JP3119787B2 - 媒体発行装置 - Google Patents

媒体発行装置

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JP3119787B2
JP3119787B2 JP27887094A JP27887094A JP3119787B2 JP 3119787 B2 JP3119787 B2 JP 3119787B2 JP 27887094 A JP27887094 A JP 27887094A JP 27887094 A JP27887094 A JP 27887094A JP 3119787 B2 JP3119787 B2 JP 3119787B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続媒体を所定の長さ
に切断して印字を行って媒体を発行する媒体発行装置に
関し、特に銀行等で使用される自動取引装置等において
顧客に媒体、即ち、明細票を発行する媒体発行装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、銀行等で使用される自動取引装置
等においては、媒体発行装置が内蔵されており、この媒
体発行装置で、顧客が行った取引の内容を媒体である明
細票に印字して顧客に発行している(以下上述した動作
を媒体発行装置における取引処理とする)。
【0003】明細票は、印字前は連続状になった状態で
収納部に収納されており、取引が行われると、収納部か
ら引き出すように搬送され、取引内容に関する印字デー
タが印字される。そして、印字が終了すると、所定の長
さに切断され、排出口に搬送されて装置から排出され、
顧客に発行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の媒体発行装置においては、明細票に印字を行ってから
切断するという順序で動作が進行するので、上位装置で
あるホストコンピュ−タから取引に必要なデ−タを受け
て明細票に印字を開始してから排出口に明細票が搬送さ
れるまでに、印字時間、切断時間、搬送時間がそれぞれ
かかることになる。従って、小額の支払い取引等におい
ては、自動取引装置に内蔵された入出金処理装置等の他
のユニットは取引処理を終了しても、媒体発行装置の取
引処理は終了しない場合があり、媒体発行処理が自動取
引装置全体の処理速度向上の支障となっていた。
【0005】なお、単票状の媒体を使用することで、処
理速度を向上化することが可能であるが、使用時に媒体
を一枚に分離する必要があるので、分離する機構が必要
であり、機構が複雑になるという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明で設けた解決手段は、媒体収納手段に収納され
ている連続媒体を搬送路に繰り出して搬送し、印字手段
により所定のデータを印字すると共に切断手段で所定の
長さに切断して発行する媒体発行装置において、上記切
断手段を上記媒体収納手段と上記印字手段との間の上記
搬送路上に設け、上記切断手段と上記印字手段との距離
を、一取引で使用する上記媒体の一行目印字位置から上
記媒体の後端部までの長さ以上とし、取引が開始される
と、上記切断手段により上記媒体を一取引分の長さに切
断し、上記印字手段により上記所定のデータの印字を行
って該媒体を発行する制御を行う一方、取引の途中で取
引が中止となった場合には、上記媒体の一行目印字位置
を上記印字手段に合わせた状態で待機させておき、次取
引で、上記待機させておいた媒体へ上記印字手段により
所定のデータの印字を行って該媒体を発行する制御を行
う制御部を設けたものである。
【0007】
【作用】上記構成を有する本発明によれば、取引が開始
されると、媒体を切断手段で予め一取引分の長さに切断
しておき、その後印字手段で所定のデータを印字する。
これにより、媒体を装置外に排出する排出口に、データ
の印字後直ちに媒体を搬送することが可能である。ま
た、取引の途中で取引が中止となった場合には、媒体の
一行目印字位置を印字手段に合わせた状態で待機させて
おき、そして次取引で、待機させておいた媒体へ印字手
段により所定のデータの印字を行って該媒体を発行す
る。これにより、取引の途中で取引が中止となっても媒
体を無駄にすることがない。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面にしたがっ
て詳細に説明する。なお各図面に共通する要素には同一
の符号を付す。
【0009】第1実施例 図1は本発明に係る第1実施例のカ−ド処理・明細票発
行装置の構造を示す説明図である。なお本実施例では、
発行する媒体として明細票で説明し、媒体発行装置とし
て明細票発行装置で説明する。
【0010】図1において、図示せぬ自動取引装置内に
内蔵されているカ−ド処理・明細票発行装置1は、カ−
ド処理部2とカ−ド取り込み部3と明細票発行装置4と
から構成されている。
