JP3092177U - ペーパートレイ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な操作で組立てられ、重ねても嵩張らない
ペーパートレイを提供する。 【解決手段】扇形状の側板１を折り目ａを介して連設
し、側板１に折り目ｂを介して折り込み舌片を設け、各
折り目ｂに切り込みを設け、連設した側板１の一方の端
の側板１上に係止片を設け、他方の端の側板１に折り目
ｃを介して設けた係止板上に切り込みを設け、連設した
側板１と同じ数の辺を有し、連設した側板１をつなげて
テーパー状に立設した際形成される底面と同形同大の底
板７を設け、底板７の各辺に突部を設け、側板１と折り
込み舌片を折り目ａ，ｂにより折り曲げ、一方の端の側
板１に係止板を重ね、切り込みに係止片を差し込んで側
板１をテーパー状に立設し、立設した側板１の底部に底
板７を載置し、底板７の突部を、側板１に設けた切り込
みに差し込んで形成した。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、組立てが簡単で重ねても嵩張らない、菓子などを盛る、紙等から 成るペーパートレイに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、洋菓子などの販売の際、紙製の把手付きの組立箱、所謂キャリーケース が、安価で軽量、簡単に折畳みができ、保存時には嵩張らず、また使用時には極 めて容易に組み立てられ、処分も容易にできるので、広く使用されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、この様なキャリーケースは、もっぱら商品の持ち運びに使用さ れており、そのためキャリーケースの中に商品を入れた場合、外側からは中が見 えるものではない。

【０００４】 一方キャリーケースなどの紙製の容器は、洋菓子など商品の陳列や販売の際に ももっと使用されても良いものである。そして洋菓子の中でもクッキーなどの焼 き菓子は、一つ一つかわいくきれいな包装がされていることも多く、この個別の 包装の状態で販売されることもある。この様な焼き菓子の場合、籐かご等の様に 使えて、より手軽に、安価に仕上げられるシンプルな容器に盛って店内に陳列し たり、また購入者自らがこの様な容器を手にとって、好きなだけ自由に選んで購 入できれば、楽しく、購買意欲や食欲も増すものと思われる。

【０００５】 そこでこの考案は、簡単な操作で組立てられ、重ねても嵩張らないペーパート レイを提供して上記課題を解決するものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、扇形状の多数の側板を夫々側縁に折り目を介して連設し、 夫々の側板の下端縁に折り目を介して折り込み舌片を夫々設け、当該各折り目の 略中央部に切り込みを夫々設け、上記連設した側板の一方の端に位置する側板上 に縦長線状の切り込み又は切り込みを入れて形成した係止片のいずれかを設け、 他方の端に位置する側板の側縁に折り目を介して係止板を設け、当該係止板上に 切り込みを入れて形成した係止片又は縦長線状の切り込みのいずれかを設け、上 記連設した側板と同じ数の辺を有し、当該連設した側板をつなげて後述するテー パー状に立設した際形成される底面と略同形同大の底板を別途設け、当該底板の 各辺の端縁の略中央部に夫々突部を設けた。

【０００７】 上記側板を夫々の折り目により折り曲げ、上記各折り込み舌片を折り目により 折り曲げ、上記一方の端に位置する側板に係止板を重ね、上記一方の縦長線状の 切り込みに上記他方の係止片を差し込んで当該連設した側板をテーパー状に立設 し、当該立設した側板の底部に上記別途設けた底板を上方から載置し、当該底板 の各突部を、上記各側板の下端縁に設けた折り目の略中央部に設けた各切り込み に差し込んで形成したペーパートレイとした。

