JP6165484B2 - 折り畳み包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、折り畳み包装体に関するものである。更に詳しくは、プラスチック袋等のガゼット袋の中に飲料カップ等を保持する立体形状のキャリアが収容された形態の包装体を手早く簡単に形成することができ、保管時にも嵩張らない折り畳み包装体に関する。
コンビニエンスストア等で提供されるカップ入りコーヒー、その他の飲料等の持ち帰りの際には、カップが傾いたり倒れたりして内容物がこぼれることがないように、プラスチック袋等の中に、紙等で形成した組立式のカップホルダーを入れ、そのカップホルダーの保持部分にカップを入れて保持していた。
このようなカップホルダーとしては、例えば特許文献1及び非特許文献1、2、3に開示されたものがある。
特許文献1に開示されているカップホルダー及び非特許文献1、2、3に開示されているカップホルダーは、何れも紙製で、所定の形状に型抜きしたシートを組み立てて立体形状にする構造である。
特開2005−320021号公報
コーン&カップホルダー 186415 1袋(50枚入) 水野産業 インターネット<URL:http://www.askul.co.jp/p/626968/> 2013/2/15現在
テイクアウト紙袋用中仕切 コーン&カップホルダー4ケ用ミシン目付 100枚 インターネット<URL:http://store.shopping.yahoo.co.jp/e-cafe/6515.html> 2013/2/15現在
テイクアウト用カップホルダー 4つ穴 クラフト地 インターネット<URL:http://store.shopping.yahoo.co.jp/classicalcoffee/2924.html> 2013/2/15現在
しかしながら、従来のカップホルダーには、次のような課題があった。
すなわち、カップホルダーは、通常は持ち運び用のプラスチック袋等と組み合わせた包装体として使用されている。
そして、コンビニエンスストア等で、お客の注文を受けてからカップホルダーを組み立てて立体形状にしてプラスチック袋等に入れるようにすると、これらの作業とレジ打ち等の別のレジ作業とを並行して行う必要があり、作業効率が著しく悪かった。このため、特に忙しい時間帯では、お客を長く待たせてしまうことがあった。
また、カップホルダーの外寸は、プラスチック袋等の寸法より僅かに小さい大きさとなっており、プラスチック袋等の中にスムーズに入れることが難しく、前記課題を助長していた。しかし、この課題の対策としてプラスチック袋等を大きめにすると、プラスチック袋等の中でカップホルダーの収まりが悪くなって安定せず、見た目が悪い上に、保持されたカップが傾いたり倒れたりして内容物がこぼれるおそれがあった。
更に、あらかじめカップホルダーを組み立てて立体形状にしておいたり、立体形状にしたカップホルダーをプラスチック袋等に収容して準備しておく方法もあるが、このようにして準備したものは立体化して嵩張るので、コンビニエンスストア等の狭い店舗内では収容スペースに余裕がないこともあり、前記課題の対策としては現実的ではなかった。
(本発明の目的)
本発明は、プラスチック袋等のガゼット袋の中に飲料カップ等を保持する立体形状のキャリアが収容された形態の包装体を手早く簡単に形成することができ、保管時にも嵩張らない折り畳み包装体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
(1)本発明は、
(側部ガゼット型:実施形態1)
両側にガゼット部を有するガゼット袋と、
該ガゼット袋に収容されているキャリアと、
を備えており、
前記キャリアは、
所要形状のシートを長手方向の中間部の弱め線で折り曲げて形成され、該弱め線で分けられた両側がそれぞれ弱め線を介し長手方向へ三箇所に区画されており、
前記三箇所に区画された部分は、前記中間部の弱め線側から順に上部壁、側部壁及び底部壁となっており、
前記各上部壁は、
商品を保持する保持穴を有するか又は前記キャリアを組み立てることにより保持穴となる切欠部を有し、且つ前記保持穴又は前記切欠部から前記各上部壁の両端縁にかけて欠如部を有しており、
前記キャリアは、
前記各欠如部に前記ガゼット袋の前記各ガゼット部を差し入れ、前記各ガゼット部を挟む両隙間に、前記各上部壁と、前記各側部壁及び前記各底部壁の両側を差し入れて前記ガゼット袋に収容されており、
前記キャリアを前記ガゼット袋の内部で組み立てたとき、各底部壁と、拡がった前記ガゼット袋の底部となる部分で底が形成され、各底部壁の先部角部が、前記ガゼット部の三角形となった部分に挟まるようにしてある、
