JP3108387B2 - 畦塗り機 - Google Patents
畦塗り機Info
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- JP3108387B2 JP3108387B2 JP09138893A JP13889397A JP3108387B2 JP 3108387 B2 JP3108387 B2 JP 3108387B2 JP 09138893 A JP09138893 A JP 09138893A JP 13889397 A JP13889397 A JP 13889397A JP 3108387 B2 JP3108387 B2 JP 3108387B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は畦塗り機に係り、主
として水田を区画する旧畦を畦塗り修復して整畦するも
のに関する。
として水田を区画する旧畦を畦塗り修復して整畦するも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の畦塗り機としては、たと
えば、特開平8−9706号公報に記載されているよう
に、トラクタに連結する機枠に左右方向の伝導ケースを
突設し、この伝導ケースに畦際の土を掘土する回転自在
の掘土ロータリ及び前記トラクタの車輪の外側方に突出
して前記掘土ロータリからの掘土を旧畦上に落下させる
誘導部材をそれぞれ固定し、この誘導部材の後方に位置
して前記機枠に固定された前後方向の伝導ケースに旧畦
上に落下された盛土を掻き込んで畦塗り整畦する整畦体
を回転自在に軸架し、この整畦体は畦斜面を形成する笠
状回転体と、この笠状回転体の頂部側の中心部に軸方向
に突設した円筒体と、を有し、前記笠状回転体の外周面
を多数本の稜線角部を放射状に配設した多角錐台の外面
形状に形成する構成が知られている。
えば、特開平8−9706号公報に記載されているよう
に、トラクタに連結する機枠に左右方向の伝導ケースを
突設し、この伝導ケースに畦際の土を掘土する回転自在
の掘土ロータリ及び前記トラクタの車輪の外側方に突出
して前記掘土ロータリからの掘土を旧畦上に落下させる
誘導部材をそれぞれ固定し、この誘導部材の後方に位置
して前記機枠に固定された前後方向の伝導ケースに旧畦
上に落下された盛土を掻き込んで畦塗り整畦する整畦体
を回転自在に軸架し、この整畦体は畦斜面を形成する笠
状回転体と、この笠状回転体の頂部側の中心部に軸方向
に突設した円筒体と、を有し、前記笠状回転体の外周面
を多数本の稜線角部を放射状に配設した多角錐台の外面
形状に形成する構成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載の構成
では、整畦体の笠状回転体の外周面の多数本の稜線角部
で畦斜面(旧畦の側面部)の盛土を押し付けて畦斜面に
塗り固めるようにしたものであるが、この際、多数本の
稜線角部で盛土を掻き出すことも少なくなく、畦斜面の
盛土を畦斜面の塗り固めに十分に生かすことができず、
また、笠状回転体の外周面の多数本の稜線角部はこの整
畦体を駆動回転する回転軸を中心として同じ回転半径で
それぞれ形成されているため、この多数本の稜線角部は
畦斜面の盛土を同じ押付力で畦斜面に押し付けて塗り固
めることができても、盛土を畦斜面に除々に強く押し付
けて塗り固めることができず、畦斜面を十分に固く締め
固めることができない、という問題がある。
では、整畦体の笠状回転体の外周面の多数本の稜線角部
で畦斜面(旧畦の側面部)の盛土を押し付けて畦斜面に
塗り固めるようにしたものであるが、この際、多数本の
稜線角部で盛土を掻き出すことも少なくなく、畦斜面の
盛土を畦斜面の塗り固めに十分に生かすことができず、
また、笠状回転体の外周面の多数本の稜線角部はこの整
畦体を駆動回転する回転軸を中心として同じ回転半径で
それぞれ形成されているため、この多数本の稜線角部は
畦斜面の盛土を同じ押付力で畦斜面に押し付けて塗り固
めることができても、盛土を畦斜面に除々に強く押し付
けて塗り固めることができず、畦斜面を十分に固く締め
固めることができない、という問題がある。
【0004】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たもので、側面修復体の泥土塗付け面にて旧畦の側面部
の泥土を十分に生かしこの泥土を掻き出すことなく旧畦
の側面部に押し付けて塗り固めることができ、また、泥
土を掻き出すことなく旧畦の側面部に除々に強く押し付
けて塗り固めることができ、したがって、旧畦の側面部
を下方に向かって拡開した傾斜側面に十分に固く締め固
めて修復することができ、全体として崩れ難く整畦でき
る畦塗り機を提供することを目的とするものである。
たもので、側面修復体の泥土塗付け面にて旧畦の側面部
の泥土を十分に生かしこの泥土を掻き出すことなく旧畦
の側面部に押し付けて塗り固めることができ、また、泥
土を掻き出すことなく旧畦の側面部に除々に強く押し付
けて塗り固めることができ、したがって、旧畦の側面部
を下方に向かって拡開した傾斜側面に十分に固く締め固
めて修復することができ、全体として崩れ難く整畦でき
る畦塗り機を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の畦塗り機
は、機枠と、この機枠に回転自在に設けられ畦塗り用の
泥土を切削して跳ね上げる多数の切削刃を有するロータ
リーと、このロータリーの後方に位置して前記機枠に回
転自在に設けられ前記ロータリーの各切削刃にて跳ね上
げられた泥土を旧畦に塗り付けて旧畦を修復する畦塗り
体と、を具備し、前記畦塗り体は、前記機枠に回転自在
に設けられた回転軸と、この回転軸に設けられ前記旧畦
の側面部を下方に向かって拡開した傾斜側面に修復する
側面修復体と、この側面修復体に連設され前記旧畦の上
面部を水平状面に修復する上面修復体と、を有し、前記
側面修復体は、円弧状に彎曲され両側縁部をそれぞれ接
合縁部として略扇形状に分割形成された複数の側面修復
板と、この複数の側面修復板をそれぞれ連動し、隣接す
る側面修復板の接合縁部の相互を接合してこの複数の側
面修復板にて外周面を円錐形状の泥土塗付け面とした側
面修復体及び隣接する側面修復板の接合縁部の相互を離
間してこの複数の側面修復板にて外周面を複数の段差部
を有しかつこの複数の側面修復板毎に段差部から回転方
向と反対側に向かって径大となる非円錐形状の泥土塗付
け面とした側面修復体にそれぞれ形成する修復板操作手
段と、を有する、ものである。
は、機枠と、この機枠に回転自在に設けられ畦塗り用の
泥土を切削して跳ね上げる多数の切削刃を有するロータ
リーと、このロータリーの後方に位置して前記機枠に回
転自在に設けられ前記ロータリーの各切削刃にて跳ね上
げられた泥土を旧畦に塗り付けて旧畦を修復する畦塗り
体と、を具備し、前記畦塗り体は、前記機枠に回転自在
に設けられた回転軸と、この回転軸に設けられ前記旧畦
の側面部を下方に向かって拡開した傾斜側面に修復する
側面修復体と、この側面修復体に連設され前記旧畦の上
面部を水平状面に修復する上面修復体と、を有し、前記
側面修復体は、円弧状に彎曲され両側縁部をそれぞれ接
合縁部として略扇形状に分割形成された複数の側面修復
板と、この複数の側面修復板をそれぞれ連動し、隣接す
る側面修復板の接合縁部の相互を接合してこの複数の側
面修復板にて外周面を円錐形状の泥土塗付け面とした側
面修復体及び隣接する側面修復板の接合縁部の相互を離
間してこの複数の側面修復板にて外周面を複数の段差部
を有しかつこの複数の側面修復板毎に段差部から回転方
向と反対側に向かって径大となる非円錐形状の泥土塗付
け面とした側面修復体にそれぞれ形成する修復板操作手
段と、を有する、ものである。
【0006】そして、修復板操作手段にて複数の側面修
復板をそれぞれ連動し、隣接する側面修復板の接合縁部
の相互を接合してこの複数の側面修復板にて外周面を円
錐形状の泥土塗付け面に形成することにより、外周面を
円錐形状の泥土塗付け面とした側面修復体が簡単に構成
され、この側面修復体とこの側面修復体に連設される上
面修復体とにより畦塗り体が構成される。
復板をそれぞれ連動し、隣接する側面修復板の接合縁部
の相互を接合してこの複数の側面修復板にて外周面を円
錐形状の泥土塗付け面に形成することにより、外周面を
円錐形状の泥土塗付け面とした側面修復体が簡単に構成
され、この側面修復体とこの側面修復体に連設される上
面修復体とにより畦塗り体が構成される。
【0007】また、機枠を、たとえばトラクタの懸架機
構に連結し、このトラクタにて機枠が旧畦際に沿って牽
引進行されるとともに、この機枠に設けられたロータリ
ー及び畦塗り体がそれぞれ前記トラクタからの出力によ
って駆動回転されることにより、このロータリーの各切
削刃にて旧畦の側面部及び旧畦の畦際が順次切削される
とともに、これらの切削土が畦塗り用の泥土として畦塗
り体に向かって跳ね上げ供給される。
構に連結し、このトラクタにて機枠が旧畦際に沿って牽
引進行されるとともに、この機枠に設けられたロータリ
ー及び畦塗り体がそれぞれ前記トラクタからの出力によ
って駆動回転されることにより、このロータリーの各切
削刃にて旧畦の側面部及び旧畦の畦際が順次切削される
とともに、これらの切削土が畦塗り用の泥土として畦塗
り体に向かって跳ね上げ供給される。
【0008】また、畦塗り体に供給された畦塗り用の泥
土は、この畦塗り体の側面修復体にて泥土を掻き出すこ
となく旧畦の側面部に順次塗り付けられて十分に固く締
め固められ旧畦の側面部が下方に向かって拡開した傾斜
側面に修復されると同時に、この畦塗り体の上面修復体
にて畦塗り用の泥土が旧畦の上面部に順次塗り付けられ
て十分に固く締め固められ旧畦の上面部が水平状面に修
復される。
土は、この畦塗り体の側面修復体にて泥土を掻き出すこ
となく旧畦の側面部に順次塗り付けられて十分に固く締
め固められ旧畦の側面部が下方に向かって拡開した傾斜
側面に修復されると同時に、この畦塗り体の上面修復体
にて畦塗り用の泥土が旧畦の上面部に順次塗り付けられ
て十分に固く締め固められ旧畦の上面部が水平状面に修
復される。
【0009】つぎに、修復板操作手段にて複数の側面修
復板をそれぞれ連動し、隣接する側面修復板の接合縁部
の相互を離間してこの複数の側面修復板にて外周面を複
数の段差部を有しかつこの複数の側面修復板毎に段差部
から回転方向と反対側に向かって径大となる非円錐形状
の泥土塗付け面に形成することにより、外周面を複数の
段差部を有する非円錐形状の泥土塗付け面とした側面修
復体が簡単に構成され、この側面修復体とこの側面修復
体に連設される上面修復体とにより畦塗り体が構成され
る。
復板をそれぞれ連動し、隣接する側面修復板の接合縁部
の相互を離間してこの複数の側面修復板にて外周面を複
数の段差部を有しかつこの複数の側面修復板毎に段差部
から回転方向と反対側に向かって径大となる非円錐形状
の泥土塗付け面に形成することにより、外周面を複数の
段差部を有する非円錐形状の泥土塗付け面とした側面修
復体が簡単に構成され、この側面修復体とこの側面修復
体に連設される上面修復体とにより畦塗り体が構成され
る。
【0010】また、畦塗り体に供給された畦塗り用の泥
土は、この畦塗り体の側面修復体にて泥土を掻き出すこ
となく旧畦の側面部に除々に強く押し付けられながら塗
り付けられて十分に固く締め固められ、旧畦の側面部が
下方に向かって拡開した傾斜側面に修復されると同時
に、この畦塗り体の上面修復体にて畦塗り用の泥土が旧
畦の上面部に順次塗り付けられて十分に固く締め固めら
れ旧畦の上面部が水平状面に修復される。
土は、この畦塗り体の側面修復体にて泥土を掻き出すこ
となく旧畦の側面部に除々に強く押し付けられながら塗
り付けられて十分に固く締め固められ、旧畦の側面部が
下方に向かって拡開した傾斜側面に修復されると同時
に、この畦塗り体の上面修復体にて畦塗り用の泥土が旧
畦の上面部に順次塗り付けられて十分に固く締め固めら
れ旧畦の上面部が水平状面に修復される。
【0011】この際、すなわち、側面修復体にて旧畦の
側面部に泥土を塗り付けて修復する際、その泥土塗付け
面は複数の側面修復板毎に段差部から回転方向と反対側
に向かって径大となる非円錐形状に形成されていること
により、複数の側面修復板毎に泥土が旧畦の側面部に除
々に強く押し付けられながら塗り付けられて順次十分に
固く締め固められ、したがって、旧畦の側面部が十分に
