JP2002279492A - 媒体処理装置および処理方法 - Google Patents

媒体処理装置および処理方法

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JP2002279492A
JP2002279492A JP2001073294A JP2001073294A JP2002279492A JP 2002279492 A JP2002279492 A JP 2002279492A JP 2001073294 A JP2001073294 A JP 2001073294A JP 2001073294 A JP2001073294 A JP 2001073294A JP 2002279492 A JP2002279492 A JP 2002279492A
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JP2001073294A
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Akiyasu Miyazawa
昭安 宮沢
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置で受入れた媒体を回収部に収納する際、装
置の受入れ可能時刻等により、取引内容が変化する処理
形態の場合でも、回収部を増設することなく、コストア
ップを回避し、かつ事後の収納媒体の区分を明確にす
る。 【解決手段】媒体処理装置6に受入れ媒体10とは別に
区分用のホッパー101を設け、仕切媒体104を予め
格納しておいて、必要に応じてこれを発行して、受入れ
媒体10との仕切媒体とする。回収部21に処理形態の
変化する前後の区切として、仕切媒体104を収納する
ことにより、事後の収納媒体の区分を明確にする。10
3は繰出しモータ、102は重しである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置で受入れた媒
体を回収部に収納する際に、装置の受入れ可能時刻等に
より取引内容が変化する運用形態において、受入れ許容
時刻またはそれ以外の時刻を区別するため、処理対象の
媒体とは別の識別媒体を収納媒体の区切りとして同一回
収部に収納し、収納媒体の事後識別を容易とする媒体処
理装置および処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、媒体を自動的に処理する装置が普
及してきている。例えば、媒体を外部から受け入れて機
械的に処理する媒体処理装置の具体例としては、特開昭
57−134771号公報等に記載されているような金
融機関の店舗に設置されている各種の振り込み自動機が
ある。これらの装置は、エンドユーザの手によって振込
み用紙などの被読取媒体を媒体取り込み口に挿入する
が、取り込み口から処理すべき装置内の所定位置まで、
媒体搬送手段により搬送され、媒体上の記載情報を読み
取ったり、あるいは装置のエンドユーザの押し釦操作な
どによる入力情報を基に処理情報を媒体上に印字記録し
たり、装置内に回収したりする機械処理を行ったりする
ことができる。
【0003】この種の装置は、振込金や媒体の機械処理
にからむ料金の精算処理を並行して行う必要から、エン
ドユーザの預金カードや通帳等を入力媒体として、預金
口座からの料金支払いや手数料の引落とし、あるいは現
金での入金やつり銭の出金・通帳記帳等の自動機として
の要件を兼ね備えた媒体処理装置として、よく知られて
いるものである。これらの自動機で扱う払込書等は、予
め上位処理部に受け入れ可能な媒体情報として事前にデ
ータベースに登録されている情報と照合・認識すること
により、短時間に効率良く処理できる。ただし、自動機
で取扱う場合は、受入れ媒体の損傷等による誤読取によ
る万一の「誤処理」の問題を回避するため、金融機関は
業務後に当該装置から媒体を取出して処理結果と照合を
行うのが通例である。
【0004】しかし、受入れ媒体の中には当日に払込期
限が切れるものも有り、自動機として時間無制限に受入
れると、これらの作業を当日中に完了できなくなる恐れ
がある。このため、例えば15時以降の受入れ媒体の処
理を翌日扱いとする等をエンドユーザに周知せしめ、当
日扱いの受入れを15時で閉じて業務後の処理に不都合
が生じないような運用をしている。この場合は、15時
