JP3107067B2 - 真空二重容器を持った電気貯湯容器 - Google Patents

真空二重容器を持った電気貯湯容器

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JP3107067B2
JP3107067B2 JP10318612A JP31861298A JP3107067B2 JP 3107067 B2 JP3107067 B2 JP 3107067B2 JP 10318612 A JP10318612 A JP 10318612A JP 31861298 A JP31861298 A JP 31861298A JP 3107067 B2 JP3107067 B2 JP 3107067B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は真空二重容器を持っ
た電気貯湯容器に関し、例えば家庭用の電気ポットなど
に利用される。
【0002】
【従来の技術】いま、省資源、省エネルギーが各分野で
要求されてきている。四六時中使用し続けている家庭用
電気機器でも同様である。通電負荷の大きなヒータを用
いている電気ポットなどでは急務になってきている。
【0003】そこで、金属製の真空二重容器を利用した
電気ポットも実現している。これによって、真空二重容
器の真空空間による断熱性が向上する分だけ省エネルギ
ーが図れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、真空二重容器
を持った電気貯湯容器は、内容液を真空二重容器の外部
から簡単にしかも熱効率よく加熱できるように、ヒータ
で加熱する底部のほぼ全域を真空空間を形成しない一重
底部にするなど、真空空間を形成できない範囲が比較的
広くなり、折角の真空二重容器構造を活かしきれない問
題がある。
【0005】本発明の目的は、真空二重容器を容器壁数
の増大とともに真空空間が多くの領域で形成でき、熱効
率が向上する真空二重容器を持った電気貯湯容器を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の真空二重容器を持った電気貯湯容器は、
内筒と外筒とで口部、胴部、底部が連続した真空空間に
形成された真空二重容器の内筒内に、内容液を貯湯する
金属製の内容器を嵌め合わせて形成された三重の貯湯器
体と、この三重の貯湯器体を収容した外装体と、内容器
の底部から真空二重容器を貫通して貯湯器体と外装体の
間に延び、外装体と真空二重容器との間に設けられた電
動ポンプによって内容液を外部に吐出する吐出路と、内
容器と真空二重容器との間に位置して内容器の底部の外
面に当てがわれ内容器内の内容液を加熱するヒータと、
外装体と真空二重容器との間に設けられた制御回路と、
を備え、前記ヒータと前記制御回路および電動ポンプと
を真空二重容器により隔てて配置したことを1つの特徴
としている。
【0007】このような真空二重容器と内容器との組み
合わせにより、真空二重容器の底部内に設けられたヒー
タにて内容器の内容液を内容器による一重構造を真空二
重容器に形成した一重底部の場合同様に利用して熱効率
よく加熱することができる上、保温構造としては真空二
重容器にて内容液を囲う内側にさらに容器壁ができ、こ
の容器壁と真空二重容器との間の空間が加わる三重構造
によって内容器内と外部との間の断熱性をさらに高める
ので、その分だけ熱効率が向上するとともに三重構造で
あるのにかかわらず電動ポンプにより内容液を吐出路を
通じ外部に吐出することができ、前記断熱性向上によっ
て内容器をアルミニウム系の熱伝導性のよい材料で形成
することにより内容液の保温性を低下させないでヒータ
による加熱効率をさらに向上することもできるので、全
体として高い省エネルギー効果が得られる。しかも、内
容器は外観されないので鉄系など安価な材料で形成する
ことができるし、貯湯面に400℃程度の高温での焼成
を伴うフッ素樹脂加工を行うような場合、加工対象は真
空二重容器の側でなく内容器の側になるので、内外筒間
を真空にする真空引き状態での封口処理を融点の低いガ
ラス質の材料で安価に行うことができる。特に、前記ヒ
ータが内容器と真空二重容器との間に位置し、制御回路
