JPH08324039A - 印刷装置、印刷制御装置、印刷方法および印刷制御方法 - Google Patents
印刷装置、印刷制御装置、印刷方法および印刷制御方法Info
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- JPH08324039A JPH08324039A JP7156955A JP15695595A JPH08324039A JP H08324039 A JPH08324039 A JP H08324039A JP 7156955 A JP7156955 A JP 7156955A JP 15695595 A JP15695595 A JP 15695595A JP H08324039 A JPH08324039 A JP H08324039A
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- band
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- pattern
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バンド制御による印刷処理時間を短縮するこ
とができる印刷装置を提供する。 【構成】 制御部21は、プリンタ2全体の制御を行う
とともに、ホストI/F制御部211、メモリ制御部2
12、印字制御部213の各部の動作を制御しながらバ
ンド制御を実行する。バンド制御では、1ページ分の印
字有効領域が10等分され、この等分された各印字領域
がバンドとして設定され、各バンド毎にその印字パター
ンの描画位置を識別し、その識別した描画位置に基づき
各バンドの内から印字パターンが存在するバンドを判別
し、印字パターンが存在すると判別されたバンドの印字
パターンをメモリ部22上で作成し、印字パターンをラ
スターデータとして印字制御部213から印字部23に
転送するための制御を行う。
とができる印刷装置を提供する。 【構成】 制御部21は、プリンタ2全体の制御を行う
とともに、ホストI/F制御部211、メモリ制御部2
12、印字制御部213の各部の動作を制御しながらバ
ンド制御を実行する。バンド制御では、1ページ分の印
字有効領域が10等分され、この等分された各印字領域
がバンドとして設定され、各バンド毎にその印字パター
ンの描画位置を識別し、その識別した描画位置に基づき
各バンドの内から印字パターンが存在するバンドを判別
し、印字パターンが存在すると判別されたバンドの印字
パターンをメモリ部22上で作成し、印字パターンをラ
スターデータとして印字制御部213から印字部23に
転送するための制御を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷装置、印刷制御装
置、印刷方法、印刷制御方法に関する。
置、印刷方法、印刷制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ホストコンピュータなどからの
印字情報に基づきその印字情報に含まれる印字データを
用紙に可視像として形成する印刷装置として、印字デー
タの描画展開によって得られる印字パターンを格納する
メモリ容量の増大を抑えるために、バンド制御を行うも
のがある。
印字情報に基づきその印字情報に含まれる印字データを
用紙に可視像として形成する印刷装置として、印字デー
タの描画展開によって得られる印字パターンを格納する
メモリ容量の増大を抑えるために、バンド制御を行うも
のがある。
【0003】このバンド制御は、1ページの印字有効領
域を複数等分することによって得られる各印字領域をバ
ンドとして設定し、各バンド毎にその印字パターンを所
定バンド数分の容量を有するメモリ上で描画展開するこ
とによって作成し、その印字パターンをラスターデータ
としてメモリから印字手段に転送する対応するための制
御を行う。
域を複数等分することによって得られる各印字領域をバ
ンドとして設定し、各バンド毎にその印字パターンを所
定バンド数分の容量を有するメモリ上で描画展開するこ
とによって作成し、その印字パターンをラスターデータ
としてメモリから印字手段に転送する対応するための制
御を行う。
【0004】このバンド制御では、メモリに1つのバン
ド分の空きが生じると、対応するバンドの印字パターン
を作成し、そのメモリから最初のバンドの印字パターン
を形成するラスターデータを読み出し、その読み出した
ラスターデータを印字手段に転送し、再びメモリに1つ
のバンド分の空きが生じると、現在メモリに格納されて
いるラスターデータの最後のバンドの次のバンドの印字
パターンを作成するように、動作制御を行う。この動作
制御を繰り返すことによって、このメモリとして、1ペ
ージ分のバンド数のラスターデータを格納可能な容量を
有するメモリを用いる必要がなく、1ページ分のバンド
数より小さい所定数のバンドのラスターデータ格納可能
な容量を有するメモリを用いることができ、メモリ容量
の増大を抑えることができる。なお、一般的に、上述の
メモリに格納されるバンド数としては、3に設定されて
いる。
ド分の空きが生じると、対応するバンドの印字パターン
を作成し、そのメモリから最初のバンドの印字パターン
を形成するラスターデータを読み出し、その読み出した
ラスターデータを印字手段に転送し、再びメモリに1つ
のバンド分の空きが生じると、現在メモリに格納されて
いるラスターデータの最後のバンドの次のバンドの印字
パターンを作成するように、動作制御を行う。この動作
制御を繰り返すことによって、このメモリとして、1ペ
ージ分のバンド数のラスターデータを格納可能な容量を
有するメモリを用いる必要がなく、1ページ分のバンド
数より小さい所定数のバンドのラスターデータ格納可能
な容量を有するメモリを用いることができ、メモリ容量
の増大を抑えることができる。なお、一般的に、上述の
メモリに格納されるバンド数としては、3に設定されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に、従来のバンド制御では、各バンド毎に印字パターン
が存在するか否かに関係なく、印字パターンを作成する
ための動作およびそのラスターデータを転送するための
動作が行われるから、印字パターンが存在しないバンド
に対しても不要な処理動作が行われ、処理時間が余分に
掛かる。
に、従来のバンド制御では、各バンド毎に印字パターン
が存在するか否かに関係なく、印字パターンを作成する
ための動作およびそのラスターデータを転送するための
動作が行われるから、印字パターンが存在しないバンド
に対しても不要な処理動作が行われ、処理時間が余分に
掛かる。
【0006】本発明の目的は、バンド制御による印刷処
理時間を短縮することができる印刷装置、印刷方法を提
供することにある。
理時間を短縮することができる印刷装置、印刷方法を提
供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、印刷処理時間を短縮
可能なバンド制御を行うことができる印刷制御装置、印
刷制御方法を提供することにある。
可能なバンド制御を行うことができる印刷制御装置、印
刷制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ホストコンピュータなどの外部装置から入力された印字
情報に基づき1ページの印字領域に設定されている複数
のバンド毎に対応する印字パターンを、所定バンド数分
の容量を有する記憶手段上で描画展開することによって
作成し、その印字パターンをラスターデータとして前記
記憶手段から印字手段に転送するためのバンド制御を行
う印刷装置において、前記印字領域における前記印字パ
ターンの描画位置を識別する識別手段と、前記識別した
印字パターンの描画位置に基づき印字パターンが存在す
るバンドを判別する判別手段と、前記印字パターンが存
在すると判別されたバンドに対しその印字パターンを、
前記記憶手段に少なくとも1バンド分の空き容量が生じ
る毎に作成する作成手段と、前記印字パターンが存在す
ると判別されたバンドに対しそのラスターデータを前記
記憶手段から前記印字手段に転送する転送手段とを備え
ることを特徴とする。
ホストコンピュータなどの外部装置から入力された印字
情報に基づき1ページの印字領域に設定されている複数
のバンド毎に対応する印字パターンを、所定バンド数分
の容量を有する記憶手段上で描画展開することによって
作成し、その印字パターンをラスターデータとして前記
記憶手段から印字手段に転送するためのバンド制御を行
う印刷装置において、前記印字領域における前記印字パ
ターンの描画位置を識別する識別手段と、前記識別した
印字パターンの描画位置に基づき印字パターンが存在す
るバンドを判別する判別手段と、前記印字パターンが存
在すると判別されたバンドに対しその印字パターンを、
前記記憶手段に少なくとも1バンド分の空き容量が生じ
る毎に作成する作成手段と、前記印字パターンが存在す
ると判別されたバンドに対しそのラスターデータを前記
記憶手段から前記印字手段に転送する転送手段とを備え
ることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の印
