JP3117980B2 - プリンタ制御装置 - Google Patents

プリンタ制御装置

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【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 特性の異なる複数のプリンタが接続可能に構成され、
処理時間を異にする複数の印刷データの印刷を行う印刷
システムにおけるプリンタの最適制御方式に関し、 プリンタの最適制御が効率良く行って、対象となる全
印刷データの印刷処理時間を最小にすることを目的と
し、 特性の異なる複数のプリンタが接続可能に構成され印
刷処理時間を異にする複数の印刷データの印刷を行う印
刷システムにおけるプリンタの最適制御方式であって、
対象となる各印刷データの基本要素に対する各プリンタ
毎の印刷時間が格納される処理時間特性テーブルと、処
理時間特性テーブルを参照して対象となる印刷データの
夫々に含まれる基本要素に基づいて、印刷データの予測
印刷処理時間を各プリンタ毎に算出する予測印刷時処理
間算出部と、算出された各印刷データの予測印刷処理時
間に基づいて、対象となる全印刷データの予測印刷処理
時間が最小となるように各印刷データに対するプリンタ
の選択を行う最適制御部を設けるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、特性の異なる複数のプリンタが接続可能に
構成され印刷処理時間を異にする複数の印刷データの印
刷を行う印刷システムにおいて、対象となる全印刷デー
タの印刷処理時間が最小となるように、各印刷データに
対するプリンタの選択を行うプリンタ制御装置に関す
る。
〔従来の技術〕
ネットワーク上の複数のプリンタのように、複数のプ
リンタが接続される印刷システムにおいては、対象とな
る印刷データは、英数字や和文等の文字、直線や円等の
図形、2値画像や3値画像等のイメージ等、多種類であ
る。
一方、複数のプリンタの特性も一様ではなく、文字か
らなるテキストの印刷には適するが図形やイメージの印
刷には適さないプリンタ、図形やイメージの印刷も可能
であるがテキストの印刷が高速で行えるプリンタ、図形
やイメージの印刷を効率良く行えるように設計されたプ
リンタ等多種類である。
このため、これらの印刷データに対する各プリンタの
印刷処理時間は、各印刷データの種類によって異なるだ
けではなく、同一種類の印刷データであってもプリンタ
の特性によって異なるのが通常である。
このように、特性の異なる複数のプリンタを備えた印
刷システムにおいては、印刷処理時間を異にする複数の
印刷データに対して、その印刷処理時間が最小となるよ
うに、各印刷データに対するプリンタの選択を行うプリ
ンタの最適制御を行うことが必要である。
次に第6図を参照して、特性の異なる複数のプリンタ
を備えた印刷システムにおいて行われる各印刷データに
対する従来の各プリンタの選択制御方式を説明する。
第6図において、外部記憶装置31には、対象となる各
種の印刷データがスプールされている。各印刷データ
は、テキストだけの印刷データ、図形やイメージだけの
印刷データ、テキストと図形の両者を含む印刷データ等
からなり、それらの印刷処理時間は一般に異なってい
る。図形やイメージの印刷は、文字からなるテキストの
印刷よりも高速で行われる。
32a〜32cはプリンタであり、プリンタ32aはテキスト
印刷用の低速プリンタであって、図形やイメージの印刷
には向かない。プリンタ32bは中速プリンタであり、図
形やイメージの印刷用に設計されているが、テキストの
印刷も中速で実行可能である。プリンタ32cは高速プリ
ンタであり、テキストの高速印刷は可能であるが、図形
やイメージの印刷速度はプリンタ32bよりも遅いので、
図形やイメージの印刷よりもテキスト印刷に向いてい
る。
33はホストであり、対象となる各印刷データに対する
各プリンタの選択処理及び各プリンタに対する印刷制御
を行う。
この構成において、ホスト33は、各プリンタ32a〜32c
を所定の順番(例えばプリンタ23a→22b→22cの順番)
で選択して、対象となる各印刷データを順次割り当てて
行く。例えば、対象となる印刷データがテキストからな
る印刷データA、図形とテキストからなる印刷データ
B、テキストからなる印刷データC、図形とテキストか
らなる印刷データD、テキストからなる印刷データEと
すると、印刷データA、B及びCに対して、プリンタ32
a、32b及び32cがそれぞれ選択される。
次の印刷データDは図形とテキストからなる印刷デー
タであるので、プリンタ32b及び32cの内で早く印刷が終
了したプリンタが選択されて印刷データDが割り当てら
れる。