固く締め固められて下方に向かって拡開した傾斜面に順
次固く修復される。
側面部に泥土を塗り付けて修復する際、その泥土塗付け
面は複数の側面修復板毎に段差部から回転方向と反対側
に向かって径大となる非円錐形状に形成されていること
により、複数の側面修復板毎に泥土が旧畦の側面部に除
々に強く押し付けられながら塗り付けられて順次十分に
固く締め固められ、したがって、旧畦の側面部が十分に
固く締め固められて下方に向かって拡開した傾斜面に順
次固く修復される。
【0012】請求項2記載の畦塗り機は、請求項1記載
の畦塗り機において、複数の側面修復板は、上面修復体
側に位置する縮幅端部に固着され回転軸の周面に交差方
向の支持端板と、この支持端板に対向して縮幅端部から
離間した拡幅部に固着され両側縁部に案内突片をそれぞ
れ突設した回転軸の周面に交差方向の支持基板と、を有
し、前記回転軸に、前記支持端板を移動可能に取り付け
る第1の取付基板及び前記支持基板を移動可能に取り付
ける第2の取付基板をそれぞれ設けた、ものである。
の畦塗り機において、複数の側面修復板は、上面修復体
側に位置する縮幅端部に固着され回転軸の周面に交差方
向の支持端板と、この支持端板に対向して縮幅端部から
離間した拡幅部に固着され両側縁部に案内突片をそれぞ
れ突設した回転軸の周面に交差方向の支持基板と、を有
し、前記回転軸に、前記支持端板を移動可能に取り付け
る第1の取付基板及び前記支持基板を移動可能に取り付
ける第2の取付基板をそれぞれ設けた、ものである。
【0013】そして、複数の側面修復板は、回転軸の第
1の取付基板に取り付けられた縮幅端部の支持端板と回
転軸の第2の取付基板に取り付けられた拡幅部の支持基
板とにより、これらの中間部材を介して回転軸に確実に
取り付けられ、かつ、泥土の塗付け時の土圧に十分に耐
えられる強度に補強保持される。
1の取付基板に取り付けられた縮幅端部の支持端板と回
転軸の第2の取付基板に取り付けられた拡幅部の支持基
板とにより、これらの中間部材を介して回転軸に確実に
取り付けられ、かつ、泥土の塗付け時の土圧に十分に耐
えられる強度に補強保持される。
【0014】請求項3記載の畦塗り機は、請求項2記載
の畦塗り機において、支持端板は、第1の取付基板に取
り付けるボルトを挿通した支持端板移動用の案内長孔を
有し、支持基板は、第2の取付基板に取り付けるボルト
を挿通した支持基板移動用の案内長孔を有する、もので
ある。
の畦塗り機において、支持端板は、第1の取付基板に取
り付けるボルトを挿通した支持端板移動用の案内長孔を
有し、支持基板は、第2の取付基板に取り付けるボルト
を挿通した支持基板移動用の案内長孔を有する、もので
ある。
【0015】そして、複数の側面修復板はそれぞれの支
持端板の案内長孔及び支持基板の案内長孔の範囲内でそ
れぞれのボルトをガイドとして回転軸を中心として修復
板操作手段にてスムーズに連動される。そうして、この
複数の側面修復板にて外周面を円錐形状の泥土塗付け面
及び外周面を複数の段差部を有する非円錐形状の泥土塗
付け面にそれぞれスムーズに可変形成される。
持端板の案内長孔及び支持基板の案内長孔の範囲内でそ
れぞれのボルトをガイドとして回転軸を中心として修復
板操作手段にてスムーズに連動される。そうして、この
複数の側面修復板にて外周面を円錐形状の泥土塗付け面
及び外周面を複数の段差部を有する非円錐形状の泥土塗
付け面にそれぞれスムーズに可変形成される。
【0016】請求項4記載の畦塗り機は、請求項2記載
の畦塗り機において、第1の取付基板及び第2の取付基
板は、回転軸に一体に固着された円盤にてそれぞれ形成
する、ものである。
の畦塗り機において、第1の取付基板及び第2の取付基
板は、回転軸に一体に固着された円盤にてそれぞれ形成
する、ものである。
【0017】そして、複数の側面修復板は、第1の取付
基板の円盤及び第2の取付基板の円盤をガイドとして回
転軸を中心として修復板操作手段にてスムーズに連動さ
れる。
基板の円盤及び第2の取付基板の円盤をガイドとして回
転軸を中心として修復板操作手段にてスムーズに連動さ
れる。
【0018】請求項5記載の畦塗り機は、請求項1記載
の畦塗り機において、修復板操作手段は、回転軸に設け
られ複数の側面修復板の移動をガイドするガイド体と、
前記回転軸に回動可能に設けられ前記ガイド体に沿って
前記複数の側面修復板を連動する操作ハンドルを設けた
連動体と、を有する、ものである。
の畦塗り機において、修復板操作手段は、回転軸に設け
られ複数の側面修復板の移動をガイドするガイド体と、
前記回転軸に回動可能に設けられ前記ガイド体に沿って
前記複数の側面修復板を連動する操作ハンドルを設けた
連動体と、を有する、ものである。
【0019】そして、操作ハンドルにて連動体を回転軸
を中心として一方に回動操作すると、この連動体にて複
数の側面修復板がそれぞれ連動され、この複数の側面修
復板がガイド体のガイドに沿ってスムーズに移動され
る。そうして、複数の側面修復板は、隣接する側面修復
板の接合縁部の相互を接合してこの複数の側面修復板に
て外周面を円錐形状の泥土塗付け面とした側面修復体が
簡単に構成される。
を中心として一方に回動操作すると、この連動体にて複
数の側面修復板がそれぞれ連動され、この複数の側面修
復板がガイド体のガイドに沿ってスムーズに移動され
る。そうして、複数の側面修復板は、隣接する側面修復
板の接合縁部の相互を接合してこの複数の側面修復板に
て外周面を円錐形状の泥土塗付け面とした側面修復体が
簡単に構成される。
【0020】また、操作ハンドルにて連動体を回転軸を
中心として他方に回動操作すると、この連動体にて複数
の側面修復板がそれぞれ連動され、この複数の側面修復
板がガイド体のガイドに沿ってスムーズに移動される。
そして、複数の側面修復板は、隣接する側面修復板の接
合縁部の相互を離間してこの複数の側面修復板にて外周
面を複数の段差部を有しかつこの複数の側面修復板毎に
段差部から回転方向と反対側に向かって径大となる非円
錐形状の泥土塗付け面とした側面修復体が簡単に構成さ
れる。
中心として他方に回動操作すると、この連動体にて複数
の側面修復板がそれぞれ連動され、この複数の側面修復
板がガイド体のガイドに沿ってスムーズに移動される。
そして、複数の側面修復板は、隣接する側面修復板の接
合縁部の相互を離間してこの複数の側面修復板にて外周
面を複数の段差部を有しかつこの複数の側面修復板毎に
段差部から回転方向と反対側に向かって径大となる非円
錐形状の泥土塗付け面とした側面修復体が簡単に構成さ
れる。
【0021】請求項6記載の畦塗り機は、請求項5記載
の畦塗り機において、ガイド体は、複数の側面修復板に
固着された支持基板の内端部をそれぞれ移動可能に当接
する支持基板毎の複数のガイド面を有し、連動体は、操
作ハンドルを設けた連動円板にて形成され、この連動円
板は、この連動円板の中心部に形成され回転軸を挿通し
た挿通孔と、この連動円板の周縁部に形成され前記複数
の支持基板に突設された連動ピンをそれぞれ係合して連
動する連動ピン毎の複数の係合部と、を有する、もので
ある。
の畦塗り機において、ガイド体は、複数の側面修復板に
固着された支持基板の内端部をそれぞれ移動可能に当接
する支持基板毎の複数のガイド面を有し、連動体は、操
作ハンドルを設けた連動円板にて形成され、この連動円
板は、この連動円板の中心部に形成され回転軸を挿通し
た挿通孔と、この連動円板の周縁部に形成され前記複数
の支持基板に突設された連動ピンをそれぞれ係合して連
動する連動ピン毎の複数の係合部と、を有する、もので
ある。
【0022】そして、操作ハンドルにて連動円板を回転
軸を中心として一方に回動操作すると、この連動円板に
て複数の側面修復板の支持基板に突設された連動ピンを
介して複数の側面修復板がそれぞれ一方に連動され、こ
の複数の側面修復板がガイド体のガイドに沿ってそれぞ
れスムーズに移動される。そうして、複数の側面修復板
は、隣接する側面修復板の接合縁部の相互を接合してこ
の複数の側面修復板にて外周面を円錐形状の泥土塗付け
面とした側面修復体が簡単に構成される。
軸を中心として一方に回動操作すると、この連動円板に
て複数の側面修復板の支持基板に突設された連動ピンを
介して複数の側面修復板がそれぞれ一方に連動され、こ
の複数の側面修復板がガイド体のガイドに沿ってそれぞ
れスムーズに移動される。そうして、複数の側面修復板
は、隣接する側面修復板の接合縁部の相互を接合してこ
の複数の側面修復板にて外周面を円錐形状の泥土塗付け
面とした側面修復体が簡単に構成される。
【0023】また、操作ハンドルにて連動円板を回転軸
を中心として他方に回動操作すると、この連動円板にて
複数の側面修復板の支持基板に突設された連動ピンを介
して複数の側面修復板がそれぞれ他方に連動され、この
複数の側面修復板がガイド体のガイドに沿ってそれぞれ
スムーズに移動される。そして、複数の側面修復板は、
隣接する側面修復板の接合縁部の相互を離間してこの複
数の側面修復板にて外周面を複数の段差部を有しかつこ
の複数の側面修復板毎に段差部から回転方向と反対側に
向かって径大となる非円錐形状の泥土塗付け面とした側
面修復体が簡単に構成される。
を中心として他方に回動操作すると、この連動円板にて
複数の側面修復板の支持基板に突設された連動ピンを介
して複数の側面修復板がそれぞれ他方に連動され、この
複数の側面修復板がガイド体のガイドに沿ってそれぞれ
スムーズに移動される。そして、複数の側面修復板は、
隣接する側面修復板の接合縁部の相互を離間してこの複
数の側面修復板にて外周面を複数の段差部を有しかつこ
の複数の側面修復板毎に段差部から回転方向と反対側に
向かって径大となる非円錐形状の泥土塗付け面とした側
面修復体が簡単に構成される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0025】1は機枠で、この機枠1は主枠兼用の前後
方向のミッションケース2を有し、このミッションケー
ス2にこのミッションケース2の前方に入力端部3を突
出させた前後方向の入力軸4が設けられ、この入力軸4
は前記ミッションケース2内に設けた前後の軸受体5に
て回転自在に軸支されている。また、前記入力軸4には
前記前側の軸受体5の近傍部及び前記後側の軸受体5の
近傍部でこの入力軸4の後端部にそれぞれベベルギヤ6
がそれぞれ固着されている。
方向のミッションケース2を有し、このミッションケー
ス2にこのミッションケース2の前方に入力端部3を突
出させた前後方向の入力軸4が設けられ、この入力軸4
は前記ミッションケース2内に設けた前後の軸受体5に
て回転自在に軸支されている。また、前記入力軸4には
前記前側の軸受体5の近傍部及び前記後側の軸受体5の
近傍部でこの入力軸4の後端部にそれぞれベベルギヤ6
がそれぞれ固着されている。
【0026】また、前記ミッションケース2の前側部の
右側には機枠となる中空パイプ状の第1の伝動フレーム
7が右側下方に向かって所定の傾斜角度に傾斜して突設
され、この第1の伝動フレーム7は図示しない支持手段
にて支持されるようになっている。
右側には機枠となる中空パイプ状の第1の伝動フレーム
7が右側下方に向かって所定の傾斜角度に傾斜して突設
され、この第1の伝動フレーム7は図示しない支持手段
にて支持されるようになっている。
【0027】また、前記第1の伝動フレーム7内にはこ
の第1の伝動フレーム7の両端部内に設けた軸受体8に
て第1の出力軸9が回転自在に設けられ、この第1の出
力軸9の一端部が前記ミッションケース2内に突出さ
れ、この第1の出力軸9の一端部に前記前側のベベルギ
ヤ6に噛合したベベルギヤ10が固着されている。
の第1の伝動フレーム7の両端部内に設けた軸受体8に
て第1の出力軸9が回転自在に設けられ、この第1の出
力軸9の一端部が前記ミッションケース2内に突出さ
れ、この第1の出力軸9の一端部に前記前側のベベルギ
ヤ6に噛合したベベルギヤ10が固着されている。
【0028】また、前記ミッションケース2の前側部の
左側には左右方向の中空パイプ状の機枠となる支持フレ
ーム11が左側に向かって略水平状に一体に突設され、こ
の支持フレーム11の外端部には前後方向の連結アーム12
が一体に固着され、この連結アーム12の先端部にロワピ
ン13が突設されている。
左側には左右方向の中空パイプ状の機枠となる支持フレ
ーム11が左側に向かって略水平状に一体に突設され、こ