以前と以降とで受入れた媒体を区分して回収すると都合
が良い。これを実現するために、従来においては2つの
方法があった。その第一の方法は、受入れ媒体上に取引
時刻等を印字して回収するものである。また、第二の方
法は、受入れ媒体の回収部を2個以上設けて、許容時刻
以前の媒体を一方に、それ以後の媒体を他方にそれぞれ
収納するようにしたものである。
【0005】一方、媒体を回収する容積が大きくなり過
ぎるのを防止する方法として、例えば特開2000−1
49088号公報に記載の媒体収納カセット及び媒体収
納装置がある。これは、媒体の収納量が多ければカセッ
トの収納容積が大きくなり、収納量が少なければ容積が
小さくなるという、収納量に応じてカセットの容積を変
化させる装置を提案している。容積を可変許容する可変
手段を備えて、大回収、小回収、空の3種類にソフトカ
セットを変化させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
第一の方法では、業務後に回収部に収納された媒体上の
時刻印字結果を見て、媒体を分別する必要が生じるた
め、間違いの発生やわずらわしい作業を伴うという問題
点がある。また第二の方法は、回収部を2個以上設ける
ことになり、各々の回収部への搬送路の配設や各々の回
収部への切替機構等により実現できるが、装置の大型化
とコストアップにつながるという問題点がある。すなわ
ち、近年、この種の自動機に求められる設置場所の制約
からくる小型化に逆行することになる。さらに、上記ソ
フトカセットによる方法では、収容カセットの容量を変
化させるための可変手段を備える必要があり、コストア
ップにつながるという問題点がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、これら従来の課
題を解決し、装置で受入れた媒体を回収部に収納する際
に、装置の受入れ可能時刻等によって取引内容が変化す
る処理形態である場合、回収部を複数個に分けずに、業
務後に収納媒体の区別を容易に可能にして、コストアッ
プを招くことなく、かつ設置省スペース化を実現できる
であるような媒体処理装置および処理方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の媒体処理装置は、受入れ媒体とは別に区分
用の媒体ホッパーを設け、媒体をここに予め格納してお
き、必要に応じて発行して、受入れ媒体との仕切媒体と
することである。すなわち、処理形態が変化する前後の
区切位置に、処理対象の媒体とは別の識別媒体を同一回
収部に重ねて収納して、収納媒体を事後的に識別容易に
する。本発明は、仕切媒体に予め印刷するか、発行後に
印刷するか、リスト内容を印刷するか、等により第1の
実施例〜第5の実施例に分けて説明する。
【0009】第1の実施例は、仕切媒体を同一回収部に
重ねて収納する方法であって、仕切媒体は単に区切り板
としての役目をするための白紙の仕切媒体を媒体ホッパ
ーに収納しておく方法である。第2の実施例は、予め仕
切媒体に所望の印刷を施した後にホッパーに収納してお
き、印字ヘッドの下を通過したときには印字しないで、
そのまま回収する方法である。第3の実施例は、仕切媒
体を発行後に印字部で印字する方法である。これには、
単に時刻や係員名のみを印字する第1の形態と、それま
での媒体処理のリストを印刷する第2の形態とがある。
第2の形態では、仕切媒体を発行後に印刷するが、その
内容は前の仕切媒体以後に収納した全ての媒体の処理内
容のリストを印字する方法である。第4の実施例は、媒
体挿入口から仕切媒体を装置の挿入口から挿入する方法
であって、予め仕切媒体に書き込みしておいてもよく、
印字部で印字してもよい。第5の実施例は、複数の回収
部を備えた従来型の処理装置に適用する方法であって、
仕切媒体を1つの回収部に収納することで、さらに多く
の回収部を設けたと同じ効果を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。 (概要)図1は、本発明の媒体処理装置の一例を示す外
観斜視図である。図1において、1は公金払込みまたは
振込み処理機能等を有する媒体処理装置、2は顧客の入
力ボタンを兼ねた操作形表示器、3は硬貨を投入または
取り出すための貨幣入出金口、4は紙幣を投入または取
り出すための紙幣入出金口、5は取扱うべき媒体の取込
