JP3114863B2 - ディスク再生機のディスクローディング装置 - Google Patents

ディスク再生機のディスクローディング装置

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JP3114863B2
JP3114863B2 JP09344378A JP34437897A JP3114863B2 JP 3114863 B2 JP3114863 B2 JP 3114863B2 JP 09344378 A JP09344378 A JP 09344378A JP 34437897 A JP34437897 A JP 34437897A JP 3114863 B2 JP3114863 B2 JP 3114863B2
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクの挿入が
不完全な状態でディスクがターンテーブルとクランパと
の間に挟まれないようにしたディスク再生機のディスク
ローディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディスク再生機のディスクロー
ディング装置は、外部よりディスクを挿入すると、ディ
スクの挿入を感知してクランパを自動的にターンテーブ
ルに接近させ、クランパでディスクをターンテーブル上
に押えて、ディスクの再生を可能とする。この種の装置
において、例えば、いったん挿入したディスクを、何等
かの都合で慌てて引き抜くような事態も考えられる。こ
のような場合、ディスクを挿入したことで、クランパが
自動的にターンテーブルに接近し、ディスクを完全に引
き抜くのが間に合わず、ターンテーブルとクランパとで
ディスクを挟んでしまう恐れがある。このようになる
と、ディスクを損傷してしまったり、ディスクを無理に
引き抜こうとして、内部の機構にまで損傷を与えてしま
う恐れがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題を解決するためになされたもので、ディスクが挿入
されたことを感知してクランパをターンテーブルに接近
させ、該クランパでディスクをターンテーブル上に押え
るディスク再生機のディスクローディング装置におい
て、ディスクを挿入し、クランパがターンテーブルに接
近し始めた後であっても、ディスクを引き抜いた場合に
は、クランパのターンテーブルへの接近動作が阻止され
て、ディスクや内部の機構の損傷を未然に防止できるよ
うにすることを目的としている。また、ディスクがター
ンテーブル上に保持されている状態で、誤って別のディ
スクを挿入しようとした場合、ディスクの二重挿入を禁
止して、ディスクや内部の機構の損傷を未然に防止でき
るようにすることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】クランパを支持するクラ
ンパ支持体には係合部を設け、この係合部の移動線上に
ストッパを設置する。ストッパは、常時は係合部を当接
させてクランパがターンテーブルへ接近するのを阻止す
る阻止位置にあるが、ディスクがターンテーブル上に保
持可能な位置まで挿入されると、このディスクに押され
て接近許容位置へ移動し、クランパがターンテーブルへ
接近するのを許容する。そして、クランパがターンテー
ブルに接近するとき、係合部でストッパを押し、ストッ
パを接近許容位置から、ディスクと非接触な退避位置へ
移動させる。従って、いったん挿入したディスクを慌て
て引き抜いた場合には、クランパのターンテーブルへの
接近動作がストッパにより阻止され、ディスクや内部の
機構の損傷を未然に防止できる。また、ディスクが正常
に挿入されたときは、そのディスクでストッパを押して
接近許容位置へ移動させるので、クランパは正常に作動
する。しかも、クランパがターンテーブルに接近しなが
ら、係合部でストッパをディスクと非接触な退避位置へ
移動させるので、ストッパがディスクの回転を阻害する
恐れもない。
【0005】前記ストッパに摺接部を設け、係合部が摺
接部に摺接することによりストッパをディスクから引離
すようにすると、簡単な構成で、ストッパをディスクか
ら引離すことができる。逆に、係合部の方に摺接部を設
け、この摺接部をストッパに摺接させてストッパをディ
スクから引離すようにしても、同様の効果が得られる。
【0006】また、前記ストッパと連動する二重挿入禁
止部材を加えてもよい。二重挿入禁止部材は、常時はデ
ィスクの通路から外しておき、ストッパがクランパ支持
体の係合部に押されて退避位置へ移動したとき、ディス
クの通路上に現われてディスクの挿入を禁止するように
するのである。このようにすると、簡単な構成で、ディ
スクの二重挿入を禁止することができる。
【0007】
【発明の実施形態】図1は、車載用ディスク再生機の外
観概要図である。このディスク再生機は、キャビネット
