JPH03149617A - プリンタコントローラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、たとえばネットワーク上に接続されている１
台のプリンタを複数台のホスト装置で共有しているプリ
ント処理を行う場合に好適に実施されるプリンタコント
ローラに関するものである。

〔従来の技術〕

近年、レーザビームプリンターに代表されるように、ホ
スト装置より出力される印刷データから１ページごとに
出力すべきビットマツプの画像データを生成し、この画
像データに基づいて、プリント動作を行うページプリン
タが普及してきた。そのページプリンタは印刷データか
らビットマツプ画像データを生成し、画像データの出力
制御するコントローラ部と、このコントローラ部から出
力される画像データに基づいてプリント動作を制御する
プリンタエンジン部とに分けられる。

コントローラ部は、第１０図に示すように、ホスト装置
との通信ケーブルを通してコントローラ部内に印刷デー
タを入力し、かつ、プリンタの情報をホスト装置へ出力
するインターフェースとしてのホストＩ／Ｆ部ｌと、主
として印刷データからビットマツプ画像データを生成す
るＣＰＵ４と、該ＣＰＵ４を制御するプログラム等のコ
ードデータを格納するコードメモり５と、テキスト文字
のビットマツプフォントあるいはアウトラインフォント
を格納するフォントメモリ６と、主として印刷データか
ら１ページごとに生成されるビットマツプ画像データを
格納するデータメモリと、コードメモり５フォントメモ
リ６およびデータメモリフを制御するメモり制御部８と
、プリンタエンジン部との間で通信を行うためのインタ
ーフェースであるプリンタＩ／Ｆ部９と、プリンタの状
態を表示部へ出力する表示１７Ｆ部１４とから構成され
る装置 また、ページプリンタは従来のワイヤドツトプリンタや
熱転写プリンタ等に比べて印字速度が速く、毎分数十枚
のスルーブツトをもつページプリンタなどはネットワー
ク上にプリンタサーバ２５（ホスト装置とプリンタとの
間で、複数のホスト装置より出力される印刷ファイルの
プリンタへの出力制御を行う装置を用いて、それに従属
して制御されるページプリンタとして使用きれてきた。

このようなネットワーク環境下においてプリンタサーバ
２５は、複数のホスト装置２６より出力される印刷デー
タを一組格納しておいて、格納された印刷データのプリ
ンタへの出力する順序を変更する操作部を有している。

そしてその操作部からオペレータが指示する場合には、
印刷データの出力順序の制御を行う。また、操作部から
の指示がない場合には、プリンタサーバ２５に対して出
力された印刷データをその順序でプリンタへ出力するか
、あるいはプリンタサーバ側で複数のホスト装置２６に
対するプリンタ占有の優先順位を持たせてその優先順位
に従った順序で印刷データの出力制御を行ってきた。

〔発明が解決しようとしている課題〕

しかしながら、従来のネットワーク環境下で、プリンタ
サーバ２５によって制御されるページプリンタは、操作
部からオペレータが印刷データの出力の変更指示を行わ
なければ、印刷データの出力順序を変更することができ
ない。例えば、優先順位の高いホスト装置よりプリンタ
枚数が多い印刷データをプリンタサーバ２５からページ
プリンタへ出力している期間中に、優先順位の低いホス
ト装置からプリント枚数が少ない印刷データがプリンタ
サーバへ出力されてきても、プリンターサーバは優先順
位の高いホスト装置からの印刷データの処理を継続して
行う。

したがって、優先順位の低いホスト装置からの印刷デー
タは、その処理が終了するまでウェイトしなけらばなら
ないという問題点が生じた。すなわち、ネットワーク上
に配置されたプリンタを複数のホスト装置２６で共有す
る場合、プリンタサーバがホスト装置に対する優先順位
に従って、印刷データの出力制御が行われるために、優
先順位の低いホスト装置からのプリンタへの出力が非常
に遅くなるという欠点があった。また、プリンタサーバ
において、ホスト装置に対する優先順位を有していない
場合は、プリント枚数が膨大な印刷データが処理されて
いる期間中に、プリント枚数の少ない印刷データがプリ
ンタサーバへ出力されても、プリント枚数の少ない印刷
データの処理の開始は、その処理が終了するまでウェイ
トしなければならないという問題点もあった。