次の印刷データEはテキストからなる印刷データであ
るので、プリンタ32a〜32cの内で最も早く印刷が終了し
たプリンタが選択されて、印刷データEが割り当てられ
る。
以下同様にして、次に印刷される印刷データに対して
は、その印刷データが印刷可能な各プリンタの中から最
も早く印刷の終了したプリンタが選択されて、その印刷
データの割当が行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
特性の異なる複数のプリンタを備えた印刷システムに
おける従来のプリンタ選択制御方式は、前述のように、
最初は所定の順番にプリンタを選択して対象となる印刷
データを順次割り当て、以降は、印刷される印刷データ
に対しては、その印刷データが印刷可能な各プリンタの
中から最も早く印刷の終了したプリンタを選択して割り
当てるようにしていた。
この選択制御方式は各印刷データに対するプリンタの
選択処理が簡単であるという特長があるが、全体の印刷
データの印刷処理の高速化が保証されないので、プリン
タの最適制御が実現できないという問題があった。
例えば、低速のプリンタ32aの印刷処理が終了し、中
高速のプリンタ32b及び32cの印刷処理中に多量のテキス
トからなる印刷データが印刷対象となると、高速プリン
タ32cの代わりに低速のプリンタ32aが選択されて多量の
テキストからなる印刷データが割り当てられるので、テ
キストの印刷に時間が掛り、全体の印刷処理効率が低下
する。また、高速のプリンタ32cの印刷処理が終了し、
中速のプリンタ32b印刷処理中に図形やテキストからな
る印刷データが印刷対象となると、高速のプリンタ32c
が選択されてこの図形及びひテキストからなる印刷デー
タが割り当てられるので、中速のプリンタ32bを使用す
る場合よりも印刷に時間が掛り、全体の印刷処理効率が
低下することになる。
本発明は、対象となる全印刷データの印刷処理時間が
最小となるように、各印刷データに対するプリンタを選
択する効率的なプリンタ制御装置を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
前述の課題を解決するために本発明が採用した手段
を、第1図を参照して説明する。第1図は、本発明の基
本構成をブロック図で示したものである。
第1図において、11は処理時間特性テーブルであり、
対象となる各印刷データの基本要素に対する各プリンタ
毎の印刷処理時間が格納される。印刷データの基本要素
は、テキストの場合は各文字であり、図形の場合は直
線、円、円弧、三角形、四角形等の基本図形であり、イ
メージの場合は標準パターンのイメージが選定される。
各基本要素に対する印刷処理時間は、その基本要素の
種類や大きさによって異なった値になる。基本要素の種
類や大きさを細かく分類するとプリンタの最適制御自体
は良好になるが、印刷データ中の個々のデータについて
その基本要素の種類や大きさを検出する処理に多くの時
間が必要になるために、全体の印刷処理時間が返って長
く掛かるので不都合である。
したがって、印刷データの各基本要素は、各基本要素
の認識処理時間や後述する最適制御処理時間も含めて、
対象印刷データ全体の印刷処理時間が最小となるように
選定される。例えば文字の場合は各文字サイズに対する
平均印刷処理時間が、図形の場合は各単位図形に対する
印刷処理時間が、イメージの場合は標準パターンの単位
面積当たりの平均の印刷処理時間が、それぞれの基本要
素の印刷処理時間として採用される。このようにする
と、それらを基本要素とする各印刷データの予測印刷処
理時間の算出が容易になるので、平均して良好なプリン
タの最適制御を行うことが可能である。なお、これらの
各基本要素の予測印刷処理時間は、各プリンタの印刷速
度特性によって異なるので、各プリンタ毎に実験又は計
算により求められる。
12は予測印刷処理時間算出部であり、処理時間特性テ
ーブル11を参照して、対象となる印刷データの夫々に含
まれる基本要素に基づいて、印刷データの予測印刷処理
時間を各プリンタ毎に算出する処理を行う。
13は最適制御部であり、算出された各印刷データの予
測印刷処理時間に基づいて、対象となる全印刷データの
予測印刷処理時間が最小となるように各印刷データに対
するプリンタの選択する処理を行う。
〔作 用〕
プリンタの最適制御動作が開始される前に、例えば印
刷システムの立上げ時に、処理時間特性テーブル11に、
対象となる各印刷データの基本要素に対する各プリンタ
毎の印刷処理時間が予め格納される。
予測印刷時間算出部12は、処理時間特性テーブル11を
参照して、対象となる印刷データの夫々に含まれる基本
要素に基づいて、印刷データの予測印刷処理時間を各プ
リンタ毎に算出する。
最適制御部13は、予測印刷時間算出部12にって算出さ
