JP3102737B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP3102737B2
JP3102737B2 JP06028400A JP2840094A JP3102737B2 JP 3102737 B2 JP3102737 B2 JP 3102737B2 JP 06028400 A JP06028400 A JP 06028400A JP 2840094 A JP2840094 A JP 2840094A JP 3102737 B2 JP3102737 B2 JP 3102737B2
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time
end time
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯機、就中、全自動脱
水洗濯機に係り、特に、運転予約に関してユーザーの使
い勝手を格段に改良した全自動脱水洗濯機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、布量検知手段、計時手段、終
了時刻設定手段、予約運転機能、予約可否判定手段など
の手段を複数具備する全自動脱水洗濯機は数多く提案さ
れている。一例をあげれば、特開平4−256790号
公報には、洗濯の終了時刻を任意に設定できる洗濯機と
して、予約運転時における布量検知精度を向上させると
ともに途中で洗濯物が追加されてもそれに対応できるよ
うなものが提案されている。
【0003】その構成としては、洗濯槽内の水位を検知
する水位検知手段と、洗濯槽内の布量を検知する布量検
知手段と、布量検知手段により検知された布量に応じて
水位、水流、洗濯、すすぎ、脱水の各行程を決定して制
御する制御手段と、洗濯終了時刻を任意に設定する予約
時刻設定手段とを備え、制御手段は予約運転設定時に布
量検知手段により布量検知を行ない、検知された布量に
適切な水位まで給水し、予約運転開始前に再度布量検知
を行ない、検知された布量に応じて洗濯を行なうよう構
成されたものである。
【0004】ところで、かかる構成を有する洗濯機にお
いては、前記終了時刻設定手段によって、使用者が希望
する任意の終了時刻t1を設定し、現在時刻をt2、洗濯
工程に必要な最長時間をTとするとt1≧t2+Tであれ
ば自動的にもしくは外部入力により前記判定手段によっ
て予約可能と判断し、布量検知後、予約待機状態とな
り、検知された被洗濯物量の洗濯工程に要する時間と設
定された終了時刻とにより決定される運転開始時刻にな
ったら運転が開始する。また、t1<t2+Tとなり予約
不可能と判定された場合は、エラー表示を行なう等によ
り、運転は開始せず、ユーザーは終了時刻を設定しなお
すか、予約運転をあきらめねばならなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来はこのように布量
検知前に予約可能か否かの判定を行っていたため、洗濯
工程に必要な運転時間Tは、布量検知の結果を考慮せ
ず、無条件に最も長い場合を想定して、決定されてい
た。従って、実際の運転時間と洗濯工程に必要な運転時
間Tを比較すると、必要以上にTが長くなってしまう場
合が出てくる。このことから、本来ならユーザーが希望
した終了時刻に終えることのできる洗濯工程であって
も、運転時間不足のため予約不可能と判定される場合が
発生し、不都合が生じる。
【0006】また予約不可能と判定された場合には、ユ
ーザーは、希望した終了時刻に洗濯工程を終了させるこ
とをあきらめて、終了時刻を設定し直さなければなら
ず、操作回数が非常に増えるという面倒が生じたり、設
定し直そうにも、どのくらいの時間を見積ればいいのか
判断に悩むという不都合が生じたり、或いはまた、外出
先から帰宅すると、終了しているはずの洗濯が予約エラ
ーを表示したまま始まってもいないという事態が起きる
といった不具合が発生する場合もある。従って、本発明
の目的は、運転時間の不足により予約不可能と判定され
る場合を極力減少させ、しかも予約不可能と判定された
場合、予約運転を取り止めてそのまま運転開始するか、
予約運転に代えて短時間運転を行なうか、短時間運転も
不可能であれば、ユーザーの注意を改めて喚起するか、
終了時刻の自動修正を行なうか、あるいは修正前の終了
