JP3099916U - 包装用箱 - Google Patents

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福田 振治
井本 紀子
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光印刷株式会社
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Abstract

【課題】スティック状商品を収容し、店頭における陳列スペースの有効利用が図られ、しかも、商品の取り出しが容易で取り扱いにも便利で使い勝手の良い包装用箱を提供する。
【解決手段】ブランクシートAからなり、正面板2、背面板4、左右の側面板1、 3、及び外底板7、外蓋板6からなる直方体形状をなす箱体であって、内底板9に連設された上げ底構成板10を、箱体内で立体的に折り曲げて底板上に上げ底を組み立て、上げ底板部10b面に対応して正面板2の下部に、所定の間隔で正面板を横切る2本の切込み線13を設けて開封部12を形成した。
【選択図】図1

Description

 本考案は、スティック状菓子類、その他のスティック状商品を箱詰めした状態で陳列し、商品を一個づつ取り出すことができる包装用籍に関するものである。
 ビスケットやチョコレート等のお菓子や食料品など各種商品の中には、スティック状に包装され、このスティック状商品の複数個を直方体形状の包装用箱に箱詰め(収容)して出荷し、包装用箱のままで店頭に陳列できるようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
 このような包装用箱は、通常、包装用箱の上面や前面を切り開いた上で、陳列棚などに置き並べる構造になっていて、商品を店頭に陳列して販売する時は、顧客の求めに応じて箱内から商品を直接に取り出して販売するようにしている。
 ところが、複数個の商品が整列状に詰められている包装用箱内の上蓋を開いたり、箱の上面や前面を切り開いたりして商品の陳列が行われる場合は、箱内に残される商品の数が少なくなるにつれて箱内の空所が目立つようになり、また、箱内に残された商品は、その整列も乱れるようなことも起きるので、商品陳列の見栄えが悪くなって商品イメージに悪影響を与える。また、商品陳列中は、箱内に残される商品の数に関係なく、包装用箱が陳列部に占める面積は一定になるので、店頭における陳列スペースの有効利用にも影響を与える。
実用新案登録第3068460号。
 本考案は、このような状況に鑑みてなされたものであって、スティック状商品を包装用箱内に縦一列に収容し、箱ごと陳列して店頭における陳列部に占める面積を極力小さくして陳列スペースの有効利用が図られ、しかも、商品の取り出しが容易にできて取り扱いにも便利な使い勝手の良い包装用箱を提供することを目的としたものである。
 板紙から裁断したブランクシートからなり、正面板、背面板、左右の側面板、及び底面板、蓋面板からなる直方体形状をなす箱体であって、底面板に連設された上げ底構成板を、箱体内で立体的に折り曲げて底面板上に上げ底を組み立て、該上げ底面に対応して正面板に、所定の間隔で正面板を横切る2本の切込み線を設けて開封部を形成したことを特徽とする。
 このように構成された本考案に係る包装用箱によれば、複数個のスティック状商品を縦一列に収容して箱体を薄型に形成できるので、包装用箱が陳列部に占める面積を最少にとどめて店頭における陳列スペースの有効利用が図られる。 また、正面板の下部に設けた開封部を切り開いてできる開口からは、箱内に収容されて上げ底上に載る最下位のスティック状商品は、順番に一個づつを確実に取り出すことができて販売に支障を来すことはない。また、箱内に残る商品は人目に付くことはないので、商品陳列の見栄えを悪くするようなこともない。
 また、商品が取り出される開口は、箱内の上げ底面に対応して正面板に形成されるので、陳列棚等に載せるような陳列では、棚の前柵に当たることなく、商品を取り出すことができる。