【０００８】 請求項２の考案は、扇形状の多数の側板を夫々側縁に折り目を介して連設し、 夫々の側板の下端縁に折り目を介して略台形状の折り込み舌片を夫々設け、当該 各折り目の略中央部に切り込みを夫々設け、上記連設した側板の一方の端に位置 する側板上に縦長線状の切り込み又は略半円形状の切り込みを入れて形成した係 止片のいずれかを設け、他方の端に位置する側板の側縁に折り目を介して当該側 板と略同形同大の係止板を設け、当該係止板上に略半円形状の切り込みを入れて 形成した係止片又は縦長線状の切り込みのいずれかを設け、上記連設した側板と 同じ数の辺を有する正多角形から成り、当該連設した側板をつなげて後述するテ ーパー状に立設した際形成される底面と略同形同大の底板を別途設け、当該底板 の各辺の端縁の略中央部に夫々突部を設けた。

【０００９】 そして上記側板を夫々の折り目により折り曲げ、上記各折り込み舌片を折り目 により折り曲げ、上記一方の端に位置する側板に係止板を重ね、上記一方の縦長 線状の切り込みに上記他方の略半円形状の係止片を差し込んで当該連設した側板 をテーパー状に立設し、当該立設した側板の底部に上記別途設けた底板を上方か ら載置し、当該底板の各突部を、上記各側板の下端縁に設けた折り目の略中央部 に設けた各切り込みに差し込んで形成したペーパートレイとした。

【００１０】 請求項３の考案は、横長扇形状の長側板及び扇形状の側板を夫々交互に側縁に 折り目を介して二枚づつ設け、一方の長側板の下端縁に折り目を介して先端縁に 凹部を有する折り込み舌片を設け、他方の長側板の下端縁に折り目を介して先端 縁に凸部を有する折り込み舌片を設け、二枚の側板の下端縁に折り目を介して略 Ｒ状の折り込み舌片を夫々設け、一方の端に位置する長側板の側縁に折り目を介 して係止板を設け、当該係止板上に縦長線状の切り込み又は切り込みを入れて形 成した係止片のいずれかを設け、他方の端に位置する側板上に切り込みを入れて 形成した係止片又は縦長線状の切り込みのいずれかを設けた。

【００１１】 上記各長側板及び各側板を夫々の折り目により折り曲げ、当該各長側板及び各 側板の各折り込み舌片を組み合わせて夫々の折り目により折り曲げて底板を形成 し、上記一方の端に位置する側板に係止板を重ね、上記一方の縦長線状の切り込 みに上記他方の係止片を差し込んで当該各長側板及び側板をテーパー状に形成し たペーパートレイとした。

【００１２】 請求項４の考案は、横長扇形状の長側板及び扇形状の側板を夫々交互に側縁に 折り目を介して二枚づつ設け、一方の長側板の下端縁に折り目を介して先端縁に 凹部を有する折り込み舌片を設け、他方の長側板の下端縁に折り目を介して先端 縁に凸部を有する折り込み舌片を設け、二枚の側板の下端縁に折り目を介して略 Ｒ状の折り込み舌片を夫々設け、一方の端に位置する長側板の側縁に折り目を介 して側板と略同形同大の係止板を設け、当該係止板上に縦長線状の切り込み又は 略半円形状の切り込みを入れて形成した係止片のいずれかを設け、他方の端に位 置する側板上に略半円形状の切り込みを入れて形成した係止片又は縦長線状の切 り込みのいずれかを設けた。

【００１３】 上記各長側板及び各側板を夫々の折り目により折り曲げ、当該各長側板及び各 側板の各折り込み舌片を組み合わせて夫々の折り目により折り曲げて底板を形成 し、上記一方の端に位置する側板に係止板を重ね、上記一方の縦長線状の切り込 みに上記他方の略半円形状の係止片を差し込んで当該各長側板及び側板をテーパ ー状に形成したペーパートレイとした。

【００１４】

【実施の形態例】

この考案の第１の実施の形態例であるペーパートレイＡを図に基づいて説明す る。まず図２は、このペーパートレイＡを形成する連設された側板１の展開図を 示し、扇形状の側板１を夫々側縁に折り目ａを介して６つ連設している。夫々の 側板１の下端縁に折り目ｂを介して台形状の折り込み舌片２を夫々設け、これら の折り目ｂの中央部に切り込み３を設けている。また一方の端に位置する側板１ （図２では右側の側板）の側縁に折り目ｃを介してこの側板１と同形同大の係止 板４を設け、この係止片４上に一定長の縦長線状の切り込み５を設け、他方の端 に位置する側板１（図２では左側の側板）上に略半円形状の切り込みを入れて係 止片６を設けている。

