JP3291231B2 - 記録媒体搬送装置 - Google Patents

記録媒体搬送装置

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JP3291231B2
JP3291231B2 JP34437997A JP34437997A JP3291231B2 JP 3291231 B2 JP3291231 B2 JP 3291231B2 JP 34437997 A JP34437997 A JP 34437997A JP 34437997 A JP34437997 A JP 34437997A JP 3291231 B2 JP3291231 B2 JP 3291231B2
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    • G11B2220/90Tape-like record carriers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク、テープ
カセットその他の記録媒体を、一方向モータを駆動源と
して往復搬送する記録媒体搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク再生機、カセットテープデッキ
等に装備される記録媒体搬送装置において、記録媒体の
装填と取出しとをモータを駆動源として行なう場合、装
填のときと取出しのときで、モータの回転方向を切換え
るのが一般的である。双方向モータを使用する場合、極
性反転回路を用いなければならないので製造コストが高
くなる。そこで一方向モータを使用してコストの製造低
下を図りたいが、仮に一方向モータを駆動源として記録
媒体の往復搬送を行なおうとすると、モータから搬送手
段に至る伝達経路中に電磁石等を用いた方向変換機構を
組込まねばならないため伝達経路の構成が複雑になり、
機構部分が高価になってしまう。また、記録媒体を取出
す際の搬送速度が速いと、記録媒体が挿入口から勢い良
く飛出してしまう恐れがある。そこで、記録媒体装填時
の搬送速度は速く、取出す際の搬送速度は比較的ゆっく
りと行なわれるようにしたい。しかし、装填の際と取出
す際の搬送速度を異ならせるには、やはり、モータの回
転速度をそのように制御する必要があり、モータの制御
回路が複雑になってしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題を解決するためになされたもので、一方向モータを
駆動源とし、しかもモータから搬送手段に至る伝達経路
を複雑にすることなく、記録媒体の往復搬送が行なえる
ようにして、簡単な構成で、安価に製造でき、記録媒体
装填時と取出し時の搬送速度を異ならせることも簡単に
行なえる記録媒体搬送装置を提供することを目的として
いる。また、記録媒体の搬送に続く別の行程も、共通の
モータを駆動源として作動させるようにすることを目的
としている。更に、前記モータの起動及び停止のタイミ
ングを良好に設定できるようにすることを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】一方向モータによって回
転駆動される回転部材と、アイドラギヤと、搬送手段の
一部としての搬送部材とを備える。回転部材は部分ギヤ
及び押圧体を有し、部分ギヤは回転部材が所定の角度回
転する間だけアイドラギヤに噛合する。搬送部材は、ア
イドラギヤに噛合するギヤ部と当接部とを有するものと
し、当接部を前記押圧体で押して搬送部材を一方向へ回
動させ、押圧体が当接部から外れた後は前記部分ギヤを
アイドラギヤに噛合させて搬送部材を他方向へ回動させ
る。このようにして、回転部材が1回転する間に搬送部
材を往復回動させ、搬送手段による記録媒体の往復搬送
を行なう。このような構成にすることにより、安価な一
方向モータを駆動源として、しかもモータから搬送手段
に至る伝達経路を複雑にすることなく、記録媒体の往復
搬送が行なえる。
【0005】また、記録媒体装填時と、取出し時とで、
回転部材から搬送部材に至る動力伝達経路が異なるの
で、装填時は速く、取出し時は比較的ゆっくりとした速
度で搬送することも、構成を複雑にすることなく、容易
に行なえる。特に、前記押圧体は、当接部を押す押圧部
と、この押圧部が当接部から外れた後に当接部を定位置
に保持する円弧面とを有するものとする。このようにす
ると、例えばディスク再生機のディスク搬送装置に使用
した場合、ディスクを再生部まで搬送した後、搬送手段
を定位置に保持した状態で、回転部材の回転力を利用し
てクランプ動作を行なわせる等の応用が可能になる。
