JP3114870B2 - マイクロプログラムローデイング方法とローデイング制御装置と情報処理装置と情報処理システム - Google Patents

マイクロプログラムローデイング方法とローデイング制御装置と情報処理装置と情報処理システム

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JP3114870B2
JP3114870B2 JP01234729A JP23472989A JP3114870B2 JP 3114870 B2 JP3114870 B2 JP 3114870B2 JP 01234729 A JP01234729 A JP 01234729A JP 23472989 A JP23472989 A JP 23472989A JP 3114870 B2 JP3114870 B2 JP 3114870B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はマイクロプログラムで動作する情報処理装置
にマイクロプログラムをローディングする技術に係り、
特に、一括ローディング,個別ローディングの各処理を
短時間に行うに好適な情報処理システム及びマイクロプ
ログラムローディング方法に関する。
[従来の技術] 複数台の情報処理装置を通信回線で接続し、各情報処
理装置で必要なマイクロプログラムを共通の記憶装置か
らローディングする情報処理システムが一般的になって
きている。斯かるシステムにおいて、複数の情報処理装
置で使用するマイクロプログラムがあれば、そのマイク
ロプログラムは一括して各情報処理装置にローディング
する方が時間的に有利である。そこで、特公昭62−3741
2号公報,特開昭62−259725号公報,特開昭57−152044
号公報,特開昭62−44858号公報記載の従来技術では、
同一のマイクロプログラムを使用する情報処理装置には
一括してローディングできるようにしている。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来技術は、複数の情報処理装置に一括して
同一のマイクロプログラムをローディングすることを対
象としているのみであり、例えば各情報処理装置に2種
類のマイクロプログラムをローディングし、そのうち1
種類は複数の情報処理装置共通にローディングするマイ
クロプログラムであるが、他の種類は各情報処理装置個
々により異なる場合については配慮していない。従っ
て、上述した従来技術は、一括ローディングするマイク
ロプログラムについては問題ないが、個々にローディン
グしなければならないマイクロプログラムについては、
何か特別な装置を設けないとローディングすることがで
きない。また、一括ローディングするマイクロプログラ
ムについては問題がないといったが、全く問題がないわ
けではない。例えば、一括ローディングされた全情報処
理装置が全て正しくマイクロプログラムを受け取ったの
であれば全く問題はないが、そのうちの一台でもエラー
があると、その情報処理装置のみに対してだけ再ローデ
ィングするということができず、再度全情報処理装置に
対して一括ローディングしなければならない。また、シ
ステム稼働中にある情報処理装置を保守・点検したりあ
るいはシステム増設する場合は、その情報処理装置を立
ち上げることができず、立ち上げる場合はシステム全部
を停止させてから一斉に立ち上げる必要がある。
本発明の第1の目的は、複数の情報処理装置へのマイ
クロプログラム一括ローディングと個別ローディングを
迅速に行うことができる情報処理システム及びマイクロ
プログラムローディング方法を提供することにある。
本発明の第2の目的は、高速ローディングの他に、シ
ステムを構成する情報処理装置を保守・点検したり動作
手順を変更したりシステム増設を容易にできる情報処理
システム及びマイクロプログラムローディング方法を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記第1の目的は、中央処理装置が複数の情報処理装
置に一括してマイクロプログラムをロードし、また、各
情報処理装置個別にもマイクロプログラムをロードする
場合において、複数の情報処理装置内の各記憶装置を共
通に指定する共通アドレスの他に各情報処理装置内の個
々の記憶装置およびステータスレジスタを夫々指定する