の支持フレーム11の外端部には前後方向の連結アーム12
が一体に固着され、この連結アーム12の先端部にロワピ
ン13が突設されている。
【0029】さらに、前記ミッションケース2の上部に
は前上方に向かってマスト14が一体に突設され、このマ
スト14の先端部の二股状部に左右方向の連結ピン15が取
り付けられている。また、前記ミッションケース2には
図示しない支持部材にて前記連結アーム12と同一平面で
平行に図示しない前後方向の連結アームが一体に固着さ
れ、この連結アームの先端部にロワピンが突設されてい
る。
は前上方に向かってマスト14が一体に突設され、このマ
スト14の先端部の二股状部に左右方向の連結ピン15が取
り付けられている。また、前記ミッションケース2には
図示しない支持部材にて前記連結アーム12と同一平面で
平行に図示しない前後方向の連結アームが一体に固着さ
れ、この連結アームの先端部にロワピンが突設されてい
る。
【0030】そして、前記左右の連結アーム12のロワピ
ン13と前記マスト14の連結ピン15との三点にはトラクタ
の三点リンク機構に連結して支持されるクイックカプラ
16の三点連結部が着脱自在に連結されるようになってい
る。
ン13と前記マスト14の連結ピン15との三点にはトラクタ
の三点リンク機構に連結して支持されるクイックカプラ
16の三点連結部が着脱自在に連結されるようになってい
る。
【0031】つぎに、前記第1の出力軸9の他端部(右
側端)には畦塗り用の泥土を切削して後述する畦塗り体
に向かって跳ね上げるロータリー17が着脱可能に連結さ
れている。このロータリー17は、前記第1の出力軸9の
他端部(右側端)に着脱可能に連結された旧畦Aの側面
部Bに交差方向の回転軸18と、この回転軸18に軸方向に
間隔をおいて放射状に突設された多数のホルダー19と、
この多数のホルダー19にそれぞれ着脱自在に取り付けら
れた多数の切削刃20と、を有している。そして、このロ
ータリー17は圃場の状況または旧畦Aの状態に応じて傾
斜角度にて前記第1の出力軸9の他端部(右側端)に連
結されている。
側端)には畦塗り用の泥土を切削して後述する畦塗り体
に向かって跳ね上げるロータリー17が着脱可能に連結さ
れている。このロータリー17は、前記第1の出力軸9の
他端部(右側端)に着脱可能に連結された旧畦Aの側面
部Bに交差方向の回転軸18と、この回転軸18に軸方向に
間隔をおいて放射状に突設された多数のホルダー19と、
この多数のホルダー19にそれぞれ着脱自在に取り付けら
れた多数の切削刃20と、を有している。そして、このロ
ータリー17は圃場の状況または旧畦Aの状態に応じて傾
斜角度にて前記第1の出力軸9の他端部(右側端)に連
結されている。
【0032】つぎに、前記ミッションケース2の後端近
傍部の右側には機枠となる中空パイプ状の第2の伝動フ
レーム21が右側上方に向かって所定の傾斜角度に傾斜し
て一体に突設され、この第2の伝動フレーム21内にこの
第2の伝動フレーム21の両端部内に設けた軸受体22にて
第2の出力軸23が回転自在に設けられ、この第2の出力
軸23の一端部が前記ミッションケース2内に突出され、
この第2の出力軸23の一端部に前記後側のベベルギヤ6
に噛合したベベルギヤ24が固着されている。
傍部の右側には機枠となる中空パイプ状の第2の伝動フ
レーム21が右側上方に向かって所定の傾斜角度に傾斜し
て一体に突設され、この第2の伝動フレーム21内にこの
第2の伝動フレーム21の両端部内に設けた軸受体22にて
第2の出力軸23が回転自在に設けられ、この第2の出力
軸23の一端部が前記ミッションケース2内に突出され、
この第2の出力軸23の一端部に前記後側のベベルギヤ6
に噛合したベベルギヤ24が固着されている。
【0033】また、前記第2の伝動フレーム21の他端部
(右側端)にはこの第2の伝動フレーム21に交差する機
枠となる上下方向の伝動ケース25が回動可能に取着され
ている。また、前記第2の伝動フレーム21にこの第2の
伝動フレーム21の略中間部に位置してこの第2の伝動フ
レーム21に交差する機枠となる上下方向のブラケット26
が前記伝動ケース25と平行に回動可能に取着されてい
る。
(右側端)にはこの第2の伝動フレーム21に交差する機
枠となる上下方向の伝動ケース25が回動可能に取着され
ている。また、前記第2の伝動フレーム21にこの第2の
伝動フレーム21の略中間部に位置してこの第2の伝動フ
レーム21に交差する機枠となる上下方向のブラケット26
が前記伝動ケース25と平行に回動可能に取着されてい
る。
【0034】また、前記伝動ケース25と前記ブラケット
26とは図示しない連結部材にて連結され、この連結部材
から一体に突出された支持片27は調節支持手段28に回動
自在に軸着され、この調節支持手段28は前記機枠1に設
けられている。そして、前記調節支持手段28の調節操作
により前記連結部材を介して伝動ケース25及び前記ブラ
ケット26は前記第2の伝動フレーム21を中心として上下
方向に回動され、この伝動ケース25とブラケット26との
下端部間に設けられる後述する畦塗り体が所定の畦塗り
作業位置に調節設定され、かつ、その設定位置に畦塗り
体が支持されるようになっている。
26とは図示しない連結部材にて連結され、この連結部材
から一体に突出された支持片27は調節支持手段28に回動
自在に軸着され、この調節支持手段28は前記機枠1に設
けられている。そして、前記調節支持手段28の調節操作
により前記連結部材を介して伝動ケース25及び前記ブラ
ケット26は前記第2の伝動フレーム21を中心として上下
方向に回動され、この伝動ケース25とブラケット26との
下端部間に設けられる後述する畦塗り体が所定の畦塗り
作業位置に調節設定され、かつ、その設定位置に畦塗り
体が支持されるようになっている。
【0035】つぎに、前記伝動ケース25とブラケット26
との下端部間に前記ロータリー17の各切削刃20にて跳ね
上げられた泥土を旧畦Aに塗付けて旧畦Aを修復する畦
塗り体29が回転自在に設けられている。
との下端部間に前記ロータリー17の各切削刃20にて跳ね
上げられた泥土を旧畦Aに塗付けて旧畦Aを修復する畦
塗り体29が回転自在に設けられている。
【0036】前記畦塗り体29は、前記伝動ケース25とブ
ラケット26との下端部間に前記第2の伝動フレーム21と
平行にかつ旧畦Aに対して所定の角度に傾斜して回転自
在に軸架された回転軸30と、この回転軸30に設けられ前
記旧畦Aの側面部Bを下方に向かって拡開した傾斜側面
に修復する左外方に向かって拡開した略円錐形状の側面
修復体31と、この側面修復体31の縮径端部に連設されこ
の縮径端部から右外方に向かって拡開して突出し前記旧
畦Aの上面部Cを水平状面に修復する略円錐形状の上面
修復体32とを有している。
ラケット26との下端部間に前記第2の伝動フレーム21と
平行にかつ旧畦Aに対して所定の角度に傾斜して回転自
在に軸架された回転軸30と、この回転軸30に設けられ前
記旧畦Aの側面部Bを下方に向かって拡開した傾斜側面
に修復する左外方に向かって拡開した略円錐形状の側面
修復体31と、この側面修復体31の縮径端部に連設されこ
の縮径端部から右外方に向かって拡開して突出し前記旧
畦Aの上面部Cを水平状面に修復する略円錐形状の上面
修復体32とを有している。
【0037】前記回転軸30は、前記伝動ケース25とブラ
ケット26との下端部間に回転自在に軸架された回転軸と
しての多角柱状の回転支軸(図示せず)を嵌合した多角
形孔33を有する円柱状部材34にて形成され、この円柱状
部材34の外側途中に前記上面修復体32の縮径端部を取り
付ける第1の取付基板35が一体に固着され、この第1の
取付基板35は円盤36にて形成され、この円盤36は周縁部
に所定の間隔をおいて複数の取付孔37を有している。
ケット26との下端部間に回転自在に軸架された回転軸と
しての多角柱状の回転支軸(図示せず)を嵌合した多角
形孔33を有する円柱状部材34にて形成され、この円柱状
部材34の外側途中に前記上面修復体32の縮径端部を取り
付ける第1の取付基板35が一体に固着され、この第1の
取付基板35は円盤36にて形成され、この円盤36は周縁部
に所定の間隔をおいて複数の取付孔37を有している。
【0038】また、前記円柱状部材34の内側途中に前記
側面修復体31を取り付ける第2の取付基板38が一体に固
着され、この第2の取付基板38は円盤39にて形成され、
この円盤39は周縁部に所定の間隔をおいて複数の取付孔
40を有している。
側面修復体31を取り付ける第2の取付基板38が一体に固
着され、この第2の取付基板38は円盤39にて形成され、
この円盤39は周縁部に所定の間隔をおいて複数の取付孔
40を有している。
【0039】前記側面修復体31は、円弧状に彎曲され両
側縁部をそれぞれ接合縁部41として略扇形状に分割形成
され全体として略円錐形状の側面修復体31を形成する複
数の側面修復板42と、この複数の側面修復板42をそれぞ
れ連動しこの複数の側面修復板42にて外周面を円錐形状
の泥土塗付け面43及びこの複数の側面修復板42にて外周
面を複数の段差部44を有する非円錐形状の泥土塗付け面
45にそれぞれ形成する修復板操作手段46と、を有して構
成されている。
側縁部をそれぞれ接合縁部41として略扇形状に分割形成
され全体として略円錐形状の側面修復体31を形成する複
数の側面修復板42と、この複数の側面修復板42をそれぞ
れ連動しこの複数の側面修復板42にて外周面を円錐形状
の泥土塗付け面43及びこの複数の側面修復板42にて外周
面を複数の段差部44を有する非円錐形状の泥土塗付け面
45にそれぞれ形成する修復板操作手段46と、を有して構
成されている。
【0040】また、前記複数の側面修復板42は、前記上
面修復体32側に位置する縮幅端部47にそれぞれ固着され
前記第1の取付基板35に取り付けられる前記回転軸30の
周面に交差方向の支持端板48と、この支持端板48に対向
して前記縮幅端部47から離間した拡幅部49にそれぞれ固
着され前記第2の取付基板38に取り付けられる前記回転
軸30の周面に交差方向の支持基板50と、をそれぞれ有し
ている。
面修復体32側に位置する縮幅端部47にそれぞれ固着され
前記第1の取付基板35に取り付けられる前記回転軸30の
周面に交差方向の支持端板48と、この支持端板48に対向
して前記縮幅端部47から離間した拡幅部49にそれぞれ固
着され前記第2の取付基板38に取り付けられる前記回転
軸30の周面に交差方向の支持基板50と、をそれぞれ有し
ている。
【0041】前記支持端板48は、平面視略扇形状に形成
され、前記回転軸30の周面に対向する内端部に前記回転
軸30の周面に係合する円弧状の係合凹部51が形成され、
この係合凹部51と前記縮幅端部47との間に位置して前記
支持端板48にこの支持端板48移動用の案内長孔52が形成
され、この案内長孔52は前記回転軸30の周方向に長くか
つ前記第1の取付基板35の取付孔37に連通して形成され
ている。
され、前記回転軸30の周面に対向する内端部に前記回転
軸30の周面に係合する円弧状の係合凹部51が形成され、
この係合凹部51と前記縮幅端部47との間に位置して前記
支持端板48にこの支持端板48移動用の案内長孔52が形成
され、この案内長孔52は前記回転軸30の周方向に長くか
つ前記第1の取付基板35の取付孔37に連通して形成され
ている。
【0042】また、支持基板50は、前記支持端板48より
大きい形状で平面視略扇形状に形成され、前記回転軸30
の周面に対向する内端部に当接面53が形成され、この当
接面53の近傍に位置してこの支持基板50にこの支持基板
50に交差方向の連動ピン54が一体に突設され、この連動
ピン54の近傍に位置してこの支持基板50に前記支持端板
48の案内長孔52と同方向に長く前記第2の取付基板38の
取付孔40に連通するこの支持基板50移動用の案内長孔55
が形成されている。
大きい形状で平面視略扇形状に形成され、前記回転軸30
の周面に対向する内端部に当接面53が形成され、この当
接面53の近傍に位置してこの支持基板50にこの支持基板
50に交差方向の連動ピン54が一体に突設され、この連動
ピン54の近傍に位置してこの支持基板50に前記支持端板
48の案内長孔52と同方向に長く前記第2の取付基板38の
取付孔40に連通するこの支持基板50移動用の案内長孔55
が形成されている。
【0043】さらに、前記支持基板50は、前記当接面53
