)飛距離(キャリー): ツルーテンパー社製スィングロボットを使用し、ボー
ルをウッド1番クラブで45m/sのヘッドスピードで打撃
し、そのキャリーを測定した。測定は各ボールとも10個
ずつについて行い、結果は平均値で示す。
(5)カバーの曲げ剛性率: 東洋精機社製スティフネステスターにより測定した。
測定用サンプルは、プレス成形にて平板をつくり、プレ
ス後、23℃、湿度50%で2週間放置後、測定を行った。
(6)カバーのメルトインデックス: JIS K 6760により、温度190℃、荷重2160gで測定
した。
(7)酸含量測定: 樹脂をテトラヒドロフランに熱時溶解し、加熱状態で
規定濃度の水酸化カリウムで滴定することにより、残存
カルボキシル基量(〔COOH〕)を測定し、中和金属の分
析結果から算出したカルボン酸金属塩量(〔COOM〕)を
含めた元の全カルボキシル基量より算出した。
(8)中和度: 残存カルボキシル基量とカルボン酸金属塩量より、次
式によって求めた。
実施例に先立ち、エチレン・アクリル酸共重合体系ア
イオノマー樹脂とエチレン・メタクリル酸共重合体系ア
イオノマー樹脂との物性の相違およびエチレン・アクリ
ル酸共重合体系アイオノマー樹脂間のブレンドによる効
果を、予備テスト結果として第1表に示す。
第1表中の配合量は重量部によるものであり、かつ全
体が100重量部になるようにしている。したがって、配
合量を示す数値は、同時に、全体中の重量%を示す。
第1表に示すように、エチレン・アクリル酸共重合体
系アイオノマー樹脂のEAA−NaとEAA−Znとをブレン
ドしてカバーに用いた試料No.1は、エチレン・メタクリ
ル酸共重合体系アイオノマー樹脂のEMAA−ZnやEMAA
−Naをカバーに用いた試料No.4〜6に比べて、ボール初
速が大きく、また、低温耐久性が優れていた。なお、エ
チレン・アクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂のEA
A−Naを単独でカバーに用いた試料No.2は、ボール初速
が大きいものの、低温耐久性が劣っていた。また、エチ
レン・アクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂のEAA
−Znを単独でカバーに用いた試料No.3は、低温耐久性は
良好であるが、ボール初速が小さく、かつ曲げ剛性率が
小さかった。
以上のことにより、エチレン・アクリル酸共重合体系
アイオノマー樹脂であって、ナトリウムで中和したもの
と、亜鉛で中和したものとをブレンドすることにより、
性能が良好で、かつバランスのとれた実用的なカバー材
料となることが明らかになった。
つぎに、実施例および比較例をあげて、本発明におい
て設定した各条件の意義を明らかにする。
第2表に実施例1〜7を示し、第3表に比較例1〜8
を示す。第2表および第3表中の配合量は重量部による
ものであり、かつ全体が100重量部になるようにしてい
る。したがって、配合量を示す数値は、同時に、全体中
の重量%を示す。
第2表に示すように、適切なアクリル酸含量と中和度
を持ったエチレン・アクリル酸共重合体アルカリ金属塩
系アイオノマー樹脂(EAA−Na、EAA−Li)とエチレン・
アクリル酸共重合体2価金属塩またはアルカリ土類金属
塩系アイオノマー樹脂(EAA−Zn、EAA−Mg)とをブレン
ドしてカバーに用いた実施例1〜7のゴルフボールは、
第3表に示す比較例1のゴルフボール(つまり、従来使
用のエチレン・メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹
脂を単独でカバーに用いたゴルフボール)に比べて、ボ
ール初速が大きく(つまり、高反撥弾性で)、飛距離も
大きく飛行性能が優れていた。また、実施例1〜7のゴ
ルフボールは、低温耐久性も優れていた。
特に実施例7のゴルフボールでは、エチレン・メタク
リル酸共重合体系アイオノマー樹脂(EMAA−Zn)を10
重量部(つまり、10重量%)含んでいるが、ボール初速
が大きく、優れた飛行性能を有していた。
一方、第3表に示すように、比較例2のゴルフボール
は、エチレン・メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹
脂(EMAA−Na)を50重量部(つまり、50重量%)含ん
でいるため、ボール初速が小さく、また低温耐久性が悪
かった。
比較例3のゴルフボールは、エチレン・アクリル酸共
重合体系アイオノマー樹脂同士(EAA−NaとEAA−Z
n)をブレンドしてカバーに用いたものであるが、2価
金属イオンによる中和量が8%と低いため、ボール初速
の低下が生じはじめ、低温耐久性が悪かった。
比較例4のゴルフボールは、エチレン・アクリル酸共
重合体系アイオノマー樹脂同士(EAA−NaとEAA−M
g)をブレンドしてカバーに用いたものであるが、ブレ
ンド後の全中和量が26%と低いため、ボール初速が小さ
く、また低温耐久性が悪かった。
比較例5と比較例6のゴルフボールは、エチレン・ア
クリル酸共重合体系アイオノマー樹脂同士(比較例5で
はEAA−NaとEAA−Zn、比較例6ではEAA−NaとE
AA−Zn)をブレンドしたものであるが、両者とも2価金
属イオンによる中和量が低いため、低温耐久性が悪く、
また、ボール初速も小さかった。
比較例7のゴルフボールは、エチレン・メタクリル酸
共重合体系アイオノマー樹脂(EMAA−Zn)を50重量部
(つまり、50重量%)含むため、ボール初速が小さかっ
た。
比較例8のゴルフボールは、エチレン・アクリル酸共
重合体系アイオノマー樹脂同士(EAA−NaとEAA−Z
n)をブレンドしてカバーに用いたものであるが、ブレ
ンド後の全中和量が低いため、ボール初速が小さく、ま
た低温耐久性が悪かった。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では、特定のエチレン・
アクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂を特定態様でブ
レンドしてカバーに用いることにより、高反撥弾性で飛
行性能が優れ、かつ低温耐久性が優れたゴルフボールを
提供することができた。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コアと該コアを被覆するカバーを有してな
    り、該カバーに下記(a)〜(c)の要件を満足するエ
    チレン・アクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂を90重
    量%以上含む樹脂を用いたことを特徴とするゴルフボー
    ル。 (a) 成分がエチレンとアクリル酸からなり、そのア
    クリル酸の占める割合が10〜25重量%で、メルトインデ
    ックスが20〜150g/10分であるエチレン・アクリル酸共
    重合体のカルボン酸基を、アルカリ金属イオンで20〜70
    %中和してなり、そのメルトインデックスが0.5〜5.0g/
    10分で、曲げ剛性率が3000kg/cm2以上のアイオノマー樹
    脂〔A〕と、 (b) 成分がエチレンとアクリル酸からなり、そのア
    クリル酸の占める割合が10〜25重量%で、メルトインデ
    ックスが20〜150g/10分であるエチレン・アクリル酸共
    重合体のカルボン酸基を、2価金属イオンまたはアルカ
    リ土類金属イオンで25〜70%中和してなり、そのメルト
    インデックスが0.5〜5.0g/10分で、曲げ剛性率が1500kg
    /cm2以上のアイオノマー樹脂〔B〕とを、 (c) ブレンド比が〔A〕/〔B〕=80/20〜30/70
    (重量比)で、ブレンドしたものであって、かつ、ブレ
    ンド後の全中和量が30〜60%で、そのうちの少なくとも
    10%以上が2価金属イオンまたはアルカリ土類金属イオ
    ンで中和されているアイオノマー樹脂。
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