刷装置において、前記判別手段は、前記1ページの印字
領域に設定されている複数のバンド毎に前記印字パター
ンが存在するか否かを示す識別子を付し、前記作成手段
および前記転送手段は、前記識別子に基づき前記印字パ
ターンが存在すると判別されたバンドを認識することを
特徴とする。
刷装置において、前記判別手段は、前記1ページの印字
領域に設定されている複数のバンド毎に前記印字パター
ンが存在するか否かを示す識別子を付し、前記作成手段
および前記転送手段は、前記識別子に基づき前記印字パ
ターンが存在すると判別されたバンドを認識することを
特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、ホストコンピュー
タなどの外部装置から入力された印字情報に基づき1ペ
ージの印字領域に設定されている複数のバンド毎に対応
する印字パターンを、所定バンド数分の容量を有する記
憶手段上で描画展開することによって作成し、その印字
パターンをラスターデータとして前記記憶手段から印字
手段に転送するためのバンド制御を行う印刷制御装置に
おいて、前記バンド制御は、前記印字領域における前記
印字パターンの描画位置を識別し、前記識別した印字パ
ターンの描画位置に基づき印字パターンが存在するバン
ドを判別し、前記印字パターンが存在すると判別された
バンドに対しその印字パターンを、前記記憶手段に少な
くとも1バンド分の空き容量が生じる毎に作成し、前記
印字パターンが存在すると判別されたバンドに対しその
ラスターデータを前記記憶手段から前記印字手段に転送
するように制御することを特徴とする。
タなどの外部装置から入力された印字情報に基づき1ペ
ージの印字領域に設定されている複数のバンド毎に対応
する印字パターンを、所定バンド数分の容量を有する記
憶手段上で描画展開することによって作成し、その印字
パターンをラスターデータとして前記記憶手段から印字
手段に転送するためのバンド制御を行う印刷制御装置に
おいて、前記バンド制御は、前記印字領域における前記
印字パターンの描画位置を識別し、前記識別した印字パ
ターンの描画位置に基づき印字パターンが存在するバン
ドを判別し、前記印字パターンが存在すると判別された
バンドに対しその印字パターンを、前記記憶手段に少な
くとも1バンド分の空き容量が生じる毎に作成し、前記
印字パターンが存在すると判別されたバンドに対しその
ラスターデータを前記記憶手段から前記印字手段に転送
するように制御することを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の印
刷制御装置において、前記印字パターンが存在するバン
ドの判別時に、前記1ページの印字領域に設定されてい
る複数のバンド毎に前記印字パターンが存在するか否か
を示す識別子を付し、前記印字パターンの作成時および
前記ラスターデータの転送時に、前記識別子に基づき前
記印字パターンが存在すると判別されたバンドを認識す
ることを特徴とする。
刷制御装置において、前記印字パターンが存在するバン
ドの判別時に、前記1ページの印字領域に設定されてい
る複数のバンド毎に前記印字パターンが存在するか否か
を示す識別子を付し、前記印字パターンの作成時および
前記ラスターデータの転送時に、前記識別子に基づき前
記印字パターンが存在すると判別されたバンドを認識す
ることを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、ホストコンピュー
タなどの外部装置から入力された印字情報に基づき1ペ
ージの印字領域に設定されている複数のバンド毎に対応
する印字パターンを、所定バンド数分の容量を有する記
憶手段上で描画展開することによって作成し、その印字
パターンをラスターデータとして前記記憶手段から印字
手段に転送するためのバンド制御を行う印刷方法におい
て、前記印字領域における前記印字パターンの描画位置
を識別する工程と、前記識別した印字パターンの描画位
置に基づき印字パターンが存在するバンドを判別する工
程と、前記印字パターンが存在すると判別されたバンド
に対しその印字パターンを、前記記憶手段に少なくとも
1バンド分の空き容量が生じる毎に作成する工程と、前
記印字パターンが存在すると判別されたバンドに対しそ
のラスターデータを前記記憶手段から前記印字手段に転
送する工程とを備えることを特徴とする。
タなどの外部装置から入力された印字情報に基づき1ペ
ージの印字領域に設定されている複数のバンド毎に対応
する印字パターンを、所定バンド数分の容量を有する記
憶手段上で描画展開することによって作成し、その印字
パターンをラスターデータとして前記記憶手段から印字
手段に転送するためのバンド制御を行う印刷方法におい
て、前記印字領域における前記印字パターンの描画位置
を識別する工程と、前記識別した印字パターンの描画位
置に基づき印字パターンが存在するバンドを判別する工
程と、前記印字パターンが存在すると判別されたバンド
に対しその印字パターンを、前記記憶手段に少なくとも
1バンド分の空き容量が生じる毎に作成する工程と、前
記印字パターンが存在すると判別されたバンドに対しそ
のラスターデータを前記記憶手段から前記印字手段に転
送する工程とを備えることを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項5記載の印
刷方法において、前記印字パターンの存在するバンドの
判別時に、前記1ページの印字有効領域に設定されてい
る複数のバンド毎に前記印字パターンが存在するか否か
を示す識別子を付し、前記印字パターンの作成時および
前記ラスターデータの転送時に、前記識別子に基づき前
記印字パターンが存在すると判別されたバンドを認識す
ることを特徴とする。
刷方法において、前記印字パターンの存在するバンドの
判別時に、前記1ページの印字有効領域に設定されてい
る複数のバンド毎に前記印字パターンが存在するか否か
を示す識別子を付し、前記印字パターンの作成時および
前記ラスターデータの転送時に、前記識別子に基づき前
記印字パターンが存在すると判別されたバンドを認識す
ることを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明は、ホストコンピュー
タなどの外部装置から入力された印字情報に基づき1ペ
ージの印字領域に設定されている複数のバンド毎に対応
する印字パターンを、所定バンド数分の容量を有する記
憶手段上で描画展開することによって作成し、その印字
パターンをラスターデータとして前記記憶手段から印字
手段に転送するためのバンド制御を行う印刷制御方法に
おいて、前記バンド制御は、前記印字領域における前記
印字パターンの描画位置を識別し、前記識別した印字パ
ターンの描画位置に基づき印字パターンが存在するバン
ドを判別し、前記印字パターンが存在すると判別された
バンドに対しその印字パターンを、前記記憶手段に少な
くとも1バンド分の空き容量が生じる毎に作成し、前記
印字パターンが存在すると判別されたバンドに対しその
ラスターデータを前記記憶手段から前記印字手段に転送
するように制御することを特徴とする。
タなどの外部装置から入力された印字情報に基づき1ペ
ージの印字領域に設定されている複数のバンド毎に対応
する印字パターンを、所定バンド数分の容量を有する記
憶手段上で描画展開することによって作成し、その印字
パターンをラスターデータとして前記記憶手段から印字
手段に転送するためのバンド制御を行う印刷制御方法に
おいて、前記バンド制御は、前記印字領域における前記
印字パターンの描画位置を識別し、前記識別した印字パ
ターンの描画位置に基づき印字パターンが存在するバン
ドを判別し、前記印字パターンが存在すると判別された
バンドに対しその印字パターンを、前記記憶手段に少な
くとも1バンド分の空き容量が生じる毎に作成し、前記
印字パターンが存在すると判別されたバンドに対しその
ラスターデータを前記記憶手段から前記印字手段に転送
するように制御することを特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項7記載の印
刷制御方法において、前記印字パターンの存在するバン
ドの判別時に、前記1ページの印字領域に設定されてい
る複数のバンド毎に前記印字パターンが存在するか否か
を示す識別子を付し、前記印字パターンの作成時および
前記ラスターデータの転送時に、前記識別子に基づき前
記印字パターンが存在すると判別されたバンドを認識す
ることを特徴とする。
刷制御方法において、前記印字パターンの存在するバン
ドの判別時に、前記1ページの印字領域に設定されてい
る複数のバンド毎に前記印字パターンが存在するか否か
を示す識別子を付し、前記印字パターンの作成時および
前記ラスターデータの転送時に、前記識別子に基づき前
記印字パターンが存在すると判別されたバンドを認識す
ることを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1記載の印刷装置では、識別手段で印字
領域における印字パターンの描画位置を識別し、判別手
段で、識別した印字パターンの描画位置に基づき印字パ
ターンが存在するバンドを判別し、作成手段で、印字パ
