JP3098865B2 - テストパタ−ン作成装置 - Google Patents
テストパタ−ン作成装置Info
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Description
板等の設計などにおける論理回路のシミュレ−ションに
用いられるテストパタ−ン作成装置に関するものであ
る。
SICの論理回路をシミュレ−ションするときに必要な
テストパタ−ンは、論理を確認するために使用するもの
と、デバイス評価のために、テスタ−を考慮したサイク
ル概念を持つテストパタ−ン(以下、サイクリックなテ
ストパタ−ンという)も作成する必要がある。このサイ
クリックなテストパタ−ンの作成には各ASICメ−カ
−等でル−ルがあり、ASICの開発時には、このル−
ルにしたがったテストパタ−ンを作成する必要がある。
このため、各ASICメ−カのル−ルに対応したマルチ
ベンダ−ASIC開発ツ−ルが近年市場に出てきてい
る。マルチベンダ−ASIC開発ツ−ルのベ−スとなる
ASIC開発におけるテストタパ−ン作成ル−ルには主
に次ぎのものがある。
あり、タイミングを定義したうえで、各サイクルでの値
をベクタ−方式と一般に呼ばれている形式で記述する。
禁止エリアがあり、そのエリアにはタイミング指定が出
来ない。
し、タイミングの定義総数はメ−カにより上限が定めら
れており、その数内で各信号にタイミングを指定する。
での変化形式に1サイクル内で1回変化、1サイクルで
2回変化のシングルパルスを許しており、さらに1サイ
クル内で4回変化のダブルパルス、1サイクル内で6回
変化のトリプルパルスもある。この各変化形式のタイミ
ングは1回変化とシングルパルスの変化点が同じなら
ば、同じタイミングに出来るなどの方法がある。
づいてサイクリックなテストパタ−ン作成する従来のマ
ルチベンダ−テストパタ−ン開発ツ−ルでは、ル−ルに
対して合うかどうかの確認はするが、どれが許されるか
どうかの判断は開発者がメ−カ−毎のル−ルをおぼえて
考えることが必要だった。特に、ダブルパルスやトリプ
ルパルスについては、入力する順番が指定されていたり
して、開発者の意図するべき事項以外に考慮する点が多
く、メ−カ−毎のル−ルに対応したダブルパルスやトリ
プルパルスを作成することは容易でなかった。
されたものであり、メ−カ−毎のル−ルを意識せずに、
ル−ルに合ったダブルパルス,トリプルパルスを作成で
きるテストパタ−ン作成装置を得ることを目的とするも
のである。
タ−ン作成装置は、論理回路のシミュレ−ションを行な
うために使用するテストパタ−ン作成装置において、メ
−カ−毎のル−ルを保持するル−ル保持手段と、入力さ
れて定義済のタイミングデ−タをダブルパルス又はトリ
プルパルスとして定義付けするダブル,トリプルパルス
定義手段と、定義付けされたダブルパルス又はトリプル
パルスがル−ル保持手段に設定されたメ−カ−毎のル−
ルに適合するかどうかを確認するダブル,トリプルパル
スル−ル確認手段と、ダブル,トリプルパルスル−ル確
認手段で確認した結果を表示する表示手段とを備えたこ
とを特徴とする。
けされたダブルパルス又はトリプルパルスの波形に重な
りが発生するかどうかを検出し、波形が重なったときに
ル−ル保持手段に設定されたメ−カ−毎のル−ルに適合
するかどうかを確認する波形重なり検出手段を有するこ
とを特徴とする。
面に立ち上げるときに、テストパタ−ンの初期値として
定義されるタイミングデ−タを作成する初期値作成手段
を有することが好ましい。
ミングデ−タからダブルパルス又はトリプルパルスを作
成するときに、ダブル,トリプルパルスル−ル確認手段
で、定義付けされたダブルパルス又はトリプルパルスが
ル−ル保持手段に設定されたメ−カ−毎のル−ルに適合
するかどうかを確認し、確認した結果を表示する。
又はトリプルパルスの波形が重なったときに、メ−カ−
毎のル−ルに適合するかどうかを確認して表示する。
面に立ち上げるときに、テストパタ−ン初期値作成手段
で良く使われるタイミングを初期値として定義し、余分
な作業をなくす。
作成装置を示すブロック図である。図に示すように、テ
ストパタ−ン作成装置はデ−タ処理部1とマウス2とキ
−ボ−ド3とメモリ4及び画面表示部5を有する。デ−
タ処理部1のタイミング定義部10には、図2のブロッ
ク図に示すように、キ−ボ−ド3からの入力によりテス
トパタ−ンのタイミングデ−タを定義して指定するタイ
ミング値定義手段11と、メ−カ−毎のル−ルを設定さ
れて保持するル−ル保持手段12と、定義されたタイミ
ングデ−タがメ−カ−毎のル−ルに合っているかどうか
を確認する定義デ−タ確認手段13と、定義されたタイ
ミングデ−タを管理する定義デ−タ管理手段14と、タ
イミングデ−タをダブルパルス又はトリプルパルスとし
