JPH05297902A - プログラマブルコントローラのプログラム転送方法およびパラメータチューニング方法 - Google Patents

プログラマブルコントローラのプログラム転送方法およびパラメータチューニング方法

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JPH05297902A
JPH05297902A JP12297392A JP12297392A JPH05297902A JP H05297902 A JPH05297902 A JP H05297902A JP 12297392 A JP12297392 A JP 12297392A JP 12297392 A JP12297392 A JP 12297392A JP H05297902 A JPH05297902 A JP H05297902A
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Japan
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programmable controller
program
control
programmable
multiplexed
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JP12297392A
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English (en)
Inventor
Yuji Furukubo
雄二 古久保
Kaori Sadahiro
香織 貞廣
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御動作の安定性が損なわれず、ヒューマン
エラーを考慮した、操作性の高いプログラマブルコント
ローラのプログラム転送方法およびパラメータチューニ
ング方法を得る。 【構成】 プログラマブルコントローラが指定されて制
御プログラムの転送、もしくは制御パラメータの調整が
指示されると、そのプログラマブルコントローラが多重
化されているか否かを判別し、多重化されていればその
各々に対する制御プログラムの転送、または制御パラメ
ータの調整を実行する。 【効果】 多重化された各プログラマブルコントローラ
間で、制御プログラムや制御パラメータの値が異なって
いる時間を短縮することができ、制御装置の制御動作へ
の悪影響を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、伝送路を介して複数
のプログラマブルコントローラが接続されたプログラム
保守ツールより、各プログラマブルコントローラへのそ
の動作に必要な制御プログラムの転送、およびその制御
プログラムの各種制御パラメータの調整(チューニン
グ)を行う、プログラマブルコントローラのプログラム
転送方法およびパラメータチューニング方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のプログラマブルコントロ
ーラのプログラム転送方法およびパラメータチューニン
グ方法を示すブロック図である。図において、11 〜1
3 は3重化されたプログラマブルコントローラであり、
2はこれら各プログラマブルコントローラ11 〜13
対して、その動作に必要な制御プログラムの転送や、当
該制御プログラムの制御パラメータの調整などを行うプ
ログラム保守ツールである。3はこのプログラム保守ツ
ール2と各プログラマブルコントローラ11 〜13 を接
続している伝送路である。なお、伝送路3にはこの他に
も多くのプログラマブルコントローラが接続されている
ものであるが、図10ではその図示を省略している。
【0003】また、4は各プログラマブルコントローラ
1 〜13 の出力する信号の中間値を選択して出力する
中間値選択回路である。5はこの中間値選択回路4の出
力信号にて蒸気の通過を制御する蒸気加減弁、6はこの
蒸気加減弁5より流入する蒸気量によって回転数が制御
されるタービンであり、7はこのタービンの回転数を検
出する電磁ピックアップである。8は電磁ピックアップ
7で検出されたタービン6の回転数の信号を受けて各プ
ログラマブルコントローラ11 〜13 に分配する信号分
配器である。9はプログラマブルコントローラ11 〜1
3 、中間値選択回路4、および信号分配器8より成るタ
ービン制御装置である。
【0004】次に動作について説明する。プログラマブ
ルコントローラ11 〜1n は3重化構成されており、そ
れぞれが信号分配器8を経由して得られる全く同一の回
転数信号値を入力とし、また例えば図11に示すような
全く同一の制御プログラムを実行している。プログラマ
ブルコントローラ11 〜13 の演算結果はアナログの出
力信号として中間値選択回路4に入力される。中間値選
択回路4は各プログラマブルコントローラ11 〜13
りの出力される信号の中で中間の値を示す信号を選択
し、タービン制御装置9の弁開度設定値出力信号として
蒸気加減弁5へ出力する。このような構成を取ること
で、プログラマブルコントローラ11 〜13のいずれか
1台が故障しても、残りの2台のプログラマブルコント
ローラでタービン回転数制御を継続することが可能とな
り、タービン制御装置の信頼度(稼動率)を高めること
ができる。
