JP3509280B2 - 壁パネルおよびその壁パネルを用いた壁体の施工方法 - Google Patents
壁パネルおよびその壁パネルを用いた壁体の施工方法Info
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Description
パネルを用いた壁体の施工方法に関する。詳しくは、建
築現場における作業工数の削減に寄与できる壁パネルお
よびその壁パネルを用いた壁体の施工方法に関する。
性、工期の短縮および住宅品質の均一化などの見地か
ら、住宅の工業化がすすんでいる。すなわち、工場にお
いて、できるだけ部品完成度を高め、建築現場での作業
工数を削減させるよう試みられている。住宅の工業化と
して、パネル工法が知られている。パネル工法では、芯
材を枠状に組み立てた枠体の少なくとも片面に面材を貼
り付けた壁パネルや床パネルなどの各種建築用パネルを
工場にて製造し、これらを建築現場で接合して骨組みを
形成したのち、各建築用パネルに外壁サイディングや石
膏ボードなどを取り付けて建築物を構築している。
は、建築現場において、壁パネルや床パネルなどの各種
建築用パネルを接合して骨組みを形成したのち、各建築
用パネルに外壁サイディングや石膏ボードなどを取り付
けなければならないから、建築現場での作業工数が多
く、工期の短縮および住宅品質の均一化などの点からよ
り一層の工業化が望まれている。
場において、壁パネルの外表面側全面にサイディングを
取り付けておくことが試みられている。これによると、
建築現場にてサイディングを取り付ける作業を省けるた
め、工期の短縮などに寄与できる。しかし、この施工方
法では、建築現場において、建築用パネルどうしの接合
部分で釘などをパネルに打ち込まなければならないか
ら、釘打ち作業が困難になる上、予め工場段階で建築用
パネルに取り付けられたサイディングなどが破損、損傷
することが考えられる。
グと同様に、予め工場において、壁パネルの内表面側に
取り付けておくことが考えられる。しかし、これにして
も、外壁サイディングと同様な問題が考えられる。しか
も、他の構造体、たとえば、床パネルや他の壁パネルと
の収まりを正確に確保しようとすると、石膏ボードの寸
法や組付け寸法なども厳格に管理しなくてはならないか
ら、コストアップにつながる。
し、建築現場での作業工数を削減できるとともに、建築
現場における他の構造体との接合作業を困難にすること
なく、しかも、予め工場段階で取り付けた部品が建築現
場での接合作業で破損することがない壁パネルおよびそ
の壁パネルを用いた壁体の施工方法を提供することにあ
る。
材を枠状に組み立てた枠体の少なくとも片面に面材を設
けたパネル本体と、このパネル本体の一方の面に設けら
れた石膏ボードと、前記パネル本体の他方の面に設けら
れた防水シートおよびサイディングとを含み、前記石膏
ボードは、予め工場において、前記パネル本体の他の構
造体と接合される端縁を除く領域に設けられ、前記サイ
ディングは、前記パネル本体の他の構造体と接合される
端縁を除く領域に設けられ、前記防水シートは、少なく
とも前記パネル本体と隣接する構造体との接合部分を覆
うことのできる長さを有し、かつ、その接合部分に対応
する部分が前記接合部分を覆うことなく巻き戻されてい
ることを特徴とする。
体、石膏ボード、防水シートおよびサイディングを含ん
で構成した壁パネルを用いた壁体の施工方法であって、
前記壁パネルのパネル本体と他の構造体とを接合する工
程と、前記パネル本体の他の構造体と接合される端縁に
石膏ボードを設ける工程と、前記壁パネルの防水シート
で前記他の構造体と接合される端縁を覆ったのちその防
水シートの上にサイディングを固定する工程とを含む、
ことを特徴とする。
ネル本体の他の構造体と接合される端縁を除く領域に石
膏ボードが設けられているから、建築現場において、パ
ネル本体の他の構造体と接合される端縁を除く領域には
石膏ボードを取り付けなくてもよいから、建築現場での
作業工数を削減することができる。そのため、建築現場
での施工作業を簡易化でき、品質の向上、工期の短縮が
はかれる。しかも、工場にて石膏ボードを設けるにも、
他の構造物との収まりを考慮しなくてもよいから、石膏
ボードの寸法管理や組み付けなども容易である。
ル本体の他方の面には、予め工場において、サイディン
グをパネル本体の他の構造体と接合される端縁を除く領
