JPH06286231A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH06286231A
JPH06286231A JP5073868A JP7386893A JPH06286231A JP H06286231 A JPH06286231 A JP H06286231A JP 5073868 A JP5073868 A JP 5073868A JP 7386893 A JP7386893 A JP 7386893A JP H06286231 A JPH06286231 A JP H06286231A
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JP
Japan
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pattern
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registered
register
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Application number
JP5073868A
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English (en)
Inventor
Motoki Matsubara
元樹 松原
Setsuo Sasabe
節男 笹部
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】大きいパターンを登録する際に作業者がパター
ンを分割する必要が無く、また登録パターンを印字する
場合の種々の条件においても1回の指定で登録する事が
でき、1項目の印字情報を作成するだけで済むようにす
ることができるプリンタが得ること。 【構成】任意の文字や図形等を登録パターンとして登録
する機能を有するプリンタであって、登録パターンを
登録エリアの大きさで縦,横に分割し、連続する登録エ
リアコードを一定の規則に従って付した複数個の分割登
録パターンとして記憶する登録パターン記憶部、前記
連続する登録エリアコードのなかの先頭の登録エリアコ
ード並びに登録パターンの縦の分割数を示す縦分割数及
び横の分割数を示す横分割数を記憶するパターンサイズ
記憶部、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、任意の文字や図形等を
登録、印字する事ができるプリンタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタでは図7の様に一つ一つ
の文字の登録エリアより大きい文字や図形(例えばロ
ゴ)を登録する場合、作業者が予めビットパターンデー
タを必要な文字の登録エリアの個数分に分割し、個々の
登録エリアを区別する為の登録エリアコードを付加して
各々、登録していた。又、印字する場合でも各々の登録
エリアコードを指定して印字していた。
【0003】上記の方法を以下に詳細に説明する。従来
のプリンタにおいて、登録パターンの登録は以下のよう
に行っている。記憶部(RAM)の一つ一つの文字の登
録エリアは通常、プリンタに内蔵されている数種類の文
字の中で一番頻繁に使う文字種類のフォントエリアの大
きさに設定されている。(例えば、図8で示す縦16ド
ット、横16ドットの大きさである。)登録パターンを
登録する場合の登録パターン情報を模式的に図16に示
した。このような登録パターン情報が図16で示すよう
に登録エリアの大きさに対応する分割登録パターン情報
に分けられて、各々の登録エリアを情報同士を区別する
ための登録エリアコード(図中「7621H」 、「7622H」 等で
表されている。)を付与されて、プリンタの登録方法に
合わせて(例えば図8で示すように縦を1ドットに、横
を登録エリアの横幅に分割して順に)図15の形式で記
憶部(RAM)の中に記憶される。
【0004】登録エリアの大きさより大きいパターンを
登録する場合は、予め図7の様にパターンを作成し、図
7に太線で示した様に登録エリアの大きさで区切りパタ
ーンを9個に分割し、分割されたパターンに個々の登録
エリアを区別するための登録エリアコードをそれぞれ付
与し、図16で示すように一つ一つの分割登録パターン
として登録するわけである。
【0005】次に実際に登録されている登録パターンを
印字する場合について説明する。(尚、パターン等をプ
リントすることも文字を印字することもプリンタ内では