および電動ポンプが外装体と真空二重容器との間に位置
していることにより、制御回路および電動ポンプとヒー
タとを真空二重容器により隔てる構造が得られる。
【0008】本発明の真空二重容器を持った電気貯湯容
器は、また、内筒と外筒とで口部、胴部、底部が連続し
た真空空間に形成された真空二重容器と、真空二重容器
の内筒内に着脱できるように嵌め合わされて内容液を貯
湯する金属製の内容器と、からなる三重の貯湯器体と、
この三重の貯湯器体を収容した外装体と、真空二重容器
の内筒から貯湯器体と外装体の間に延び、真空二重容器
に嵌め合わされた内容器内の内容液を電動ポンプにより
外部に吐出する吐出路と、真空二重容器の底部に設けら
れ、内筒内に嵌め合わされた内容器内の内容液を加熱す
るヒータと、内容器の底部に設けられて、内容器が真空
二重容器の内筒内に嵌め合わされたとき吐出路の真空二
重容器の内筒内への開口に接続される流出口と、この流
出口に設けられて、内容器が真空二重容器の内筒内に嵌
め合わされたときに開き、嵌め合わせ位置から浮いたと
きに閉じる弁と、を備えたことを別の特徴としている。
【0009】これにより、真空二重容器と内容器との三
重構造の貯湯器体において、前記のような電動吐出と内
容器内の内容液のヒータによる加熱とが可能となる。ま
た、内容器は着脱することができるとともに、内容液吐
出のために底部に逆止弁のある流出口を有し、内容器が
真空二重容器の内筒内に嵌め合わされることにより逆止
弁が開いて吐出路と接続されて内容液の吐出ができる状
態になるとともに、内容器が真空二重容器から取り外さ
れるとき逆止弁が閉じるので内容器内の内容液が漏れ出
すようなことはなく、真空二重容器側に電動ポンプのあ
る構成にて内容器が着脱できる。
【0010】本発明のそれ以上の目的および特徴は、以
下の詳細な説明および図面によって明らかになる。本発
明の各特徴はできる限りにおいて、それ単独で、あるい
は種々な組合せで複合して用いることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の幾つかの実施の形
態についてその実施例とともに図1〜図8を参照しなが
ら説明し、本発明の理解に供する。
【0012】図1〜図5に示す実施の形態は、内筒1と
外筒2とで構成される真空二重容器3に、金属製の内容
器4を嵌め合わせて三重の貯湯器体5を形成し、真空二
重容器3の内側に設けられて内容器4内の内容液を加熱
して湯沸かしや保温を行うヒータ6を備えたことを基本
構成とし、必要に応じてさらに、内容器4に接続されて
内容液を外部に導く吐出路7と、この吐出路7を通じて
内容液を外部に吐出する吐出ポンプ8とを備え、内外筒
1、2の間が真空空間9とされている。内外筒1、2は
図に示す実施例の場合熱伝導性の低いステンレス鋼製と
してあるが、他の金属材料でもよいし、場合によっては
真空空間9内に内外筒1、2間のスペーサを設けた耐圧
構造を持つ合成樹脂製とすることもできる。
【0013】このような真空二重容器3と内容器4との
組み合わせにより、真空二重容器3の底部内に設けられ
たヒータ6にて内容器4の内容液を内容器4による一重
構造を真空二重容器3に形成した一重底部の場合同様に
利用して熱効率よく加熱することができる上、保温構造
としては真空二重容器3の真空空間9にて内容液を囲う
内側にさらに容器壁ができ、この容器壁と真空二重容器
3との間の空間11によって内容器4内と外部との間の
断熱性をさらに高めるので、その分だけ熱効率が向上す
る。また、この断熱性向上によって内容器4をアルミニ
ウム系の熱伝導性のよい材料で形成することにより内容
液の保温性を低下させないでヒータ6による加熱効率を
さらに向上することもできる。従って、全体として高い
省エネルギー効果が得られる。内容器4は外観されない
ので鉄系など安価な材料で形成することができるし、貯
湯面に400℃程度の高温での焼成を伴うフッ素樹脂加
工を行うような場合、加工対象は真空二重容器3の側で
なく内容器4の側になるので、内外筒1、2間を真空に
する真空引き状態での封口処理を融点の低いガラス質の
材料で安価に行うことができる。しかも、貯湯器体5の
内容器内で貯湯されている内容液は、貯湯器体5の三重