域に設けるとともに、少なくとも前記パネル本体と隣接
する構造体との接合部分を覆うことのできる長さを有
し、かつ、その接合部分に対応する部分が前記パネル本
体に接合されていない防水シートを設ければ、建築現場
において、パネル本体の他の構造体と接合される端縁を
除く領域にはサイディングを取り付けなくてもよいか
ら、建築現場での作業工数を削減することができる。し
かも、防水シートの端部をパネル本体から離間した状態
でパネル本体と他の構造体との接合固定ができるので、
防水シートの収まり部分が釘打ちなどによって破損せ
ず、高い防水性を確保できる。
ネルのパネル本体と他の構造体とを接合する。このと
き、パネル本体の他の構造体と接合される端縁には石膏
ボードが設けられていないから、この石膏ボードが設け
られていない端縁を利用してパネル本体と他の構造体と
を釘打ちなどによって接合できる。従って、これらの接
合作業を容易にできるうえ、その接合作業によって石膏
ボードが破損することもない。この後、パネル本体の他
の構造体と接合される端縁に石膏ボードを設ける。従っ
て、建築現場では、パネル本体の他の構造体と接合され
る端縁を除く領域には石膏ボードを取り付けなくてもよ
いから、建築現場での作業工数を削減することができ
る。
詳細に説明する。図1は建築現場において建築用パネル
を組み立てた状態の斜視図である。同図において、1は
基礎、2は台輪、3は半土台、10は床パネル、20,
30は壁パネルである。なお、これらのパネル10,2
0,30は、工場で製造され、建築現場まで輸送された
のち、互いに組み立てられる。
れ、その台輪2の上には前記半土台3および床パネル1
0が載置されている。床パネル10は、芯材を枠状に組
み立てた枠体11と、この枠体11の上面に設けられた
面材12とから構成されている。この床パネル10が複
数枚連結されて床部分(1階床部分)が形成されてい
る。
すように、複数枚(4枚)の単位パネル201,202,2
03,204 を四角枠状に組み合わせ、かつ、内部に窓用
サッシを収納する空間部21を形成したサブアッセンブ
リパネルによって構成されている。各単位パネル201
〜204 は、芯材を枠状に組み立てた枠体22の両面に
面材231,232 を貼り付けて構成したパネル本体24
と、面材231 側に設けられた石膏ボード25と、面材
232 側に設けられた防水シート26、胴縁27および
外壁サイディング28とから構成されている。
グ28は、予め工場において、前記パネル本体24の他
の構造体と接合される端縁を除く領域に設けられてい
る。つまり、単位パネル201 では上下端縁および一側
端縁を除く領域に、単位パネル202,203 では上下端
縁を除く領域に、単位パネル204 では上下端縁および
他側端縁を除く領域に、それぞれ設けられている。ま
た、単位パネル201,20 3,204 における防水シート
26の下端は、少なくとも前記パネル本体24と隣接す
る構造体(床パネル10および半土台3)との接合部分
を覆うことのできる長さを有し、かつ、接合部分に対応
する部分がパネル本体24に接合されていない。なお、
これらの単位パネル201,203,204 の下端縁部分に
は、開口29が形成されている。これらの開口29は、
図4に示すように、基礎1に埋設されたアンカーボルト
5を壁パネル20内から締め付けるためにラチェットレ
ンチ6を挿入するために設けられている。
すように、1枚の単位パネル301によって構成されて
いる。単位パネル301 は、芯材を枠状に組み立てた枠
体32の両面に面材331,332 を貼り付けて構成した
パネル本体34と、面材33 1 側に設けられた石膏ボー
ド35と、面材332 側に設けられた防水シート36、
胴縁37および外壁サイディング38とから構成されて
いる。
グ38は、予め工場において、前記パネル本体34の他
の構造体と接合される端縁を除く領域に設けられてい
る。つまり、上下端縁および両側端縁を除く領域に設け
られている。また、防水シート36の下端は、少なくと
も前記パネル本体34と隣接する構造体(床パネル10
および半土台3)との接合部分を覆うことのできる長さ
を有し、かつ、接合部分に対応する部分がパネル本体3
4に接合されていない。また、壁パネル30および前記
壁パネル20の防水シート36,26の接合端は、少な
くともこれらの壁パネル20,30の接合部分を覆うこ
とのできる長さを有し、かつ、接合部分に対応する部分