【0005】ここで、このようなプログラマブルコント
ローラ11 〜1n を起動させるためには、プログラム保
守ツール2で作成した制御プログラムを、伝送路3を介
して各プログラマブルコントローラ11 〜13 に転送す
る必要がある。このプログラム保守ツール2から各プロ
グラマブルコントローラ11 〜13 への制御プログラム
転送時に、プログラム保守ツール2の内部で行われる処
理の流れを図12に示す。
【0006】プログラム保守ツール2のオペレータが制
御プログラムの転送を開始すると、プログラム保守ツー
ル2はまずステップST1で転送先プログラマブルコン
トローラの指定処理を実行する。具体的には、プログラ
ム保守ツール2のCRT表示器などの表示画面に、図1
3に示すメッセージを表示して、制御プログラムが転送
されるプログラマブルコントローラの番号の入力をオペ
レータに促す。このプログラマブルコントローラ番号は
あらかじめ定められている数字であり、例えばタービン
制御装置9内のプログラマブルコントローラ11 は“0
1”、12 は“02”、13 は“03”、・・・となっ
ている。従って、オペレータがキーボード操作などによ
って、プログラマブルコントローラ12 の番号“02”
をその入力部位“a”に入力してリターンキーを操作す
ると、その番号“02”がプログラム保守ツール2に通
知される。プログラム保守ツール2はこの番号“02”
より、転送先のプログラマブルコントローラが当該プロ
グラマブルコントローラ12 であると識別する。
【0007】転送先プログラマブルコントローラの識別
処理が終了するとプログラム保守ツール2は、ステップ
ST2の転送処理を実行し、作成した前記制御プログラ
ムをその転送先のプログラマブルコントローラ12 に転
送する。転送処理が終了すると、プログラム保守ツール
2はステップST3において、オペレータに対して他の
プログラマブルコントローラへの制御プログラムの転送
があるか否かを確認する。他のプログラムコントローラ
への転送処理が残っていると指定された場合には、プロ
グラム保守ツール2は処理をステップST1へ戻して、
転送先プログラマブルコントローラ指定処理を再び実行
する。また転送処理がないと指定された場合には、プロ
グラム保守ツール2は当該制御プログラムの転送処理を
終了する。
【0008】一方、各プログラマブルコントローラ11
〜13 が実行している制御プログラムの、例えばタイマ
ー時限値、ゲイン、積分時間などの制御パラメータは、
伝送路3を経由してプログラム保守ツール2より調整す
ることができる。次にこのようなプログラマブルコント
ローラ内の制御プログラムの制御パラメータの調整につ
いて説明する。
【0009】今、タービン制御装置9の制御パラメータ
を変更するためには、3重化構成されている各プログラ
マブルコントローラ11 〜13 の制御パラメータを3台
同時に変更する必要がある。従って、制御パラメータを
調整するためには、プログラム保守ツール2を用いてプ
ログラマブルコントローラ11 〜13 内の各制御パラメ
ータを順次チューニングしていく手順を取る。1台のプ
ログラマブルコントローラの制御パラメータの値を変更
時に、プログラム保守ツール2の内部で行われる処理の
流れを図14に示す。
【0010】まず、ステップST4にて対象となるプロ
グラマブルコントローラをその番号で指定し、つぎにス
テップST5で変更したい制御パラメータを、やはり番
号で指定する。これらの選択操作が終了すると、ステッ
プST6にてプログラム保守ツール2のCRT表示器な
どに現状のパラメータ設定値が表示されるので、オペレ
ータはステップST7でその値を確認しながら、新しい
パラメータ値の入力操作を行う。新しいパラメータ値の
入力が完了すればプログラマブル保守ツール2はステッ
プST8においてネットワーク伝送路3を経由して対象
となっているプログラマブルコントローラ内の制御プロ
グラムの制御パラメータ値を新しい値に書き換える。
【0011】具体的には、このステップST4は前述の
ステップST1と同様に処理され、ステップST5では
図15のようなメッセージが表示され、同様の手順でチ
ューニングしたい制御パラメータの番号を入力部位
“b”にキーボード操作などによって入力する。パラメ
ータ番号は制御プログラム製作時に決定される番号で、
例えば図11の比例・積分・微分(PID)コントロー
ラのゲインは“102”、積分時間は“108”という
ように各制御プログラム内でユニークな番号になってい
る。従って、複数のプログラマブルコントローラに同一
の制御プログラムがロードされている時、パラメータ番
号体系は複数のプログラマブルコントローラ間で全く同
一の番号になる。
【0012】以上の選択操作が終了すると、ステップS
T6としてチューニング対象となる制御パラメータの現
在の設定値が図16に示すようにCRT表示器の画面上
に表示され、さらにステップST7に移行してその入力
部位“c”にキーボード操作によって新しいパラメータ
値を入力できるようになる。新しいパラメータ値を入力
してリターンキーを操作するとステップST8が開始さ
れ、プログラマブルコントローラ内部のパラメータ値が
入力部位“c”に入力した値に書き換えられる。以下、
前述の場合と同様に、ステップST9において他に調整
処理がないことが指定されると、当該制御パラメータの
調整処理を終了する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のプログラマブル