構造にかかわらず、吐出ポンプ8を働かせることにより
吐出路7を通じ外部に吐出することができるので、内容
液を使用する上で不便はない。
【0014】ヒータ6は主として湯沸かしに用いる湯沸
かしヒータと、主として保温に用いる保温ヒータとの2
通りを用いるのが好適である。しかし、これに限られる
ことはなく1つのヒータの通電デューティー比を調整す
ることにより湯沸かしや保温に適した加熱容量を得るよ
うにすることもできる。いずれにしても、ヒータ6は内
容器4の底部外面に当てがわれ、貯湯器体5の底部およ
び肩部は合成樹脂製の底部材12および肩部材13で外
装され、胴部も外装体14で外装され、肩部材13には
内容器4の開口15およびこれに続く肩部材13の器体
開口16を開閉する蓋17が設けられている。底部材1
2および外装体14は合成樹脂製で一体成形されている
が、これを別体に形成することができるし、別体の場合
構造が単純な外装体14を金属製の筒体で構成すること
ができる。
【0015】このように、ヒータ6が内容器4の底部外
面に当てがわれていることにより、内容器4との位置関
係が安定し、とりわけ密着状態に浮きが生じ難くなるの
で、ヒータ6から内容器を介した内容液への加熱効率が
向上する。また、三重の貯湯器体5の底部および肩部に
合成樹脂製の底部材12および肩部材13を装着して、
複雑な形状、構造部を覆って外観を整えるのと同時に、
装備品を覆って保護し、また蓋を装着したりするための
複雑な構造を容易に確保できるようにしながら、三重の
貯湯器体5の胴部が露出する場合に加え、真空二重容器
3および内容器4が組み合わさった三重の貯湯器体5の
外回り全体を蓋17を含め外装するので、貯湯器体の形
状や構造に影響されない外観構造が得られるので、外観
設計の自由度が高い。特に、外装体14および外装体1
4と真空二重容器3との間の空間18の存在により、内
容器4まわりを囲う容器壁とそれによる空隙が増大する
ので、断熱性および熱効率がさらに高くなる。もっと
も、保温性を特に高くしなくてもよければ貯湯器体5の
胴部を外部に露出させて構造の簡略化を図ることもでき
る。
【0016】吐出路7は真空二重容器3の底部に形成し
た開口25を通じ真空二重容器3の外部に引きだされ
て、真空二重容器3外を立上がって吐出口7aが外部に
下向きに開口し、吐出ポンプ8は吐出路7の内容器4底
部下近傍に位置する途中に設けられた電動のものとして
ある。これにより吐出路7は真空二重容器3の小さな開
口25を通じて真空二重容器3の真空空間9を特に狭く
することなく外部に引きだし、遠心ポンプなど従来通り
の電動の吐出ポンプ8を従来通りに用いて内容液を自動
的に吐出することができる。
【0017】図1の実施例では、内容器4に当てがった
ヒータ6を含む温度センサ19や温度ヒューズ21など
の電気装備品のリード線22〜24は、真空二重容器3
の底部の前記吐出路7の引きだし用の開口25とは別の
開口26を通じて真空二重容器3外に引きだしている
が、これも小さくてよく前記開口25と合わせて真空二
重容器3の真空空間9を特に狭めることにならないの
で、真空二重容器3の真空空間9による内容器4内の内
容液の保温効果は高い。もっとも、図4の実施例のよう
に吐出路7およびリード線22〜24のそれぞれを1つ
の開口25を通じて引出すこともでき、これによって真
空二重容器3の真空空間9をさらに広げて本性能をさら
に高めることができる。
【0018】内容器4は図1の実施例のように肩部材1
3を介したねじ27によるねじ止めや直接のねじ止めな
どによって、あるいは溶接、ろう接、かしめ、接着、無
理嵌めの少なくとも1つで、真空二重容器3と一体化す
ることができ、電気貯湯容器を組み立てるのに1つの部
品である貯湯器体5として取り扱える利点があるし、ね
じ止めではねじ27をねじ戻すことにより内容器4を必
要に応じ真空二重容器3から分離して、真空二重容器3
と内容器4との間のヒータ6、温度センサ19、温度ヒ
ューズ21などの装備品を交換したりするメンテナンス
に便利である。
【0019】ここで、図1〜図3に示す実施例について
詳述する。真空二重容器3は図2の(a)に示すよう
に、ストレートな胴部を持った外筒2に、若干の上向き
