JP2792216B2 - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP2792216B2
JP2792216B2 JP23119590A JP23119590A JP2792216B2 JP 2792216 B2 JP2792216 B2 JP 2792216B2 JP 23119590 A JP23119590 A JP 23119590A JP 23119590 A JP23119590 A JP 23119590A JP 2792216 B2 JP2792216 B2 JP 2792216B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数台の外部装置の接続が可能なプリンタ
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、パーソナルコンピュータやワードプロセッ
サなどのデータ処理装置(以下「ホスト」とう)から送
られるプリントデータに基づいてハードコピー画像を形
成するプリンタ装置において、複数のホストとの接続が
可能とされた装置がある。すなわち、複数個の外部入力
用端子(コネクタ)が設けられ、各コネクタに信号ケー
ブルを接続することによって複数のホストからのプリン
トデータの入力が可能となっている。
このようなプリンタ装置によれば、プリンタ装置と接
続するホストを選択するためのセレクタを設けることな
しに複数のホストのそれぞれのプリントアウト手段とし
て1つのプリンタ装置を共用することができるので、例
えばOA化に際してコスト面及びスペース面での合理化を
図ることができる。
しかし、従来のプリンタ装置は、1つのホストからの
プリント要求に対応したプリント処理の実行中は、他の
ホストからのプリント要求は受け付けない。つまり、1
つのホストがプリンタ装置を使用している間は、他のホ
ストはプリンタ装置を使用できない。
〔発明が解決しようとする課題〕
したがって、他のホストのオペレータは、実行中のプ
リント処理の終了を待ってプリントを要求しなければな
らないという問題があった。すなわち、例えば1枚だけ
のプリントを行いたいと思っても、プリンタ装置が例え
ば100枚の文書のプリント中であれば、その100枚のプリ
ントが終了するまで待たねばならない。
なお、特に緊急を要する場合などにおいては、実行中
のプリントを要求したホスト又はプリンタ装置の操作キ
ーによって実行中のプリント処理を途中で中止すれば、
他のホストからのプリント要求に対応したプリント処理
を実行させることができる。しかし、その場合には、緊
急のプリントの終了後に、以前に中断したプリント処理
を再度実行させるためのホストの操作が必要となる。
本発明は、上述の問題に鑑み、所定条件の範囲内で複
数のホストのそれぞれによる随時のプリント処理の実行
を可能とし、プリント作業を効率的に進めることのでき
るプリンタ装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかる装置は、上述の課題を解決するため
に、複数の外部装置からのプリントデータの入力が可能
に構成されたプリンタ装置において、前記複数の外部装
置のうちの1つから入力された第1プリントデータに対
するプリント処理実行中に他の外部装置から第2プリン
トデータが入力された時、第1プリントデータのフォン
ト及び第2プリントデータのフォント、または、第1プ
リントデータに対するプリント用紙サイズ及び第2プリ
ントデータに対するプリント用紙サイズ等のプリント指
定条件に応じて、プリント処理実行中の第1プリントデ
ータに対するプリント処理の中断を許可するプリント中
断許可手段と、前記プリント中断許可手段により中断が
許可された時、第1プリントデータに対するプリント処
理を中断するプリント中断手段と、前記プリント中断手
段により第1プリントデータに対するプリント処理が中
断された後に、第2プリントデータに対するプリント処
理を実行する割込プリント実行手段と、前記割込プリン
ト実行手段による第2プリントデータに対するプリント
処理の終了後に、前記プリント中断手段によって中断さ
れていた第1プリントデータに対するプリント処理を再
開するプリント再開手段とを備える。
〔作 用〕