折り畳み包装体である。
(2)本発明は、
(底部ガゼットI型:実施形態2)
底部にガゼット部を有し上部が開口したガゼット袋と、
該ガゼット袋に収容されているキャリアと、
を備えており、
前記キャリアは、
所要形状のシートを長手方向の中間部の弱め線で折り曲げて形成され、該弱め線で分けられた両側がそれぞれ弱め線を介し長手方向へ二箇所に区画されており、
前記二箇所に区画された部分は、前記中間部の弱め線側から順に上部壁及び側部壁となり、該側部壁は両側に弱め線を介し区画された間隔設定壁を有しており、
前記各上部壁は、
商品を保持する保持穴を有するか又は前記キャリアを組み立てることにより保持穴となる切欠部を有しており、
前記キャリアは、
前記ガゼット部を挟む両隙間に、前記各側部壁及び前記各間隔設定壁を差し入れて前記ガゼット袋に収容されており、
前記キャリアを前記ガゼット袋の内部で組み立てたとき、拡がった前記ガゼット袋の側部に形成された前記ガゼット部の三角形となった部分に各間隔設定壁の先部角部が挟まるようにしてある、
折り畳み包装体である。
(3)本発明は、
(底部ガゼッII型:実施形態3)
底部にガゼット部を有し上部が開口したガゼット袋と、
該ガゼット袋に収容されているキャリアと、
を備えており、
前記キャリアは、
所要形状のシートで形成されており、
折り曲げができる弱め線で区画された一対の底部壁と、
該各底部壁に前記各底部壁間の弱め線とは反対側に弱め線で区画されて連設された一対の側部壁と、
該側部壁のうち一方の側部壁の前記各底部壁間の弱め線とは反対側に弱め線で区画されて連設された蓋部壁と、
前記各側部壁の両側に弱め線で区画されて連設された間隔設定壁と、
を有し、
前記キャリアは、
前記各底部壁を区画する弱め線を山折りにし前記各底部壁と前記側部壁を区画する弱め線を谷折りにして折り曲げられ、前記ガゼット袋の前記ガゼット部を挟む両隙間に、前記谷折りにした各底部壁と前記各側部壁及び前記間隔設定壁を差し入れて前記ガゼット袋に収容されており、
前記キャリアを前記ガゼット袋の内部で組み立てたとき、各底部壁と、拡がった前記ガゼット袋の底部となる部分で底が形成され、拡がった前記ガゼット袋の側部に形成された前記ガゼット部の三角形となった部分に各間隔設定壁の先部角部が挟まるようにしてある、
折り畳み包装体である。

(4)本発明は、
キャリアを組み立てて立体形状としたときの該キャリアの周りの長さが、拡張したガゼット袋の内周の長さと同等である、のが好ましく、推奨される。
(5)本発明は、
キャリアが、一枚のシートで形成されている、のが好ましく、推奨される。
本明細書及び特許請求の範囲にいう「弱め線」とは、例えば厚さを薄く形成している部分、押圧して厚さを薄くしている部分、或いはいわゆるミシン目等、人の手により折り曲げをしやすくした線をいう。
また、本明細書及び特許請求の範囲にいう「シート」の用語は、段ボール等の紙材料、合成樹脂等で形成した二次元形状(平板又は平坦形状)のシートの他、ブランク(プレスで抜き加工した二次元形状の加工品素材、未完成紙片、又は半加工紙片等)及びウエブを含む概念で使用している。
本明細書及び特許請求の範囲にいう「組み立てる」の用語は、複数の構成体を組み合わせて作り上げる意味の他、一つの構成体から作り上げる意味を含むものである。
(作用)
本発明に係る折り畳み包装体の作用を説明する。
(1)の発明の折り畳み包装体は、折り畳み状態のキャリアが折り畳み状態のガゼット袋に収容されているので、個々は平坦で嵩張らず、多数を積み重ねる等して効率良く保管しておくことができる。
折り畳み包装体を使用する際は、まず、ガゼット袋内部のキャリアの各上部壁間の弱め線部分を底方向へ押すと、各上部壁が各側部壁との間の弱め線で折れ曲がり、各上部壁は全体が平板状になる。これにより、キャリアの幅が拡がり、ガゼット袋は互いの間隔が拡がる各側部壁に押されて拡張する。
また、これに伴い、キャリアの、ガゼット部に差し込まれている各底部壁が弱め線で折れ曲がり、ガゼット袋の底で先端縁をほぼ突き合わせた状態になって、キャリアが立体形状となる。そして、キャリアの各底部壁と、拡がったガゼット袋の底部となる部分で底が形成され、各底部壁の先部角部が、ガゼット部が折れ曲がって形成された三角形になった部分に挟まる。これにより、キャリアがガゼット袋の内部でずれにくい。
このように、飲料カップ等を保持する組み立てられた形状のキャリアがガゼット袋の内部に収容された形態の包装体を手早く簡単に形成することができ、商品をガゼット袋で提げた状態で持ち運ぶことができるようになる。