したがって、本発明の目的は、上記問題点を解決し、プ
リント枚数が少ないにもかかわらず、長時間待たなけれ
ばプリントされないといった不都合を解消して利便性を
向上することができるプリンタコントローラを提供する
ことである。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明に従うプリンタコン
トローラは、外部装置から出力された印刷データのプリ
ント枚数を計数する計数手段と、前記印刷データを、そ
のプリント枚数とともに複数組格納する記憶手段と、 該記憶手段から印刷データを読み出す読み出し手段とを
含み、 前記読み出し手段は、プリント枚数の少ない印刷データ
を優先して前記記憶手段から読み出すことを特徴とする
特 ｖた、本発明に従う他のプリンタコントローラは、外部
装置から出力された複数の印刷データを格納する記憶手
段と、 該記憶手段から印刷データを読み出す読み出し手段と、 読み出された印刷データのプリント動作時間を計時する
計時手段とを含み、 前記読み出し手段は、或る印刷データの計時時間が予め
定める時間を越えるときには、その印刷データの読み出
しを中断して、他の印刷データを読み出すことを特徴と
する特 上記プリンタコントローラにおいて、記憶手段に格納さ
れている複数の印刷データもしくは読み出し手段によっ
て読み出されている印刷データに関連する情報を表示す
る表示手段を設けてもよい。

さらに本発明は複数の外部装置からの印刷データを受信
するプリンタコントローラにおいて好適に実施される。

〔作用〕

本発明に従来ば、外部装置から出力されて（る各々印刷
データのプリント枚数に応じてプリント処理する順序を
変更させる。すなわち、プリント枚数の少ない印刷デー
タに対する優先順位を高くして処理することによって、
プリント枚数の少ない印刷データの待ち時間を少なくす
ることができる。

また、プリンタコントローラに計時手段を付加すること
によって、各々印刷データのプリント動作する時間を監
視して、各々の印刷データが時間的に均等にプリント動
作するように、すなわち、各々印刷データにとって均等
にプリンタが占有されるように制御した。

さらに、上記のようにプリンタコントローラで処理する
印刷データの状態を表示手段へ出力することにより、ホ
スト装置を使用するユーザに対してプリンタの使用状態
を表示させるようにした。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を添付した図面にもとづいて説明
する。

第１図は、本発明の実施例のプリンタコントローラのブ
ロック図である。このプリンタコントローラは、プリン
ト動作を行うプリンタエンジン部２０とともに、プリン
タ本体に内蔵され、ネットワー上 り３に接続されている複数のホスト装置より出力される
印刷データ（以下、ファイルと略す）をホストｌ／Ｆ部
ｌより入力する。ファイル制御部２は、ホストＩ／Ｆ部
ｌからのファイルのファイル記憶部３への格納と、読み
出し制御とを行う−。このファイル制御部２１こよって
、−担格納されたファ′イルは、後述するような、順序
で読み出され、メインＣＰＵ４に出力される。メインＣ
ＰＵ４は、コードメモり５中のコードデータ（プログラ
ム）によって制御され、ファイルから１ページごとにビ
ットマツプ画像データを生成し、データメモリ７中に格
納する。

ファイルがテキスト文字コード等のコード化データから
構成されている場合、メインＣＰＵ４は、印字すべきテ
キスト文字コードに対応するフォントデータをフォント
メモリ６から読み出して、ビットマツプ画像データを生
成する。また、８はメインＣＰＵ４がコードメモり５、
フォントメモリ６およびデータメモリ７ヘアクセスする
際にそれらの制御信号を生成するメモり制御部である。