段部1aとその直ぐ下に内容器4との無理嵌め用の外側
に環状に窪んだ係合凹部1bを持ったほぼストレートな
胴部を持った内筒1を嵌め合わせた状態で、内外筒1、
2の外鍔1c、2cどうしを重ねて外周部どうしをTI
G溶接などにより溶接接合して真空漏れのないように一
体化している。もっとも、溶接接合に変えてろう接や気
密接着に代えることもできる。開口25、26は内筒1
の底部に絞り形成した外筒2の底部外に突き出すやや長
い外向きの筒部1d、1eを、外筒2の底部に絞り形成
した極く短い筒部2d、2eに2重管構造に嵌め合わせ
て、双方の端部どうしを溶接接合し真空漏れのないよう
に一体化している。もっとも、この溶接接合に変えてろ
う接や気密接着に代えることができる。
【0020】一方内容器4は図2の(b)に示すよう
に、ストレートな胴部の上部に絞り加工して狭くした開
口15を形成するとともに、その直ぐ下に内筒1の係合
凹部1bに無理嵌め状態で弾性係合する外側に環状に突
出した係合凸部4bが形成されている。この凸部4bと
内筒1の凹部1bとの無理嵌めによっても双方は一体化
されている。従って、前記ねじ27で一体化しなくても
よいし、この程度の無理嵌め程度では内容器4を真空二
重容器3から無理に外して分離することができるので、
メンテナンスの便利さは損なわない。また、内容器4の
底部にはヒータ6が下方から嵌め合わせ当てがわれる凹
部4aが形成されるとともに、凹部4aの天井壁中央部
には温度センサ19が下方から当てがわれるようにされ
に窪ませた凹部4dが形成されている。また、内容器4
の底部の凹部4aの外周部に内向きに極く短く絞り形成
した筒部4eを設け、これに吐出路7の接続パイプ28
を嵌め合わせている。
【0021】内容器4の底部の凹部4aの外まわりには
金具29が溶接接合やろう接、あるいは接着により取り
付けられている。金具29には鋼板などの金属製の遮熱
板31がねじ32によって取り付けられ、この遮熱板3
1とヒータ6との間に挟み込んだばね板33、および押
え板34によりヒータ6を内容器4の底部に圧着させて
あり、ヒータ6の熱が空隙なく内容器4に効率よく伝達
されるようにしている。また、これによって、内容器4
がヒータ6とともに1つの部品として取り扱って電気貯
湯容器を組み立てることができる。
【0022】真空二重容器3は外鍔1c、2cの外周に
嵌め付けたシールパッキング35部を肩部材13が器体
開口16の下部に形成している上向き段部13aに載置
している。真空二重容器3に嵌め合わせた内容器4はそ
の外鍔4cが真空二重容器3のシールパッキング35の
上に載った状態でそれよりも外側に張り出した部分で前
記ねじ27により肩部材13の今1つの上向き段部13
bの上にねじ止めされ、真空二重容器3および肩部材1
3と一体化されている。このねじ27によるねじ止めを
真空二重容器3に対して行い一体化することもできる。
【0023】合成樹脂製の肩部材13には、その後部の
軸受部41にヒンジピン42により蓋17を開閉できる
ように装着してある。軸受部41は内向きの開口がスト
ッパ43の下動操作で開かれることにより、蓋17と器
体開口16との嵌め合いが外れる開き度にてヒンジピン
42が出入りできるようにし、これによって蓋17が着
脱できるようになっている。蓋17は前記器体開口16
を開閉する上蓋44と、真空二重容器3の開口15を開
閉する内蓋45とを有し、上蓋44とこれに下から当て
がいねじ55で取り付けた内蓋45との間に内筒1内の
蒸気を外部に逃がす蒸気通路46を形成している。蒸気
通路46は内蓋45に内筒1内への開口46aが設けら
れ、上蓋44の外面に外部への開口46bが設けられて
いる。蒸気通路46の途中には電気貯湯容器が横転して
内容液が蒸気通路46を通じて外部に流出しようとする
のを一時的に溜め込み、あるいは迂回させて開口46b
に至るのを遅らせる溜まり部46cを設け、内容液が開
口46bに達するまでに電気貯湯容器を起こすなどの措
置ができるようにしている。
【0024】蒸気通路46にはまた電気貯湯容器が横転
したときに蒸気通路46を閉じる転倒時止水弁47が必
要に応じて設けられている。図に示す実施例では開口4
6aの直ぐ内側に設けてある。蓋17の前部にはこれが