1内に、ダンパー(図示せず)を介して再生ユニット2
を装着して構成されている。キャビネット1の前面に
は、ディスクDを挿入するディスク挿入口3がある。図
2はディスク挿入口3にディスクDを挿入した初期状
態、あるいは再生ユニット2内の再生部Pからディスク
挿入口3に向けてディスクDを押戻した状態を示す平面
図である。図3はディスクDが再生部Pに装填された状
態を示す平面図である。図1及び図3の如く、再生ユニ
ット2の上部は天板2aとクランパ支持体とで覆われ
ている。図2では、天板2a及びクランパ支持体を省
略している。
【0008】図4及び図5は、それぞれ再生ユニット2
の内部を示す左側面図及び右側面図である。再生ユニッ
ト2の中央部には、再生部Pを構成するターンテーブル
、クランパ、モータ及びピックアップ(図2参
照)等が配置されている。即ち、再生部Pでは、ターン
テーブル上に載置されたディスクDをクランパで押
え、ターンテーブル、クランパ及びディスクDを一
体にモータで回転駆動しながら、ピックアップによ
りディスクDに記録された情報の再生を行なう。再生部
の位置は、ディスクD全体がディスク挿入口3から僅
かに挿入された位置で再生が行えるように、ディスク挿
入口3に近付けて設定する(図2参照)。
【0009】図6及び図7は再生ユニット2の一部を切
欠して示す正面図である。各図は、それぞれディスクD
が装填されていない状態と、ディスクDを挿入した初期
状態とを示している。再生ユニット2の前端部分を構成
する合成樹脂部には、ディスク挿入口3に連続するディ
スクDの通路が形成されている。この通路の左右端
部は、底面側では登り方向の傾斜面a、上面側では下
り方向の傾斜面bとなっている。
【0010】再生ユニット2内の左側部には、図2及び
図8の如く、搬送手段10が装備されている。搬送手段
10は、ディスク挿入口3の近くに配置された押込み部
11と、その奥の搬送部材12と、これら押込み部材
11及び搬送部材12を連結する連結部材13とを含
む。押込み部材11と連結部材13とは、スプリング
により、互いの対向部11a,13a同志を当接させ
て、弾性的に一体化されており、スプリング14に抗し
て互いの対向部11a,13aを引離すことができる。
搬送手段10は、回転部材16及びアイドラギヤ17を
介して、一方向モータ18により往復駆動される。
【0011】押込み部材11及び連結部材13は共通の
軸19aに回転自在に装着され、搬送部材12は別の軸
19bに回動自在に装着されている。押込み部材11
び搬送部材12の各回動端には、図9の如く、側方より
見てV形凹状をなすディスク押圧部20及び第1ディス
ク受け部21aが形成されている。また搬送部材12に
は、図8の如く、回動中心と第1ディスク受け部21a
との間にもう一つのディスク受け部、即ちV形凹状をな
す第2ディスク受け部21bが形成されている。ディス
クDが挿入されていないとき、押込み部材11のディス
ク押圧部20はディスク挿入口3の左端近傍に位置し、
搬送部材13の第1及び第2ディスク受け部21a,2
1bはターンテーブルの上方に位置している(図8及
び図10)。
【0012】搬送部材12は、図8の如く、回動中心の
回りに渦巻き状のカム溝23を有し、このカム溝23
に連結部材13のカムピン4を挿入させて、これらカ
ム溝23とカムピン24とでカム機構25を構成してい
る。カム溝23の回動中心に近い終端には傾斜部23a
が形成されている。ディスクDが挿入されていない状態
では、カムピン24は、図8の如く、カム溝23内の、
搬送部材12の回動中心から離れた終端の近傍位置にあ
る。ところが、ディスクDが挿入されて搬送部材12
再生ユニット2の奥へ向かって回動すると、カムピン
は、図11ないし図12の如く、カム溝23内を他端
へ向かって移動し、搬送部材12を連結 部材13に追随
して回動させる。そして、図13の如くカムピン24
傾斜部23aに移行すると、連結部材13は逆方向へ僅
かに戻される。連結部材13が軸19aを支点として回
動するとき、押込み部材11も連結部材13と共に回動
する。
【0013】尚、図2に示す符号22は、再生ユニット
2内の右側部において、再生ユニット2の前端部分を構
成する合成樹脂部に一体形成されたディスクガイドであ
り、ディスクDの外周を当接させて該ディスクDの搬送
軌道を設定するようにしている。 図8の如く、搬送部
12は、回動中心の回りにギヤ部27、当接部28及
び渦巻き状のカム29を有する。回転部材16は、図1
4の如く、下半分が平ギヤ30、上半部が約100度の
範囲のみに歯を有する部分ギヤ31となっている。そし
てモータ18の回転力は、モータ軸に取着されたウォー
ムギヤ18a、ウォームホイール32及び第1及び第2
減速ギヤ33a,33bを介して平ギヤ30に伝達され
る。部分ギヤ31は前記アイドラギヤ17に選択的に噛
合可能であり、アイドラギヤ17は、搬送部材12のギ