の両端部に連続してこの支持基板50の両側縁部に前記回
転軸30に交差方向の案内突片56がそれぞれ一体に突設さ
れ、この両案内突片56に取付長孔57がそれぞれ形成さ
れ、この隣接する支持基板50の両案内突片56は互いに摺
動自在に当接されるようになっている。
の両端部に連続してこの支持基板50の両側縁部に前記回
転軸30に交差方向の案内突片56がそれぞれ一体に突設さ
れ、この両案内突片56に取付長孔57がそれぞれ形成さ
れ、この隣接する支持基板50の両案内突片56は互いに摺
動自在に当接されるようになっている。
【0044】そして、前記複数の側面修復板42は、隣接
する両案内突片56は互いに連通する取付長孔57に挿通す
るボルト58及びナット59にてそれぞれ連結されるように
なっている。また、前記複数の側面修復板42は、前記支
持基板50の前記案内長孔55から前記第2の取付基板38の
取付孔40に挿通して螺着され、この固定ボルト60にて支
持基板50が第2の取付基板38に固定されることにより設
定位置で固定されるようになっている。
する両案内突片56は互いに連通する取付長孔57に挿通す
るボルト58及びナット59にてそれぞれ連結されるように
なっている。また、前記複数の側面修復板42は、前記支
持基板50の前記案内長孔55から前記第2の取付基板38の
取付孔40に挿通して螺着され、この固定ボルト60にて支
持基板50が第2の取付基板38に固定されることにより設
定位置で固定されるようになっている。
【0045】つぎに、前記修復板操作手段46は、前記回
転軸30の円柱状部材34を挿通して前記第2の取付基板38
に固定されたガイド体61と、前記回転軸30の円柱状部材
34を挿通してこの円柱状部材34を中心として回動可能に
設けられ前記ガイド体61に沿って前記複数の側面修復板
42を連動する操作ハンドル62を設けた連動体63と、を有
して構成されている。
転軸30の円柱状部材34を挿通して前記第2の取付基板38
に固定されたガイド体61と、前記回転軸30の円柱状部材
34を挿通してこの円柱状部材34を中心として回動可能に
設けられ前記ガイド体61に沿って前記複数の側面修復板
42を連動する操作ハンドル62を設けた連動体63と、を有
して構成されている。
【0046】また、前記ガイド体61は、前記複数の側面
修復板42の当接面53をそれぞれ移動可能に当接する側面
修復板42の支持基板50毎の複数のガイド面64を有し、す
なわち、この複数のガイド面64は4部材に分割形成され
た側面修復板42の当接面53に対応してこの各当接面53を
それぞれ移動可能に当接する4部位に有して略矩形状に
形成されている。
修復板42の当接面53をそれぞれ移動可能に当接する側面
修復板42の支持基板50毎の複数のガイド面64を有し、す
なわち、この複数のガイド面64は4部材に分割形成され
た側面修復板42の当接面53に対応してこの各当接面53を
それぞれ移動可能に当接する4部位に有して略矩形状に
形成されている。
【0047】また、前記操作ハンドル62を設けた連動体
63は、連動円板65にて形成され、この連動円板65は中心
部に前記回転軸30の円柱状部材34を挿通した挿通孔66
と、この連動円板65の周縁部に等間隔をおいて形成され
前記複数の側面修復板42の支持基板50に突設された連動
ピン54を係合して連動する連動ピン54毎の複数の係合部
としての係合凹部67と、この連動円板65の周側部に形成
され前記第2の取付基板38の取付孔40に連通する連動円
板65の回動方向に長い連通長孔68と、この連通長孔68か
ら前記第2の取付基板38の取付孔40に螺着する調整ボル
ト69と、を有して構成されている。
63は、連動円板65にて形成され、この連動円板65は中心
部に前記回転軸30の円柱状部材34を挿通した挿通孔66
と、この連動円板65の周縁部に等間隔をおいて形成され
前記複数の側面修復板42の支持基板50に突設された連動
ピン54を係合して連動する連動ピン54毎の複数の係合部
としての係合凹部67と、この連動円板65の周側部に形成
され前記第2の取付基板38の取付孔40に連通する連動円
板65の回動方向に長い連通長孔68と、この連通長孔68か
ら前記第2の取付基板38の取付孔40に螺着する調整ボル
ト69と、を有して構成されている。
【0048】つぎに、前記円錐形状の上面修復体32は、
この上面修復体32の縮径端部に前記複数の側面修復板42
の支持端板48を介して前記回転軸30の第1の取付基板35
に当接して取り付けられる取付端板70を有し、この取付
端板70は中心部に前記回転軸30を挿通する挿通孔71が形
成されているとともに、この取付端板70の周側部に前記
支持端板48の各案内長孔52及び前記第1の取付基板35の
各取付孔37にそれぞれ連通する複数の取付孔72がそれぞ
れ形成されている。
この上面修復体32の縮径端部に前記複数の側面修復板42
の支持端板48を介して前記回転軸30の第1の取付基板35
に当接して取り付けられる取付端板70を有し、この取付
端板70は中心部に前記回転軸30を挿通する挿通孔71が形
成されているとともに、この取付端板70の周側部に前記
支持端板48の各案内長孔52及び前記第1の取付基板35の
各取付孔37にそれぞれ連通する複数の取付孔72がそれぞ
れ形成されている。
【0049】また、前記伝動ケース25の上端部内に突出
された前記第2の出力軸23の突出端部に前記伝動ケース
25の下端部内に突出された前記畦塗り体29の回転軸30の
突出端部がスプロケット及び無端チェーン等の連動媒体
75を介して連動連結されている。
された前記第2の出力軸23の突出端部に前記伝動ケース
25の下端部内に突出された前記畦塗り体29の回転軸30の
突出端部がスプロケット及び無端チェーン等の連動媒体
75を介して連動連結されている。
【0050】つぎに、前記実施の形態の作用を説明す
る。
る。
【0051】まず、回転軸30に側面修復体31及び上面修
復体32を取り付ける場合は、回転軸30の第1の取付基板
35の周側部に沿って複数の側面修復板42の支持端板48を
それぞれ重ね合わせ、かつ、この複数の支持端板48の係
合凹部51を回転軸30の周面にそれぞれ係合し、この複数
の支持端板48に上面修復体32の縮径端部の取付端板70を
それぞれ重ね合わせる。
復体32を取り付ける場合は、回転軸30の第1の取付基板
35の周側部に沿って複数の側面修復板42の支持端板48を
それぞれ重ね合わせ、かつ、この複数の支持端板48の係
合凹部51を回転軸30の周面にそれぞれ係合し、この複数
の支持端板48に上面修復体32の縮径端部の取付端板70を
それぞれ重ね合わせる。
【0052】そして、取付端板70の各取付孔72、各支持
端板48の案内長孔52及び第1の取付基板35の各取付孔37
にボルト73をそれぞれ挿通し、この各ボルト73にナット
74をそれぞれ螺着することにより、この各ボルト73・ナ
ット74にて第1の取付基板35に複数の側面修復板42の支
持端板48及び上面修復体32の縮径端部の取付端板70がそ
れぞれ仮止め状態に取り付けられる。
端板48の案内長孔52及び第1の取付基板35の各取付孔37
にボルト73をそれぞれ挿通し、この各ボルト73にナット
74をそれぞれ螺着することにより、この各ボルト73・ナ
ット74にて第1の取付基板35に複数の側面修復板42の支
持端板48及び上面修復体32の縮径端部の取付端板70がそ
れぞれ仮止め状態に取り付けられる。
【0053】また、前記ガイド体61の各ガイド面64に前
記複数の側面修復板42に突設された支持基板50の当接面
53をそれぞれ当接した状態で、この複数の支持基板50の
案内長孔55から前記第2の取付基板38の取付孔40に固定
ボルト60をそれぞれ螺着することにより、この各固定ボ
ルト60にてガイド体61を中心に配置した状態で第2の取
付基板38に複数の側面修復板42の支持基板50がそれぞれ
仮止め状態に取り付けられる。
記複数の側面修復板42に突設された支持基板50の当接面
53をそれぞれ当接した状態で、この複数の支持基板50の
案内長孔55から前記第2の取付基板38の取付孔40に固定
ボルト60をそれぞれ螺着することにより、この各固定ボ
ルト60にてガイド体61を中心に配置した状態で第2の取
付基板38に複数の側面修復板42の支持基板50がそれぞれ
仮止め状態に取り付けられる。
【0054】また、ガイド体61に回転軸30を挿通した連
動体63の連動円板65を当接し、この連動円板65の各係合
凹部67に複数の支持基板50に突設された連動ピン54をそ
れぞれ係合し、この連動円板65の連通長孔68から前記第
2の取付基板38の取付孔40に調整ボルト69が螺着するこ
とにより、この調整ボルト69にて連動円板65が第2の取
付基板38に仮止め状態に取り付けられる。
動体63の連動円板65を当接し、この連動円板65の各係合
凹部67に複数の支持基板50に突設された連動ピン54をそ
れぞれ係合し、この連動円板65の連通長孔68から前記第
2の取付基板38の取付孔40に調整ボルト69が螺着するこ
とにより、この調整ボルト69にて連動円板65が第2の取
付基板38に仮止め状態に取り付けられる。
【0055】つぎに、操作ハンドル62にて回転軸30を中
心として連動円板65が一方側に回動操作されることによ
り、この連動円板65が連通長孔68を介して第2の取付基
板38に螺着した調整ボルト69をガイドとして回動され、
かつ、この連動円板65の各係合凹部67にて複数の支持基
板50の連動ピン54がそれぞれ同時に同方向に連動され
る。
心として連動円板65が一方側に回動操作されることによ
り、この連動円板65が連通長孔68を介して第2の取付基
板38に螺着した調整ボルト69をガイドとして回動され、
かつ、この連動円板65の各係合凹部67にて複数の支持基
板50の連動ピン54がそれぞれ同時に同方向に連動され
る。
【0056】そして、この連動ピン54にてそれぞれの支
持基板50の当接面53がガイド体61のそれぞれのガイド面
64に沿って摺動移動されるとともに、この各支持基板50
がそれぞれの案内長孔55を介してそれぞれの固定ボルト
60をガイドとして摺動移動されると同時に、各支持端板
48がそれぞれの案内長孔52を介してそれぞれのボルト73
をガイドとして摺動移動され、かつ、この各支持基板50
の両側縁部の案内突片56が隣接する案内突片56に沿って
摺動される。
持基板50の当接面53がガイド体61のそれぞれのガイド面
64に沿って摺動移動されるとともに、この各支持基板50
がそれぞれの案内長孔55を介してそれぞれの固定ボルト
60をガイドとして摺動移動されると同時に、各支持端板
48がそれぞれの案内長孔52を介してそれぞれのボルト73
をガイドとして摺動移動され、かつ、この各支持基板50
の両側縁部の案内突片56が隣接する案内突片56に沿って
摺動される。
【0057】また、この連動円板65の連通長孔68の一端
部が調整ボルト69に当接されることにより、この調整ボ
ルト69にて連動円板65の回動が阻止されると同時に、各
支持基板50の各案内長孔55の一端部がそれぞれの固定ボ
ルト60に当接されることにより、この固定ボルト60にて
それぞれの支持基板50の摺動移動が阻止され、かつ、各
支持端板48の案内長孔52の一端部がそれぞれのボルト73
に当接されることにより、このボルト73にてそれぞれの
支持端板48の移動が阻止される。
部が調整ボルト69に当接されることにより、この調整ボ
ルト69にて連動円板65の回動が阻止されると同時に、各
支持基板50の各案内長孔55の一端部がそれぞれの固定ボ
ルト60に当接されることにより、この固定ボルト60にて
それぞれの支持基板50の摺動移動が阻止され、かつ、各
支持端板48の案内長孔52の一端部がそれぞれのボルト73
に当接されることにより、このボルト73にてそれぞれの
支持端板48の移動が阻止される。
【0058】また、この連動円板65及び複数の支持基板
50の摺動移動が阻止されることにより、この複数の支持
基板50の内端部の当接面53がガイド体61のそれぞれのガ
イド面64に合致する位置に停止され、かつ、隣接する案
内突片56の相互が合致する位置に停止される。
50の摺動移動が阻止されることにより、この複数の支持
基板50の内端部の当接面53がガイド体61のそれぞれのガ
イド面64に合致する位置に停止され、かつ、隣接する案
内突片56の相互が合致する位置に停止される。