1つの外部装置に対応したプリント処理の実行中に、
他の外部装置からプリントデータが入力されると、プリ
ント中断許可手段によりプリント指定条件に応じて実行
中のプリント処理の中断が許可される。そして、プリン
ト中断手段により実行中のプリント処理が中断され、割
込プリント実行手段によって他の外部装置に対応したプ
リント処理が実行される。
その後、割込プリント実行手段によるプリント処理が
終了すると、以前に中断されたプリント処理がプリント
再開手段によって再開される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に参照しつつ説明する。
第10図は本発明に係るプリントシステムPSの外観図で
ある。
プリントシステムPSは、レーザプリンタ1と2台のパ
ーソナルコンピュータ(ホスト)2A,2Bとから構成さ
れ、レーザプリンタ1はケーブル3A,3Bを介して各ホフ
ト2A,2Bと接続されている。ホスト2A,2Bは、レーザプリ
ンタ1に対して文字や図形を表す画像データ(イメージ
データ)と制御データ(コマンドデータ)とからなるプ
リントデータDA,DBを出力する。
レーザプリンタ1は、画像データをドットパターンと
して描画する周知のビットマップ方式によって画像形成
を行う。画像が形成された用紙Pは、本体上部のトレイ
1a上に1枚ずつ排紙されて重ねられる。
第8図はレーザプリンタ1の要部の構成を示すブロッ
ク図である。
レーザプリンタ1は、全体の動作を制御するCPU(中
央処理装置)11、処理のプログラムなどを記憶するROM1
2、ビットマップメモリとして用いられ且つ後述のよう
にデータが格納されるRAM13、外部入力用のインタフェ
ース14A,14B、割込みコントローラ16、レーザ光源を用
いた電子写真プロセスによって画像を作像するプリント
エンジン20、プリントエンジンインタフェース18、及び
ディップスイッチインタフェース17などから構成されて
いる。
インタフェース14Aには、コネクタ15A及びケーブル3A
を介してホスト2AからのプリントデータDAが入力され
る。また、インタフェース14Bには、コネクタ15B及びケ
ーブル3Bを介してホスト2BからのプリントデータDBが入
力される。
割込みコントローラ16は、インタフェース14A,14Bに
プリントデータDA,DBが入力されると、CPU11に割り込み
をかける。CPU11においては、この割り込み要求によっ
て後述する受信処理(第7図)が割り込み処理として実
行される。
本実施例のレーザプリンタ1では、図示しないディッ
プスイッチにより、インタフェース14A,14Bの一方を他
方に対して優先させるように設定を行うことができる。
すなわち、優先とされた一方のインタフェース14A又は1
4Bにプリントデータが入力されてプリントが要求される
と、そのプリント指定条件(プリント枚数)に応じて他
方のインタフェース14B又は14Aに対応したプリント処理
の実行中であっても、そのプリント処理は一旦中断さ
れ、優先のインタフェース14A又は14Bに対応したプリン
ト処理が割込み処理として実行される。また、プリント
処理の中断の可否の基準となる条件値(パラメータ)も
適宜選択できるようになっている。
なお、以下の説明では、ホスト2Aに接続されたインタ
フェース14Aが、ホスト2Bに接続されたインタフェース1
4Bに対して優先とされているものする。
第9図はRAM13のメモリエリアの割り当てを示す図で
ある。
RAM13には、プリント処理の実行に際して各種の設定
値やパラメータを一時記憶するワークエリアE1、プリン
トデータDA,DBによって指定されるプリント条件(フォ
ントやマージンなど)をそれぞれ格納するバックアップ
エリアE2A,E2B、各インタフェース14A,14Bに対応した受
信バッファエリアE3A,E3B、及び1ページ分の画像を描
画するためのビットマップエリアE4が設けられている。
第1図はCPU11の動作を示すメインフローチャートで
ある。
電源が投入されると、まず、ROM12のデータ及びディ
ップスイッチインタフェース17を介して読み込んだスイ
ッチの状態などに基づいて、各部の初期設定を行う(ス
テップ#11)。このとき、フラグFLAGA,FLAGB,WORKA,WO
RKB、カウンタCNTA,CNTBをそれぞれ「0」にリセットす
