JP3103733B2 - 艤装部品付き壁パネル及びその施工方法 - Google Patents
艤装部品付き壁パネル及びその施工方法Info
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Description
の施工方法に関する。
工に携わる熟練作業者の確保の困難性、工期の短縮及び
住宅品質の均一化等の見地から、住宅の工業化が進んで
いる。すなわち、工場にてできるだけ部品完成度を高
め、建築現場での作業項目を減少させるよう試みられて
いる。
れている。このパネル工法では、枠材の芯材の例えば両
面に面材を貼付した壁パネル等の建築用パネルを工場に
て生産し、これを建築現場にて接合して建築物を構築し
ている。
ディング等の艤装部品を工場にて取り付けておくことが
試みられている。こうすると、建築現場にてサイディン
グ等の艤装部品を取り付ける作業がなくなり、工期の短
縮等に寄与できる。
いて、建築用パネル同士の接合部分で釘等のパネルへの
打ちつけが必至であるため、予め工場段階で建築用パネ
ルに取り付けられた艤装部品が損傷することが考えられ
る。
されたものであって、その目的とするところは、建築現
場において艤装部品付き壁パネルを施工する際に、納ま
り部分の防水シートが釘打ち等の作業によって艤装部品
が破損されない艤装部品付き壁パネルを提供することに
ある。
の施工方法を提供することにある。
艤装部品付き壁パネルは、芯材を枠状に組み立てた枠体
と、この枠体の少なくとも一方の面に設けられた面材と
を含む壁パネルと、前記壁パネルの一方の面に設けられ
た少なくとも内側の防水シートと外側のサイディングと
を含む艤装部品と、を含み、前記防水シートは、前記壁
パネルの、他の構造体と接合される端面より前記他の構
造体側に延出して前記他の構造体の接合部付近表面を覆
う長さとされ、 前記サイディングは、前記壁パネルの、
他の構造体と接合される端面位置よりも短く、前記壁パ
ネル上に位置する前記防水シートを露出する長さとさ
れ、前記防水シートの前記他の構造体側への延出部分を
前記壁パネル上で露出した防水シート上に折り返し収容
可能にされていることを特徴とする。
サイディング等の各種艤装部品を壁パネルに取り付けて
おくことで、プレフィニッシュ完成度、すなわち工場段
階での工業化の完成度が高められ、その結果部材点数が
減り、現場での作業性の向上、及び施工作業の簡略化が
期待できる。さらに、建築現場の施工作業において、防
水シートの端部を壁パネルから離間した状態で壁パネル
と他の構造体との接合固定ができるので、防水シートの
納まりの部分が釘打ち等によって破損せず、高い防水性
を確保できる。
工方法は、請求項1に記載の艤装部品付き壁パネルを用
いた壁体の施工方法において、防水シートの他の構造体
側への延出部分を壁パネル上で露出した防水シート上に
折り返し収容した状態で壁パネルと他の構造体とを連結
する工程、 折り返し収容した前記防水シートの前記延出
部分を他の構造体側に延ばして前記壁パネルと他の構造
体との連結部を前記防水シートで覆って該防水シートを
前記壁パネル及び前記他の構造体に接合する工程、 及び
前記露出した防水シート上から前記壁パネル及び前記他
の構造体にサイディングを設ける工程、を含むことを特
徴とする。
作業において、防水シートの端部を壁パネルから離間し
た状態で壁パネルと他の構造体との接合固定ができるの
で、防水シートの納まりの部分が釘打ち等によって破損
せず、高い防水性を確保できる。
工方法は、請求項2において、他の構造体は床構造体で
あり、艤装部品付き壁パネルの壁パネル下端が前記床構
造体を構成する床パネルとこの床パネルの外側面に配設
されて防水シートで覆われる半土台とに接合されること
を特徴とする艤装部品付き壁パネルの施工方法。
作業において、防水シートの端部を壁パネルから離間し
た状態で壁パネルと床構造体との接合固定ができるの
で、防水シートの納まりの部分が釘打ち等によって破損
せず、高い防水性を確保できる。
工方法は、請求項2において、他の構造体は上下方向に
連続する壁構造体であり、艤装部品付き壁パネルの壁パ
ネル上端または下端が前記壁構造体を構成する壁パネル
とこの壁パネルの下端または上端に配設されて防水シー