【0059】そして、これらの支持基板50及び支持端板
48を有する複数の側面修復板42においては、これらの支
持基板50及び支持端板48の移動が阻止されることによ
り、隣接する側面修復板42の接合縁部41の相互がそれぞ
れ接合してこの複数の側面修復板42にて外周面を円錐形
状の泥土塗付け面43とした側面修復体31に形成される。
48を有する複数の側面修復板42においては、これらの支
持基板50及び支持端板48の移動が阻止されることによ
り、隣接する側面修復板42の接合縁部41の相互がそれぞ
れ接合してこの複数の側面修復板42にて外周面を円錐形
状の泥土塗付け面43とした側面修復体31に形成される。
【0060】そうして、連動円板65の調整ボルト69を締
着することにより、この調整ボルト69にて連動円板65が
第2の取付基板38に固着されて位置決めされる。また、
複数の支持基板50の複数の固定ボルト60をそれぞれ締着
することにより、この複数の固定ボルト60にてそれぞれ
の支持基板50が第2の取付基板38にそれぞれ固着されて
位置決めされる。また、この複数の支持基板50の隣接す
る案内突片56の相互をボルト58・ナット59にてそれぞれ
締着することにより、この隣接する案内突片56の相互が
固着される。そして、側面修復体31は外周面を円錐形状
の泥土塗付け面43とした状態に保持される。
着することにより、この調整ボルト69にて連動円板65が
第2の取付基板38に固着されて位置決めされる。また、
複数の支持基板50の複数の固定ボルト60をそれぞれ締着
することにより、この複数の固定ボルト60にてそれぞれ
の支持基板50が第2の取付基板38にそれぞれ固着されて
位置決めされる。また、この複数の支持基板50の隣接す
る案内突片56の相互をボルト58・ナット59にてそれぞれ
締着することにより、この隣接する案内突片56の相互が
固着される。そして、側面修復体31は外周面を円錐形状
の泥土塗付け面43とした状態に保持される。
【0061】つぎに、トラクタのトップリンク及び両側
部のロワリンクに連結されたクイックカプラ16の上部フ
ックを機枠1の連結ピン15に係合するとともに、前記ク
イックカプラ16の左右の下部フックを機枠1の両側部の
ロワピン13にそれぞれ係合する。また、トラクタの動力
取出軸(PTO軸)に動力伝達軸(図示せず)の一端部
をユニバーサルジョイントを介して連結し、この動力伝
達軸の他端部をユニバーサルジョイントを介して機枠1
の入力軸4の入力端部3に連結する。
部のロワリンクに連結されたクイックカプラ16の上部フ
ックを機枠1の連結ピン15に係合するとともに、前記ク
イックカプラ16の左右の下部フックを機枠1の両側部の
ロワピン13にそれぞれ係合する。また、トラクタの動力
取出軸(PTO軸)に動力伝達軸(図示せず)の一端部
をユニバーサルジョイントを介して連結し、この動力伝
達軸の他端部をユニバーサルジョイントを介して機枠1
の入力軸4の入力端部3に連結する。
【0062】これにより、トラクタにクイックカプラ16
を介して機枠1が連結され、この機枠1に設けたロータ
リー17及びこのロータリー17の後方に位置した畦塗り体
29がトラクタの一方側の車輪より外側方に突出される。
を介して機枠1が連結され、この機枠1に設けたロータ
リー17及びこのロータリー17の後方に位置した畦塗り体
29がトラクタの一方側の車輪より外側方に突出される。
【0063】つぎに、トラクタにて機枠1が旧畦A際に
沿って牽引進行されるとともに、このトラクタのPTO
軸からの出力により動力伝達軸を介してミッションケー
ス2の入力軸4が回転され、この入力軸4の前後のベベ
ルギヤ6にて第1の出力軸9のベベルギヤ10を介して第
1の出力軸9及び第2の出力軸23のベベルギヤ24を介し
て第2の出力軸23がそれぞれ駆動回転される。
沿って牽引進行されるとともに、このトラクタのPTO
軸からの出力により動力伝達軸を介してミッションケー
ス2の入力軸4が回転され、この入力軸4の前後のベベ
ルギヤ6にて第1の出力軸9のベベルギヤ10を介して第
1の出力軸9及び第2の出力軸23のベベルギヤ24を介し
て第2の出力軸23がそれぞれ駆動回転される。
【0064】そして、第1の出力軸9にてロータリー17
がアップカット方向に向かって駆動回転され、第2の出
力軸23にて伝動ケース25内の連動媒体75を介して回転軸
30が回転され、この回転軸30にてこの回転軸30を中心と
して畦塗り体29がダウンカット方向に向かって泥土に対
してスリップ回転する早い速度で駆動回転される。
がアップカット方向に向かって駆動回転され、第2の出
力軸23にて伝動ケース25内の連動媒体75を介して回転軸
30が回転され、この回転軸30にてこの回転軸30を中心と
して畦塗り体29がダウンカット方向に向かって泥土に対
してスリップ回転する早い速度で駆動回転される。
【0065】また、ロータリー17が駆動回転されること
により、このロータリー17の各切削刃20にて旧畦Aの側
面部B及び旧畦A際が順次切削されるとともに、これら
の切削土が各切削刃20にて跳ね上げられてカバー体76に
沿って持ち回られ、かつ、このカバー体76の案内作用に
より畦塗り用の泥土として畦塗り体29に向かって供給さ
れる。
により、このロータリー17の各切削刃20にて旧畦Aの側
面部B及び旧畦A際が順次切削されるとともに、これら
の切削土が各切削刃20にて跳ね上げられてカバー体76に
沿って持ち回られ、かつ、このカバー体76の案内作用に
より畦塗り用の泥土として畦塗り体29に向かって供給さ
れる。
【0066】この際、ロータリー17がアップカット方向
に向かって駆動回転されることにより、このロータリー
17の各切削刃20にて切削土がカバー体76に沿って持ち回
られるとともに、これらの切削土が旧畦Aに対して上方
から落下され、畦塗り体29の前方に畦塗り用の泥土とし
て十分に供給される。また、切削土が旧畦Aに対して上
方から落下供給されることにより、ロータリー17に畦塗
り体29を可及的に近付けた位置に配設することができ、
前後方向の全長を可及的に短小化することが可能にな
る。
に向かって駆動回転されることにより、このロータリー
17の各切削刃20にて切削土がカバー体76に沿って持ち回
られるとともに、これらの切削土が旧畦Aに対して上方
から落下され、畦塗り体29の前方に畦塗り用の泥土とし
て十分に供給される。また、切削土が旧畦Aに対して上
方から落下供給されることにより、ロータリー17に畦塗
り体29を可及的に近付けた位置に配設することができ、
前後方向の全長を可及的に短小化することが可能にな
る。
【0067】また、畦塗り体29に供給された畦塗り用の
泥土は、この畦塗り体29の側面修復体31の円錐形状の泥
土塗付け面43にて旧畦Aの側面部Bに沿って順次塗り付
けられて固く締め固められ、この旧畦Aの側面部Bは下
方に向かって拡開した傾斜側面に順次修復されると同時
に、この畦塗り体29の上面修復体32の円錐形状の泥土塗
付け面32a にて旧畦Aの上面部Cに沿って順次塗り付け
られて固く締め固められ、この旧畦Aの上面部Cが水平
状面に順次修復され、かつ、この上面修復体32の肩修復
部にて旧畦Aの肩部に沿って順次塗り付けられ固く締め
固められる。
泥土は、この畦塗り体29の側面修復体31の円錐形状の泥
土塗付け面43にて旧畦Aの側面部Bに沿って順次塗り付
けられて固く締め固められ、この旧畦Aの側面部Bは下
方に向かって拡開した傾斜側面に順次修復されると同時
に、この畦塗り体29の上面修復体32の円錐形状の泥土塗
付け面32a にて旧畦Aの上面部Cに沿って順次塗り付け
られて固く締め固められ、この旧畦Aの上面部Cが水平
状面に順次修復され、かつ、この上面修復体32の肩修復
部にて旧畦Aの肩部に沿って順次塗り付けられ固く締め
固められる。
【0068】したがって、側面修復体31にて旧畦Aの側
面部Bが固く締め固められて下方に向かって拡開した傾
斜側面に順次修復されると同時に、上面修復体32にて旧
畦Aの上面部Cが固く締め固められて水平状面に順次修
復され、全体として旧畦Aが所定の形態に固く整畦され
る。
面部Bが固く締め固められて下方に向かって拡開した傾
斜側面に順次修復されると同時に、上面修復体32にて旧
畦Aの上面部Cが固く締め固められて水平状面に順次修
復され、全体として旧畦Aが所定の形態に固く整畦され
る。
【0069】つぎに、修復板操作手段46の連動円板65の
調整ボルト69を回動弛緩することにより、この調整ボル
ト69にて連動円板65の固定が解除される。また、複数の
支持基板50の複数の固定ボルト60をそれぞれ回動弛緩す
ることにより、この複数の固定ボルト60にてそれぞれの
支持基板50の固定が解除される。また、この複数の支持
基板50の隣接する案内突片56の相互のボルト58・ナット
59を回動弛緩することにより、この隣接する案内突片56
の相互の固定が解除固着される。
調整ボルト69を回動弛緩することにより、この調整ボル
ト69にて連動円板65の固定が解除される。また、複数の
支持基板50の複数の固定ボルト60をそれぞれ回動弛緩す
ることにより、この複数の固定ボルト60にてそれぞれの
支持基板50の固定が解除される。また、この複数の支持
基板50の隣接する案内突片56の相互のボルト58・ナット
59を回動弛緩することにより、この隣接する案内突片56
の相互の固定が解除固着される。
【0070】また、操作ハンドル62にて回転軸30を中心
として連動円板65が前記回動方向と反対側の他方側に回
動操作されることにより、この連動円板65が連通長孔68
を介して第2の取付基板38に螺着した調整ボルト69をガ
イドとして回動され、かつ、この連動円板65の各係合凹
部67にて複数の支持基板50の連動ピン54がそれぞれ同時
に同方向に連動される。
として連動円板65が前記回動方向と反対側の他方側に回
動操作されることにより、この連動円板65が連通長孔68
を介して第2の取付基板38に螺着した調整ボルト69をガ
イドとして回動され、かつ、この連動円板65の各係合凹
部67にて複数の支持基板50の連動ピン54がそれぞれ同時
に同方向に連動される。
【0071】そして、この連動ピン54にてそれぞれの支
持基板50の当接面53がガイド体61のそれぞれのガイド面
64に沿って摺動移動されるとともに、この各支持基板50
がそれぞれの案内長孔55を介してそれぞれの固定ボルト
60をガイドとして摺動移動されると同時に、各支持端板
48がそれぞれの案内長孔52を介してそれぞれのボルト73
をガイドとして摺動移動され、かつ、この各支持基板50
の両側縁部の案内突片56が隣接する案内突片56に沿って
摺動される。
持基板50の当接面53がガイド体61のそれぞれのガイド面
64に沿って摺動移動されるとともに、この各支持基板50
がそれぞれの案内長孔55を介してそれぞれの固定ボルト
60をガイドとして摺動移動されると同時に、各支持端板
48がそれぞれの案内長孔52を介してそれぞれのボルト73
をガイドとして摺動移動され、かつ、この各支持基板50
の両側縁部の案内突片56が隣接する案内突片56に沿って
摺動される。
【0072】また、この連動円板65の連通長孔68の他端
部が調整ボルト69に当接されることにより、この調整ボ
ルト69にて連動円板65の回動が阻止されると同時に、各
支持基板50の各案内長孔55の他端部がそれぞれの固定ボ
ルト60に当接されることにより、この固定ボルト60にて
それぞれの支持基板50の摺動移動が阻止され、かつ、各
支持端板48の案内長孔52の他端部がそれぞれのボルト73
に当接されることにより、このボルト73にてそれぞれの
支持端板48の移動が阻止される。
部が調整ボルト69に当接されることにより、この調整ボ
ルト69にて連動円板65の回動が阻止されると同時に、各
支持基板50の各案内長孔55の他端部がそれぞれの固定ボ
ルト60に当接されることにより、この固定ボルト60にて
それぞれの支持基板50の摺動移動が阻止され、かつ、各
支持端板48の案内長孔52の他端部がそれぞれのボルト73
に当接されることにより、このボルト73にてそれぞれの
支持端板48の移動が阻止される。
【0073】また、この連動円板65及び複数の支持基板
50の摺動移動が阻止されることにより、この複数の支持
基板50の内端部の当接面53がガイド体61のそれぞれのガ
イド面64から支持基板50の移動方向にずれて突出する位
置に停止され、かつ、隣接する一方の案内突片56が他方