【0006】また、一方向モータの起動及び停止のタイ
ミングを次のように設定する。即ち、記録媒体を挿入す
る際、記録媒体で搬送部材を押して一方向に回動させる
ことにより、搬送部材の当接部を回転部材の押圧体の回
転軌道内に入れ、そのときモータを起動させ、押圧体が
当接部から外れた後にモータを停止させる。また、記録
媒体を取出す操作によりモータを起動させて、部分ギヤ
をアイドラギヤに噛合させ、回転部材が1回転したとき
前記モータを停止させる。このようにすると、モータの
起動及び停止のタイミングを良好に設定できる。
【0007】
【発明の実施形態】車載用ディスク再生機は、図1の如
く、キャビネット1内に、ダンパー(図示せず)を介し
て再生ユニット2を装着して構成されている。キャビネ
ット1の前面には、記録媒体としてのディスクDを挿入
するディスク挿入口3がある。図2はディスク挿入口3
にディスクDを挿入した初期状態、あるいは再生ユニッ
ト2内の再生部からディスク挿入口3に向けてディス
クDを押戻した状態を示す平面図である。図3はディス
クDが再生部に装填された状態を示す平面図である。
図1及び図3の如く、再生ユニット2の上部は天板2a
とクランパ支持体とで覆われている。図2では、天板
2a及びクランパ支持体を省略している。
【0008】図4及び図5は、それぞれ再生ユニット2
の内部を示す左側面図及び右側面図である。再生ユニッ
ト2の中央部には、再生部を構成するターンテーブル
、クランパ、モータ及びピックアップ(図2参
照)等が配置されている。即ち、再生部では、ターン
テーブル上に載置されたディスクDをクランパで押
え、ターンテーブル、クランパ及びディスクDを一
体にモータで回転駆動しながら、ピックアップによ
りディスクDに記録された情報の再生を行なう。再生部
の位置は、ディスクD全体がディスク挿入口3から僅
かに挿入された位置で再生が行えるように、ディスク挿
入口3に近付けて設定する(図2参照)。
【0009】図6及び図7は再生ユニット2の一部を切
欠して示す正面図である。各図は、それぞれディスクD
が装填されていない状態と、ディスクDを挿入した初期
状態とを示している。再生ユニット2の前端部分を構成
する合成樹脂部には、ディスク挿入口3に連続するディ
スクDの通路が形成されている。この通路の左右端
部は、底面側では登り方向の傾斜面9a、上面側では下
り方向の傾斜面9bとなっている。
【0010】再生ユニット2内の左側部には、図2及び
図8の如く、搬送手段10が装備されている。搬送手段
10は、ディスク挿入口3の近くに配置された押込み部
11と、その奥の搬送部材12と、これら押込み部材
11及び搬送部材12を連結する連結部材13とを含
む。押込み部材11と連結部材13とは、スプリング
により、互いの対向部11a,13a同志を当接させ
て、弾性的に一体化されており、スプリング14に抗し
て互いの対向部11a,13aを引離すことができる。
搬送手段10は、回転部材16及びアイドラギヤ17を
介して、一方向モータ18により往復駆動される。
【0011】押込み部材11及び連結部材13は共通の
軸19aに回動自在に装着され、搬送部材12は別の軸
19bに回動自在に装着されている。押込み部材11
び搬送部材12の各回動端には、図9の如く、側方より
見てV形凹状をなすディスク押圧部20及び第1ディス
ク受け部21aが形成されている。また搬送部材12
は、図8の如く、回動中心と第1ディスク受け部21a
との間にもう一つのディスク受け部、即ちV形凹状をな
す第2ディスク受け部21bが形成されている。ディス
クDが挿入されていないとき、押込み部材11のディス
ク押圧部20はディスク挿入口3の左端近傍に位置し、
搬送部材12の第1及び第2ディスク受け部21a,2
1bはターンテーブルの上方に位置している(図8及
び図10)。
【0012】搬送部材12は、図8の如く、回動中心の
回りに渦巻き状のカム溝23を有し、このカム溝23
に連結部材13のカムピン24を挿入させて、これらカ
溝23とカムピン24とでカム機構25を構成してい
る。カム溝23の回動中心に近い終端には傾斜部23a
が形成されている。ディスクDが挿入されていない状態
では、カムピン24は、図8の如く、カム溝23内の、
搬送部材12の回動中心から離れた終端の近傍位置にあ
る。ところが、ディスクDが挿入されて搬送部材12
再生ユニット2の奥へ向かって回動すると、カムピン
は、図11ないし図12の如く、カム溝23内を他端
へ向かって移動し、連結部材13を搬送部材12に追随
して回動させる。そして、図13の如くカムピン24
傾斜部23aに移行すると、連結部材13は逆方向へ僅
かに戻される。連結部材13が軸19aを支点として回