コントローラのプログラム転送方法およびパラメータチ
ューニング方法は以上のように構成されているので、多
重化されているプログラマブルコントローラ11 〜13
に制御プログラムを転送する場合、あるいはそれらの制
御パラメータを調整する場合には、2度も3度も同じ操
作を繰り返さなければならず、その転送操作はプログラ
マブルコントローラ11 〜13 毎にシリアル作業で行わ
れるものとなるため、操作時に多重化されたプログラマ
ブルコントローラ11 〜1n 間で比較的長い時間、制御
プログラムもしくはその制御パラメータが異なる状態が
生じて制御動作が不安定になるばかりか、ヒューマンエ
ラーによって、多重化されたプログラマブルコントロー
ラ11 〜13 の1つに制御プログラムまたは制御パラメ
ータの転送が行われなかった場合、それら相互間で制御
プログラムの同一性が保てなくなり、誤動作の原因とも
なるなどの問題点があった。
【0014】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、制御動作の安定性を損なう
ことがなく、またヒューマンエラーを考慮した、操作性
の高いプログラマブルコントローラのプログラム転送方
法およびパラメータチューニング方法を得ることを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係るプログラマブルコントローラのプログラム転送方法
は、プログラマブルコントローラが指定されて制御プロ
グラムの転送が指示されると、そのプログラマブルコン
トローラが多重化されているか否かを判別し、多重化さ
れていればその各々に制御プログラムを転送するもので
ある。
【0016】また、請求項2に記載の発明に係るプログ
ラム転送方法は、多重化されている各プログラマブルコ
ントローラへの制御プログラムの転送動作を、同報通信
処理を使って一括して行うものである。
【0017】また、請求項3に記載の発明に係るプログ
ラム転送方法は、制御プログラムの転送動作の後、当該
制御プログラムの書き込み処理の正常終了の確認をとる
ようにしたものである。
【0018】また、請求項4に記載の発明に係るプログ
ラム転送方法は、制御プログラムの書き込みが正常終了
していなかった場合に、当該制御プログラムの転送処理
を再度実行するものである。
【0019】また、請求項5に記載の発明に係るプログ
ラム転送方法は、多重化された各プログラマブルコント
ローラへの制御プログラムの転送に際して、それら相互
の制御プログラムの同一性を確認するものである。
【0020】また、請求項6に記載の発明に係るプログ
ラマブルコントローラのパラメータチューニング方法
は、プログラマブルコントローラが指定されて制御パラ
メータのチューニングが指示されると、そのプログラマ
ブルコントローラが他のプログラマブルコントローラと
多重化されているか否かを判別し、多重化されていれば
その各々に対して指示された制御パラメータのチューニ
ングを実行するものである。
【0021】また、請求項7に記載の発明に係るパラメ
ータチューニング方法は、多重化されているプログラマ
ブルコントローラへの制御パラメータの書き換え動作
を、同報通信処理を使って一括して行うものである。
【0022】また、請求項8に記載の発明に係るパラメ
ータチューニング方法は、制御パラメータの書き換え動
作の後、当該制御パラメータの書き換え処理の正常終了
の確認をとるようにしたものである。
【0023】また、請求項9に記載の発明に係るパラメ
ータチューニング方法は、制御パラメータの書き換えが
正常に終了していなかった場合には、当該制御パラメー
タの書き換え動作を再度実行するものである。
【0024】また、請求項10に記載の発明に係るパラ
メータチューニング方法は、多重化されたプログラマブ
ルコントローラの制御パラメータ書き換えに際して、そ
れら相互の制御パラメータの同一性を確認するものであ
る。
【0025】
【作用】請求項1に記載の発明におけるプログラマブル
コントローラのプログラム転送方法は、多重化された各
プログラマブルコントローラへの制御プログラムの転送
を、1回の操作によって一括して行うことにより、多重
化された各プログラマブルコントローラ間で制御プログ
ラムが異なっている時間を短縮し、制御動作の安定性を
損なわず、ヒューマンエラーを考慮した、操作性の高い
プログラム転送方法を実現する。
【0026】また、請求項2に記載の発明におけるプロ
グラム転送方法は、制御プログラムの転送に同報通信処
理を用いることにより、多重化された各プログラマブル
コントローラ間で制御プログラムが異なっている時間を
さらに短縮し、より高速応答(短いサンプリング周期)
が必要な制御系へも適用可能なプログラム転送方法を実
現する。
【0027】また、請求項3に記載の発明におけるプロ
グラム転送方法は、転送された制御プログラムの書き込
み処理の正常終了の確認をとることにより、より信頼性
の高いプログラム転送方法を実現する。
【0028】また、請求項4に記載の発明におけるプロ
グラム転送方法は、転送された制御プログラムの書き込
み動作に不適合が発生した場合に、自動的に当該制御プ
ログラムの再送を行うことにより、さらに信頼性の高い
プログラム転送方法を実現する。
【0029】また、請求項5に記載の発明におけるプロ
グラム転送方法は、本来同一であるはずの多重化された