るとともに、パラメータPARAの値として例えば「10」を
セットする。
フラグFLAGA,FLAGBは、それぞれ受信バッファエリアE
3A,E3Bのデータの有無を示し、後述の受信処理におい
て、受信バッファエリアE3A,E3Bにデータを格納したと
きに「1」にセットされる。フラグWORKA,WORKBは、ビ
ットマップエリアE4への画像の描画中(ドットデータの
展開中)であるか否かを示し、フラグWORKAはインタフ
ェース14Aに対応し、フラグWORKBはインタフェース14B
に対応する。
また、カウンタCNTA,CNTBは、プリンタの残り枚数
(プリント開始時点ではプリントの指定枚数となる)を
示し、カウンタCNTAは、インタフェース14Aに対応し、
カウンタCNTBはインタフェース14Bに対応する。
次に、カウンタCNTBをチェックし(ステップ#12)、
カウンタCNTBが「0」のときはステップ#14へ移る。
カウンタCNTBが「0」でなければ、続けて式(1)の
成否のチェックを行う(ステップ#13)。
CNTA>CNTB+PARA ……(1) ここで、CNTA,CNTBはそれぞれカウンタCNTA,カウンタ
CNTBの値、PARAはパラメータPARAの値である。
例えば、ホスト2Aの要求によるプリントの実行中であ
って、その残り枚数が20枚である時点で、ホスト2Bから
3枚のプリントが要求された場合には、CNTA=20、CNTB
+PARA=13となり、式(1)が成立するので、この場合
にはホスト2Bの要求によるプリントを行うこととしてス
テップ#20へ移る。しかし、ホスト2Bから10枚のプリン
トが要求された場合には、CNTA=20、CNTB+PARA=20と
なり、式(1)が成立しないので、この場合にはホスト
2Aの要求によるプリントを続行することとしてステップ
#14へ進む。
つまり、基本的には、プリント処理の実行中に後から
別のプリントが要求された場合には、実行中のプリント
の残り枚数よりも後からのプリントの枚数が少なけれ
ば、後からのプリントを先に行う。ただし、レーザプリ
ンタ1では、式(1)に示されるように、ホスト2Bが後
からプリントを要求する場合には、その指定枚数と実行
中のプリントの残り枚数との差がパラメータPARAの値よ
りも大でなければならない。したがって、ホスト2Aはホ
スト2Bに対して優先されることになる。
ステップ#14では、フラグFLAGAによって受信バッフ
ァエリアE3Aのデータの有無をチェックし、フラグFLAGA
が「0」であれば、続けてフラグFLAGBによって受信バ
ッファエリアE3Bのデータの有無をチェックする(ステ
ップ#20)。フラグFLAGBも「0」であればステップ#1
2に戻る。つまり、ホスト2A又はホスト2Bからのプリン
トデータDA,DBが受信バッファエリアE3A又はE3Bに格納
されるのを待つ。
ステップ#14でフラグFLAGAが「1」であれば、フラ
グWORKBをチェックし(ステップ#15)、フラグWORKBが
「1」の場合は、ホスト2Bからのプリント要求に対応し
て1ページ分の画像をビットマップエリアE4に描画して
いる途中であるので、ステップ#20へ移って描画を続行
する。
ステップ#15でフラグWORKBが「0」であれば、続け
てフラグWORKAのチェックを行う(ステップ#16)。そ
して、フラグWORKAが「1」であれば、優先のインタフ
ェース14Aに対応したデータ処理Aを実行する(ステッ
プ#19)。
また、フラグWORKAが「0」であれば、ビットマップ
エリアE4へのデータ展開を新たに開始するか又は次ペー
ジ分のデータ展開を開始することになるのでフラグWORK
Aをセットし(ステップ#17)、バックアップエリアE2A
のデータをワークエリアE1へ転送する(ステップ#1
8)。そして、ステップ#19でデータ処理Aを実行した
後、ステップ#12へ戻る。
一方、上述のステップ#20で、フラグFLAGBが「1」
の場合は、フラグWORKAをチェックする(ステップ#2
1)。
フラグWORKAが「0」であれば、続けてフラグWORKBの
チェックを行う(ステップ#22)。そして、フラグWORK
Bが「1」であれば、インタフェース14Bに対応したデー
タ処理Bを実行する(ステップ#25)。
また、フラグWORKBが「0」であれば、フラグWORKBを