トで覆われる胴差に接合されることを特徴とする。
作業において、防水シートの端部を壁パネルから離間し
た状態で壁パネルと上下方向に連続する壁構造体との接
合固定ができるので、防水シートの納まりの部分が釘打
ち等によって破損せず、高い防水性を確保できる。
工方法は、請求項2において、他の構造体は左右方向に
連続する隅部の壁構造体であり、艤装部品付き壁パネル
の壁パネル側端が前記壁構造体を構成する壁パネルとこ
の壁パネルの外側面に配設されて防水シートで覆われる
柱状芯材に接合されることを特徴とする。
作業において、防水シートの端部を壁パネルから離間し
た状態で壁パネルと左右方向に連続する壁構造体との接
合固定ができるので、防水シートの納まりの部分が釘打
ち等によって破損せず、高い防水性を確保できる。
基づいて説明する。
態での1階下部の構造及びその構成要素を説明する。
りを表す縦断面図である。
ネル20、1階床パネル24、半土台22、台輪26、
基礎28、及び艤装部品により構成される。尚、図1に
おいては、建築現場において取り付けられる艤装部品は
装着されていない状態を示す。
芯材20bにて枠体を構成し、その両面には面材20a
が固着されている。この1階壁パネル20を複数枚連結
して、1階の壁部分を形成している。
芯材24bにて枠体を構成し、その一面には面材24a
が固着されている。この1階床パネル24を複数枚連結
して、1階の床部分を形成している。
上げて形成され、前記基礎28上に台輪26が載置さ
れ、さらに台輪26の上に、1階床パネル24が載置さ
れている。
上に載置された1階床パネル24の側面24cに隣接さ
れている。
び半土台22の上面22a上には1階壁パネル20が立
設され、釘16等により接合固定されている。
に取り付けられるものと、建築現場で1階壁パネル20
に取り付けられるものとの2種類がある。図1の状態だ
と、艤装部品は、端部の納まりの部分を除いて前記1階
壁パネル20の一面に取り付けられている。
は、防水シート14、胴縁30、及び外壁サイディング
10である。一方、建築現場において取り付けられる艤
装部品は、胴縁32及び外壁サイディング12である。
相当する長さを有し、胴縁32は単位外壁サイディング
1枚分に相当する長さを有する。
面に接着されており、1階壁パネル20全体の水密性を
高める機能がある。その下端部分は、図1の矢印Aのよ
うに、半土台22下端まで納めることができるが、図1
の状態では、巻き上げ養生のために捲ったままである。
また、防水シート14は、密着性の良好となる材質で形
成され、例えば、タイベック(商品名)等が挙げられ
る。
工方法を図1を用いて説明する。
にタッカー止めなどの方法によって防水シート14を設
け、前記防水シート14の上に胴縁30を貼り、前記胴
縁30の上にビス止め等の方法によって外壁サイディン
グ10を設ける。ただし、1階壁パネル20の端部の艤
装部品の納まりの部分、すなわち単位外壁サイディング
1枚分に相当する部分ついては、図1に示すように、胴
縁32及び外壁サイディング12を1階壁パネル20に
貼らずに、かつ、防水シート14の端部を巻き上げ養生
しておき、面材20aを外面に露出させておく。
パネル20を建築現場に輸送する。
うに、建築物構築領域において立ち上げて形成された基
礎28の上に台輪26が載置され、さらに台輪26の上
には、1階床パネル24及びその側面24cに接合され
た半土台22が載置されている。
り上げ移動され、1階床パネル24の上面端部24aー
1 及び半土台22上面22a上に立設される。1階壁パ
ネル20の面材20aの上から、1階床パネル24の上
面端部24aー1 及び半土台22上へ向けて、釘16等
を打ち込み、1階壁パネル20と1階床パネル24とを
接合固定する。この時、防水シート14の先端部は巻き
上げ養生されているので、施工作業の際に、傷んだり破
れたりしない。
のように移動させ、1階壁パネル20端部の露出した面
材20a、及び半土台22の側面22bを覆い貼り付け
る。
に移動させ、防水シート14の上から接合固定する。さ
らにまた、外壁サイディング12を、図1の矢印Cのよ
うに移動させ、胴縁32の上から接合固定し、艤装に関
する施工作業が完了する。
段階で外壁サイディング等の各種艤装部品を壁パネルに
取り付けておくことで、部材点数が減り、現場での作業