【0011】カ−ド処理部2の前部にはカ−ド挿入排出
口40が設けられており、ここから自動取引装置で使用
されるキャッシュカ−ドが顧客により挿入される。な
お、挿入されたキャッシュカ−ドは、媒体検知センサ4
1により検知される。
【0012】明細票発行装置4の後部には、連続媒体で
ある明細票5が一取引毎に折り畳まれた状態で収納され
ている媒体収納手段である媒体収納箱6が設けられてお
り、前部には、明細票5がカード処理・明細票発行装置
1外に排出される排出口7が設けられている。媒体収納
箱6近傍の媒体搬送口8aから排出口7までは明細票5
が搬送される搬送路8で接続されている。
【0013】そして、この搬送路8に沿って、明細票5
を搬送する複数のフィ−ドロ−ラ対9a、9b、9c、
24a、24b、26a、26bと、同じく明細票5を
搬送する平ベルト28、29、30、31と、平ベルト
28、29、30、31を走行させるロ−ラ42a,4
2b、43a、43b、44a、44b、45a、45
b、45cとが設けられている。なお、フィ−ドロ−ラ
対9a、9b、9cはステッピングモ−タ23により駆
動され、フィ−ロ−ラ対24a、24bはステッピング
モ−タ25により駆動され、フィ−ドロ−ラ対26a、
26bとロ−ラ42a、43a、44a、45aはステ
ッピングモ−タ27により駆動される。
【0014】搬送路8に沿ってまた、明細票5を検知す
る媒体検知センサ10、11、12、13、14、1
5、16、17、18、19、20と、明細票5に付与
されたマ−クを検知するマ−ク検知センサ21、22と
が設けられている。媒体検知センサ10は、搬送路8へ
の明細票5の挿入を検知しており、媒体検知センサ12
は、明細票5のセット完了を検知しており、明細票5の
一時停止に使用されている。また、媒体検知センサ19
は、明細票5の排出を検知している。そして、その他の
媒体検知センサ11、13、14、15、16、17、
18、20は、明細票5の搬送を監視しており、異常を
検知した場合には、後述する中央処理装置に信号が送信
される。
【0015】また、マ−ク検知センサ21は、明細票5
が正常か否かを判断するのに使用され、マ−ク検知セン
サ22は、明細票5を切断する際に使用される。
【0016】搬送路8に沿って更に、フィ−ドロ−ラ対
9cとフィ−ドロ−ラ対24aとの間には、明細票5を
切断する切断手段であるカッタナイフユニット32が設
けられており、明細票5の1行目印字位置から後端部ま
での長さ以上カッタナイフユニット32から排出口7方
向に離れた位置に、明細票5に所定のデ−タすなわち取
引デ−タを印字する印字手段であるサ−マルヘッド33
と、サ−マルヘッド33に対向してプラテン36とが設
けられている。そして、サ−マルヘッド33と平ベルト
28、29との間には、明細票5の搬送経路を切り換え
るブレ−ド34が設けられている。
【0017】サ−マルヘッド33はプランジャマグネッ
ト35への通電によりプラテン36から離れ、通電が停
止されるとプラテン36に押し付けられるようになって
いる。また、ブレ−ド34はプランジャマグネット37
への通電により破線で示す位置まで回動し、プランジャ
マグネット37への通電オフとなると図示せぬスプリン
グにより実線で示す位置まで戻る。また、プラテン36
はステッピングモ−タ25により駆動される。
【0018】媒体収納箱6の下部には顧客が取り忘れた
明細票5等が収納される媒体取り込み箱38が設けられ
ており、ブレ−ド34の回動により明細票5の搬送経路
が切り換えられて、平ベルト30、31により明細票5
が媒体取り込み箱38に取り込まれるようになってい
る。
【0019】また、上記カ−ド処理・明細票発行装置1
は制御部39により制御される。次に上記カ−ド処理・
明細票発行装置1を制御する制御系の構造について説明
する。図2は第1実施例の制御系を示すブロック図であ
る。
【0020】図2において、2点鎖線で示す制御部39
には、自動取引装置全体を制御する主制御部46と接続
されている中央処理装置47が内蔵されており、この中
央処理装置47はカ−ド処理・明細票発行装置1全体を
制御する。中央処理装置47には、プログラム等を格納
するメモリ48と、カ−ド処理部2に信号を送信した
り、カ−ド処理部2からの信号を受信する通信制御回路
49と、I/Oコントロ−ル回路59とが接続されてい
る。そして、I/Oコントロ−ル回路59にはセンサド
ライバ51とドライバ52とが接続されている。
【0021】センサドライバ51は媒体検知センサ1
0、11、12、13、14、15、16、17、1
8、19、20及びマーク検知センサ21、22の発光
素子を発光させる。そして、それぞれのセンサの検知結
果は、センサドライバ51を介してI/Oコントロール
回路50で判断され、中央処理装置47に送信される。
ドライバ52にはサーマルヘッド33と、プランジャマ
グネット35、37と、カッタナイフユニット32を駆
動するDCモータ53と、ステッピングモータ23、2