メインＣＰＵ４は、プリンタＩ／Ｆ部９を介してプリン
タエンジン部２９との通信およびプリント制御を行う。

すなわち、メインＣＰＵ４は、データメモリ７中での１
ページ分のビットマツプ画像データの生成終了後にプリ
ンクエンジン部２０からの制御信号に基づき、プリント
動作を開始させる。データメモリ７中に生成されたビッ
トマツプ画像データが１ページ分プリンタエンジン部２
０へ出力終了後、もしくは、データメモリフのメモリサ
イズが２ページ分以上のビットマツプ画像データを格納
するサイズを有している場合はメインＣＰＵ４が先の１
ページ分のビットマツプ画像データの生成終了後に、フ
ァイル制御部２に対してファイル記憶部３中に格納され
ているファイルのメインＣＰＵ４への転送を要求して、
ビットマンブ画像データの生成およびプリント処理を継
続する。

第２Ａ図は、ファイル制御部２の構成を示しているファ
イル制御部２はサブｃｐｕｔｏと記憶制御部１２とを含
み、サブＣＰＵＩＯはホストＩ／Ｆ＠１からのファイル
の入力、メインＣＰＵ４へのファイルの出力、および記
憶制御部１２との間のデータ転送を制御する。またサブ
ｃｐｕｔｏを動作させるためのコードデータ（プログラ
ム）を格納するコードメモり１１が接続されている。記
憶制御部１２はファイル記憶部３に対してファイルの格
納および取り出しを制御する。

第２Ｂ図はファイル記憶部３の記憶内容の一例を示す図
である。３ａはファイルのディレクトリ情報を示し、３
ｂは個々のファイルに対するファイル情報を示す。ファ
イル情報としては、たとえばファイルの属性情報、総プ
リント枚数、出力の優先順位、未出力のプリント枚数あ
るいはファイル続出ポインタ等が記憶される。これらの
ファイル情報は、ホスト装置からファイルとともに出力
されるか、あるいは上述したファイル制御部２での処理
によって得られる。

上記属性情報とは、たとえばそのファイルを出力したホ
スト装置名（識別データ）やファイル名またはファイル
サイズなどである。ホスト装置名は、そのホスト装置か
らファイルとともに、出力されるようにしてもよいが、
各ホスト装置にＩＤが付されるインターフェースを使用
した場合には、そのＩＤであってもよい。このような場
合には、ファイル情報を出力するためにホスト装置のソ
フトウェアを変更する必要はない。

以下に第３図のフローチャートを参照してファイル制御
部２の動作を説明する。第３図は、ホスト１７Ｆ部ｌよ
り入力されるファイルに対して、そのファイルの総プリ
ント枚数を抽出し、ファイルデータをファイル記憶部３
へ格納するシーケンスを示す。

第３図において、まず、入力するファイルの総プリント
枚数Ｎをクリアする（ステップａｌ）。その後、順次フ
ァイルデータを入力しくステップａ２）、入力データが
１ページの終りを示すコード（以下ページ終了コードと
略す）であるか（ステップａ３）、同一ページのプリン
ト枚数指定コードであるか（ステップａ５）、あるいは
、ファイル終了コードであるか（ステップａ７）を判定
し、ページ終了コードであればＮを１だけ加算し　（ス
テップａ４）、プリント枚数指定コードであれば、Ｎに
次の入力データ□□−ユ占 情報として格納する（ステップａ９）。

ファイル制御部２に人力されるファイルデータはすべて
上記ステップａ３．ａ５．ａフにおける判定の後に、フ
ァイル記憶部３へ格納される。

次に、第３図において、入力データがファイル終了コー
ドまで到達し、すべてファイル記憶部３に格納されると
、第４図のフローチャートに示すように、ファイル制御
部２において、ファイル記憶部３格納されている全ファ
イルに対して、各々ファイルの総プリント枚数Ｎよりメ
インＣＰＵ４へ出力すべきファイルの選択が行われる。