の案内突片56から支持基板50の移動方向にずれて突出す
る位置に停止される。
50の摺動移動が阻止されることにより、この複数の支持
基板50の内端部の当接面53がガイド体61のそれぞれのガ
イド面64から支持基板50の移動方向にずれて突出する位
置に停止され、かつ、隣接する一方の案内突片56が他方
の案内突片56から支持基板50の移動方向にずれて突出す
る位置に停止される。
【0074】この際、連動円板65の連通長孔68の他端部
が調整ボルト69に当接される前の途中で連動円板65の回
動を停止することにより、この連動円板65の回動量に応
じてこの連動円板65の複数の係合凹部67にて複数の支持
基板50の連動ピン54が連動され、したがって、これらの
連動ピン54を有する複数の支持基板50の内端部の当接面
53がガイド体61のそれぞれのガイド面64から支持基板50
の移動方向にずれて突出する突出量が調整され、かつ、
隣接する一方の案内突片56が他方の案内突片56から支持
基板50の移動方向にずれて突出する突出量が調整され
る。
が調整ボルト69に当接される前の途中で連動円板65の回
動を停止することにより、この連動円板65の回動量に応
じてこの連動円板65の複数の係合凹部67にて複数の支持
基板50の連動ピン54が連動され、したがって、これらの
連動ピン54を有する複数の支持基板50の内端部の当接面
53がガイド体61のそれぞれのガイド面64から支持基板50
の移動方向にずれて突出する突出量が調整され、かつ、
隣接する一方の案内突片56が他方の案内突片56から支持
基板50の移動方向にずれて突出する突出量が調整され
る。
【0075】そして、これらの支持基板50及び支持端板
48を有する複数の側面修復板42においては、これらの支
持基板50及び支持端板48の移動が阻止されることによ
り、隣接する側面修復板42の接合縁部41の相互がそれぞ
れ離間してこの複数の側面修復板42にて外周面を複数の
段差部44を有しかつこの複数の側面修復板42毎に段差部
44から畦塗り体29の回転方向と反対側に向かって径大と
なる非円錐形状の泥土塗付け面45とした側面修復体31に
形成される。
48を有する複数の側面修復板42においては、これらの支
持基板50及び支持端板48の移動が阻止されることによ
り、隣接する側面修復板42の接合縁部41の相互がそれぞ
れ離間してこの複数の側面修復板42にて外周面を複数の
段差部44を有しかつこの複数の側面修復板42毎に段差部
44から畦塗り体29の回転方向と反対側に向かって径大と
なる非円錐形状の泥土塗付け面45とした側面修復体31に
形成される。
【0076】また、連動円板65の調整ボルト69を締着す
ることにより、この調整ボルト69にて連動円板65が第2
の取付基板38に固着されて位置決めされる。また、複数
の支持基板50の複数の固定ボルト60をそれぞれ締着する
ことにより、この複数の固定ボルト60にてそれぞれの支
持基板50が第2の取付基板38にそれぞれ固着されて位置
決めされる。また、この複数の支持基板50の隣接する案
内突片56の相互をボルト58・ナット59にてそれぞれ締着
することにより、この隣接する案内突片56の相互が固着
される。
ることにより、この調整ボルト69にて連動円板65が第2
の取付基板38に固着されて位置決めされる。また、複数
の支持基板50の複数の固定ボルト60をそれぞれ締着する
ことにより、この複数の固定ボルト60にてそれぞれの支
持基板50が第2の取付基板38にそれぞれ固着されて位置
決めされる。また、この複数の支持基板50の隣接する案
内突片56の相互をボルト58・ナット59にてそれぞれ締着
することにより、この隣接する案内突片56の相互が固着
される。
【0077】そして、側面修復体31は外周面を複数の段
差部44を有しかつこの複数の側面修復板42毎に段差部44
から畦塗り体29の回転方向と反対側に向かって径大とな
る非円錐形状の泥土塗付け面45とした状態に保持され
る。したがって、畦塗り体29の側面修復体31が簡単に構
成される。
差部44を有しかつこの複数の側面修復板42毎に段差部44
から畦塗り体29の回転方向と反対側に向かって径大とな
る非円錐形状の泥土塗付け面45とした状態に保持され
る。したがって、畦塗り体29の側面修復体31が簡単に構
成される。
【0078】つぎに、ロータリー17の各切削刃20にて畦
塗り体29に供給された畦塗り用の泥土は、この畦塗り体
29の側面修復体31にて泥土を掻き出すことなく旧畦Aの
側面部Bに除々に強く押し付けられながら塗り付けられ
て十分に固く締め固められ、旧畦Aの側面部Bが下方に
向かって拡開した傾斜側面に修復されると同時に、この
畦塗り体29の上面修復体32にて畦塗り用の泥土が旧畦A
の上面部Cに順次塗り付けられて十分に固く締め固めら
れ旧畦Aの上面部が水平状面に修復される。
塗り体29に供給された畦塗り用の泥土は、この畦塗り体
29の側面修復体31にて泥土を掻き出すことなく旧畦Aの
側面部Bに除々に強く押し付けられながら塗り付けられ
て十分に固く締め固められ、旧畦Aの側面部Bが下方に
向かって拡開した傾斜側面に修復されると同時に、この
畦塗り体29の上面修復体32にて畦塗り用の泥土が旧畦A
の上面部Cに順次塗り付けられて十分に固く締め固めら
れ旧畦Aの上面部が水平状面に修復される。
【0079】この際、すなわち、側面修復体31にて旧畦
Aの側面部Bに泥土を塗り付けて修復する際、その泥土
塗付け面45は複数の側面修復板42毎に段差部44から側面
修復体31の回転方向と反対側に向かって径大となる非円
錐形状に形成されていることにより、複数の側面修復板
42毎に泥土が旧畦Aの側面部Bに除々に強く押し付けら
れながら塗り付けられて順次十分に固く締め固められ、
したがって、旧畦Aの側面部Bが十分に固く締め固めら
れて下方に向かって拡開した傾斜面に順次固く修復され
る。
Aの側面部Bに泥土を塗り付けて修復する際、その泥土
塗付け面45は複数の側面修復板42毎に段差部44から側面
修復体31の回転方向と反対側に向かって径大となる非円
錐形状に形成されていることにより、複数の側面修復板
42毎に泥土が旧畦Aの側面部Bに除々に強く押し付けら
れながら塗り付けられて順次十分に固く締め固められ、
したがって、旧畦Aの側面部Bが十分に固く締め固めら
れて下方に向かって拡開した傾斜面に順次固く修復され
る。
【0080】したがって、側面修復体31にて旧畦Aの側
面部Bが固く締め固められて下方に向かって拡開した傾
斜側面に順次修復されると同時に、上面修復体32にて旧
畦Aの上面部Cが固く締め固められて水平状面に順次修
復され、全体として外周面を円錐形状の泥土塗付け面43
に形成した側面修復体31にて修復されるよりも更に旧畦
Aの側面部Bが固く締め固められ、旧畦Aが所定の形態
に固く整畦される。
面部Bが固く締め固められて下方に向かって拡開した傾
斜側面に順次修復されると同時に、上面修復体32にて旧
畦Aの上面部Cが固く締め固められて水平状面に順次修
復され、全体として外周面を円錐形状の泥土塗付け面43
に形成した側面修復体31にて修復されるよりも更に旧畦
Aの側面部Bが固く締め固められ、旧畦Aが所定の形態
に固く整畦される。
【0081】このようにして、修復板操作手段46にて複
数の側面修復板42をそれぞれ連動操作することにより、
この複数の側面修復板42にて外周面を円錐形状の泥土塗
付け面43とした側面修復体31及びこの複数の側面修復板
42にて外周面を非円錐形状の泥土塗付け面45とした側面
修復体31にそれぞれ簡単に切替え形成される。
数の側面修復板42をそれぞれ連動操作することにより、
この複数の側面修復板42にて外周面を円錐形状の泥土塗
付け面43とした側面修復体31及びこの複数の側面修復板
42にて外周面を非円錐形状の泥土塗付け面45とした側面
修復体31にそれぞれ簡単に切替え形成される。
【0082】そして、複数の側面修復板42は、回転軸30
の第1の取付基板35に取り付けられた縮幅端部47の支持
端板48と回転軸30の第2の取付基板38に取り付けられた
拡幅部49の支持基板50とにより、これらの中間部材を介
して回転軸30に確実に取り付けられ、かつ、これらの中
間部材にて泥土の塗付け時の土圧に十分に耐えられる強
度に補強保持される。
の第1の取付基板35に取り付けられた縮幅端部47の支持
端板48と回転軸30の第2の取付基板38に取り付けられた
拡幅部49の支持基板50とにより、これらの中間部材を介
して回転軸30に確実に取り付けられ、かつ、これらの中
間部材にて泥土の塗付け時の土圧に十分に耐えられる強
度に補強保持される。
【0083】また、複数の側面修復板42の支持端板48
は、第1の取付基板35に取り付けるボルト73を挿通した
支持端板移動用の案内長孔52を有し、複数の側面修復板
42の支持基板50は、第2の取付基板38に取り付けるボル
ト60を挿通した支持基板移動用の案内長孔55を有するこ
とにより、複数の側面修復板42はそれぞれの支持端板48
の案内長孔52及び支持基板50の案内長孔55の範囲内でそ
れぞれのボルト60,73をガイドとして回転軸30を中心と
して修復板操作手段46にてスムーズに連動される。そし
て、この複数の側面修復板42にて外周面を円錐形状の泥
土塗付け面とした側面修復体31及びこの複数の側面修復
板42にて外周面を非円錐形状の泥土塗付け面45とした側
面修復体31にそれぞれスムーズに可変形成される。
は、第1の取付基板35に取り付けるボルト73を挿通した
支持端板移動用の案内長孔52を有し、複数の側面修復板
42の支持基板50は、第2の取付基板38に取り付けるボル
ト60を挿通した支持基板移動用の案内長孔55を有するこ
とにより、複数の側面修復板42はそれぞれの支持端板48
の案内長孔52及び支持基板50の案内長孔55の範囲内でそ
れぞれのボルト60,73をガイドとして回転軸30を中心と
して修復板操作手段46にてスムーズに連動される。そし
て、この複数の側面修復板42にて外周面を円錐形状の泥
土塗付け面とした側面修復体31及びこの複数の側面修復
板42にて外周面を非円錐形状の泥土塗付け面45とした側
面修復体31にそれぞれスムーズに可変形成される。
【0084】また、第1の取付基板35及び第2の取付基
板38は、回転軸30に一体に固着された円盤36,39にてそ
れぞれ形成することにより、複数の側面修復板42は、第
1の取付基板35の円盤36及び第2の取付基板38の円盤39
をガイドとして回転軸30を中心として修復板操作手段46
にてスムーズに連動される。
板38は、回転軸30に一体に固着された円盤36,39にてそ
れぞれ形成することにより、複数の側面修復板42は、第
1の取付基板35の円盤36及び第2の取付基板38の円盤39
をガイドとして回転軸30を中心として修復板操作手段46
にてスムーズに連動される。
【0085】つぎに、前記実施の形態では、畦塗り体42
の略円錐形状の側面修復体31は円弧状に彎曲され両側縁
部をそれぞれ接合縁部41として略扇形状に分割形成され
た4部材からなる側面修復板42にて構成され、修復板操
作手段46のガイド体61は前記4部材からなる側面修復板
42の数に応じて4面にガイド面64を有する矩形状に形成
する場合について説明したが、これに限らず、畦塗り体
42の略円錐形状の側面修復体31は、円弧状に彎曲され両
側縁部をそれぞれ接合縁部として略扇形状に分割形成さ
れた複数の側面修復板42にて構成し、修復板操作手段46
のガイド体61は前記複数の側面修復板42の数に応じたガ
イド面64を有する形状に形成するようにしてもよい。
の略円錐形状の側面修復体31は円弧状に彎曲され両側縁
部をそれぞれ接合縁部41として略扇形状に分割形成され
た4部材からなる側面修復板42にて構成され、修復板操
作手段46のガイド体61は前記4部材からなる側面修復板
42の数に応じて4面にガイド面64を有する矩形状に形成
する場合について説明したが、これに限らず、畦塗り体
42の略円錐形状の側面修復体31は、円弧状に彎曲され両
側縁部をそれぞれ接合縁部として略扇形状に分割形成さ
れた複数の側面修復板42にて構成し、修復板操作手段46
のガイド体61は前記複数の側面修復板42の数に応じたガ
イド面64を有する形状に形成するようにしてもよい。
【0086】この場合は、たとえば、図10及び図11
に示すように、畦塗り体42の略円錐形状の側面修復体31
は、円弧状に彎曲され両側縁部をそれぞれ接合縁部41と