第1個別アドレスおよび第2個別アドレスを中央処理装
置のアドレス空間に設けておき、一括ローディング時に
は前記共通アドレスを用いてマイクロプログラムを各情
報処理装置内の記憶装置に書き込み、個別にローディン
グするときは前記第1個別アドレスを用いて該当する情
報処理装置内の記憶装置にマイクロプログラムを書き込
み、マイクロプログラムのローディング結果に対する当
該情報処理装置の判断結果が書き込まれた該情報処理装
置内のステータスレジスタの内容を中央処理装置が前記
第2個別アドレスを用いて読み出しマイクロプログラム
の再ローディングの要否を判断することで、達成され
る。
上記第2の目的は、中央処理装置が複数の情報処理装
置に一括してマイクロプログラムをロードし、また、各
情報処理装置個別にもマイクロプログラムをロードする
場合において、複数の情報処理装置内の各記憶装置を共
通に指定する共通アドレスの他に、各情報処理装置の個
々の記憶装置を指定する第1個別アドレスと、各情報処
理装置の個々のステータスレジスタを指定する第2個別
アドレスと、各情報処理装置内の個々のコマンドデコー
ダを指定する第3個別アドレスとを中央処理装置のアド
レス空間に設けておき、一括ローディング時には前記共
通アドレスを用いてマイクロプログラムを各情報処理装
置内の記憶装置に書き込み、個別にローディングすると
きは前記第3個別アドレスを用いて動作停止コマンドを
送出して当該情報処理装置の動作を停止させた後に前記
第1個別アドレスを用いてマイクロプログラムを該第1
個別アドレスの指定する記憶装置に書き込み、マイクロ
プログラムのローディング結果に対する当該情報処理装
置の判断結果が書き込まれた該情報処理装置内のステー
タスレジスタの内容を中央処理装置が前記第2個別アド
レスを用い読み出すことでマイクロプログラムの再ロー
ディングの要否を判断することで、達成される。
[作用] 共通アドレスでマイクロプログラムをローディングす
れば一括ローディングが可能であり、個別アドレスでマ
イクロプログラムをローディングすれば個別ローディン
グが可能となる。従って、複数種類のマイクロプログラ
ムを各情報処理装置にローディングするに当たり、一括
ローディングできるものは一括して、そうでないものは
個別にローディングできる。
このローディングは、中央処理装置のアドレス空間に
割り振られた共通アドレス,個別アドレスを用いて中央
処理装置が相手方情報処理装置の記憶装置に書き込むこ
とで行うため、高速なローディングができる。
また、システム稼働中にシステムを増設しあるいは手
順を変更しあるいは保守点検する情報処理装置があれ
ば、先ずその情報処理装置に動作停止コマンドで停止さ
せて必要なマイクロプログラムをローディングし、その
後に例えば動作開始コマンドでその情報処理装置を立ち
上げることができる。従って、他の情報処理装置が稼働
中でも、システムの増設等が可能となる。
本発明では更に、中央処理装置が個別アドレスを用い
て情報処理装置内のステータスレジスタの内容を読み出
し、マイクロプログラムのローディング結果を判断する
ため、より迅速なローディングが可能となる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る情報処理システム
の構成図である。この実施例では、情報処理装置として
通信装置を用ている。マイクロプログラムローディング
制御装置は、中央処理装置11と、各種のマイクロプログ
ラムデータ,コマンドデータ等が格納され中央処理装置
11及び後述の通信装置からアクセスされる記憶装置12と
を備えており、これらは共通バス13に接続されている。
そして、複数の通信装置(LB0,LB1,〜,LBn)10がこの共
通バス13に接続されている。
各通信装置10は同一構成でなり、共通のマイクロプロ
グラムの他に異なるマイクロプログラムがローディング
されるごとに、異なる手順で通信を行うものである。通
信装置10は、中央処理装置11からの指示でローディング
されたマイクロプログラムを格納する記憶装置20と、該
記憶装置20の状態を格納するステータスレジスタ21と、
この通信装置の動作を制御するマイコン22と、データバ
ッファ23とアドレスバッファ24と、これらを接続するロ
ーカルバス25と、コマンドデコーダ26と、フリップフロ
ップ27と、アドレスデコーダ28とを備えている。
データバッファ23は共通バス13を構成するデータバス