(2)の発明の折り畳み包装体は、折り畳み状態のキャリアが折り畳み状態のガゼット袋に収容されているので、(1)の発明と同様に個々は平坦で嵩張らず、多数を積み重ねる等して効率良く保管しておくことができる。
折り畳み包装体を使用する際は、まず、ガゼット袋内部のキャリアの各上部壁間の弱め線部分を底方向へ押すと、各上部壁が各側部壁との間の弱め線で折れ曲がり、各上部壁は全体が平板状になる。これにより、キャリアの幅が拡がり、ガゼット袋は互いの間隔が拡がる各側部壁に押されて拡張する。
また、これに伴い、キャリアの、各間隔設定壁がガゼット袋の内面に押されて、各側部壁との間の弱め線で内側へ折れ曲がる。これにより、相対向する各間隔設定壁は、ガゼット袋の底部側で先端縁を互いにほぼ突き合わせた状態になり、キャリアが立体形状となる。
そして、拡がったガゼット袋の側部にガゼット部が折れ曲がって形成された三角形になった部分に、キャリアの各間隔設定壁の先部角部が挟まる。これにより、キャリアがガゼット袋の内部でずれにくい。
このように、飲料カップ等を保持する組み立てられた形状のキャリアがガゼット袋の内部に収容された形態の包装体を手早く簡単に形成することができ、飲料カップ等の商品をガゼット袋で提げた状態で持ち運ぶことができるようになる。
(3)の発明の折り畳み包装体は、折り畳み状態のキャリアが折り畳み状態のガゼット袋に収容されているので、(1)、(2)の発明と同様に個々は平坦で嵩張らず、多数を積み重ねる等して効率良く保管しておくことができる。
折り畳み包装体を使用する際は、まず、ガゼット袋内部のキャリアの各側部壁の間隔を拡げて、各底部壁を全体に平板状にする。これにより、ガゼット袋は、各側部壁に押されて拡張する。
また、これに伴い、キャリアの各間隔設定壁がガゼット袋の内面に押されて、各側部壁との間の弱め線で内側へ折れ曲がる。これにより、相対向する各間隔設定壁は、ガゼット袋の底部側で先端縁を互いにほぼ突き合わせた状態になり、キャリアが蓋部を有する立体形状となる。そして、キャリアの各底部壁と、拡がったガゼット袋の底部となる部分で底が形成され、拡がったガゼット袋の側部にガゼット部が折れ曲がって形成された三角形になった部分に各間隔設定壁の先部角部が挟まる。これにより、キャリアがガゼット袋の内部でずれにくい。
このように、ケーキ等の菓子を収容する組み立てられた形状のキャリアがガゼット袋の内部に収容された形態の包装体を手早く簡単に形成することができ、ケーキ等の商品をガゼット袋で提げた状態で持ち運ぶことができるようになる。
(4)の発明の折り畳み包装体は、キャリアを組み立てて立体形状としたときの該キャリアの周りの長さが、拡張したガゼット袋の内周の長さと同等であるので、立体となったキャリアがガゼット袋の内部に、ほぼ隙間なく丁度収まる。これにより、キャリアがガゼット袋内で安定するため、キャリアにより保持又は収容される商品も安定する。
また、ガゼット袋内部でキャリアを組み立てる際に、ガゼット袋がキャリアに対しタイトであるために、各弱め線での各壁の折れ曲がりが、より確実に行われるので、キャリアを組み立てる作業がしやすい。
(5)の発明の折り畳み包装体は、キャリアが、一枚のシートで形成されているので、キャリアを製造する際に、型抜きにより、容易に作成することができる。
本発明は、飲料カップ等を保持する立体形状のキャリアがプラスチック袋等のガゼット袋の中に収容された形態の包装体を手早く簡単に形成することができ、保管時にも嵩張らない折り畳み包装体を提供することができる。
本発明に係る折り畳み包装体の第1実施の形態を示す斜視図。 図1におけるA−A端面図。 図1に示す折り畳み包装体を構成するキャリアを折り畳んだ状態の斜視説明図。 図1に示す折り畳み包装体を立体形状とした状態の斜視図。 図4におけるB−B断面図。 本発明に係る折り畳み包装体の第2実施の形態を示す斜視図。 図6におけるC−C端面図。 図6におけるD−D端面図。 図6に示す折り畳み包装体を構成するキャリアを折り畳んだ状態の斜視説明図。 図6に示す折り畳み包装体を立体形状とした状態の斜視図。 本発明に係る折り畳み包装体の第3実施の形態を示す斜視図。 図11におけるE−E端面図。 図11に示す折り畳み包装体を構成するキャリアを展開した状態の斜視図。 図11に示す折り畳み包装体を立体形状とした状態の斜視図。 本発明に係る折り畳み包装体の第4実施の形態を示す斜視図。 図15に示す折り畳み包装体を立体形状とした状態の斜視図。
〔実施の形態〕
本発明を図面に示した実施の形態に基づき詳細に説明する。
図1ないし図5を参照する。
折り畳み包装体P1は、プラスチックフィルム製のガゼット袋1と、ガゼット袋1の内部に収容されているキャリア2を備えている。