がパネル本体24,34に接合されていない(図8参
照)。なお、単位パネル301 の下端縁部分にも、ラチ
ェットレンチ6を挿入するための開口39が形成されて
いる。
7、図8および図9を参照しながら説明する。工場にお
いて、床パネル10、壁パネル20,30を製造する。
床パネル10の製造にあたっては、芯材を枠状に組み立
てて枠体11を形成し、この枠体11の上面に面材12
を貼り付けて構成する。
4枚の単位パネル201,202,20 3,204 を四角枠状
に組み合わせ、内部に窓用サッシを収納する空間部21
を有するサブアッセンブリパネルを形成し、各単位パネ
ル201 〜204 の面材23 1 側に石膏ボード25を釘
やビス止めなどの方法によって固定する。また、面材2
32 側に防水シート26をカッタ止めなどの方法によっ
て固定し、その防水シート26の上に胴縁27を貼り、
その胴縁27の上に外壁サイディング28をビス止めな
どの方法によって取り付ける。
上記と同様にして、単位パネル30 1 の面材331 側に
石膏ボード35を釘やビス止めなどの方法によって固定
する。また、面材332 側に防水シート36をカッタ止
めなどの方法によって固定し、その防水シート36の上
に胴縁37を貼り、その胴縁37の上に外壁サイディン
グ38をビス止めなどの方法によって取り付ける。
壁サイディング28,38を貼り付ける際、パネル本体
24,34の他の構造体と接合される端縁部分には石膏
ボード25,35およびサイディング28,38を貼り
付けない。しかも、単位パネル201,203,204,30
1 における防水シート26,36の下端を巻き上げ養生
しておき、単位パネル201,203,204,301 の下端
縁を露出させておく。この状態で、床パネル10、各壁
パネル20,30を建築現場まで輸送する。
基礎1上に台輪2を介して半土台3および床パネル10
を支持したのち、各壁パネル20,30をクレーンなど
で吊り上げて床パネル10上に立設する。このとき、図
4に示すように、各壁パネル20,30の開口29,3
9からラチェットレンチ6を挿入し、アンカーボルト5
を締め付け、各壁パネル20,30および床パネル10
を基礎1に固定する。
0,30の面材231,232,331,332 から床パネル
10および半土台3に向けて斜めに釘を打ち込み、各壁
パネル20,30と床パネル10および半土台3とを接
合固定する。このとき、防水シート26,36の下端は
巻き上げ養生されているので、施工作業の際に傷んだり
破れたりしない。その後、防水シート26,36を矢印
のように延ばし、床パネル10の端部および半土台3を
覆い貼り付ける。さらに、その防水シート26,36の
上に胴縁47を接着固定したのち、その胴縁47の上に
外壁サイディング48を固定する。その後、各壁パネル
20,30の面材231,331,の下端縁に石膏ボード4
5を釘やビス止めなどの方法によって固定する。
0,30どうしの接合部分において、壁パネル20,3
0の面材231,232,331,332 から斜めに釘を打ち
込み、各壁パネル20,30を互いに接合固定する。こ
のとき、防水シート26,36の端縁は巻き戻してある
ので、施工作業の際に傷んだり破れたりしない。その
後、防水シート26,36をそれぞれ重なるように延ば
し、壁パネル20,30の接合部分を覆い貼り付ける。
さらに、その防水シート26,36の上に胴縁57を接
着固定したのち、その胴縁57の上に外壁サイディング
58を固定する。その後、各壁パネル20,30の接合
側縁に石膏ボード55を釘やビス止めなどの方法によっ
て固定する。
0,30の天部に2階床パネル110および胴差4を支
持し、胴差4から1階壁パネル20,30の枠体22,
32に向けて斜めに釘を打ち込み、また、1階壁パネル
20,30の面材231,331から2階床パネル110
の枠体111に向けて斜めに釘を打ち込み、1階壁パネ
ル20,30と2階床パネル110および胴差4とを接
合固定する。続いて、2階床パネル110および胴差4
の上に2階壁パネル120を立設する。なお、2階壁パ
ネル120の構造は、1階壁パネル20の構造と同じで
あるため、ここでは、2階の部材に100番台の符号を
付し、説明を省略する。2階壁パネル120の面材12
31,1232 から2階床パネル110および胴差4に向
けて斜めに釘を打ち込み、2階壁パネル120と2階床
パネル110および胴差4とを接合固定する。