時刻を記憶して次回は修正前の終了時刻を用いるか、い
ずれかが可能なよう制御されることにより、ユーザーの
使い勝手を改良した洗濯機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、この発明の洗濯機は、布量検知手段、計時手段、終
了時刻設定手段、予約運転機能、ならびに予約可否判定
手段を備え、前記終了時刻設定手段による時刻設定後、
予約可否判定手段による前記終了時刻設定手段による時
刻設定が洗濯工程の所要時間等を基に予約可能か否かの
判定を実施する前に布量検知手段による布量検知を実施
し、その検知結果に基いて予約可否判定を行ない、前記
布量検知結果により確定した洗濯工程に必要な最長時間
を求め、前記設定終了時刻との対比から運転開始時刻を
決定するよう制御されてなるものであることを第1の要
旨とするものである。
【0008】また、この発明の洗濯機は、布量検知手
段、計時手段、終了時刻設定手段、予約運転機能、なら
びに予約可否判定手段を備え、前記終了時刻設定手段に
よる時刻設定後、予約可否判定手段による判定を実施
し、運転時間の不足により予約不可能と判定された場
合、報知音を発するか、および/または予約エラーを表
示するか、を行なったのち、前記終了時刻設定手段によ
る予約運転を取り止め、前記布量検知手段による布量検
知結果にて設定された洗濯工程を自動的もしくは外部入
力により、そのまま運転開始するよう制御されてなるこ
とを第2の要旨とするものである。
【0009】また、この発明の洗濯機は、布量検知手
段、計時手段、終了時刻設定手段、予約運転機能、なら
びに予約可否判定手段を備え、前記終了時刻設定手段に
よる時刻設定後、予約可否判定手段による判定を実施
し、運転時間の不足により予約不可能と判定された場
合、報知音を発するか、および/または予約エラーを表
示するか、を行なったのち、前記終了時刻設定手段によ
る予約運転に代えて、通常運転と比較して運転時間を短
縮したあらかじめ記憶されている短時間運転プログラム
に自動的もしくは外部入力により切替を行なうよう制御
されてなることを第3の要旨とするものである。この場
合、前記短時間運転プログラムをもってしても予約不可
能な場合、再度報知音を発するか、および/または予約
エラーを表示するか、を行なうよう制御されてなること
は有効であり、これを本発明の第4の要旨とするもので
ある。
【0010】さらに、この発明の洗濯機は、布量検知手
段、計時手段、終了時刻設定手段、予約運転機能、なら
びに予約可否判定手段を備え、前記終了時刻設定手段に
よる時刻設定後、予約可否判定手段による判定を実施
し、運転時間の不足により予約不可能と判定された場
合、報知音を発するか、および/または予約エラーを表
示するか、を行なったのち、一定時間後、自動的もしく
は外部入力により終了時刻を必要最低限遅らせることに
より修正を行ない、修正された終了時刻を表示するよう
制御されてなることを第5の要旨とするものである。こ
の場合、前記修正に際し、修正前の運転終了時刻を記憶
する手段を有し、次回以後は修正前の運転終了時刻で洗
濯工程が終了されるよう制御されてなることは有効であ
り、これを本発明の第6の要旨とするものである。
【0011】
【作用】まず本発明の第1の要旨では、布量検知を予約
可能か否かを判定する前に行なうので、検知された布量
を考慮にいれて判定を行える。従って、洗濯工程に必要
な最長時間T1は従来のように、布量を考慮せず、決定
していた洗濯工程の最長時間Tと比較するとT1≦Tと
なる。これにより、現在時刻t2、設定した終了時刻t1
に関してt2+T1≦t2+Tという不等式が成立し、t2
+T1≦t1となる場合が存在する可能性が高まることに
より、運転時間の不足による予約不可能と判定されるこ
とを減少させることができる。
【0012】また、本発明の第2の要旨では、運転時間
の不足により、予約不可能と判定された場合、予約エラ
ーの表示などを行ったのち、ユーザーが希望する終了時
刻に最も近い終了時刻に洗濯工程を終了させるには、現
時点で運転を開始することが望ましいため、そのように
行なうものであって、これによってユーザーの操作回数
を増やさずに運転を開始させることができ、また、外出
先から帰宅した時、予約エラーとなったまま、全く洗濯
がなされていないという不具合もなくなる。