み口、6(破線で示す)は媒体処理部、7は入出金カー
ドの挿入/排出口、8は通帳の挿入/排出口、9は媒体
処理の詳細を示す明細票の排出口、10(破線で示す)
は処理対象の媒体である。このように、外観からは従来
の媒体処理装置と何等変わらない形状を備えている。
【0011】(処理媒体)図2は、本発明の受入れ媒体
の一例である払込書を示す図である。図2では、媒体種
別を示すものとして「○△×○払込書」としている。当
該装置では、読取情報を制御部を経由して上位処理部に
送ると、上位処理部では読取情報からデータベースにあ
る「○△×○払込書」を特徴抽出して、予めデータベー
スに登録されている「払込元」「払込金額○×○○¥」
「払込先」等の印刷情報欄より所望の情報を得て処理を
行ない、その処理結果の記録として媒体上に受付時刻、
通番、等の「受付印字情報」を印字するようにしてい
る。なお、印字機構部については、ドットプリント方
式、サーマルやインクジェット方式等のいづれでもよ
く、公知の技術で構成できる。
【0012】(媒体処理装置の構成)図3は、本発明の
一実施例を示す媒体処理装置の構成図である。図3にお
いて、媒体取込口5から挿入された媒体10は、センサ
11で検知され、上位処理部18から当該装置に取り込
み処理指令が出されると、搬送ローラ12a〜12fと
これを回転駆動するモータ13と駆動ベルト14(一部
図示せず)によって、媒体10は搬送ローラ12a〜1
2fに対向するローラ12A〜12Fに挟持され、取込
口5から引き込まれ、検出器15の下を通過搬送したと
き、検出器15により媒体上に記載された情報が読取ら
れ、読取られた情報は読取処理部16に送られる。ここ
で検知器15は、例えばラインイメージセンサアレイな
どの光学検知器であり、媒体の一例として示す図2に示
すような印刷情報等を光学的に読み取ることができる。
読取処理部16は、媒体情報の特定場所の文字等を切出
す等の情報処理を行い、制御部17を経由して上位処理
部18に送る。上位処理部18は、送られてきた処理情
報を基に当該媒体を受け入れるか否かを判定し、確認の
結果を制御部17に送信する。
【0013】先の判定結果で受け入れるべき媒体である
ことが判定されると、上位処理部18からの指令によ
り、制御部17はモータ13を吸入起動し、媒体を印字
ヘッド19の下方に搬送する。このとき、上位処理部1
8から指示された情報を基に、制御部17を介して印字
ヘッド19で媒体上に所望の印字を行い、回収部21に
媒体を収納して一連の処理を完結する。ここで言う印字
は、媒体上の特定部分に付加情報等の印字を行う場合を
指しており、エンドユーザの口座番号、受付時刻、受付
番号、他の記録情報を印字して、一連の処理を完結す
る。なお、先の判定結果で、受入を拒否した場合やエン
ドユーザが取消し操作を行うと、上位処理部18ないし
は制御部17からモータ13に対して逆転の指示が出さ
れることにより、媒体10は取込口に向かって逆送し、
媒体センサ11を媒体が通過したところで、モータ13
の動作を止め、エンドユーザの媒体抜取りを待つように
している。
【0014】(第1の実施例)次に、本発明の特徴であ
るホッパー部について説明する。104は受入れ媒体と
は別の媒体であり、ホッパー101内にウェイト102
と繰出しローラ103とで挟持されて複数枚が積重ねて
収納されている。今、上位処理部18からの指示により
モータ13を排出方向に回転起動させ、繰出しローラ1
03をモータ等(図示せず)により排出方向に回転させる
と、媒体104の最下層の1枚が繰出され、切替板20
を抗して媒体104は印字ヘッド19の下を通過し、セ
ンサ11で停止する。次に、モータ13を吸入起動し、
印字ヘッド19の下を媒体が通過する際に、上位からの
指示で印字を行うことなく、そのまま回収部21へ収納
する。なお、仕切媒体104を発行する指示は、上述の
ように上位処理部18から直接指示を出してもよく、ま
た上位処理部18から予め指示を制御部17に与えてお
き、その時刻になったとき制御部17から仕切媒体10
4の発行指示を出すこともできる。第1の実施例では、
仕切媒体104は単に処理媒体を区切る機能をするだけ
であって、白紙または単色の媒体が使用される。
【0015】(第2の実施例)第2の実施例では、ホッ
パー101内に収納された仕切媒体104には予め所定
の印刷がなされているため、排出方向に回転起動した
後、そのまま回収部21に収納するだけでよい。例え