ターンが存在すると判別されたバンドに対しその印字パ
ターンを、記憶手段に少なくとも1バンド分の空き容量
が生じる毎に作成し、転送手段で印字パターンが存在す
ると判別されたバンドに対しそのラスターデータを記憶
手段から印字手段に転送する。
領域における印字パターンの描画位置を識別し、判別手
段で、識別した印字パターンの描画位置に基づき印字パ
ターンが存在するバンドを判別し、作成手段で、印字パ
ターンが存在すると判別されたバンドに対しその印字パ
ターンを、記憶手段に少なくとも1バンド分の空き容量
が生じる毎に作成し、転送手段で印字パターンが存在す
ると判別されたバンドに対しそのラスターデータを記憶
手段から印字手段に転送する。
【0017】請求項2記載の印刷装置では、判別手段
で、1ページの印字領域に設定されている複数のバンド
毎に印字パターンが存在するか否かを示す識別子を付
し、作成手段および転送手段が、識別子に基づき印字パ
ターンが存在すると判別されたバンドを認識する。
で、1ページの印字領域に設定されている複数のバンド
毎に印字パターンが存在するか否かを示す識別子を付
し、作成手段および転送手段が、識別子に基づき印字パ
ターンが存在すると判別されたバンドを認識する。
【0018】請求項3記載の印刷制御装置では、バンド
制御で、印字領域における印字パターンの描画位置を識
別し、識別した印字パターンの描画位置に基づき印字パ
ターンが存在するバンドを判別し、印字パターンが存在
すると判別されたバンドに対しその印字パターンを、記
憶手段に少なくとも1バンド分の空き容量が生じる毎に
作成し、印字パターンが存在すると判別されたバンドに
対しそのラスターデータを記憶手段から印字手段に転送
するように制御する。
制御で、印字領域における印字パターンの描画位置を識
別し、識別した印字パターンの描画位置に基づき印字パ
ターンが存在するバンドを判別し、印字パターンが存在
すると判別されたバンドに対しその印字パターンを、記
憶手段に少なくとも1バンド分の空き容量が生じる毎に
作成し、印字パターンが存在すると判別されたバンドに
対しそのラスターデータを記憶手段から印字手段に転送
するように制御する。
【0019】請求項4記載の印刷制御装置では、印字パ
ターンが存在するバンドの判別時に、1ページの印字領
域に設定されている複数のバンド毎に印字パターンが存
在するか否かを示す識別子を付し、印字パターンの作成
時およびラスターデータの転送時に、識別子に基づき印
字パターンが存在すると判別されたバンドを認識する。
ターンが存在するバンドの判別時に、1ページの印字領
域に設定されている複数のバンド毎に印字パターンが存
在するか否かを示す識別子を付し、印字パターンの作成
時およびラスターデータの転送時に、識別子に基づき印
字パターンが存在すると判別されたバンドを認識する。
【0020】請求項5記載の印刷方法では、印字領域に
おける印字パターンの描画位置を識別し、識別した印字
パターンの描画位置に基づき印字パターンが存在するバ
ンドを判別し、印字パターンが存在すると判別されたバ
ンドに対しその印字パターンを、記憶手段に少なくとも
1バンド分の空き容量が生じる毎に作成し、印字パター
ンが存在すると判別されたバンドに対しそのラスターデ
ータを記憶手段から印字手段に転送する。
おける印字パターンの描画位置を識別し、識別した印字
パターンの描画位置に基づき印字パターンが存在するバ
ンドを判別し、印字パターンが存在すると判別されたバ
ンドに対しその印字パターンを、記憶手段に少なくとも
1バンド分の空き容量が生じる毎に作成し、印字パター
ンが存在すると判別されたバンドに対しそのラスターデ
ータを記憶手段から印字手段に転送する。
【0021】請求項6記載の印刷方法では、印字パター
ンの存在するバンドの判別時に、1ページの印字領域に
設定されている複数のバンド毎に印字パターンが存在す
るか否かを示す識別子を付し、印字パターンの作成時お
よびラスターデータの転送時に、識別子に基づき印字パ
ターンが存在すると判別されたバンドを認識する。
ンの存在するバンドの判別時に、1ページの印字領域に
設定されている複数のバンド毎に印字パターンが存在す
るか否かを示す識別子を付し、印字パターンの作成時お
よびラスターデータの転送時に、識別子に基づき印字パ
ターンが存在すると判別されたバンドを認識する。
【0022】請求項7記載の印刷制御方法では、バンド
制御で、印字領域における印字パターンの描画位置を識
別し、識別した印字パターンの描画位置に基づき印字パ
ターンが存在するバンドを判別し、印字パターンが存在
すると判別されたバンドに対しその印字パターンを、記
憶手段に少なくとも1バンド分の空き容量が生じる毎に
作成し、印字パターンが存在すると判別されたバンドに
対しそのラスターデータを記憶手段から印字手段に転送
するように制御する。
制御で、印字領域における印字パターンの描画位置を識
別し、識別した印字パターンの描画位置に基づき印字パ
ターンが存在するバンドを判別し、印字パターンが存在
すると判別されたバンドに対しその印字パターンを、記
憶手段に少なくとも1バンド分の空き容量が生じる毎に
作成し、印字パターンが存在すると判別されたバンドに
対しそのラスターデータを記憶手段から印字手段に転送
するように制御する。
【0023】請求項8記載の印刷制御方法では、印字パ
ターンの存在するバンドの判別時に、1ページの印字領
域に設定されている複数のバンド毎に印字パターンが存
在するか否かを示す識別子を付し、印字パターンの作成
時およびラスターデータの転送時に、識別子に基づき印
字パターンが存在すると判別されたバンドを認識する。
ターンの存在するバンドの判別時に、1ページの印字領
域に設定されている複数のバンド毎に印字パターンが存
在するか否かを示す識別子を付し、印字パターンの作成
時およびラスターデータの転送時に、識別子に基づき印
字パターンが存在すると判別されたバンドを認識する。
【0024】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0025】(第1実施例)図1は本発明の印刷装置の
第1実施例の構成を示すブロック図である。
第1実施例の構成を示すブロック図である。
【0026】印刷装置(以下、プリンタという)2は、
図1に示すように、ホストコンピュータ1から送出され
る印字情報に基づきバンド制御を行い、このバンド制御
により生成された印字パターンを可視像として用紙に形
成する印刷処理を行う。ホストコンピュータ1からの印
字情報には、印字データおよび制御コードが含まれてい
る。
図1に示すように、ホストコンピュータ1から送出され
る印字情報に基づきバンド制御を行い、このバンド制御
により生成された印字パターンを可視像として用紙に形
成する印刷処理を行う。ホストコンピュータ1からの印
字情報には、印字データおよび制御コードが含まれてい
る。
【0027】プリンタ2は、制御部21、メモリ部22
および印字部23を備える。制御部21は、ホストイン
タフェイス制御部(以下、ホストI/F制御部という)
211と、メモリ制御部212と、印字制御部213と
を有する。
および印字部23を備える。制御部21は、ホストイン
タフェイス制御部(以下、ホストI/F制御部という)
211と、メモリ制御部212と、印字制御部213と
を有する。
【0028】ホストI/F制御部211は、ホストコン
ピュータ1との間で、印字情報を受信するための通信制
御を行う。
ピュータ1との間で、印字情報を受信するための通信制
御を行う。
【0029】メモリ制御部212は、ホストコンピュー
タ1から受信した印字情報および印字パターンを形成す
るラスターデータをメモリ部22に格納するための制御
を行う。メモリ部22には、印字情報およびラスターデ
ータとともに、後述するバンド管理テーブルが格納され
ている。メモリ部22に確保されているラスターデータ
に対する容量は3バンド分の容量である。
タ1から受信した印字情報および印字パターンを形成す
るラスターデータをメモリ部22に格納するための制御
を行う。メモリ部22には、印字情報およびラスターデ
ータとともに、後述するバンド管理テーブルが格納され
ている。メモリ部22に確保されているラスターデータ
に対する容量は3バンド分の容量である。
【0030】印字制御部213は、前記転送制御に基づ
きメモリ部22に格納されているラスターデータを印字
部23へ転送する。
きメモリ部22に格納されているラスターデータを印字
部23へ転送する。
【0031】制御部21は、プリンタ2全体の制御を行
うとともに、ホストI/F制御部211、メモリ制御部
212、印字制御部213の各部の動作を制御しながら
バンド制御を実行する。
うとともに、ホストI/F制御部211、メモリ制御部
212、印字制御部213の各部の動作を制御しながら
バンド制御を実行する。
【0032】次に、本実施例のバンド制御について説明
する。
する。
【0033】まず、バンド制御における印字有効領域と
バンドとの関係について図2および図3を参照しながら
説明する。図2は図1の印刷装置が実行するバンド制御
による1ページの印字有効領域におけるバンドの配置状
態を示す図、図3は図2のバンドの中で制御処理対象と
なるバンドを示す図である。