閉じたときに肩部材13の係止部48に係合して蓋17
を閉じ状態にロックするロック部材49が設けられてい
る。ロック部材49は前記ロックを自動的に行うのにば
ね51によって常時係合位置を保ように付勢されてい
る。また、このロック部材49によるロックを解除する
のにロック解除部材52も設けられている。ロック解除
部材52は軸52cによって回動できるように蓋17に
取付けられ、前端部52aを手の指で押し下げたときの
反時計まわりの回動でロック部材49をばね51に抗し
て後退させることによりロックを解除し、これに続いて
後端部52bを他の指で引き上げることによりロックを
解除された蓋17を持ち上げ開くことができる。
【0025】蓋17の上蓋44内の蒸気通路46の上側
に断熱材53を内蔵した断熱部を設けてあり、真空二重
容器3の内筒が形成する開口15の絞り構造による真空
空間9の内側への張り出しと相まって、内容液の熱が開
口15および器体開口16を通じて上部に逃げるのを抑
え、熱効率がさらに高くなるようにしてある。もっと
も、内蓋45を断熱構造にして内筒1が形成する開口1
5の部分を蓋17の断熱部で直接閉じるようにするのが
上方への熱の逃げを防止する上で好都合である。この場
合、内蓋45を金属製の真空二重構造にした断熱構造に
することができる。
【0026】内蓋45の外周に嵌め合わせて上蓋44と
の間に挟み込んだシールパッキング54のシールリップ
54aが内筒1がなす開口15の口縁に圧着して、開口
15と内蓋45との間から蒸気や熱が外部に逃げるのを
防止するようになっている。ヒータ6はドーナツ状でそ
の中央の開口を通じて温度センサ19が内筒1の底部中
央に当てがわれている。温度ヒューズ21は遮熱板31
にねじ57により取り付けた金具56により保持され、
ヒータ6まわりが異常昇温したときに溶断してヒータ6
への通電を断つようにしてある。
【0027】吐出路7は内容器4の前記接続パイプ28
に合成樹脂製の継ぎ手61を介して真空二重容器3の底
部下に設置した吐出ポンプ8の吸入口を接続し、吐出ポ
ンプ8の吐出口に合成樹脂製の継ぎ手62を介して立上
がり部をなす透明または反透明のガラスや樹脂で形成し
た液量表示管63を接続して構成し、液量表示管63の
上端には肩部材13の前方への突出部13c内で逆U字
状をなして位置するユニット64の転倒時止水弁65の
下部に接続している。ユニット64は突出部13cの先
端部に延びて、突出部13cに下方から当てがわれてい
る合成樹脂製のパイプカバー66の底部開口66aから
吐出口7aを外部に臨ませている。液量表示管63は外
装体14の前部片側に寄って設けられた液量表示窓67
に対向して、液量表示管63内の内容器4内と同一液位
となっている状態を外部から視認できるようにして液量
を表示する。
【0028】肩部材13の突出部13cの上面には操作
パネル68が設けられ、操作パネル68の内側には操作
基板69が設けられている。操作基板69は操作パネル
68での各種キー操作により操作されるスイッチ群、お
よび設定された動作モードや動作状態を表示する表示ラ
ンプ、あるいは警告用のブザーなどが搭載され、底部材
12内に内蔵した制御基板71と信号を授受するように
なっている。
【0029】制御基板71は底部材12の中央開口の口
縁部に一体成形された下向きの回路ボックス72内に収
容されている。回路ボックス72の開口に蓋を設けるこ
ともできる。制御基板71にはヒータ6や吐出ポンプ8
を操作パネル68での操作に対応して動作制御する制御
回路73を搭載している。底部材12の中央開口には底
蓋74が下方から当てがい一部を係合させ、一部をねじ
止めして取り付けてある。底蓋74の外周部には回転座
体75が回転できるように嵌め合わされ、電気貯湯容器
を定置したときこの回転座体75の上で電気貯湯容器全
体が回転し向きを変えられるようにしてある。
【0030】底部材12の外周面には電源接続口76が
設けられ電源に接続できるようにしてある。電源接続口
76からヒータ6、操作基板69、および制御基板71
への給電回路には二次電池77が設けられている。これ
により、電源接続口76に電源が接続されているときは
二次電池77にも給電して充電しておき、電源の接続が