各プログラマブルコントローラの制御プログラムが異な
っていた場合には、その制御プログラムの転送処理を停
止することにより、同一プログラマブルコントローラを
複数のオペレータで保守することを回避して、操作信頼
性の高いプログラム転送方法を実現する。
【0030】また、請求項6に記載の発明におけるプロ
グラマブルコントローラのパラメータチューニング方法
は、多重化された各プログラマブルコントローラの制御
パラメータの書き換えを、1回の操作によって一括して
行うことにより、多重化された各プログラマブルコント
ローラ間で制御パラメータの値が異なっている時間を短
縮し、制御動作の安定性を損なわず、ヒューマンエラー
を考慮した、操作性の高いパラメータチューニング方法
を実現する。
【0031】また、請求項7に記載の発明におけるパラ
メータチューニング方法は、書き換え用の制御パラメー
タの転送に同報通信処理を用いることにより、制御パラ
メータの設定値が異なっている時間をさらに短縮し、よ
り高速応答が必要な制御系へも適用可能なパラメータチ
ューニング方法を実現する。
【0032】また、請求項8に記載の発明におけるパラ
メータチューニング方法は、転送された制御パラメータ
の書き込み処理の正常終了の確認をとることにより、よ
り信頼性の高いパラメータチューニング方法を実現す
る。
【0033】また、請求項9に記載の発明におけるパラ
メータチューニング方法は、制御パラメータの書き換え
動作に不適合が発生した場合に、自動的に制御パラメー
タの再送を行うことにより、さらに信頼性の高いパラメ
ータチューニング方法を実現する。
【0034】また、請求項10に記載の発明におけるパ
ラメータチューニング方法は、本来同一であるはずの多
重化されたプログラマブルコントローラの制御パラメー
タの設定値が異なっていた場合には、そのチューニング
動作を停止することにより、同一プログラマブルコント
ローラを複数のオペレータで保守することを回避して、
操作信頼性の高いパラメータチューニング方法を実現す
る。
【0035】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1において、11 〜13はプログラマブルコン
トローラ、3は伝送路、4は中間値選択回路、5は蒸気
加減弁、6はタービン、7は電磁ピックアップ、8は信
号分配器、9はタービン制御装置であり、図10に同一
符号を付した従来のそれらと同一、あるいは相当部分で
あるため詳細な説明は省略する。なお、この場合におい
ても、伝送路3にはこの他にも多くのプログラマブルコ
ントローラが接続されているものであるが、それらの図
示は省略している。また、10は指定されたプログラマ
ブルコントローラが他のプログラマブルコントローラと
多重化されているか否かを判別する多重化判別機能を備
えている点で、図10に符号2を付したものとは異なる
プログラム保守ツールである。
【0036】次に動作について説明する。ここで、図2
はプログラム保守ツール10からプログラマブルコント
ローラ11 〜13 への制御プログラム転送時に、プログ
ラム保守ツール10の内部で行われる処理の流れを示す
フローチャートである。すなわち、プログラム保守ツー
ル10では、まず転送すべき制御プログラムがステップ
ST11において作成される。次に、オペレータが作成
した制御プログラムの転送を開始すると、プログラム保
守ツール10はステップST12にて、転送先プログラ
マブルコントローラの指定処理を実行する。次に、プロ
グラム保守ツール10は、ステップST13においてオ
ペレータの指定したプログラマブルコントローラ、例え
ばプログラマブルコントローラ11 が多重化されている
か否か、多重化判別機能内の多重化情報管理テーブルを
検索して判別する。
【0037】この場合、多重化システムであるので、プ
ログラム保守ツール10はオペレータに、多重化されて
いる他のプログラマブルコントローラ12 ,13 へも転
送するか否かを問い合わせる処理をステップST14で
実行し、ステップST15でオペレータの指示を判別す
る。その結果、他のプログラマブルコントローラ12
3 への転送が必要であればステップST16に進み、
制御プログラムの転送処理を実行する。この転送処理で
は、ステップST12における転送先の指定処理で指定
されたプログラマブルコントローラ11 へステップST
11で作成した制御プログラムを転送する。次に、ステ
ップST17に進み、多重化された他のプログラマブル
コントローラ12 ,13 へも同様に、ステップST11
で作成した制御プログラムの転送処理を順次実行する。
従って、伝送路3には図3に示すように、3重化された
プログラマブルコントローラ11 〜13 への制御プログ
ラムの転送処理に際して、書き込み用の制御プログラム
とその書き込み完了を通知する肯定応答信号(ACK)
とが交互にそれぞれ3回ずつ伝送されることになる。
【0038】多重化されている全プログラマブルコント
ローラ11 〜13 への制御プログラムの転送が完了する
と、プログラム保守ツール10はステップST18にて
オペレータに対して他のプログラマブルコントローラへ
の制御プログラムの転送があるか否かを確認する。他の
プログラマブルコントローラへの制御プログラムの転送
がまたあると指定された場合には、プログラム保守ツー
ル10は処理をステップST11に戻して、上記処理を