動するとき、押込み部材11も連結部材13と共に回動
する。
【0013】尚、図2に示す符号22は、再生ユニット
2内の右側部において、再生ユニット2の前端部分を構
成する合成樹脂部に一体形成されたディスクガイドであ
り、ディスクDの外周を当接させて該ディスクDの搬送
軌道を設定するようにしている。図8の如く、搬送部材
12は、回動中心の回りにギヤ部27、当接部28及び
渦巻き状のカム29を有する。回転部材16は、図14
の如く、下半分が平ギヤ30、上半部が約100度の範
囲のみに歯を有する部分ギヤ31となっている。そして
モータ18の回転力は、モータ軸に取着されたウォーム
ギヤ18a、ウォームホイール32及び第1及び第2減
速ギヤ33a,33bを介して平ギヤ30に伝達され
る。部分ギヤ31は前記アイドラギヤ17に選択的に噛
合可能であり、アイドラギヤ17は、搬送部材12のギ
ヤ部27と常時噛合している。
【0014】図14の如く、回転部材16の上面にはク
ランパ制御カム34を備えた押圧体35が突設されてい
る。クランパ制御カム34は、押圧体35の上面の一部
を凹ませて形成されている。また、回転部材16を貫通
して第1及び第2角孔36a,36bが形成されてい
る。押圧体35は、回転部材16の半径方向に一致する
押圧部37と、この押圧部37に順次連続する第1円弧
面38及び第2円弧面39とを有する。ディスクDが挿
入されていない状態では、搬送部材12の当接部28は
押圧部37の回転軌道から外れているが、搬送部材12
がディスクDに押されて回動すると、図11の如く当接
部28が押圧部37の回転軌道内に入る。この状態で回
転部材16が時計方向に回転すると、押圧部37で搬送
部材12の当接部28を押し、搬送部材12を再生ユニ
ット2の奥の方へ、即ち反時計方向へ回動させる。回転
部材16の回転が進むと押圧部37が当接部28から外
れるが、今度は図12の如く、第1円弧面38が当接部
28に接し、その間、搬送部材12は一定位置に保持さ
れる。回転部材16の回転が更に進んで、図13の如
く、当接部28との接点が第1円弧面38から第2円弧
面39に移行するとき、搬送部材12は再び奥の方へ押
され、第2円弧面39が当接部28に接している間、搬
送部材12は一定の位置に保持される。
【0015】図8の如く、搬送部材12の下方には保持
部材40が、軸40aを介して回動自在に装着されてい
る。この保持部材40は回動端に押圧ピン40bを有
し、スプリング41により、常時、押圧ピン40bを搬
送部材12の渦巻き状カム29の外周面に押し付けてい
る。一方、渦巻き状カム29の外周面には、図15の如
く、押圧ピン40bに当接して搬送部材12を時計方向
回動終端位置に係止する係止部29a、この係止部29
aから時計方向に向かって、回動中心からの距離を漸次
増大させる第1渦巻き面29b、回動中心からの距離を
漸次減少させる第2渦巻き面29c、この第2渦巻き面
29cと段差29dを隔てた円弧面29eが、連続形成
されている。
【0016】押圧ピン40bが第1渦巻き面29bの領
域に押し付けられているときは、その押圧力が、搬送部
12を時計方向へ回動させるように作用する。そして
ディスク挿入前は、図15(a)の如く、係止部29a
が押圧ピン40bに当接して、搬送部材12の時計方向
への回動が禁止され、搬送部材12は押圧ピン40bの
押圧力を係止部29aで受けて初期位置に保持される。
【0017】ところが、ディスク挿入口3からディスク
Dが挿入されると、搬送部材12は、ディスクDに押さ
れて図15(b)の如く、第1渦巻き面29bで押圧ピ
ン40bを押戻しながら反時計方向へ回動する。押圧ピ
ン40bとの接点が第1渦巻き面29bから第2渦巻き
面29cに転ずると、今度は図15(c)の如く、押圧
ピン40bの第2渦巻き面29cに対する押圧力が、搬
送部材12を反時計方向へ回動させるように作用する。
押圧ピン40bとの接点が第2渦巻き面29cから、図
15(d)の段差29dを越えて図15(e)の如く円
弧面29eに転ずると、押圧ピン40bの押圧力は搬送
部材12に対していずれの方向への回動力も生じさせな
いようになる。
【0018】図16の如く、搬送部材12の下方には第
1スイッチ42a、回転部材16の下方には第2スイッ
チ42bが、それぞれ配置されている。尚、図16中、
符号42はプリント回路基板である。その他、図面上は
省略するが、ディスク取出し操作により作動するイジェ
クトスイッチを備えている。これらのスイッチは、いず
れも一方向モータ18を制御するためのもので、第1ス
イッチ42aは、搬送部材12の渦巻き状カム29に押
されてオンとなり、第2スイッチ42bは、第1または
