JP3090306B2 - 簡易型携帯電話装置 - Google Patents

簡易型携帯電話装置

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JP3090306B2
JP3090306B2 JP22048995A JP22048995A JP3090306B2 JP 3090306 B2 JP3090306 B2 JP 3090306B2 JP 22048995 A JP22048995 A JP 22048995A JP 22048995 A JP22048995 A JP 22048995A JP 3090306 B2 JP3090306 B2 JP 3090306B2
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phs
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signal
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陽一郎 金井
浩人 原
俊一 梯
真人 平木
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPHS(Personal H
andy phone System )として知られる簡易型携帯電話に
関する。特に、PHS端末を接続する基地局装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】PHSでは、PHSサービスを提供する
ための交換機と加入者が携帯することのできるPHS端
末とが、PHS基地局を介して接続される。PHS端末
とPHS基地局との間は無線により接続されるが、PH
S基地局と交換機との間は有線ケーブルで接続される。
このため、PHSサービスの提供エリアを拡大するに
は、新たなエリアにPHS基地局を設置し、交換機から
PHS基地局まで有線ケーブルを布設する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、PHS基地局
の設置場所によっては、配管の不備等でケーブル布設が
物理的に不可能な場所であったり、美観上の問題から配
線ができない場所がある。また、交換機の収容回線数の
限界により空き回線が不足するときにも、PHS基地局
を設置できなかったり、設置するにも交換機の増設が必
要になってくる場合もある。さらに、イベント会場での
設営や災害時の応急復旧等の臨時にPHS基地局を設置
しなければならない場合にも、交換機からの有線ケーブ
ルの布設に時間を要し、迅速な対応がとれないこともあ
る。
【0004】例えば、ケーブル用の配管が用意されてい
ない、あるいは配線ケーブルにより美観を損ねるという
理由から、代替の設置場所に変更してエリアをカバーし
たり、設置できずにやむを得ず不感地帯の状態のまま放
置するという場合がある。また、交換機の収容回線数が
限界に達している状態で新たにサービス提供エリアを拡
大しなければならないとき、交換機の収容形態を変更し
て新設のPHS基地局を収容できるように対応するか、
新たに交換機を増設する必要が出てくる。また、災害等
によりケーブルが切断されたときには、ケーブル復旧作
業に時間を要し、PHSサービスの中断が長時間に及ぶ
場合もある。いずれにしても、サービス提供の即応性に
欠けるという問題を生じる。
【0005】本発明は、このような課題を解決し、施工
上および美観上の問題なしに迅速にエリア拡大が可能な
簡易型携帯電話装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、PHS基地局
の送受信信号を中継することにより、個々のPHS基地
局のエリアを拡大すると共に、交換機と接続される回線
が不要になるため、施工上および美観上の問題を解決で
き、迅速にエリア拡大が可能となる。
【0007】すなわち本発明の簡易型携帯電話装置は、
簡易型携帯電話サービスを提供する交換機に有線により
接続された1以上の基地局と、この1以上の基地局のそ
れぞれのサービスエリア内でその基地局と無線による通
信が可能な端末とを備えた簡易型携帯電話装置におい
て、少なくともひとつの基地局に対してその基地局と端
末との通信を中継する中継装置を備え、この中継装置
は、中継すべき基地局からの無線信号を受信してからあ
らかじめ定められた第一の遅延時間の後にその中継装置
のサービスエリア内に在圏する端末に送信する下り遅延