同様に処理されるので以後、パターンを印字するとい
う。)印字はフォーマットデータに従って行われる。フ
ォーマットデータはあらかじめ、記憶部(RAM)に記
憶されている。フォーマットデータ(図17に示す)と
は個々の項目の印字するための情報の集合体であり、通
常1ページ分の印字内容を示す。1項目分の印字するた
めの情報は印字情報と呼ばれ、文字を印字する位置、文
字の倍率、文字と文字の間の間隔、文字種類、印字する
文字の内容により構成される。
【0006】ここで、この印字情報の具体例を図17に
示した。ここで、文字種類の「K」は登録文字を意味し
ている。図17に示した様に、全て登録エリアの縦方向
に1倍の登録文字で構成される文字列「NO.1」を印字す
る場合は1項目分の印字情報(項目番号1の印字情報)
で済む。ところが、登録エリアより縦方向に2倍のパタ
ーンを印字する場合は2項目分の印字情報(項目番号
2,3の印字情報)を要する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の方法では
次の問題点があった。記憶部(RAM)の一つ一つの文
字の登録エリアが一定であるので、登録エリアの大きさ
より大きいパターンを登録する場合、登録エリア単位に
分割して、それぞれを登録作業者が個々の分割登録パタ
ーンとして登録している。印字情報の作成の際、この登
録エリアより大きいパターンをプリントする際に複数の
分割登録パターンに分かれているので、1項目分の印字
情報で指定することができず、複数項目の印字情報に分
けて指定する必要がある。又、複数の登録エリアに登録
しているので各々の分割登録パターン同士を区別するた
めの登録エリアコードをそれぞれ印字情報の中で指定す
る必要があった。
【0008】図17から分かるように、複数項目の印字
情報に分かれた場合、その項目毎に文字を印字する位
置、文字の倍率、文字と文字の間の間隔等を指定して印
字情報を作成しなければならない。以上に説明したパタ
ーンの登録、印字情報の作成はユーザー側が行うことが
多いので、1つの登録パターンはできるだけ簡単に登録
する事が望まれており、又、印字情報を作成する際に
も、文字を印字する位置、文字の倍率、文字と文字の間
の間隔等を逐一指定することはできるだけ少なくするこ
とが望まれている。すなわち、大きいパターンを登録す
る際に作業者がパターンを分割する必要が無く、また登
録パターンを印字する場合の種々の条件においても1回
の指定で登録する事ができ、1項目の印字情報を作成す
るだけで済むようにすることが課題となっている。
【0009】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、登録時にパターンを分割して登録
する必要もなく、又、登録は分割して登録されるが印字
の際に一つの登録エリアコードを指定する事によりパタ
ーンを印字する事が可能なので多数項目の印字情報を作
成する必要がない容易なプリンタを提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプリンタ
は、任意の文字や図形等を登録パターンとして登録する
機能を有するプリンタであって、登録パターンを登録
エリアの大きさで縦,横に分割し、連続する登録エリア
コードを一定の規則に従って付した複数個の分割登録パ
ターンとして記憶する登録パターン記憶部、前記連続
する登録エリアコードのなかの先頭の登録エリアコード
並びに登録パターンの縦の分割数を示す縦分割数及び横
の分割数を示す横分割数を記憶するパターンサイズ記憶
部、を具備するプリンタである。
【0011】更に、登録パターン印字時には、先頭の登
録エリアコードをキーにして前記パターンサイズ記憶部
を検索し、得られた縦分割数及び横分割数と前記一定の
規則により、前記登録パターン記憶部中の先頭の登録エ
リアコードを付された分割登録パターンと連続する登録
エリアコードを付された分割登録パターンから元の登録
パターンを再構成し印字する。
【0012】
【作用】登録パターンを登録エリアの大きさで縦,横に
分割し、連続する登録エリアコードを一定の規則に従っ
て付した複数個の分割登録パターンとして登録パターン
記憶部に記憶する。連続する登録エリアコードのなかの
先頭の登録エリアコード並びに登録パターンの縦の分割
数を示す縦分割数及び横の分割数を示す横分割数をパタ
ーンサイズ記憶部に記憶する。登録パターン印字時に
は、先頭の登録エリアコードをキーにしてパターンサイ
ズ記憶部を検索し、得られた縦分割数及び横分割数とそ
の一定の規則により、前記登録パターン記憶部中の先頭
