JP2995313B2 - 文書データ出力装置 - Google Patents

文書データ出力装置

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JP2995313B2
JP2995313B2 JP4253485A JP25348592A JP2995313B2 JP 2995313 B2 JP2995313 B2 JP 2995313B2 JP 4253485 A JP4253485 A JP 4253485A JP 25348592 A JP25348592 A JP 25348592A JP 2995313 B2 JP2995313 B2 JP 2995313B2
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  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字数値等のテキスト
データと罫線データとを含むドキュメント(文書)デー
タを例えば印刷出力する文書データ出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサやオフィスコンピュー
タに於いては、文字数値等のテキストデータと罫線デー
タとを含むドキュメント(文書)データを作成すること
ができる。この作成したドキュメントデータは、所定の
用紙にページ単位で印刷出力されることになるが、この
時、ドキュメントデータの各データが用紙上のどの位置
に配置されて出力されるのかは、そのドキュメントデー
タに対する印刷書式、即ち用紙サイズ,文字サイズ,文
字間隔,行間隔,等の情報で決定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記印刷書式は、オペ
レータの指定により任意に設定できるものであるため、
場合によってはその印刷書式が、対応するドキュメント
データに相応しくない場合がある。即ち、ドキュメント
データの全体のデータ量に対して文字サイズ,文字間
隔,行間隔が小さい場合には、出力対象の用紙1頁に対
してドキュメントデータ全体が上方に偏って配置されて
しまう場合があり、非常にバランスの悪いものとなって
しまう。
【0004】このような場合、従来ではオペレータ自ら
がその印刷書式の変更を行い、用紙1頁に対してドキュ
メントデータがバランス良く配置されるまで上記印刷書
式の変更を繰り返し行わなければならないという問題が
あった。
【0005】このような印刷書式の変更の際、特に問題
になるのが上記ドキュメントデータ内にテキストデータ
だけではなく罫線データを含む場合である。この罫線デ
ータは、ドキュメント上に罫線で囲まれる表を作成する
時に入力するものであるが、このような罫線データを含
む行は、その印刷書式の変更により用紙上におけるその
物理的な桁位置,行位置がずれてしまっては困るもので
ある。
【0006】図10は、論理的なデータであるドキュメ
ントデータを、実際の用紙に印字する場合、ドキュメン
トデータにおける各データの用紙上における物理的な出
力位置、即ち1頁上における桁位置及び行位置の関係
が、その時の印刷書式で指定されている文字サイズ,文
字間隔,行間隔で決まる桁ピッチ及び行ピッチに応じて
全く異なったものとなる場合を示したものである。
【0007】ここで、不図示ドキュメントメモリに記憶
されている論理行データ100の1行は、実際の用紙1
02上における1行に相当するわけではなく、改行コー
ド104で区切られる1行である。また、用紙102上
における各文字の配置ピッチ(次文字,次行までのピッ
チ)は、文字サイズによって変化するものである。即
ち、論理行の1行が、実際の用紙102上で何行になる
かは、用紙102の最大(MAX)横幅と、書式データ
の文字サイズ及び文字間隔とから決まる。これは、次の
ようにして決定される。即ち、物理行1行文字数=用紙
MAX横幅/(文字サイズ×文字間隔)、論理行1行に
対する物理行数=論理行データの文字数/物理行1行文
字数である。
【0008】このように、印刷書式、例えば文字サイズ
が変更されると、テキストデータは適宜改行されるため
用紙102からはみ出して消えてしまうという問題は生
じないが、罫線データについては、改行できないために
一部用紙102からはみ出て印刷出力されないこととな