れた各印刷データの予測印刷処理時間に基づいて、対象
となる全印刷データの予測印刷処理時間が最小となるよ
うに各印刷データに対するプリンタの選択する(この最
適制御処理の詳細は、実施例の項で説明する)。
プリンタの最適制御処理が終了すると、対象となる各
印刷データを順番に最適制御部13によって選択された各
プリンタに割り振って、印刷処理を実行する。
以上のように、印刷データの基本要素に対する各プリ
ンタ毎の印刷時間より、対象となる複数の印刷データの
個々の印刷データに対する予測印刷処理時間を各プリン
タ毎に求め、この各予測印刷処理時間に基づいて各印刷
データに対するプリンタを選択するようにしたので、プ
リンタの最適制御を容易に実現して、複数の印刷データ
に対する印刷処理時間を短縮することができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を、第2図乃至第5図を参照して説
明する。第2図は本発明の一実施例の構成の説明図、第
3図は同実施例の処理時間特性テーブルの説明図、第4
図は同実施例の各印刷データに対する各プリンタ毎の予
測印刷処理時間の説明図、第5図は同実施例の最適制御
処理フローチャートである。
(A) 実施例の構成 第2図において、10はホスト、21は複数の印刷データ
がスプールされる外部記憶装置、22a〜22cは特性を異に
するプリンタである。
ホスト10における処理時間特性テーブル11、予測印刷
処理時間算出部12及び最適制御部13については、第1図
で説明したとおりである。
14は外部記憶インタフェースであり、外部記憶装置21
に対する印刷データのリード/ライト制御を行う。
15は入出力インタフェースであり、ホスト10に接続さ
れる複数のプリンタ22a〜22cに対するリード/ライト制
御を行う。
16はコントローラであり、ホスト10内の各部の動作を
制御してプリンタの最適制御を行い、選択された各プリ
ンタにおける印刷処理を制御する。
17はメモリであり、コントローラ16用の制御プログラ
ムが格納される他、予測印刷処理時間算出部12及び最適
制御部13がそれらの演算を行うときに使用する作業領域
(図示せず)が設けられている。
〔実施例の動作〕
実施例のプリンタの最適制御動作を、第3図〜第5図
を参照し、プリンタが22a〜22cの3台であり、対象とな
る複数の印刷データが第4図に示すように、印刷データ
D1〜D6である場合を例にとって説明する。
プリンタ22aはテキスト印刷用の低速プリンタであっ
て、図形やイメージの印刷には向かない。プリンタ22b
は中速プリンタであり、図形やイメージの印刷用に設計
されているが、テキストの印刷も中速で実行可能であ
る。プリンタ22cは高速プリンタであり、テキストの高
速印刷は可能であるが、図形やイメージの印刷速度はプ
リンタ22bよりも遅いので、図形やイメージの印刷より
もテキスト印刷に向いている。
印刷データD1は、第4図に示すように長文のテキスト
であり、印刷データD2はテキストと図形が略等量存在す
るデータであり、印刷データD3は短文のテキストであ
り、印刷データD4は図形部分よりもテキスト部分が多い
データであり、印刷データD5は長文のテキストであり、
印刷データD6は短文のテキストである。
プリンタの最適制御動作が開始される前に、例えば印
刷システムの立上げ時に、処理時間特性テーブル11に、
対象となる各印刷データの基本要素に対する各プリンタ
毎の基本要素印刷時間が予め格納される。
第3図は、処理時間特性テーブル11の一例を示したも
のである。処理時間特性テーブル11の左欄には文字、図
形及びイメージの各印刷データの基本要素欄が例示され
ている。文字の場合は、10ポイント、15ポイント、26ポ
イント等の各文字サイズ毎に基本要素が選定され、各文
字サイズにおける全文字の平均印刷処理時間が、各基本
要素の印刷処理時間として選定される。2〜4欄に示さ
れているa11〜c13、b11〜b13及びc11〜c13は、文字サイ
ズ10ポイント、15ポイント及び20ポイントの各基本要素
に対するプリンタ22a、22b及び22cの各基本要素印刷処
理時間である。これらの基本要素印刷処理時間は、各プ
リンタ毎に実験又は計算により求められる。
以下実施例のプリンタの最適制御処理動作を、第5図
のフローチャートの処理ステップに従って説明する。
ステップS1 コントローラ16は、印刷対象となる複数の印刷データ
中の最初の印刷データD1の印刷情報及び印刷を行うプリ
ンタ22a〜22cに関する情報を予測印刷処理時間算出部12
に送って、各プリンタ毎の印刷データD1に対する予測印
刷処理時間を算出させる。
印刷情報には、印刷データD1の種類及びそのデータ量
が示されている。印刷データD1は第4図に示すように、