【0013】次に、本発明の第3の要旨では、予約不可
能と判定された場合、短時間運転プログラムを用いるの
で、第2の要旨の場合よりさらにユーザーが希望した終
了時刻に、より近い時刻に洗濯工程を終了させることが
でき、また、設定のし直しなどの手間をはぶくことがで
きるものである。次に、本発明の第4の要旨では、上記
第3の要旨の短時間運転をもってしても、予約不可能な
場合にユーザーにその旨を知らせ、終了時刻を設定しな
おすなり、予約を断念して、そのまま運転を開始させる
等の対処をなさせるようユーザーの注意を喚起すること
を可能とするものである。
【0014】次に、本発明の第5の要旨では、従来、ど
のくらい時間を見積もればよいか、ユーザーにわかりに
くかった現在時刻から終了時刻までの時間を、最低限こ
の時刻以降の時刻を設定しないと予約エラー発生するで
あろうと考えられる終了時刻を表示することによって、
ユーザーの使い勝手を良くすることができる。最後に本
発明の第6の要旨では、第5の要旨において終了時刻の
修正を行っても、修正前の設定された終了時刻を記憶し
ていることにより、再設定しなくても翌日以降は、その
希望終了時刻に洗濯工程を終了させることができるの
で、ユーザーの操作数を減少させ、手間を省くことがで
きるものである。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。まず、図1は本発明技術の対象となる
全自動脱水洗濯機の一例を示す全体斜視図である。図1
において、外枠1、水槽(図示せず)及び洗濯兼脱水槽
2を吊り棒(図示せず)で吊持し、外枠1の上には上面
板3を固着させ、この上面板3の前方には各洗濯プログ
ラム内容を実行、停止させるためのパネル内に設けられ
た操作部4と、この操作部4を覆う形で開閉する蓋5を
設けている。操作部4では、洗濯プログラム等を設定で
きるようになっている。また、外部ボタン6により電源
キーとスタートキーは蓋を閉じた状態でも押すことがで
きるようになっている。なお7はパルセータ、8は排水
ホース、9は電源コードである。
【0016】また、図2は図1の全自動脱水洗濯機にお
ける背面要部を示す斜視図であり、図2の斜視図におけ
る10は給水弁であり、11はアンバラスイッチであ
り、洗濯機が脱水時等に異常振動した場合、前記アンバ
ラスイッチ11が動作し、脱水動作を停止するよう構成
されている。さらに、図3は同じく図1の全自動脱水洗
濯機におけるマイクロコンピュータ内の制御回路を示す
ブロック図であって、21は該マイクロコンピュータで
あり、また12は読み出し専用メモリ(ROM)で運転
プログラムを全て記憶している。13はデータ書き込み
メモリ(RAM)で入力回路16、検知回路17より入
力された信号をRAM13に格納する。14は中央演算
処理装置(CPU)でタイマ15によりタイミングをと
り、ROM12から取り出されたプログラムによって表
示回路18、駆動回路19に出力され、各機器を作動さ
せる。20は入出力ポート部である。
【0017】次に、図4は図1に示す全自動脱水洗濯機
のパネル表示部内に設けられた操作部4の各キー配置を
示す配置図であり構成ならびに動作については従来の洗
濯機と同様である。すなわち、通常は、電源キー22を
押した後、全自動コースキー28でつけ洗い、毛布、標
準、シルク等の選択を行い、スタートキー23を押すこ
とにより自動的に被選択物の容量を検知し、洗濯を開始
する。この場合、終了音キー24を押すことにより、洗
濯工程の終了時の検知音を鳴らさないように設定するこ
ともできる。また、ホームコースキー29を押すことに
より、ユーザーの好みにより洗濯工程を選定するため、
洗濯工程設定部25があり、予約タイマー27で予約運
転の決定と、運転終了時刻の設定、現在時刻の設定がで
き、現在設定されている洗濯工程を表示部26で表示す
ることができる。
【0018】本発明は以上のように構成された全自動脱
水洗濯機の制御手段について、ユーザーの使い勝手が良
くなるよう、種々改良を加えたものである。以下、先に
示した図3におけるブロック図ならびに図4に示したキ
ー配置図を参照しながら、図5〜図10に示す本発明の
各実施例における制御手段のフローチャートについて説
明する。
【0019】まず、図5は本発明の第1の実施例におけ
る制御手段を示すフローチャートである。図5におい