ガゼット袋1は、いわゆるレジ袋様の側部ガゼット型のガゼット袋であり、折り畳んだ状態である(図1参照)。ガゼット袋1は、幅方向の両側に長手方向(使用時では上下方向)と平行なガゼット部11、12を有している。ガゼット袋1は、底部側の端部に熱溶着された封止部13を有し、上部側の両側に、それぞれ上端部に熱溶着された封止部14、14aを有し中央部分が打ち抜きで除去された残部により形成された把手部15、16を有している。
キャリア2は、一枚の薄手の段ボールを型抜きして形成されており、折り畳んだ状態である。キャリア2は、強度が必要十分であれば、段ボール以外の紙材料や合成樹脂等の各種シート、各種ブランク又は各種ウエブでつくることもできる(後記する折り畳み包装体P2、P3、P4の各キャリア2、4、又は6についても同様)。キャリア2は、折り畳んだ状態から組み立てると、カップを保持する箱状のカップホルダーになる構造を有している。
キャリア2は、図3に示すように、中央から順に、一対の上部壁21、22、一対の長方形状の側部壁23、24及び一対の長方形状の底部壁25、26を有している。
キャリア2は、上部壁21、22の境界部に弱め線201を有している。また、上部壁21と側部壁23の境界部に弱め線202を有し、上部壁22と側部壁24の境界部に弱め線203を有している。更に、側部壁23と底部壁25の境界部に弱め線204を有し、側部壁24と底部壁26の境界部に弱め線205を有している。
また、上部壁21から上部壁22にかけては、カップの保持部となるほぼ円形のカップ保持穴27、28を有している。カップ保持穴27、28は、図1に示すように上部壁21、22の両端縁に係っており、係った部分が欠如部271、281となっている。カップ保持穴27、28を形成する切欠部である円弧縁270、280は、上部壁21、22において、それぞれほぼ半円形である。なお、前記弱め線201は、カップ保持穴27、28の円弧縁270、280間に位置している。
キャリア2は、図3に示すように、上部壁21、22の境界部の弱め線201で折り曲げて折り畳み状態となっている。キャリア2は、図1に示すように、欠如部271、281にガゼット袋1の両側部のガゼット部11、12をそれぞれ通し、ガゼット部11、12を挟む二箇所の隙間111、112及び隙間121、122に、各上部壁21、22、各側部壁23、24及び各底部壁25、26の両側を奥側端部まで差し入れてガゼット袋1に収容されている。
なお、図4に示すように、キャリア2を組み立てた状態の両側部壁23、24の長さと両底部壁25、26の両側の幅を合わせた長さ(周りの長さ)は、膨らむよう拡張したガゼット袋1の内周の長さと同等に設定されている。これにより、立体形状となったキャリア2は、拡張したガゼット袋1の内部にほぼ隙間なく丁度収まる。
(作用)
図1ないし図5を参照して、折り畳み包装体P1の作用を説明する。
折り畳み包装体P1は、図1に示すように、折り畳み状態のキャリア2が折り畳み状態のガゼット袋1に収容されているので、個々は平坦で嵩張らず、多数を積み重ねる等して効率良く保管しておくことができる。これにより、コンビニエンスストア等の狭い店舗内で収容スペースに余裕がない場合でも、無理なく準備しておくことができる。
折り畳み包装体P1を使用する際は、まず、ガゼット袋1内部のキャリア2の各上部壁21、22間の弱め線201部分を底方向へ押すと、各上部壁21、22が各側部壁23、24との間の弱め線202、203で折れ曲がり、各上部壁21、22は図4に示すように全体が平板状になる。これにより、キャリア2の幅が拡がり、ガゼット袋1は互いの間隔が拡がる各側部壁23、24に押されて拡張する。
また、これに伴い、キャリア2の、ガゼット袋1のガゼット部11、12に差し込まれている各底部壁25、26が弱め線204、205で折れ曲がり、ガゼット袋1の底で先端縁をほぼ突き合わせた状態になって、図4に示すようにキャリア2が立体形状となる。
なお、前記のように拡張したガゼット袋1の底部となる部分とキャリア2の各底部壁25、26で底が形成され、各底部壁25、26の先部角部が、ガゼット部11、12が折れ曲がって形成された三角折れ部110、120に挟まる。詳しくは、前記各底部壁25、26を隙間111、112、121、122に差し入れた状態が維持されて、三角折れ部110、120とその外側のフィルムに挟まった状態になる。これにより、キャリア2がガゼット袋1の内部でずれにくい。
このように、立体的な形状で飲料カップ等の商品を保持するカップ保持穴27、28を有するキャリア2がガゼット袋1内部に収容された形態の包装体を手早く簡単に形成することができ、商品をガゼット袋1に収容した状態で持ち運ぶことができるようになる。