長文のテキストである。
予測印刷処理時間算出部12は、処理時間特性テーブル
11を参照して、最初の印刷データD1に対する予測印刷処
理時間を各プリンタ毎に算出して、メモリ17の作業領域
(図示せず)に格納する。
プリンタ22a、22b及び22cの印刷データD1に対する予
測印刷処理時間をa1、b1及びc1とすると、第4図に示す
ように、低速のプリンタ22aの予測印刷処理時間a1が最
も大きく、高速のプリンタc1の予測印刷処理時間c1が最
も短い値として算出される。
ステップS2 予測印刷処理時間算出部12の印刷データD1に対する各
プリンタの予測印刷処理時間の算出が終了すると、コン
トローラ16は、最適制御部13に最適制御処理を開始させ
る。
最適制御部13は、プリンタ22a〜22cの累積処理時間に
対し、予想印刷処理時間算出部12の算出した印刷データ
D1の予測印刷処理時間a1〜c1をそれぞれ仮に加算する。
プリンタの累積処理時間は、そのプリンタにそれまで
に割り振られた全印刷データの処理時間の累積値であ
り、n個の印刷データまでのプリンタ22a、22b及び22c
の累積処理時間をAn、Bn及びCnで表すことにする。
印刷データD1に対するプリンタ22a〜22cの累積処理時
間A0、B0及びC0は、当然のことながらいずれも0である
ので、累積処理時間と予測印刷処理時間の加算値は、
a1、b1及びc1になる。
ステップS3 最適制御部13は、各プリンタの累積処理時間a1〜c1
大小関係を比較してその最小値を検出する。印刷データ
D1の場合はプリンタ22cの累積処理時間c1が最小値とし
て検出される。
ステップS4 最適制御部13は、印刷データD1に対する累積処理時間
が最小であるプリンタ22cを、印刷データD1を印刷する
プリンタに選定し、メモリ17内の作業領域(図示せず)
に格納する。
ステップS5 最適制御部13は、印刷データD1までの各プリンタの累
積処理時間を算出して、メモリ17内の図示しない作業領
域に格納する。印刷データD1までのプリンタ22a、22b及
び22cの累積処理時間A1、B1及びC1は、0、0およびc1
である。
ステップS6 コントローラ16は、印刷データの番号が最終印刷デー
タ番号に達したか否かを判定する。印刷データD1の番号
1は最終印刷データD6の番号6より小さいので、最適制
御処理は終了しないと判定して、次のステップS7の処理
に移る。
ステップS7 コントローラ16は、印刷データの番号をカウントする
カウンタ(図示せず)のカウント値を「1」だけカウン
トアップして「1」に更新する。
印刷データD2〜D6に対する最適制御 以下前述の各ステップS1〜S7の処理を繰り返すことに
より、印刷データD2〜D6に対する最適制御が、印刷デー
タDの場合と同様にして順番に実行される。
第4図は、以上の各処理によって求められた各各印刷
データD1〜D6に対する各プリンタ毎の予測印刷処理時間
a1〜c1、a2〜c2、a3〜c3、a4〜c4、a5〜c5及びa6〜c6
示したものである。各予測印刷処理時間の下側に記載し
た矢印の長さが、各予測印刷処理時間の時間長を示して
いる。
印刷データがテキストである場合は、テキストのデー
タ量(文字数)に文字の基本要素印刷時間を乗算するこ
とにより、その予測印刷処理時間が算出される。印刷デ
ータが図形である場合は、図形の倍率にその図形の基本
要素印刷時間を乗算することにより、その予測印刷処理
時間が算出される。同様に印刷データがイメージである
場合は、イメージの倍率にそのイメージの基本要素印刷
時間を乗算することにより、その予測印刷処理時間が算
出される。
また次の表1は、以上の最適制御処理によって求めら
れた各印刷データD1〜D6に対する各プリンタ22a〜22cの
予測印刷処理時間及びその大小関係並びに各印刷データ
を印刷するために選択された各プリンタを示したもので
ある。
印刷データD1の印刷は、前述のようにプリンタ2cによ
って行われる。したがって、印刷データD1までのプリン
タ22a、22b及び22cの累積処理時間A1、B1及びC1は、
0、0及びc1になる。
次の印刷データD2を仮にプリンタ22a、22b及び22cに
よって行うものとすると、プリンタ22cは印刷データD1
及びD2の両者を印刷することになるので、各プリンタ22
a、22b及び22cの予測印刷処理時間は、それぞれa2、b2
及びc1+c2になる。
この印刷データD2を印刷する場合の各プリンタ22a、2
2b及び22cの予測印刷処理時間の大小関係は、第4図の
各プリンタの印刷データD1及びD2のみに対する予測印刷
処理時間a1、b1、c1及びa2、b2、c2を参照すると、表1
の2段目に示すように、a2>c1+c2>b2になる。
これより、印刷データD2に対する予測印刷処理時間が