て、ステップS1のSTARTは電源の投入である。ス
テップS2の初期設定は各動作を実行可能とするため、
電源周波数を検知したりRAM13のチェック等を行な
う。次にステップS3では、電源キー22が押され、ス
テップS4では、予約タイマー27によって現在時刻が
未設定の場合は、時刻キーを押し、時間キー、分キーを
くり返し押すことによって、現在時刻を設定し、同じく
予約タイマー27の予約キーを押し、同様に時間キー、
分キーをくり返し押すことによって終了時刻t1の設定
を行なう。
【0020】次いで、ステップS5でスタートキー23
を押し、さらにステップS6で布量検知が行われ、その
結果データから検知された布量の洗濯工程の最長時間T
1を前記設定済みの現在時刻t2に加えるという演算を行
なうことによって、このt2+T1と前記終了時刻t1
から、ステップS7においてt1≧t2+T1であるか、
もしくはt1<t2+T1であるかという判定を行なうこ
とによって、予約可能(YES)か否(NO)かの判定
を行ない、予約可能な場合(YES)は運転開始時刻t
2+{(t1−t2)−T1}を決定する。予約可能(t1
≧t2+T1)となった場合は、ステップS9で予約待機
状態を実行し、予約不可能(t1<t2+T1)となった
場合(NO)はステップS8で予約エラーを表示しステ
ップS4以降のステップを繰り返す。
【0021】次に図6は本発明の第2の実施例における
制御手段を示すフローチャートである。ステップS11
〜ステップS15のステップは図5におけるS1〜S5
のステップと同様でステップS11は電源投入、ステッ
プS12は各動作の実行を可能とするためのチェックを
行い、ステップS13は電源キー22の入力、ステップ
S14では、予約タイマー27によって、現在時刻、終
了時刻の設定を行い、ステップS15でスタートキー2
3を入力する。次に、ステップS16では、布量検知の
結果は考慮せず、洗濯工程の最長時間Tを前記設定済み
の現在時刻t2に加える。
【0022】これによってt2+Tと前記設定済みの終
了時刻t1とからステップS16においてt1≧t2+T
であるかt1<t2+Tであるかという判定を行なうこと
によって、予約可能か(YES)否か(NO)の判定
と、予約可能な場合(YES)は、ステップS17で布
量検知を行い、検知結果を考慮に入れた洗濯工程の最長
時間T1を用いて運転開始時刻t2+{(t1−t2)−T
1}を決定し、ステップS20で予約待機を実行する。
予約不可能となった場合(NO)はステップS18で予
約エラーを表示し、この予約エラーを検知することによ
って、前記予約運転を取り止め、ステップS19で、布
量検知の結果、決定した洗濯工程の運転を、そのまま開
始する。
【0023】次に、図7は本発明の第3の実施例におけ
る制御手段示すフローチャートである。図7においてス
テップS21〜ステップS26のステップは図6におけ
るS11〜S16のステップと同様である。次いで、ス
テップS26で予約可能(t1≧t2+T)かもしくは予
約不可能(t1<t2+T)かの判定を行い、予約可能な
時(YES)はステップS29で布量検知を行って、そ
の結果から、運転開始時刻を決定して、ステップS30
で予約待機となる。予約不可能な場合(NO)はステッ
プS27で予約エラーを表示し、ステップS28におい
てROMにあらかじめ記憶されていて、通常運転と比較
すると、水位をやや低め、水流をやや強めにする等によ
って、総運転時間が短くなっている短時間運転プログラ
ムを読み出し、一定時間後、自動的にもしくはスタート
キー23等の外部入力によって、前記予約運転に代えて
短時間運転プログラムを実行するものである。
【0024】次に、図8は本発明の第4の実施例におけ
る制御手段を示すフローチャートである。ステップS3
1〜ステップS38は図7のS21〜S28と同様であ
る。次いでステップS38でROM12から読み出され
た短時間運転プログラムの運転時間をT2とすると、前
記設定したt1、t2とからステップS39で、t1≧t 2
+T2かt1<t2+T2かの判定を行い、予約可能(t1
≧t2+T2)ならば(YES)、ステップS41の布量
検知ステップ、ステップS42の予約待機ステップに進
み、予約不可能(t1<t2+T2)な場合(NO)は、
予約エラーをステップS40で表示するとともにステッ
プS34の予約設定に戻り、それ以降のステップを繰り