ヤ部27と常時噛合している。
【0014】図14の如く、回転部材16の上面にはク
ランパ制御カム34を備えた押圧体35が突設されてい
る。クランパ制御カム34は、押圧体35の上面の一部
を凹ませて形成されている。また、回転部材16を貫通
して第1及び第2角孔36a,36bが形成されてい
る。押圧体35は、回転部材16の半径方向に一致する
押圧部37と、この押圧部37に順次連続する第1円弧
面38及び第2円弧面39とを有する。ディスクDが挿
入されていない状態では、搬送部材12の当接部28は
押圧部37の回転軌道から外れているが、搬送部材12
がディスクDに押されて回動すると、図11の如く当接
部28が押圧部37の回転軌道内に入る。この状態で回
転部材16が時計方向に回転すると、押圧部37で搬送
部材12の当接部28を押し、搬送部材12を再生ユニ
ット2の奥の方へ、即ち反時計方向へ回動させる。回転
部材16の回転が進むと押圧部37が当接部28から外
れるが、今度は図12の如く、第1円弧面38が当接部
28に接し、その間、搬送部材12は一定位置に保持さ
れる。回転部材16の回転が更に進んで、図13の如
く、当接部28との接点が第1円弧面38から第2円弧
面39に移行するとき、搬送部材12は再び奥の方へ押
され、第2円弧面39が当接部28に接している間、搬
送部材12は一定の位置に保持される。
【0015】図8の如く、搬送部材12の下方には保持
部材40が、軸40aを介して回動自在に装着されてい
る。この保持部材40は回動端に押圧ピン40bを有
し、スプリング41により、常時、押圧ピン40bを搬
送部材12の渦巻き状カム29の外周面に押し付けてい
る。一方、渦巻き状カム29の外周面には、図15の如
く、押圧ピン40bに当接して搬送部材12を時計方向
回動終端位置に係止する係止部29a、この係止部29
aから時計方向に向かって、回動中心からの距離を漸次
増大させる第1渦巻き面29b、回動中心からの距離を
漸次減少させる第2渦巻き面29c、この第2渦巻き面
29cと段差29dを隔てた円弧面29eが、連続形成
されている。
【0016】押圧ピン40bが第1渦巻き面29bの領
域に押し付けられているときは、その押圧力が、搬送部
12を時計方向へ回動させるように作用する。そして
ディスク挿入前は、図15(a)の如く、係止部29a
が押圧ピン40bに当接して、搬送部材12の時計方向
への回動が禁止され、搬送部材12は押圧ピン40bの
押圧力を係止部29aで受けて初期位置に保持される。
【0017】ところが、ディスク挿入口3からディスク
Dが挿入されると、搬送部材12は、ディスクDに押さ
れて図15(b)の如く、第1渦巻き面29bで押圧ピ
ン40bを押戻しながら反時計方向へ回動する。押圧ピ
ン40bとの接点が第1渦巻き面29bから第2渦巻き
面29cに転ずると、今度は図15(c)の如く、押圧
ピン40bの第2渦巻き面29cに対する押圧力が、搬
送部材12を反時計方向へ回動させるように作用する。
押圧ピン40bとの接点が第2渦巻き面29cから、図
15(d)の段差29dを越えて図15(e)の如く円
弧面29eに転ずると、押圧ピン40bの押圧力は搬送
部材12に対していずれの方向への回動力も生じさせな
いようになる。
【0018】図16の如く、搬送部材12の下方には第
1スイッチ42a、回転部材16の下方には第2スイッ
チ42bが、それぞれ配置されている。尚、図16中、
符号42はプリント回路基板である。その他、図面上は
省略するが、ディスク取出し操作により作動するイジェ
クトスイッチを備えている。これらのスイッチは、いず
れも一方向モータ18を制御するためのもので、第1ス
イッチ42aは、搬送部材12の渦巻き状カム29に押
されてオンとなり、第2スイッチ42bは、第1または
第2角孔36a,36b内にあってはオフ、いずれの角
孔36a,36bからも外れると、回転部材16に押さ
れてオンとなる。
【0019】再生ユニット2の前端部には、図2、図
3、図6、図7及び図9の如く弾性挟持機構43を装備
している。弾性挟持機構43は、通路9上方の左右に対
称配置された1対の弾性押え片44,44と、各押え片
44,44に下方向への弾性力を付加する補助スプリン
グ44a,44a(図17参照)と、通路9の底面側の
傾斜面9a,9aとで構成されている。1対の弾性押え
片44,44は、再生ユニット2の前端部分を構成する
合成樹脂部に一体形成されている。尚、各弾性押え片4
4,44の先端部の下方には、図17の如く、傾斜面
の一部を凹ませた凹部45,45(左方の凹部45の
み図示)を設け、弾性押え片44,44の撓み量が大き
くとれるようにしている。
【0020】1対の弾性押え片44,44はディスクの
通路9内に位置し、各下面をディスクDの面に対して傾
斜させている。そして、ディスク挿入口3からディスク
Dを挿入すると、これらの弾性押え片44,44はディ