バンドとの関係について図2および図3を参照しながら
説明する。図2は図1の印刷装置が実行するバンド制御
による1ページの印字有効領域におけるバンドの配置状
態を示す図、図3は図2のバンドの中で制御処理対象と
なるバンドを示す図である。
【0034】バンド制御においては、図2に示すよう
に、1ページの印字有効領域を複数等分することによっ
て得られる各印字領域をバンドとして設定する。本実施
例では、1ページ分の印字有効領域が10等分され、こ
の等分された各印字領域がバンド0,1,2,…として
設定され、メモリ部22上で各バンド毎に印字データを
描画展開することによって印字パターンを作成した後、
各バンド毎に作成された印字パターンを形成するラスタ
ーデータをメモリ部22を介して印字部23へ転送する
ためのバンド制御を行う。
に、1ページの印字有効領域を複数等分することによっ
て得られる各印字領域をバンドとして設定する。本実施
例では、1ページ分の印字有効領域が10等分され、こ
の等分された各印字領域がバンド0,1,2,…として
設定され、メモリ部22上で各バンド毎に印字データを
描画展開することによって印字パターンを作成した後、
各バンド毎に作成された印字パターンを形成するラスタ
ーデータをメモリ部22を介して印字部23へ転送する
ためのバンド制御を行う。
【0035】このバンド制御では、各バンド毎にその印
字パターンの描画位置を識別し、その識別した描画位置
に基づき各バンドの内から印字パターンが存在するバン
ドを判別し、印字パターンが存在すると判別されたバン
ドに対し印字データをメモリ部22上で描画展開するこ
とによって印字パターンを作成し、印字パターンが存在
すると判別されたバンドのラスターデータをメモリ部2
2から印字部23に転送するための制御を行う。
字パターンの描画位置を識別し、その識別した描画位置
に基づき各バンドの内から印字パターンが存在するバン
ドを判別し、印字パターンが存在すると判別されたバン
ドに対し印字データをメモリ部22上で描画展開するこ
とによって印字パターンを作成し、印字パターンが存在
すると判別されたバンドのラスターデータをメモリ部2
2から印字部23に転送するための制御を行う。
【0036】例えば、印字パターンが存在するバンドと
印字パターンが存在しないバンドとが混在するとき、図
3に示すように、バンド0には印字パターンが存在しな
いから、印字有効領域の上端から1バンド幅分(N×1
ラスター)用紙が送られた時点で次のバンド1,2の印
字パターンを形成するラスターデータが順次にメモリ部
22から印字部23に転送され、各バンド1,2,3の
印字領域に印字パターンが形成される。各バンド1,
2,3の印字パターンの形成後、同様に、次の2つのバ
ンド4,5には印字パターンが存在しないから、2バン
ド幅分(N×2ラスター)用紙が送られた時点で次のバ
ンド6の印字パターンを形成するラスターデータの印字
部23への転送が開始される。なお、Nは1バンド分の
ラスタードット数を示す。
印字パターンが存在しないバンドとが混在するとき、図
3に示すように、バンド0には印字パターンが存在しな
いから、印字有効領域の上端から1バンド幅分(N×1
ラスター)用紙が送られた時点で次のバンド1,2の印
字パターンを形成するラスターデータが順次にメモリ部
22から印字部23に転送され、各バンド1,2,3の
印字領域に印字パターンが形成される。各バンド1,
2,3の印字パターンの形成後、同様に、次の2つのバ
ンド4,5には印字パターンが存在しないから、2バン
ド幅分(N×2ラスター)用紙が送られた時点で次のバ
ンド6の印字パターンを形成するラスターデータの印字
部23への転送が開始される。なお、Nは1バンド分の
ラスタードット数を示す。
【0037】次に、印字パターンが存在するバンドの判
別結果を示すバンド管理テーブルについて図4を参照し
ながら説明する。図4は図1の印刷装置が実行するバン
ド制御に用いられるバンド管理テーブルを示す図であ
る。
別結果を示すバンド管理テーブルについて図4を参照し
ながら説明する。図4は図1の印刷装置が実行するバン
ド制御に用いられるバンド管理テーブルを示す図であ
る。
【0038】印字パターンが存在するバンドの判別結果
を示すバンド管理テーブルは、図4に示すように、印字
有効領域の各バンドに対応付けられているフラグの項目
を有する。各フラグは、対応するバンドに印字データが
存在すると、「ON」に設定され、対応するバンドに印
字データが存在しないと、「OFF」に設定される。各
フラグの設定内容は、電源投入時、リセット時、排紙時
に、クリアされる。
を示すバンド管理テーブルは、図4に示すように、印字
有効領域の各バンドに対応付けられているフラグの項目
を有する。各フラグは、対応するバンドに印字データが
存在すると、「ON」に設定され、対応するバンドに印
字データが存在しないと、「OFF」に設定される。各
フラグの設定内容は、電源投入時、リセット時、排紙時
に、クリアされる。
【0039】次に、印字パターンが存在するバンドの判
別およびその判別結果を示すバンド管理テーブルの更新
に対する制御手順について図5を参照しながら説明す
る。図5は図1の印刷装置のバンド制御における、印字
パターンが存在するバンドの判別およびその判別結果を
示すバンド管理テーブルの更新に対する制御手順を示す
フローチャートである。
別およびその判別結果を示すバンド管理テーブルの更新
に対する制御手順について図5を参照しながら説明す
る。図5は図1の印刷装置のバンド制御における、印字
パターンが存在するバンドの判別およびその判別結果を
示すバンド管理テーブルの更新に対する制御手順を示す
フローチャートである。
【0040】図5を参照するに、まず、印字有効領域に
おいて、印字有効領域の上端からの描画位置に基づき印
字パターンの最小ラスタードット数および最大ラスター
ドット数が算出される(ステップS501)。最小ラス
タードット数とは、印字有効領域の上端位置を原点と
し、その原点から印字パターンまでの用紙送り方向にお
けるラスタドット数の最小値を示す。最大ラスタードッ
ト数とは、印字有効領域の上端位置を原点とし、その原
点から印字パターンまでの用紙送り方向におけるラスタ
ドット数の最大値を示す。
おいて、印字有効領域の上端からの描画位置に基づき印
字パターンの最小ラスタードット数および最大ラスター
ドット数が算出される(ステップS501)。最小ラス
タードット数とは、印字有効領域の上端位置を原点と
し、その原点から印字パターンまでの用紙送り方向にお
けるラスタドット数の最小値を示す。最大ラスタードッ
ト数とは、印字有効領域の上端位置を原点とし、その原
点から印字パターンまでの用紙送り方向におけるラスタ
ドット数の最大値を示す。
【0041】次いで、最小ラスタードット数を1バンド
分のラスタードット数(本実施例では、Nとなる。)で
除算することによって得られた値から最小バンドが設定
され(ステップS502)、最大ラスタードット数を1
バンド分のラスタードット数除算することによって得ら
れた値から最大バンドが設定される(ステップS50
3)。
分のラスタードット数(本実施例では、Nとなる。)で
除算することによって得られた値から最小バンドが設定
され(ステップS502)、最大ラスタードット数を1
バンド分のラスタードット数除算することによって得ら
れた値から最大バンドが設定される(ステップS50
3)。
【0042】最小バンド、最大バンドの設定後、カレン
トバンドに最小バンドが設定される(ステップS50
4)。なお、カレントバンドは印字パターンの存在の判
別対象となるバンドを示す。
トバンドに最小バンドが設定される(ステップS50
4)。なお、カレントバンドは印字パターンの存在の判
別対象となるバンドを示す。
【0043】次いで、カレントバンドに該当するバンド
管理テーブルのフラグが「ON」に設定され(ステップ
S505)、カレントバンドが1つインクリメントされ
る(ステップS506)。
管理テーブルのフラグが「ON」に設定され(ステップ
S505)、カレントバンドが1つインクリメントされ
る(ステップS506)。
【0044】カレントバンドのインクリメント後、カレ
ントバンドと最大バンドとの比較が行われる(ステップ
S507)。
ントバンドと最大バンドとの比較が行われる(ステップ
S507)。
【0045】カレントバンドが最大バンドより小さいと
き、処理は再びステップS505に戻り、カレントバン
ドが最大バンド以上になると、処理は終了する。
き、処理は再びステップS505に戻り、カレントバン
ドが最大バンド以上になると、処理は終了する。
【0046】上述の処理は、印字有効領域の上端から各
バンド毎に順次に行われ、各バンド毎に印字パターンの
有無を示すためのフラグの設定が行われる。
バンド毎に順次に行われ、各バンド毎に印字パターンの
有無を示すためのフラグの設定が行われる。
【0047】次に、印字パターン作成時の制御手順につ
いて図6を参照しながら説明する。図6は図1の印刷装
置のバンド制御による印字パターン作成時の制御手順を
示すフローチャートである。
いて図6を参照しながら説明する。図6は図1の印刷装
置のバンド制御による印字パターン作成時の制御手順を
示すフローチャートである。