ったり、あるいは強制的に改行してしまって表としての
体裁を崩し、表の用をなさなくなってしまう。
【0009】本発明の課題は、罫線データを含むドキュ
メントデータを1頁用紙上でバランス良く配置して出力
できるようにすることであり、且つその時の固定データ
の桁位置及び行位置の関係が1頁上で崩れることがない
ようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。本発明の文書データ出力装置は、出力書式の変
更に応じた自動改行出力が可能なテキストデータと自動
改行出力が不所望な罫線データとを含む文書データを頁
単位に出力する文書データ出力装置である。記憶手段
は、1頁に割り付けられる上記文書データの1頁上にお
ける第1の配置ピッチを記憶する。識別手段は、上記1
頁に割り付けられる文書データ内で、上記罫線データを
含まない行からなるテキスト領域と、上記罫線データを
含む行からなる固定行領域とを識別する。第1の変更手
段は、上記テキスト領域における各データの配置ピッチ
が大きくなるように、上記記憶手段に記憶された上記第
1の配置ピッチを第2の配置ピッチに変更する。第2の
変更手段は、上記固定行領域における各データが次行に
回り込まない範囲で、且つ上記固定行領域における各デ
ータの配置ピッチが大きくなるように、上記記憶手段に
記憶された上記第1の配置ピッチを第3の配置ピッチに
変更する。出力手段は、上記テキスト領域のデータを上
記第2の配置ピッチで配置出力し、上記固定行領域のデ
ータを上記第3の配置ピッチで配置出力する。
【0011】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。出力書
式の変更に応じた自動改行出力が可能なテキストデータ
と自動改行出力が不所望な罫線データとを含む文書デー
タを頁単位に出力する際に、識別手段は、1頁に割り付
けられる文書データ内で、上記罫線データを含まない行
からなるテキスト領域と、上記罫線データを含む行から
なる固定行領域とを識別する。また、第1の変更手段
は、上記テキスト領域における各データの配置ピッチが
大きくなるように、記憶手段に記憶されている上記第1
の配置ピッチを第2の配置ピッチに変更し、第2の変更
手段は、上記固定行領域における各データが次行に回り
込まない範囲で、且つ上記固定行領域における各データ
の配置ピッチが大きくなるように、上記記憶手段に記憶
された上記第1の配置ピッチを第3の配置ピッチに変更
する。そして、出力手段は、上記識別手段で識別された
上記テキスト領域のデータを上記第1の変更手段で変更
された上記第2の配置ピッチで配置出力し、また上記識
別手段で識別された上記固定行領域のデータを上記第2
の変更手段によって変更された上記第3の配置ピッチで
配置出力する。従って、罫線データを含むドキュメント
(文書)データを1頁用紙上でバランス良く配置して出
力できるようになると共に、且つその時の固定(罫線)
データの桁位置及び行位置の関係が1頁上で崩れること
がないようにすることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1乃至図9を
参照して説明する。
【0013】図1はその構成を示すブロック図で、図中
の参照番号10は全体の制御を行うCPUである。12
は文字数値等のテキストデータと表のための罫線データ
とを含むドキュメント(文書)データの入力並びに出力
頁の指定を行うための入力部であり、14は入力された
ドキュメントデータを記憶するドキュメントデータメモ
リである。
【0014】16は図2の(A)に示すように、上余白
16A,文字サイズ16B,文字間隔16C,行間隔1
6Dの各文書書式データを記憶する文書書式メモリであ
り、18は図2の(B)に示すように、文書書式データ
における各設定情報の限界値を記憶する書式テーブルで
ある。20はテキストデータの出力されるテキスト領域
内についての文書書式データを記憶するテキスト書式メ
モリであり、22は罫線データの出力される固定行領域
内についての文書書式データを記憶する表書式メモリで
ある。これらテキスト書式メモリ20及び表書式メモリ
22は、上記文書書式メモリ16と同様に、上余白,文
字サイズ,文字間隔,行間隔の各文書書式データを記憶
する。