ば、定形業務の場合には、予め15時00分、15時1
5分等の印字、あるいは赤黄青等の色分けされた仕切媒
体104をホッパー101内に収納しておくことで、順
次発行することができる。
【0016】(第3の実施例)第3の実施例では、ホッ
パー101内に収納された仕切媒体104には何も印刷
されておらず、色分けもされていない。上位処理部18
または制御部17からの指示により、モータ13を排出
方向に回転起動させ、繰出しローラ103を排出方向に
回転させることにより、仕切媒体104の最下層の1枚
が繰出されて、媒体104は切替板20を抗して印字ヘ
ッド19の下を通過し、センサ11で停止する。次に、
モータ13を吸入起動して、印字ヘッド19の下を仕切
媒体104が通過する際に、上位処理部18または制御
部17からの指示で印字を行い、例えば17時00分、
17時15分などの印字を行った後、回収部21に収納
する(第1の形態)。第3の実施例には、単に時刻や区
切り業務種別などのみを印字する形態と、前の仕切媒体
104以降の媒体処理のリストを印字する形態とがあ
る。
【0017】図4は、回収部内部の収納状態を示す図で
あり、図5は、本発明の第3の実施例のうちのリスト印
字の形態を示す図である。本発明の回収部21内の媒体
収納状態は、図4に示すように積み重ねられる。ここ
で、10a、10b、10cは外部から受入れた媒体を示
し、104a、104b、104cは当該装置のホッパ
ー101から繰出されて収納された仕切媒体を示してい
る。図5の仕切媒体104は、単なる区切りの媒体とし
てではなく、印字情報として図5に示す如く、受入れ媒
体の通番、取扱日時、口座番号、払込先、払込元、払込
金額等を印字するようにして、当該装置から取出した受
入れ媒体の事後の点検等の照合に使用するようにすれ
ば、誤処理などを排除することができる。すなわち、上
位処理部18または制御部17からの指示により、モー
タ13を排出方向に回転起動させ、繰出しローラ103
を排出方向に回転させることにより、仕切媒体104の
最下層の1枚が繰出されて、媒体104は切替板20を
抗して印字ヘッド19の下を通過し、センサ11で停止
する。次に、モータ13を吸入起動して、印字ヘッド1
9の下を仕切媒体104が通過する際に、上位処理部1
8または制御部17からの指示で印字を行い、前の仕切
媒体104以降に挿入口から受け入れた媒体毎の帳票受
付管理表を図5に示すように印字する。なお、検出器1
5で読込まれた媒体上の情報は、全て読取処理部16に
記憶され、制御部17に通知されており、従って、リス
トを作成する際には制御部17からのデータを印字ヘッ
ド19で通番、取扱日時、口座番号、払込先、払込元、
払込金額などは全て印字される(第2の形態)。
【0018】(第4の実施例)図3により、本発明の第
4の実施例を説明する。第4の実施例は、切仕媒体10
4を当該装置の挿入口から処理媒体と同じように受入れ
て、印字するかあるいは印字せずに回収部21に収納す
る方法である。例えば、普段の業務の区切りを15時0
0分で行っていたものを、何等かの業務変更により、1
7時を境に前後を区別したい事態が発生した場合、上位
からの指示によらず、17時に係員自身により挿入口か
ら当該業務を区別できる仕切媒体104を挿入する。あ
るいは、当該装置の稼動を一時停止して、翌日に再稼動
するような場合などにも、前日分と翌日分の区別ができ
る等、柔軟な対応ができるので、この方法は好適であ
る。媒体104が挿入されると、センサ11がこれを検
出して、制御部17に通知することによりモータ13を
吸入起動して、印字ヘッド19の下を通過する際に、予
め所定の印刷を検出したときには、そのまま回収部21
に収納する。あるいは、所定の印刷を検出したときには
所望の情報を印字する。あるいは、白紙であることを検
出したときには、係員にキー操作を促し、所定のキー操
作に基づいて所望の印字をした後に、回収部21に収納
する。第4の実施例を実現する媒体処理装置としては、
図3に示すように仕切媒体104を収納したホッパー部
101を備えた媒体処理装置でも実現できる。すなわ
ち、通常時にはホッパー部101から仕切媒体104を
発行し、緊急時にのみ挿入口5から仕切媒体104を発
行するように決めればよい。また、ホッパー部101を
取り外した媒体処理装置に対して、本実施例が適用でき
るのは勿論である。
