JPH0652380A - 証明書自動発行機 - Google Patents

証明書自動発行機

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JPH0652380A
JPH0652380A JP20225192A JP20225192A JPH0652380A JP H0652380 A JPH0652380 A JP H0652380A JP 20225192 A JP20225192 A JP 20225192A JP 20225192 A JP20225192 A JP 20225192A JP H0652380 A JPH0652380 A JP H0652380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
certificate
sheet
tray
issuing machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP20225192A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Enomoto
勝則 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH0652380A publication Critical patent/JPH0652380A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 証明書自動発行機の電源を投入する度に、自
動的に搬送経路中の残留用紙を格納することにより、係
員の作業の軽減を図ると共に安全面及び稼動効率を向上
し、用紙の不正使用を防止する。 【構成】 電源が投入された時は、搬送ローラ30a,
30b及び搬送ベルト37を駆動させることにより、搬
送路30上や紙揃えトレイ32、排紙トレイ36上に残
留している用紙を格納トレイ38へ搬送して格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、証明書自動発行機に関
し、さらに詳細には証明書の搬送方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】通常、この種の証明書自動発行機では、
証明書の発行中に停電等により発行動作が停止してしま
った時、電源再投入後に正常に稼動を行うためには、証
明書自動発行機内に残留した証明書用の用紙を事前に取
り除く必要がある。従来、このような場合には、証明書
自動発行機に備え付けられた表示装置等で警告するなど
して係員に用紙の残留を報知し、係員が発行機の扉を開
けるなどして取り除くような仕組みになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の証明書自動発行機においては、係員は電源
投入時に証明書自動発行機内に残留した用紙があるかど
うかを常に意識しなければならず、残留した用紙がある
場合は、証明書自動発行機内に滞っている用紙を探して
取り除かなければならないので、これらの作業が係員に
とって大変煩雑なものとなっているという問題があっ
た。また、証明書自動発行機内の筐体内に直接人間の手
が介入するため、安全性の面でも問題があった。
【0004】さらに、残留している用紙をそのまま排出
した場合、第三者がその用紙を持ち去る可能性がある。
通常、証明書用の用紙は複写防止等の特殊処理を施した
用紙が使用されており、不正使用を防ぐためにも不必要
な用紙の外部への排出を阻止する必要があった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、電源投入の度に自動的に搬送路
上の残留用紙を格納することにより、係員の作業の軽減
を図ると共に安全面及び稼動効率面においても向上し、
用紙の不正使用を防ぐことの可能な証明書自動発行機を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の証明書自動発行機は、利用者が入力した情報
に基づいて所定の証明書を発行する証明書自動発行機で
あって、前記証明書を印字する印字手段と、その印字手
段から前記証明書を排出する排出口へと設けられた搬送
路と、その搬送路に沿って前記証明書を搬送させる搬送
手段と、電源が投入される度に、前記搬送路上に残留し
ている用紙を前記排出口とは別の位置へ搬送するように
前記搬送手段を駆動する制御手段とを備えている。
【0007】
【作用】上記の構成を有する本発明の証明書自動発行機
では、電源が投入される度に、制御手段が搬送手段を制
御して、証明書自動発行機の搬送路上に残留している用
紙を排出口とは別の位置へ搬送する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0009】図1に示すように、本実施例の証明書自動
発行機1の底部には、レーザプリンタ12が配置され、
レーザプリンタ12の排出口12aからは、次に説明す
る紙揃えトレイ20までレーザプリンタ12からの出力
用紙を搬送する搬送路30が形成されている。用紙(証
明書)は搬送ローラ30a,30bにより搬送路30上
を通って紙揃えトレイ32まで搬送される。紙揃えトレ
イ32は支点33を中心として図示しない駆動手段によ
り上下方向に回動可能であり、紙揃えトレイ32上に
は、搬送路30より紙揃えトレイ32上に送られた用紙
を、図1に示す矢印A方向へ押し出す紙送りレバー32
aと、用紙の幅揃えをする幅揃え爪(図示せず)が配置
されている。紙揃えトレイ32の上位点側(図2に破線
で示す側)には、複数枚の用紙を綴じるステープラ34
が配置されている。紙揃えトレイ32の下流側の排紙ト
レイ36上には、搬送ベルト37が両側をプーリ39に
支持されて配置され、搬送ベルト37の上方には押えロ
ーラ41を備えた押えユニット42が配置されている。
【0010】前記排紙トレイ36の下流側で、証明書自