繰り返す。また転送処理が残っていないと指定された場
合には、当該制御プログラム転送の全処理を終了する。
【0039】なお、ステップST14で多重化された他
のプログラマブルコントローラ12,13 への転送が指
定されなかった場合、あるいはステップST12で指定
されたプログラマブルコントローラが、シングルシステ
ムであった場合にはステップST19に進んで、指定さ
れたプログラマブルコントローラへの制御プログラムの
転送を実行し、転送処理終了後、ステップST18を実
行する。
【0040】実施例2.なお、上記実施例1では、プロ
グラム保守ツール10より多重化された各プログラマブ
ルコントローラ11 〜13 に対して、それぞれ順番に制
御プログラムを転送する場合について述べたが、同報通
信処理を用いて各プログラマブルコントローラ11 〜1
3 に同時に制御プログラムを転送するようにしてもよ
い。図4は請求項2に記載したそのような発明の一実施
例を示すフローチャートである。ここで、ステップST
21〜ST25は図2のステップST11〜ST15
と、ステップST27,ST28は図2のステップST
18,ST19とそれぞれ同一の処理である。
【0041】図4において、ステップST26は多重化
されたステップST24で他のプログラマブルコントロ
ーラ12 ,13 に対しても制御プログラムの転送要求が
指示された場合に、多重化された全プログラマブルコン
トローラ11 〜13 に対して、ステップST21で作成
された制御プログラムを同報通信処理を用いて一斉に転
送する処理である。このステップST26の転送処理に
よれば、図5に示すように同報通信フレームに書き込み
用の制御プログラムを載せて送信するため、各プログラ
マブルコントローラ11 〜13 には制御プログラムが同
時に転送され、それらの相互で制御プログラムが異なっ
ている時間が大幅に短縮されて、より安定な制御動作を
行うことが可能となる。
【0042】実施例3.また、図6は請求項3に記載の
発明の一実施例を示すフローチャートで、ステップST
31〜ST36、およびST42,ST43は、図4に
示すステップST21〜ST26、およびST27,S
T28とそれぞれ同一の処理である。この実施例3で
は、ステップST36で多重化された各プログラマブル
コントローラへの制御プログラムの転送が終了すると、
ステップST37で指定されたプログラマブルコントロ
ーラに書き込まれた制御プログラムを読み返し、その書
き込みが正常終了したことをステップST38にて確認
する。書き込みが正常終了していればステップST3
9,ST40にて多重化された他のプログラマブルコン
トローラについても同様の確認を行う。その結果、書き
込みに不適合が発生した場合には、ステップST41に
てプログラム保守ツール10のCRT表示器などに警報
メッセージの表示を行う。なお、図6にはプログラマブ
ルコントローラが2重化されている場合の処理手順が示
されており、3重化あるいはそれ以上に多重化されてい
る場合には、ステップST40以下にステップST39
およびST40と同一の処理が必要回数繰り返される。
【0043】実施例4.なお、上記実施例3では、転送
した制御プログラム書き込みの正常終了の確認のみを行
う場合について述べたが、書き込みに不適合が発生した
場合には制御プログラムの再送を行うようにしてもよ
い。図7は請求項4に記載したそのような発明の一実施
例を示すフローチャートで、ステップST51〜ST6
0、およびST63,ST64は、図6に示すステップ
ST31〜ST40、およびST42,ST43と同一
の処理である。この実施例4では、ステップST58も
しくはST60にて書き込みの不適合の発生が検出され
ると、ステップST61あるいはST62において、ス
テップST51で作成された制御プログラムの再送処理
が実行される。この場合、ステップST61およびST
62で実行される制御プログラムの転送処理は、同報通
信処理を用いたものではなく、転送した制御プログラム
の書き込みに不適合が生じたプログラマブルコントロー
ラに対して個別に行われる。
【0044】実施例5.また、図8は請求項5に記載の
発明の一実施例を示すフローチャートで、ステップST
71〜ST75、およびST78,ST80,ST81
は、図7に示すステップST51〜ST55、およびS
T56,ST63,ST64とそれぞれ同一の処理であ
る。この実施例5では、ステップST74で多重化され
た各プログラマブルコントローラへの制御プログラム転
送要求が指定されると、多重化された各プログラマブル
コントローラの既存の制御プログラムをステップST7
6で読み出し、ステップST77にてその同一性をチェ
ックする。その結果、同一であればステップST78に
進み、同一でなければステップST79で警報メッセー
ジをプログラム保守ツールのCRT表示器などに表示す
る。ここで、多重化されたプログラマブルコントローラ
内に制御プログラムの異なるものが存在するということ
は、他のオペレータによってそのプログラマブルコント
ローラの保守作業が進行中である可能性があるため、オ
ペレータはこの警報メッセージが表示された場合には、
当該制御プログラムの転送処理を中止する。
【0045】実施例6.また、図9は請求項6に記載の
発明の一実施例を示すフローチャートで、多重化された
プログラマブルコントローラ11 〜13 の制御パラメー
タをチューニングする際のプログラム保守ツール10に
