JP3117914U - フラワーアレンジメント装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、豊富なバリエーションで装飾性の優れたフラワーアレンジメント装飾を実現できるフラワーアレンジメント装置を提供する。
【解決手段】人工又は天然の植物樹枝を穿刺した状態でそれらを支持する支持ブロック体14と、植物樹枝穿刺用の露出部20を形成するように、支持ブロック体14の一部を外部に露出させた状態で該支持ブロック体14を被覆し、外面装飾と支持ブロック体14の保護を行うシート体16と、支持ブロック体14へシート体16を密着被覆させた状態でその外面から巻き付けを含む固定方法により被覆保持させる、屈曲可撓自在で塑性変形する素材からなる線条部材18と、を含むアレンジユニット12を備えたことを特徴とするフラワーアレンジメント装置10から構成される。
【選択図】図1

Description

本考案は、室内装飾等に用いられるフラワーアレンジメント装置に関する。
例えば、室内や展示場、パーティ会場、式場等の装飾具や贈答品等として、生花や人造の花等をアレンジしたもの、すなわち、生け花やフラワーアレンジメントが広く利用されている。従来のフラワーアレンジメントとしては、例えば、花器に直接に花を差し込んだり、花器に内蔵した剣山や合成樹脂製のベース等に花を差し込んで花を支持させるものが知られている。例えば、特許文献1には、造花と花器とよりなる観賞装飾品が開示されており、特許文献1の観賞装飾品は、アレンジされた状態で挿入ベースに植設された造花と、挿入用ベースを上方側から嵌合係止する嵌合部を備えた花器と、を有しており、花器に対し各種造花を取替え自在としたものであった。
特開2000−270985号公報
しかしながら、特許文献1に記載の観賞装飾品では、花器を利用してアレンジした花を配置させるものであるから、アレンジされた造花を自在に取替えることはできる一方で、花器の形状、模様等のデザインが限られるものであった。さらに、花の向きが主として上向きになりがちである上、配置場所が台上、床上等の安定した平面上に限定されてしまい、装飾品全体としてのアレンジの自由度が低いものであった。すなわち、創作者の自由な発想やバリエーションが制限され、独創性に欠ける場合が多く、装飾性や芸術性に乏しくなる問題があった。
本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は、簡単な構成で、より変化や独創性に富んで装飾性の優れたフラワーアレンジメント装飾を実現できるフラワーアレンジメント装置を提供することにある。また、他の目的は、設置場所の制限等を受けることなく幅広く利用できるフラワーアレンジメント装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本考案は、人工又は天然の植物樹枝Fsを穿刺した状態でそれらを支持する支持ブロック体14,14aと、植物樹枝穿刺用の露出部20を形成するように、支持ブロック体14,14aの一部を外部に露出させた状態で該支持ブロック体14,14aを被覆し、外面装飾と支持ブロック体14の保護を行うシート体16と、支持ブロック体14,14aへシート体16を密着被覆させた状態でその外面から巻き付けを含む固定方法により被覆保持させる、屈曲可撓自在で塑性変形する素材からなる線条部材18と、を含むアレンジユニット12,12aを備えたことを特徴とするフラワーアレンジメント装置10,10a,10b,10cから構成される。なお、シート体16は、装飾性のために種々の色、又は模様等が形成されているとよい。またシート体16の形状は、例えば、三角形、矩形状、その他多角形状、帯状、縁に山形や波形が形成されたもの、その他任意のものでもよい。
また、線条部材18は延長されて、該延長部分23が装置10の横置き時の植物の配置、向きの調整部28及び又は吊支用係止部24を形成することとしてもよい。線条部材は、アレンジした植物を含むアレンジユニット全体を支持しうる強度のものが好適である。
また、線条部材18の延長部分23を介して複数連のアレンジユニット12,12aを形成させたこととしてもよい。複数連のアレンジユニット12,12aは、全てのユニットを同じ構成で形成したものでもよく、一つ一つのユニットを異なる構成で形成したものでもよい。その際、アレンジユニットの露出部20の向きは、上向き、横向きその他任意の角度に設定してもよい。
また、支持ブロック体14aは、内部に水を保持できる気泡状空隙を有する吸水性発泡体からなり、シート体16は、支持ブロック体14aから水が漏れるのを防止する遮水性シート163を含むこととしてもよい。