動発行機1の筐体の前面には、発行された証明書を取り
出すための用紙排出口40が形成されている。この用紙
排出口40は、常時はシャッタ40aにて閉じられてい
る。
【0011】また、前記紙揃えトレイ32の下方には、
証明書自動発行機1の電源を投入した際に搬送路30上
に残留している用紙を格納するための格納トレイ38が
設けられている。さらに、前記紙揃えトレイ32及び排
紙トレイ36にはそれぞれのトレイに用紙が載置されて
いるか否かを検出するための光センサ43,44が設け
られている。
【0012】続いて、図2を参照して、本実施例の証明
書自動発行機1の制御系について説明する。
【0013】図2において、証明書自動発行機1全体を
制御するCPU(中央処理装置)16には、利用者及び
係員に対して必要な情報を表示するディスプレイ10
と、証明書をプリントアウトするための前記レーザプリ
ンタ12と、利用者が証明書の種類や発行部数等の各種
選択の入力に使用するキーボード14と、利用者が所持
する身元識別カードの受付を行うカードリーダ18と、
証明書の発行代金を領収するための収金装置20と、レ
ーザプリンタ12よりプリントアウトされた証明書を発
行機の排出口40まで搬送するために、搬送ローラ30
a,30bや搬送ベルト37を駆動させるための搬送装
置22と、カードリーダ18に入力された身元識別カー
ドに基づいて識別された利用者の住民情報を、通信回線
26を通じてホストコンピュータ28より授受するため
のモデム24と、紙揃えトレイ32及び排紙トレイ36
上に用紙が存在しているか否かを判断する前記光センサ
43,44とが接続されている。前記ホストコンピュー
タ28には、各住民の戸籍や住所録のデータが格納され
ているデータベース29が接続されている。
【0014】次に、搬送装置22の搬送動作を、図3に
示すフローチャートを参照して説明する。
【0015】まず、証明書の発行動作について説明す
る。以下の動作は、すべてCPU16の指令に基づいて
行われる。まず、搬送路30に備えられた搬送ローラ3
0a,30bが回転する(S1)。続いて、キーボード
14からの入力に応じた証明書がレーザプリンタ12に
より印刷されて、排出口12aから排出される。排出さ
れた証明書は搬送ローラ30a,30bの回転に伴って
搬送路30上を搬送されて、紙揃えトレイ32上に到達
する。そして、証明書一部を構成する枚数だけの印刷が
終了したら(S2)、証明書用紙が排出口12aから紙
揃えトレイ32まで搬送されるのに必要な時間を、用紙
サイズと搬送速度及び搬送路30の距離から求め、最後
の用紙を排出した後その時間が経過したら(S3)、送
ローラ30a,30bの回転を停止させる(S4)。
【0016】証明書一部を構成する枚数が複数枚であれ
ば(S5:YES)、図2に破線で示すように、支点3
3を中心として紙揃えトレイ32を回動させる(S6)
ことにより、紙揃えトレイ32上の証明書の端部を紙送
りレバー32aに当接させて証明書の縦方向の紙揃えを
行う。さらに、図示しない駆動手段により証明書の用紙
の幅揃えを幅揃え爪により行い、用紙の縦横を揃える
(S7)。この状態で紙送りレバー32aを前進させて
証明書の先端をステープラ34の位置決め位置34aに
当接させ、用紙先端を綴じる(S8)。
【0017】ステープラ34にて綴じた後、図2に実線
で示す位置へ紙揃えトレイ32を回動させ(S9)、紙
送りレバー32aをさらに前進させて、証明書を排紙ト
レイ36上へ送り出す(S10)。
【0018】ここで、キーボード14により複数部数の
証明書を発行すると指定している場合で、最後の一部の
印刷が終了して排紙トレイ36上に送られたときには
(S11:YES)、図示しない駆動手段が押えユニッ
ト42が駆動されて排紙トレイ36上の証明書を挟む。
また、その押えユニット42の動きに連動して用紙排出
口40のシャッタ40aが開放される。そして、搬送ベ
ルト37が駆動されて搬送トレイ36上の証明書が用紙
排出口40から排出される(S12)。
【0019】証明書一部を構成する枚数が一枚であれば
(S5:NO)、紙揃えトレイ32上の証明書はそのま
ま紙送りレバー32aにより排紙トレイ36上へ送られ
る(S10)。以後は、上述した複数枚の証明書の排出
時と同様に押えユニット42で証明書を排紙トレイ36
との間で挟んだ後、搬送ベルト37により用紙排出口4
0より排出される(S12)。
【0020】なお、複数部数の証明書を発行する場合
で、一部の証明書が排紙トレイ36上に送られた後、さ
らに発行すべき証明書がある場合には(S11:N
O)、S1に処理に戻り、上述の動作を繰り返す。
【0021】次に、電源投入時に行われる搬送路30に
残留している用紙の格納動作について、図4に示すフロ
ーチャートを参照しながら説明する。
【0022】まず、光センサ44により、排紙トレイ3
6上に用紙が存在しているか否かをチェックする(S2
1)。排紙トレイ36上に用紙が存在すれば(S21:
YES)、搬送ベルト37を前述した用紙排出口40へ
搬送する場合とは逆方向へ回転させて、排紙トレイ36
上の用紙を格納トレイ38に搬送する(S22)。次
に、紙揃えトレイ32上に用紙が存在するか否かを光セ
ンサ43によりチェックし(S23)、存在すれば(S
23:YES)、紙送りレバー32aを前進させてその
用紙を排紙トレイ36へ搬送し(S24)、上記と同様
に搬送ベルト37を逆方向へ回転させることにより、そ
の用紙を格納トレイ38に搬送する(S25)。
【0023】次に、搬送路30に備え付けられた搬送ロ
ーラ30a,30bを回転させ、搬送路30上に残留し
ている用紙を紙揃えトレイ32まで搬送させる(S2
6)。搬送路30上の用紙が搬送され終わるだけの十分
な時間だけ搬送ローラ30a,30bを回転させた後、
(S27)、搬送ローラ30a,30bの回転を停止さ
せる(S28)。その後、再び、紙揃えトレイ32上に
用紙が存在するかどうかを光センサ43により調べ(S