 前記包装用箱において、上げ底構成板は、平行する2本の折線により板面を立上げ板部、上げ底板部、接着板に区分し、内底板に上げ底構成板を連設する折線を、立上げ板部側から内底板の幅員を狭めた位置に設定し、また、立上げ板部と上げ底板部を区分する折線を、上げ底板部の両端部を残して、立上げ板部側から上げ底板部の幅員を狭めた位置に設定するとともに、該折線の両端から立上げ板部と上げ底板部との境界端縁に掛けて切込みを設けた構成にすると、箱体を立位にして置く陳列時において、箱内で上げ底板部上に載る商品の荷重を下から支える立上げ板部が、上げ底面部の中央部側に寄せられ、上げ底構成板を折り曲げて組み立てた上げ底の剛性を高めることができるので、比較的重たい商品の陳列でも、経時的に上げ底が弛むといった形態の変化が生じることがなく、機能低下を軽減できる。
 以下、図面を参照しながら、本考案の実施例に係る包装用箱について具体的に説明する。
 図1は本考案に係る包装用箱の展開図、図2は組み立て後の正面側から見た要部の概略断面図、図3は組み立て後の側面側から見た要部の概略断面図である。
 各図に示すように、1枚の板紙製のブランクシートAにおいて、直方体形状の箱体を形成するために、広幅の側面板1の右側に折線a、b、cを介して狭幅の正面板2、広幅の側面板3、狭幅の背面板4を順次に連設し、前記の側面板1の左側には折線dを介して接着板5を連設している。
 前記の側面板3の上辺には折線eを介して外蓋板6を、下辺には折線fを介して外底板7を連設している。
 前記の側面板1の上辺には折線gを介して内蓋板8を連設し、下辺には折線hを介して内底板9を連設するとともに、この内底板9には折線iを介して上げ底構成板10を連設している。
 上げ底構成板10は、平行する2本の折線j、kにより板面を立上げ板部10a、上げ底板部10b、接着板10cに区分している。
 また、前記の正面板2及び背面板4の上下各辺には、それぞれに折線mを介して折込み片11を連設している。
 また、前記の正面板2の下部に、該正面板2の下辺から上げ底構成板10の立上げ板部10aの幅員に相当する高さを採る位置と、これより上側に所定の幅を採って正面板2を平行して横切る2本の切込み13を設け、この2本の切込み13の端部を、略L字状の短い切込みを複数個を並べてなるジッパー14を介して両方の側面板面1,3に入り込ませて無端状に連結し開封部12を設けている。
 前記構成のブランクシートAによって包装用箱を組み立てる手順について説明する。なお、本考案に係る包装用箱を組み立てる上で、所要個所の貼り付けには、対応面に予め貼着された接着テープ又は粘着シートが使用される。また、機械組みの場合には、オートロックボトムカートンの貼加工のできるサックマシーンが利用できる。
 先ず、内底板9に対し上げ底構成板10を折り曲げて内底板9に重ね、接着板10cを側面板1の内面に貼り付ける。側面板1に対し正面板2を折り曲げ、他方の側面板3とともに側面板1に重ねる。この状態で側面板3に対し背面板4を折り曲げて側面板1横の接着板5に重ねて貼り付ける。なお、ここまでの工程は機械組みによってなされ、形態的には、全体的に扁平状態になって嵩を小さくするので、使用前の流通はこの状態で行われる。
 次ぎに、使用時に箱への組み立ては、正面板2、背面板4及び両方の側面板1,3を立体的に引き起こして両端開口の角筒体に形成する。側面板1に対し内底板9を折り曲げると、これにつられて角筒体内で上げ底構成板10の立上げ板部10aと上げ底板部10bがそれぞれに折り曲がり、立上げ板部10aは側面板3内面に添接し、これに上げ底板部10bが直角をなして上げ底が構成される。
 この後、内底板9の両端部に、正面板2及び背面板4から折込み片11を折り曲げて重ね、さらに、この上に側面板3から外底板7を折り曲げて内底板9に貼り付けると、上端部が解放された直方体形状の箱体(空き箱)が完成する。
 こうして空き箱には、開かれている開口から所定数量のスティック状商品wを縦一列に収容してから、正面板2及び背面板4から折込み片11を折り曲げ、この上に、側面板1から折り曲げた内蓋板8の上に側面板3から折り曲げた外蓋板6を重ねて貼り付け、スティック状商品の箱詰め包装作業を終了する。
 そして、これを店頭に陳列する時は、図2、図3に示すように、箱体の狭幅の正面板2部を手前にし箱体を立位に置いて陳列を行い、商品wの取り出しは、正面板2の下部に設けた開封部12をジッパー14を引っ張って切り開くと、図3に示すように開口aができる。