本考案のフラワーアレンジメント装置によれば、人工又は天然の植物樹枝を穿刺した状態でそれらを支持する支持ブロック体と、植物樹枝穿刺用の露出部を形成するように、支持ブロック体の一部を外部に露出させた状態で該支持ブロック体を被覆し、外面装飾と支持ブロック体の保護を行うシート体と、支持ブロック体へシート体を密着被覆させた状態でその外面から巻き付けを含む固定方法により被覆保持させる、屈曲可撓自在で塑性変形する素材からなる線条部材と、を含むアレンジユニットを備えた構成であるから、例えば、生花や造花等を自由にアレンジできると同時に、支持ブロック体の形状、シート体の種類、線条部材のデザイン等を自由に組み合わせて、バリエーションに富んだ、独創性のある装飾品を構成できる。さらに、構造が簡単であり、材料コストも安くすみ、低コストで製造できる。また、線条部材は、例えば、アルミニウム、銅等の手で容易に屈曲可撓させて塑性変形する素材とすることで、該線条部材を自由に変形させて、該線条部材による種々の装飾を施すことができる。
また、線条部材は延長されて、該延長部分が装置の横置き時の植物の配置、向きの調整部及び又は吊支用係止部を形成する構成とすることにより、線条部材を自在に変形させることで、アレンジした植物の配置、向きを自由に変更しながら床や台状に置いたり、壁に掛けしたりして種々の配置態様で室内装飾することができ、創作者の趣向に応じたフラワーアレンジメント装置を容易に構成できる。また、線条部材だけで、シート体の支持ブロック体への固定と、調整部や吊支用係止部と、を兼用させるので、部品点数を増加させることなく簡単な構成で製造できる。
また、線条部材の延長部分を介して複数連のアレンジユニットを形成させた構成とすることにより、複数連のアレンジユニットにより装飾性を向上させるとともに、デザインバリエーションの幅を広げることができる結果、商品価値の高いフラワーアレンジメント装置を実現できる。
また、支持ブロック体は、内部に水を保持できる気泡状空隙を有する吸水性発泡体からなり、シート体は、支持ブロック体から水が漏れるのを防止する遮水性シートを含む構成とすることにより、特に、生花等の生きた植物をアレンジする際に有効であり、該植物を長期間維持できる。
以下添付図面を参照しつつ、本考案のフラワーアレンジメント装置について説明する。本考案のフラワーアレンジメント装置は、天然や人工の植物、例えば、生花、ドライフラワー、ブリザードフラワー、ペーパーフラワー又は合成樹脂、布その他任意の素材からなる造花等を自由にアレンジして室内装飾する装置である。
図1ないし図3は、本考案のフラワーアレンジメント装置の第1の実施形態を示している。図1、図2に示すように、この実施形態において、フラワーアレンジメント装置10は、支持ブロック体14と、シート体16と、線条部材18と、を含むアレンジユニット12を備えている。
支持ブロック体14は、図1、図2、図3に示すように、例えば、人造の又は天然の花、草、葉や実を有する枝・茎等の植物樹枝Fsを穿刺した状態でそれらを支持する支持手段である。すなわち、支持ブロック体14は、花や葉、実等の植物をアレンジしながら配置させる(フラワーアレンジさせる)アレンジユニット本体部分となる。本実施形態では、支持ブロック体14は、立体矩形箱形状のブロックからなり、その1つの矩形面側から植物樹枝Fsを自由に穿刺させるようになっている。支持ブロック体14は、例えば、一般にサハラ(商品名)やドライフォーム等と呼ばれる発泡体、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、ポリスチレン等の合成樹脂の発泡体からなり、花の茎部等の植物樹枝Fsを容易に穿刺できる程度の脆さと、任意の角度で穿刺させた状態を保持しながら該植物樹枝を支持する程度の硬さを有する素材からなる。なお、本実施形態では、支持ブロック体14に穿刺させる植物としては、例えば、ドライフラワー、ブリザードフラワー、ペーパーフラワー又は合成樹脂、布等その他任意の素材で作られた人造の花、葉、実等が選択される。生花等をアレンジする場合には、後述するように水を含ませた状態で適用するとよい。また、支持ブロック体14は、立体矩形箱に限らず、例えば、四角柱、三角柱、六角柱、その他の立体多角形、円柱、円錐、紡錘形状等その他任意の形状でもよく、アレンジする花等の植物の大きさ、本数等に応じてその大きさ形状等が設定される。本実施形態では、支持ブロック体14は、上記のような脆さと硬さを備えた合成樹脂製発泡体等の素材からなるので、例えば、創作者の趣向等に応じてカッター等で自由に形状を整えて、独創性のあるものを簡便に製造することができる。なお、支持ブロック体14は、例えば、粘土でもよく、その他花の茎部等の植物樹枝を容易に穿刺させてかつその穿刺状態を支持できるものであれば、任意の素材でもよい。