上げ養生されているので、施工作業の際に傷んだり破れ
たりしない。その後、防水シート126を延ばし、2階
床パネル110の端部および胴差4を覆い貼り付ける。
さらに、その防水シート126,26,36の上に胴縁
67を接着固定したのち、その胴縁67の上に外壁サイ
ディング68を固定する。その後、1階壁パネル20,
30の面材231,33 1 の上端縁に石膏ボード65を、
また、2階壁パネル120の面材1231 の下端縁に石
膏ボード145を釘やビス止めなどの方法によって固定
する。
5,35,125と現場で取り付けた石膏ボード45,
55,65,145の上にシート(具体的には、ビニー
ルクロスなど)を貼り付ける。
て、パネル本体24,34,124の他の構造体と接合
される端縁を除く領域に石膏ボード25,35,125
を取り付けた壁パネル20,30,120を製造するよ
うにしたので、建築現場において、パネル本体24,3
4,124の他の構造体と接合される端縁を除く領域に
石膏ボードを取り付けなくてもよいから、建築現場での
作業工数を削減することができる。そのため、建築現場
での施工作業を簡易化でき、品質の向上、工期の短縮が
図れる。
された床パネル10および半土台3の上に壁パネル2
0,30を立設したのち、各壁パネル20,30内から
基礎1に埋設されたアンカーボルト5を締め付けて各壁
パネル20,30や床パネル10を基礎1に固定する
際、あるいは、各壁パネル20,30から床パネル10
および半土台3に向けて釘を斜めに打ち込んで各壁パネ
ル20,30を床パネル10および半土台3に固定する
際にも、各壁パネル20,30の下端縁には石膏ボード
25,35や外壁サイディング28,38が貼り付けら
れていないから、これらの作業を支障なく容易にできる
上、これらの作業によって石膏ボード25,35や外壁
サイディング28,38が破損することもない。
部分において、釘を斜めに打ち込んで壁パネル20,3
0を互いに接合固定する際にも、各壁パネル20,30
の接合端縁には石膏ボード25,35や外壁サイディン
グ28,38が貼り付けられていないから、これらの作
業を支障なく容易にできる上、これらの作業によって石
膏ボード25,35や外壁サイディング28,38が破
損することもない。
床パネル110および胴差4を固定し、この上に2階壁
パネル120を接合固定する際にも、1階壁パネル2
0,30の上端縁には石膏ボード25,35や外壁サイ
ディング28,38が、2階壁パネル120の下端縁に
は石膏ボード125や外壁サイディング128が貼り付
けられていないから、これらの作業を支障なく容易にで
きる上、これらの作業によって石膏ボード25,35,
125や外壁サイディング28,38,128が破損す
ることもない。
シート26,36,126が接合部分を覆うことなく巻
かれているから、防水シート26,36,126の収ま
りの部分が釘打ちなどによっても破損することがなく、
高い防水性を維持できる。また、パネル本体24,2
4,124の他の構造体と接合される端縁を除く領域に
設けられた石膏ボード25,35,125および端縁に
設けられた石膏ボード45,55,65上にビニールク
ロスなどのシートを貼るようにしたので、工場艤装の石
膏ボードと現場艤装の石膏ボードとの接合端縁をシート
によって覆うことができ、表面的に一様な仕上がりを得
ることができる。
て説明したが、本発明は、この実施例に限られるもので
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での変更が可能で
ある。たとえば、前記実施例の壁パネル20,30,1
20では、枠体22,32,122の両面に面材231,
232,331,332,1231,1232 を貼り付けてパネ
ル本体24,34,124を形成したが、面材232,3
32,1232 を省略するようにしてもよい。つまり、枠
体の片面に面材を貼り付けてパネル本体を形成したもの
でもよい。
201 〜204 を組み合わせて構成したサブアッセンブ
リパネル(壁パネル)20と単位パネル301 からなる
壁パネル30とから壁体(構造体)を形成したが、建築
現場において、単位パネルどうしを順次接合固定するよ
うにしてもよく、あるいは、サブアッセンブリパネル
(壁パネル)どうしを順次接合固定するようにしてもよ
い。
て、胴縁47,57,67および外壁サイディング4
8,58,68を取り付けた後、石膏ボード45,5