に接続され、アドレスバッファ24は共通バス13のアドレ
スバスに接続され、アドレスデコーダ28は中央処理装置
11からのアクセス信号を読み取りアドレス指定信号が共
通アドレス信号または自己の個別アドレス信号であると
きはデータバッファ23とアドレスバッファ24のゲートを
開き各バッファ23,24に共通バス13上のデータを取り込
む。そして、各バッファ23,24に取り込まれたマイクロ
プログラムデータはローカルバス25に出力されて記憶装
置20に格納される。
コマンドデコーダ26は共通バス13上に送出された中央
処理装置11からのコマンドをデコードしてフリップフロ
ップ27をセット・リセットし、フリップフロップ27はマ
イコン22の動作をスタート・ストップさせる信号を出力
する。本実施例では、システム立ち上げ時は、各通信装
置10内のコマンドデコーダ26の出力状態は中央処理装置
11から動作停止コマンドを受信した状態と同じ状態にな
る。つまり、中央処理装置11からの指示によるマイクロ
プログラムローディングを受付可能な状態になってい
る。
第2図は、記憶装置12のメモリマップ構成図である。
中央処理装置11のアドレス空間には、各通信装置LB0〜L
Bn共通のアドレスと、各個別のアドレスとが割付けられ
ている。各個別のアドレスは、各通信装置に設けられた
コマンドデコーダ(コマンドレジスタ)に個別に割り付
けられたアドレスaと、各通信装置に設けられたステー
タスレジスタに割り付けられたアドレスbと、各通信装
置に設けられた記憶装置20の個別アドレスcとを含む。
上述した構成の情報処理システムにおいて、システム
立ち上げを行うと、前述した様に各通信装置10内のマイ
コン22はコマンドデコーダ26の出力信号をフリップフロ
ップ27を介して受け、動作を停止している。この状態
で、先ず、中央処理装置11は、各通信装置共通にローデ
ィングすべきマイクロプログラムデータを記憶装置12か
ら読み出し、このマイクロプログラムデータを、該中央
処理装置11のアドレス空間に割り付けられた各通信装置
(の各記憶装置)共通のアドレスに対し書き込む。この
動作は、中央処理装置11が共通バス13に共通アドレスを
出力し、各通信装置内のアドレスデコーダ28がこの共通
アドレスを識別して各通信装置のデータバッファ23,ア
ドレスバッファ24のゲートを開けることでなされる。中
央処理装置11は、共通にローディングすべきマイクロプ
ログラムデータを各通信装置の記憶装置20に格納し終え
るまで、この動作を繰り返す。
次に、個別にマイクロプログラムをローディングする
場合について説明する。今の場合、通信装置LBnが他の
通信装置LB1〜LBn−と通信手順が異なるので、別のマ
イクロプログラムデータをローディングする必要がある
とする。そこで、中央処理装置11は、共通のマイクロプ
ログラムを各通信装置にローディングした後、通信装置
LBnにローディングすべきマイクロプログラムを記憶装
置12から読み出し、このマイクロプログラムデータを、
中央処理装置11に割り付けられたアドレス空間の通信装
置LBn(の記憶装置)個別のアドレスに書き込む。これ
により、このマイクロプログラムデータは、通信装置LB
nのみの記憶装置20に格納される。これにより、本実施
例では、通信装置LBnの記憶装置20においては、前に格
納された共通マイクロプログラムデータに後の個別マイ
クロプログラムデータが上書きされる。
上述した様にして各通信装置10にマイクロプログラム
をローディングした後、中央処理装置11は共通バス13を
介して各通信装置10に動作開始コマンドを発行する。各
通信装置10のコマンドデコーダ26はこの動作開始コマン
ドをデコードしてフリップフロップ27をセットする。こ
れにより、フリップフロップ27はマイコン22をスタート
させる。マイコン22は動作を開始すると、記憶装置20に
格納されているマイクロプログラムを読み出して実行す
る。
各マイコン20は、マイクロプログラムに従って通信手
順を開始する前に、先ず、自己にローディングされたマ
イクロプログラムが正しくローディングされたか否かを
チェックする。このチェックは、ローディングされたマ
イクロプログラムに付加されているサムチェックデータ
とマイクロプログラム自身が動作して作成したサムチェ
ックデータとを比較し、一致しているか否かを判断する
ことで行い、一致している場合には正しくローディング
