JP3102897B2 - エアバッグ折畳みシステムならびに、エアバッグ折畳み法およびエアバッグ折畳み装置 - Google Patents
エアバッグ折畳みシステムならびに、エアバッグ折畳み法およびエアバッグ折畳み装置Info
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Description
畳みシステムならびに、エアバッグ折畳み法およびエア
バッグ折畳み装置に関する。
より公知のエアバッグモジュールのためのエアバッグは
一次折り目を有しており、これらの一次折り目は少なく
とも部分的に、閉じられたウェブに沿って、展開された
ほぼ空のエアバッグ上の仮想の中心をの周囲に延びてい
る。閉じられた一次折り目は有利には、円形ウェブまた
は僅かに偏心した楕円を描いている。これらの折り目は
主として、折畳み前のエアバッグが展開している平面に
対して垂直に延びている。エアバッグは上部と下部とを
有しており、上部および下部は一緒に折り畳まれる。
ッグが迅速かつ容易に開くことができるという利点を有
している。特に、このようなエアバッグの展開時には、
エアバッグの部分領域において発生する内圧が別の折り
目の展開を妨げる、という危険性が生じない。一次折り
目のこのような延びは、折り畳まれたエアバッグが迅速
かつ容易に開くことができるという利点を有している。
特に、このようなエアバッグの展開時には、エアバッグ
の部分領域において発生する内圧が別の折り目の展開を
妨げる、という危険性が生じない。このようなエアバッ
グは、運転席用エアバッグ、助手席用エアバッグおよび
サイドエアバッグのために使用可能である。
により公知の助手席用エアバッグでは、エアバッグが発
射方向に、互いに隣接し合う2つの折り目位置を有して
おり、これらの折り目位置間には、発射方向に延びる中
間スペースが設けられている。しかし、このような中間
スペースは実際的には、エアバッグがエアバッグモジュ
ール内に折り畳まれた状態では形成されておらず、それ
どころかむしろ、互いに隣接し合う折り目位置は、詰込
みの際の所望の圧縮のために互いにかみ合うので、エア
バッグの展開が困難となる。
幅に短縮することである。
部に記載の構成により達成される。
入するための開口または吹込み口を備えた下側とを有
し、しかも両方の側に、これらの側に対して垂直に延び
るそれぞれ少なくとも1つの折り目が設けられている形
式の、非作動状態で折り畳まれる、エアバッグモジュー
ルのためのエアバッグでは、一方の側の折り目が、他方
の側のそれぞれ互いに対向し合う折り目から分割して延
びている。このような試みでは、折り目のこのような分
割された配置構成により、エアバッグの極めて迅速な展
開を達成することができる。
1つの外側かつ内側の一次折り目を有している。外側の
一次折り目は、取り畳まれたエアバッグの上側と下側と
に見ることができる折り目として図示されており、これ
に対して内側の一次折り目は、折り畳まれたエアバッグ
の内方で相対するそれぞれの部分の一次折り目に互いに
向かい合って位置する折り目である。
なくとも線状に接触するように延びている。
線的なラインまたは周方向に延びるライン上で接触する
ように延びており、この場合、周方向に延びるラインは
環状、または渦巻上に延びている。内側の折り目と外側
の折り目との間の折畳み状態は、有利には、展開された
空のエアバッグの平面に対してほぼ垂直に延びている。
り目が設けられており、これらの一次折り目は、周方向
に延びる環状のライン上で接触する。
ており、上側の一次折り目は有利には、下側の一次折り
目に対称的に配置されている。中空スペースは、インフ
レータを収容するために設けられている。
グを折り畳むための方法では、空のエアバッグは、上側
と下側とな生ぜしめられるように展開され、次いで両側
が互いに分割して折り畳まれ、これらの折り目が一緒
に、エアバッグモジュール内へのパッケージングのため
の所望のサイズに圧縮される。
装置がエアバッグに取り付けられ、これらの折畳み装置
は、展開されたエアバッグの平面に対してほぼ垂直に延
びている。エアバッグ内には、エアバッグが折畳み装置
間に押し込まれるような正圧が発生せしめられる。この
正圧は、エアバッグに折畳み装置を取り付ける前でも、