ないとき二次電池77から必要部分に給電して通常通り
用いたり、あるいは吐出ポンプ8だけを駆動して内容液
の自動吐出ができるようにしたりするようにしてある。
電源接続口76には家庭用電源との接続コード78の
他、自動車79のシガレットソケットからの接続コード
80も接続できるようにするのが便利である。また、家
庭用電源からの給電により二次電池を充電するのに図3
に示すような家庭用電源と電源接続口76との接続部を
両面に持った充電用アダプタ81を用いても便利であ
る。
【0031】図5に示す実施例は、真空二重容器3と内
容器4との無理嵌めにおいて、前記係合凹部1bおよび
係合凸部4bに加え、内筒1の下部に内側に環状に突出
した係合凸部1b1と、内容器4の下部に内側に環状に
窪んだ係合凹部4b1との無理嵌め部をさらに設けて、
無理嵌めによる内筒1と内容器4との一体化度を高めて
ある。
【0032】また、蓋17の上蓋44を真空二重容器3
の内筒1が形成する開口15内にまで内蓋45とともに
入り込む形状にして、上蓋44の開口15に入り込む部
分の内部に断熱材53を内蔵し、開口15を断熱構造を
持って閉じることで、開口15を通じた上部への熱の逃
げを抑えやすくしている。ロック解除部材52は後端部
52bを手で持ち上げたときの回動によりロック部材4
9によるロックを解除し、そのままロック解除部材52
を引き上げることにより蓋17を開けられるようにして
ある。また、真空二重容器3はその底部に溶接やろう
接、接着によって取り付けた連結金具91を底部材12
にねじ92で連結してあり、この連結により真空二重容
器3、底部材12、肩部材13、および外装体14のそ
れぞれを一体に結合し、内容器4だけが容易に取り外せ
るようにしてある。もっとも、このような連結一体化の
構造は図1の実施例にも適用するのが好適である。
【0033】他の構造は図1に示す実施例の場合と特に
変わるところはなく、同じ部材には同じ符号を付して示
し重複する説明は省略する。
【0034】図6〜図8に示す別の実施の形態は、内容
器4が蓋17の取り外し状態で、図7および図8に示す
ように吐出路7および電動の吐出ポンプ8と一体で真空
二重容器3から取り外したり、図6に示すように嵌め合
わせたりして、着脱できるように、真空二重容器3と若
干の遊びを持って嵌め合わせて用いられるようにしてい
る。吐出ポンプ8は内容器4の底部内に設けられるとと
もに、真空二重容器3の側に設けられた電動モータ10
1により磁気カップリング102、103を介し非接触
に駆動され、吐出路7は吐出ポンプ8から内容器4の周
壁の外に沿って立ち上がって後吐出口7aが外部に下向
きに開口する構成としてある。しかし、内容器4の周壁
の内側に沿って立上がるようにしてもよい。
【0035】吐出路7のユニット64は肩部材13の突
出部13c内に設けた注液ガイド104の突出部13c
に入り込んだ器体開口16の部分に臨出している上端受
け口104a上に吐出口7aが開口し、吐出される内容
液を注液ガイド104内に流し込んでパイプカバー66
の底部開口66aに臨む注液口104bから注液される
ようにしている。これにより吐出口7aを持ったユニッ
ト64は肩部材13の突出部13c内に入り込まなくて
よいので、内容器4が吐出路7と一体に着脱するのに邪
魔にならない。
【0036】真空二重容器3の外筒2の胴部は外部に露
出する構造で、これを覆う外装体が不要な分だけ構造が
簡略化している。内容器4は上端に合成樹脂製の肩部材
111が装着され、この肩部材111に着脱のためのハ
ンドル112を軸113により取り付けてあり、軸11
3は真空二重容器3の肩部材13の切り欠き13dに軸
113が嵌まり合うことにより、内容器4が真空二重容
器3に嵌め合わされてもハンドル112は外部に出て起
伏できるようになっている。従って、蓋17が閉じられ
た状態では内容器4は抜けないので、ハンドル112を
持って電気貯湯容器の全体を持ち運びすることができ
る。もっとも、全体の持ち運びのために内容器4を真空
二重容器3に嵌め合わせた状態にロックする蓋17の場
合と同様なロック機構を例えば肩部材13、111間に
設けるのが好適である。肩部材111には吐出路7を覆