まず、ファイル制御部２では、ファイル記憶部２から出
力中（プリント中）のファイルの読み出しが終了するま
でウェイトし、（ステツプｂｌ、　ｂ２）、読み出し終
了後に出力済ファイルおよびファイル情報をクリアする
（ステップｂ３）。その後、ファイル記憶部３にファイ
ルが存在するか否かをファイル情報から判別しくステッ
プｂ４）、ファイルが存在する場合、特に、２つ以上の
ファイルが存在する場合は、どのファイルを優先させて
出力させるかを判別するために、ファイル情報として格
納されている各々ファイルの総プリント枚数Ｎを入力し
くステップｂ５）、小さいＮのファイルから高い優先順
位をつけ（ステップｂ６）、そして、最も高い優先順位
をもつファイルを選択して、ファイル記憶部３より読み
出して、メインＣＰＵ４へ出力する（ステップｂ７）。

また、ファイル記憶部２にファイルが１つしか存在しな
い場合は、そのファイルをそのままメインＣＰＵ４へ出
力する。

第４図におけるファイル出力の優先順位の決定は１つの
ファイルがメインＣＰＵ４へ出力終了されたら必ず行わ
れる。また、ステップｂ４においてファイル記憶部３に
ファイルが存在しない場合は、ホスト■／Ｆ部ｌからの
ファイル入力の待ち状態となる。

〔第２の実施例］ 次に、第５図は、本発明の第２の実施例フローチャート
であり、第１実施例で示したファイル制御部２において
、メインＣＰＵ４へ出力すべきファイルのプリント枚数
をｌページごとに判別し、各々のファイルのプリント枚
数に応じて優先順位を決定し、その優先順位に従ったフ
ァイルの出力を行うシーケンスを示している。第５図に
おいてファイル制御部２はファイル記憶部３からメイン
ＣＰＵ４へ出力中のファイルを読み出しくステップｃｌ
）、読み出しデータがファイル終了コードであるかを判
別する（ステップｃ２）。ファイル終了コードでない場
合は、ページ終了コードが読み出されるまで（ステップ
Ｃ３）、−− 向尋ファイル記憶部２からメインＣＰＵ４への出力を行
い、ページ終了コードが読み出された後、プリント枚数
指定コードがあるか否かをチェックする。（ステップｃ
４）。もしプリント枚数指定コードでなければ、同一ペ
ージのプリント枚数Ｋａを１にセットし、（ステップｃ
５）、また、プリント枚数指定コードであれば、次にプ
リント枚数Ｋａを入力し、出力中のファイルの残りのプ
リント枚数ＮａをＮａ−Ｋａで算出する（ステップｃ６
）。（Ｎａはファイルの最初のページが出力されている
間はＮに等しい）。ＣＰＵ４がファイルのデータから１
ページ分のビットマツプ画像データを生成終了し、プリ
ンタへそのページのプリント枚数Ｋａ分だけ出力される
期間中ファイル制御部２は、ウェイト状態になる。

（ステップｃ７）。その後、ファイル制御部２はファイ
ル記憶部３に未出力のファイルが存在するか否かをチェ
ックしくステップｃ８）、存在する場合は、残りのプリ
ント枚数がＮａであるファイルと、未出カフアイルのプ
リント枚数Ｎとから、出力すべきファイルの優先順位を
決定しくステップｃ９）、最も高い優先順位となったフ
ァイルを選択して、メインＣＰＵ４へ出力する（ステッ
プＣｔＯ）。また、ステップＣ８においてファイル記憶
部３に未出力のファイルが存在しない場合は、出力中の
ファイルをメインＣＰＵ４へ継続して出力する。