取り付けた後でも、エアバッグ内に発生させることがで
きる。上側と下側との間の正圧によって、両側が互いに
離反せしめられ、かつ、折畳みプレート間に互いに分割
して折り畳まれる。次いで、折畳み装置はエアバッグか
ら離反させられる。別の方法では、折畳み装置の離反
が、エアバッグ内の負圧の発生と同時に行われる。
つ、前記した形式の方法を実施するための、エアバッグ
を折り畳むための装置では、展開されたエアバッグの上
側および下側が、上側および下側に対して少なくともほ
ぼ垂直に延在する別個の折畳み装置に対応しており、こ
れらの折畳み装置は、展開されたエアバッグの平面の方
向に可動であり、エアバッグに接続可能な各1つの正圧
発生器が設けられている。さらに、別の構成では、エア
バッグに接続可能な負圧発生器が設けられている。
ートが配置されており、これらの折畳みプレートは互い
に摺動可能である。閉じられた円形ウェブに沿って延び
る折り目を達成するために、オーバーラップし合う、互
いに向かい合って摺動可能な折畳みプレートが同心円上
に配置されている。エアバッグは、折畳みプレートが僅
かにオーバーラップし合っているに過ぎない、折畳みプ
レートの初期位置で折り畳まれる。エアバッグを圧縮す
るために、ひいては折り目を所望の圧縮寸法に圧縮する
ために、折畳みプレートは互いに摺動させられ、すなわ
ちオーバーラップ部が拡大し、かつ、折畳みプレートが
位置する円の半径が減少する。
の渦巻きばねが配置されている。有利には、エアバッグ
の上方および下方に、少なくとも各1つの渦巻きばねが
設けられている。この渦巻きばねは、巻き位置が互いに
間隔を保って延びるように巻かれているので、エアバッ
グは、折畳みプロセス中のブロー時に、これらの中間ス
ペース内に侵入することができる。この折畳みプロセス
のために、渦巻ばねはエアバッグに押し付けられる。折
畳み終了後、かつ、折り目を連続させて圧縮した後に、
渦巻きばねはねじ込まれるので、渦巻きばねの直径は減
少する。
なくとも1つの折畳みシェルが設けられている。有利に
は、エアバッグの上方および下方には、渦巻状の少なく
とも各1つの折畳みシェルが設けられている。一実施形
態では、連続した複数の折畳みシェルが設けられてお
り、この場合、各折畳みシェルは有利には、約360゜の
角度範囲に亘って延びている。
て、渦巻状に延びる折り目が形成される。この際、上側
および下側には、渦巻状に延びる各1つの外側および内
側の一次折り目が存在している。
方からエアバッグ表面に正圧および/または負圧が負荷
可能であり、この場合、正圧および負圧は、折畳みシェ
ルまたは折畳みシェル中間スペースにおける開口を介し
て、エアバッグ表面に付勢可能である。
る。
部分的に断面された斜視図であり、 第2図は、展開されたエアバッグの上側における折り
目を示した図であり、 第3a図、第4a図、第5a図、第6a図、第7a図および第8a
図は、種々異なる折畳み段階にあるエアバッグの断面図
であり、 第3b図、第4b図、第5b図、第6b図、第7b図および第8b
図は、種々異なる折畳み段階にあるエアバッグの平面図
であり、 第9図は、渦巻状のエアバッグパッケージの平面図で
あり、 第10図は、第9図に示した展開されたエアバッグの上
側における折り目を示した図であり、 第11図は、渦巻状の折畳みを達成するための渦巻きば
ねを備えた折畳み装置を示した図であり、 第12図は、渦巻状の折畳みを達成するための開いた折
畳みシェルを示した図であり、 第13a図、第14a図、第15a図、第16図および第17図
は、種々異なる直線的な折畳み段階にあるエアバッグの
平面図であり、しかもこれらの図面は、詳しく説明する
ために用いられるに過ぎず、 第13b図、第14b図および第15b図は、種々異なる直線
的な折畳み段階にあるエアバッグの断面図であり、しか
もこれらの図面も同様に、詳しく説明するために用いら
れるに過ぎない。
環状の一次折り目2a,2b,2c,2dと、内方の環状の一次折
り目2e,2f,2g,2hとを備えた上側2を有している。
b,3c,3dと、内方の環状の一次折り目3e,3f,3g,3hとを備
えた下側3も有している。これらの後者の一次折り目3
e,3f,3g,3hは、図示の折り畳まれたエアバッグの中央に