5、27とが接続されており、それぞれを駆動してい
る。
【0022】主制御部46にはまた、自動取引装置全体
に電源を供給する電源装置55と、顧客に入力等の指示
を与えたり、案内を行うCRTディスプレイ60と、C
RTディスプレイ60上に設けられ、顧客が自動取引装
置で取引を行う際に触れることにより、取引開始等の情
報が入力されるタッチキ−56と、紙幣や硬貨の自動取
引装置への入金や出金の処理を行う入出金処理装置59
とが接続されており、上記ユニットは、自動取引装置内
に内蔵されている。主制御部46は、センタに設置され
ているホストコンピュ−タ57と、インタ−フェ−ス6
1を介して回線58で接続されており、ホストコンピュ
−タ57には取引に必要なデ−タが入力されている。
【0023】次に上記構成による本実施例の支払取引時
の動作を図3に示すフロ−チャ−トにしたがって説明す
る。図3は第1実施例の動作を示すフロ−チャ−トであ
る。発行動作を行う前に、明細票5が明細票発行装置4
にセットされる。明細票5のセットは、まず、オペレ−
タが連続用紙となっている明細票5を媒体収納箱6に収
納し、明細票5の先端部を搬送路8の媒体搬送口8aに
挿入すると、媒体検知センサ10が明細票5を検知す
る。これによりステッピングモ−タ23が駆動されて、
フィ−ドロ−ラ対9a、9b,9cが回転する。明細票
5の先端部をフィ−ドロ−ラ対9aまで挿入すると、明
細票5はフィ−ドロ−ラ対9aにより排出口7方向へ搬
送される。フィ−ドロ−ラ対9aによって引き込まれた
明細票5は、マ−ク検知センサ21により媒体の表裏及
び方向のチェックが行われ、正常と判断されれば、カッ
タナイフユニット32の直前、つまり、明細票5の先端
部が媒体検知センサ12により検知されるまで搬送さ
れ、明細票5の先端部が媒体検知センサ12により検知
されると、ステッピングモ−タ23が停止され、搬送ロ
−ラ9a、9b,9cの回転が停止される。これにより
明細票5のセットが完了する。
【0024】媒体検知センサ10が明細票5を検知して
から、一定時間経過してもマ−ク検知センサ21が明細
票5に設けられたマ−クを検知しない場合は、明細票5
は表裏逆に挿入されたとして、搬送ロ−ラ9a、9b、
9cを逆回転させて、明細票5を搬送路8から吐き出
し、再セットを促す。
【0025】明細票がセットされ、顧客によりCRTデ
ィスプレイ60上に設けられたタッチキ−56から取引
開始の情報が入力されると、ステップS1で中央処理装
置47は、ステッピングモ−タ23、25を駆動し、フ
ィ−ドロ−ラ対9a、9b,9c,24a,24bを回
転し、明細票5を搬送路8に沿って搬送する。
【0026】ステップS2、ステップS3で中央処理装
置47は、明細票5に設けられたマ−クをマ−ク検知セ
ンサ22が検知すると、その時点から所定量(通常はカ
ッタナイフユニット32から一取引に使用される明細票
の一枚分の長さ、すなわち、一取引に使用される明細票
の先端部から後端部までの長さ)明細票5を搬送し、ス
テッピングモ−タ23、25を停止して、明細票5の搬
送を停止する。ステップS4で中央処理装置47は、D
Cモ−タ53の駆動によりカッタナイフユニット32を
駆動して明細票5を切断する。なお、この時点では、明
細票5の長さは、一取引に使用される明細票の一枚分の
長さ(以下一取引分とする)となっている。
【0027】ステップS5で中央処理装置47は、プラ
ンジャマグネット35に通電し、プラテン36とサーマ
ルヘッド33との間に間隙を作る。ステップS6で中央
処理装置47は、ステッピングモータ25を駆動して、
フィードローラ対24a、24bを回転し、切断された
明細票5を、明細票5の一行目印字位置がサーマルヘッ
ド33の印字位置に対応する位置まで搬送する。ステッ
プS7で中央処理装置47は、ステッピングモータ25
を停止してフィードローラ対24a、24bの回転を停
止し、明細票5の搬送を停止する。ステップS8で中央
処理装置47は、プランジャマグネット35への通電を
停止して、サーマルヘッド33をプラテン36に押し付
ける。
【0028】ステップS9で中央処理装置47は、ステ
ッピングモ−タ27を駆動し、ロ−ラ42a、42b、
43a、43bを回転して平ベルト28、29を走行さ
せながら、また、ロ−ラ対26a、26bを回転させな
がら、ステッピングモ−タ25を駆動し、ロ−ラ対24
a、24bを回転し、明細票5を搬送しながら、サ−マ
ルヘッド33により所定の取引デ−タを明細票5に印字
する。
【0029】ステップS10、ステップS11で中央処
理装置47は、印字が終了すると、ステッピングモ−タ
27を駆動し、ロ−ラ42a、42b、43a、43b
を回転して平ベルト28、29を走行させ、また、ロ−
ラ対26a、26bを回転し、排出口7まで明細票5を
搬送して排出する。
【0030】ステップS12で中央処理装置47は、媒
体検知センサ19が明細票5を検知しなくなったら顧客
が明細票5を受け取ったと判断して、主制御部46に信