折り畳み包装体P1は、キャリア2を図4に示すように組み立てたときのキャリア2の周りの長さが、拡張した(又は膨らませた)ガゼット袋1の内周の長さと同等であるので、立体となったキャリア2がガゼット袋1の内部に、ほぼ隙間なく丁度収まる。これにより、キャリア2がガゼット袋1内部で安定するため、キャリア2により保持される飲料カップ等の商品も安定する。
また、ガゼット袋1内部でキャリア2を立体に形成する際に、ガゼット袋1がキャリア2に対しタイト、すなわちぴったりとしたサイズであるために、各弱め線201、202、203、204、205での各壁21、22、23、24、25、26の折れ曲がりが、より確実に行われるので、キャリア2を立体に形成する作業がしやすい。
図6ないし図10を参照する。
折り畳み包装体P2は、プラスチックフィルム製のガゼット袋3と、ガゼット袋3の内部に収容されているキャリア4を備えている。
ガゼット袋3は、底部ガゼット型のガゼット袋であり、折り畳んだ状態である(図6、図9参照)。ガゼット袋3は、幅方向(使用時では上下方向)の一方側(上部側)にガゼット部を中間の折り曲げ部で切断し外側のフィルムと溶着した補強部31、32を有し、他方側(底部側)にガゼット部33を有している。
ガゼット袋3は、底部側と上部側の端部に熱溶着された封止部34、35を有している。また、ガゼット袋3は、補強部31、32のそれぞれに逆U字形状の取っ手36、37を有している。
キャリア4は、一枚の薄手の段ボールを型抜きして形成されており、折り畳んだ状態である。キャリア4は、折り畳んだ状態から組み立てると、カップを保持する箱状のカップホルダーになる構造を有している。
キャリア4は、図8に示すように、中央から順に、一対の上部壁41、42、一対の長方形状の側部壁43、44を有している。また、各側部壁43、44のそれぞれの両端には、長方形状の間隔設定壁45、45a及び間隔設定壁46、46aが連設されている。なお、上部壁41、42は、二枚合わせて長方形状となる。
キャリア4は、上部壁41、42の境界部に弱め線401を有している。また、上部壁41と側部壁43の境界部に弱め線402を有し、上部壁42と側部壁44の境界部に弱め線403を有している。更に、側部壁43と間隔設定壁45、45aの境界部に弱め線404、405を有し、側部壁44と間隔設定壁46、46aの境界部に弱め線406、407を有している。
また、上部壁41から上部壁42にかけては、カップの保持部となるほぼ円形のカップ保持穴47、48を有している。カップ保持穴47、48は、前記カップ保持穴27、28と異なり上部壁41、42の両端縁に係っていない。カップ保持穴47、48を形成する切欠部である円弧縁470、480は、上部壁41、42において、それぞれ半円形である。なお、前記弱め線201は、カップ保持穴47、48の円弧縁470、480の間及び両側に位置している。
キャリア4は、図9に示すように、上部壁41、42の境界部の弱め線401で折り曲げて折り畳み状態となっている。キャリア4は、図7、図8に示すように、ガゼット袋3の底部側のガゼット部33を挟む二箇所の隙間331、332に、それぞれ側部壁43、両間隔設定壁45、45aと側部壁44、両間隔設定壁46、46aを奥側端部まで差し入れて収容されている。
なお、図10に示すように、キャリア4を組み立てた状態の側部壁43、両間隔設定壁45、45aと側部壁44、両間隔設定壁46、46aを合わせた長さ(周りの長さ)は、膨らむよう拡張したガゼット袋3の内周の長さと同等に設定されている。これにより、立体形状のキャリア4は、拡張したガゼット袋3の内部にほぼ隙間なく丁度収まる。
(作用)
図6ないし図10を参照し、折り畳み包装体P2の作用を説明する。
折り畳み包装体P2は、折り畳み状態のキャリア4が折り畳み状態のガゼット袋3に収容されているので、折り畳み包装体P1と同様に個々は平坦で嵩張らず、多数を積み重ねる等して効率良く保管しておくことができる。
折り畳み包装体P2を使用する際は、まず、ガゼット袋3内部のキャリア4の各上部壁41、42間の弱め線401部分を底方向へ押すと、各上部壁41、42が各側部壁43、44との間の弱め線402、403で折れ曲がり、各上部壁41、42は全体が平板状になる(図10参照)。これにより、キャリア4の幅が拡がり、ガゼット袋3は互いの間隔が拡がる各側部壁43、44に押されて拡張する。