性の向上、及び施工作業の簡略化が期待できる。また、
外壁サイディングのプレフィニッシュ完成度、すなわち
工場段階での工業化の完成度が高められるという効果が
ある。
場の施工作業において、防水シート14を巻き上げ養生
しておき壁パネルと床パネルとの接合固定ができるの
で、防水シートの納まりの部分が破損せず、防水性が高
まる。
明する。
有する部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を省
略する。
てた状態での1階と2階の間の構造及びその構成要素を
説明する。
部納まりを表す縦断面図である。
は、1階壁パネル20、2階壁パネル40、2階床パネ
ル42、胴差44、及び艤装部品により構成される。
尚、図2においては、建築現場において取り付けられる
艤装部品は装着されていない状態である。
芯材20bにて枠体を構成し、その両面には面材20a
が固着されている。この1階壁パネル20を複数枚連結
して、1階の壁部分を形成している。同様に、2階壁パ
ネル40は、芯材40b及び面材40aにより構成され
ている。
芯材42bにて枠体を構成し、その一面には面材42a
が固着されている。この1階床パネル42を複数枚連結
して、2階の床部分を形成している。
0bの露出した部分に、2階床パネル42の芯材42b
の下面42bー1 が直角に載置され、釘16等により接
合固定されている。この時、1階壁パネルの天部、即ち
2階床パネル42の側面42cには胴差44が接合固定
されている。
び胴差44の上面44a上には2階壁パネル40が立設
され、釘16等により接合固定されている。
及び2階壁パネル40に取り付けられるものと、建築現
場で1階壁パネル20及び2階壁パネル40に取り付け
られるものとの2種類がある。図2の状態だと、艤装部
品は、端部の納まりの部分を除いて1階壁パネル20及
び2階壁パネル40の一面に取り付けられている。
は、防水シート14、胴縁30、及び外壁サイディング
10である。一方、建築現場において取り付けられる艤
装部品は、胴縁34及び外壁サイディング12である。
2枚分に相当する長さを有する。
2階壁パネル40の一面に接着されており、1階壁パネ
ル20全体及び2階壁パネル40全体の水密性を高める
機能がある。1階壁パネル20に取り付けられた防水シ
ート14の上部先端部分は、図2のように、1階壁パネ
ル20の天部まで納めることができる。2階壁パネル4
0に取り付けられた防水シート14の下部先端部分は、
図2に示す矢印Dのように、1階壁パネル20の上端付
近まで納める、すなわち1階壁パネル20に取り付けら
れた防水シート14の上部先端部分と重畳させることが
できるが、図2の状態では、巻き上げ養生のために捲っ
たままである。また、防水シート14は、密着性の良好
となる材質で形成され、例えば、タイベック(商品名)
等が挙げられる。
施工方法を図2を用いて説明する。
に防水シート14を貼り、前記防水シート14の上に胴
縁30を貼り、前記胴縁30の上に外壁サイディング1
0を貼る。ただし、1階壁パネル20の上端部の艤装部
品の納まりの部分、すなわち単位外壁サイディング1枚
分に相当する部分ついては、図2に示すように、胴縁3
4及び外壁サイディング12を1階壁パネル20に貼ら
ずにしておく。
ート14を貼り、前記防水シート14の上に胴縁30を
貼り、前記胴縁30の上に外壁サイディング10を貼
る。ただし、2階壁パネル20の下端部の艤装部品の納
まりの部分、すなわち単位外壁サイディング1枚分に相
当する部分ついては、図2に示すように、胴縁34及び
外壁サイディング12を2階壁パネル20に貼らずに、
かつ、防水シート14の下端部を巻き上げ養生してお
き、面材40aを外面に露出させておく。
パネル20及び2階壁パネル40を建築現場に輸送す
る。
は、現場においてクレーン等により吊り上げ移動され組
み立てられる。
1階壁パネル20の天部に、2階床パネル42及び胴差
44が立設される。胴差44の側面44bの上から、1
階壁パネル20の芯材20bへ向けて、釘16等を打ち
込み、1階壁パネル20と胴差44とを接合固定する。
一方、1階壁パネル20の艤装部品の装着されていない
一面の面材20aの上から、2階床パネル42の芯材4