う吐出部カバー114が設けられている。
【0037】以上のように吐出ポンプ8および吐出路7
が内容器4の側で、吐出ポンプ8は真空二重容器3の側
に設けた電動モータ101により磁気カップリング10
2、103を介し非接触に駆動されるために、真空二重
容器3側の電動モータ101による吐出ポンプ8の駆動
にかかわらず、内容器4を吐出路7および吐出ポンプ8
と一体に着脱でき、取り外し状態では内容器4の内部と
ともに吐出路7および吐出ポンプ8内にも洗浄水や水を
通して洗浄や水洗しやすい利点がある。
【0038】ヒータ6は熱盤115に埋設して真空二重
容器3の底部内に設置している。これによりヒータ6の
熱を熱盤115の全域に広がらせて熱盤115の上面に
て内容器4との密着を図れるので、真空二重容器3側の
ヒータ6からそれらに対し着脱される内容器4の側に熱
を伝達しやすいし、内容器4が取り出されてもヒータ6
が露出しないので、外部からの拭き取り作業などによる
外力から保護される。また、リード線22〜24のそれ
ぞれは真空二重容器3の真空空間9を形成しない一重底
部3aの部分を通じて外部に引きだしてある。しかし、
ヒータ6を当てがうために従来設けていた一重底部ほど
の面積は不要であるので断熱機能は従来の場合よりも高
い。
【0039】なお、真空二重容器3は上記したように、
内筒1および外筒2の間に外圧に耐えるためのスペーサ
を設けるなどすると合成樹脂製とすることもできるが、
金属製であると板厚が薄くてよいのでかさ低く構成でき
る。特に三重構造であるので、真空二重容器3だけであ
る場合に比し外圧に耐えやすくかつ断熱性が高いので、
板厚を通常の場合よりも薄くして軽量および小型化、低
コスト化が図れる。
【0040】他の構造は前記実施の形態の図1〜図3の
実施例などの場合と特に変わるところはないので、同じ
部材には同じ符号を付し重複する説明は省略する。
【0041】図9に示す実施例は、吐出ポンプ8を真空
二重容器3に形成した吐出路7の接続パイプ121に接
続し、内容器4の側に逆止弁122を持った流出口12
3を設け、内容器4を真空二重容器3に嵌め合わせたと
き流出口123が接続パイプ121の内側に設けられた
開口121aにOリング124を介し水密に嵌まり合
い、継ぎ手61に一体形成された突起61aにより逆止
弁122が開かれ、内容液が吐出ポンプ8内に入り吐出
路7を通じて吐出されるようにしている。内容器4が取
り外されるとき逆止弁122がばね125により瞬時に
流出口123を取るので内容液が漏れでることはない。
これによって内容器4は吐出ポンプ8が真空二重容器3
の側に設けられても着脱できる。
【0042】
【発明の効果】本発明の真空二重容器を持った電気貯湯
容器の1つの特徴によれば、真空二重容器と内容器との
組み合わせにより、真空二重容器の底部内に設けられた
ヒータにて内容器の内容液を内容器による一重構造を真
空二重容器に形成した一重底部の場合同様に利用して熱
効率よく加熱することができる上、保温構造としては真
空二重容器にて内容液を囲う内側にさらに容器壁がで
き、この容器壁と真空二重容器との間の空間が加わる三
重構造によって内容器内と外部との間の断熱性をさらに
高めるので、その分だけ熱効率が向上するとともに三重
構造であるのにかかわらず電動ポンプにより内容液を吐
出路を通じ外部に吐出することができ、前記断熱性向上
によって内容器をアルミニウム系の熱伝導性のよい材料
で形成することにより内容液の保温性を低下させないで
ヒータによる加熱効率をさらに向上することもできるの
で、全体として高い省エネルギー効果が得られる。しか
も、内容器は外観されないので鉄系など安価な材料で形
成することができるし、貯湯面に400℃程度の高温で
の焼成を伴うフッ素樹脂加工を行うような場合、加工対
象は真空二重容器の側でなく内容器の側になるので、内
外筒間を真空にする真空引き状態での封口処理を融点の
低いガラス質の材料で安価に行うことができる。特に、
前記ヒータが内容器と真空二重容器との間に位置し、制
御回路および電動ポンプが外装体と真空二重容器との間
に位置していることにより、制御回路および電動ポンプ
とヒータとを真空二重容器により隔てる構造が得られ
る。
【0043】本発明の真空二重容器を持った電気貯湯容