手段と、その端末からの無線信号を受信してからあらか
じめ定められた第二の遅延時間の後にもとの基地局に送
信する上り遅延手段とを含むことを特徴とする。
【0008】基地局の送信した無線信号を中継すること
で、既設の交換機および基地局ならびに既存の端末を改
造することなくサービスエリアを拡大することができ、
既存の設備を有効に利用しながら柔軟なサービス提供が
可能となる。その際、中継する信号をある一定の時間ず
らすことで、基地局の送受信波と端末の送受信波とが干
渉することを避ける。
【0009】現在のPHSでは基地局の端末との通信が
TDMA−TDD方式により行われており、このような
通信方式に対して、第一の遅延時間としてあらかじめ定
められたタイムスロット分を遅延させ、第二の遅延時間
として、中継した無線信号がその信号を受信する基地局
においてその送信元の端末に割り当てられたタイムスロ
ットとなるような遅延時間を導入することがよい。基地
局と端末とではその送受信するTDMAフレームの位相
が異なることになるが、それぞれの側から見れば、中継
装置を経由しない場合と全く同じTDMAフレームを用
いて通信を行うことができる。
【0010】基地局から無線信号をすべて中継するので
はなく一部のみを中継することとし、中継装置をひとつ
の送受信部により構成することができる。すなわち、中
継装置には、基地局が送信した無線信号の一部のタイム
スロットを受信してその基地局が無線信号を送信してい
る他のタイムスロットで端末に送信し、それに応答する
端末からの無線信号を基地局が無線信号を受信している
一部のタイムスロットで受信しその基地局が無線信号を
受信している他のタイムスロットで送信するひとつの送
受信部を備えることができる。
【0011】また、これとは別に、中継装置に、基地局
との間で無線信号の送受信を行う第一の送受信部と、こ
の第一の送受信部とは位相の異なるTDMAフレームに
より端末との間で無線信号の送受信を行う第二の送受信
部とを備えることもできる。
【0012】中継装置は、基地局から送信された無線信
号に含まれる識別符号を自己の識別符号に変換し、端末
から送信された無線信号に含まれる自己の識別符号を中
継先の基地局の識別符号に変換する識別符号変換手段を
含むことができる。これにより、隣接エリアにおいて異
なる識別符号を付与することができ、隣接エリアに同一
の識別符号が存在することによる誤動作を防ぐことがで
きる。
【0013】中継装置を多段に配置することもできる。
この場合、各中継装置と端末との接続は基地局と端末と
の直接接続の場合と全く同等であるので、通信回線が確
保できる限り、端末はどの段の中継装置にも接続可能で
ある。このように中継装置を多段に配置する場合には特
に、前述の識別符号変換手段を備えることが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は本発明の第一の
実施形態を示す図であり、図1はPHS装置の全体構成
を示す図、図2はPHS基地局中継装置の構成例を示す
ブロック図、図3は制御信号の送受信タイミングを示す
図、図4は通話信号の送受信タイミングを示す図であ
る。
【0015】このPHS装置は、簡易型携帯電話サービ
スを提供する交換機11に有線により接続された1以上
(図ではひとつのみを示す)のPHS基地局(CS)1
2と、この1以上のPHS基地局12のそれぞれのサー
ビスエリア内でそのPHS基地局12と無線による通信
が可能なPHS端末(PS)13とを備え、さらに、P
HS基地局12とPHS端末13との通信を中継するP
HS基地局中継装置(REP)14を備える。
【0016】PHS基地局中継装置14は無線信号を中
継するための送受信部21およびこの送受信部21によ
る通信を制御する通信制御部23を備え、送受信部21
は、タイミング制御部24の制御により、中継すべきP
HS基地局12からの無線信号を受信してからあらかじ
め定められた第一の遅延時間の後にそのPHS基地局中
継装置14のサービスエリア内に在圏するPHS端末1
3に送信し、そのPHS端末13からの無線信号を受信
してからあらかじめ定められた第二の遅延時間の後にも
とのPHS基地局12に送信する。また、この実施形態
では送受信部21がひとつだけであり、PHS基地局1
2が送信した無線信号の一部のタイムスロットを受信し
てそのPHS基地局12が無線信号を送信している他の
タイムスロットでPHS端末13に送信し、それに応答
するPHS端末13からの無線信号をPHS基地局12
が無線信号を受信している一部のタイムスロットで受信