29)、存在すれば、紙送りレバー32aを前進させて
用紙を排紙トレイ36に搬送し(S30)、さらに、上
記と同様に搬送ベルト37を逆方向へ回転させて、用紙
を格納トレイ38へ搬送する(S31)。
【0024】このようにして、電源投入時に搬送路30
の各部位に残留している用紙が自動的に格納トレイ38
に格納されることになる。
【0025】従って、証明書の発行中に停電等が発生
し、証明書自動発行機1の内部に証明書が残留した場合
でも、電源を再投入すれば自動的にその証明書を格納ト
レイ38に格納するので、係員は証明書自動発行機1の
内部に残留用紙があるかどうかを意識しなくてもよく、
また、残留用紙があった場合にもこれを取り除く手間を
省くことができる。さらに、電源を再投入した後証明書
の発行動作を行ったときに、停電時に発行中であった証
明書が排出されて停電時の利用者以外の人の手にわたる
という事態がなくなり、証明書が不正利用されることが
なくなる。
【0026】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲で種々の変形実施が可
能である。
【0027】例えば、格納トレイ38を証明書自動発行
機1の外部に設置することにより、係員が格納トレイ3
8に格納された用紙を回収する時に、わざわざ証明書自
動発行機1の扉を開けて回収しなくてもよくなるので、
係員の残留用紙の回収作業が簡便になるだけでなく、証
明書自動発行機1の稼動が中断されることなく利用者に
対してサービスを提供できることとなり、その結果、証
明書自動発行機1の稼動率を向上させることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の証明書自動発行機によれば、電源投入時に、搬送
路上に残された証明書を自動的に格納するようにしたの
で、係員の手を煩わせることなく、安全に残留用紙の除
去を行うことができ、稼動を中断せずに格納動作を行う
ため、証明書自動発行機の稼動率を向上させることがで
きる。さらに、搬送路上に残留している用紙は証明書自
動発行機の内部に格納されるので、その用紙が第三者の
手にわたって不正使用されることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る証明書自動発行機を構成
する搬送装置の機構の概略図である。
【図2】本実施例の証明書自動発行機の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本実施例の搬送装置の搬送動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】電源投入時に行われる搬送路に残留している用
紙の格納動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 証明書自動発行機 12 レーザプリンタ 16 CPU 22 搬送装置 30 搬送路 30a 搬送ローラ 30b 搬送ローラ 38 格納トレイ 40 用紙排出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が入力した情報に基づいて所定の
    証明書を発行する証明書自動発行機において、 前記証明書を印字する印字手段と、 その印字手段から前記証明書を排出する用紙排出口へと
    設けられた搬送路と、 その搬送路に沿って前記証明書を搬送させる搬送手段
    と、 電源が投入される度に、前記搬送路上に残留している用
    紙を前記用紙排出口とは別の位置へ搬送するように前記
    搬送手段を駆動する制御手段とを備えたことを特徴とす
    る証明書自動発行機。
JP20225192A 1992-07-29 1992-07-29 証明書自動発行機 Pending JPH0652380A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20225192A JPH0652380A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 証明書自動発行機

Applications Claiming Priority (1)

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JP20225192A JPH0652380A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 証明書自動発行機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0652380A true JPH0652380A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16454455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20225192A Pending JPH0652380A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 証明書自動発行機

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JP (1) JPH0652380A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013037491A (ja) * 2011-08-05 2013-02-21 Glory Ltd 紙葉類発行装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013037491A (ja) * 2011-08-05 2013-02-21 Glory Ltd 紙葉類発行装置

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