ステップＣ２においてファイル記憶部３より読み出され
るデータがファイル終了コードに到達し−た場合、その
データをメインＣＰＵ４へ出力後にファイル記憶部３中
の出力終了したファイルとそのファイル情報をクリアす
る（ステップｃｌｌ）。別のファイルがファイル記憶部
３に格納されているかをチェックしくステップｃ１２）
、格納されている場合は、格納されているそれぞれのフ
ァイルの総プリント枚数Ｎから出力すべきファイルの優
先順位を決定しくステップｃ１３）、ステップｃｌＧに
移って最も高い優先順位のファイルを選択して、上記の
動作フローを繰り返す。ステップｃ１２において、ファ
イル記憶部にファイルが存在しなければ、ホストＩ／Ｆ
部１より入力されるファイルの待ち状態となり終了する
。

〔第３の実施例〕 次に、第６図に本発明の第３実施例の構成ブロック図を
示す。

第６図において、ホストＩ／ＦＭＩ、フアイル記憶部３
、コードメモり５、フォントメモリ６、データメモリ７
、メモり制御部８およびプリンタＩ／Ｆ部９は第１実施
例の構成ブロック図（第１図）と同様な機能を有する。

ファイル制御部２は、ホストＩＺＦ部ｌより入力される
ファイルをファイル記憶部３へ格納すると同時に同ファ
イルの総プリント枚数Ｎを算出し、ファイル制御部３か
ら１ページ単位にメインＣＰＵ４ヘッアイルデータを転
送制御する。メインＣＰＵ４は、ファイル制御部２より
転送されるファイルデータから１ページ分のビットマツ
プ画像データを生成しプリンタＩ／Ｆ部９へ、生成され
たビットマツプ画像データを転送制御するとともに、タ
イマ部１３に対して、タイマリセット信号ＴＭＲＳＴ、
タイマイネーブル／デイスイネーブル信号ＴＭＥＮＢ／
ＴＭＤＳＢを出力してタイマ部１３を制御し、また、タ
イマ部１３からのタイマ割込信号ＴＭＩＮＴを入力する
ことにより、ホスト装置から出力され、ファイル記憶部
３中に格納されている複数のファイルがメインＣＰＵ４
を時間的に均等にシェアできるように、処理すべきファ
イルの切換を行う。タイマ部１３はメインＣＰＵ４より
出力されるＴＭＲＳＴにより、計時時間をリセットして
初期状態にし、ＴＭＥＮＢによりタイマ部１３からメイ
ンＣＰＵ４へのタイマ割込が可能な状態となり、ＴＭＤ
ＳＢによりタイマ部１３からのタイマ割込が不可能な状
態となる。また、タイマ部１３はＴＭＲＳＴ入力後、Ｔ
　ＮＩＥ　Ｎ　Ｂによる割込可能な期間中にタイマカウ
ントし予め設定された値に等しくなった場合、メインＣ
ＰＵ４に対してタイマ割込信号ＴＭＩＮＴを出力する。

第７図は、ＴＭＩＮＴによるタイマ割込処理のフローチ
ャート図である。メインＣＰＵ４は、ＴＭＩＮＴにより
割込処理ルーチンに入り、まず最初にタイマ部１３から
のさらなるタイマ割込を禁止するためにＴＭＤＳＢを出
力しくステップｄｌ）、処理ファイルの１ページ分のビ
ットマツプ画像データの生成終了後（ステップｄ２）、
そのページの指定されたプリント枚数に分だけ画像デー
タをプリンタへ出力する（ステップｄ３）。そして、フ
ァイル制御部２は処理中のファイルのメインＣＰＵ４へ
のデータ出力を中断し、そのファイルで未処理の先頭ア
ドレスを格納する（ステップｄ４）。この後、ファイル
記憶部３に他のファイルが存在するか否かを判別しくス
テップｄ５）、存在する場合は、ファイル記憶部３に格
納されたファイルに対して決定される優先順位の最も高
いファイルを選択しくステップｄ６）、存在しない場合
は、ステップｄ７に移って処理中のファイルを選択する
。その後、メインＣＰＵ４はＴＭＲＳＴを出力すること
によりタイマ部１３をリセットしくステップｄ８）、Ｔ
ＭＥＮＤを出力してタイマ部の動作　を開始させ（ステ
ップｄ９）、上記ステップｄ６．　ｄ７において選択さ
れたファイルの未処理部アドレスの部分からデータを入
力し、ビットマツプ画像デーりを生成し、さらにプリン
タへ出力する（ステップｄｌｏ）。