【００１５】 図３に示すように、上記連設された側板１と同じ数の辺を有する正六角形から 成り、これらの連設された側板１をつなげて、後述するようにテーパー状に立設 した際、形成される底面とおよそ同形同大の底板７を別途設け、この底板の各辺 の端縁の略中央部に夫々一定幅の突部８を設けている。

【００１６】 次にこのペーパートレイＡを組立てる方法を説明する。 ６枚の側板１と１枚の係止板４を夫々の折り目ａ，ｃにより折り曲げ、各側板１ の下端縁に設けられた各折り込み舌片２を各折り目ｂにより折り曲げる。そして 上記一方の端に位置する側板１に係止板４を重ね、この係止板４の縦長線状の切 り込み５に側板１の略半円形状の係止片６を差し込んで、６枚の側板１と１枚の 係止板４をテーパー状に立設する。その後この立設した側板１の底部に上記別途 設けた底板７を上方から載置し、この底板の各突部８を、各側板１の折り目ｂの 略中央部に設けた各切り込み３に差し込んで、図１に示すペーパートレイＡを形 成する。

【００１７】 次にこの考案の第２の実施の形態例であるペーパートレイＢを図に基づいて説 明する。図４に示すのは、このペーパートレイＢを形成する連設された側板の展 開図を示し、扇形状の側板２１及び横長扇形状の長側板２２を夫々交互に側縁に 折り目ｄを介して二枚づつ設けている。一方の長側板２２（図４では左側の長側 板）の下端縁に折り目ｅを介して先端縁に凹部２３ａを有する折り込み舌片２３ を設け、他方の長側板２２（図４では右側の長側板）の下端縁に折り目ｅを介し て先端縁に凸部２４ａを有する折り込み舌片２４を設けている。また二枚の側板 ２１の下端縁に折り目ｆを介して略Ｒ状の折り込み舌片２５を夫々設けている。

【００１８】 一方の端に位置する側板２１（図４では左側の側板）上に略半円形状の切り込 みを入れて形成した係止片２６を設け、また他方の端に位置する長側板２２（図 ４では右側の長側板）の側縁に折り目ｇを介して側板２１と同形同大の係止板２ ７を設け、この係止板２７上に一定長の縦長線状の切り込み２８を設けている。

【００１９】 次にこのペーパートレイＢを組立てる方法を説明する。 上記２枚の側板２１及び２枚の長側板２２を夫々の折り目ｄにより折り曲げる。 そしてこれら２枚の側板２１及び２枚の長側板２２の下端縁に設けた各折り込み 舌片２３，２４，２５を内側に折り曲げる。この時、対向する長側板２２の一方 の長側板２２の折り込み舌片２３の凹部２３ａに各側板２１の折り込み舌片２５ の略Ｒ状の頭の膨らんだ部分２５ａを係止しつつ、さらにこの折り込み舌片２３ の凹部２３ａに他方の長側板２２の折り込み舌片２４の凸部２４ａを嵌め入れる 。この様にして各折り込み舌片２３，２４，２５を組み合わせて、底板を形成す る。

【００２０】 さらに続いて、上記一方の端に位置する側板２１に係止板２７を重ね、上記係 止板２７に設けた縦長線状の切り込み２８に上記一方の端の側板２１に設けた略 半円形状の係止片２６を差し込んで、２枚の側板２１及び２枚の長側板２２をテ ーパー状に形成し、図５に示すペーパートレイＢを形成する。

【００２１】 この様にして形成した各ペーパートレイＡ，Ｂを、洋菓子店の焼き菓子コーナ ーで焼き菓子を盛って陳列したり、またテーブルの上などにあらかじめ複数個重 ねて用意しておき、購入者が好きなだけ自由に、焼き菓子をこのペーパートレイ Ａ，Ｂに摘んで入れ、その後、レジで透明な袋などでそのままラッピングすれば 、中の焼き菓子のかわいい包装が外側から見えて、華やかで楽しく、また食欲や 購買意欲も増すものと思われる。