また、これに伴い、キャリア4の、各間隔設定壁45、45a、46、46aがガゼット袋3の内面に押されて、各側部壁43、44との間の弱め線404、405、406、407で内側へ折れ曲がる。これにより、相対向する各間隔設定壁45、45aと、46、46aは、ガゼット袋3の底部側で先端縁を互いにほぼ突き合わせた状態になり、キャリア4が立体形状となる。
なお、前記のように拡張したガゼット袋3の側部にガゼット部33が折れ曲がって形成された三角折れ部330に、キャリア4の各間隔設定壁45、45a及び各間隔設定壁46、46aの先部角部が挟まる。詳しくは、前記各間隔設定壁45、45a、46、46aを隙間331、332に差し入れた状態が維持されて、各三角折れ部330(図10では向こう側の各三角折れ部330は見えない)とその外側のフィルムに挟まった状態になる。これにより、キャリア4がガゼット袋3の内部でずれにくい。
このように、立体的な形状で飲料カップ等を保持するカップ保持穴47、48を有するキャリア4がガゼット袋3の内部に収容された形態の包装体を手早く簡単に形成することができ、飲料カップ等の商品をガゼット袋3に収容した状態で持ち運ぶことができるようになる。
折り畳み包装体P2は、折り畳み包装体P1と同様に、キャリア4を図10に示すように組み立てたときのキャリア2の周りの長さが、拡張した(又は膨らませた)ガゼット袋3の内周の長さと同等であるので、立体となったキャリア4がガゼット袋3の内部に、ほぼ隙間なく丁度収まる。これにより、キャリア4がガゼット袋3内部で安定するため、キャリア4により保持される飲料カップ等の商品も安定する。
また、ガゼット袋3内部でキャリア4を立体に形成する際に、ガゼット袋3がキャリア4に対しタイト、すなわちぴったりとしたサイズであるために、各弱め線401、402、403、404、405での各壁41、42、43、44、45、45a、46、46aの折れ曲がりが、より確実に行われるので、キャリア4を立体に形成する作業がしやすい。
図11ないし図14を参照する。
折り畳み包装体P3は、プラスチックフィルム製のガゼット袋5と、ガゼット袋5の内部に収容されているキャリア6を備えている。
ガゼット袋5は、底部ガゼット型のガゼット袋であり、折り畳んだ状態である。ガゼット袋5は、幅方向(使用時では上下方向)の一方側(上部側)にガゼット部を中間の折り曲げ部で切断し外側のフィルムと溶着した補強部51、52を有し、他方側(底部側)にガゼット部53を有している。ガゼット袋5は、ガゼット部53を挟む二箇所に隙間531、532を有している。
ガゼット袋5は、底部側と上部側の端部に熱溶着された封止部54、55を有している。また、ガゼット袋5は、補強部51、52のそれぞれの中央部に、横長の長円形状の取っ手穴56、57を有している。
キャリア6は、一枚の薄手の段ボールを型抜きして形成されており、折り畳んだ状態(図11、図12参照)である。キャリア6は、折り畳んだ状態から組み立てると、ケーキ等の菓子を入れる箱状の菓子箱になる構造を有している。
キャリア6は、図13に示すように、長方形状の底部壁61、62を有している。底部壁61、62は、境界部に弱め線601を有している。一方の底部壁61の図13において左側には、順にそれぞれ長方形状の側部壁63、蓋部壁64が連設され、蓋部壁64は先端中央部に台形状の差込片641を有している。また、側部壁63の両側には、長方形状の間隔設定壁65、65aが連設されている。
他方の底部壁62の図13において右側には、長方形状の側部壁66が連設され、側部壁66は先端部の全幅にわたりフラップ661を有している。フラップ661は、後記する弱め線600と重なる位置の中央部に、差込片641を差し込んで掛止するスリット状の差込穴662を有している。また、側部壁66の両側には、間隔設定壁67、67aが連設されている。
キャリア6は、底部壁61と側部壁63の境界部に弱め線602を有し、側部壁63と蓋部壁64の境界部に弱め線603を有し、側部壁63と両間隔設定壁65、65aの境界部に弱め線604、605を有している。また、底部壁62と側部壁66の境界部に弱め線606を有し、側部壁66と両間隔設定壁67、67aの境界部には、弱め線607、608を有している。更に、差込片641の基部には弱め線609を有し、側部壁66とフラップ661の境界部には弱め線600を有している。
なお、図14に示すように、キャリア6を組み立てた状態の側部壁63、両間隔設定壁65、65aと側部壁66、両間隔設定壁67、67aを合わせた長さ(周りの長さ)は、膨らむよう拡張したガゼット袋5の内周の長さと同等に設定されている。これにより、立体形状のキャリア6は、拡張したガゼット袋5の内部にほぼ隙間なく丁度収まる。
(作用)