おける処理の流れを示したものである。すなわち、ま
ず、ステップST91にて対象となるプログラマブルコ
ントローラを指定する操作を行う。この操作自体は図1
4に示す従来のステップST4での操作と同一である
が、ステップST91ではプログラマブルコントローラ
1 単体を指定するだけではなく、タービン制御装置9
という制御装置を指定することもできるようにしてい
る。例えば、ステップST91で対象としてタービン制
御装置9が指定された場合、プログラム保守ツール10
はパラメータチューニングを行う対象コントローラとし
て、プログラマブルコントローラ11 〜13 という複数
台のコントローラが指定されたものと解釈する。次にス
テップST92で変更したいパラメータ番号を指定する
操作を行うが、この操作については従来のステップST
5と全く同一の操作となる。ステップST91,ST9
2による指定操作が終了するとステップST93に移
り、プログラム保守ツール10は現状のパラメータ設定
値をそのCRT表示器などに画面表示する。なお、ステ
ップST93と従来のステップST6との違いは、ステ
ップST93ではタービン制御装置9を構成するプログ
ラマブルコントローラ11 〜13 の中の予め決められた
いずれか一つのプログラマブルコントローラから制御パ
ラメータの設定値を読み出して表示する点である。従来
のステップST6では、ステップST4でオペレータが
指定したプログラマブルコントローラの制御パラメータ
の設定値を読み出し表示していた。
【0046】次に、ステップST94でオペレータは現
状の制御パラメータの設定値をCRT表示器などの表示
により確認しながら、新しいパラメータ値を入力する操
作を行うが、このステップST94の操作についても従
来のステップST7と全く同一のものになる。新しいパ
ラメータ値の入力が完了すればプログラム保守ツール1
0は、伝送路3を経由してプログラマブルコントローラ
内のパラメータ値を新しい値に書き換えるための処理を
実行する。この実施例6においては、ステップST91
にて複数台のプログラマブルコントローラが指定されて
いるため、まず多重化されたプログラマブルコントロー
ラの1つ、例えばプログラマブルコントローラ11 の制
御パラメータの書き換え処理をステップST95で、次
に他の1つ、例えばプログラマブルコントローラ12
制御パラメータの書き換えをステップST96で、さら
に残りの1つ、例えばプログラマブルコントローラ13
の書き換えをST97にてそれぞれ実行する。従って、
この実施例6によれば、オペレータはステップST9
1,ST92,ST94の各選択操作を1回だけ行え
ば、タービン制御装置9内の全プログラマブルコントロ
ーラ11 〜13 についてのパラメータチューニング操作
を完了でき、チューニング操作の開始から終了までの時
間を短縮することが可能となる。
【0047】また、各プログラマブルコントローラを個
別に指定することにして、実施例1で説明した場合と同
様に、指定されたプログラマブルコントローラが多重化
されているものであるか否かをチェックして、多重化シ
ステムであり、かつそれら全てへのパラメータチューニ
ングが指示された場合に、多重化された各プログラマブ
ルコントローラの制御パラメータのチューニングを行う
ようにしてもよい。
【0048】実施例7.なお、上記実施例6では、プロ
グラム保守ツール10より多重化された各プログラマブ
ルコントローラ11 〜13 に対して、それぞれ順番に制
御パラメータのチューニングを行う場合について述べた
が、実施例2の場合と同様に、同報通信処理を用いて各
プログラマブルコントローラ11 〜13 に、書き換える
制御パラメータを同時に転送するようにしてもよい。こ
こで、プログラム保守ツール10から1つのプログラマ
ブルコントローラに書き換え用の制御パラメータの送信
を開始してから対応するACKを受信するまでに、約1
0ミリ秒程度の時間が必要であるため、実施例6の方法
ではプログラマブルコントローラ11 〜13 の制御パラ
メータの書き換えには約30ミリ秒程度の時間を要する
ことになるが、この実施例7によれば、同報通信処理に
よって各プログラマブルコントローラ11 〜13 の制御
パラメータを同時に書き換えることが可能となる。
【0049】実施例8.なお、上記実施例7では、プロ
グラム保守ツール10から同報通信により3台のプログ
ラマブルコントローラに同時にパラメータ値を書き込ん
だ後すぐ操作を終了するという手順を取る場合について
説明したが、実施例3の場合と同様に、同報通信による
パラメータ値の書き込み処理を実行した後、各プログラ
マブルコントローラから新しく書き込んだパラメータ値
を読み返して、その書き込み処理が正常に行われたか否
かをチェックし、書き込みが正常に行われていなかった
場合には、その旨をCRT表示器などに警報表示するよ
うにしてもよい。
【0050】実施例9.また、上記実施例8では、書き
込みに不適合が発生した場合に警報表示するものを示し
たが、実施例4の場合と同様に、書き込みが正常に行わ
れていなかった場合には再度各プログラマブルコントロ
ーラに対しパラメータ値の書き込み処理を行うようにし
てもよい。
【0051】実施例10.さらに、上記実施例6では、
現状のパラメータ設定値の表示処理では、あらかじめ決
められたプログラマブルコントローラのみから制御パラ
メータの値を読み出し表示する構成を取る場合について