【0019】(動作説明)図6は、本発明の媒体処理装
置の動作フローチャートである。まず、吸入開始に先立
ち、センサ11が有りの状態で(ステップ101)、上位
処理部より吸入指令を受けると(ステップ102)、モー
タ13が吸入起動し(ステップ103)、検知器15で媒
体情報を読取る(ステップ104)。読取った情報は、制
御部17を経由して上位処理部18へ送信され(ステッ
プ105)、上位処理部18からの指示によりモータが
停止する(ステップ106)。次に、上位処理部18で妥
当性が確認され、受け入れるべき媒体と判定され(ステ
ップ107)、またエンドユーザが「取消し」操作をし
なかった場合には(ステップ108)、制御部17は印字
情報を上位処理部18から受信し(ステップ109)、媒
体の吸入動作(ステップ110)を行った後、媒体上に印
字情報を印字し(ステップ111)、回収部21に収納し
て(ステップ112)、一取引処理を一旦完了する。な
お、第1の実施例では仕切り機能のみ、第2の実施例で
は予め印刷済みであるため、印字ヘッド19では印字情
報を印字しない。
【0020】次に、処理形態を変更する場合(第二の処
理を行う場合)には(ステップ113)、ホッパー101
からの媒体繰出しモータと搬送モータ13を起動し(ス
テップ114)、媒体を挿入口5に向けて搬送させ(ステ
ップ115)、センサ11で媒体有りを検知すると(ステ
ップ116)、搬送モータ13を停止するとともに搬送
モータ13を吸入起動し(ステップ117)、次に仕切媒
体104への印字情報を上位から受信し(ステップ10
9)、媒体104を吸入した後(ステップ110)、媒体
104上に印字情報を印字して(ステップ111)、回収
部21に収納して(ステップ112)、処理を完了する。
ここで、先の媒体情報を上位処理部18が受け入れるべ
きでないと判定した場合、ないしエンドユーザが「取消
し」操作をした場合には(ステップ107,108)、
媒体10を排出方向に搬送して(ステップ118)、セン
サ11が媒体を検知したならば(ステップ119)、モー
タを停止させ(ステップ120)、エンドユーザの抜取り
を待つ(ステップ121)。
【0021】本発明の第1〜第4の実施例によれば、受
入れ媒体10の処理後に仕切媒体104を適宜発行する
ことができるので、1日の取引内容が時刻により変化す
る処理形態であっても、変化する前後の区切として、別
の仕切媒体を同一回収部21に収納することができ、事
後的にも収納媒体の識別が容易となる。また、回収部2
1を複数個に分けることによる装置の大型化を避けるこ
とができる。
【0022】(第5の実施例)図7は、本発明の第5の
実施例を示す媒体処理装置の構成図である。第5の実施
例は、図7に示すような複数の回収部22,23,24
を備えた従来型の媒体処理装置に、本発明の仕切媒体収
納ホッパー101を設けた場合である。回収部22,2
3,24を備えているので、3部門あるいは3種類の媒
体の処理を行って、それぞれ別個に回収することができ
るが、さらに部門あるいは種類が追加された場合には、
回収部を増加しなくてはならない。しかし、仕切媒体1
04を発行することにより、回収部22内で複数個に区
別けでき、回収部23内でも複数個に区別けでき、回収
部24内でも複数個に区別けできる。これにより、部門
が多数増設された場合でも、また媒体の種類が多数増加
された場合でも、回収部を増設せずに、これらに対応す
ることができる。
【0023】以上のように、本発明においては、装置の
運用途中で受入れ処理形態が変るような場合に、回収部
の収納媒体の間に仕切区分する媒体を収納することがで
きるため、経時的に処理が進む処理形態において、同一
回収部を見掛け上、複数の回収部に分別したのと等価の
機能が得られ、従来の方法の如く回収部を物理的に複数
配設する等に伴う装置の大型化やコストアップを回避す
ることができ、特に近年ニーズの高い自動機の設置省ス
ペース化を実現できる。なお、本発明の実施例では、ホ
ッパからの繰出し媒体に各種印字情報を印字することで
説明したが(第3の実施例)、印字を行わずに単なる仕
切媒体としても良く(第1の実施例)、あるいは予め媒
体に所望の印刷を施したものでも良く(第2の実施
例)、ないしは仕切媒体を当該装置から繰出さずに、挿
入口から受入れて印字する等により、回収部に収納する
ようにしてもよく(第4の実施例)、あるいは複数のホ
ッパ各々に対して仕切り媒体を繰出し収納しても良い