第2角孔36a,36b内にあってはオフ、いずれの角
孔36a,36bからも外れると、回転部材16に押さ
れてオンとなる。
【0019】再生ユニット2の前端部には、図2、図
3、図6、図7及び図9の如く弾性挟持機構43を装備
している。弾性挟持機構43は、通路上方の左右に対
称配置された1対の弾性押え片44,44と、各押え片
44,44に下方向への弾性力を付加する補助スプリン
グ44a,44a(図17参照)と、通路の底面側の
傾斜面9a,9aとで構成されている。1対の弾性押え
片44,44は、再生ユニット2の前端部分を構成する
合成樹脂部に一体形成されている。尚、各弾性押え片4
4,44の先端部の下方には、図17の如く、傾斜面
a,9aの一部を凹ませた凹部45,45(左方の凹部
45のみ図示)を設け、弾性押え片44,44の撓み量
が大きくとれるようにしている。
【0020】1対の弾性押え片44,44はディスクの
通路内に位置し、各下面をディスクDの面に対して傾
斜させている。そして、ディスク挿入口3からディスク
Dを挿入すると、これらの弾性押え片44,44はディ
スクDの周縁に下面を押し上げられて、ディスクDを弾
性押え片44,44と傾斜面9a,9aとの間に侵入さ
せる。ディスクDは、再生位置に達したときには、図3
の如く、弾性押え片44,44及び傾斜面9a,9a
いずれからも離反している。
【0021】弾性挟持機構43は、図2の如く、ディス
クDが搬送手段10により再生部からディスク挿入口
3に向けて押戻されたとき、ディスク挿入口3から外部
へ飛出さないように、ディスクDの記録領域より外側の
部位を弾性的に挟持しておくためのものである。即ち、
搬送手段10によるディスクDの押戻し量は、手で取り
出し易くするために、できるだけ大きく設定することが
望まれる。少なくとも、ディスクDの中心孔の一部がデ
ィスク挿入口3から露出する位置まで搬送手段10によ
って押戻せば、記録領域の内側部分を上下から指で掴ん
で容易に取り出すことができる。図2の如く、ディスク
Dの中心孔がすべてディスク挿入口3から露出する位置
まで押戻すようにすると、中心孔に指を入れて更に容易
に取り出すことができる。
【0022】尚、弾性挟持機構43の設置位置には制約
がある。ディスクDを、搬送手段10により押戻された
位置で挟持することができ、しかも、再生中のディスク
には接触せず、ディスク搬送時にも、ディスクDの記録
領域には接触しない位置に設置する必要がある。従っ
て、弾性押え片44,44の下面をディスクDの面に対
して傾斜させておき、搬送手段により押戻されたディス
クDの周縁を、その下面で押えるようにすれば、弾性押
え片44,44の設置位置の選択範囲が広がり、設計の
自由度が増すことになる。
【0023】図2ないし図7の如く、ディスクDの通路
の底面側には下方ガイド片46が、ディスク挿入口3
とターンテーブルとの間に設けられ、前記天板2aに
は左右1対の上方ガイド片47,47が、ディスク挿入
口3とターンテーブルとの間に設けられている。そし
て、ディスク挿入口3から挿入されたディスクDを、下
方ガイド片46と上方ガイド片47,47との間を通し
て、ターンテーブルとクランパとの間に導くように
している。前記クランパ支持体は、図4及び図5の如
く、再生ユニット2の最奥部に、水平軸48を介して装
着されている。このクランパ支持体を上下に回動させ
ることにより、クランパを上下動させることができ
る。クランパ支持体は、下方へ延びるカム当接部49
を有し、この当接部49を図3に示す1対のスプリング
50,50により常時、回転部材16の上面に当接させ
ている。そこで、回転部材16の回転に伴いカム当接部
49がクランパ制御カム34に接するようになると、ク
ランパ支持体が下方へ回動してクランパを下降さ
せ、クランパでターンテーブル上のディスクDを押
える。これによって、ターンテーブルの回転が可能に
なり、ピックアップにより情報の再生が行なえる。
【0024】ターンテーブルは、図18の如く、中心
部にボス部51を有し、このボス部51の中心孔にモー
の軸を圧入させ、ボス部51の周囲には複数の回り
止め突起52を有し、更に上面外周部にはディスク載置
面53を有する。ボス部51及び回り止め突起52は、
ディスク載置面53より上方には突出していない。従っ
て、ディスク挿入口3から再生部へのディスクDの搬
送は、ボス部51及び回り止め突起52に邪魔されるこ
となく、ディスク載置面53すれすれの高さで水平に搬
送することができ、ディスクDをターンテーブルの上
方へ搬送した後は、クランパを下降させるだけで、デ
ィスクDをディスク載置面53に保持させることができ
る。