して略扇形状に分割形成された6分割の側面修復板42に
て構成し、修復板操作手段46のガイド体61は前記6分割
された側面修復板42の数に応じて6面にガイド面64をそ
れぞれ有する六角形状に形成し、これらの各ガイド面64
に各側面修復板42の当接面53をそれぞれ当接し、この各
ガイド面64にて各側面修復板42の当接面53の移動を案内
するようにする。
に示すように、畦塗り体42の略円錐形状の側面修復体31
は、円弧状に彎曲され両側縁部をそれぞれ接合縁部41と
して略扇形状に分割形成された6分割の側面修復板42に
て構成し、修復板操作手段46のガイド体61は前記6分割
された側面修復板42の数に応じて6面にガイド面64をそ
れぞれ有する六角形状に形成し、これらの各ガイド面64
に各側面修復板42の当接面53をそれぞれ当接し、この各
ガイド面64にて各側面修復板42の当接面53の移動を案内
するようにする。
【0087】また、6分割された側面修復板42には前記
実施の形態の場合と同様に係合凹部51と案内長孔52とを
有する支持端板48及び当接面53、取付長孔57を有する案
内突片56、連動ピン54及び案内長孔55を有する支持基板
50をそれぞれ側面修復板42の所定の位置に一体に固着す
る。
実施の形態の場合と同様に係合凹部51と案内長孔52とを
有する支持端板48及び当接面53、取付長孔57を有する案
内突片56、連動ピン54及び案内長孔55を有する支持基板
50をそれぞれ側面修復板42の所定の位置に一体に固着す
る。
【0088】その他の構成は前記実施の形態の場合と同
様であるから同一構成については前記実施の形態に用い
た符号を記入してそれらの説明を省略する。
様であるから同一構成については前記実施の形態に用い
た符号を記入してそれらの説明を省略する。
【0089】このように構成することにより、前記実施
の形態の場合と同様に修復板操作手段46にて6分割され
た側面修復板42をそれぞれ連動操作することにより、こ
の隣接する側面修復板42の接合縁部41の相互を接合して
この6分割された側面修復板42にて外周面を円錐形状の
泥土塗付け面43とした側面修復体31に形成される。
の形態の場合と同様に修復板操作手段46にて6分割され
た側面修復板42をそれぞれ連動操作することにより、こ
の隣接する側面修復板42の接合縁部41の相互を接合して
この6分割された側面修復板42にて外周面を円錐形状の
泥土塗付け面43とした側面修復体31に形成される。
【0090】また、修復板操作手段46にて6分割された
側面修復板42をそれぞれ連動操作することにより、この
隣接する側面修復板42の接合縁部41の相互を離間してこ
の6分割された側面修復板42にて外周面を複数の段差部
44を有しかつこの6分割された側面修復板42毎に段差部
44から側面修復体31の回転方向と反対側に向かって径大
となる非円錐形状の泥土塗付け面45とした側面修復体31
に形成される。
側面修復板42をそれぞれ連動操作することにより、この
隣接する側面修復板42の接合縁部41の相互を離間してこ
の6分割された側面修復板42にて外周面を複数の段差部
44を有しかつこの6分割された側面修復板42毎に段差部
44から側面修復体31の回転方向と反対側に向かって径大
となる非円錐形状の泥土塗付け面45とした側面修復体31
に形成される。
【0091】そして、修復板操作手段46を切替え操作す
ることにより、6分割された側面修復板42にて外周面を
円錐形状の泥土塗付け面43とした側面修復体31及び6分
割された側面修復板42にて外周面を側面修復体31の回転
方向と反対側に向かって径大となる非円錐形状の泥土塗
付け面45とした側面修復体31にそれぞれ簡単に切替え形
成される。また、修復板操作手段46にて外周面を側面修
復体31の回転方向と反対側に向かって径大となる非円錐
形状の泥土塗付け面45の形態を可変調整することができ
る。
ることにより、6分割された側面修復板42にて外周面を
円錐形状の泥土塗付け面43とした側面修復体31及び6分
割された側面修復板42にて外周面を側面修復体31の回転
方向と反対側に向かって径大となる非円錐形状の泥土塗
付け面45とした側面修復体31にそれぞれ簡単に切替え形
成される。また、修復板操作手段46にて外周面を側面修
復体31の回転方向と反対側に向かって径大となる非円錐
形状の泥土塗付け面45の形態を可変調整することができ
る。
【0092】また、側面修復体31の非円錐形状の泥土塗
付け面45にて旧畦Aの側面部Bに泥土を塗り付けて修復
する際は、複数の側面修復板42毎に泥土が旧畦Aの側面
部Bに除々に強く押し付けられながら塗り付けられて順
次十分に固く締め固められ、この旧畦Aの側面部Bが十
分に固く締め固められて下方に向かって拡開した傾斜面
に順次固く修復される。
付け面45にて旧畦Aの側面部Bに泥土を塗り付けて修復
する際は、複数の側面修復板42毎に泥土が旧畦Aの側面
部Bに除々に強く押し付けられながら塗り付けられて順
次十分に固く締め固められ、この旧畦Aの側面部Bが十
分に固く締め固められて下方に向かって拡開した傾斜面
に順次固く修復される。
【0093】つぎに、前記各実施の形態では、修復板操
作手段46にて外周面を円錐形状の泥土塗付け面43とした
側面修復体31及び外周面を側面修復体31の回転方向と反
対側に向かって径大となる非円錐形状の泥土塗付け面45
とした側面修復体31にそれぞれ形成する場合について説
明したが、これに限らず、外周面を円錐形状の泥土塗付
け面とした上面修復体32及び外周面を上面修復体32の回
転方向と反対側に向かって径大となる非円錐形状の泥土
塗付け面とした上面修復体32にそれぞれ形成するように
してもよい。
作手段46にて外周面を円錐形状の泥土塗付け面43とした
側面修復体31及び外周面を側面修復体31の回転方向と反
対側に向かって径大となる非円錐形状の泥土塗付け面45
とした側面修復体31にそれぞれ形成する場合について説
明したが、これに限らず、外周面を円錐形状の泥土塗付
け面とした上面修復体32及び外周面を上面修復体32の回
転方向と反対側に向かって径大となる非円錐形状の泥土
塗付け面とした上面修復体32にそれぞれ形成するように
してもよい。
【0094】このように構成することにより、上面修復
体32に供給された畦塗り用の泥土は、この上面修復体32
の泥土塗付け面にて泥土を掻き出すことなく旧畦Aの上
面部Cに除々に強く押しつけられて順次塗付けられると
ともに、この泥土塗付け面にて泥土が旧畦Aの上面部C
に十分に固く締め固められ、したがって、旧畦Aの上面
部Cが水平状面に順次固く修復される。
体32に供給された畦塗り用の泥土は、この上面修復体32
の泥土塗付け面にて泥土を掻き出すことなく旧畦Aの上
面部Cに除々に強く押しつけられて順次塗付けられると
ともに、この泥土塗付け面にて泥土が旧畦Aの上面部C
に十分に固く締め固められ、したがって、旧畦Aの上面
部Cが水平状面に順次固く修復される。
【0095】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、修復板操作手
段にて複数の側面修復板をそれぞれ連動し、隣接する側
面修復板の接合縁部の相互を接合してこの複数の側面修
復板にて外周面を円錐形状の泥土塗付け面に形成するこ
とにより、外周面を円錐形状の泥土塗付け面とした側面
修復体を簡単に構成でき、また、側面修復体は略扇形状
に分割形成された複数の側面修復板にて形成することに
より、複数の側面修復板の中の一部の側面修復体が損傷
した場合には側面修復体の全体を交換する必要もなく一
部の側面修復体を交換することで側面修復体を構成で
き、経済的負担を軽減することができる。
段にて複数の側面修復板をそれぞれ連動し、隣接する側
面修復板の接合縁部の相互を接合してこの複数の側面修
復板にて外周面を円錐形状の泥土塗付け面に形成するこ
とにより、外周面を円錐形状の泥土塗付け面とした側面
修復体を簡単に構成でき、また、側面修復体は略扇形状
に分割形成された複数の側面修復板にて形成することに
より、複数の側面修復板の中の一部の側面修復体が損傷
した場合には側面修復体の全体を交換する必要もなく一
部の側面修復体を交換することで側面修復体を構成で
き、経済的負担を軽減することができる。
【0096】また、畦塗り体に供給された畦塗り用の泥
土は、この畦塗り体の側面修復体にて泥土を掻き出すこ
となく旧畦の側面部に順次塗り付けられて十分に固く締
め固められ、旧畦の側面部を下方に向かって拡開した崩
れ落ち難い状態の傾斜側面に確実に修復できる。
土は、この畦塗り体の側面修復体にて泥土を掻き出すこ
となく旧畦の側面部に順次塗り付けられて十分に固く締
め固められ、旧畦の側面部を下方に向かって拡開した崩
れ落ち難い状態の傾斜側面に確実に修復できる。
【0097】また、修復板操作手段にて複数の側面修復
板をそれぞれ連動し、隣接する側面修復板の接合縁部の
相互を離間してこの複数の側面修復板にて外周面を複数
の段差部を有しかつこの複数の側面修復板毎に段差部か
ら回転方向と反対側に向かって径大となる非円錐形状の
泥土塗付け面に形成することにより、外周面を複数の段
差部を有する非円錐形状の泥土塗付け面とした側面修復
体を簡単に構成でき、この側面修復体の外周面形状を変
形することもでき、側面修復体の泥土塗付け面を泥土の
状況に応じて可変調整することができる。
板をそれぞれ連動し、隣接する側面修復板の接合縁部の
相互を離間してこの複数の側面修復板にて外周面を複数
の段差部を有しかつこの複数の側面修復板毎に段差部か
ら回転方向と反対側に向かって径大となる非円錐形状の
泥土塗付け面に形成することにより、外周面を複数の段
差部を有する非円錐形状の泥土塗付け面とした側面修復
体を簡単に構成でき、この側面修復体の外周面形状を変
形することもでき、側面修復体の泥土塗付け面を泥土の
状況に応じて可変調整することができる。
【0098】また、畦塗り体に供給された畦塗り用の泥
土は、この畦塗り体の側面修復体にて泥土を掻き出すこ
となく旧畦の側面部に除々に強く押し付けられながら塗
り付けて更に十分に固く締め固められ、旧畦の側面部を
下方に向かって拡開した崩れ落ち難く締め固めた傾斜側
面に確実に修復できる。
土は、この畦塗り体の側面修復体にて泥土を掻き出すこ
となく旧畦の側面部に除々に強く押し付けられながら塗
り付けて更に十分に固く締め固められ、旧畦の側面部を
下方に向かって拡開した崩れ落ち難く締め固めた傾斜側
面に確実に修復できる。
【0099】この際、泥土塗付け面は複数の側面修復板
毎に段差部から回転方向と反対側に向かって径大となる
非円錐形状に形成することにより、複数の側面修復板毎
に泥土を旧畦の側面部に除々に強く押し付けられながら
塗り付けられて順次十分に固く締め固めることができ
る。
毎に段差部から回転方向と反対側に向かって径大となる
非円錐形状に形成することにより、複数の側面修復板毎
に泥土を旧畦の側面部に除々に強く押し付けられながら
塗り付けられて順次十分に固く締め固めることができ
る。
【0100】したがって、全体として崩れ難く整畦でき
る畦塗り機を提供できる。
る畦塗り機を提供できる。
【0101】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、複数の側面修復板は、回転軸の第1の取
付基板に取り付けられた縮幅端部の支持端板と回転軸の
第2の取付基板に取り付けられた拡幅部の支持基板とに
より、これらの中間部材を介して回転軸に確実に取り付
けることができ、かつ、これらの中間部材にて複数の側
面修復板を泥土の塗付け時の土圧に十分に耐えられる強
度に補強保持することができる。
の効果に加え、複数の側面修復板は、回転軸の第1の取
付基板に取り付けられた縮幅端部の支持端板と回転軸の
第2の取付基板に取り付けられた拡幅部の支持基板とに
より、これらの中間部材を介して回転軸に確実に取り付
けることができ、かつ、これらの中間部材にて複数の側
面修復板を泥土の塗付け時の土圧に十分に耐えられる強
度に補強保持することができる。
【0102】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
の効果に加え、複数の側面修復板はそれぞれの支持端板
の案内長孔及び支持基板の案内長孔の範囲内でそれぞれ
のボルトをガイドとして回転軸を中心として修復板操作
手段にてスムーズに連動でき、この複数の側面修復板に
て外周面を円錐形状の泥土塗付け面及び外周面を複数の