号を送信する。すると、主制御部46が入出金処理装置
59に信号を送信し、あらかじめ計数の行われた紙幣を
排出する。なお、明細票5の排出とともに、取引開始時
にカ−ド処理部2に挿入された図示せぬキャッシュカ−
ドも排出される。ステップS13で中央処理装置47、
及び他のユニットは次取引を待つ状態、すなわちアイド
ル状態に戻り、動作を終了する。
【0031】なお、もし、顧客が取引の途中で、取引の
中止を希望した場合には、ステップS7の処理が終了し
た時点でステップS13に進み、明細票5の一行目印字
位置をサ−マルヘッド33に合わせた状態で待機させて
おく。そして、次取引では、ステップS8から開始す
る。
【0032】以上第1実施例においては、明細票5をカ
ッタナイフユニット32で予め切断しておき、その後サ
−マルヘッド33で取引デ−タを印字することができる
ので、取引デ−タの印字後直ちに排出口7に搬送可能で
あり、ホストコンピュ−タ57から取引に必要なデ−タ
を受信してから、明細票5を排出口7まで搬送するまで
の時間を、少なくとも明細票5の切断に要する時間分は
短縮することができる。 また、ホストコンピュ−タ5
7との通信時間が長い場合は、切断動作を高速で行う必
要がないので、カッタナイフユニット32を安価に構成
することができる。
【0033】更に、カッタナイフユニット32からサ−
マルヘッド33までの距離が、明細票5の一行目印字位
置から後端部までとすると、切断後直ちに印字を開始す
ることが可能なので、明細票5をサ−マルヘッド33ま
で搬送する時間分の時間短縮効果が期待できる。また、
例えば、カッタナイフユニット32からサ−マルヘッド
33までの距離が明細票5の一取引分であるとすると、
取引内容によって明細票5に印字を開始する位置、すな
わち一行目印字位置が変化することがあっても、切断後
の明細票5をサ−マルヘッド33まで戻す必要がない。
従って、この場合も、明細票5をサ−マルヘッド33ま
で戻す時間分の時間短縮効果が期待できる。
【0034】更に、カッタナイフユニット32からサ−
マルヘッド33までの距離が、明細票5の一行目印字位
置から後端部までの長さ以上とすると、切断後に、明細
票5をサ−マルヘッド33まで戻す必要がないので、明
細票5を両方向搬送可能にする必要がない。従って、切
断後の明細票5を搬送する部分のロ−ラ対を一方方向に
のみ回転可能とすればよいので、その分機構及び制御が
簡単になり、安価な構成とすることができる。
【0035】第2実施例 次に本発明の第2実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。なお、上記第1実施例と同様な部分には
同一符号を付して説明は省略する。図4は第2実施例の
動作を示すフロ−チャ−トである。この第2実施例にお
いては、支払取引時の明細票を切断するタイミングにつ
いて説明する。構成は上記第1実施例と同様なので説明
は省略する。なお、この時点ではすでに明細票5のセッ
トは行われていることとする。また、ステップS25か
らステップS29までの処理と、ステップS30からス
テップS31までの処理は並行して行われる。
【0036】顧客によりCRTディスプレイ60上に設
けられたタッチキ−56から取引開始の情報が入力され
ると、ステップS21で中央処理装置47は、通信制御
回路49を介して図示せぬキャッシュカ−ドの検知を開
始する。そして、キャッシュカ−ドがカ−ド挿入排出口
40からカ−ド処理部2に挿入され、媒体検知センサ4
1でキャッシュカ−ドが挿入されたことが検知される
と、ステップS22で中央処理装置47は、キャッシュ
カ−ドに記憶されている顧客の口座番号等の情報を読み
取る。そして、上記処理と並行して、タッチキ−56か
ら暗証番号や取引金額等を入力することをCRT画面6
0上から顧客に促す。
【0037】ステップS23で主制御部46は、主制御
部46に送信されてきたキャッシュカ−ドの読取り結果
及び暗証番号や取引金額等の入力デ−タを、インタフェ
−ス60を介してホストコンピュ−タ57に送信する。
ステップS24で主制御部46が、ホストコンピュ−タ
57から送信されてきた取引に必要なデ−タを受信した
ら、ステップS25で中央処理装置47は、上記第1実
施例に示したステップS1からステップS3までの処理
を行い、セット状態となっている明細票5を一取引分搬
送する。ステップS26で中央処理装置47は、上記第
1実施例に示したステップS4の処理を行い、明細票を
切断する。
【0038】ステップS27で中央処理装置47は、上
記第1実施例に示したステップS5からS7までの処理
を行い、明細票5の一行目印字位置をサ−マルヘッド3
3に合わせる。ステップS28で中央処理装置47は、
上記第1実施例に示したステップS8からS10までの
処理を行い明細票5に所定の取引デ−タを印字する。ス
テップS29で中央処理装置47は、上記第1実施例に
示したステップS11の処理行い、明細票5を排出し、
同時にキャッシュカ−ドをカ−ド挿入排出口40まで搬