図11ないし図14を参照し、折り畳み包装体P3の作用を説明する。
折り畳み包装体P3は、折り畳み状態のキャリア6が折り畳み状態のガゼット袋5に収容されているので、折り畳み包装体P1、P2と同様に個々は平坦で嵩張らず、多数を積み重ねる等して効率良く保管しておくことができる。
折り畳み包装体P3を使用する際は、まず、ガゼット袋5内部のキャリア6の各側部壁63、66の間隔を拡げて、各底部壁61、62を全体に平板状にする。これにより、ガゼット袋5は、各側部壁63、66に押されて拡張する。
また、これに伴い、キャリア6の、各間隔設定壁65、65a、67、67aがガゼット袋5の内面に押されて、各側部壁63、66との間の弱め線604、605、607、608で内側へ折れ曲がる。これにより、相対向する各間隔設定壁65、65a、67、67aは、図14に示すようにガゼット袋5の底部側で先端縁を互いにほぼ突き合わせた状態になり、キャリア6が立体形状となる。
なお、キャリア6の各底部壁61、62と、拡がったガゼット袋5の底部となる部分で底が形成され、拡がったガゼット袋5の側部(各間隔設定壁65、65a、67、67a側)にガゼット部53が折れ曲がって形成された三角折れ部530(図14では向こう側の各三角折れ部530は見えない)に各間隔設定壁65、65a、67、67aの先部角部が挟まる。これにより、キャリア6がガゼット袋5の内部でずれにくい。
このように、立体的な形状で例えばケーキ等の菓子を収容するキャリア6がガゼット袋5内部に収容された形態の包装体を手早く簡単に形成することができる。そして、菓子等の商品をキャリア6に入れて蓋部壁64を閉じ、ガゼット袋5に収容した状態で持ち運ぶことができるようになる。
折り畳み包装体P3は、折り畳み包装体P1、P2と同様に、キャリア6を図14に示すように組み立てたときのキャリア6の周りの長さが、拡張した(又は膨らませた)ガゼット袋5の内周の長さと同等であるので、立体となったキャリア6がガゼット袋5の内部に、ほぼ隙間なく丁度収まる。これにより、キャリア6がガゼット袋5内部で安定するため、キャリア6に収容されるケーキ等の商品も安定する。
また、ガゼット袋5内部でキャリア6を立体に形成する際に、ガゼット袋5がキャリア6に対しタイト、すなわちぴったりとしたサイズであるために、各弱め線601、602、606、604、605、607、608での各壁61、62、63、66、65、65a、67、67aの折れ曲がりが、より確実に行われるので、キャリア6を立体に形成する作業がしやすい。
図15及び図16を参照する。
折り畳み包装体P4は、キャリア4aの構造がキャリア4と一部異なる点を除き、折り畳み包装体P2とほぼ同様の構成を有している。
なお、図15及び図16において、折り畳み包装体P2と同等箇所には同一の符号を付して示し、構造について重複する説明は省略する。
折り畳み包装体P4のキャリア4aは、キャリア4のカップ保持穴47とカップ保持穴48の間の上部壁41、42に保持穴49、49aを有している。保持穴49、49aは、穴の縁に沿って縁に切り込みを入れて形成された複数の保持片(符号省略)を有している。保持穴49、49aは、例えばシュガースティックやポーションミルク等を保持するためのものである。
なお、折り畳み包装体P4の作用については、保持穴49、49aでシュガースティックやポーションミルク等を保持することができる点を除き、前記した折り畳み包装体P2と同様であるので説明を省略する。
本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形が可能であるということは言うまでもない。
P1 折り畳み包装体
1 ガゼット袋
11、12 ガゼット部
110、120 三角折れ部
111、112 隙間
121、122 隙間
13 封止部
14、14a 封止部
15、16 把手部
2 キャリア
21、22 上部壁
23、24 側部壁
25、26 底部壁
27、28 カップ保持穴
271、281 欠如部
201 弱め線
202 弱め線
203 弱め線
204 弱め線
205 弱め線
P2 折り畳み包装体
3 ガゼット袋
31、32 補強部
33 ガゼット部
330 三角折れ部
331、332 隙間
34、35 封止部
36、37 取っ手
4 キャリア
41、42 上部壁
43、44 側部壁
45、45a 間隔設定壁
46、46a 間隔設定壁
47、48 カップ保持穴
401 弱め線
402 弱め線
403 弱め線
404 弱め線
405 弱め線
406 弱め線
407 弱め線
P3 折り畳み包装体
5 ガゼット袋
51、52 補強部
53 ガゼット部