2bの下面42bー1へ向けて、釘16等を打ち込み、
1階壁パネル20と2階床パネル42とを接合固定す
る。
ー1 及び胴差44の上面44aの上に、2階壁パネル4
0が立設される。2階壁パネル40の艤装部品の装着さ
れていない一面の面材40aの上から、2階床パネル4
2の芯材42bへ向けて、釘16等を打ち込み、2階壁
パネル40と2階床パネル42とを接合固定する。一
方、2階壁パネル40の面材40aの上から、胴差44
の上面44aへ向けて、釘16等を打ち込み、2階壁パ
ネル40、2階床パネル42、及び胴差44とを接合固
定する。
げ養生されているので、施工作業の際に、傷んだり破れ
たりしない。
のように移動させ、2階壁パネル20下端部の露出した
面材40a、胴差44の側面44b、及び防水シート1
4の被さった1階壁パネル20の上端部分を覆い貼り付
ける。この時、2階壁パネル40に取り付けられた防水
シート14の下端部と1階壁パネル20に取り付けられ
た防水シート14の上端部が重畳する。
に移動させ、防水シート14の上から接合固定する。さ
らにまた、外壁サイディング12を、図2の矢印Fのよ
うに移動させ、胴縁34の上から接合固定し、艤装に関
する施工作業が完了する。
全く同様である。
ートの納まりの部分が重畳するので実施例1に比べて、
さらに防水性が高まる。
明する。
構成を有する部材には同一の符号を付し、その詳細な説
明を省略する。
てた状態での出隅部の構造及びその構成要素を説明す
る。
を表す横断面図である。
は、壁パネル20、壁パネル50、柱状芯材56、及び
艤装部品により構成される。尚、図3においては、建築
現場において取り付けられる艤装部品は装着されていな
い状態である。
角に隣接されており、壁パネル20の芯材20bの露出
した面の一部と壁パネル50の面材50aの端部とが隣
接している。
の芯材50bの露出した面と隣接しており、柱状芯材5
6の短手方向は、壁パネル20の芯材20bの露出した
面と隣接している。
50に取り付けられるものと、建築現場で壁パネル20
及び50に取り付けられるものとの2種類がある。図3
の状態だと、艤装部品は、端部の納まりの部分を除いて
前記壁パネル20及び50の一面に取り付けられてい
る。
は、防水シート14、胴縁36、胴縁38、外壁サイデ
ィング10、及び外壁サイディング52である。一方、
建築現場において取り付けられる艤装部品は、胴縁3
9、外壁サイディング53及び役物54である。
の一面に接着されており、壁パネル20及び50全体の
水密性を高める機能がある。壁パネル20に取り付けら
れた防水シート14の先端部分は、図3に示すように、
壁パネル20の端部まで納めることができる。壁パネル
50に取り付けられた防水シート14の先端部分は、壁
パネル50の側面から突出し、図3に示す矢印Hのよう
に折り曲げて、壁パネル20の側面端部付近まで納め
る、すなわち壁パネル20に取り付けられた防水シート
14の先端部分と重畳させることができるが、図3の状
態では、伸ばしたまま装着していない状態である。ま
た、防水シート14は、密着性の良好となる材質で形成
され、例えば、タイベック(商品名)等が挙げられる。
施工方法を図3を用いて説明する。
水シート14を貼り、前記防水シート14の上に胴縁3
6を貼り、前記胴縁36の上に外壁サイディング10を
貼る。ただし、壁パネル20の端部の艤装部品の納まり
の部分、すなわち単位外壁サイディング1枚分に相当す
る部分ついては、図3に示すように、胴縁39及び外壁
サイディング53を壁パネル20に貼らずに、かつ、防
水シート14の先端部を巻き上げ養生しておき、面材2
0aを外面に露出させておく。
14を貼り、前記防水シート14の上に胴縁38を貼
り、前記胴縁38の上に外壁サイディング52を貼る。
ただし、防水シート14の先端の納まりの部分ついて
は、図3に示すように、フリーの状態にしたまま養生し
ておく。
ル20及び50を建築現場に輸送する。
クレーン等により吊り上げ移動され組み立てられる。
いては、壁パネル20と壁パネル50とはL字状直角に
隣接され、釘等により接合固定される。同時に、芯材5
6と壁パネル20とも釘等により接合固定される。
げ養生されているので、施工作業の際に、傷んだり破れ
たりしない。
水シート14を、図3に示す矢印Gのように移動させ、