【0025】一方、クランパは、ディスク載置面53
上のディスクDを押えるフランジ部54と、ボス部51
の外周に嵌合する環状突部55とを有する。環状突部5
5には、前記複数の回り止め突起52を嵌合させる複数
の小凹部56が設けられている。ターンテーブルとク
ランパとの心合わせは、ボス部51外周と環状突部5
5内周との嵌合により行ない、ターンテーブル及びク
ランパ相互の回転止めは、回り止め突起52と小凹部
56との嵌合により行ない、更に環状突部55の外周を
ディスクDの中心孔に嵌合させて、ターンテーブル
クランパ及びディスクD三者の心合わせを行なうよう
にしている。
【0026】図2の如く、再生ユニット2内の右側部に
は、ストッパ57が軸58を支点として水平回動自在に
装着されている。このストッパ57は、図19の如く、
一端にV形凹状をなすディスク受け部59、他端に係合
ピン60を有し、トーションスプリング61により反時
計方向への回動力が与えられている。ストッパ57は更
に、ディスク受け部59と回動中心との間に、上方向に
突出する下降阻止部62を有する。この下降阻止部62
には下り傾斜面63が連設されている。
【0027】図5の如く、前記クランパ支持体は、一
側に、下方に延びる脚部64を有する。そしてストッパ
57が図2の位置にあるときは、図20(a)の如く、
下降阻止部62が脚部64の下方に位置して、クランパ
支持体の下方向への回動を禁止する。ところが、ディ
スクDが再生部に装填されると、ディスク受け部59
がディスクDの外周に押され、ストッパ57が時計方向
へ回動して、図20(b)の如く、下降阻止部62が脚
部64の下方位置から外れて下り傾斜面63が脚部64
の下方に位置するようになる。そこで、クランパ支持体
の下方向への回動が可能になり、クランパ支持体
下方向へ回動すると、脚部64が下り傾斜面63に接触
して、ストッパ57を更に時計方向へ回動させ、図20
(c)の如く、ディスク受け部59をディスクDの外周
から離反させるようになる。
【0028】再生ユニット2の、ディスク挿入口3の近
傍位置には、図2及び図21の如く、スライド板65が
左右方向移動自在に装着されている。このスライド板6
5は、上面にラック66を有し、スプリング67により
常時、左方向へ引かれている。スライド板65とディス
ク挿入口3との間には、二重挿入禁止部材68が軸69
を介して装着されている。この部材68はラック66に
噛合するギヤ部70を有し、スライド板65が右方へ移
動すると、これに伴いほぼ90度回動して、図22の如
くディスク通路の前方に起立し、ディスク挿入口3か
らのディスクDの挿入を禁止するようになる。図2の如
く、ストッパ57及びスライド板65は、中間部材71
を介して連結されている。中間部材71は軸72を支点
として水平回動自在であり、一端に形成された長孔73
に、ストッパ57の係合ピン60を挿入させ、他端をス
ライド板65に回動自在に連結している。係合ピン60
は、スプリング67の弾性力により、長孔73の右端に
保持されている。
【0029】以上のディスク再生機において、ディスク
Dの搬送は、次のように行なわれる。ディスク挿入前
は、保持部材40が搬送部材12を図8の位置に保持し
ており、搬送部材12の第1及び第2ディスク受け部2
1a,21bはターンテーブルの上方に位置してい
る。このとき、連結部材13のカムピン24は、カム溝
23内の、回動中心から遠い終端部にあって、押込み部
11のディスク押圧部20をディスク挿入口3の左端
に位置させている。また、第1スイッチ42aは図15
(a)の如く、搬送部材12の渦巻き状カム29に押さ
れてオン、第2スイッチ42bは回転部材16の第1角
孔36a内に位置してオフになっており、この状態で一
方向モータ18は停止している。
【0030】そこで、ディスク挿入口3よりディスクD
を挿入すると、ディスクDの周縁が押込み部材11のデ
ィスク押圧部20を通過して、図7の如く、弾性押え片
44,44と傾斜面9a,9aとの間に侵入する。図2
の如く、ディスク周縁の先端が搬送部材12の第1ディ
スク受け部21aに当接した後は、ディスクDで搬送部
12を再生ユニット2の奥へ押込むようになる。搬送
部材12の回動に伴い、連結部材13のカムピン24
カム溝23内を移動して、連動部材13及び押込み部材
11が搬送部材12に追随し、押込み部材11のディス
ク押圧部20はディスクDの外周を押込む体勢に入る。
【0031】搬送部材12の回動に伴い、ディスクDの
外周が搬送部材12の第2ディスク受け部21bにも当
接するようになるが、やがて第1ディスク受け部21a
は、図11の如くディスクDの外周から離れ、ディスク