【0015】24は上記入力部12から出力指定された
頁が何頁であるのかを示すページ値情報を記憶するペー
ジ値記憶部である。26は頁内にバランス良く文書デー
タを配置するよう、上記書式テーブル18に記憶されて
いる限界値の範囲内で、上記テキスト書式メモリ20並
びに表書式メモリ22の内容を操作する文書整形部であ
り、28はこの文書整形部26によって、上記ドキュメ
ントデータメモリ14に記憶されている文書データの
内、上記ページ値記憶部に記憶されたページ値情報によ
り示される頁のデータを、上記テキスト書式メモリ20
及び表書式メモリ22の内容により示される書式で展開
する1頁分の容量を持つレイアウト展開メモリである。
上記文書整形部26は、このレイアウト展開メモリ28
に展開されたレイアウトを参照して、1頁内の文書デー
タのバランスを判定する。
【0016】30はCRT等の表示部であり、32はプ
リンタ等の印字部である。34はこれら表示部30もし
くは印字部32に、上記文書書式メモリ16あるいは上
記テキスト書式メモリ20及び表書式メモリ22に記憶
された文書書式データに従って頁単位で出力されるデー
タが書き込まれるページメモリである。そして、36は
上記ドキュメントデータメモリ14に記憶されているテ
キストデータ(文字コード)をキャラクタに変換して上
記ページメモリ34に書き込むためのキャラクタジェネ
レータ(CG)である。
【0017】図2の(A)のように上記文書書式メモリ
16に記憶されている上余白16Aは、図3の(A)に
示すように、印刷用紙38の印字可能領域40の上端か
らの余白のサイズを示す情報であり、単位はmmであ
る。また、文字サイズ16Bはポイントで表され、文字
間隔16C及び行間隔16Dは、基本となる文字サイズ
を「1」として表される。即ち、文字サイズ16Bと文
字間隔16C(行間隔16D)との関係は、図4の
(A)及び(B)に示すようになっている。
【0018】これら文字サイズに対する文字間隔及び行
間隔の限界値は、図2の(B)に示すように、上余白の
限界値に対応させて上記書式テーブル18に記憶されて
いる。この書式テーブル18には更に、印刷用紙38の
最大(MAX)横幅並びにMAX縦幅も記憶されてい
る。これらMAX幅は、図3の(A)に示すように、印
刷可能領域40の大きさに対応している。
【0019】また、上記ドキュメントデータメモリ14
に記憶されるドキュメントデータは、図3の(B)に示
すように、改行コード毎に区切られる各論理行の先頭
に、当該論理行がテキスト行であるのか罫線行であるの
かを識別するための識別フラグが付されて記憶されるよ
うになっている。
【0020】次に、以上のような構成における動作を説
明する。
【0021】図5乃至図7は、印刷出力時の動作を示す
一連のフローチャートである。
【0022】即ち、テキストデータ及び罫線データでな
るドキュメントデータがドキュメントデータメモリ14
に記憶されている状態で、入力部12によって印字部3
2からの或るページの印刷出力が指示されると(ステッ
プS1)、文書整形部26は、その指定ページのページ
値をページ値記憶部24に記憶する(ステップS2)。
そして、文書書式メモリ16に記憶されている文書書式
データをテキスト書式メモリ20及び表書式メモリ22
にコピーする(ステップS3)。
【0023】次に、レイアウト比率の算出ルーチンをコ
ールして、レイアウト比率を算出する。このレイアウト
比率の算出ルーチンは、図8に示すようにして行われ
る。即ち、まずページ値記憶部24に記憶されている指
定ページ値に従って、そのページの論理行データを1つ
上記ドキュメントデータメモリ14から読出す(ステッ
プS41)。そして、その論理行データの先頭に配され
ている識別フラグを判定し(ステップS42)、それが
テキスト行を示すものであれば、テキスト書式メモリ2
0の内容に基づいて、桁ピッチ並びに行ピッチを決定す
る(ステップS43)。ここで、桁ピッチ及び行ピッチ
は、図2の(C)に示すように、或る文字の先頭座標か
ら次の文字の先頭座標までの長さのことである。即ち、
桁ピッチは文字サイズ×文字間隔、行ピッチは文字サイ
ズ×行間隔で決定されることができる。
【0024】そして、決定された桁ピッチ,行ピッチに
基づいて、論理行データをレイアウト展開メモリ28に
展開し(ステップS44)、指定ページ内に他の論理行