【００２２】 上記第１の実施の形態例では、側板１を６つ連設してペーパートレイＡを形成 しているが、側板１の数は６つに限定するものではなく、また側板１の下端縁に 設けた折り込み舌片２を台形状に設けているが、折り込み舌片２の形状はこれに 限るものではない。さらに上記第１の実施の形態例及び第２の実施の形態例では 、側板１，２１上に設けた係止片６，２６の形状を略半円形状としているが、係 止片６，２６の形状は略半円形状に限定するものではなく、また係止板４，２７ を側板１，２１と同形同大に設けているが、係止板４，２７の形状は、これに限 るものではない。

【００２３】

【考案の効果】

請求項１乃至４の各考案によれば、簡単に組立てられ、重ねても嵩張らず、処 分も簡単で、様々な用途に使用できるものである。特に洋菓子店などで、個別包 装された焼き菓子等の陳列や販売の際、焼き菓子を盛って陳列したり、また購入 者自らがこのペーパートレイを手にとって、好きなだけ自由に選んで購入できる ようにすれば、華やかで楽しく、食欲も出て、購買意欲も増し、商品の売上げ増 加にも貢献できるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の第１の実施の形態例のペーパートレ
イを組み立てた状態の斜視図である。

【図２】この考案の第１の実施の形態例のペーパートレ
イの展開図である。

【図３】この考案の第１の実施の形態例のペーパートレ
イの底板の展開図である。

【図４】この考案の第２の実施の形態例のペーパートレ
イの展開図である。

【図５】この考案の第２の実施の形態例のペーパートレ
イを組み立てた状態の斜視図である。

【符号の説明】

Ａ ペーパートレイ １ 扇形状の側板 ２ 折り込み舌片 ３ 切り込み ４ 係止板 ５ 縦長線状の切り込み ６ 係止片 ７ 底板 ８ 底板の突部 ａ 折り目 ｂ 折り目 ｃ 折り目 Ｂ ペーパートレイ ２１ 扇形状の側板 ２２ 横長扇形状
の長側板 ２３ 先端縁に凹部を有する折り込み舌片 ２３ａ 折り込み舌片の凹部 ２４ 先端縁に凸部を有する折り込み舌片 ２４ａ 舌片の凸部 ２５ 略Ｒ状の折
り込み舌片 ２６ 係止片 ２７ 係止板 ２８ 縦長線状の切り込み ｄ 折り目 ｅ 折り目 ｆ 折り目 ｇ 折り目