Dは第2ディスク受け部21bのみを押すようになる。
搬送部材12が図11の位置まで回動して、当接部28
が押圧部37の回転軌道内に入ると、第1スイッチ42
aは、図15(c)の如く渦巻き状カム29から解放さ
れてオフとなり、これにより一方向モータ18が起動す
る(図23のa位置)。回転部材16は、モータ18の
回転力を受けて時計方向への回転を開始し、押圧部37
で当接部28を押し、搬送部材12を反時計方向へ回動
させる。連結部材13及び押込み部材11は、搬送部材
12に追随して反時計方向へ回動し、押込み部材11
ディスク押圧部20で、ディスクDを押込んで行く。
【0032】ディスクDがモータ18の動力によって引
き込まれて行く途中で、何等かの都合で、そのディスク
Dを慌てて引き抜こうとした場合、機械力が勝っていて
引き抜けなかったり、あるいは引き抜こうとする力が強
くて内部の機構に損傷を与えると、具合が悪い。その
点、ここに示すディスク再生機においては、押込み部材
11と連結部材13とを、スプリング14を介して弾性
的に一体化しているので、ディスクDを無理に引き抜こ
うとした場合、押込み部材11と連結部材13とは、互
いの対向部11a,13aがスプリング14に抗して離
反し、押込み部材11のディスク押圧部20を押し退け
ながら、ディスクDを引き抜くことができ、内部の機構
に損傷を与える恐れがない。しかも、ディスクDが再生
位置に装填されない限り、クランパの下降はストッパ
57によって禁止されるので、ディスクDが途中まで挿
入された状態で、クランパが下降してしまい、ディス
クDの取出しが困難になるという恐れもない。
【0033】一方向モータ18の起動直後に、第1角孔
36aが第2スイッチ42bから外れ、第2スイッチ4
2bは回転部材16の底面に押されてオンになるが、一
方向モータ18は回転し続ける(図23のb位置)。保
持部材40の押圧ピン40bは、渦巻き状カム29の第
1渦巻き面29bから第2渦巻き面29cへ移行し、搬
送部材12に反時計方向への回動力を与える。ディスク
Dが、ターンテーブルと同心になる位置までくると、
図12の如く、回転部材16の押圧部37が搬送部材
の当接部28から外れ、第1円弧面38が当接部28
に接するようになり、搬送部材12の回動は、いったん
停止する。このとき、保持部材40の押圧ピン40b
も、渦巻き状カム29の段差29dに位置して搬送部材
12に回動力を与えない。また、連結部材13のカムピ
24は、搬送部材12のカム溝23内の、回動中心に
近い終端に位置している。
【0034】ディスクDが、ターンテーブル上に保持
可能な位置までくると、ディスクDの外周で、ストッパ
57のディスク受け部59を押す。これによってストッ
パ57の下降阻止部62が脚部64の下方位置から外
れ、下降阻止部62に代って下り傾斜面63が脚部64
の下方に位置するようになる。そしてディスクDは、図
24の如く、押込み部材11のディスク押圧部20と、
搬送部材12の第2ディスク受け部21bと、ストッパ
57のディスク受け部59の3点で保持される。
【0035】第1円弧面38が当接部28に接している
間、搬送部材12の回動は停止しているが、その間も回
転部材16は回転し続けて、クランパ支持体のカム当
接部49が、回転部材16のクランパ制御カム34に接
するようになる。これによって、クランパ支持体が下
方へ回動し、クランパが下降して、そのフランジ部5
4でターンテーブル上のディスクDを押える。クラン
パ支持体が下方へ回動する際、脚部64が下り傾斜面
63に接し、図20(c)の如く、ストッパ57のディ
スク受け部59をディスクDの外周から離反させる。一
方向モータ18の回転が更に進み、当接部28との接点
が、回転部材16の第1円弧部38から第2円弧部39
に移行するとき、搬送部材12は再び反時計方向へ、僅
かに回動する。
【0036】これに伴い、図13の如く、連結部材13
のカムピン24がカム溝23の傾斜部23aに移行する
ので、押込み部材11は時計方向へ僅かに回動し、結
局、図25の如く、ストッパ57のディスク受け部59
に続いて、押込み部材11のディスク押圧部20と、搬
送部材12の第2ディスク受け部21bも、ディスクD
の外周から離反する。ところで、クランパ支持体が下
方へ回動し、脚部64でディスク受け部59をディスク
Dの外周から離反させた際、ストッパ57の回動によ
り、係合ピン60が中間部材71の長孔73内を移動し
て、長孔73の他端を押す。これによって、中間部材7
1が時計方向へ回動し、スライド板65がスプリング6
7に抗して右方へ移動し、二重挿入禁止部材68を図2
2の如く起立させる。
【0037】回転部材16の第2角孔36bが第2スイ