の登録エリアコードを付された分割登録パターンと連続
する登録エリアコードを付された分割登録パターンから
元の登録パターンを再構成し印字する。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のプリンタ装置の
システム構成図であり、(L)はデータバスライン、
(1)はCPU、(2)は制御プログラム等格納部であ
り、実際は固定メモリ(ROM)で構成される。この制
御プログラム等格納部は印字データの編集、印字制御を
行う制御プログラムを格納する印字制御プログラム格納
領域等に区分されている。(3)は主としてフォーマッ
トデータ等を記憶する一時情報記憶部で記憶情報が可変
なメモリ(RAM)である。(4)は印字動作や用紙の
送り等を制御する印字制御部、(5)は印字ヘッド、
(6)は外部装置、例えばホストコンピュータとの間で
印字情報の授受を行うための通信インタフェースであ
る。
【0014】本発明の特徴とする構成は、制御プログラ
ム等格納部(2)、一時情報記憶部(3)にある。制御
プログラム等格納部(2)は図2にフロー図で示すよう
な各種プログラムを格納しており、通常の印字のための
制御プログラムを格納した制御プログラム格納領域(2
1)、登録するパターンを後述の登録パターン記憶メモ
リ(32)に書き込んだり、後述の縦分割数及び横分割
数で表される登録パターンの大きさを後述のパターンサ
イズ記憶メモリ(33)に書き込んだり、印字時に指定
された登録エリアコードによりパターンサイズ記憶メモ
リ(33)からサイズを読み込み、登録パターン記憶メ
モリ(32)より必要な個数分の分割登録パターンを読
み込み、登録パターンを再構成して出力したりする登録
パターン制御プログラム格納領域(22)、内蔵文字発
生の為のビットパターンを記憶している内蔵文字記憶領
域(23)等を有している。尚この登録パターン制御プ
ログラムについては後述の図4と、図5の一部である図
6で説明する。
【0015】一時情報記憶部(3)はRAMで構成さ
れ、入力バッファメモリ(31)、登録パターン記憶メ
モリ(32)、パターンサイズ記憶メモリ(33)、フ
ォーマット登録メモリ(34)、出力バッファメモリ
(35)を含んでいる。通信インタフェース(6)によ
り、ホストコンピュタ(7)からコードで受信した印字
情報を一時的に入力バッファメモリ(31)が記憶す
る。登録パターン記憶メモリ(32)は前述の登録パタ
ーン制御プログラム格納領域(22)で処理された登録
パターンを記憶するものである。パターンサイズ記憶メ
モリ(33)は前述の登録パターン制御プログラム格納
領域(22)で処理された登録パターンの大きさを記憶
するものである。フォーマット登録メモリ(34)は印
字データを登録しておくものである。印字指令によりフ
ォーマット登録メモリ(34)のデータを読み込み、印
字制御プログラム格納領域(21)、登録パターン制御
プログラム格納領域(22)によりビット展開処理を行
い、処理されたデータを出力バッファメモリ(35)が
記憶している。出力バッファメモリ(35)のデータは
印字制御部(4)により、印字ヘッド(5)から印字出
力される。
【0016】次に本発明のプリンタの動作について、図
2に基ずいて説明する。 A)通常時、入力バッファメモリ(31)にデータがな
い場合、データが入力バッファメモリ(31)に入力さ
れるまで待機する。(ステップ201) データがホストコンピュータから送信されると割り込み
処理で図3のフローの処理が行われる。図3のフローの
処理は図2中のフローのどの処理をしていてもデータが
送信されてくると優先的に割り込み処理される。
【0017】図3の処理フローでは送信されたデータを
入力バッファに書き込み(ステップ301) 、データ
がなくなるまでこの処理を継続する。(ステップ302) データがなくなると元の処理( 図2中のいづれかの処
理)に戻る。
【0018】B)入力バッファメモリ(31)からデー
タを読み出す。(ステップ202) この次のステップ203 では入力されたデータが登録文
字情報であるか否かの判断をしている。この判断方法を
説明する前に、先ず、この登録パターン情報について説
明する。
【0019】登録パターン情報を模式的に図11に示し
た。登録パターン情報(1101)は、登録エリアコード(110
2)、縦分割数(1103) 、横分割数(1104) 、登録パター
ン(1105) から構成される。登録エリアコード(1102)
は個々の登録エリアを区別するためのコードである。こ
のデータは図9に示すようにパターンサイズ記憶メモリ
(35)に記憶され、印字時に参照される。登録エリア