【0048】本実施例では、メモリ部22に3バンド分
の容量が確保されているから、3バンド分の印字パター
ンを作成した後、各バンド毎にその印字パターンを形成
するラスターデータをメモリ部22から印字部23に転
送するための制御を行う。ラスターデータの印字部23
への転送はDMA(メモリ直接アクセス)方式によるハ
ードウェアなどによって行われるから、この転送期間中
すなわち転送制御から制御部21のCPUが解放されて
いる期間中に次バンドの印字パターンの作成が行われ
る。
の容量が確保されているから、3バンド分の印字パター
ンを作成した後、各バンド毎にその印字パターンを形成
するラスターデータをメモリ部22から印字部23に転
送するための制御を行う。ラスターデータの印字部23
への転送はDMA(メモリ直接アクセス)方式によるハ
ードウェアなどによって行われるから、この転送期間中
すなわち転送制御から制御部21のCPUが解放されて
いる期間中に次バンドの印字パターンの作成が行われ
る。
【0049】図6を参照するに、まず、初期化により、
カレントバンドが最初のバンドを示すように「0」に設
定される(ステップS601)。
カレントバンドが最初のバンドを示すように「0」に設
定される(ステップS601)。
【0050】次いで、カレントバンドに印字パターンが
存在するか否かの判定がバンド管理テーブルに基づき行
われる(ステップS602)。カレントバンドに印字パ
ターンが存在すると、印字パターンを作成するための空
きバンドがメモリ部22にあるか否かの判定が行われる
(ステップS603)。空きバンドがないと、バンドが
解放されるまで待機が行われる(ステップS604)。
存在するか否かの判定がバンド管理テーブルに基づき行
われる(ステップS602)。カレントバンドに印字パ
ターンが存在すると、印字パターンを作成するための空
きバンドがメモリ部22にあるか否かの判定が行われる
(ステップS603)。空きバンドがないと、バンドが
解放されるまで待機が行われる(ステップS604)。
【0051】メモリ部22に空きバンドがあると、カレ
ントバンドの印字パターンが作成される(ステップS6
04)。
ントバンドの印字パターンが作成される(ステップS6
04)。
【0052】印字パターンの作成後、またはカレントバ
ンドに印字パターンが存在しないと(ステップS60
2)、カレントバンドが「0」であるか否かの判定が行
われる(ステップS605)。カレントバンドが「0」
であると、ラスターデータを印字部23へ転送するため
の処理が開始される(ステップS606)。
ンドに印字パターンが存在しないと(ステップS60
2)、カレントバンドが「0」であるか否かの判定が行
われる(ステップS605)。カレントバンドが「0」
であると、ラスターデータを印字部23へ転送するため
の処理が開始される(ステップS606)。
【0053】ラスターデータの転送処理開始後、または
カレントバンドが「0」でないとき、カレントバンドの
インクリメントが行われ(ステップS607)、インク
リメントされたカレントバンドと印字有効領域に設定さ
れている全バンド数(本実施例では、全バンド数が10
に設定されている)とが比較される(ステップS60
8)。
カレントバンドが「0」でないとき、カレントバンドの
インクリメントが行われ(ステップS607)、インク
リメントされたカレントバンドと印字有効領域に設定さ
れている全バンド数(本実施例では、全バンド数が10
に設定されている)とが比較される(ステップS60
8)。
【0054】インクリメントされたカレントバンドと全
バンド数より小さいとき、処理は再びステップS602
の処理から繰り返され、インクリメントされたカレント
バンドと印字有効領域内の全バンド数以上であるとき、
処理は終了する。
バンド数より小さいとき、処理は再びステップS602
の処理から繰り返され、インクリメントされたカレント
バンドと印字有効領域内の全バンド数以上であるとき、
処理は終了する。
【0055】上述の処理手順は、1つのバンドに対する
ラスターデータに基づき用紙に可視像が形成された後
に、次のバンドに対し行われ、この繰り返しにより印字
有効領域の全バンドに対し、印字パターン作成のための
処理が行われる。
ラスターデータに基づき用紙に可視像が形成された後
に、次のバンドに対し行われ、この繰り返しにより印字
有効領域の全バンドに対し、印字パターン作成のための
処理が行われる。
【0056】次に、各バンドのラスターデータを印字部
23へ転送するための制御手順について図7を参照しな
がら説明する。図7は図1の印刷装置のバンド制御によ
る、各バンドのラスターデータの印字部への転送制御手
順を示すフローチャートである。
23へ転送するための制御手順について図7を参照しな
がら説明する。図7は図1の印刷装置のバンド制御によ
る、各バンドのラスターデータの印字部への転送制御手
順を示すフローチャートである。
【0057】本実施例における、各バンドのラスターデ
ータの印字部への転送制御では、バンド管理テーブルに
基づき印字パターンが存在するバンドを判別し、印字パ
ターンが存在するバンドのラスターデータを印字部23
に転送するように制御する。
ータの印字部への転送制御では、バンド管理テーブルに
基づき印字パターンが存在するバンドを判別し、印字パ
ターンが存在するバンドのラスターデータを印字部23
に転送するように制御する。
【0058】図7を参照するに、まず、印字部23への
用紙挿入が行われ(ステップS701)、出力バンドが
初期化により「0」に設定される(ステップS70
2)。この出力バンドは印字パターンの有無の判別、ラ
スターデータの転送または用紙送りの対象となるバンド
を示すためのフラグである。
用紙挿入が行われ(ステップS701)、出力バンドが
初期化により「0」に設定される(ステップS70
2)。この出力バンドは印字パターンの有無の判別、ラ
スターデータの転送または用紙送りの対象となるバンド
を示すためのフラグである。
【0059】次いで、出力バンドに印字パターンが存在
するか否かの判定がバンド管理テーブルに基づき行われ
る(ステップS703)。出力バンドに印字パターンが
存在すると、出力バンドのラスターデータがメモリ部2
2から読み出され、読み出されたラスタデータが印字制
御部213で印字部23に転送され(ステップS70
4)、その転送の終了が待たれる(ステップS70
5)。このラスターデータの転送に伴い印字部23で用
紙にラスターデータが示す可視像が形成される。
するか否かの判定がバンド管理テーブルに基づき行われ
る(ステップS703)。出力バンドに印字パターンが
存在すると、出力バンドのラスターデータがメモリ部2
2から読み出され、読み出されたラスタデータが印字制
御部213で印字部23に転送され(ステップS70
4)、その転送の終了が待たれる(ステップS70
5)。このラスターデータの転送に伴い印字部23で用
紙にラスターデータが示す可視像が形成される。
【0060】出力バンドに印字パターンが存在しないと
き、印字部23で1ラスターのスキャン毎に発生する割
り込みを用いて用紙の1ドット分搬送終了が待たれ(ス
テップS706)、前記割り込みをカウントすることに
より、1バンド分のドット数の用紙搬送が行われたか否
かの判定が行われる(ステップS707)。1バンド分
のドット数の用紙搬送が行われていないと、処理は再び
ステップS706から繰り返される。
き、印字部23で1ラスターのスキャン毎に発生する割
り込みを用いて用紙の1ドット分搬送終了が待たれ(ス
テップS706)、前記割り込みをカウントすることに
より、1バンド分のドット数の用紙搬送が行われたか否
かの判定が行われる(ステップS707)。1バンド分
のドット数の用紙搬送が行われていないと、処理は再び
ステップS706から繰り返される。
【0061】1バンド分のドット数の用紙搬送が行われ
ると、またはラスターデータの転送が終了すると、出力
バンドがインクリメントされる(ステップS708)。
ると、またはラスターデータの転送が終了すると、出力
バンドがインクリメントされる(ステップS708)。
【0062】出力バンドのインクリメント後、出力バン
ドと全バンド数との比較により、1ページの印字有効領
域に対応する可視像が形成されたか否かの判定が行われ
る(ステップS709)。出力バンドが全バンド数より
小さいとき、処理は再びステップS703から繰り返さ
れる。
ドと全バンド数との比較により、1ページの印字有効領
域に対応する可視像が形成されたか否かの判定が行われ
る(ステップS709)。出力バンドが全バンド数より
小さいとき、処理は再びステップS703から繰り返さ
れる。
【0063】出力バンドが全バンド数以上であるとき、
すなわち1ページの印字有効領域に対応する可視像が形
成されたと判定されると、用紙が排出され(ステップS
710)、処理は終了する。
すなわち1ページの印字有効領域に対応する可視像が形
成されたと判定されると、用紙が排出され(ステップS
710)、処理は終了する。
【0064】以上により、予め各バンドに対し印字パタ
ーンの存在の有無を示すバンド管理テーブルを作成し、
このバンド管理テーブルに基づき印字パターンが存在す
るバンドに対し印字パターンの作成、そのラスターデー