スクDの周縁に下面を押し上げられて、ディスクDを弾
性押え片44,44と傾斜面9a,9aとの間に侵入さ
せる。ディスクDは、再生位置に達したときには、図3
の如く、弾性押え片44,44及び傾斜面9a,9a
いずれからも離反している。
【0021】弾性挟持機構43は、図2の如く、ディス
クDが搬送手段10により再生部Pからディスク挿入口
3に向けて押戻されたとき、ディスク挿入口3から外部
へ飛出さないように、ディスクDの記録領域より外側の
部位を弾性的に挟持しておくためのものである。即ち、
搬送手段10によるディスクDの押戻し量は、手で取り
出し易くするために、できるだけ大きく設定することが
望まれる。少なくとも、ディスクDの中心孔の一部がデ
ィスク挿入口3から露出する位置まで搬送手段10によ
って押戻せば、記録領域の内側部分を上下から指で掴ん
で容易に取り出すことができる。図2の如く、ディスク
Dの中心孔がすべてディスク挿入口3から露出する位置
まで押戻すようにすると、中心孔に指を入れて更に容易
に取り出すことができる。
【0022】尚、弾性挟持機構43の設置位置には制約
がある。ディスクDを、搬送手段10により押戻された
位置で挟持することができ、しかも、再生中のディスク
には接触せず、ディスク搬送時にも、ディスクDの記録
領域には接触しない位置に設置する必要がある。従っ
て、弾性押え片44,44の下面をディスクDの面に対
して傾斜させておき、搬送手段により押戻されたディス
クDの周縁を、その下面で押えるようにすれば、弾性押
え片44,44の設置位置の選択範囲が広がり、設計の
自由度が増すことになる。
【0023】図2ないし図7の如く、ディスクDの通路
の底面側には下方ガイド片46が、ディスク挿入口3
とターンテーブル5との間に設けられ、前記天板2aに
は左右1対の上方ガイド片47,47が、ディスク挿入
口3とターンテーブル5との間に設けられている。そし
て、ディスク挿入口3から挿入されたディスクDを、下
方ガイド片46と上方ガイド片47,47との間を通し
て、ターンテーブルとクランパとの間に導くように
している。前記クランパ支持体は、図4及び図5の如
く、再生ユニット2の最奥部に、水平軸48を介して装
着されている。このクランパ支持体を上下に回動させ
ることにより、クランパを上下動させることができ
る。クランパ支持体は、下方へ延びるカム当接部49
を有し、この当接部49を図3に示す1対のスプリング
50,50により常時、回転部材16の上面に当接させ
ている。そこで、回転部材16の回転に伴いカム当接部
49がクランパ制御カム34に接するようになると、ク
ランパ支持体4が下方へ回動してクランパ7を下降さ
せ、クランパでターンテーブル上のディスクDを押
える。これによって、ターンテーブルの回転が可能に
なり、ピックアップにより情報の再生が行なえる。
【0024】ターンテーブルは、図18の如く、中心
部にボス部51を有し、このボス部51の中心孔にモー
の軸を圧入させ、ボス部51の周囲には複数の回り
止め突起52を有し、更に上面外周部にはディスク載置
面53を有する。ボス部51及び回り止め突起52は、
ディスク載置面53より上方には突出していない。従っ
て、ディスク挿入口3から再生部PへのディスクDの搬
送は、ボス部51及び回り止め突起52に邪魔されるこ
となく、ディスク載置面53すれすれの高さで水平に搬
送することができ、ディスクDをターンテーブルの上
方へ搬送した後は、クランパを下降させるだけで、デ
ィスクDをディスク載置面53に保持させることができ
る。
【0025】一方、クランパ6は、ディスク載置面53
上のディスクDを押えるフランジ部54と、ボス部51
の外周に嵌合する環状突部55とを有する。環状突部5
5には、前記複数の回り止め突起52を嵌合させる複数
の小凹部56が設けられている。ターンテーブルとク
ランパとの心合わせは、ボス部51外周と環状突部5
5内周との嵌合により行ない、ターンテーブル及びク
ランパ相互の回転止めは、回り止め突起52と小凹部
56との嵌合により行ない、更に環状突部55の外周を
ディスクDの中心孔に嵌合させて、ターンテーブル
クランパ及びディスクD三者の心合わせを行なうよう
にしている。
【0026】図2の如く、再生ユニット2内の右側部に
は、ストッパ57が軸58を支点として水平回動自在に
装着されている。このストッパ57は、図19の如く、
一端にV形凹状をなすディスク受け部59、他端に係合
ピン60を有し、トーションスプリング61により反時
計方向への回動力が与えられている。ストッパ57は更
に、ディスク受け部59と回動中心との間に、上方向に
突出する下降阻止部62を有する。この下降阻止部62
には下り傾斜面を連設して、この傾斜面を摺接部63と
している。
【0027】図5の如く、前記クランパ支持体は、一
側に、下方に延びる係合部64を有する。ストッパ57
は、常時は図2の阻止位置にある。このとき下降阻止部