て定義付けするダブル,トリプルパルス定義手段15
と、定義付けされたダブルパルス又はトリプルパルスが
ル−ル保持手段12に設定されたメ−カ−毎のル−ルに
適合するかどうかを確認するダブル,トリプルパルスル
−ル確認手段16と、定義付けされたダブルパルス又は
トリプルパルスの波形に重なりが発生するかどうかを検
出し、波形が重なったときにル−ル保持手段12に設定
されたメ−カ−毎のル−ルに適合するかどうかを確認す
る波形重なり検出手段17と、テストパタ−ンで使用頻
度の多いタイミングを初期値として作成する初期値作成
手段18とを有する。
成装置でキ−ボ−ド3から入力されたテストパタ−ンの
タイミングデ−タを定義するときの動作を図3のフロ−
チャ−トを参照して説明する。
パタ−ンのタイミングデ−タをタイミング値定義手段1
1で定義付けした後、定義されたタイミングデ−タがル
−ル保持手段12に設定されているメ−カ−毎のル−ル
に合っているかどうかを定義デ−タ確認手段13で確認
し、確認した定義済タイミングデ−タをメモリ4に保持
する(ステップS1)。次ぎにダブルパルス又はトリプ
ルパルス指定モ−ドかを確認する(ステップS2)。ダ
ブルパルス又はトリプルパルス指定モ−ドのときは、そ
のタイミングデ−タを定義済タイミングデ−タ中よりマ
ウス2で指定する(ステップS3)。ダブル,トリプル
パルス定義手段15は指定されたタイミングデ−タがパ
ルスのタイミングかどうかを確認し(ステップS4)、
パルスのタイミングと確認したときは、ダブルパルス又
はトリプルパルスの構成パルスとしてメモリ4に登録す
る(ステップS5)。
パルス又はトリプルパルスの構成パルス指定がいっぱい
になったかを確認し(ステップS6)、構成パルス指定
がいっぱいになったら、ダブル,トリプルパルスル−ル
確認手段16で、構成したダブルパルス又はトリプルパ
ルスがメ−カ−毎にル−ル保持手段12に設定されてい
るル−ルに合っているかどうかを確認する(ステップS
7)。この確認の結果、構成したダブルパルス又はトリ
プルパルスダブルトリプルパルスがメ−カ−毎に設定さ
れているル−ルに合わないときは、ダブルパルス又はト
リプルパルスダブルトリプルパルスが指定されたパルス
では作れないとのル−ルエラ−を画面表示部5に表示す
る(ステップS8)。
パルスダブルトリプルパルスがメ−カ−毎に設定されて
いるル−ルに合っているときは、波形重なり検出手段1
7でその波形の重なりが発生するかを確認し(ステップ
S9)、波形が重なっている場合には、ル−ル保持手段
12に設定されているメ−カ−毎のル−ルで波形が重な
っても良いかを確認する(ステップS10)。メ−カ−
毎のル−ルで波形が重なることを禁止している場合に
は、波形の重なりが禁止されていることをル−ルエラ−
として画面表示部5に表示する(ステップS8)。メ−
カ−毎のル−ルで波形が重なることを認めている場合に
は、波形が重なっても良いかの確認のを画面表示部5に
表示してオペレ−タに問い合わせる(ステップS1
1)。この問い合わせの結果、オペレ−タが波形が重な
っても良いとの信号を入力すると、定義デ−タ管理手段
14はダブルパルス又はトリプルパルスダブルトリプル
パルスのタイミングを作成して画面表示部5に表示する
(ステップS12)。以下、タイミングデ−タの定義が
全て終了するまで上記処理を繰り返して行なう(ステッ
プS13)。
に立ち上げるときの動作を図4のフロ−チャ−トを参照
して説明する。
タの定義が全て終了したかどうかを確認し、(ステップ
S21)、タイミングデ−タの定義がまだ終了していな
いときは、ダブルパルス又はトリプルパルス指定モ−ド
かを確認する(ステップS22)。ダブルパルス又はト
リプルパルス指定モ−ドのときは図3に示したダブルパ
ルス又はトリプルパルスのタイミングしょりを行なう
(ステップS23)。そしてダブルパルス又はトリプル
パルス指定モ−ドでないときは、定義デ−タ管理手段1
4でタイミングと信号対応付けが実行されたかを確認し
(ステップS24)、タイミングと信号対応付けが実行
されたときはタイミングに対して指定した信号を対応付
けして表示する(ステップS25)。
れないときは、定義デ−タ管理手段14でタイミング入
力又は修正かを確認し(ステップS26)、タイミング
入力又は修正のときにはタイミング入力又は修正処理を
行なう(ステップS27)。タイミング入力又は修正の
いずれでもないときは、タイミング定義が起動されて画
面に立ち上げ時であるかを確認し(ステップS28)、
画面に立ち上げ時でないときは他のコマンド処理を行な
う(ステップS29)。画面に立ち上げ時であるときに
は、すでに登録されているタイミングがあるかを確認し
(ステップS30)、すでに登録されているタイミング
があるときには、登録されているタイミングや信号名等