より大きいパターンを登録する場合は複数の登録エリア
を要するが最初の登録エリアコードを指定する事により
指定された登録エリアコード以降の連続した登録エリア
コードのエリアに自動的に必要な分割数分の登録パター
ンを登録する。例えば、図7のパターンを登録エリアコ
ード「7622H 」を指定して登録した場合、左上の分割登
録パターン(以降省略)が「7622H」に登録され、以
降、連続したエリアに順に、中上=「7623H 」、右上=
「7624H 」、左中=「7625H 」、中央=「7626H 」、右
中=「7627H 」、左下=「7628H 」、中下=「7629H
」、右下=「762AH 」と登録される。すなわち第1段
目の横の行の左端から一行づつ順にという一定の規則に
従ってパターン登録エリアコードを自動的に付していく
ことになる。
【0020】縦分割数、横分割数はそれぞれ、パターン
を登録エリアの大きさで縦、横に分割して縦方向に分割
した数を縦分割数、横方向に分割した数を横分割数を示
す。このデータは図9に示すようにパターンサイズ記憶
メモリ(35)に記憶され、印字時に参照される。この
様な一定の規則としては他に以下の様な規則が考えられ
る。第1列目から縦に一列づつ順にという規則。横
の行を千鳥状に順にという規則。縦の列を千鳥状に順
にという規則。
【0021】登録パターン(1105) は登録するパターン
のビットパターンのデ−タがはいる。例えば一つ一つの
文字の登録エリアの大きさが縦16ビット、横16ビッ
トで、縦分割数、横分割数の指定が縦3、横3であれ
ば、このパターンのサイズは縦方向サイズが48ビット
で、横方向サイズが48ビットになるので、横方向の4
8ビットのデータを一行分づつ48行分並べたビットデ
ータが入っていることになる。
【0022】また、登録エリアコード(1102) の前にあ
るのは登録パターン情報コマンド(1106) である。この
登録パターン情報コマンド(1106) は、以下のデータが
登録パターン情報であることを示している。次に続く登
録エリアコード(1102) 、縦分割数(1103)、横分割数
(横)(1104) 、及び登録パターン(1105) のそれぞれ
の間に「,」がある。この「,」があることによって、
各々の情報の区別がつけられている。最後に登録パター
ン(1105) の後に終了コード(1107) がある。この終了
コード(1107) は、以上のデータで登録パターン情報に
含まれる最後尾の情報である登録パターンが終わりであ
ることを示している。
【0023】以上で登録パターン情報の構成の説明を終
え、図2のステップ203 の説明に戻る。
【0024】C)読み出したデータが登録パターンを登
録するための登録パターン情報であれば(ステップ203)
、図4のフローの処理を行う。このステップ203 では
以上説明した登録パターン情報コマンド(1106)がデータ
中にあることを判断してそれ以後のデータが登録エリア
コード(1102)、縦分割数(1103)、横分割数(1104)、登録
パターン(1105)と順番に並んだ登録パターン情報である
ことを判断しているわけである。次に、図4のフローの
説明を以下に行う。
【0025】登録パターン情報コマンド(1105) を判断
することによって、そのコマンドに続く登録エリアコー
ド、縦分割数、横分割数を読み込む。(ステップ401) 登録エリアコードと縦分割数と横分割数は間にコン
マ「, 」があることを判断することによって区別してい
る。登録パターン制御プログラム格納領域(22)で、
登録エリアコードをキーにして登録パターン記憶メモリ
(32)を検索する。登録エリアコードが存在する場合
はその位置にポインタをおき、登録エリアコードが存在
しない場合は一番最後の登録エリアの次の位置にポイン
タをおき(ステップ402) 、ポインタをおいた位置に登録
エリアコードと縦分割数、横分割数をそれぞれ所定の位
置に書き込む。(ステップ403)
【0026】このパターンサイズ記憶領域(23)には
図9に示す通りの分割されたパターンの先頭の登録エリ
アコードとこれから登録する縦分割数と横分割数が記憶
されている。つまり、このステップ401 でこれから登録
するパターンの縦方向サイズと横方向サイズが分かるこ
とになる。次に、コンマ「, 」があることを判断するこ
とによって、全体の登録パターンを読み込む。(ステッ
プ404)
【0027】以下にステップ405 からステップ407 まで
を説明する。読み込んだ登録パターンを縦分割数、横分
割数に従って分割登録パターンに分割し、上から下へ、
左から右へという一定の規則に従って、分割登録パター