送して排出する。
【0039】上記ステップS25からステップS29ま
での処理と並行して、ステップS30で入出金処理装置
59において、紙幣の計数を行う。ステップS31で紙
幣の計数が終了したか否かを判断し、終了したならばス
テップS32に進む。
【0040】ステップS32で媒体検知センサ41及び
媒体検知センサ19が、キャッシュカ−ド及び明細票5
を検知しなくなったら、中央処理装置47は、顧客が明
細票5を受け取ったと判断して、主制御部46に信号を
送信する。ステップS33で主制御部46は、入出金処
理装置59に信号を送信し、あらかじめ計数の行われた
紙幣を排出する。ステップS34で中央処理装置47、
及び他のユニットは次取引を待つ状態、すなわちアイド
ル状態に戻り、動作を終了する。
【0041】上記第2実施例においては、印字直前、す
なわちホストコンピュ−タ57から主制御部46が取引
に必要なデ−タを受信した後に、明細票5を一取引分の
長さに切断するので、第1実施例と比較して、時間短縮
の効果は失われるが、明細票5が必要な時にのみ単票状
に切断されるので、切断した明細票5を搬送路8に残留
させたまま電源断状態となることがない。従って、再立
ち上げ時に残留明細票5の取り込み処理を行う必要がな
くなり、明細票5の無駄が省ける。
【0042】第3実施例 次に本発明の第3実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。なお、上記第1、第2実施例と同様な部
分には同一符号を付して説明は省略する。図5、図6は
第3実施例の動作を示すフロ−チャ−トである。この第
3実施例においても第2実施例と同様に、支払取引時の
明細票を切断するタイミングについて説明する。構成は
上記第1実施例と同様なので説明は省略する。なお、こ
の時点ではすでに明細票5のセットは行われていること
とする。また、ステップS42からステップS48まで
の処理と、ステップS49からステップS54までの処
理は並行して行われ、ステップS55からステップS5
7までの処理と、ステップS58からステップS59ま
での処理も並行して行われる。
【0043】顧客によりCRTディスプレイ60上に設
けられたタッチキ−56から取引開始の情報が入力され
ると、ステップS41で中央処理装置47は、通信制御
回路49を介してキャッシュカ−ドの検知を開始する。
そして、キャッシュカ−ドがカ−ド挿入排出口40から
カ−ド処理部2に挿入され、媒体検知センサ41でキャ
ッシュカ−ドが挿入されたことが検知されると、ステッ
プS42で中央処理装置47は、動作フラグを「1」に
する。なお、動作フラグが「1」の状態とは、明細票5
を切断して、一行目印字位置をサ−マルヘッド33に合
わせる動作(以下明細票印字位置セット動作とする)が
開始されたことを示している。ステップS43で中央処
理装置47は、明細票セットフラグが「1」か否かを判
断して、「1」ならばステップS48に進み、「否」な
らばステップS44に進む。ステップS44で中央処理
装置47は、上記第1実施例に示したステップS1から
ステップS3までの処理を行い、セット状態となってい
る明細票5を一取引分搬送する。ステップS45で中央
処理装置47は、上記第1実施例に示したステップS4
の処理を行い、明細票を切断する。
【0044】ステップS46で中央処理装置47は、上
記第1実施例に示したステップS5からステップS7ま
での処理を行い、明細票5の一行目印字位置をサ−マル
ヘッド33に合わせる。ステップS47で中央処理装置
47は、明細票セットフラグを「1」にする。なお、明
細票セットフラグが「1」の状態とは、明細票5の一行
目印字位置がサ−マルヘッド33に合わせられた状態で
あることを示している。ステップS48で中央処理装置
47は、明細票印字位置セット動作が終了したので、動
作フラグを「0」に戻す。以上ステップS42からステ
ップS48までの処理が終了すると、明細票印字位置セ
ット動作が終了したことになる。
【0045】上記ステップS42からステップS48ま
での処理と並行して、ステップS49で中央処理装置4
7は、キャッシュカ−ドに記録されている顧客の口座番
号等の情報を読み取る。また、それらの動作と並行し
て、ステップS50で顧客によりタッチキ−56から暗
証番号や取引金額等が入力される。ステップS51で中
央処理装置47は、顧客が取引の中止を希望したことを
検知したならば、ステップS52に進み、キャッシュカ
−ドを顧客に返却し、キャッシュカ−ド挿入待ちの状態
に戻る。一方「否」ならば、ステップS53に進む。
【0046】ステップS53で主制御部46は、主制御
部46に送信されてきたキャッシュカードの読取り結果
及び暗証番号や取引金額等の入力データを、インターフ
ェース61を介してホストコンピュータ57に送信す
る。ステップS54で主制御部46が、ホストコンピュ
ータ57から送信されてきた取引に必要なデータを受信
したら、ステップS55で中央処理装置46は、明細票