を読み出して表示する(ステップS31)。また、すで
に登録されているタイミングがないときには、初期値作
成手段18で作成された立ち上げ時に表示する初期値が
あるかを確認し(ステップS32)、初期値があるとき
には初期値を読み出して表示し(ステップS33)、初
期値がないときには初期値なしで表示する(ステップS
34)。
タの定義が全て終了したら(ステップS21)、定義デ
−タ管理手段14で修正や追加があったかを確認し、修
正や追加があったときはセ−ブするかどうかをオペレ−
タに問い合わせ(ステップS35)、オペレ−タがセ−
ブを選択したらセ−ブ処理を実行してから処理を終了す
る(ステップS36,S37)。
れて定義済のタイミングデ−タからダブルパルス又はト
リプルパルスを作成するときに、定義付けされたダブル
パルス又はトリプルパルスがル−ル保持手段に設定され
たメ−カ−毎のル−ルに適合するかどうかを確認し、確
認した結果を表示するようにしたから、メ−カ−のル−
ルに熟知しなくともダブルパルス,トリプルパルスを作
ることが出来る。
波形が重なったときに、メ−カ−毎のル−ルに適合する
かどうかを確認して表示するから、多種類の波形タイミ
ングを容易に作成することができる。
面に立ち上げるときに、テストパタ−ン初期値作成手段
で良く使われるタイミングを初期値として定義すること
により、オペレ−タの余分な作業を低減することができ
る。
示すブロック図である。
ク図である。
の動作を示すフロ−チャ−トである。
チャ−トである。
Claims (3)
- 【請求項1】 論理回路のシミュレ−ションを行なうた
めに使用するテストパタ−ン作成装置において、メ−カ
−毎のル−ルを保持するル−ル保持手段と、入力されて
定義済のタイミングデ−タをダブルパルス又はトリプル
パルスとして定義付けするダブル,トリプルパルス定義
手段と、定義付けされたダブルパルス又はトリプルパル
スがル−ル保持手段に設定されたメ−カ−毎のル−ルに
適合するかどうかを確認するダブル,トリプルパルスル
−ル確認手段と、ダブル,トリプルパルスル−ル確認手
段で確認した結果を表示する表示手段とを備えたことを
特徴とするテストパタ−ン作成装置。 - 【請求項2】 定義付けされたダブルパルス又はトリプ
ルパルスの波形に重なりが発生するかどうかを検出し、
波形が重なったときにル−ル保持手段に設定されたメ−
カ−毎のル−ルに適合するかどうかを確認する波形重な
り検出手段を有する請求項1記載のテストパタ−ン作成
装置。 - 【請求項3】 タイミングデ−タを波形として画面に立
ち上げるときに、テストパタ−ンの初期値として定義さ
れるタイミングデ−タを作成する初期値作成手段を有す
る請求項1又は2記載のテストパタ−ン作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04210690A JP3098865B2 (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | テストパタ−ン作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04210690A JP3098865B2 (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | テストパタ−ン作成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0634716A JPH0634716A (ja) | 1994-02-10 |
JP3098865B2 true JP3098865B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=16593497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04210690A Expired - Lifetime JP3098865B2 (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | テストパタ−ン作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098865B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-16 JP JP04210690A patent/JP3098865B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0634716A (ja) | 1994-02-10 |
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