タの転送を行い、印字パターンが存在しないバンドに対
し、印字パターンの作成、そのラスターデータの転送を
行わないから、印字パターンが存在しないバンドに対す
る処理が不要になり、バンド制御における処理負荷が軽
減されるとともに、印刷処理時間を短縮することができ
る。
ーンの存在の有無を示すバンド管理テーブルを作成し、
このバンド管理テーブルに基づき印字パターンが存在す
るバンドに対し印字パターンの作成、そのラスターデー
タの転送を行い、印字パターンが存在しないバンドに対
し、印字パターンの作成、そのラスターデータの転送を
行わないから、印字パターンが存在しないバンドに対す
る処理が不要になり、バンド制御における処理負荷が軽
減されるとともに、印刷処理時間を短縮することができ
る。
【0065】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
について図8を参照しながら説明する。図8は本発明の
印刷装置の第2実施例のバンド制御による印字パターン
作成時の制御手順を示すフローチャートである。
について図8を参照しながら説明する。図8は本発明の
印刷装置の第2実施例のバンド制御による印字パターン
作成時の制御手順を示すフローチャートである。
【0066】本実施例は、第1実施例と同じ構成を有
し、本実施例では、第1実施例と異なり、最初の3つの
バンドに対する印字パターンの存在の有無の判定処理
後、または3バンドに対する印字パターンの作成処理
後、所定のバンド数分のドット数の用紙送り、またはラ
スターデータの転送開始を行うように制御する。
し、本実施例では、第1実施例と異なり、最初の3つの
バンドに対する印字パターンの存在の有無の判定処理
後、または3バンドに対する印字パターンの作成処理
後、所定のバンド数分のドット数の用紙送り、またはラ
スターデータの転送開始を行うように制御する。
【0067】図8を参照するに、まず、初期化により、
カレントバンドが最初のバンドを示すように「0」に設
定される(ステップS801)。
カレントバンドが最初のバンドを示すように「0」に設
定される(ステップS801)。
【0068】次いで、カレントバンドに印字パターンが
存在するか否かの判定がバンド管理テーブルに基づき行
われる(ステップS802)。カレントバンドに印字パ
ターンが存在すると、印字パターンを作成するための空
きバンドがメモリ部22にあるか否かの判定が行われる
(ステップS803)。空きバンドがないと、バンドが
解放されるまで待機が行われる。
存在するか否かの判定がバンド管理テーブルに基づき行
われる(ステップS802)。カレントバンドに印字パ
ターンが存在すると、印字パターンを作成するための空
きバンドがメモリ部22にあるか否かの判定が行われる
(ステップS803)。空きバンドがないと、バンドが
解放されるまで待機が行われる。
【0069】空きバンドがあると、カレントバンドの印
字パターンが作成される(ステップS804)。
字パターンが作成される(ステップS804)。
【0070】印字パターンの作成後、またはカレントバ
ンドに印字パターンが存在しないと(ステップS80
2)、カレントバンドが「2」であるか否かの判定が行
われる(ステップS805)。カレントバンドが「2」
であると、ラスターデータを印字部23へ転送するため
の処理が開始される(ステップS806)。
ンドに印字パターンが存在しないと(ステップS80
2)、カレントバンドが「2」であるか否かの判定が行
われる(ステップS805)。カレントバンドが「2」
であると、ラスターデータを印字部23へ転送するため
の処理が開始される(ステップS806)。
【0071】ラスターデータの転送処理開始後、または
カレントバンドが「2」でないとき、カレントバンドの
インクリメントが行われ(ステップS807)、インク
リメントされたカレントバンドと印字領域内の全バンド
数とが比較される(ステップS808)。
カレントバンドが「2」でないとき、カレントバンドの
インクリメントが行われ(ステップS807)、インク
リメントされたカレントバンドと印字領域内の全バンド
数とが比較される(ステップS808)。
【0072】インクリメントされたカレントバンドと全
バンド数より小さいとき、処理は再びステップS802
の処理から繰り返され、インクリメントされたカレント
バンドが全バンド数以上であるとき、処理は終了する。
バンド数より小さいとき、処理は再びステップS802
の処理から繰り返され、インクリメントされたカレント
バンドが全バンド数以上であるとき、処理は終了する。
【0073】(第3実施例)次に、本発明の第3実施例
について図9を参照しながら説明する。図9は本発明の
印刷装置の第3実施例のバンド制御による印字パターン
作成時の制御手順を示すフローチャートである。
について図9を参照しながら説明する。図9は本発明の
印刷装置の第3実施例のバンド制御による印字パターン
作成時の制御手順を示すフローチャートである。
【0074】本実施例は、第1実施例と同じ構成を有
し、本実施例では、第1および第2実施例と異なり、印
字パターンが作成されたバンド数を示すスタートフラグ
を設け、このスタートフラグに基づき3つのバンドの印
字パターンの作成が終了したと判定すると、ラスターデ
ータの転送開始を行うように制御する。
し、本実施例では、第1および第2実施例と異なり、印
字パターンが作成されたバンド数を示すスタートフラグ
を設け、このスタートフラグに基づき3つのバンドの印
字パターンの作成が終了したと判定すると、ラスターデ
ータの転送開始を行うように制御する。
【0075】図9を参照するに、まず、初期化により、
カレントバンドが最初のバンドを示すように「0」に設
定されるとともに、スタートバンドが「0」に設定され
る(ステップS901,ステップS902)。
カレントバンドが最初のバンドを示すように「0」に設
定されるとともに、スタートバンドが「0」に設定され
る(ステップS901,ステップS902)。
【0076】次いで、カレントバンドに印字パターンが
存在するか否かの判定がバンド管理テーブルに基づき行
われる(ステップS903)。カレントバンドに印字パ
ターンが存在すると、印字パターンを作成するための空
きバンドがメモリ部22にあるか否かの判定が行われる
(ステップS904)。空きバンドがないと、バンドが
解放されるまで待機が行われる。
存在するか否かの判定がバンド管理テーブルに基づき行
われる(ステップS903)。カレントバンドに印字パ
ターンが存在すると、印字パターンを作成するための空
きバンドがメモリ部22にあるか否かの判定が行われる
(ステップS904)。空きバンドがないと、バンドが
解放されるまで待機が行われる。
【0077】空きバンドがあると、カレントバンドの印
字パターンが作成され(ステップS905)、スタート
バンドがインクリメントされる(ステップS906)。
字パターンが作成され(ステップS905)、スタート
バンドがインクリメントされる(ステップS906)。
【0078】スタートバンドのインクリメント後、また
はカレントバンドに印字パターンが存在しないと(ステ
ップS903)、スタートバンドが「3」であるか否か
の判定が行われる(ステップS907)。スタートバン
ドが「3」であると、ラスターデータを印字部23へ転
送するための処理が開始される(ステップS908)。
はカレントバンドに印字パターンが存在しないと(ステ
ップS903)、スタートバンドが「3」であるか否か
の判定が行われる(ステップS907)。スタートバン
ドが「3」であると、ラスターデータを印字部23へ転
送するための処理が開始される(ステップS908)。
【0079】ラスターデータの転送処理開始後、または
スタートバンドが「3」でないとき、カレントバンドの
インクリメントが行われ(ステップS909)、インク
リメントされたカレントバンドと全バンド数とが比較さ
れる(ステップS910)。
スタートバンドが「3」でないとき、カレントバンドの
インクリメントが行われ(ステップS909)、インク
リメントされたカレントバンドと全バンド数とが比較さ
れる(ステップS910)。
【0080】インクリメントされたカレントバンドと全
バンド数より小さいとき、処理は再びステップS903
の処理から繰り返され、インクリメントされたカレント
バンドが全バンド数以上であるとき、処理は終了する。
バンド数より小さいとき、処理は再びステップS903
の処理から繰り返され、インクリメントされたカレント
バンドが全バンド数以上であるとき、処理は終了する。
【0081】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
印刷装置によれば、識別手段で印字領域における印字パ
ターンの描画位置を識別し、判別手段で、識別した印字
パターンの描画位置に基づき印字パターンが存在するバ
ンドを判別し、作成手段で、印字パターンが存在すると
判別されたバンドに対しその印字パターンを、記憶手段
に少なくとも1バンド分の空き容量が生じる毎に作成
し、転送手段で印字パターンが存在すると判別されたバ
ンドに対しそのラスターデータを記憶手段から印字手段
に転送するから、印字パターンが存在しないバンドに対