(第5の実施例)。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
期限付き帳票の処理の場合でも、1つの回収部内で区切
り板を設けて、業務後に処理を行う際に区分けできるの
で、装置の大型化やコストアップを回避することができ
る。特に、自動機の省スペース化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の媒体処理装置の一例を示す外観斜視図
である。
【図2】本発明による扱われる媒体の一例を示す図であ
る。
【図3】本発明の一実施例を示す媒体処理装置の構成図
である。
【図4】本発明における回収部内に収納された処理媒体
および仕切媒体の状態を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す仕切媒体へのリス
ト印字の説明図である。
【図6】本発明の一実施例を示す媒体処理装置の動作フ
ローチャートである。
【図7】本発明の第5の実施例を示す媒体処理装置の構
成図である。
【符号の説明】
1…媒体処理装置、2…操作形表示器、3…貨幣入出金
口、4…紙幣の入出金口、5…媒体の取込口、6…媒体
処理部、7…入出金カードの挿入/排出口、8…通帳の
挿入/排出口、9…明細書の排出口、10、10'…媒
体、11…センサ、12a〜12g/12A〜12G…
搬送ローラ、13…搬送モータ、14…駆動ベルト、1
5…検出器、16…読取処理部、17…制御部、18…
上位処理部、19…印字ヘッド、20、25…切替板、
21、22、23、24…回収部、101…繰出しホッ
パ、102…ウェィト、103…繰出しローラ、10
4、104a、104b、104c…仕切媒体。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理に必要な情報を印刷した媒体を外部
    から受入れ、該情報を読取って処理を行う媒体処理装置
    において、 該媒体を装置内に搬送する搬送手段と、 該媒体上の情報を光学的に読取る読取り手段と、 読取った情報を該上位処理部に送信する読取処理手段
    と、 該上位処理部からの情報を媒体上に記録する印字手段
    と、 処理した媒体を収納する回収手段と、 該回収手段内の媒体を仕切るための仕切媒体を収納する
    ホッパー手段と、 前記上位処理部からの情報を媒体上に印字記録して前記
    回収手段に回収する第一の処理と、該ホッパー手段に予
    め収納している仕切媒体を上位ないし当該装置自身から
    の指示で該ホッパー手段から繰出して、前記回収手段に
    回収する第二の処理を制御する制御手段とを有すること
    を特徴とする媒体処理装置。
  2. 【請求項2】 装置に受入れた媒体を回収手段に収納す
    る際に、受入れ時以前と以後とで処理形態が変わる場合
    の媒体処理方法において、 上位処理部からの情報を媒体上に印字記録して回収手段
    に収納する第一の処理と、 該上位処理部からの指示または装置自身からの指示でホ
    ッパー手段に収納された仕切媒体を1枚ずつ繰り出し、
    該仕切媒体上に印字するか、あるいは印字することな
    く、または予め固定された情報が印刷された仕切媒体を
    該回収手段に収納する第二の処理とを有することを特徴
    とする媒体処理方法。
  3. 【請求項3】 前記第二の処理を行う仕切媒体を、当該
    装置の媒体受入口から受入れるようにしたことを特徴と
    する請求項2記載の媒体処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004243655A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Hitachi Ltd インクジェット記録装置および現金取り扱い装置

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JP2004243655A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Hitachi Ltd インクジェット記録装置および現金取り扱い装置

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