5,65,145を取り付けるようにしたが、これらは
逆でもよい。つまり、石膏ボード45,55,65,1
45を取り付け後、胴縁47,57,67および外壁サ
イディング48,58,68を取り付けるようにしても
よい。
おいて、パネル本体の他の構造体と接合される端縁を除
く領域に石膏ボードが設けられているから、建築現場に
おいて、パネル本体の他の構造体と接合される端縁を除
く領域には石膏ボードを取り付けなくてもよいから、建
築現場での作業工数を削減することができる。そのた
め、建築現場での施工作業を簡易化でき、品質の向上、
工期の短縮がはかれる。
ル本体の他方の面に、予め工場において、防水シートと
サイディングとを設けた構成の壁パネルによれば、建築
現場において、パネル本体の他の構造体と接合される端
縁を除く領域にはサイディングを取り付けなくてもよい
から、建築現場での作業工数を削減することができる。
しかも、防水シートの端部をパネル本体から離間した状
態でパネル本体と他の構造体との接合固定ができるの
で、防水シートの収まり部分が釘打ちなどによって破損
せず、高い防水性を確保できる。
ルのパネル本体と他の構造体とを接合する際、パネル本
体の他の構造体と接合される端縁には石膏ボードが設け
られていないから、この石膏ボードが設けられていない
端縁を利用してパネル本体と他の構造体とを釘打ちなど
によって接合できる。従って、これらの接合作業を容易
にできる上、その接合作業によって石膏ボードが破損す
ることもなく、また、建築現場では、パネル本体の他の
構造体と接合される端縁を除く領域にはサイディングを
取り付けなくてもよいから、建築現場での作業工数を削
減することができる。
示す正面図である。
際の状態を示す斜視図である。
ある。
す断面図である。
態を示す断面図である。
り状態を示す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 芯材を枠状に組み立てた枠体の少なくと
も片面に面材を設けたパネル本体と、このパネル本体の
一方の面に設けられた石膏ボードと、前記パネル本体の
他方の面に設けられた防水シートおよびサイディングと
を含み、 前記石膏ボードは、予め工場において、前記パネル本体
の他の構造体と接合される端縁を除く領域に設けられ、 前記サイディングは、前記パネル本体の他の構造体と接
合される端縁を除く領域に設けられ、 前記防水シートは、少なくとも前記パネル本体と隣接す
る構造体との接合部分を覆うことのできる長さを有し、
かつ、その接合部分に対応する部分が前記接合部分を覆
うことなく巻き戻されている ことを特徴とする壁パネ
ル。 - 【請求項2】 請求項1に記載の壁パネルを用いた壁体
の施工方法であって、 前記壁パネルのパネル本体と他の構造体とを接合する工
程と、前記パネル本体の他の構造体と接合される端縁に
石膏ボードを設ける工程と、前記壁パネルの防水シート
で前記他の構造体と接合される端縁を覆ったのちその防
水シートの上にサイディングを固定する工程とを含む、
ことを特徴とする壁体の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10951795A JP3509280B2 (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 壁パネルおよびその壁パネルを用いた壁体の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10951795A JP3509280B2 (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 壁パネルおよびその壁パネルを用いた壁体の施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08302896A JPH08302896A (ja) | 1996-11-19 |
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- 1995-05-08 JP JP10951795A patent/JP3509280B2/ja not_active Expired - Fee Related
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