する処理が不要になり、バンド制御による印刷処理時間
を短縮することができる。
印刷装置によれば、識別手段で印字領域における印字パ
ターンの描画位置を識別し、判別手段で、識別した印字
パターンの描画位置に基づき印字パターンが存在するバ
ンドを判別し、作成手段で、印字パターンが存在すると
判別されたバンドに対しその印字パターンを、記憶手段
に少なくとも1バンド分の空き容量が生じる毎に作成
し、転送手段で印字パターンが存在すると判別されたバ
ンドに対しそのラスターデータを記憶手段から印字手段
に転送するから、印字パターンが存在しないバンドに対
する処理が不要になり、バンド制御による印刷処理時間
を短縮することができる。
【0082】請求項2記載の印刷装置によれば、判別手
段で、1ページの印字領域に設定されている複数のバン
ド毎に印字パターンが存在するか否かを示す識別子を付
し、作成手段および転送手段が、識別子に基づき印字パ
ターンが存在すると判別されたバンドを認識するから、
印字パターンの存在するバンドに対する認識を容易に行
うことができる。
段で、1ページの印字領域に設定されている複数のバン
ド毎に印字パターンが存在するか否かを示す識別子を付
し、作成手段および転送手段が、識別子に基づき印字パ
ターンが存在すると判別されたバンドを認識するから、
印字パターンの存在するバンドに対する認識を容易に行
うことができる。
【0083】請求項3記載の印刷制御装置によれば、バ
ンド制御で、印字領域における印字パターンの描画位置
を識別し、識別した印字パターンの描画位置に基づき印
字パターンが存在するバンドを判別し、印字パターンが
存在すると判別されたバンドに対しその印字パターン
を、記憶手段に少なくとも1バンド分の空き容量が生じ
る毎に作成し、印字パターンが存在すると判別されたバ
ンドに対しそのラスターデータを記憶手段から印字手段
に転送するように制御するから、印字パターンが存在し
ないバンドに対する処理が不要になり、印刷処理時間を
短縮可能なバンド制御を行うことができる。
ンド制御で、印字領域における印字パターンの描画位置
を識別し、識別した印字パターンの描画位置に基づき印
字パターンが存在するバンドを判別し、印字パターンが
存在すると判別されたバンドに対しその印字パターン
を、記憶手段に少なくとも1バンド分の空き容量が生じ
る毎に作成し、印字パターンが存在すると判別されたバ
ンドに対しそのラスターデータを記憶手段から印字手段
に転送するように制御するから、印字パターンが存在し
ないバンドに対する処理が不要になり、印刷処理時間を
短縮可能なバンド制御を行うことができる。
【0084】請求項4記載の印刷制御装置によれば、印
字パターンが存在するバンドの判別時に、1ページの印
字領域に設定されている複数のバンド毎に印字パターン
が存在するか否かを示す識別子を付し、印字パターンの
作成時およびラスターデータの転送時に、識別子に基づ
き印字パターンが存在すると判別されたバンドを認識す
るから、印字パターンの存在するバンドに対する認識を
容易に行うことができる。
字パターンが存在するバンドの判別時に、1ページの印
字領域に設定されている複数のバンド毎に印字パターン
が存在するか否かを示す識別子を付し、印字パターンの
作成時およびラスターデータの転送時に、識別子に基づ
き印字パターンが存在すると判別されたバンドを認識す
るから、印字パターンの存在するバンドに対する認識を
容易に行うことができる。
【0085】請求項5記載の印刷方法によれば、印字領
域における印字パターンの描画位置を識別し、識別した
印字パターンの描画位置に基づき印字パターンが存在す
るバンドを判別し、印字パターンが存在すると判別され
たバンドに対しその印字パターンを、記憶手段に少なく
とも1バンド分の空き容量が生じる毎に作成し、印字パ
ターンが存在すると判別されたバンドに対しそのラスタ
ーデータを記憶手段から印字手段に転送するから、印字
パターンが存在しないバンドに対する処理が不要にな
り、バンド制御による印刷処理時間を短縮することがで
きる。
域における印字パターンの描画位置を識別し、識別した
印字パターンの描画位置に基づき印字パターンが存在す
るバンドを判別し、印字パターンが存在すると判別され
たバンドに対しその印字パターンを、記憶手段に少なく
とも1バンド分の空き容量が生じる毎に作成し、印字パ
ターンが存在すると判別されたバンドに対しそのラスタ
ーデータを記憶手段から印字手段に転送するから、印字
パターンが存在しないバンドに対する処理が不要にな
り、バンド制御による印刷処理時間を短縮することがで
きる。
【0086】請求項6記載の印刷方法によれば、印字パ
ターンの存在するバンドの判別時に、1ページの印字領
域に設定されている複数のバンド毎に印字パターンが存
在するか否かを示す識別子を付し、印字パターンの作成
時およびラスターデータの転送時に、識別子に基づき印
字パターンが存在すると判別されたバンドを認識するか
ら、印字パターンの存在するバンドに対する認識を容易
に行うことができる。
ターンの存在するバンドの判別時に、1ページの印字領
域に設定されている複数のバンド毎に印字パターンが存
在するか否かを示す識別子を付し、印字パターンの作成
時およびラスターデータの転送時に、識別子に基づき印
字パターンが存在すると判別されたバンドを認識するか
ら、印字パターンの存在するバンドに対する認識を容易
に行うことができる。
【0087】請求項7記載の印刷制御方法によれば、バ
ンド制御で、印字領域における印字パターンの描画位置
を識別し、識別した印字パターンの描画位置に基づき印
字パターンが存在するバンドを判別し、印字パターンが
存在すると判別されたバンドに対しその印字パターン
を、記憶手段に少なくとも1バンド分の空き容量が生じ
る毎に作成し、印字パターンが存在すると判別されたバ
ンドに対しそのラスターデータを記憶手段から印字手段
に転送するように制御するから、印字パターンが存在し
ないバンドに対する処理が不要になり、印刷処理時間を
短縮可能なバンド制御を行うことができる。
ンド制御で、印字領域における印字パターンの描画位置
を識別し、識別した印字パターンの描画位置に基づき印
字パターンが存在するバンドを判別し、印字パターンが
存在すると判別されたバンドに対しその印字パターン
を、記憶手段に少なくとも1バンド分の空き容量が生じ
る毎に作成し、印字パターンが存在すると判別されたバ
ンドに対しそのラスターデータを記憶手段から印字手段
に転送するように制御するから、印字パターンが存在し
ないバンドに対する処理が不要になり、印刷処理時間を
短縮可能なバンド制御を行うことができる。
【0088】請求項8記載の印刷制御方法によれば、印
字パターンの存在するバンドの判別時に、1ページの印
字領域に設定されている複数のバンド毎に印字パターン
が存在するか否かを示す識別子を付し、印字パターンの
作成時およびラスターデータの転送時に、識別子に基づ
き印字パターンが存在すると判別されたバンドを認識す
るから、印字パターンの存在するバンドに対する認識を
容易に行うことができる。
字パターンの存在するバンドの判別時に、1ページの印
字領域に設定されている複数のバンド毎に印字パターン
が存在するか否かを示す識別子を付し、印字パターンの
作成時およびラスターデータの転送時に、識別子に基づ
き印字パターンが存在すると判別されたバンドを認識す
るから、印字パターンの存在するバンドに対する認識を
容易に行うことができる。
【図1】本発明の印刷装置の第1実施例の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】図1の印刷装置が実行するバンド制御による1
ページの印字有効領域におけるバンドの配置状態を示す
図である。
ページの印字有効領域におけるバンドの配置状態を示す
図である。
【図3】図2のバンドの中で制御処理対象となるバンド
を示す図である。
を示す図である。
【図4】図1の印刷装置が実行するバンド制御に用いら
れるバンド管理テーブルを示す図である。
れるバンド管理テーブルを示す図である。
【図5】図1の印刷装置のバンド制御における、印字パ
ターンが存在するバンドの判別およびその判別結果を示
すバンド管理テーブルの更新に対する制御手順を示すフ
ローチャートである。
ターンが存在するバンドの判別およびその判別結果を示
すバンド管理テーブルの更新に対する制御手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】図1の印刷装置のバンド制御による印字パター
ン作成時の制御手順を示すフローチャートである。
ン作成時の制御手順を示すフローチャートである。
【図7】図1の印刷装置のバンド制御による、各バンド
のラスターデータの印字部への転送制御手順を示すフロ
ーチャートである。
のラスターデータの印字部への転送制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】本発明の印刷装置の第2実施例のバンド制御に
よる印字パターン作成時の制御手順を示すフローチャー
トである。
よる印字パターン作成時の制御手順を示すフローチャー
トである。
【図9】本発明の印刷装置の第3実施例のバンド制御に
よる印字パターン作成時の制御手順を示すフローチャー