シート体16は、図1、図2、図3に示すように、植物樹枝穿刺用の露出部20を形成するように支持ブロック体14の一部を外部に露出させた状態で該支持ブロック体14を被覆し、支持ブロック体14の外面装飾と保護を行なう被覆装飾手段である。すなわち、支持ブロック体14は上記のような合成樹脂製発泡体等の素材からなるので、シート体16は、該支持ブロック体14の植物アレンジ部以外の外面に密着しながらカバーして、発泡体状の味気ないブロック体外面を装飾するとともに、脆くて崩れやすいブロック体を保護する、支持ブロック体14の装飾兼保護シートである。本実施形態では、図5にも示すように、シート体16は、2枚の矩形状のシート体161、162が重層された状態で支持ブロック体14を被覆しており、立体矩形箱形状の支持ブロック体14の1面のみを露出部20とし他の5面を覆うように該ブロック体に密着状態で被覆している。2枚のシート体のうち、内側のシート体161は例えば、赤色、黄色、青色等の色付きの不織布からなり、外側のシート体162はメッシュ孔を有するネットからなる。なお、シート体16は、支持ブロック体14を被覆しうるのに十分な広さで設けられた可撓性を有するシート状のものであれば任意でよく、例えば、紙、布、不織布、合成樹脂製シート、又は、メッシュ孔が形成されるネット等その他のシート状のものを含む。本質的には、比較的破れにくい不織布からなるシート体1枚のみでも支持ブロック体の外面装飾と保護を同時に行うことができるが、本実施形態のように、複数種類のシート体を重ねることで、ネットの網目と不織布の色との組合せにより装飾機能を向上させると同時に、積層したシート体により保護機能も向上させうる。また、シート体16は、支持ブロック体の被覆部分より余剰な部分を有しており、外側に広がって装飾部分として利用される。これにより、支持ブロック体を簡便かつ自由に装飾を行えるとともに、該支持ブロック体の形状と相俟って、バリエーションに富んだフラワーアレンジメント装置を構成できる。なお、シート体16は、本実施形態では支持ブロック体14の1面のみを植物穿刺用として露出させた態様であるが、これに限らず、例えば、立体矩形箱形状の3分の1、2分の1程度を露出させたり、あるいは、支持ブロック体の対向2面を露出させたりしてもよく、露出部の程度は植物樹枝を穿刺するのに対応して設定される。
図1、図3に示すように、線条部材18は、支持ブロック体14へシート体161,162を密着被覆させた状態でその外面から巻付けを含む固定方法により被覆保持させるシート体の支持ブロック体への固定手段である。線条部材18は、例えば、アルミニウム、銅、鉄等の金属製又は合金製ワイヤ等の屈曲可撓自在で塑性変形する素材からなり、少なくとも支持ブロック体に一回以上巻き付きうる長さで設けられている。線条部材18は、簡単に手で曲げたり、撓ませたり、又は伸ばしたりすることができ、任意の形状の支持ブロック体14に対応して、シート体16が被覆されている支持ブロック体14の外側から巻き付けられてシート体を固定する固定部22を形成し、アレンジユニット12を構成する。本実施形態では、線条部材18は、十分に長く延長されて設けられており、固定部22から延長される延長部分23を有している。この線条部材18の延長部分23には吊支用係止部24が形成されており、支持ブロック体14の植物穿刺用の露出部20側が横向き方向になるように支持している。具体的には、図4にも示すように、例えば、十分に長い1本の線条部材を中間から2つ折りに曲げて、該湾曲した部分183を吊支用係止部20として利用する。そして、湾曲部分からそれぞれ延長された2つの線条部分181,182の一方側の線条部分181にシート体を密着被覆させた支持ブロック体をその露出部20が横向きになる状態で貫通させ、湾曲部分から他方側の線条部分182の中間部分を該支持ブロック体の外面から横軸周りに巻きつけて固定されている。すなわち、線条部材18は、シート体を被覆させた支持ブロック体を貫通しつつ、その外面から巻き付けられて固定されており、安定した状態で支持ブロック体を支持する。
さらに、線条部材18は屈曲可撓自在であることから、その延長部分23を曲げたり、撓ませたり、又は伸ばしたり等して、自由な装飾態様を形成することができる。例えば、本実施形態では、2つの線条部分181,182を支持ブロック体の上方及び下方側で互いに絡ませたり、それぞれ下端部側をカール状に湾曲にさせたりして装飾部分を形成されている。なお、本実施形態では、線条部材18は、支持ブロック体14の露出部20を横向き状態で支持させているが、例えば、図5に示すように、該露出部20が上向きに設定させて植物Fを上方側から穿刺させるように支持したり、その他斜め方向や任意の角度に向くように支持することとしてもよい。さらに、線条部材の延長部分を自在に変形することで、後述する図6ないし図11に示す態様のような種々のバリエーションでフラワーアレンジメント装置を構成することができる。