壁パネル20端部の露出した面材20aを覆い貼り付け
る。次に、壁パネル50に取り付けられた防水シート1
4を、図3に示す矢印Hのように移動させ、柱状芯材5
6の側面56a及び防水シート14の被さった壁パネル
20の上端部分を覆い貼り付ける。この時、壁パネル2
0に取り付けられた防水シート14の端部と壁パネル5
0に取り付けられた防水シート14の端部が重畳する。
に移動させ、防水シート14の上から接合固定する。さ
らにまた、外壁サイディング53及び役物54を、図3
の矢印Jのように移動させ、胴縁34の上から接合固定
し、艤装に関する施工作業が完了する。
び2と全く同様である。
ートの納まりの部分が重畳し、かつ隅に役物が設けられ
ているので、実施例1及び2に比べて、さらに防水性が
高まる。
はなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。例えば、建築物において、基礎と1階、1階と2
階、及び出隅部以外の部分でも、釘等を打ち込むために
防水シートの先端を養生しなければならない箇所である
ならば、どの箇所にも本施工方法を適用してもよい。
変形利用してもよい。
れぞれ貼り付けて用いるものに限らず、予め工場段階で
単位パネルを複数枚接続したサブアッセンブリパネル同
士を接合する場合、各部屋ユニットの一部として外壁サ
イディングを設け建築現場で各外壁サイディング付き部
屋ユニット同士の接合を行う、等の変形利用をしてもよ
い。
でサイディング等の各種艤装部品を壁パネルに取り付け
ておくことで、プレフィニッシュ完成度、すなわち工場
段階での工業化の完成度が高められ、その結果部材点数
が減り、現場での作業性の向上、及び施工作業の簡略化
が期待できる。さらに、建築現場の施工作業において、
防水シートの端部を壁パネルから離間した状態で壁パネ
ルと他の構造体との接合固定ができるので、防水シート
の納まりの部分が釘打ち等によって破損せず、高い防水
性を確保できる。
作業において、防水シートの端部を壁パネルから離間し
た状態で壁パネルと他の構造体との接合固定ができるの
で、防水シートの納まりの部分が釘打ち等によって破損
せず、高い防水性を確保できる。
作業において、防水シートの端部を壁パネルから離間し
た状態で壁パネルと床構造体との接合固定ができるの
で、防水シートの納まりの部分が釘打ち等によって破損
せず、高い防水性を確保できる。
作業において、防水シートの端部を壁パネルから離間し
た状態で壁パネルと上下方向に連続する壁構造体との接
合固定ができるので、防水シートの納まりの部分が釘打
ち等によって破損せず、高い防水性を確保できる。
作業において、防水シートの端部を壁パネルから離間し
た状態で壁パネルと左右方向に連続する壁構造体との接
合固定ができるので、防水シートの納まりの部分が釘打
ち等によって破損せず、高い防水性を確保できる。
面図である。
す縦断面図である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 芯材を枠状に組み立てた枠体と、この枠
体の少なくとも一方の面に設けられた面材とを含む壁パ
ネルと、 前記壁パネルの一方の面に設けられた少なくとも内側の
防水シートと外側のサイディングとを含む艤装部品と、
を含み、前記防水シートは、前記壁パネルの、他の構造体と接合
される端面より前記他の構造体側に延出して前記他の構
造体の接合部付近表面を覆う長さとされ、 前記サイディングは、前記壁パネルの、他の構造体と接
合される端面位置よりも短く、前記壁パネル上に位置す
る前記防水シートを露出する長さとされ、前記防水シー
トの前記他の構造体側への延出部分を前記壁パネル上で
露出した防水シート上に折り返し収容可能にされている
ことを特徴とする 艤装部品付き壁パネル。 - 【請求項2】 請求項1に記載の艤装部品付き壁パネル
を用いた壁体の施工方法において、防水シートの他の構造体側への延出部分を壁パネル上で
露出した防水シート上に折り返し収容した状態で壁パネ
ルと他の構造体とを連結する工程、 折り返し収容した前記防水シートの前記延出部分を他の
構造体側に延ばして前記壁パネルと他の構造体との連結
部を前記防水シートで覆って該防水シートを前記壁パネ