530 三角折れ部
531、532 隙間
54、55 封止部
56、57 取っ手穴
6 キャリア
61、62 底部壁
63 側部壁
64 蓋部壁
641 差込片
65、65a 間隔設定壁
66 側部壁
661 フラップ
662 差込穴
67、67a 間隔設定壁
600 弱め線
601 弱め線
602 弱め線
603 弱め線
604 弱め線
606 弱め線
607 弱め線
608 弱め線
609 弱め線
P4 折り畳み包装体
4a キャリア
49、49a 保持穴

Claims (5)

  1. 両側にガゼット部を有するガゼット袋と、
    該ガゼット袋に収容されているキャリアと、
    を備えており、
    前記キャリアは、
    所要形状のシートを長手方向の中間部の弱め線で折り曲げて形成され、該弱め線で分けられた両側がそれぞれ弱め線を介し長手方向へ三箇所に区画されており、
    前記三箇所に区画された部分は、前記中間部の弱め線側から順に上部壁、側部壁及び底部壁となっており、
    前記各上部壁は、
    商品を保持する保持穴を有するか又は前記キャリアを組み立てることにより保持穴となる切欠部を有し、且つ前記保持穴又は前記切欠部から前記各上部壁の両端縁にかけて欠如部を有しており、
    前記キャリアは、
    前記各欠如部に前記ガゼット袋の前記各ガゼット部を差し入れ、前記各ガゼット部を挟む両隙間に、前記各上部壁と、前記各側部壁及び前記各底部壁の両側を差し入れて前記ガゼット袋に収容されており、
    前記キャリアを前記ガゼット袋の内部で組み立てたとき、各底部壁と、拡がった前記ガゼット袋の底部となる部分で底が形成され、各底部壁の先部角部が、前記ガゼット部の三角形となった部分に挟まるようにしてある、
    折り畳み包装体。
  2. 底部にガゼット部を有し上部が開口したガゼット袋と、
    該ガゼット袋に収容されているキャリアと、
    を備えており、
    前記キャリアは、
    所要形状のシートを長手方向の中間部の弱め線で折り曲げて形成され、該弱め線で分けられた両側がそれぞれ弱め線を介し長手方向へ二箇所に区画されており、
    前記二箇所に区画された部分は、前記中間部の弱め線側から順に上部壁及び側部壁となり、該側部壁は両側に弱め線を介し区画された間隔設定壁を有しており、
    前記各上部壁は、
    商品を保持する保持穴を有するか又は前記キャリアを組み立てることにより保持穴となる切欠部を有しており、
    前記キャリアは、
    前記ガゼット部を挟む両隙間に、前記各側部壁及び前記各間隔設定壁を差し入れて前記ガゼット袋に収容されており、
    前記キャリアを前記ガゼット袋の内部で組み立てたとき、拡がった前記ガゼット袋の側部に形成された前記ガゼット部の三角形となった部分に各間隔設定壁の先部角部が挟まるようにしてある、
    折り畳み包装体。
  3. 底部にガゼット部を有し上部が開口したガゼット袋と、
    該ガゼット袋に収容されているキャリアと、
    を備えており、
    前記キャリアは、
    所要形状のシートで形成されており、
    折り曲げができる弱め線で区画された一対の底部壁と、
    該各底部壁に前記各底部壁間の弱め線とは反対側に弱め線で区画されて連設された一対の側部壁と、
    該側部壁のうち一方の側部壁の前記各底部壁間の弱め線とは反対側に弱め線で区画されて連設された蓋部壁と、
    前記各側部壁の両側に弱め線で区画されて連設された間隔設定壁と、
    を有し、
    前記キャリアは、
    前記各底部壁を区画する弱め線を山折りにし前記各底部壁と前記側部壁を区画する弱め線を谷折りにして折り曲げられ、前記ガゼット袋の前記ガゼット部を挟む両隙間に、前記谷折りにした各底部壁と前記各側部壁及び前記間隔設定壁を差し入れて前記ガゼット袋に収容されており、
    前記キャリアを前記ガゼット袋の内部で組み立てたとき、各底部壁と、拡がった前記ガゼット袋の底部となる部分で底が形成され、拡がった前記ガゼット袋の側部に形成された前記ガゼット部の三角形となった部分に各間隔設定壁の先部角部が挟まるようにしてある、
    折り畳み包装体。
  4. キャリアを組み立てて立体形状としたときの該キャリアの周りの長さが、拡張したガゼット袋の内周の長さと同等である、
    請求項1、2又は3の折り畳み包装体。
  5. キャリアが、一枚のシートで形成されている、
    請求項1、2、3又は4の折り畳み包装体。
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