セットフラグが「1」か否か判断して、「1」ならば、
既に明細票5の一行目印字位置がサーマルヘッド33に
合わせられているとし、ステップS56に進み、「否」
ならばステップS64に進む。
【0047】ステップS56で中央処理装置47は、上
記第1実施例に示したステップS8からS10までの処
理を行い明細票5に所定の取引デ−タを印字する。ステ
ップS57で中央処理装置47は、上記第1実施例に示
したステップS11の処理を行い、明細票5を排出し、
同時にキャッシュカ−ドをカ−ド挿入排出口40まで搬
送して排出する。
【0048】上記ステップS55からステップS57ま
での処理と並行して、ステップS58で入出金処理装置
59において、紙幣の計数を行う。ステップS59で紙
幣の計数が終了したか否かを判断し、終了したならばス
テップS60に進む。
【0049】ステップS60で媒体検知センサ41及び
媒体検知センサ19が、キャッシュカ−ド及び明細票5
を検知しなくなったら、中央処理装置47は、顧客が明
細票5を受け取ったと判断して、主制御部46に信号を
送信する。ステップS61で中央処理装置47は、明細
票5が排出されたので、明細票セットフラグを「0」に
する。ステップS62で主制御部46は、入出金処理装
置59に信号を送信し、あらかじめ計数の行われた紙幣
を排出する。ステップS63で中央処理装置47、及び
他のユニットは次取引を待つ状態、すなわちアイドル状
態に戻り、動作を終了する。
【0050】ステップS55からステップS64に進ん
だ場合、ステップS64で中央処理装置47は、動作フ
ラグが「1」か否か判断し、「1」ならばステップS4
3からステップS47までの処理が動作中であると判断
し、ステップS55に戻り、「否」ならば、ステップS
65からステップS71までの処理を行い、ステップS
55に戻る。なお、ステップS65からステップS71
までの処理は、上記ステップS42からステップS48
までの処理と同様である。
【0051】上記第3実施例においては、キャッシュカ
−ドがカ−ド処理・明細票発行装置1に挿入されたこと
が明細票切断開始のトリガ−となるので、明細票5を切
断してから明細票5への印字を開始するまでの間に、キ
ャッシュカ−ドに記録されている顧客の口座番号等の情
報を読み取る時間、また、ホストコンピュ−タ57との
通信時間等があるので、それらの処理を明細票5の処理
と並行して行うことにより、処理時間を短縮することが
できる。
【0052】また、明細票印字位置セット動作を開始し
てから顧客が取引の中止を希望しても、明細票印字位置
セット動作はそのまま実行され、切断された明細票5
は、一行目印字位置がサ−マルヘッド33に合わせられ
た状態で次取引の取引デ−タが印字されるまで待機して
いる。既に、サ−マルヘッド33に切断された明細票5
が合わせられていることは、明細票セットフラグを参照
することで確認することができるので、次取引で、キャ
ッシュカ−ドがカ−ド処理・明細票発行装置1に挿入さ
れても、明細票印字位置セット動作は開始されない。そ
の結果、明細票5を無駄にすることがない。
【0053】第4実施例 次に本発明の第4実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。なお、上記第1、第2、第3実施例と同
様な部分には同一符号を付して説明は省略する。図7は
第4実施例の動作を示すフロ−チャ−トである。この第
4実施例においても第3実施例と同様に、支払取引時の
明細票を切断するタイミングについて説明する。構成は
上記第1実施例と同様なので説明は省略する。なお、こ
の時点ではすでに明細票5のセットは行われていること
とする。 また、ステップS83からステップS85ま
での処理と、ステップS86からステップS87までの
処理は並行して行われ、ステップS89からステップS
90までの処理と、ステップS91からステップS92
までの処理も並行して行われる。
【0054】顧客によりCRTディスプレイ60上に設
けられたタッチキ−56から取引開始の情報が入力され
ると、ステップS81で中央処理装置47は、通信制御
回路49を介して図示せぬキャッシュカ−ドの検知を開
始する。そして、キャッシュカ−ドがカ−ド挿入排出口
40からカ−ド処理部2に挿入され、媒体検知センサ4
1でキャッシュカ−ドが挿入されたことが検知される
と、ステップS82で中央処理装置47は、明細票5が
セットされた後、一回目の取引処理か否かを判断して、
一回目ならばステップS83とステップS86の両方に
進み、「否」ならば、ステップS86にのみ進む。
【0055】ステップS82からステップS83に進ん
だ場合には、上記第2実施例に示したステップS25か
らステップS27までの処理と同様の処理をステップS
83からステップS85まで行い、ステップS83から
ステップS85までの処理と並行して、ステップS86
からステップS87までの処理を行う。
【0056】なお、ステップS86からステップS87