返す。
【0025】さらに、図9は本発明の第5の実施例にお
ける制御手段を示すフローチャートである。ステップS
51〜ステップS56は図8のS31〜S36のステッ
プと同様である。ステップS56で予約可能な時(YE
S)は、ステップS60で布量検知を行ない、ステップ
S61で予約待機を実行する。次に、ステップS56で
予約不可能と判定された場合(NO)、すなわち、前記
の記号を使うと、t1<t2+Tとなった場合には、ステ
ップS57で予約エラー表示を行ない、ユーザーが設定
した終了時刻を必要最低限、遅らせるという演算をステ
ップS58で行なう。すなわち、t1−t2+Tを終了時
刻t1に加え、一定時間後自動的にもしくは、外部入力
によりステップS59で修正された終了時刻t2+Tを
表示部26に表示する。
【0026】最後に、図10は本発明の第6の実施例に
おける制御手段を示すフローチャートである。まず、こ
れ迄の実施例と同様、ステップS71からスタート後、
ステップS72で初期設定を行ない、ステップS73で
電源キー22の入力を行ったのち、ステップS74で予
約設定する場合(YES)は、ステップS75で予約時
刻t1の設定を行ない、予約設定しない場合(NO)
は、ステップS76で図9の実施例での修正前終了時刻
1を読み出し、スタートキー23をステップS77で
入力し、ステップS78で予約可能(YES)と判定さ
れた場合は、ステップS83でt1をメモリに確保し
て、運転終了時刻とする。この場合は、t1が後述する
Sと等しくなる(ステップS84)ので、ステップS8
5で予約待機となり、ステップS86において洗濯工程
をステップS73以降繰り返えして行なうものとする。
一方、ステップS78で予約不可能(NO)となった場
合は、ステップS79で予約エラーを表示し、ステップ
S80でt1をメモリに確保しておいてからステップS
81で修正後終了時刻SをステップS82で表示する。
【0027】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかな如く、本発
明によれば、予約可否判定に先立って布量検知を行なう
ことにより、運転時間の不足に起因する予約不可能の判
定を減少させることが可能となる。さらに本発明におい
ては、運転時間の不足により、予約不可能と判定された
場合、報知音を発するか、および/または予約エラーを
表示するか、を行なったのち、予約運転を取り止めてそ
のまま運転を開始するか、予約運転に代えて短時間運転
を行なうか、その不可能な場合、ユーザーの注意を改め
て喚起するか、終了時刻の自動修正を行なうか、或いは
修正前の終了時刻を記憶する手段を有して、次回は修正
前の終了時刻を用いるか、のいずれも実施可能のように
制御することができるものであり、これによってユーザ
ーの使い勝手を格段に改良せしめることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全自動脱水洗濯機の一例を示す全体斜視図であ
る。
【図2】図1に示す全自動脱水洗濯機の背面要部を示す
斜視図である。
【図3】図1に示す全自動脱水洗濯機におけるマイクロ
コンピュータ内の制御回路を示すブロック図である。
【図4】図1に示す全自動脱水洗濯機のパネル表示部の
キー配置を示す配置図である。
【図5】本発明の第1の実施例における制御手段を示す
フローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例における制御手段を示す
フローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施例における制御手段を示す
フローチャートである。
【図8】本発明の第4の実施例における制御手段を示す
フローチャートである。
【図9】本発明の第5の実施例における制御手段を示す
フローチャートである。