示したが、パラメータ表示処理の前に実施例5の場合と
同様に、対象となる3台のコントローラの制御パラメー
タの値が全て同一の値になっているか否かをチェックす
る処理を設け、万一制御パラメータの値が異なるプログ
ラマブルコントローラが存在すれば、そのコントローラ
は他のオペレータによる保守が進行中である可能性があ
るため、当該チューニング操作を中断するようにしても
よい。
【0052】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、多重化された各プログラマブルコントローラへ
の制御プログラムの転送を、1回の操作によって一括し
て行うように構成したので、多重化された各プログラマ
ブルコントローラ間で制御プログラムが異なっている時
間を短縮することができ、また、多重化されたプログラ
マブルコントローラ中の1つへの制御プログラムの転送
が忘れられることも防止でき、制御動作の安定性を損な
わず、ヒューマンエラーを考慮した、操作性の高いプロ
グラマブルコントローラのプログラム転送方法が得られ
る効果がある。
【0053】また、請求項2に記載の発明によれば、制
御プログラムの転送を同報通信処理を用いて行うように
構成したので、多重化された各プログラマブルコントロ
ーラ間で制御プログラムが異なっている時間をさらに短
縮でき、より高速応答が必要な制御系への適用も可能と
なる効果がある。
【0054】また、請求項3に記載の発明によれば、転
送された制御プログラムの書き込み処理の正常終了の確
認をとるように構成したので、通信に不具合が発生した
ことがすぐに検出でき、故障復旧までの時間が短縮され
て、運転信頼性をより向上させることができる。
【0055】また、請求項4に記載の発明によれば、転
送された制御プログラムの書き込み動作に不適合が発生
した場合に、自動的に当該制御プログラムの再送を行う
ように構成したので、通信に不具合が発生しても運転を
継続することが可能となり、稼働率を向上させることが
できる。
【0056】また、請求項5に記載の発明によれば、本
来同一であるはずの多重化された各プログラマブルコン
トローラの制御プログラムが異なっていた場合に、その
旨を警報表示するように構成したので、当該警報表示に
基づいて制御プログラムの転送を中止することにより、
同一プログラマブルコントローラを複数のオペレータで
保守することを回避でき、操作信頼性の高いプログラマ
ブルコントローラのプログラム転送方法が得られる効果
がある。
【0057】また、請求項6に記載の発明によれば、多
重化された各プログラマブルコントローラの制御パラメ
ータの書き換えを、1回の操作によって一括して行うよ
うに構成したので、制御パラメータの書き換え操作時
に、多重化された各プログラマブルコントローラ間で制
御パラメータの値が異なっている時間を短縮することが
でき、ヒューマンエラーの防止も可能となって、制御装
置の制御動作に悪影響を及ぼすことのないプログラマブ
ルコントローラのパラメータチューニング方法が得られ
る効果がある。
【0058】また、請求項7に記載の発明によれば、書
き換え用の制御パラメータの転送を同報通信処理を用い
て行うように構成したので、多重化された各プログラマ
ブルコントローラ間で制御パラメータの値が異なってい
る時間をさらに短縮でき、より高速応答が必要な制御系
への適用も可能となる効果がある。
【0059】また、請求項8に記載の発明によれば、転
送された制御パラメータの書き込み処理の正常終了の確
認をとるように構成したので、通信に不具合が発生した
ことがすぐに検出でき、運転信頼性をより向上させるこ
とができる。
【0060】また、請求項9に記載の発明によれば、転
送された制御パラメータの書き込み動作に不適合が発生
した場合に、自動的に当該制御パラメータの再送を行う
ように構成したので、通信に不具合が発生しても運転が
継続できて、稼働率を向上させることができる。
【0061】また、請求項10に記載の発明によれば、
本来同一であるはずの多重化された各プログラマブルコ
ントローラの制御パラメータの値が異なっていた場合
に、その旨を警報表示するように構成したので、当該警
報表示に基づいて制御パラメータの書き換えを中止する
ことにより、同一プログラマブルコントローラを複数の
オペレータで保守することを回避でき、操作信頼性の高
いプログラマブルコントローラのパラメータチューニン
グ方法が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】上記実施例における処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図3】上記実施例の伝送路を伝送される信号フレーム
を示す説明図である。
【図4】この発明の実施例2を示すフローチャートであ
る。
【図5】上記実施例の伝送路を伝送される信号フレーム
を示す説明図である。
【図6】この発明の実施例3を示すフローチャートであ
る。
【図7】この発明の実施例4を示すフローチャートであ
る。
【図8】この発明の実施例5を示すフローチャートであ
る。
【図9】この発明の実施例6を示すフローチャートであ
る。
【図10】従来のプログラマブルコントローラのプログ
ラム転送方法およびパラメータチューニング方法を示す
ブロック図である。
【図11】そのプログラマブルコントローラの制御プロ
グラム機能を示す説明図である。