セットし(ステップ#23)、バックアップエリアE3Bの
データをワークエリアE1へ転送する(ステップ#24)。
そして、ステップ#25でデータ処理Bを実行した後、ス
テップ#12へ戻る。
第2図はステップ#19のデータ処理Aのフローチャー
トである。
第2図において、まず、受信バッファエリアE3Aから
所定データ長(例えば1バイト)のデータを取り込む
(ステップ#31)。
データを取り込むことによって、受信バッファエリア
E3Aには空きエリアが生まれるので、これを対応する処
理として、ステップ#31に続いてバッファチェック処理
Aを実行する(ステップ#32)。具体的には第3図に示
すように、インタフェース14AへのプリントデータDAの
入力を許可し(ステップ#51)、ホスト2Aに対してレー
ザプリンタ1が受信可能なREADY状態であることを通知
するためにREADY信号(コマンドデータ)を出力する
(ステップ#52)。なお、ステップ#51の処理は、受信
バッファエリアE3Aに空きエリアが無くなったとき(FUL
L状態となったとき)の入力禁止状態を解除するもので
ある。また、インタフェース14Aがセントロニクス方式
による場合などでは、特にREADY信号を出力する必要は
なく、レーザプリンタ1のステータスをREADY状態とす
ることで、受信可能であることをホスト2A側で識別でき
る。
第2図に戻り、ステップ#33において、受信バッファ
エリアE3Aから取り込んだデータが、コマンドデータか
否かをチェックする。
コマンドデータでなければ、すなわち取り込んだデー
タが画像データであれば、その画像データに基づいてビ
ットマップエリアE4の描画を行う(ステップ#43)。こ
のとき、描画すべき画像データが文字コードの場合は、
ワークエリアE1に記憶されたフォントを選択し、選択さ
れたフォントに従って、文字コードに対応する文字をビ
ットマップエリアE4上にビットデータとして展開する。
そして、受信バッファエリアE3Aのデータの有無をチ
ェックし(ステップ#41)、データが有ればステップ#
31へ戻り、データが無ければフラグFLAGAをリセットす
る(ステップ#42)。
一方、取り込んだデータが、コマンドデータであり且
つページ毎の区切りを示す改ページコードである場合に
は、ビットマップエリアE4からのデータの読出し及びプ
リントエンジン20へのデータ送出などを行う印字処理を
実行した後に、プリント終了処理として、フラグWORKA
のリセット、及びワークエリアE1からバックアップエリ
アE2Aへのデータ転送を行うする(ステップ#34、ステ
ップ#35、ステップ#36)。
そして、カウンタCNTAが「0」でなければ、カウンタ
CNTAのデクリメントを行い、受信バッファエリアE3Aに
次のデータが無ければ、上述のステップ#42へ進む(ス
テップ#37〜ステップ#39)。
また、受信バッファエリアE3Aから取り込んだデータ
が、改ページコード以外のコマンドデータであれば、そ
のコマンドデータに応じたコマンド処理を実行する(ス
テップ#40)。
第4図は第1図のデータ処理Bのフローチャートであ
る。
データ処理Bでは、受信バッファエリアE3Bのデータ
を対象として、上述のデータ処理Aと同一の処理を実行
する。
すなわち、受信バッファエリアE3Bのデータを取り込
んだ後、第5図に示されるバッファチェック処理Bを行
う(ステップ#61、ステップ#62)。そして、データの
種類に応じて、印字処理、コマンド処理、又はビットマ
ップエリアE4の描画を行う(ステップ#63〜ステップ#
65、ステップ#70、ステップ#73)。
印字処理の後に、フラグWORKBのリセット、カウンタC
NTBのチェック及びデクリメント、受信バッファエリアE
3Bのチェックを行う(ステップ#66〜ステップ#69)。
また、コマンド処理又はビットマップエリアE4の描画の
後に、受信バッファエリアE3Bのチェック、フラグFLAGB
のリセットを行う(ステップ#71、ステップ#72)。
第6図は第2図及び第4図の印字処理のフローチャー
ト、第11図は用紙Pの排紙の様子を示す図である。
第6図において、最初にフラグWORKAをチェックする
(ステップ#85)。
フラグWORKAが「1」のときはホスト2Aに対応したプ
リントを行う場合であり、この場合には、RAM13のアド
レスを示すポインタにビットマップエリアE4の先頭アド