ンに登録エリアコードをカウントアップしながら付け
る。二重登録を防ぐために登録エリアコードをキーにし
て検索し、既登録されていないことを確認して登録パタ
ーンを登録する。この処理を分割数分繰り返す。
【0028】以上のようにして、登録エリアコード、分
割登録パターンは図10で示すような形で登録パターン
記憶メモリ(32)に記憶される。
【0029】これで、図4のフローを終了し、図2のフ
ローに戻ることになる。尚、従来のプリンタでは登録エ
リアの大きさより大きいパターンを登録する場合、作業
者が登録パターンを複数個のエリアに分割して図16で
示すようにそれぞれに登録エリアコードを分割されたパ
ターンに付加して登録していた。この登録時の処理フロ
ーを図13に示している。この図13に入るまでのフロ
ーは本発明の図2のフローと同一である。
【0030】D)読み出したデータが印字時に使用する
フォーマットデータであれば(ステップ204) 、このデー
タをフォーマット登録メモリ(34)に登録する。(ス
テップ205) E)読み出したデータが印字指令であれば(ステップ20
6) 、図5のフローの処理を行う。図5の処理フローは
次の動作を行う。
【0031】印字指令によって指定されたフォーマット
のデータの1項目分の印字情報のデータをフォーマット
登録メモリ(34)から読み込む。(ステップ501) ここで、この印字情報の具体例を図12に示した。ここ
で、文字種類の「K」は登録パターンを意味している。
この1項目読み込んだ印字情報のデータから文字の文字
種類を読み、もし文字種類が登録パターンでなければ、
内蔵文字の印字であるのでステップ503 からステップ50
6 の処理に移り、文字種類の後に続く印字文字を読み込
み、その文字に対応する文字のビットパターンを内蔵文
字記憶領域(22)から読み込み、出力バッファ(3
5)に書き込む。書き込み後、ステップ507 に移る。
【0032】もし、文字種類が登録パターン(図12で
は文字種類「K])であれば、図6のフローの処理を行
う。印字文字で指定された登録エリアコードを読み込
み、登録エリアコードをキーにしてパターンサイズ記憶
メモリ(33)を検索し、縦分割数、横分割数を読み込
む。(ステップ601) これはこれから印字する登録パターンが幾つの分割登録
パターンから構成されているかを縦分割数と横分割数の
積から判断している。
【0033】以降のステップ602 からステップ607 まで
の処理で、指定された登録エリアコードから必要個数分
の連続した登録エリアコードの分割登録パターンを読み
込み、印字するパターンのビットパターンを形成する。
この先頭の登録エリアコードから連続した登録エリアコ
ードが先に説明した一定の規則に従って並んでいる訳で
ある。すなわち、登録パターンの第1段目の横の行は最
初の登録エリアコードに続く分割登録パターンが横分割
数の個数並んで構成されるわけである。そして、2段目
の横の行、3段目の横の行、と順次縦分割数の段数分並
んで構成される。この一定の規則に従い、分割登録パタ
ーンを1つずつ読み込み、出力バッファに書き込む。こ
のようにして、分割登録パターンから登録パターンが再
構成される。
【0034】尚、出力バッファに分割登録パターンを書
き込む際、読み込んだ分割登録パターンの拡大等の修飾
を行い、出力バッファのフォーマットデータで指定され
ている位置にビットパターンを書き込む。又、上記の一
定の法則より出力バッファへの次の書き込み位置を計算
し、分割登録パターンの個数分、全てビット展開処理す
るまでステップ602 〜607 の処理を繰り返す。 もし、
印字情報のデータが複数パターンある場合は、図6のフ
ローをパターンの数分繰り返す。
【0035】以上で登録パターン情報の印字の説明を終
え、図5のステップ507 の説明に戻る。データが残って
いない場合(ステップ507)、ステップ508 に移り、出
力バッファのデータを順次印字ヘッド(5)に送り、印
字が開始される。ステップ508の処理は、印字制御部
(4)に制御が渡され、パラレルに処理されるので制御
プログラム格納部(2)ではステップ508 の処理が終わ
ると元の処理(図2のスタート)に戻る。尚、従来のプ
リンタと比較した場合に、この図5のフローが非常に異
なるので参考のために、この本発明の図5のフローに対
応する従来のプリンタのフローを図14に示している。
この図14に入るまでのフローは本発明の図2のフロー
と同一である。
【0036】例えば、前述の1項目分のデータが具体例
として図12のような内容であった場合について、図6
のフローを説明する。例1では「N O . 1 」という登録