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】扇形状の多数の側板を夫々側縁に折り目を
   介して連設し、夫々の側板の下端縁に折り目を介して折
   り込み舌片を夫々設け、当該各折り目の略中央部に切り
   込みを夫々設け、上記連設した側板の一方の端に位置す
   る側板上に縦長線状の切り込み又は切り込みを入れて形
   成した係止片のいずれかを設け、他方の端に位置する側
   板の側縁に折り目を介して係止板を設け、当該係止板上
   に切り込みを入れて形成した係止片又は縦長線状の切り
   込みのいずれかを設け、 上記連設した側板と同じ数の辺を有し、当該連設した側
   板をつなげてテーパー状に立設した際形成される底面と
   略同形同大の底板を別途設け、当該底板の各辺の端縁の
   略中央部に夫々突部を設け、 上記側板を夫々の折り目により折り曲げ、上記各折り込
   み舌片を折り目により折り曲げ、上記一方の端に位置す
   る側板に係止板を重ね、上記一方の縦長線状の切り込み
   に上記他方の係止片を差し込んで当該連設した側板をテ
   ーパー状に立設し、当該立設した側板の底部に上記別途
   設けた底板を上方から載置し、当該底板の各突部を、上
   記各側板の下端縁に設けた折り目の略中央部に設けた各
   切り込みに差し込んで形成したことを特徴とする、ペー
   パートレイ。
2. 【請求項２】扇形状の多数の側板を夫々側縁に折り目を
   介して連設し、夫々の側板の下端縁に折り目を介して略
   台形状の折り込み舌片を夫々設け、当該各折り目の略中
   央部に切り込みを夫々設け、上記連設した側板の一方の
   端に位置する側板上に縦長線状の切り込み又は略半円形
   状の切り込みを入れて形成した係止片のいずれかを設
   け、他方の端に位置する側板の側縁に折り目を介して当
   該側板と略同形同大の係止板を設け、当該係止板上に略
   半円形状の切り込みを入れて形成した係止片又は縦長線
   状の切り込みのいずれかを設け、 上記連設した側板と同じ数の辺を有する正多角形から成
   り、当該連設した側板をつなげてテーパー状に立設した
   際形成される底面と略同形同大の底板を別途設け、当該
   底板の各辺の端縁の略中央部に夫々突部を設け、 上記側板を夫々の折り目により折り曲げ、上記各折り込
   み舌片を折り目により折り曲げ、上記一方の端に位置す
   る側板に係止板を重ね、上記一方の縦長線状の切り込み
   に上記他方の略半円形状の係止片を差し込んで当該連設
   した側板をテーパー状に立設し、当該立設した側板の底
   部に上記別途設けた底板を上方から載置し、当該底板の
   各突部を、上記各側板の下端縁に設けた折り目の略中央
   部に設けた各切り込みに差し込んで形成したことを特徴
   とする、ペーパートレイ。
3. 【請求項３】横長扇形状の長側板及び扇形状の側板を夫
   々交互に側縁に折り目を介して二枚づつ設け、一方の長
   側板の下端縁に折り目を介して先端縁に凹部を有する折
   り込み舌片を設け、他方の長側板の下端縁に折り目を介
   して先端縁に凸部を有する折り込み舌片を設け、二枚の
   側板の下端縁に折り目を介して略Ｒ状の折り込み舌片を
   夫々設け、一方の端に位置する長側板の側縁に折り目を
   介して係止板を設け、当該係止板上に縦長線状の切り込
   み又は切り込みを入れて形成した係止片のいずれかを設
   け、他方の端に位置する側板上に切り込みを入れて形成
   した係止片又は縦長線状の切り込みのいずれかを設け、 上記各長側板及び各側板を夫々の折り目により折り曲
   げ、当該各長側板及び各側板の各折り込み舌片を組み合
   わせて夫々の折り目により折り曲げて底板を形成し、上
   記一方の端に位置する側板に係止板を重ね、上記一方の
   縦長線状の切り込みに上記他方の係止片を差し込んで当
   該各長側板及び側板をテーパー状に形成したことを特徴
   とする、ペーパートレイ。
4. 【請求項４】横長扇形状の長側板及び扇形状の側板を夫
   々交互に側縁に折り目を介して二枚づつ設け、一方の長
   側板の下端縁に折り目を介して先端縁に凹部を有する折
   り込み舌片を設け、他方の長側板の下端縁に折り目を介
   して先端縁に凸部を有する折り込み舌片を設け、二枚の
   側板の下端縁に折り目を介して略Ｒ状の折り込み舌片を
   夫々設け、一方の端に位置する長側板の側縁に折り目を
   介して側板と略同形同大の係止板を設け、当該係止板上
   に縦長線状の切り込み又は略半円形状の切り込みを入れ
   て形成した係止片のいずれかを設け、他方の端に位置す
   る側板上に略半円形状の切り込みを入れて形成した係止
   片又は縦長線状の切り込みのいずれかを設け、 上記各長側板及び各側板を夫々の折り目により折り曲
   げ、当該各長側板及び各側板の各折り込み舌片を組み合
   わせて夫々の折り目により折り曲げて底板を形成し、上
   記一方の端に位置する側板に係止板を重ね、上記一方の
   縦長線状の切り込みに上記他方の略半円形状の係止片を
   差し込んで当該各長側板及び側板をテーパー状に形成し
   たことを特徴とする、ペーパートレイ。