ッチ42bの位置にくると、第2スイッチ42bは回転
部材16から解放されて、オフになり、これによって一
方向モータ18が停止する(図23のc位置)。続い
て、再生部のモータが起動してターンテーブル
クランパ及びディスクDが一体になって回転駆動さ
れ、かつピックアップが作動して、ディスクDに記録
された情報の再生が行なわれる。このような再生動作
中、誤って、別のディスクを挿入してしまうと、挿入途
中のディスクが、内部で回転中のディスクに接触して損
傷したり、内部の機構を損傷させてしまう危険がある
が、その点、ここに示すディスク再生機では、再生動作
中は、二重挿入禁止部材68がディスクの通路を閉鎖
しているので、誤って別のディスクを挿入してしまう恐
れはなく、ディスクや内部の機構の損傷を、未然に防止
することができる。
【0038】次に、再生動作を停止してディスクを取り
出す操作を行なうと、図示しないイジェクトスイッチが
オンになり、一方向モータ18が再び起動する(図23
のd位置)。一方向モータ18の再起動により、先ずク
ランパ制御カム34がカム当接部49の下方から外れ、
クランパ支持体が上方へ回動してクランパを上昇さ
せる。このとき、ストッパ57は脚部64から解放され
て、トーションスプリング61により初期位置に復帰
し、ストッパ57のディスク受け部59をディスクDの
外周に当接させる。また、スライド板65がスプリング
67により復帰し、二重挿入禁止部材68がディスクの
通路の下方へ回動する。
【0039】一方向モータ18の再起動直後に、回転部
材16の第2角孔36bが第2スイッチ42bから外れ
て、第2スイッチ42bは回転部材16によりオンにな
るが、モータ18は回転し続ける(図23のe位置)。
そして、回転部材16の部分ギヤ31がアイドラギヤ1
7に噛合する。アイドラギヤ17は常時、搬送部材12
のギヤ部27に噛合しているので、モータ18の回転力
は、部分ギヤ31及びアイドラギヤ17を介してギヤ部
27に伝達され、搬送部材12が時計方向へ回動し、第
2ディスク受け部21bをディスクDの外周に当接させ
る。同時に、連結部材13のカムピン24が傾斜部23
から脱し、押込み部材11を反時計方向へ僅かに回動
させるので、押込み部材11のディスク押圧部20もデ
ィスクDの外周に当接する。この状態で、搬送部材12
の時計方向の回動が進むにつれて、図26の如く、第2
ディスク受け部21bでディスクDを再生部からディ
スク挿入口3へ向けて押戻し、続いて第1ディスク受け
部21aが、第2ディスク受け部21bに代ってディス
クDを押戻す。
【0040】搬送部材12の渦巻き状カム29が再び第
1スイッチ42aの上方にくると、このスイッチ42a
はオンになる(図23のf位置)。搬送部材12の第1
ディスク受け部21aが、ディスクDを、中心孔がすべ
てディスク挿入口3から露出する位置まで押戻したとこ
ろで、連結部材13のカムピン24はカム溝23内を、
回動中心に近い終端から遠い終端近くまで移動し、押込
み部材11のディスク押圧部20は、ディスク挿入口3
の左端近傍の位置に復帰する。そして、回動部材16の
第1角孔36aが再び第2スイッチ42bの上方に位置
してこのスイッチ42bをオフにし、これによって一方
向モータ18が停止する(図23のg位置)。
【0041】搬送部材12で押戻されたディスクDは、
周縁を弾性押え片44,44と傾斜面9aとで弾性挟持
されているので、半分以上、外部に露出しているにも拘
らず、外部へ飛出したり、落下したりする恐れはない。
そして、このディスクDを、中心孔に指を入れて容易に
取り出すことができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明の記録媒体搬送装
置は、部分ギヤと押圧体とを有する回転部材をモータで
一定方向に回転駆動し、搬送部材を一方向へ回動すると
きは、回転部材の回転を、押圧体によって直接、搬送部
材に伝達し、搬送部材を他方向へ回動するときは、部分
ギヤを、アイドラギヤを介して搬送部材のギヤ部に噛合
させるものとする。このように、回転部材の回転方向は
一定であっても、回転部材と搬送部材との間にアイドラ
ギヤを介在させることにより搬送部材の回動方向を換え
ることができるので、一方向モータを駆動源とし、しか
もモータから搬送手段に至る伝達経路を複雑にすること
なしに記録媒体の往復搬送が行なえ、構成が簡単で、安
価に製造可能な記録媒体搬送装置を提供できる。
【0043】特に、前記押圧体は、当接部を押す押圧部
と、この押圧部が当接部から外れた後に当接部を定位置
に保持する円弧面とを有するものとすると、例えば本発
明をディスク再生機のディスク搬送装置に使用した場