【図10】本発明の第6の実施例における制御手段を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 外枠 2 洗濯兼脱水槽 3 上面板 4 操作部 5 蓋 6 外部ボタン 7 パルセータ 8 排水ホース 9 電源コード 10 給水弁 11 アンバラスイッチ 12 ROM 13 RAM 14 CPU 15 タイマ 16 入力回路 17 検知回路 18 表示回路 19 駆動回路 20 入出力ポート部 21 マイクロコンピュータ 22 電源キー 23 スタートキー 24 終了音キー 25 洗濯工程設定部 26 表示部 27 予約タイマー 28 全自動コースキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−76688(JP,A) 特開 平2−126891(JP,A) 特開 昭63−279893(JP,A) 特開 昭62−64396(JP,A) 特開 平5−64695(JP,A) 特開 平5−57090(JP,A) 特開 平5−123484(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 33/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布量検知手段、計時手段、終了時刻設定
    手段、予約運転機能、ならびに予約可否判定手段を備
    え、前記終了時刻設定手段による時刻設定後、予約可否
    判定手段による前記終了時刻設定手段による時刻設定が
    洗濯工程の所要時間等を基に予約可能か否かの判定を実
    施する前に布量検知手段による布量検知を実施し、その
    検知結果に基いて予約可否判定を行ない、前記布量検知
    結果により確定した洗濯工程に必要な最長時間を求め、
    前記設定終了時刻との対比から運転開始時刻を決定する
    よう制御されてなることを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 布量検知手段、計時手段、終了時刻設定
    手段、予約運転機能、ならびに予約可否判定手段を備
    え、前記終了時刻設定手段による時刻設定後、予約可否
    判定手段による判定を実施し、運転時間の不足により予
    約不可能と判定された場合、報知音を発するか、および
    /または予約エラーを表示するか、を行なったのち、前
    記終了時刻設定手段による予約運転を取り止め、前記布
    量検知手段による布量検知結果にて設定された洗濯工程
    を自動的もしくは外部入力により、そのまま運転開始す
    るよう制御されてなることを特徴とする洗濯機。
  3. 【請求項3】 布量検知手段、計時手段、終了時刻設定
    手段、予約運転機能、ならびに予約可否判定手段を備
    え、前記終了時刻設定手段による時刻設定後、予約可否
    判定手段による判定を実施し、運転時間の不足により予
    約不可能と判定された場合、報知音を発するか、および
    /または予約エラーを表示するか、を行なったのち、前
    記終了時刻設定手段による予約運転に代えて、通常運転
    と比較して運転時間を短縮したあらかじめ記憶されてい
    短時間運転プログラムに自動的もしくは外部入力によ
    り切替を行なうよう制御されてなることを特徴とする洗
    濯機。
  4. 【請求項4】 前記短時間運転プログラムをもってして
    も予約不可能な場合、再度報知音を発するか、および/
    または予約エラーを表示するか、を行なうよう制御され
    てなることを特徴とする請求項3記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 布量検知手段、計時手段、終了時刻設定
    手段、予約運転機能、ならびに予約可否判定手段を備
    え、前記終了時刻設定手段による時刻設定後、予約可否
    判定手段による判定を実施し、運転時間の不足により予
    約不可能と判定された場合、報知音を発するか、および
    /または予約エラーを表示するか、を行なったのち、一
    定時間後、自動的もしくは外部入力により終了時刻を必
    要最低限遅らせることにより修正を行ない、修正された
    終了時刻を表示するよう制御されてなることを特徴とす
    る洗濯機。
  6. 【請求項6】 前記修正に際し、修正前の運転終了時刻
    を記憶する手段を有し、次回以後は修正前の運転終了時
    刻で洗濯工程が終了されるよう制御されてなることを特
    徴とする請求項5記載の洗濯機。
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