62は、図20(a)の如く係合部64の下方に位置し
て、クランパ支持体の下方向への回動を禁止する。と
ころが、ディスクDが挿入され、このディスクDがター
ンテーブル上に保持可能な位置に達すると、ディスク
受け部59がディスクDの外周に押され、ストッパ57
が時計方向へ回動して接近許容位置に達し、図20
(b)の如く、下降阻止部62が係合部64の下方位置
から外れ、下降阻止部62に代って摺接部63が係合部
64の下方に位置するようになる。そこで、クランパ支
持体の下方向への回動が可能になる。クランパ支持体
が下方向へ回動すると、係合部64が下り摺接部63
に摺接して、ストッパ57を更に時計方向へ回動させ、
図20(c)の如く、ストッパ57を、ディスク受け部
59がディスクDの外周から離反した退避位置に位置さ
せるようになる。
【0028】再生ユニット2の、ディスク挿入口3の近
傍位置には、図2及び図21の如く、スライド板65が
左右方向移動自在に装着されている。このスライド板6
5は、上面にラック66を有し、スプリング67により
常時、左方向へ引かれている。スライド板65とディス
ク挿入口3との間には、二重挿入禁止部材68が軸69
を介して装着されている。この部材68はラック66に
噛合するギヤ部70を有する。二重挿入禁止部材68
は、常時はディスクDの通路から外れた位置にある
が、スライド板65が右方へ移動すると、これに伴いほ
ぼ90度回動して、図22の如くディスク通路9上に現
われ、ディスク挿入口3からのディスクDの挿入を禁止
するようになる。図2の如く、ストッパ57及びスライ
ド板65は、中間部材71を介して連結されている。中
間部材71は軸72を支点として水平回動自在であり、
一端に形成された長孔73に、ストッパ57の係合ピン
60を挿入させ、他端をスライド板65に回動自在に連
結している。係合ピン60は、常時は、スプリング67
の弾性力により長孔73の右端に保持されている。
【0029】以上のディスク再生機において、ディスク
Dの搬送は、次のように行なわれる。ディスク挿入前
は、保持部材40が搬送部材12を図8の位置に保持し
ており、搬送部材12の第1及び第2ディスク受け部2
1a,21bはターンテーブルの上方に位置してい
る。このとき、連結部材13のカムピン24は、カム溝
23内の、回動中心から遠い終端部にあって、押込み部
11のディスク押圧部20をディスク挿入口3の左端
に位置させている。また、第1スイッチ42aは図15
(a)の如く、搬送部材12の渦巻き状カム29に押さ
れてオン、第2スイッチ42bは回転部材16の第1角
孔36a内に位置してオフになっており、この状態で一
方向モータ18は停止している。
【0030】そこで、ディスク挿入口3よりディスクD
を挿入すると、ディスクDの周縁が押込み部材11のデ
ィスク押圧部20を通過して、図7の如く、弾性押え片
44,44と傾斜面9a,9aとの間に侵入する。図2
の如く、ディスク周縁の先端が搬送部材12の第1ディ
スク受け部21aに当接した後は、ディスクDで搬送部
12を再生ユニット2の奥へ押込むようになる。搬送
部材12の回動に伴い、連結部材13のカムピン24
カム溝23内を移動して、連動部材13及び押込み部材
11が搬送部材12に追随し、押込み部材11のディス
ク押圧部20はディスクDの外周を押込む体勢に入る。
【0031】搬送部材12の回動に伴い、ディスクDの
外周が搬送部材12の第2ディスク受け部21bにも当
接するようになるが、やがて第1ディスク受け部21a
は、図11の如くディスクDの外周から離れ、ディスク
Dは第2ディスク受け部21bのみを押すようになる。
搬送部材12が図11の位置まで回動して、当接部28
が押圧部37の回転軌道内に入ると、第1スイッチ42
aは、図15(c)の如く渦巻き状カム29から解放さ
れてオフとなり、これにより一方向モータ18が起動す
る(図23のa位置)。回転部材16は、モータ18の
回転力を受けて時計方向への回転を開始し、押圧部37
で当接部28を押し、搬送部材12を反時計方向へ回動
させる。連結部材13及び押込み部材11は、搬送部材
12に追随して反時計方向へ回動し、押込み部材11
ディスク押圧部20で、ディスクDを速やかに押込む。
【0032】ディスクDがモータ18の動力によって引
き込まれて行く途中で、何等かの都合で、そのディスク
Dを慌てて引き抜こうとした場合、機械力が勝っていて
引き抜けなかったり、あるいは引き抜こうとする力が強
くて内部の機構に損傷を与えると、具合が悪い。その
点、ここに示すディスク再生機においては、押込み部材
11と連結部材13とを、スプリング14を介して弾性
的に一体化しているので、ディスクDを無理に引き抜こ
うとした場合、押込み部材11と連結部材13とは、互
いの対向部11a,13aがスプリング14に抗して離
反し、押込み部材11のディスク押圧部20を押し退け
ながら、ディスクDを引き抜くことができ、内部の機構