パターンを印字するときの印字情報のデータを示してい
る。この場合はパターンの大きさは登録エリアの縦方向
の大きさと同じなのでプリンタに対する指令は従来の例
( 図17項目番号1参照) と同様に一項目の印字情報に
なる。一項目の印字情報とは図に示すように一行で表さ
れるものである。ここで、従来との違いは従来では「76
21H]、「7622H」、「7623H」、「7624H」と4つの登録
エリアコードを指定する必要があったのに対し、本発明
では「7621H」と先頭の登録エリアコードを1つ指定す
るだけでパターンを印字する事ができることにある。以
下に処理の内容を説明する。図12の印字文字の内容で
ある登録エリアコード「7621H」を読み込み、登録エリ
アコードをキーにしてパターンサイズ記憶メモリ(3
3)中を検索し、縦分割数、横分割数を読み込む。ここ
までが前述のステップ601 に相当する。この場合、パタ
ーンサイズ記憶メモリ(33)には登録エリアコードが
「7621H」で縦分割数「1」、横分割数「4」と記憶さ
れている。ステップ602 に進み、印字情報内の印字位置
の指定により出力バッファ内のどこに印字するか判断
し、そこにポインタを置く。(ステップ602) フロー中の「J」は縦分割数用カウンタ、「K]は横分
割数用カウンタを示している。始め、これらのカウンタ
は0に初期化されている。最初は、ステップ603 で登録
エリアコード+横分割数(4)×0+0である「7621
H」の分割登録パターン(「N 」のパターンが登録され
ている)を読み込み、ステップ604 で分割登録パターン
の拡大等の修飾を行い、出力バッファのポインタの位置
に書き込む。ステップ605 ではJ,K,装飾により次の
分割登録パターンの書き込む位置を計算し、横分割数用
カウンタ「K]を1カウントアップする。ステップ606
ではK=横サイズになっているか判断している。もし等
しい場合は縦分割数カウンタ「J]をカウントアップ
し、次の段の処理に移る。もし、横分割数用カウンタ
「K]が横分割数に満たないときは横の分割登録パター
ンの処理(ステップ603)に移る。この場合、「N 」の
処理後、横分割数用カウンタ「K]がまだ横分割数に満
たないので横の分割登録パターン「O 」の処理に移り、
ステップ603 に戻る。ステップ603 では登録エリアコー
ド+横分割数(4)×0+1である「7622H」の分割登
録パターンを読み込む。以降、K=4である「1 」の処
理が終了するまで以上の処理を繰り返す。
【0037】例2では「△」, 「×」という登録パター
ンを印字するときの印字情報のデータを示している。こ
の場合でもプリンタに対する指令は上記の例1と同様に
一項目の印字情報で済む。又、登録エリアコードの指定
も「7625H」、「7629H」とパターン数と同数の2つの登
録エリアコードを指定するだけでパターンを印字する事
ができる。以下に処理の内容を説明する。この場合、最
初のパターン文字「△」は、図12の印字文字の内容で
ある登録エリアコード「7625H」に相当し、この登録エ
リアコードをキーにしてパターンサイズ記憶メモリ(3
3)中を検索し、縦分割数、横分割数を読み込む。(ス
テップ601) この場合、パターンサイズ記憶メモリ(33)には登録
エリアコードが「7625H」で縦分割数「2」、横分割数
「2」と記憶されている。ステップ602 に進み、印字情
報内の印字位置の指定により出力バッファ内のどこに印
字するか判断し、そこにポインタを置く。(ステップ60
2) 最初は、ステップ603 で登録エリアコード+横分割数
(2)×0+0である「7625H」の分割登録パターン
(「△」の左上の分割登録パターンが登録されている)
を読み込み、ステップ604 で分割登録パターンの拡大等
の修飾を行い、出力バッファのポインタの位置に書き込
む。ステップ605 ではJ,K,装飾により次の分割登録
パターンの書き込む位置を計算し、横分割数用カウンタ
「K]を1カウントアップする。ステップ606 ではK=
横サイズ(2)になっているか判断し、横分割数用カウ
ンタ「K]=1でまだ横分割数(2)に満たないので
「△」の右上の分割登録パターンの処理に移り、ステッ
プ603 に戻る。ステップ603 では登録エリアコード+横
分割数(2)×0+1である「7626H」の分割登録パタ
ーンを読み込む。ステップ604、ステップ605の処理を行
い、ステップ606に移る。ステップ606 ではK=2で横
サイズ(2)と等しくなっているので縦分割数カウンタ
「J]をカウントアップし、次の段の処理(「△」の左
下の分割登録パターン)に移る。以降、J=2、K=2