器の別の特徴によれば、真空二重容器と内容器との三重
構造の貯湯器体において、前記のような電動吐出と内容
器内の内容液のヒータによる加熱とが可能となる。ま
た、内容器は着脱することができるとともに、内容液吐
出のために底部に逆止弁のある流出口を有し、内容器が
真空二重容器の内筒内に嵌め合わされることにより逆止
弁が開いて吐出路と接続されて内容液の吐出ができる状
態になるとともに、内容器が真空二重容器から取り外さ
れるとき逆止弁が閉じるので内容器内の内容液が漏れ出
すようなことはなく、真空二重容器側に電動ポンプのあ
る構成にて内容器が着脱できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態の電気貯湯容器の1
つの実施例を示す断面図である。
【図2】図1の電気貯湯容器の真空二重容器と内容器を
示し、その(a)は真空二重容器の断面図、その(b)
は内容器の断面図である。
【図3】図1の電気貯湯容器の電源との接続態様の例を
示す説明図である。
【図4】前記1つの実施の形態の電気貯湯容器の別の実
施例を示す底部の断面図である。
【図5】前記1つの実施の形態の電気貯湯容器の今1つ
の実施例を示す断面図である。
【図6】本発明の別の実施の形態の電気貯湯容器の1つ
の実施例を示す断面図である。
【図7】図6の電気貯湯容器の内容器を取り外す途中、
あるいは装着の途中の状態を示す断面図である。
【図8】図6の電気貯湯容器の内容器取り外し状態を示
す斜視図である。
【図9】別の実施例を示す一部の断面図である。
【符号の説明】
1 内筒 1b 凹部 1b1 凸部 2 外筒 3 真空二重容器 4 内容器 4b 凸部 4b1 凹部 5 貯湯器体 6 ヒータ 7 吐出路 8 吐出ポンプ 9 真空空間 12 底部材 13 肩部材 14 外装体 15 開口 16 器体開口 17 蓋 27 ねじ 53 断熱材 115 熱盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21 A47J 41/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内筒と外筒とで口部、胴部、底部が連続
    した真空空間に形成された真空二重容器の内筒内に、内
    容液を貯湯する金属製の内容器を嵌め合わせて形成され
    た三重の貯湯器体と、 この三重の貯湯器体を収容した外装体と、 内容器の底部から真空二重容器を貫通して貯湯器体と外
    装体の間に延び、外装体と真空二重容器との間に設けら
    れた電動ポンプによって内容液を外部に吐出する吐出路
    と、 内容器と真空二重容器との間に位置して内容器の底部の
    外面に当てがわれ内容器内の内容液を加熱するヒータ
    と、 外装体と真空二重容器との間に設けられた制御回路と、
    を備え、 前記ヒータと前記制御回路および電動ポンプとを真空二
    重容器により隔てて配置したことを特徴とする真空二重
    容器を持った電気貯湯容器。
  2. 【請求項2】 内筒と外筒とで口部、胴部、底部が連続
    した真空空間に形成された真空二重容器と、真空二重容
    器の内筒内に着脱できるように嵌め合わされて内容液を
    貯湯する金属製の内容器と、からなる三重の貯湯器体
    と、 この三重の貯湯器体を収容した外装体と、 真空二重容器の内筒から貯湯器体と外装体の間に延び、
    真空二重容器に嵌め合わされた内容器内の内容液を電動
    ポンプにより外部に吐出する吐出路と、 真空二重容器の底部に設けられ、内筒内に嵌め合わされ
    た内容器内の内容液を加熱するヒータと、 内容器の底部に設けられて、内容器が真空二重容器の内
    筒内に嵌め合わされたとき吐出路の真空二重容器の内筒
    内への開口に接続される流出口と、 この流出口に設けられて、内容器が真空二重容器の内筒
    内に嵌め合わされたときに開き、嵌め合わせ位置から浮
    いたときに閉じる弁と、 を備えたことを特徴とする真空二重容器を持った電気貯
    湯容器。
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