なお、本実施形態では、図1、図3に示すように、線条部材18の延長部分の中間位置に他のワイヤ部材26が接続されている。このワイヤ部材26は、線条部材と同様に、例えば、アルミニウム、銅、鉄等の金属製又は合金製ワイヤ等の屈曲可撓自在で塑性変形する素材からなり、線条部材に比較して径の細いもので形成されている。このワイヤ部材26を曲げたり、巻いたり、撓ませたり、自由に変形させて装置を装飾することができる。なお、その他、リボン等を付加することとしてもよい。
本実施形態に係るフラワーアレンジメント装置10を製造する際には、例えば、図4の上段図に示すように、任意の大きさの合成樹脂発泡体からカッター等を介して形成した所要形状、例えば、立体矩形状の支持ブロック体14と、ある程度広い不織布やネット等のシート体を準備する。2枚のシート体を重ねた状態で、該支持ブロック体14の一部を外部に露出させた状態で被覆する。図4の中段図に示すように、線条部材を2つ折にし、湾曲部から延長された一方の線条部分181に支持ブロック体の露出部20側が横向きにした状態でシート体ごと支持ブロック体に貫通させる。そして、図4の下段図に示すように、湾曲部から延長された他方の線条部分182をシート体を被覆した支持ブロック体14に横軸周りに巻きつけて固定する。この際、湾曲部から延長された2つの線条部分181,182を互いに絡ませたり、下端側を巻いて装飾部を形成する。その後、図3に示すように、支持ブロック体14の露出部20に造花等の人工の植物等をアレンジしながら穿刺する。必要に応じて、線条部材の延長部分にワイヤ部材26を接続して装飾する。このように、簡単にフラワーアレンジメンド装置を製造できる。また、支持ブロック体の形状、シート体の種類、線条部材のデザイン等を自由に組み合わせて、バリエーションに富んだ、独創性のある装飾品を構成できる。
次に、図6を参照しつつ第2の実施形態に係るフラワーアレンジメント装置10aについて説明するが、上記実施形態と同一部材には同一符号を付しその詳細な説明を省略する。図6に示すように、本実施形態では、線条部材18の延長部分の利用形態を変形した態様を示しており、具体的には、線条部材18の延長部分23aを介して複数連のアレンジユニット12を形成させて構成されている。図6では、支持ブロック体14にシート体16を被覆して、線条部材を介して固定して構成されるアレンジユニット12を、該線条部材23の延長部分を介して上下に2個連ねて構成されている。なお、アレンジユニット12の個数は2個に限らず、3個以上の複数個設けても良い。また、露出部20の向きは、横方向に限らず上方向や任意の角度に設定して設けても良い。例えば、図5に示すような植物が穿刺される露出部20が上向きに設けられたアレンジユニット12を線条部材18の延長部分23aを介して複数連ねて構成することとしてもよい。また、それぞれのアレンジユニットの支持ブロック体14の露出部20の向きは、それぞれ異なるように構成してもよい。また、図7に示すように、線条部材18を中間部分から折り曲げて、その2つの延長された線条部分181、182の下端側にアレンジユニット12を形成することとしてもよい。なお、図7では、支持ブロック体の露出部20が上向きに設定されているが、横向きや斜め向き等その他任意の角度で設定されていてもよい。
次に、図8、図9を参照しつつ第3の実施形態に係るフラワーアレンジメント装置10bについて説明するが、上記実施形態と同一部材には同一符号を付しその詳細な説明を省略する。本実施形態では、支持ブロック体14aは、例えば、内部に水を保持できる気泡状空隙を有する吸水性発泡体からなり、支持ブロック体14aに水を含ませた状態で構成される。したがって、生花等の生きた植物をアレンジして穿刺させた際に、該植物に水を補給して該植物を枯らさずに長期的に維持できる。図8、図9に示すように、本実施形態では、支持ブロック体を被覆するシート体16は3枚のシート体161,162,163を重層されて設けられている。詳細には、例えば、内側に配置されるシート体163は、例えば、ポリエチレン等のビニルシートからなる遮水性シート163からなり、支持ブロック体14からの水の漏れを防止するように設けられる。中間に配置されるシート体162は不織布からなり、最外側に配置されるシート体163はネットからなり、これらの2枚のシート体161,162が主として装飾機能を有している。