に損傷を与える恐れがない。
【0033】一方向モータ18の起動直後に、第1角孔
36aが第2スイッチ42bから外れ、第2スイッチ4
2bは回転部材16の底面に押されてオンになるが、一
方向モータ18は回転し続ける(図23のb位置)。保
持部材40の押圧ピン40bは、渦巻き状カム29の第
1渦巻き面29bから第2渦巻き面29cへ移行し、搬
送部材12に反時計方向への回動力を与える。ディスク
Dが、ターンテーブル上に保持可能な位置までくる
と、図12の如く、回転部材16の押圧部37が搬送部
12の当接部28から外れ、第1円弧面38が当接部
28に接するようになり、搬送部材12の回動は、いっ
たん停止する。このとき、保持部材40の押圧ピン40
bも、渦巻き状カム29の段差29dに位置して搬送部
12に回動力を与えない。また、連結部材13のカム
ピン24は、搬送部材12のカム溝23内の、回動中心
に近い終端に位置している。
【0034】ディスクDは、ターンテーブル上に保持
可能な位置までくると、その外周でストッパ57のディ
スク受け部59を押す。これによってストッパ57の下
降阻止部62が係合部64の下方位置から外れ、下降阻
止部62に代って摺接部63が係合部64の下方に位置
するようになる。そしてディスクDは、図24の如く、
押込み部材11のディスク押圧部20と、搬送部材12
の第2ディスク受け部21bと、ストッパ57のディス
ク受け部59の3点で保持される。
【0035】第1円弧面38が当接部28に接している
間、搬送部材12の回動は停止しているが、その間も回
転部材16は回転し続けて、クランパ支持体のカム当
接部49が、回転部材16のクランパ制御カム34に接
するようになる。これによって、クランパ支持体が下
方へ回動し、クランパ6が下降して、そのフランジ部5
4でターンテーブル5上のディスクDを押える。クラン
パ支持体が下方へ回動する際、係合部64が摺接部6
3に摺接し、ストッパ57を、図20(c)の如く、デ
ィスク受け部59がディスクDの外周と非接触な退避位
置へ移動する。尚、ディスクDが挿入されたことを第1
スイッチ42aが感知して一方向モータ18が起動する
と、ディスクDの搬送を手で引き止めても、回転部材1
6がモータ18に駆動されて回転し、クランパ支持体
が下方へ回動しようとする。ところが、ディスクDがタ
ーンテーブル上に保持可能な位置まで搬送されない限
り、クランパの下降は、クランパ支持体の係合部6
4がストッパ57の下降阻止部62に当接して禁止され
るので、ディスクDが挿入途中の状態でターンテーブル
とクランパとの間に挟まれて取出せなくなるといっ
た恐れはなく、慌てて引き抜こうとしたとき、ディスク
Dや内部の機構を損傷させてしまう恐れもない。
【0036】一方向モータ18の回転が更に進み、当接
部28との接点が、回転部材16の第1円弧部38から
第2円弧部39に移行するとき、搬送部材12は再び反
時計方向へ、僅かに回動する。これに伴い、図13の如
く、連結部材13のカムピン24がカム溝23の傾斜部
23aに移行するので、押込み部材11は時計方向へ僅
かに回動し、結局、図25の如く、ストッパ57のディ
スク受け部59に続いて、押込み部材11のディスク押
圧部20と、搬送部材12の第2ディスク受け部21b
も、ディスクDの外周から離反する。ところで、クラン
パ支持体が下方へ回動し、係合部64でディスク受け
部59をディスクDの外周から離反させた際、ストッパ
57の回動により、係合ピン60が中間部材71の長孔
73内を移動して、長孔73の他端を押す。これによっ
て、中間部材71が時計方向へ回動し、スライド板65
がスプリング67に抗して右方へ移動し、二重挿入禁止
部材68を図22の如く起立させる。
【0037】回転部材16の第2角孔36bが第2スイ
ッチ42bの位置にくると、第2スイッチ42bは回転
部材16から解放されて、オフになり、これによって一
方向モータ18が停止する(図23のc位置)。続い
て、再生部Pのモータが起動してターンテーブル
クランパ及びディスクDが一体になって回転駆動さ
れ、かつピックアップが作動して、ディスクDに記録
された情報の再生が行なわれる。このような再生動作
中、誤って、別のディスクを挿入してしまうと、挿入途
中のディスクが、内部で回転中のディスクに接触して損
傷したり、内部の機構を損傷させてしまう危険がある
が、その点、ここに示すディスク再生機では、再生動作
中は、二重挿入禁止部材68がディスクの通路上に現
われて別のディスクの挿入を禁止するので、誤ってディ
スクを二重挿入してしまう恐れはなく、二重挿入による
ディスクや内部機構の損傷を未然に防止することができ
る。
【0038】次に、再生動作を停止してディスクを取り
出す操作を行なうと、図示しないイジェクトスイッチが
オンになり、一方向モータ18が再び起動する(図23
のd位置)。一方向モータ18の再起動により、先ずク