段差部を有する非円錐形状の泥土塗付け面にそれぞれス
ムーズに可変形成することができる。
の効果に加え、複数の側面修復板はそれぞれの支持端板
の案内長孔及び支持基板の案内長孔の範囲内でそれぞれ
のボルトをガイドとして回転軸を中心として修復板操作
手段にてスムーズに連動でき、この複数の側面修復板に
て外周面を円錐形状の泥土塗付け面及び外周面を複数の
段差部を有する非円錐形状の泥土塗付け面にそれぞれス
ムーズに可変形成することができる。
【0103】請求項4の発明によれば、請求項2の発明
の効果に加え、複数の側面修復板は、第1の取付基板の
円盤及び第2の取付基板の円盤をガイドとして回転軸を
中心として修復板操作手段にてスムーズに連動すること
ができる。
の効果に加え、複数の側面修復板は、第1の取付基板の
円盤及び第2の取付基板の円盤をガイドとして回転軸を
中心として修復板操作手段にてスムーズに連動すること
ができる。
【0104】請求項5の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、操作ハンドルにて連動体を回転軸を中心
として一方に回動操作すると、この連動体にて複数の側
面修復板がそれぞれ連動され、この複数の側面修復板を
ガイド体のガイドに沿ってスムーズに移動でき、複数の
側面修復板は、隣接する側面修復板の接合縁部の相互を
接合してこの複数の側面修復板にて外周面を円錐形状の
泥土塗付け面とした側面修復体に簡単に構成できる。
の効果に加え、操作ハンドルにて連動体を回転軸を中心
として一方に回動操作すると、この連動体にて複数の側
面修復板がそれぞれ連動され、この複数の側面修復板を
ガイド体のガイドに沿ってスムーズに移動でき、複数の
側面修復板は、隣接する側面修復板の接合縁部の相互を
接合してこの複数の側面修復板にて外周面を円錐形状の
泥土塗付け面とした側面修復体に簡単に構成できる。
【0105】また、操作ハンドルにて連動体を回転軸を
中心として他方に回動操作すると、この連動体にて複数
の側面修復板がそれぞれ連動され、この複数の側面修復
板をガイド体のガイドに沿ってスムーズに移動でき、複
数の側面修復板は、隣接する側面修復板の接合縁部の相
互を離間してこの複数の側面修復板にて外周面を複数の
段差部を有しかつこの複数の側面修復板毎に段差部から
回転方向と反対側に向かって径大となる非円錐形状の泥
土塗付け面とした側面修復体に簡単に構成できる。
中心として他方に回動操作すると、この連動体にて複数
の側面修復板がそれぞれ連動され、この複数の側面修復
板をガイド体のガイドに沿ってスムーズに移動でき、複
数の側面修復板は、隣接する側面修復板の接合縁部の相
互を離間してこの複数の側面修復板にて外周面を複数の
段差部を有しかつこの複数の側面修復板毎に段差部から
回転方向と反対側に向かって径大となる非円錐形状の泥
土塗付け面とした側面修復体に簡単に構成できる。
【0106】請求項6の発明によれば、請求項5の発明
の効果に加え、操作ハンドルにて連動円板を回転軸を中
心として一方に回動操作すると、この連動円板にて複数
の側面修復板の支持基板に突設された連動ピンを介して
複数の側面修復板をそれぞれ一方に連動でき、この複数
の側面修復板をガイド体のガイドに沿ってそれぞれスム
ーズに移動でき、複数の側面修復板は、隣接する側面修
復板の接合縁部の相互を接合してこの複数の側面修復板
にて外周面を円錐形状の泥土塗付け面とした側面修復体
に簡単に構成できる。
の効果に加え、操作ハンドルにて連動円板を回転軸を中
心として一方に回動操作すると、この連動円板にて複数
の側面修復板の支持基板に突設された連動ピンを介して
複数の側面修復板をそれぞれ一方に連動でき、この複数
の側面修復板をガイド体のガイドに沿ってそれぞれスム
ーズに移動でき、複数の側面修復板は、隣接する側面修
復板の接合縁部の相互を接合してこの複数の側面修復板
にて外周面を円錐形状の泥土塗付け面とした側面修復体
に簡単に構成できる。
【0107】また、操作ハンドルにて連動円板を回転軸
を中心として他方に回動操作すると、この連動円板にて
複数の側面修復板の支持基板に突設された連動ピンを介
して複数の側面修復板をそれぞれ他方に連動でき、この
複数の側面修復板をガイド体のガイドに沿ってそれぞれ
スムーズに移動でき、複数の側面修復板は、隣接する側
面修復板の接合縁部の相互を離間してこの複数の側面修
復板にて外周面を複数の段差部を有しかつこの複数の側
面修復板毎に段差部から回転方向と反対側に向かって径
大となる非円錐形状の泥土塗付け面とした側面修復体に
簡単に構成できる。
を中心として他方に回動操作すると、この連動円板にて
複数の側面修復板の支持基板に突設された連動ピンを介
して複数の側面修復板をそれぞれ他方に連動でき、この
複数の側面修復板をガイド体のガイドに沿ってそれぞれ
スムーズに移動でき、複数の側面修復板は、隣接する側
面修復板の接合縁部の相互を離間してこの複数の側面修
復板にて外周面を複数の段差部を有しかつこの複数の側
面修復板毎に段差部から回転方向と反対側に向かって径
大となる非円錐形状の泥土塗付け面とした側面修復体に
簡単に構成できる。
【図1】本発明の一実施の形態を示す畦塗り体の分解斜
視図である。
視図である。
【図2】同上畦塗り体を備えた畦塗り機の平面図であ
る。
る。
【図3】同上畦塗り体の側面図である。
【図4】同上背面図である。
【図5】同上畦塗り体の断面図である。
【図6】同上畦塗り体の一方側の側面図である。
【図7】同上円錐形状の泥土塗付け面に形成した畦塗り
体の側面図である。
体の側面図である。
【図8】同上非円錐形状の泥土塗付け面に形成した畦塗
り体の側面図である。
り体の側面図である。
【図9】同上畦塗り作業状態を示す説明図である。
【図10】他の実施の形態を示す畦塗り体の側面図であ
る。
る。
【図11】同上非円錐形状の泥土塗付け面に形成した畦
塗り体の側面図である。
塗り体の側面図である。
1 機枠 17 ロータリー 20 切削刃 29 畦塗り体 30 回転軸 31 側面修復体 32 上面修復体 35 第1の取付基板 36,39 円盤 38 第2の取付基板 41 接合縁部 42 側面修復板 43,45 泥土塗付け面 44 段差部 46 修復板操作手段 47 縮幅端部 48 支持端板 49 拡幅部 50 支持基板 52,55 案内長孔 54 連動ピン 56 案内突片 60,73 ボルト 61 ガイド体 62 操作ハンドル 63 連動体 64 ガイド面 65 連動円板 66 挿通孔 67 係合部 A 旧畦 B 側面部 C 上面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01B 35/00
Claims (6)
- 【請求項1】 機枠と、この機枠に回転自在に設けられ
畦塗り用の泥土を切削して跳ね上げる多数の切削刃を有
するロータリーと、このロータリーの後方に位置して前
記機枠に回転自在に設けられ前記ロータリーの各切削刃
にて跳ね上げられた泥土を旧畦に塗り付けて旧畦を修復
する畦塗り体と、を具備し、 前記畦塗り体は、前記機枠に回転自在に設けられた回転
軸と、この回転軸に設けられ前記旧畦の側面部を下方に
向かって拡開した傾斜側面に修復する側面修復体と、こ
の側面修復体に連設され前記旧畦の上面部を水平状面に
修復する上面修復体と、を有し、 前記側面修復体は、 円弧状に彎曲され両側縁部をそれぞれ接合縁部として略
扇形状に分割形成された複数の側面修復板と、 この複数の側面修復板をそれぞれ連動し、隣接する側面
修復板の接合縁部の相互を接合してこの複数の側面修復
板にて外周面を円錐形状の泥土塗付け面とした側面修復
体及び隣接する側面修復板の接合縁部の相互を離間して
この複数の側面修復板にて外周面を複数の段差部を有し
かつこの複数の側面修復板毎に段差部から回転方向と反
対側に向かって径大となる非円錐形状の泥土塗付け面と
した側面修復体にそれぞれ形成する修復板操作手段と、
を有する、 ことを特徴とする畦塗り機。 - 【請求項2】 複数の側面修復板は、上面修復体側に位
置する縮幅端部に固着され回転軸の周面に交差方向の支
持端板と、この支持端板に対向して縮幅端部から離間し
た拡幅部に固着され両側縁部に案内突片をそれぞれ突設
した回転軸の周面に交差方向の支持基板と、を有し、前
記回転軸に、前記支持端板を移動可能に取り付ける第1
の取付基板及び前記支持基板を移動可能に取り付ける第
2の取付基板をそれぞれ設けた、 ことを特徴とする請求項1記載の畦塗り機。 - 【請求項3】 支持端板は、第1の取付基板に取り付け
るボルトを挿通した支持端板移動用の案内長孔を有し、
支持基板は、第2の取付基板に取り付けるボルトを挿通
した支持基板移動用の案内長孔を有する、 ことを特徴とする請求項2記載の畦塗り機。 - 【請求項4】 第1の取付基板及び第2の取付基板は、
回転軸に一体に固着された円盤にてそれぞれ形成する、 ことを特徴とする請求項2記載の畦塗り機。 - 【請求項5】 修復板操作手段は、回転軸に設けられ複
数の側面修復板の移動をガイドするガイド体と、前記回
転軸に回動可能に設けられ前記ガイド体に沿って前記複
数の側面修復板を連動する操作ハンドルを設けた連動体
と、を有する、 ことを特徴とする請求項1記載の畦塗り機。 - 【請求項6】 ガイド体は、複数の側面修復板に固着さ
れた支持基板の内端部をそれぞれ移動可能に当接する支
持基板毎の複数のガイド面を有し、連動体は、操作ハン
ドルを設けた連動円板にて形成され、この連動円板は、
この連動円板の中心部に形成され回転軸を挿通した挿通
孔と、この連動円板の周縁部に形成され前記複数の支持
基板に突設された連動ピンをそれぞれ係合して連動する
連動ピン毎の複数の係合部と、を有する、 ことを特徴とする請求項5記載の畦塗り機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09138893A JP3108387B2 (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 畦塗り機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09138893A JP3108387B2 (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 畦塗り機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10327603A JPH10327603A (ja) | 1998-12-15 |
JP3108387B2 true JP3108387B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=15232590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09138893A Expired - Fee Related JP3108387B2 (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 畦塗り機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3108387B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
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---|---|---|---|---|
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JP3996740B2 (ja) * | 2001-05-28 | 2007-10-24 | 松山株式会社 | 部分深耕機 |
JP4541608B2 (ja) * | 2001-09-06 | 2010-09-08 | 小橋工業株式会社 | 畦塗り機 |
JP2004024049A (ja) * | 2002-06-21 | 2004-01-29 | Matsuyama Plow Mfg Co Ltd | 部分深耕機 |
JP4542169B2 (ja) * | 2008-04-07 | 2010-09-08 | 小橋工業株式会社 | 畦塗り機 |
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