最も小さいプリンタ22bが、印刷データD2を印刷するプ
リンタに選定される。表1の右欄は、各印刷データを印
刷するために選定されたプリンタを示している。また、
印刷データD2までのプリンタ22a、22b及び22cの累積処
理時間A2、B2及びC2は、それぞれ0、b2及びc1になる。
以下同様にして、印刷データD3〜D6を各プリンタ22
a、22b及び22cによって印刷しようとした場合の予測印
刷処理時間及びその大小関係が、表1の3〜6段に示す
ように算出される。
印刷データD3を印刷する場合の予測印刷処理時間はプ
リンタ22aが最も小さいので、印刷データD3を印刷する
プリンタはプリンタ22aに選定される。
印刷データD4を印刷する場合の予測印刷処理時間はプ
リンタ22bが最も小さいので、印刷データD4を印刷する
プリンタはプリンタ22bに選定される。
印刷データD5を印刷する場合の予測印刷処理時間はプ
リンタ22cが最も小さいので、印刷データD5を印刷する
プリンタはプリンタ22cに選定される。
最後の印刷データD3を印刷する場合の予測印刷処理時
間はプリンタ22aが最も小さいので、印刷データD6を印
刷するプリンタはプリンタ22aに選定される。
以上のようにして選定された各印刷データD1〜D6を印
刷する各プンリタの情報は、メモリ17の図示しない作業
領域に格納される。
ステップS6 印刷データD6を印刷するプリンタ22aの選定が終わる
と、印刷データの番号が最終印刷データ番号6に達する
ので、コントローラ16はプリンタの最適制御処理を終了
する。
以上のようにして対象とする印刷データD1〜D6に対
する最適制御が終了すると、コントローラ16は外部記憶
装置21より印刷データD1〜D6を順番に取り出して、最適
制御によって選定れた各プリンタに順次割り振って印刷
させる。
このようにすると、表1カら明らかなように、各印刷
データD1〜D6はそれぞれ最も処理時間の短いプリンタに
よって印刷されるので、対象となる全印刷データD1〜D6
を最小の処理時間で印刷することができる。
以上印刷データが6個でプリンタが3台である場合の
実施例について説明したが、印刷データ及びプリンタが
これらとは異なる数値の場合も同様にして最適制御を行
うことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は印刷データの基本要素
に対する各プリンタ毎の印刷時間より、対象となる複数
の印刷データの個々の印刷データに対する予測印刷処理
時間を各プリンタ毎に求め、この各予想印刷処理時間に
基づいて各印刷データに対するプリンタを選択するよう
にしたので、プリンタの最適制御を容易に実現して、複
数の印刷データに対する印刷処理時間を短縮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成の説明図、 第2図は本発明の一実施例の構成の説明図、 第3図は同実施例の処理時間特性テーブルの説明図、 第4図は同実施例の各印刷データに対する予測印刷処理
時間の説明図、 第5図は同実施例の最適制御処理フローチャートの説明
図、 第6図は従来のプリンタの選択制御方式の説明図であ
る。 第1図及び第2図において、 10……ホスト、11……処理時間特性テーブル、12……予
測印刷処理時間算出部、13……最適制御部、14……外部
記憶インタフェース、15……入出力インタフェース、16
……コントローラ、17……メモリ、21……外部記憶装
置、22a〜22c……プリンタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特性の異なる複数のプリンタ(22a等)が
    接続可能に構成され、印刷処理時間を異にする複数の印
    刷データの印刷を行い、対象となる全印刷データの印刷
    処理時間が最小となるように、各印刷データに対するプ
    リンタの選択を行うプリンタの最適制御方式であって、 (a) 対象となる各印刷データの基本要素に対する各
    プリンタ毎の印刷時間が格納される処理時間特性テーブ
    ル(11)と、 (b) 処理時間特性テーブル(11)を参照して、対象
    となる印刷データの夫々に含まれる基本要素に基づい
    て、印刷データの予測印刷処理時間を各プリンタ毎に算
    出する予測印刷処理時間算出部(12)と、 (c) 算出された各印刷データの予測印刷処理時間に
    基づいて、対象となる全印刷データの予測印刷処理時間
    が最小となるように各印刷データに対するプリンタの選
    択を行う最適制御部(13)と、 を設けたことを特徴とするプリンタ制御装置。
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