されたと判断してその結果をステータスレジスタ21に格
納する。
中央処理装置11は、動作開始コマンドを発行した後、
各通信装置10のステータスレジスタ21の内容を読み出
し、正しくマイクロプログラムがローディングされたか
否かを、つまり、各通信装置LB0〜LBnが動作可能か否か
を判断する。
第3図は、マイクロプログラムを個別にローディング
する手順を示すフローチャートである。詳細は前述した
ので、ここでは簡単にこの手順を説明する。先ず、中央
処理装置11はローディング先の通信装置のアドレスcに
マイクロプログラムをローディングし、次に当該通信装
置のコマンドデコーダ26のアドレスaに対して動作開始
コマンドを発行する。そして、その通信装置のステータ
スレジスタ21のアドレスbを指定してそのレジスタ21内
データを読み取り、ローディングが正しくなされたか否
かを判定し、正しい場合にこの通信装置に対する処理を
終了し、正しくない場合は、マイクロプログラムのロー
ディングから再度繰り返す。
第4図は、一括ローディングした後に個別にローディ
ングする手順を示すフローチャートである。先ず、共通
アドレスに対し一括ローディングし、次に個別ローディ
ングし、各通信装置のコマンドデコーダの共通アドレス
を指定して動作開始コマンドを発行し、各通信装置の各
ステータスレジスタ21内データを個別に読み出して正し
くローディングされたか否かを判定する。そして、正し
くローディングされていない通信装置があった場合には
その通信装置に個別にマイクロプログラム(共通のマイ
クロプログラムの場合も、個別のマイクロプログラムの
場合もある。)をローディングし、以下の処理を繰り返
す。正しくローディングされていない通信処理装置が多
く、そのローディング対象として共通マイクロプログラ
ムの割合が多く、一括ローディングからやり直した方が
よい場合には、一括ローディングからやり直す。
システム立ち上げ後に、例えば通信装置LB0を保守点
検する必要が生じた場合は、該通信装置LB0のコマンド
デコーダ26のアドレスaを指定して動作停止コマンドを
発行し、該通信装置LB0の動作を停止させる。そして、
保守点検のあと、その通信装置LB0の記憶装置20の個別
アドレスを指定して必要なマイクロプログラムをローデ
ィングしたあと、その通信装置のコマンドデコーダ26の
アドレスを指定して動作開始コマンドを発行する。これ
により、ローディングが正しく行われていれば、その通
信装置は動作を開始する。つまり、他の通信装置を動作
停止させることなく保守点検ができる。これは、ある通
信装置の通信手順を変更するためにその通信装置に別の
マイクロプログラムをローディングし直す場合にも同様
である。
システム増設をする場合も、新たに付加した通信装置
にマイクロプログラムをローディングし、その通信装置
を立ち上げることで、他の通信装置の動作を停止させる
ことなく、増設が可能となる。
[発明の効果] 本発明によれば、一括ローディングの他に個別ローデ
ィングも自由にできるようになり、自由度が高まると共
に高速ローディングができるという効果がある。また、
システム立ち上げ後にもシステム増設や保守点検等を他
の情報処理装置を停止させることなく実行でき、しか
も、中央処理装置が情報処理装置内のステータスレジス
タの内容を直接読み出してマイクロプログラムの再ロー
ディングの要否を判断するため迅速な処理が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る情報処理システムの構
成図、第2図は第1図に示す中央処理装置のアドレス空
間を示すメモリマップ図、第3図,第4図はマイクロプ
ログラムローディング処理手順を示すフローチャートで
ある。 10……通信装置(情報処理装置)、11……中央処理装
置、12……共通記憶装置、13……共通バス、20……記憶
装置、21……ステータスレジスタ、22……マイコン、23
……データバッファ、24……アドレスバッファ、25……
ローカルバス、26……コマンドデコーダ、27……フリッ