データがあれば(ステップS45)、上記ステップS4
1に戻って、次の論理行データに対する処理を行う。
【0025】一方、上記ステップS42において、識別
フラグにより罫線行であると判定された場合には、表書
式メモリ22の内容に基づいて、桁ピッチ並びに行ピッ
チを決定する(ステップS46)。そして、決定された
桁ピッチ,行ピッチに基づいて、論理行データをレイア
ウト展開メモリ28に展開し(ステップS47)、指定
ページ内に他の論理行データがあれば(ステップS4
5)、上記ステップS41に戻って、次の論理行データ
に対する処理を行う。
【0026】こうして、指定ページ内の全ての論理行デ
ータの展開が終了したならば、次に、レイアウト展開メ
モリ28に展開されたデータの最終位置を検索し(ステ
ップS48)、この検索された最終位置の1頁内の最大
(MAX)位置(用紙MAX縦幅)に対する比率を算出
して、上位のルーチンに戻る。
【0027】そして、このレイアウト比率の算出ルーチ
ンで算出された比率が、3/4以上の比率であるかどう
か判定し(ステップS5)、そうであれば、バランス良
く1頁内に文書データが配置されているとして、テキス
ト書式メモリ20及び表書式メモリ22の内容に基づい
て、ドキュメントデータメモリ14に記憶されている当
該ページのドキュメントデータを、CG36によってペ
ージメモリ14にパターン展開し(ステップS6)、印
字部32で印刷を行う(ステップS7)。
【0028】一方、上記ステップS5で、3/4よりも
小さい比率であると判定された場合、例えば図9の
(A)に示すような場合には、次に、テキスト書式メモ
リ20の文字サイズをチェックし(ステップS8)、そ
れが書式テーブル18に記憶されている限界値以下であ
るかどうか判定する(ステップS9)。限界値以下であ
れば、テキスト書式メモリ20の文字サイズを1段階大
きくした後(ステップS10)、上記ステップS4に戻
って、その文字サイズでのレイアウト比率の算出を行
う。このステップS4乃至S10のループにより、図9
の(B)に示すように、罫線データ即ち表はそのまま
で、テキストデータの文字サイズが徐々に大きくなり、
テキスト行の行ピッチ,桁ピッチが大きくなる(場合に
よっては、物理的行数が増えることもある)。
【0029】そして、テキスト行の文字サイズが限界値
まで達しても3/4よりも小さい比率しか得られない場
合には、次に、表書式メモリ22の文字サイズをチェッ
クし(ステップS11)、それが書式テーブル18に記
憶されている限界値以下であるかどうか判定する(ステ
ップS12)。限界値を越えていれば、後述するステッ
プS19へと進み、限界値以下であれば、表書式メモリ
22の文字サイズを1段階大きくする(ステップS1
3)。これにより、例えば図9の(C)に示すように、
罫線行も桁ピッチ及び行ピッチが大きくなり、1頁の横
方向及び縦方向に伸びることになる。この文字サイズの
アップに続けて、レイアウト比率の算出ルーチンをコー
ルする(ステップS14)。このステップS14におけ
るレイアウト比率の算出ルーチンは、上記ステップS4
のそれと同じである。
【0030】このレイアウト比率が算出された後、上記
レイアウト展開メモリ28に展開された罫線行にオーバ
ーがあるかどうか、つまり罫線行が改行されてしまうか
否かをチェックし(ステップS15)、オーバーがなけ
れば(ステップS16)、上記算出した比率が3/4の
比率以上であるかどうかを判定する(ステップS1
7)。3/4以上の比率であれば、バランス良く1頁内
に文書データが配置されているとして、上記ステップS
6及びS7へ進んで、印刷を行う。
【0031】一方、3/4よりも小さい比率であると判
定された場合には、上記ステップS11に戻って、上記
処理を繰り返す。
【0032】また、上記ステップS16において、展開
された罫線行にオーバーがあると判定された場合には、
表書式メモリ22の文字サイズを1段階小さくして、罫
線行が改行されないようにする(ステップS18)。
【0033】こうして、テキスト行及び罫線行の各文字
サイズが両方とも限界値に達しても、まだ3/4の比率
に達しないときには、次に、テキスト書式メモリ行間隔
をチェックし(ステップS19)、それが書式テーブル
18に記憶されている限界値以下であるかどうか判定す