ファイル記憶部２に複数のファイルが存在する場合、例
えば、第８図に示すように、ファイル記憶部３に３つの
ファイルが存在する場合については、ファイル制御部２
において、メインＣＰＵ４へ出力すべきファイルの優先
順位を決定する。第一８図において、ファイルＡ１ファ
イルＢおよびファイルＣの順にファイル記憶部２へ格納
されており、ファイル制御部３はこの順位にしたがって
、すなわち、ファイルＡ→フアイルＢ−？フアイルＣ→
フアイルＡ→・・・の順にファイルを選択し、メインＣ
ＰＵ４へ出力する。第８図斜線部分はファイルデータが
出力されていることを表わす。また、第８図に記載され
ている記号Ｔは、第７図にステップｄ９でＴＭＥＮＢが
出力されてからタイマ部１３がＴＭＩＮＴを出力するま
でのタイマ部神でカウントされる時間である。なお、第
８図において、メインｃｐｏ４へ出力終了したファイル
記憶部３中のファイルおよびファイル情報はクリアされ
る。

〔第４の実施例〕 第９図は、本発明における第４実施例を示すプリンタコ
ントローラの構成ブロック図であり、第１図に示すプリ
ンタコントローラと対応する部分には同一の参照符を用
いている。本実施例では、ファイル制御部２によってフ
ァイル記憶部３からメインＣＰＵ４へのファイル転送制
御に関するステータス情報を表示するために、表示部２
１と、表示Ｉ／Ｆ部１４とが設けられている。

ファイル制御部２は、ファイル記憶部３中に格納されて
いるファイルや、メインＣＰＵ４で処理されているファ
イルの状態を本発明の第１実施例から第３実施例におい
て言及したファイル情報により監視し、処理ファイル名
、出力済プリント枚数、未処理部のプリント枚数や未処
理ファイル名等の情報を表示１７Ｆ部１４を通して出力
する。また、プリンタがプリント終了した用紙を積載す
るための多段トレイ等を有している場合は、メインＣＰ
Ｕ４はプリンタＩ／Ｆ部９を通して、ファイルごとに積
載トレイの位置を指定する。これによってプリント終了
した用紙のファイルごとの整理が容易となり、利便性が
一層向上される。前述した実施例、特に第２および第３
実施例においても同様に多段トレイ等を使用した構成と
することができる。

このような場合に、本実施例ではファイル制御部２にフ
ァイルに対応する積載トレイに関する情報を出力するこ
とにより、ファイル制御部２から表示１／Ｆ部１４を通
して、上記表示情報に加えて、ファイルごとの用紙積載
、位置も表示する。