プフロップ、28……アドレスデコーダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安元 精一 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 岡田 政和 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 武藤 康志 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 日立プロセスコンピュータエンジニアリ ング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−216065(JP,A) 特開 昭63−132361(JP,A) 特開 昭60−153554(JP,A) 特公 昭63−18228(JP,B2)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の情報処理装置と、各情報処理装置に
    ロードするマイクロプログラムを格納した第1記憶装置
    と、該マイクロプログラムの前記情報処理装置へのロー
    デイングを各情報処理装置を指定するアドレスを用いて
    行う中央処理装置とを備える情報処理システムにおい
    て、前記アドレスとして、複数の情報処理装置が夫々内
    蔵する第2記憶装置を一括して指定する共通アドレス
    と、各第2記憶装置の個々を指定する第1個別アドレス
    と、各情報処理装置が内蔵しマイクロプログラムのロー
    ディング結果を書き込むステータスレジスタ個々を指定
    する第2個別アドレスと、各情報処理装置内の個々のコ
    マンドデコーダを指定する第3個別アドレスとを、前記
    中央処理装置のアドレス空間に割り付けると共に、一括
    ローデイング時に前記共通アドレスを用いて各情報処理
    装置内の前記第2記憶装置に対し中央処理装置がマイク
    ロプログラムを書き込み、前記第2個別アドレスが指定
    するステータスレジスタの内容を中央処理装置が読み出
    し当該情報処理装置へのマイクロプログラムの再ローデ
    ィングの要否を判断し、個別にローディングする必要が
    あるときは前記第3個別アドレスを用い動作停止コマン
    ドを送出して当該情報処理装置の動作を停止させた後に
    前記第1個別アドレスを用いてマイクロプログラムを該
    第1個別アドレスの指定する記憶装置に書き込む構成と
    したことを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】マイクロプログラムを格納した第1記憶装
    置および該マイクロプログラムのローディング処理を行
    う中央処理装置にバスまたは通信回線を介して接続され
    第2記憶装置とステータスレジスタとコマンドデコーダ
    とを内蔵する請求項1記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】中央処理装置が複数の情報処理装置に一括
    してマイクロプログラムをロードし、また、各情報処理
    装置個別にもマイクロプログラムをロードするマイクロ
    プログラムローディング方法において、複数の情報処理
    装置内の各記憶装置を共通に指定する共通アドレスの他
    に、各情報処理装置の個々の記憶装置を指定する第1個
    別アドレスと、各情報処理装置の個々のステータスレジ
    スタを指定する第2個別アドレスと、各情報処理装置内
    の個々のコマンドデコーダを指定する第3個別アドレス
    とを中央処理装置のアドレス空間に設けておき、一括ロ
    ーディング時には前記共通アドレスを用いてマイクロプ
    ログラムを各情報処理装置内の記憶装置に書き込み、個
    別にローディングするときは前記第3個別アドレスを用
    いて動作停止コマンドを送出して当該情報処理装置の動
    作を停止させた後に前記第1個別アドレスを用いてマイ
    クロプログラムを該第1個別アドレスの指定する記憶装
    置に書き込み、マイクロプログラムのローディング結果
    に対する当該情報処理装置の判断結果が書き込まれた該
    情報処理装置内のステータスレジスタの内容を中央処理
    装置が前記第2個別アドレスを用い読み出すことでマイ
    クロプラグラムの再ローディングの要否を判断すること
    を特徴とするマイクロプログラムローディング方法。
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