る(ステップS20)。限界値以下であれば、テキスト
書式メモリ20及び表書式メモリ22の行間隔を1段階
大きくする(ステップS21)。これにより、例えば図
9の(D)に示すように、テキスト行並びに罫線行の行
間隔が1頁の縦方向に伸びることになる。この行間隔の
アップに続けて、レイアウト比率の算出ルーチンをコー
ルする(ステップS22)。このステップS22におけ
るレイアウト比率の算出ルーチンも、上記ステップS4
のそれと同じである。そして、この算出したレイアウト
比率が3/4の比率以上であるかどうかを判定し(ステ
ップS23)、3/4以上の比率であれば、バランス良
く1頁内に文書データが配置されているとして、上記ス
テップS6及びS7へ進んで、印刷を行う。
【0034】一方、3/4よりも小さい比率であると判
定された場合には、上記ステップS19に戻って、上記
処理を繰り返す。
【0035】こうして、行間隔を増加させていき、上記
ステップS20で限界値を越えたと判定されると、次
に、テキスト書式メモリ20の上余白をチェックし(ス
テップS24)、それが書式テーブル18に記憶されて
いる限界値以下であるかどうか判定する(ステップS2
5)。限界値以下であれば、テキスト書式メモリ20の
上余白を1段階大きくした後(ステップS26)、レイ
アウト比率の算出ルーチンをコールする(ステップS2
7)。このステップS27におけるレイアウト比率の算
出ルーチンも、上記ステップS4のそれと同じである。
そして、この算出したレイアウト比率が3/4の比率以
上であるかどうかを判定し(ステップS28)、3/4
以上の比率であれば、バランス良く1頁内に文書データ
が配置されているとして、上記ステップS6及びS7へ
進んで、印刷を行う。
【0036】一方、3/4よりも小さい比率であると判
定された場合には、上記ステップS24に戻って、上記
処理を繰り返す。
【0037】こうして、上記ステップS25で限界値を
越えてしまった場合には、これ以上の書式の変更は(で
きないので)行わず、その時の書式で、上記ステップS
6及びS7へ進んで、印刷を行う。
【0038】このように、テキストデータについての文
字サイズを順次変更し、これによりバランス良く文書デ
ータが配置された場合にはその書式で印刷を行い、バラ
ンス良く配置されない場合には、次に、罫線データにつ
いての文字サイズを順次変更する。そして、これにより
バランス良く文書データが配置された場合にはその書式
で印刷を行い、バランス良く配置されない場合には、次
に、テキスト,罫線の両データについての行間隔を順次
変更する。そして、これによりバランス良く文書データ
が配置された場合にはその書式で印刷を行い、バランス
良く配置されない場合には、さらに上余白を調整し、こ
れによりバランス良く文書データが配置された場合には
その書式で印刷を行い、バランス良く配置されない場合
にも、それ以上の設定変更が不可能であるため、各文書
書式データの限界値に基づいて印刷を行うようにしてい
る。従って、テキストデータと罫線データを含むドキュ
メント(文書)データを1頁用紙上でバランス良く配置
して出力できるようになる。
【0039】また、罫線データについての文字サイズを
変更した場合、罫線行におけるオーバーチェックを行
い、オーバーがあるときには文字サイズを1段階戻すよ
うにして、罫線行が改行されてしまうことを防いでい
る。従って、罫線データを含むドキュメント(文書)デ
ータを1頁用紙上でバランス良く配置して出力する時の
固定(罫線)データの桁位置及び行位置の関係が1頁上
で崩れることがないようにすることができる。
【0040】なお、上記ステップS24の上余白チェッ
ク並びにステップS26の上余白の1段階増大処理をテ
キスト書式メモリ20について行うようにしているが、
この上余白のデータは、表書式メモリ22も同一の内容
となっているため、こちらを処理対象としても良く、ま
た、ステップS6で文書書式メモリ16の上余白16A
を参照するように変更すれば、これらステップS24,
S26の処理対象を文書書式メモリ16とすることもで
きる。
【0041】また、文書データがバランス良く配置され
たかどうかを判定するための比率として印字可能領域4
0の縦方向の最大値つまり用紙MAX縦幅の3/4を採
用したが、これに限定されるものではなく、適宜設定可
能である。