ル及び前記他の構造体に接合する工程、 及び前記露出した防水シート上から前記壁パネル及び前
記他の構造体にサイディングを設ける工程、 を含むこと
を特徴とする艤装部品付き壁パネル。 - 【請求項3】 請求項2において、他の構造体は床構造
体であり、艤装部品付き壁パネルの壁パネル下端が前記
床構造体を構成する床パネルとこの床パネルの外側面に
配設されて防水シートで覆われる半土台とに接合される
ことを特徴とする艤装部品付き壁パネルの施工方法。 - 【請求項4】 請求項2において、他の構造体は上下方
向に連続する壁構造体であり、艤装部品付き壁パネルの
壁パネル上端または下端が前記壁構造体を構成する壁パ
ネルとこの壁パネルの下端または上端に配設されて防水
シートで覆われる胴差に接合されることを特徴とする艤
装部品付き壁パネルの施工方法。 - 【請求項5】 請求項2において、他の構造体は左右方
向に連続する隅部の壁構造体であり、艤装部品付き壁パ
ネルの壁パネル側端が前記壁構造体を構成する壁パネル
とこの壁パネルの外側面に配設されて防水シートで覆わ
れる柱状芯材に接合されることを特徴とする艤装部品付
き壁パネルの施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06242286A JP3103733B2 (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 艤装部品付き壁パネル及びその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06242286A JP3103733B2 (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 艤装部品付き壁パネル及びその施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0882030A JPH0882030A (ja) | 1996-03-26 |
JP3103733B2 true JP3103733B2 (ja) | 2000-10-30 |
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ID=17087001
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JP06242286A Expired - Fee Related JP3103733B2 (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 艤装部品付き壁パネル及びその施工方法 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3103733B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3509280B2 (ja) | 1995-05-08 | 2004-03-22 | ミサワホーム株式会社 | 壁パネルおよびその壁パネルを用いた壁体の施工方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4723521B2 (ja) * | 2007-01-30 | 2011-07-13 | トヨタホーム株式会社 | 建物の防水構造 |
JP5139865B2 (ja) * | 2008-04-03 | 2013-02-06 | 積水化学工業株式会社 | ユニット建物の構築方法 |
-
1994
- 1994-09-09 JP JP06242286A patent/JP3103733B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3509280B2 (ja) | 1995-05-08 | 2004-03-22 | ミサワホーム株式会社 | 壁パネルおよびその壁パネルを用いた壁体の施工方法 |
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JPH0882030A (ja) | 1996-03-26 |
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