ランパ制御カム34がカム当接部49の下方から外れ、
クランパ支持体が上方へ回動してクランパを上昇さ
せる。このとき、ストッパ57は係合部64から解放さ
れて、トーションスプリング61により初期位置に復帰
し、ストッパ57のディスク受け部59をディスクDの
外周に当接させる。また、スライド板65がスプリング
67により復帰し、二重挿入禁止部材68がディスクの
通路9の下方へ回動する。
【0039】一方向モータ18の再起動直後に、回転部
材16の第2角孔36bが第2スイッチ42bから外れ
て、第2スイッチ42bは回転部材16によりオンにな
るが、モータ18は回転し続ける(図23のe位置)。
そして、回転部材16の部分ギヤ31がアイドラギヤ1
7に噛合する。アイドラギヤ17は常時、搬送部材12
のギヤ部27に噛合しているので、モータ18の回転力
は、部分ギヤ31及びアイドラギヤ17を介してギヤ部
27に伝達され、搬送部材12が時計方向へ回動し、第
2ディスク受け部21bをディスクDの外周に当接させ
る。同時に、連結部材13のカムピン24が傾斜部23
から脱し、押込み部材11を反時計方向へ僅かに回動
させるので、押込み部材11のディスク押圧部20もデ
ィスクDの外周に当接する。
【0040】この状態で、搬送部材12の時計方向の回
動が進むにつれて、図26の如く、第2ディスク受け部
21bでディスクDを再生部Pからディスク挿入口3へ
向けて押戻し、続いて第1ディスク受け部21aが、第
2ディスク受け部21bに代ってディスクDを押戻す。
このときのディスク搬送速度は、モータ18の回転速度
が一定であるにも拘らず、ディスク装填時よりも比較的
ゆっくりと行なわれる。その理由は、ディスク装填時の
搬送は、回転部材16の押圧部37で搬送部材12の当
接部28を押すことによって行なわれるのに対し、取出
し時の搬送は、部分ギヤ31、アイドラギヤ17及びギ
ヤ部27の噛合によって行なわれるからである。
【0041】搬送部材12の渦巻き状カム29が再び第
1スイッチ42aの上方にくると、このスイッチ42a
はオンになる(図23のf位置)。搬送部材12の第1
ディスク受け部21aが、ディスクDを、中心孔がすべ
てディスク挿入口3から露出する位置まで押戻したとこ
ろで、連結部材13のカムピン24はカム溝23内を、
回動中心に近い終端から遠い終端近くまで移動し、押込
み部材11のディスク押圧部20は、ディスク挿入口3
の左端近傍の位置に復帰する。そして、回転部材16の
第1角孔36aが再び第2スイッチ42bの上方に位置
してこのスイッチ42bをオフにし、これによって一方
向モータ18が停止する(図23のg位置)。
【0042】搬送部材12で押戻されたディスクDは、
周縁を弾性押え片44,44と傾斜面9aとで弾性挟持
されているので、半分以上、外部に露出しているにも拘
らず、外部へ飛出したり、落下したりする恐れはない。
そして、このディスクDを、中心孔に指を入れて容易に
取り出すことができる。尚、ここに示した実施形態で
は、ストッパ57に下り傾斜面よりなる摺接部63を設
け、この摺接部63にクランパ支持体の係合部64を
摺接させて、ストッパ57をディスクDから引離すよう
にしたが、逆に、係合部64の方に摺接部を設け、この
摺接部をストッパに摺接させるようにしても、同様の効
果が得られる。また、摺接部としては、傾斜面状に限ら
ず、例えば凸円弧状に形成してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明のディスクローデ
ィング装置は、クランパを支持するクランパ支持体に係
合部を設け、この係合部の移動線上にはストッパを設置
する。ストッパは、常時は係合部との当接によってクラ
ンパがターンテーブルへ接近するのを阻止する阻止位置
にあり、ディスクがターンテーブル上に保持可能な位置
まで挿入されると、このディスクでストッパを押して接
近許容位置へ移動させ、クランパのターンテーブルへの
接近を可能にする。続いて、クランパがターンテーブル
に接近するとき、クランパ支持体の係合部でストッパを
押して、ディスクと非接触な退避位置へ移動させる。
【0044】このような構成にすることにより、ディス
クを挿入途中で引き抜くと、クランパのターンテーブル
への接近動作がストッパにより阻止されるので、ディス
クや内部の機構の損傷を未然に防止できる。また、ディ
スクが正常に挿入されたときは、そのディスクでストッ
パを押して接近許容位置へ移動させるので、ストッパを
設けたことによりクランパの作動に悪影響を及ぼす恐れ
はない。しかも、クランパがターンテーブルに接近しな
がら、係合部でストッパをディスクから引離すので、デ
ィスクの回転がストッパによって阻害される恐れもな
い。
【0045】前記ストッパに摺接部を設けて、係合部が
摺接部に摺接することによりストッパをディスクから引
離すようにすると、簡単な構成で、ストッパをディスク