【0042】その他、本発明を逸脱しない範囲で、種々
の変更修正が可能なことは勿論である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、罫線データを含むドキ
ュメント(文書)データを1頁用紙上でバランス良く配
置して出力できるようになると共に、且つその時の固定
(罫線)データの桁位置及び行位置の関係が1頁上で崩
れることがないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のブロック構成図である。
【図2】(A)は図1中の文書書式メモリの記憶内容を
示す図、(B)は図1中の書式テーブルの記憶内容を示
す図であり、(C)は桁ピッチと行ピッチを説明するた
めの図である。
【図3】(A)は図1中の文書書式メモリ並びに書式テ
ーブルに記憶されるデート実際の印字用紙との関係を説
明するための図であり、(B)は図1中のドキュメント
データメモリに記憶される論理行データを説明するため
の図である。
【図4】(A)及び(B)はそれぞれ文字サイズ及び文
字間隔と実際の文字との関係を示す図である。
【図5】実施例の動作を説明するための一連のフローチ
ャートの最初の部分を示す図である。
【図6】実施例の動作を説明するための一連のフローチ
ャートの真ん中の部分を示す図である。
【図7】実施例の動作を説明するための一連のフローチ
ャートの最後の部分を示す図である。
【図8】図5乃至図7の一連のフローチャートの各所で
コールされるレイアウト比率の算出ルーチンのフローチ
ャートである。
【図9】(A)乃至(D)はそれぞれ図5乃至図7の一
連のフローチャートの各所におけるテキストデータと罫
線データの配置レイアウトを示す図である。
【図10】文字サイズを変更した場合の物理的配置の変
化の様子を示す図である。
【符号の説明】
10…CPU、12…入力部、14…ドキュメントデー
タメモリ、16…文書書式メモリ、18…書式テーブ
ル、20…テキスト書式メモリ、22…表書式メモリ、
24…ページ値記憶部、26…文書整形部、28…レイ
アウト展開メモリ、32…印字部、38…印刷用紙、4
0…印字可能領域。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力書式の変更に応じた自動改行出力が
    可能なテキストデータと自動改行出力が不所望な罫線デ
    ータとを含む文書データを頁単位に出力する文書データ
    出力装置に於いて、 1頁に割り付けられる上記文書データの1頁上における
    第1の配置ピッチを記憶する記憶手段と、 上記1頁に割り付けられる文書データ内で、上記罫線デ
    ータを含まない行からなるテキスト領域と、上記罫線デ
    ータを含む行からなる固定行領域とを識別する識別手段
    と、 上記テキスト領域における各データの配置ピッチが大き
    くなるように、上記記憶手段に記憶された上記第1の配
    置ピッチを第2の配置ピッチに変更する第1の変更手段
    と、 上記固定行領域における各データが次行に回り込まない
    範囲で、且つ上記固定行領域における各データの配置ピ
    ッチが大きくなるように、上記記憶手段に記憶された上
    記第1の配置ピッチを第3の配置ピッチに変更する第2
    の変更手段と、 上記テキスト領域のデータを上記第2の配置ピッチで配
    置出力し、上記固定行領域のデータを上記第3の配置ピ
    ッチで配置出力する出力手段と、 を具備することを特徴とする文書データ出力装置。
JP4253485A 1991-12-26 1992-08-31 文書データ出力装置 Expired - Lifetime JP2995313B2 (ja)

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EP0673746A1 (de) * 1994-03-11 1995-09-27 MASCHINENFABRIK HENNECKE GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Formteilen aus Mehrkomponenetenkunststoffen

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