延び、かつこの中央で上側2の一次折り目2e〜2hに接触
している。この接触部は、当該実施例では、周方向に延
びる環状のライン上に形成される。
は一次折り目2e〜2hもしくは3e〜3hとの間に位置する、
エアバッグの折畳み状態2.1もしくは3.1は、展開された
折り畳まれていないエアバッグ平面に対してほぼ垂直に
隣接し合って位置している。前記した一次折り目のほか
に、折り畳まれたエアバッグは複数の二次折り目4を有
しており、これらの二次折り目は、エアバッグの折畳み
の際に、周面縮小化のために強制的に形成される。二次
折り目は一般的には任意に形成され、かつ、一次折り目
に対して垂直に延びている。二次折り目の数およびサイ
ズは、どの周面に幾つのエアバッグ布地が圧縮されねば
ならないかによって異なる。
しており、この中空スペース内に、図示を省いたインフ
レータまたはディフューザを配置することができる。
が、上側と下側とに互いに分割されて位置している点で
ある。この際、エアバッグ上側の折り目は常にエアバッ
グ下側の折り目の上方に位置し、すなわちアンダカット
なしの折畳み状態が生ぜしめられている。このような二
部構成の折畳み状態によって、エアバッグの極めて迅速
な展開が可能となる。この際、エアバッグ構成に関して
は限定されない。従って、エアバッグは、予め組み付け
られるインフレータと一緒に自己懸架式であってよく、
かつ、拘束ベルトおよび破断継ぎ目を有している。全て
の側への半径方向の展開が可能であり、かつ、収容部に
おけるエアバッグの布地の相対運動が生ぜしめられな
い。
た折り目が再び図示されている。外方の一次折り目2a〜
2dと、内方の一次折り目2e〜2hと、これらの折り目に対
して垂直に延びる二次折り目4が見られる。
ロセスが図示されており、このエアバッグは、展開され
た状態で円環状であり、かつ、上側2と下側3とを有し
ている。第3a図および第3b図に図示の初期状態では、ポ
ット状のインフレータ6がエアバッグ内に予め組み付け
され、この予め組み付けられたエアバッグは、これらの
図面から判るように、折畳み装置上で偏平に展開され
る。
エアバッグ内に設けられたインフレータが、外方から係
合作用する加圧シェル7,8によって固定される。
判るように、折畳みプレート9〜13の複数のグループが
エアバッグに取り付けられる。折畳みプレートの各グル
ープは、同心円上に配置されている。各グループの内側
には、オーバーラップし合う複数の折り畳みプレートが
設けられている。一層判りやすくするために、当該実施
例では、折畳みプレートの3つのグループのみが図示さ
れている。これらの折畳みプレートはエアバッグ布地を
同心円上に、すなわち周方向に延びるウェブ上に固定す
る。次いで、エアバッグは、加圧シェル8を介して付与
される圧縮空気によってブローされる。これにより、上
側のエアバッグ布地は折畳みプレート9,10,11間で上向
きに加圧され、かつ、下側のエアバッグ布地は折畳みプ
レート9,12,13間で下向きに加圧される。この際、折畳
みプレートのエッジにおいて、第6a図に図示されている
ような内方の一次折り目2e,2f,3e,3fが形成される。
一緒に押し込まれ、この場合、第6b図から判るように、
個々の折畳みプレートのオーバーラップ部が増大する。
この際、折畳みプレート間に、外方の一次折り目2a,2b,
2c,3a,3b,3cが形成される。折畳みプレートが一緒に押
し込まれる際に、周面縮小化によって、二次折り目が形
成される。
図示されているように、折畳みプレートが取り除かれ
る。折畳みプレートを取り除く際に展開を防止するため
に、加圧シェル7,8内に負圧を生ぜしめると有利であ
る。図示を省いた、側方で係合作用する型押し器によっ
て、エアバッグを付加的に圧縮することができる。プロ
セスの終了後に加圧シェル7,8が取り除かれ、かつ、折
り畳まれたエアバッグをエアバッグモジュール内に詰め
込むことができる。
心照な一次折り目が設けられているのに対して、第9図
および第10図の実施例では、各側にそれぞれ、連続して
延びる内側および外側の渦巻状の一次折り目が設けられ
ている。従って、上側には渦巻状に延びる外側の一次折
り目14と内側の一次折り目15とが1つずつ設けられてい