から引離すことができる。逆に、係合部の方に摺接部を
設け、この摺接部をストッパに摺接させるようにして
も、同様の効果が得られる。
【0046】また、前記ストッパに連結する二重挿入禁
止部材を設け、ストッパがクランパ支持体の係合部に押
されて再生準備完了位置へ移動したとき、二重挿入禁止
部材が、ディスクの通路から外れた位置からディスクの
通路上に現われるように構成することにより、ディスク
再生中、別のディスクを誤って挿入する、いわゆるディ
スクの二重挿入を、簡単な構成で確実に禁止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すディスク再生機の外観
概要図
【図2】同再生機の再生ユニット内部を示す平面図
【図3】再生ユニットの平面図
【図4】再生ユニット内部を示す左側面図
【図5】同じく右側面図
【図6】再生ユニットの一部を断面にて示す正面図
【図7】同じくディスク装填状態を示す正面図
【図8】搬送装置の平面図
【図9】押込み部材及び搬送部材の端部形状と弾性挟持
機構の説明図
【図10】搬送部材とターンテーブルとの関係を示す斜
視図
【図11】搬送装置の平面図
【図12】搬送装置の平面図
【図13】搬送装置の平面図
【図14】回転部材とアイドラギヤとの関係を示す斜視
【図15】搬送部材と保持部材との関係を示す平面図
【図16】回転部材、搬送部材及びスイッチと関係を示
す側面図
【図17】弾性挟持機構の一部斜視図
【図18】ターンテーブルとクランパとの関係を示す断
面図
【図19】ストッパの斜視図
【図20】ストッパとクランパ支持体との関係を示す正
面図
【図21】スライド板と二重挿入禁止部材との関係を示
す正面図
【図22】スライド板と二重挿入禁止部材との関係を示
す正面図
【図23】一方向モータの起動及び停止タイミング説明
【図24】押込み部材、搬送部材及びストッパの関係を
示す平面図
【図25】押込み部材、搬送部材及びストッパの関係を
示す平面図
【図26】回転部材、アイドラギヤ、押込み部材及び搬
送部材の関係を示す平面図
【符号の説明】
D ディスク(記録媒体) クランパ支持体 ターンテーブル クランパ 57 ストッパ 62 下降阻止部 63 摺接部 68 二重挿入禁止部材
フロントページの続き (72)発明者 城戸 国男 東京都世田谷区深沢8丁目19番20号 タ ナシン電機株式会社内 審査官 伊藤 隆夫 (56)参考文献 特開 昭59−52452(JP,A) 特開 昭61−26962(JP,A) 特開 昭59−90260(JP,A) 実開 昭61−178541(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/02 - 17/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク(D)が挿入されたことを感知し
    てクランパ(7)をターンテーブル(6)に向けて移動
    させ、該クランパでディスクをターンテーブル上に保持
    するディスク再生機のディスクローディング装置におい
    て、 クランパを支持し、かつ係合部(64)を有するクラン
    パ支持体(4)と、 前記係合部の移動線上に設置されたストッパ(57)と
    を具備し、 前記ストッパは、クランパのターンテーブルへの接近
    を、前記係合部を当接させて阻止する阻止位置に常時あ
    、ディスクがターンテーブル上に保持可能な位置まで
    挿入されたとき該ディスクの外周で押されてクランパの
    ターンテーブルへの接近を許容する接近許容位置へ移動
    し、クランパがターンテーブルに接近するとき、ストッ
    パは、係合部に押されて接近許容位置から、ターンテー
    ブル上のディスクと非接触な退避位置へ移動することを
    特徴とするディスク再生機のディスクローディング装
    置。
  2. 【請求項2】前記ストッパは、阻止位置にあるとき前記
    係合部の移動線上に位置する阻止部(62)と、接近許
    容位置にあるとき前記係合部の移動線上に位置する摺接
    部(63)とを有し、クランパ支持体がターンテーブル
    に接近するとき係合部が摺接部に摺接して、ストッパを
    接近許容位置から退避位置へ移動させることを特徴とす
    る請求項1に記載のディスク再生機のディスクローディ
    ング装置。
  3. 【請求項3】前記係合部は摺接部を有し、前記ストッパ
    は、接近許容位置にあるとき該摺接部の移動線上に位置
    し、クランパ支持体がターンテーブルに接近するとき、
    該摺接部がストッパに摺接して、ストッパを接近許容位
    置から退避位置へ移動させることを特徴とする請求項1
    に記載のディスク再生機のディスクローデイング装置。
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