レスをセットする(ステップ#86)。
そして、ポインタアドレスのデータをビットマップエ
リアE4から読み出してプリントエンジン20へ送出する処
理と、ポインタのインクリメントとを、ポインタがビッ
トマップエリアE4の最尾アドレスに達するまで繰り返し
(ステップ#87〜ステップ#89)。ビットマップエリア
E4の全域からのデータの読み出しが完了すると、ビット
マップエリアE4をクリアする(ステップ#94)。なお、
ビットマップエリアE4の読み出しは、ワークエリアE1に
記憶されているマージンの値に応じて、プリントエンジ
ン20からの同期信号に従って行われ、これと並行して、
プリントエンジン20ではレーザ光源の点滅による感光体
の露光が行われる。
一方、フラグWORKAが「0」のときはホスト2Bに対応
したプリントを行う場合であり、この場合には、RAM13
のアドレスを示すポインタにビットマップエリアE4の最
尾アドレスをセットする(ステップ#90)。
そして、ポインタアドレスのデータをビットマップエ
リアE4から読み出してプリントエンジン20へ送出する処
理と、ポインタのデクリメントとを、ポインタがビット
マップエリアE4の先頭アドレスに達するまで繰り返し
(ステップ#91〜ステップ#93)、ビットマップエリア
E4の全域からのデータの読み出しが完了すると、ビット
マップエリアE4をクリアする(ステップ#94)。
つまり、ホスト2Aに対応したプリントを行う場合に
は、ビットマップエリアE4の先頭アドレスから最尾アド
レスと進める描画の順序と同一の順序でデータの読み出
しが行われる。これに対し、ホスト2Bに対応したプリン
トを行う場合には、ビットマップエリアE4の描画と逆の
順序でデータの読み出しが行われる。
したがって、第11図に示されるように、レーザプリン
タ1においては、ホスト2Aに対応したアルファベット
「ABCDE」からなる画像G1の向きと、ホスト2Bに対応し
た数字「12345」からなる画像G2の向きとは、互いに用
紙Pの排紙方向(図の矢印方向)に対して180度反転す
ることになる。すなわち、画像G1と画像G2とは上下が逆
さまとなるので、排紙された用紙Pが積み重ねられたと
しても、画像G1,G2の向きによって、用紙Pをホスト2A
に対応するものとホスト2Bに対応するものとに仕分ける
ことができる。なお、第11図(a)は画像G1,G2の上下
方向と用紙Pの排紙方向と一致する例を示し、第11図
(b)は画像G1,G2の上下方向と用紙Pの排紙方向とが
直行する例を示している。
第7図は受信処理のフローチャートである。
このルーチンは、インタフェース14A,14Bへのプリン
トデータDA,DBの入力に対応して、第1図のメインルー
チンの割込みルーチンとして随時実行される。
割込みコントローラ16から割り込み処理が要求される
と、CPU11は、インタフェース14A,14Bのどちらによる受
信であるかをチェックする(ステップ#101、ステップ
#102)。
インタフェース14Aによる受信であれば、プリントの
枚数を指定する枚数指定コマンドに従って指定枚数をカ
ウンタCNTAにセットする(ステップ#103、ステップ#1
04)。
また、枚数指定コマンド以外のデータについては、こ
れを受信バッファエリアE3Aに格納し、フラグFLAGAを
「1」にセットする(ステップ#106、ステップ#10
7)。
次に、受信バッファエリアE3AがFULL状態であるか否
かをチェックし、FULL状態でなければ、ホスト2AにREAD
Y信号を出力する(ステップ#108、ステップ#105)。
また、FULL状態であれば、インタフェース14Aへの入力
を禁止し、その旨をホスト2Aに通知すためにWAIT信号を
出力する(ステップ#109、ステップ#110)。
一方、インタフェース14Bによる受信であれば、イン
タフェース14Aによる受信の場合と同様に、枚数指定コ
マンドに従って指定枚数をカウンタCNTAにセットし(ス
テップ#111、ステップ#117)、枚数指定コマンド以外
のデータを受信バッファエリアE3Bに格納してフラグFLA
GBをセットする(ステップ#112、ステップ#113)。
そして、受信バッファエリアE3BがFULL状態でなけれ
ば、ホスト2BにREADY信号を出力し、FULL状態であれ
ば、インタフェース14Aへの入力を禁止した後にホスト2