【図12】従来のプログラム転送の処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図13】そのプログラマブルコントローラ指定の際の
画面表示の一例を示す説明図である。
【図14】従来のパラメータチューニングの処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図15】その制御パラメータ番号指定の際の画面表示
の一例を示す説明図である。
【図16】その制御パラメータ更新値の入力の際の画面
表示の一例をを示す説明図である。
【符号の説明】
1 〜13 プログラマブルコントローラ 3 伝送路 10 プログラム保守ツール

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラム保守ツールに伝送路を介して
    複数のプログラマブルコントローラを接続し、前記プロ
    グラム保守ツールより前記各プログラマブルコントロー
    ラに、その動作に必要な制御プログラムを転送するプロ
    グラマブルコントローラのプログラム転送方法におい
    て、前記プログラマブルコントローラが指定されて制御
    プログラムの転送が指示されると、指定された前記プロ
    グラマブルコントローラが他のプログラマブルコントロ
    ーラと多重化されているか否かを判別し、多重化されて
    いる場合には、多重化されている前記プログラマブルコ
    ントローラの各々に前記制御プログラムの転送を行うこ
    とを特徴とするプログラマブルコントローラのプログラ
    ム転送方法。
  2. 【請求項2】 前記多重化されている各プログラマブル
    コントローラへの制御プログラムの転送を、同報通信処
    理によって一括して行うことを特徴とする請求項1に記
    載のプログラマブルコントローラのプログラム転送方
    法。
  3. 【請求項3】 前記転送された制御プログラムの、前記
    多重化された各プログラマブルコントローラにおける書
    き込み処理の正常終了の確認をとることを特徴とする請
    求項1または2に記載のプログラマブルコントローラの
    プログラム転送方法。
  4. 【請求項4】 前記確認の結果、転送された制御プログ
    ラムの前記多重化された各プログラマブルコントローラ
    への書き込みが正常終了していなかった場合には、前記
    制御プログラムの転送処理を再度実行することを特徴と
    する請求項3に記載のプログラマブルコントローラのプ
    ログラム転送方法。
  5. 【請求項5】 前記多重化された各プログラマブルコン
    トローラへの制御プログラムの転送に際して、前記各プ
    ログラマブルコントローラの制御プログラムの同一性の
    確認をとることを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    か1項に記載のプログラマブルコントローラのプログラ
    ム転送方法。
  6. 【請求項6】 プログラム保守ツールに伝送路を介して
    複数のプログラマブルコントローラを接続し、前記プロ
    グラム保守ツールより、前記各プログラマブルコントロ
    ーラの動作に必要な制御プログラムの制御パラメータを
    調整するプログラマブルコントローラのパラメータチュ
    ーニング方法において、前記プログラマブルコントロー
    ラが指定されて制御パラメータの調整が指示されると、
    指定された前記プログラマブルコントローラが他のプロ
    グラマブルコントローラと多重化されているか否かを判
    別し、多重化されている場合には、多重化されている前
    記プログラマブルコントローラの各々に対して、指示さ
    れた前記制御パラメータの調整を実行することを特徴と
    するプログラマブルコントローラのパラメータチューニ
    ング方法。
  7. 【請求項7】 前記多重化されている各プログラマブル
    コントローラに送られる制御プログラムの制御パラメー
    タの転送を、同報通信処理によって一括して行うことを
    特徴とする請求項6に記載のプログラマブルコントロー
    ラのパラメータチューニング方法。
  8. 【請求項8】 前記転送された制御パラメータの、前記
    多重化された各プログラマブルコントローラにおける書
    き込み処理の正常終了の確認をとることを特徴とする請
    求項6または7に記載のプログラマブルコントローラの
    パラメータチューニング方法。
  9. 【請求項9】 前記確認の結果、転送された制御パラメ
    ータの前記多重化された各プログラマブルコントローラ
    への書き込みが正常終了していなかった場合には、前記
    制御パラメータの転送処理を再度実行することを特徴と
    する請求項8に記載のプログラマブルコントローラのプ
    ログラム転送方法。
  10. 【請求項10】 前記多重化された各プログラマブルコ
    ントローラへの制御パラメータの転送に際して、前記各
    プログラマブルコントローラの制御パラメータの同一性
    の確認をとる請求項6ないし9のいずれか1項に記載の
    プログラマブルコントローラのプログラム転送方法。
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