である「△」の左下の分割登録パターンの処理が終了す
るまで以上の処理を繰り返す。「△」の処理終了後、
「×」についても上記と同様の処理(図6のフロー全
て)を行う。
【0038】F)読み出したデータがパターンの登録情
報でもなく、フォーマットデータでもなく印字指令でも
なければ間違ったデータとしてエラー処理され(ステッ
プ 207)、ステップ201 にもどる。
【0039】
【発明の効果】本発明では、大きいパターンを登録する
際に作業者がパターンを分割する必要が無く、また登録
パターンを印字する場合の種々の条件においても1回の
指定で登録する事ができ、1項目の印字情報を作成する
だけで済むようにすることができるプリンタが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のプリンタ装置の概略システム構
成図である。
【図2】図2は本発明のプリンタの主な動作手順を示し
たフローチャート図である。
【図3】図3は本発明のプリンタにおけるデータ受信時
の割り込み処理を示したフローチャート図である。
【図4】図4は図3のフローチャートから分岐するパタ
ーンを登録するサブルーチン処理を示したフローチャー
ト図である。
【図5】図5は図3のフローチャートから分岐する文字
を印字するサブルーチン処理を示したフローチャート図
である。
【図6】図6は図5のフローチャートから分岐するパタ
ーンを印字するサブルーチン処理を示したフローチャー
ト図である。
【図7】図7は登録エリアより大きいパターンの一例を
示す図である。
【図8】図8は図7の一つの分割登録パターンの説明図
である。
【図9】図9は縦分割数及び横分割数並びに登録エリア
コードを記憶しているパターンサイズ記憶メモリ(3
3)の中身を示す構成図である。
【図10】図10は分割登録パターンを記憶している登
録パターン記憶メモリ(32)の中身を示す構成図であ
る。
【図11】図11は登録パターン情報の中身を示す構成
図である。
【図12】図12は本発明のプリンタに使用されるフォ
ーマットデータ(個々の項目の印字するための情報の集
合体であり、通常1ページ分の印字内容を示す。1項目
分の印字するための情報は印字情報と呼ばれ、文字を印
字する位置、文字の倍率、文字と文字の間の間隔、文字
種類、印字する文字の内容により構成される。)の例を
示す図。ーマットデータの例を示す図である。
【図13】図13は本発明の図4のフローチャート図に
対応する従来のプリンタのフローチャート図である。
【図14】図14は本発明の図5のフローチャート図に
対応する従来のプリンタのフローチャート図である。
【図15】図15は分割登録パターンを記憶している登
録パターン記憶メモリ(32)の中身を示す構成図であ
る。この図は図10と同じである。
【図16】図16は従来の登録パターン情報の中身を示
す構成図である。
【図17】図17は従来のプリンタに使用されるフォー
マットデータの例を示す図である。本図は図12に対応
する。
【符号の説明】
1001 分割登録パターン 1105 登録パターン 1103 縦分割数 1104 横分割数 32 登録パターン記憶メモリ 33 パターンサイズ記憶メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意の文字や図形等を登録パターンとして
    登録する機能を有するプリンタであって、登録パター
    ンを登録エリアの大きさで縦,横に分割し、連続する登
    録エリアコードを一定の規則に従って付した複数個の分
    割登録パターンとして記憶する登録パターン記憶部、
    前記連続する登録エリアコードのなかの先頭の登録エリ
    アコード並びに登録パターンの縦の分割数を示す縦分割
    数及び横の分割数を示す横分割数を記憶するパターンサ
    イズ記憶部、を具備するプリンタ。
  2. 【請求項2】登録パターン印字時に、先頭の登録エリア
    コードをキーにして前記パターンサイズ記憶部を検索
    し、得られた縦分割数及び横分割数と前記一定の規則に
    より、前記登録パターン記憶部中の先頭の登録エリアコ
    ードを付された分割登録パターンと連続する登録エリア
    コードを付された分割登録パターンから元の登録パター
    ンを再構成し印字する請求項1記載のプリンタ。
JP5073868A 1993-03-31 1993-03-31 プリンタ Pending JPH06286231A (ja)

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