このように上記実施例として示したプリンタコントロー
ラによれば、複数のホスト装置により出力された印刷デ
ータのプリント枚数をカウントして、自動的にプリント
枚数が少ないファイルを優先してプリントすることによ
り、プリント枚数が少ないファイルの待ち時間を少なく
した。そして第２実施例では、プリンタ出力中のファイ
ルで１ページごとに残りのプリント枚数をカウントし、
そのプリント枚数とファイル記憶部に格納されている他
の印刷データのプリント枚数とを比較し、プリント枚数
が少ないファイルがあればそのファイルを優先してプリ
ンタへ出力することにより、さらに、プリント枚数が少
ないファイルから効率的にプリントさせるように制御し
ている。また第３実施例では、ファイルのプリント枚数
に依存せず、各々印刷データがコントローラ部ＣＰＵを
占有する時間　−を監視して、各々ファイルが均等にコ
ントローラをシェアできるようにした。さらに、第４実
施例では、処理中のファイルおよび他のファイルの状態
を表示部に出力するための表示制御を行うことにより、
ホスト装置を使用するユーザに対してのプリンタの状態
表示を可能にした。これによって各ユーザーは複数の印
刷データに対する処理順序が上述したように変更された
場合であっても自分のプリントがどこまで進んでいるか
を認識することができて便利である。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば少ないページ数の
印刷データをプリントする際に、待ち時間が減少される
ので、プリント処理における利便性を向上することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図・・・本発明の第１実施例を示すプリンタコント
ローラの構成ブロック図、 第２Ａ図・・・第１図示のプリンタコントローラのファ
イル制御部２の構成ブロック図、 第２Ｂ図一・・第１図示のプリンタコントローラのファ
イル記憶部３の記憶内容の一例を示す図、第３図・−フ
ァイル制御部２におけるファイル入力を示すフローチャ
ート、 第４図・・・ファイル制御部２におけるファイルの読み
出しシーケンスを示すフローチャート、第５図・・・本
発明の第２実施例であるファイル制御部でのファイル読
み出しシーケンスを示すフローチャート、 第６因−・本発明の第３実施例であるプリンタコントロ
ーラの構成ブロック図、 第７図・・・第６図示のプリンタコントローラのタイマ
割込シーケンスを示すフローチャート、第８図・・・第
６図示のプリンタコントローラのタイマ割込シーケンス
で選択されるファイルの状態を示す図、 第９図・・・本発明の第４実施例を示すプリンタコン　
　。 トローラの構成ブロック図、 第１０図・・・従来例のプリンタコントローラを示す成
ブロック図。 ｌ・・・ホストＩ／Ｆ部、、２−・・ファイル制御部、
３・・・ファイル記憶部、４−・・メインＣＰＵ１５・
・・コードメモり、６・・・フォントメモり、７・・・
データメモり、８・・・メモり制御部、９・・・プリン
タＩ／Ｆ部、ｌＯ・・・サブＣＰＵ。 １１−（サブｃｐｕの）コードメモり、１２・・・記憶
制御部、１３・・・タイマ部、１４・・・表示１／Ｆ部
。 ｌ−′Σ：；〕 Ｐ１イ　１ 糸ス）１９１＜：＝ＶＩ）１１−Ｚ／Ｕ　［二）メイ：
ｕ、ｐｕ４１”ｌ　　　　　　　　　Ｉ＋ トル記境部「３ （ａり）≦〒凹　　　１ ７ａｓ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）外部装置から出力された印刷データのプリント枚
   数を計数する計数手段と、 前記印刷データを、そのプリント枚数とともに複数組格
   納する記憶手段と、 該記憶手段から印刷データを読み出す読み出し手段とを
   含み、 前記読み出し手段は、プリント枚数の少ない印刷データ
   を優先して前記記憶手段から読み出すことを特徴とする
   プリンタコントローラ。
2. （２）外部装置から出力された複数の印刷データを格納
   する記憶手段と、 該記憶手段から印刷データを読み出す読み出し手段と、 読み出された印刷データのプリント動作時間を計時する
   計時手段とを含み、 前記読み出し手段は、或る印刷データの計時時間が予め
   定める時間を越えるときには、その印刷データの読み出
   しを中断して、他の印刷データを読み出すことを特徴と
   するプリンタコントローラ。
3. （３）請求項第１項または第２項記載のプリンタコント
   ローラにおいて、記憶手段に格納されている複数の印刷
   データもしくは読み出し手段によって読み出されている
   印刷データに関連する情報を表示する表示手段を設けた
   ことを特徴とするプリンタコントローラ。
4. （４）請求項第１項〜第３項記載のプリンタコントロー
   ラであって、複数の外部装置からの印刷データを受信す
   ることを特徴とするプリンタコントローラ。