までの処理は、上記第2実施例に示したステップS22
からステップS23までの処理と同様である。一方、ス
テップS82が「否」であって、ステップS86に進ん
だ場合には、ステップS83からステップS85までの
処理は行わず、ステップS86からステップS87まで
の処理を行う。
【0057】ステップS88に進むと、上記第2実施例
に示したステップS28からステップS29までの処理
と同様の処理をステップS89からステップS90まで
行い、ステップS89からステップS90までの処理と
並行して、ステップS91からステップS92までの処
理を行う。ステップS91で入出金処理装置59におい
て、紙幣の計数を行う。ステップS92で紙幣の計数が
終了したか否かを判断し、終了したならばステップS9
3に進む。
【0058】ステップS93で媒体検知センサ41及び
媒体検知センサ19が、キャッシュカ−ド及び明細票5
を検知しなくなったら、中央処理装置47は、顧客が明
細票5を受け取ったと判断して、主制御部46に信号を
送信する。ステップS94で主制御部46は、入出金処
理装置59に信号を送信し、あらかじめ計数の行われた
紙幣を排出する。ステップS95でカ−ド処理・明細票
発行装置1以外のユニットは、次取引を待つ状態、すな
わちアイドル状態に戻り、動作を終了する。
【0059】上記ステップS94からステップS95ま
での処理と並行して、または、顧客との自動取引装置全
体の取引処理が終了した後に、中央処理装置47は、ス
テップS96からステップS98までの処理を行う。ス
テップS96で中央処理装置47は、上記第1実施例に
示したステップS1からステップS3までの処理を行
い、セット状態となっている明細票5を一取引分搬送す
る。ステップS97で中央処理装置47は、上記第1実
施例に示したステップS4の処理を行い、明細票を切断
する。ステップS98で中央処理装置47は、上記第1
実施例に示したステップS5からS7までの処理を行
い、明細票5の一行目印字位置をサ−マルヘッド33に
合わせる。ステップS99で中央処理装置47は、次取
引を待つ状態、すなわちアイドル状態に戻り、動作を終
了する。
【0060】なお、上記ステップS96からステップS
98までの処理は、顧客によるタッチキ−からの入力と
は関係なく進行し、次の取引が開始され、ステップS8
8を終了するまでに終了されればよい。
【0061】なお、もし、顧客が取引の途中で、取引の
中止を希望した場合には、ステップS96からステップ
S98までの処理を行わず、切断された明細票5の一行
目印字位置がサ−マルヘッド33に合わせられた状態で
待機させておく。そして、次取引では、ステップS81
から開始する。
【0062】上記第4実施例においては、明細票5がカ
−ド処理・明細票発行装置1外に排出されたことを媒体
検知センサ19が検知したことが明細票5切断開始のト
リガ−となるので、上記ステップS96からステップS
98までの処理は、顧客との該取引の終了から次取引ま
でのインタ−バル時間を利用して行うこともできる。そ
の場合、自動取引装置に内蔵された他のユニットは休止
状態にある。その結果、電源装置55の電源容量を減ら
すことができる。
【0063】上記第1、第2、第3、第4実施例におい
て、明細票5は、折り畳み連続状媒体としたが、連続状
であれば、ロ−ル状に巻いた媒体であってもよい。そし
て、取引形態に応じて一取引分の媒体の長さを変更する
ことのできる機種においてロ−ル状の連続媒体を使用し
た場合、ロ−ル状の連続媒体を、顧客の取引選択に応じ
て印字前に予め所定の長さに切断しておくことで、同様
の効果を期待することができる。
【0064】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、切断手段を媒体収納手段と印字手段との間の搬送路
上に設け、上記切断手段と上記印字手段との距離を、一
取引で使用する媒体の一行目印字位置から上記媒体の後
端部までの長さ以上とし、取引が開始されると、上記切
断手段により上記媒体を一取引分の長さに切断し、上記
印字手段により所定のデータの印字を行って該媒体を発
行する制御を行う一方、取引の途中で取引が中止となっ
た場合には、上記媒体の一行目印字位置を上記印字手段
に合わせた状態で待機させておき、次取引で、上記待機
させておいた媒体へ上記印字手段により所定のデータの
印字を行って該媒体を発行する制御を行う制御部を設け
たことにより、媒体を切断手段で予め切断しておき、そ
の後印字手段で所定のデータを印字することができるの
で、媒体を装置外に排出する排出口に、データの印字後
直ちに媒体を搬送することが可能であり、必要なデータ
を受信してから、媒体を排出口まで搬送するまでの時間
を、少なくとも媒体の切断に要する時間分は短縮するこ
とができる。その結果、媒体発行装置の処理速度を向上
させることができる。
【0065】また、切断手段と印字手段との距離が、一
取引で使用する媒体の一行目印字位置から媒体の後端部