 こうして、開口aには、上げ底面部10b上に載る最下位のスティック状商品wの端部を臨ませるので、開口aを介して商品wは一個づつを摘み出す要領で最後の商品まで確実に取り出すことができる。また、開口aは、箱内の上げ底板部b面に対応して形成され、箱体が立たされる面から上げ底の高さ分だけ高い位置にあるので、商品wは棚の前柵に引っ掛かるようなことがなく、容易に取り出せる。
 図4〜図6は、本考案に係る包装用箱の別の実施例を示すものであって、図4は包装用箱の展開図、図5は上げ底構成板の組み立て後の正面側から見た要部の斜視図、図6は組み立て後の正面側から見た要部の概略断面図である。
 図4に示されるブランクシートBでは、内底板9に上げ底構成板10を連設する折線iを、立上げ板部10a側から内底板9の幅員を狭めた位置に設定し、また、立上げ板部10aと上げ底板部10bを区分する折線jを、上げ底板部10bの両端部を残して、立上げ板部10a側から上げ底板部10bの幅員を狭めた位置に設定するとともに、折線jの両端から上げ底板10aと上げ底板部10bとの境界端緑に掛けて切込み16を設けた構成に特徴がある。
 この実施例に示された上げ底構成板10によって組み立てられる上げ底は、箱体を立位に置く陳列状態において、上げ底板部10b上に載る商品wの荷重を下から支える立上げ板部10aが、図5又は図6に示されるように、上げ底板部10bの中央部側に寄せられるので、上げ底構成板10を折り曲げて組み立てられる上げ底の剛性を高めることができる。従って、比較的重たい商品wが載せられても上げ底が歪んだり弛むといったことがなく、堅牢性を発揮する。
 本考案に係る包装用箱によれば、一枚の板紙から作ることができるので、構造が簡単で組み立ても容易なために比較的安価に提供できる。また、スティック状商品は種類も多く、利用範囲が極めて広範なので、販売範囲を拡大して販売増強を図ることができる。また、通常の包装用箱として利用できるのは勿論、そのまま体裁の良い陳列ケースとして利用でき、陳列には、箱体は立位に置かれるので、陳列スペースの有効利用が図られる。また、箱体の一部をジッパーを介して切り開き、商品の取り出しが簡単にできて使い勝手がよく、実用上、極めて有益なものである。
本考案の実施例1に係る包装用箱の展開図である。 組み立て後の正面側から見た要部の概略断面図である。 組み立て後の側面側から見た要部の概略断面図である。 本考案の実施例2に係る包装用箱の展開図である。 上げ底構成板の組み立て後の正面側から見た要部の斜視図である。 組み立て後の正面側から見た要部の概略断面図である。
符号の説明
 1 側面板
 2 正面板
 3 側面板
 4 背面板
 5 接着板
 6 外蓋板
 7 外底板
 8 内蓋板
 9 内底板
 10 上げ底構成板
 10a 立上げ板部
 10b 上げ底板部
 10c 接着板
 11 折込み片
 12 開封部
 13 切込み
 14 ジッパー
 16 切込み

Claims (2)

  1.  板紙から裁断したブランクシートからなり、正面板、背面板、左右の側面板、及び底面板、蓋面板からなる直方体形状をなす箱体であって、底面板に連設された上げ底構成板を、箱体内で立体的に折り曲げて底面板上に上げ底を組み立て、該上げ底面に対応して正面板に、所定の間隔で正面板を横切る2本の切込み線を設けて開封部を形成したことを特徽とする包装用箱。
  2.  上げ底構成板は、平行する2本の折線により板面を立上げ板部、上げ底板部、接着板に区分し、内底板に上げ底構成板を連設する折線を、立上げ板部側から内底板の幅員を狭めた位置に設定し、また、立上げ板部と上げ底板部を区分する折線を、上げ底板部の両端部を残して、立上げ板部側から上げ底板部の幅員を狭めた位置に設定するとともに、該折線の両端から立上げ板部と上げ底板部との境界端縁に掛けて切込みを設けたことを特徴とする請求項1記載の包装用箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009126578A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Asahi Printing Co Ltd 展示用包装箱
JP2016060498A (ja) * 2014-09-16 2016-04-25 大日本印刷株式会社 振り出しカートン

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