AにWAIT信号を出力する(ステップ#114〜ステップ#11
6、ステップ#118)。
第12図はホスト2A,2Bの動作を概略的に示すフローチ
ャートである。
プリントデータDA,DBの生成後、枚数指定コマンドを
レーザプリンタ1へ送出する(ステップ#201、ステッ
プ#202)。そして、レーザプリンタ1のステータスを
読み込み(ステップ#203)、ステータスが受信異常を
示すエラー状態であれば、これに対応したエラー処理を
行う(ステップ#204、ステップ#212)。
ステータスがエラー状態でなければ、次に所定のデー
タ長のプリントデータDA,DBをレーザプリンタ1へ送出
し(ステップ#205)、続いて再びレーザプリンタ1の
ステータスを読み込む(ステップ#206)。ステータス
がエラー状態ではなく、WAIT状態のときは、ステータス
がREADY状態となるのを待つ(ステップ#207〜ステップ
#210)。
ステータスがREADY状態となると、送出すべきプリン
トデータDA,DBの有無をチェックし(ステップ#211)、
データが有ればステップ#205へ戻って次のデータを送
出する。
上述の実施例において、CPU11が実行する処理の内、
ステップ#13が本発明のプリント中断許可手段の動作に
対応し、ステップ#36及びステップ#66がプリント中断
手段の動作に対応する。また、ステップ#14〜ステップ
#25が割込プリント実行手段及びプリント再開手段の動
作に対応する。
上述の実施例によれば、ホスト2Bに対応したプリント
処理の実行中に、ホスト2AからプリントデータDAが入力
された場合には、実行中のプリント処理が1ページ毎の
区切りで中断されるので、1ページの処理の途中で中断
する場合に生じる用紙Pの無駄をなくすことができる。
上述の実施例によれば、ホスト2A,2Bに対応したプリ
ント処理の中断に際して、プリント条件をバックアップ
エリアE2A,E2Bに格納しておき、プリント処理の再開に
際しては、バックアップエリアE2A,E2Bからプリント条
件を読み出すようにしたので、プリント処理の再開のた
めに改めてプリント条件を指定する必要がなく、オペレ
ータに負担がかからずプリント作業を迅速且つ容易なも
のとなる。
上述の実施例において、インタフェース14Aとインタ
フェース14Bとの間の優先順次を操作パネル上に設けた
キースイッチなどによって設定するようにしてもよい。
その場合には、操作パネル上に優先順位の設定状態を表
示する手段を設けておくと、オペレータにとって便利で
ある。また、コネクタ15A,15Bの近傍でLEDなどによって
優先順位を表示するようにしておけば、ホスト2A,2Bと
の接続(セットアップ)に際して作業効率が向上する。
上述の実施例においては、インタフェース14Aとイン
タフェース14Bとの間に優先順位を定めたが、優先順位
を定めずにインタフェース14A,14Bに対応したプリント
処理を対等に割込み可能としてもよい。
上述の実施例においては、式(1)の成否によって、
後から要求されたプリントの割込みの可否を判断するよ
うにしたが、割込みの可否の判断基準は適宜選定するこ
とができる。例えば、プリント指定条件の内のプリント
枚数を判断基準とする場合において、実行中のプリント
の指定枚数及び残りの枚数をそれぞれN1,n1とし、後か
ら要求するプリントの指定枚数をN2として、N2<N1、N2
<n1、N<所定枚数(例えば数枚程度)、N1−N2>所定
枚数、n1−N2>所定枚数などの条件式の成否によって割
込みの可否を判断してもよい。また、N1又はn1が所定枚
数以下の場合は割込みを許可しないこととしてもよい。
さらに、他のプリント指定条件としての用紙サイズや
フォント(字体)などの指定が用紙の交換やフォントデ
ータの転送を要しないものであることなどを判断基準と
してもよし、プリント枚数及び他のプリント指定条件を
適宜組み合わせたものを判断基準としてもよい。
上述の実施例において、パラメータPARAの値は「10」
に限られず、プリントシステムPSの運用状況に応じて適
宜変更し、インタフェース14Aとインタフェース14Bとの
間の優先の度合いを設定することができる。
上述の実施例においては、2つのホスト2A,2Bと接続
可能なレーザプリンタ1を例示したが、3つ以上の外部