線条部材18は、上記第1実施形態とは異なり、水漏れを防止するためにシート体16及び支持ブロック体14a内を貫通させておらず、シート体の外側から巻きつけた構成でのみ固定部22aが形成されて、アレンジユニット12aを構成している。例えば、線条部材18は、底面側から受けるように支持ブロック体の形状に沿って略U字状に湾曲されるとともに、支持ブロック体の側面を縦軸周りに巻きつけられて固定されている。また、支持ブロック体14の露出部20は上方側に設定されて形成されており、線条部材の延長部分が、全体として環状になるように湾曲されて設けられている。例えば、支持ブロック体14の底面を利用して、床や台上に置いて飾ることもできるとともに、線条部材の環状に設けられた延長部分23を吊支係止部としても利用することもできる。
次に、図10を参照しつつ第4の実施形態に係るフラワーアレンジメント装置10cについて説明するが、上記実施形態と同一部材には同一符号を付しその詳細な説明を省略する。本実施形態では、アレンジユニット12は第1実施形態と略同様に構成されているが、この実施形態では、フラワーアレンジメント装置10を、例えば、床や台上に置いて飾る態様となっている。図10に示すように、線条部材18の延長部分23は、装置10の横置き時の植物Fの高さや位置を含む配置、角度や方向を含む向きを任意に設定して支持する調整部28を形成している。線条部材18の延長部分23を自在に変形させて植物の配置や向きを微調整しながら装置の設置を行なうことができる。なお、図11に示すように、支持ブロック体14の平らな底面を利用して床や台上に置いて飾ることとしてもよい。
以上説明した本考案のフラワーアレンジメント装置は、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した本考案の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
本考案のフラワーアレンジメント装置は、例えば、生花、ドライフラワー、ブリザードフラワー、ペーパーフラワー又は合成樹脂、布等その他任意の素材からなる造花等の天然又は人工の植物等をアレンジして、装飾する際に用いられる。
第1の実施形態に係るフラワーアレンジメント装置の斜視説明図である。 図1のフラワーアレンジメント装置の縦断面要部説明図である。 図1のフラワーアレンジメント装置の側面図である。 図1のフラワーアレンジメント装置の概略の製造説明図である。 図1の実施形態の変形実施例に係るフラワーアレンジメント装置の説明図である。 第2の実施形態に係るフラワーアレンジメント装置の説明図である。 第2の実施形態の変形実施例に係るフラワーアレンジメント装置の説明図である。 第3の実施形態に係るフラワーアレンジメント装置の説明図である。 図5のフラワーアレンジメント装置の縦断面要部説明図である。 第4の実施形態に係るフラワーアレンジメント装置の説明図である。 他の実施例に係るフラワーアレンジメント装置の説明図である。
符号の説明
10,10a,10b,10c フラワーアレンジメント装置
12,12a アレンジユニット
14,14a 支持ブロック体
16(161,162,163) シート体
18 線条部材
23 線条部材の延長部分
24 吊支用係止部
28 調整部

Claims (4)

  1. 人工又は天然の植物樹枝を穿刺した状態でそれらを支持する支持ブロック体と、
    植物樹枝穿刺用の露出部を形成するように、支持ブロック体の一部を外部に露出させた状態で該支持ブロック体を被覆し、外面装飾と支持ブロック体の保護を行うシート体と、
    支持ブロック体へシート体を密着被覆させた状態でその外面から巻き付けを含む固定方法により被覆保持させる、屈曲可撓自在で塑性変形する素材からなる線条部材と、を含むアレンジユニットを備えたことを特徴とするフラワーアレンジメント装置。
  2. 線条部材は延長されて、該延長部分が装置の横置き時の植物の配置、向きの調整部及び又は吊支用係止部を形成することを特徴とする請求項1記載のフラワーアレンジメント装置。
  3. 線条部材の延長部分を介して複数連のアレンジユニットを形成させたことを特徴とする請求項1または2記載のフラワーアレンジメント装置。
  4. 支持ブロック体は、内部に水を保持できる気泡状空隙を有する吸水性発泡体からなり、
    シート体は、支持ブロック体から水が漏れるのを防止する遮水性シートを含む請求項1ないし3のいずれかに記載のフラワーアレンジメント装置。
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