る。さらに、前述の実施例の場合と同様に二次折り目4
が形成される。相応する折り目が、図示を省いた下側に
も設けられている。
されているように、工具で以て形成される。このような
工具は上側および下側のために、各1つの渦巻きばね1
6,17を有しており、これらの渦巻きばねは距離を保って
巻かれているので、折畳みの際にエアバッグが侵入する
ことのできる、巻き位置間の間隔aが生ぜしめられてい
る。
きばねがエアバッグに接触するまで、互いに押し込ま
れ、この場合、一方の側における渦巻きばね16と、他方
の側における渦巻きばね17との間にエアバッグが設けら
れている。次いで、前記実施例のように、エアバッグが
圧縮空気で負荷され、これにより、エアバッグは、間隔
aによって特徴付けられた中間スペース内に押し込まれ
る。渦巻きばねとエアバッグとの接触ラインが、上側に
設けられた内側の一次折り目15と、下側に設けられた図
示を省いた内側の一次折り目とを生ぜしめる。続く折畳
みプロセスは、前記実施例の折畳みプロセスに相当し、
この場合、ばねの巻き位置間の中間スペース内にエアバ
ッグを折り畳むことによって、上側に設けられた外側の
折り目14と、下側に設けられた図示を省いた外側の折り
目とが形成される。
は、第12図に図示されているように、折畳み装置とし
て、エアバッグの上方および下方に、連続して配置され
た渦巻状の折畳みシェル18,19,20が設けられている。各
折畳みシェルは360゜の角度範囲に亘って延びていて、
次いで、隣接する折畳みシェルに続いている。これらの
折畳みシェルは、図示を省いた保持装置に固定されてお
り、この折畳み装置は、展開されたエアバッグに対して
移動可能である。エアバッグに折畳みシェルを近接され
た後の折畳みプロセスは、第1実施例において記載され
た折畳みプロセスと同じである。
的な折り目による、本発明による別の折畳みが図示され
ている。ポット状のインフレータ6は、上側22および下
側23を有するエアバッグ21内に非対称的に配置されてい
る。上側と下側とを分割して折り畳むために、第14a図
および第14b図から判るように、折畳みプレート24,25が
エアバッグに近接させられる。次いで、エアバッグは圧
縮空気で内側を負荷され、この圧縮空気負荷に続いて、
第15a図および第15b図から判るように、折畳みプレート
の間隔がスライダ26によって狭められる。
た後、別のスライダ27,28,29によって、エアバッグは、
このエアバッグが第17図に図示のパッケージ密度を有す
るまで圧縮される。
Claims (25)
- 【請求項1】非作動状態で折り畳まれる、エアバッグモ
ジュールのためのエアバッグであって、閉じられた上側
(2)と、エアバッグ内にインフレータを導入するため
の開口または吹込み口を備えた下側(3)とを有してお
り、しかも両方の側(2,3)に、これらの側に対して垂
直に延びるそれぞれ少なくとも1つの折り目が設けられ
ている形式のものにおいて、 一方の側(2;3)の折り目が、他方の側(3;2)のそれぞ
れ互いに対向し合う折り目から分割して延びていること
を特徴とする、エアバッグ。 - 【請求項2】上側および下側が少なくとも各1つの外側
の一次折り目(2a〜2d,3a〜3d,14)と、少なくとも各1
つの内側の一次折り目(2e〜2h,3e〜3h,15)とを有して
いる、請求項1記載のエアバッグ。 - 【請求項3】上側(2)と下側(3)との内側の一次折
り目(2e〜2h,3e〜3h)が少なくも線状に接触してい
る、請求項1または2記載のエアバッグ。 - 【請求項4】上側(2)と下側(3)との内側の一次折
り目(2e〜2h,3e〜3h)が、直線的なライン上で、また
は周方向に延びるライン上で接触している、請求項1か
ら3までのいずれか1項記載のエアバッグ。 - 【請求項5】周方向に延びるラインが環状または渦巻状
に延びている、請求項1から4までのいずれか1項記載
のエアバッグ。 - 【請求項6】外側の一次折り目(2a〜2d;3a〜3d)と内
側の一次折り目(2e〜2h;3e〜3h)との間の折畳み状態
(2.1,3.1)が、展開された空のエアバッグの平面に対
してほぼ垂直に延びている、請求項1から5までのいず
れか1項記載のエアバッグ。 - 【請求項7】外側の複数の一次折り目(2a〜2d,3a〜3