トである。
よる印字パターン作成時の制御手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】 1 ホストコンピュータ 2 プリンタ 21 制御部 22 メモリ部 23 印字部 211 ホストI/F制御部 212 メモリ制御部 213 印字制御部
Claims (8)
- 【請求項1】 ホストコンピュータなどの外部装置から
入力された印字情報に基づき1ページの印字領域に設定
されている複数のバンド毎に対応する印字パターンを、
所定バンド数分の容量を有する記憶手段上で描画展開す
ることによって作成し、その印字パターンをラスターデ
ータとして前記記憶手段から印字手段に転送するための
バンド制御を行う印刷装置において、前記印字領域にお
ける前記印字パターンの描画位置を識別する識別手段
と、前記識別した印字パターンの描画位置に基づき印字
パターンが存在するバンドを判別する判別手段と、前記
印字パターンが存在すると判別されたバンドに対しその
印字パターンを、前記記憶手段に少なくとも1バンド分
の空き容量が生じる毎に作成する作成手段と、前記印字
パターンが存在すると判別されたバンドに対しそのラス
ターデータを前記記憶手段から前記印字手段に転送する
転送手段とを備えることを特徴とする印刷装置。 - 【請求項2】 前記判別手段は、前記1ページの印字領
域に設定されている複数のバンド毎に前記印字パターン
が存在するか否かを示す識別子を付し、前記作成手段お
よび前記転送手段は、前記識別子に基づき前記印字パタ
ーンが存在すると判別されたバンドを認識することを特
徴とする請求項1記載の印刷装置。 - 【請求項3】 ホストコンピュータなどの外部装置から
入力された印字情報に基づき1ページの印字領域に設定
されている複数のバンド毎に対応する印字パターンを、
所定バンド数分の容量を有する記憶手段上で描画展開す
ることによって作成し、その印字パターンをラスターデ
ータとして前記記憶手段から印字手段に転送するための
バンド制御を行う印刷制御装置において、前記バンド制
御は、前記印字領域における前記印字パターンの描画位
置を識別し、前記識別した印字パターンの描画位置に基
づき印字パターンが存在するバンドを判別し、前記印字
パターンが存在すると判別されたバンドに対しその印字
パターンを、前記記憶手段に少なくとも1バンド分の空
き容量が生じる毎に作成し、前記印字パターンが存在す
ると判別されたバンドに対しそのラスターデータを前記
記憶手段から前記印字手段に転送するように制御するこ
とを特徴とする印刷制御装置。 - 【請求項4】 前記印字パターンが存在するバンドの判
別時に、前記1ページの印字領域に設定されている複数
のバンド毎に前記印字パターンが存在するか否かを示す
識別子を付し、前記印字パターンの作成時および前記ラ
スターデータの転送時に、前記識別子に基づき前記印字
パターンが存在すると判別されたバンドを認識すること
を特徴とする請求項3記載の印刷制御装置。 - 【請求項5】 ホストコンピュータなどの外部装置から
入力された印字情報に基づき1ページの印字領域に設定
されている複数のバンド毎に対応する印字パターンを、
所定バンド数分の容量を有する記憶手段上で描画展開す
ることによって作成し、その印字パターンをラスターデ
ータとして前記記憶手段から印字手段に転送するための
バンド制御を行う印刷方法において、前記印字領域にお
ける前記印字パターンの描画位置を識別する工程と、前
記識別した印字パターンの描画位置に基づき印字パター
ンが存在するバンドを判別する工程と、前記印字パター
ンが存在すると判別されたバンドに対しその印字パター
ンを、前記記憶手段に少なくとも1バンド分の空き容量
が生じる毎に作成する工程と、前記印字パターンが存在
すると判別されたバンドに対しそのラスターデータを前
記記憶手段から前記印字手段に転送する工程とを備える
ことを特徴とする印刷方法。 - 【請求項6】 前記印字パターンの存在するバンドの判
別時に、前記1ページの印字領域に設定されている複数
のバンド毎に前記印字パターンが存在するか否かを示す
識別子を付し、前記印字パターンの作成時および前記ラ
スターデータの転送時に、前記識別子に基づき前記印字
パターンが存在すると判別されたバンドを認識すること
を特徴とする請求項5記載の印刷方法。 - 【請求項7】 ホストコンピュータなどの外部装置から
入力された印字情報に基づき1ページの印字領域に設定
されている複数のバンド毎に対応する印字パターンを、
所定バンド数分の容量を有する記憶手段上で描画展開す
ることによって作成し、その印字パターンをラスターデ
ータとして前記記憶手段から印字手段に転送するための
バンド制御を行う印刷制御方法において、前記バンド制
御は、前記印字領域における前記印字パターンの描画位
置を識別し、前記識別した印字パターンの描画位置に基
づき印字パターンが存在するバンドを判別し、前記印字
パターンが存在すると判別されたバンドに対しその印字
パターンを、前記記憶手段に少なくとも1バンド分の空
き容量が生じる毎に作成し、前記印字パターンが存在す
ると判別されたバンドに対しそのラスターデータを前記
記憶手段から前記印字手段に転送するように制御するこ
とを特徴とする印刷制御方法。 - 【請求項8】 前記印字パターンの存在するバンドの判
別時に、前記1ページの印字領域に設定されている複数
のバンド毎に前記印字パターンが存在するか否かを示す
識別子を付し、前記印字パターンの作成時および前記ラ
スターデータの転送時に、前記識別子に基づき前記印字
パターンが存在すると判別されたバンドを認識すること
を特徴とする請求項7記載の印刷制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7156955A JPH08324039A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 印刷装置、印刷制御装置、印刷方法および印刷制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7156955A JPH08324039A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 印刷装置、印刷制御装置、印刷方法および印刷制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08324039A true JPH08324039A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15638987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7156955A Pending JPH08324039A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 印刷装置、印刷制御装置、印刷方法および印刷制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08324039A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6742868B2 (en) | 1999-05-12 | 2004-06-01 | Seiko Epson Corporation | Recording apparatus and data control method therein |
US7255416B2 (en) | 2003-03-17 | 2007-08-14 | Seiko Epson Corporation | Liquid drop ejecting device and method for ejecting liquid drop, liquid drop ejecting head device, method and manufacturing method for device |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP7156955A patent/JPH08324039A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6742868B2 (en) | 1999-05-12 | 2004-06-01 | Seiko Epson Corporation | Recording apparatus and data control method therein |
US7255416B2 (en) | 2003-03-17 | 2007-08-14 | Seiko Epson Corporation | Liquid drop ejecting device and method for ejecting liquid drop, liquid drop ejecting head device, method and manufacturing method for device |
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