装置と接続可能とすることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、所定条件の範囲内で複数のホストの
それぞれによる随時のプリント処理の実行が可能とな
り、プリント作業を効率的に進めることのできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明に係るレーザプリンタの動作を
示すフローチャート、 第8図はレーザプリントの要部の構成を示すブロック
図、 第9図はRAMのメモリエリアの割り当てを示す図、 第10図は本発明に係るプリントシステムの外観図、 第11図は用紙の排紙の様子を示す図、 第12図はホストの動作を概略的に示すフローチャートで
ある。 1……レーザプリンタ(プリンタ装置)、2A,2B……ホ
スト(外部装置)、11……CPU、DA,DB……プリントデー
タ。
フロントページの続き (72)発明者 吉田 聡 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (56)参考文献 特開 平1−286017(JP,A) 特開 平2−78584(JP,A) 特開 平3−149617(JP,A) 特開 平3−121527(JP,A) 特開 昭64−21528(JP,A) 特開 平2−113326(JP,A) 実開 昭62−200463(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 5/30 B41J 21/00 B41J 29/38 G06F 3/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の外部装置からのプリントデータの入
    力が可能に構成されたプリンタ装置において、 前記複数の外部装置のうちの1つから入力された第1プ
    リントデータに対するプリント処理実行中に他の外部装
    置から第2プリントデータが入力された時、第1プリン
    トデータのフォント及び第2プリントデータのフォント
    に応じて、プリント処理実行中の第1プリントデータに
    対するプリント処理の中断を許可するプリント中断許可
    手段と、 前記プリント中断許可手段により中断が許可された時、
    第1プリントデータに対するプリント処理を中断するプ
    リント中断手段と、 前記プリント中断手段により第1プリントデータに対す
    るプリント処理が中断された後に、第2プリントデータ
    に対するプリント処理を実行する割込プリント実行手段
    と、 前記割込プリント実行手段による第2プリントデータに
    対するプリント処理の終了後に、前記プリント中断手段
    によって中断されていた第1プリントデータに対するプ
    リント処理を再開するプリント再開手段と、 を備えたことを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】複数の外部装置からのプリントデータの入
    力が可能に構成されたプリンタ装置において、 前記複数の外部装置のうちの1つから入力された第1プ
    リントデータに対するプリント処理実行中に他の外部装
    置から第2プリントデータが入力された時、第1プリン
    トデータに対するプリント用紙サイズ及び第2プリント
    データに対するプリント用紙サイズに応じて、プリント
    処理実行中の第1プリントデータに対するプリント処理
    の中断を許可するプリント中断許可手段と、 前記プリント中断許可手段により中断が許可された時、
    第1プリントデータに対するプリント処理を中断するプ
    リント中断手段と、 前記プリント中断手段により第1プリントデータに対す
    るプリント処理が中断された後に、第2プリントデータ
    に対するプリント処理を実行する割込プリント実行手段
    と、 前記割込プリント実行手段による第2プリントデータに
    対するプリント処理の終了後に、前記プリント中断手段
    によって中断されていた第1プリントデータに対するプ
    リント処理を再開するプリント再開手段と、 を備えたことを特徴とするプリンタ装置。
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