d)と、内側の複数の一次折り目(2e〜2h,3e〜3h)とが
設けられており、これらの一次折り目が、周方向に延び
る環状のライン上で接触している、請求項1から6まで
のいずれか1項記載のエアバッグ。 - 【請求項8】折り目が、中空スペース(5)を中心とし
て配置されている、請求項1から7までのいずれか1項
記載のエアバッグ。 - 【請求項9】上側(2)の一次折り目(2a〜2d;2e〜2
h)が、下側(3)の一次折り目(3a〜3d;3e〜3h)に対
称的に位置している、請求項1から8までのいずれか1
項記載のエアバッグ。 - 【請求項10】請求項1から9までのいずれか1項記載
のエアバッグを折り畳むための方法において、 空のエアバッグを展開し、従って上側および下側を生ぜ
しめ、次いで両側を互いに分割して折り畳み、折り目を
一緒に、エアバッグモジュール内にパッケージングする
ための所望のサイズに圧縮することを特徴とする、エア
バッグ折畳み法。 - 【請求項11】上方および下方から折畳み装置をエアバ
ッグに取り付け、これらの折畳み装置を、展開されたエ
アバッグの平面に対してほぼ垂直に延在せしめ、エアバ
ッグ内に、該エアバッグを折畳み装置間のスペース内に
圧縮するような正圧を発生させ、次いで、折り目を、こ
れらの折畳み装置に対してほぼ平行に圧縮し、折畳み装
置をエアバッグから離反させる、請求項10記載の折畳み
法。 - 【請求項12】エアバッグ内に負圧を発生させると同時
に、折畳み装置の離反を行う、請求項10または11記載の
折畳み法。 - 【請求項13】請求項10から12までのいずれか1項記載
の折畳み法を実施するための装置であって、折畳み装置
間で展開可能なエアバッグの上側および下側のために、
別個の折畳み装置が設けられており、これらの折畳み装
置が、エアバッグの上側および下側に対して少なくとも
ほぼ垂直に延びており、かつ、展開されたエアバッグの
方向に可動である形式のものにおいて、 上側および下側の折畳み装置が、エアバッグ布地を固定
するために、互いに上下に並んで配置されており、エア
バッグに接続可能な正圧発生器が設けられていることを
特徴とする、エアバッグ折畳み装置。 - 【請求項14】エアバッグに接続可能な負圧発生器が設
けられている、請求項13記載の折畳み装置。 - 【請求項15】オーバーラップし合う折畳みプレート
(9〜13)が配置されており、これらの折畳みプレート
が互いに摺動可能である、請求項13または14記載の折畳
み装置。 - 【請求項16】オーバーラップし合う、互いに摺動可能
な折畳みプレート(9〜13)が同心円上に配置されてい
る、請求項13から15までのいずれか1項記載の折畳み装
置。 - 【請求項17】折畳み装置として少なくとも1つの渦巻
きばねが配置されている、請求項13から16までのいずれ
か1項記載の折畳み装置。 - 【請求項18】エアバッグの上方および下方に少なくと
も各1つの渦巻きばね(16,17)が配置されている、請
求項17記載の折畳み装置。 - 【請求項19】渦巻きばねの巻き位置が、互いに間隔
(a)を保って位置している、請求項17または18記載の
折畳み装置。 - 【請求項20】折畳み装置として、渦巻状の少なくとも
1つの折畳みシェルが設けられている、請求項13から19
までのいずれか1項記載の折畳み装置。 - 【請求項21】エアバッグの上方および下方に、渦巻状
の少なくとも各1つの折畳みシェルが設けられている、
請求項20記載の折畳み装置。 - 【請求項22】渦巻状の連続する複数の折畳みシェル
(18,19,20)が設けられている、請求項20または21記載
の折畳み装置。 - 【請求項23】各折畳みシェルが、約360゜の角度範囲
に亘って延びている、請求項22記載の折畳み装置。 - 【請求項24】外方からエアバッグ表面に、正圧および
/または負圧が負荷可能である、請求項13から23までの
いずれか1項記載の折畳み装置。 - 【請求項25】正圧および負圧が、折畳みシェルまたは
折畳みシェル中間スペースにおける開口を介して、エア
バッグ表面に付勢可能である、請求項24記載の折畳み
法。
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