までの長さ以上となっていることにより、切断から印字
開始までにかかる時間を短縮することができる。従っ
て、更にその分媒体発行装置の処理速度を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例のカ−ド処理・明細票
発行装置の構造を示す説明図である。
【図2】第1実施例の制御系を示すブロック図である。
【図3】第1実施例の動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図4】第2実施例の動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図5】第3実施例の動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図6】第3実施例の動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図7】第4実施例の動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【符号の説明】
1 カ−ド処理・明細票発行装置 4 明細票発行装置 5 明細票 6 媒体収納箱 8 搬送路 32 カッタナイフユニット 33 サ−マルヘッド 39 制御部 46 主制御部 47 中央処理装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体収納手段に収納されている連続媒体
    を搬送路に繰り出して搬送し、印字手段により所定のデ
    ータを印字すると共に切断手段で所定の長さに切断して
    発行する媒体発行装置において、 上記切断手段を上記媒体収納手段と上記印字手段との間
    の上記搬送路上に設け、 上記切断手段と上記印字手段との距離を、一取引で使用
    する上記媒体の一行目印字位置から上記媒体の後端部ま
    での長さ以上とし、 取引が開始されると、上記切断手段により上記媒体を一
    取引分の長さに切断し、上記印字手段により上記所定の
    データの印字を行って該媒体を発行する制御を行う一
    方、取引の途中で取引が中止となった場合には、上記媒
    体の一行目印字位置を上記印字手段に合わせた状態で待
    機させておき、次取引で、上記待機させておいた媒体へ
    上記印字手段により所定のデータの印字を行って該媒体
    を発行する制御を行う制御部を設けたことを特徴とする
    媒体発行装置。
  2. 【請求項2】 上記制御部は、上記媒体が一取引分の長
    さに切断されて、一行目印字位置が上記印字手段に合わ
    せられた状態となっていると、媒体セットフラグを
    「1」とするものであって、 取引が開始されると、上記媒体セットフラグが「1」で
    あるか否か判断し、「1」であると判断した場合には、
    上記印字手段により上記媒体に上記所定のデータの印字
    を行って該媒体を発行し、上記媒体セットフラグを
    「0」とする制御を行う一方、上記媒体セットフラグが
    「1」ではないと判断した場合には、上記切断手段によ
    り上記媒体を一取引分の長さに切断して、一行目印字位
    置を上記印字手段に合わせて上記媒体セットフラグを
    「1」とし、上記印字手段により上記媒体に上記所定の
    データの印字を行って該媒体を発行し、上記媒体セット
    フラグを「0」とする制御を行い、更に取引の途中で取
    引が中止となった場合には、上記切断手段により上記媒
    体を一取引分の長さに切断して、一行目印字位置を上記
    印字手段に合わせた状態で待機させておき、上記媒体セ
    ットフラグを「1」とする制御を行う請求項1記載の媒
    体発行装置。
  3. 【請求項3】 上記制御部は、取引が開始されると、今
    回の取引が、上記媒体が装置にセットされてから一回目
    の取引であるか否かの判断を行い、一回目の取引である
    と判断した場合には、上記切断手段により上記媒体を一
    取引分の長さに切断して、上記印字手段により所定のデ
    ータの印字を行って該媒体を発行し、該媒体を発行する
    と、次取引に利用する媒体を上記切断手段により一取引
    分の長さに切断して、一行目印字位置を上記印字手段に
    合わせる制御を行う一方、今回の取引が、媒体が装置に
    セットされて一回目の取引ではないと判断した場合に
    は、一行目印字位置を上記印字手段に合わせた状態で待
    機させておいた上記媒体へ上記印字手段により所定のデ
    ータの印字を行って該媒体を発行し、該媒体を発行する
    と、次取引に利用する媒体を上記切断手段により一取引
    分の長さに切断して、一行目印字位置を上記印字手段に
    合わせる制御を行う請求項1記載の媒体発行装置。
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