合、ディスクを再生部まで搬送した後、搬送手段を定位
置に保持した状態で、回転部材の回転力を利用してクラ
ンプ動作を行なわせる等、記録媒体の搬送に続く別の行
程をも、共通のモータを駆動源として作動させることが
できる。
【0044】また、一方向モータの起動及び停止のタイ
ミングを次のようにすると、タイミングの設定が良好に
行なえる。即ち、記録媒体を挿入する際、記録媒体で搬
送部材を押して一方向に回動させることにより、搬送部
材の当接部を回転部材の押圧部の回転軌道内に入れ、そ
のときモータを起動させ、押圧部が当接部から外れた後
にモータを停止させる。また、記録媒体を取出す操作に
よりモータを起動させて、部分ギヤをアイドラギヤに噛
合させ、回転部材が1回転したとき前記モータを停止さ
せるようにするのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すディスク再生機の外観
概要図
【図2】同再生機の再生ユニット内部を示す平面図
【図3】再生ユニットの平面図
【図4】再生ユニット内部を示す左側面図
【図5】同じく右側面図
【図6】再生ユニットの一部を断面にて示す正面図
【図7】同じくディスク装填状態を示す正面図
【図8】搬送装置の平面図
【図9】弾性挟持機構の斜視図
【図10】搬送部材とターンテーブルとの関係を示す斜
視図
【図11】搬送装置の平面図
【図12】搬送装置の平面図
【図13】搬送装置の平面図
【図14】回転部材の斜視図
【図15】搬送部材と保持部材との関係を示す平面図
【図16】回転部材、搬送部材及びスイッチと関係を示
す側面図
【図17】弾性挟持機構の一部斜視図
【図18】ターンテーブルとクランパとの関係を示す断
面図
【図19】ストッパの斜視図
【図20】ストッパとクランパ支持体との関係を示す正
面図
【図21】スライド板と二重挿入禁止部材との関係を示
す正面図
【図22】スライド板と二重挿入禁止部材との関係を示
す正面図
【図23】一方向モータの起動及び停止タイミング説明
【図24】押込み部材、搬送部材及びストッパの関係を
示す平面図
【図25】押込み部材、搬送部材及びストッパの関係を
示す平面図
【図26】回転部材、アイドラギヤ、押込み部材及び搬
送部材の関係を示す平面図
【符号の説明】
D ディスク(記録媒体)10 搬送手段12 搬送部材 16 回転部材 17 アイドラギヤ18 一方向モータ 27 ギヤ部 28 当接部 31 部分ギヤ 35 押圧体 37 押圧部 38 第1円弧部 39 第2円弧部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータを駆動源とする記録媒体搬送装置に
    おいて、 部分ギヤ(31)及び押圧体(35)を有し、一方向モ
    ータ(18)に回転駆動される回転部材(16)と、 この回転部材が所定の角度回転する間だけ、前記部分ギ
    ヤに噛合するアイドラギヤ(17)と、 このアイドラギヤを介して前記部分ギヤに噛合するギヤ
    部(27)、及び前記押圧体に選択的に当接可能な当接
    部(28)を有し、一方向へ回動するとき記録媒体
    (D)を再生位置から押し戻す回動自在な搬送部材(1
    2)と、該搬送部材と連動し、搬送部材が他方向へ回動するとき
    記録媒体を再生位置へ押込む回動自在な押し込み部材
    〈11〉とを備え 、 前記押圧体で搬送部材の当接部を押して搬送部材を他方
    向へ回動させ、押圧体が当接部から外れた後は前記部分
    ギヤをアイドラギヤに噛合させて搬送部材を一方向へ回
    動させ、回転部材が一回転する間に搬送部材と押し込み
    部材とを一往復させて記録媒体の往復搬送を行なうこと
    を特徴とする記録媒体搬送装置。
  2. 【請求項2】前記押圧体は、当接部を押す押圧部(3
    7)と、この押圧部が当接部から外れた後に当接部を定
    位置に保持する円弧面(38,39)とを有することを
    特徴とする請求項1に記載の記録媒体搬送装置。
  3. 【請求項3】記録媒体を挿入して該記録媒体で搬送部材
    を一方向に回動させ、前記当接部が前記押圧部の回転軌
    道内に入ったとき前記モータを起動させ、押圧部が当接
    部から外れた後に前記モータを停止させ、また、記録媒
    体を取出す操作により前記モータを起動させて、前記部
    分ギヤをアイドラギヤに噛合させ、回転部材が1回転し
    たとき前記モータを停止させることを特徴とする請求項
    2に記載の記録媒体搬送装置。
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