しそのPHS基地局12が無線信号を受信している他の
タイムスロットで送信する。
【0017】PHSのエアインタフェースとしては、T
DMA−TDD方式が採用されている。すなわち、ひと
つの電波キャリアを5msec毎のフレームに分割し、
さらにひとつのフレームを8つのスロットに分割し、基
地局から端末に向けての通信に4スロット、端末から基
地局に向けての通信に4スロットを割り当てる。これに
より、上下合わせて4回線の通信が可能となる。このよ
うなエアインタフェースを用いる場合、タイミング制御
部24は、第一の遅延時間としてあらかじめ定められた
タイムスロット分を遅延させ、第二の遅延時間として、
中継した無線信号がその信号を受信するPHS基地局に
おいてその送信元のPHS端末に割り当てられたタイム
スロットとなるような遅延時間を導入する。
【0018】PHS基地局12とPHS端末13との間
のPHS基地局中継装置14を経由した制御信号の送受
信について、図3を参照して説明する。ここで、PHS
基地局12からの制御信号の送信には、第1TDMAフ
レームの第1スロットを用いるものとする。また、PH
S端末13は制御信号を受信してから2.5msecの
後に信号を送信するものとする。
【0019】PHS基地局12は、第1TDMAフレー
ムの第1スロットを用いて、PHS基地局中継装置14
に向けて制御信号を送信する。PHS基地局中継装置1
4は、PHS基地局12の送信信号を送受信部21によ
り受信し、通信制御部23により制御信号の内容を解読
して、その制御信号の送られてきたスロット位置が第1
TDMAフレームの第1スロットであることを知る。さ
らにPHS基地局中継装置14は、タイミング制御部2
4の制御により2スロット分の時間そのデータを保持
し、第1TDMAフレームの第3スロットを用いて、送
受信部21からPHS端末13に向けて送信する。PH
S端末13は、PHS基地局中継装置14から送られて
きた制御信号の内容を解読し、制御信号の送られてきた
スロット位置が第1TDMAフレームの第1スロットで
あることを知る。これによって、PHS基地局12が認
識しているスロット位置とPHS端末13が認識してい
るスロット位置とを一致させることができる。
【0020】制御信号を受信するとPHS端末13は、
第1TDMAフレームの第5スロットを用いて、PHS
基地局中継装置14に向けて送信する。PHS基地局中
継装置14では、送受信部21により、PHS端末13
の送信信号を第1TDMAフレームの第7スロットで受
信し、第2TDMAフレームの第5スロットを用いてP
HS基地局12に送信する。PHS基地局12はPHS
基地局中継装置14の送信信号を第2TDMAフレーム
の第5スロットで受信する。したがって、PHS端末1
3から第1TDMAフレームの第5スロットを用いて送
信された信号は、PHS基地局中継装置14により中継
され、PHS基地局12では第2TDMAフレームの第
5スロットで受信される。
【0021】通話信号の送受信について図4を参照して
説明する。ここでは、PHS基地局12からの通信信号
の送信には第1TDMAフレームの第2スロットを用
い、PHS端末13は通話信号を受信してから2.5m
secの後に通話信号を送信するものとする。
【0022】PHS基地局12は、第1TDMAフレー
ムの第2スロットを用いて、PHS基地局中継装置14
に向けて通信信号を送信する。PHS基地局中継装置1
4は、PHS基地局12の送信信号を送受信部21によ
り受信し、タイミング制御部24の制御により、2スロ
ット分の時間そのデータを保持し、第1TDMAフレー
ムの第4スロットを用いて送受信部21からPHS端末
13に向けて送信する。PHS端末13は、すでに受信
した制御信号の内容から、通話信号が送られてくるスロ
ット位置が第1TDMAフレームの第2スロットである
ことをあらかじめ認識している。これによって、PHS
基地局12が認識しているスロット位置とPHS端末1
3が認識しているスロット位置とを一致させることがで
きる。
【0023】通話信号を受信するとPHS端末13は、
財団法人電波システム開発センターによる標準規格RC
R STD−28で定められている送信タイミング、こ
の場合は2.5msec後、すなわち第1TDMAフレ
ームの第6スロットを用いて、PHS基地局中継装置1
4に向けて送信する。PHS基地局中継装置14では、
送受信部21により、PHS端末13の送信信号を第1
TDMAフレームの第8スロットで受信し、第2TDM
Aフレームの第6スロットを用いてPHS基地局12に
送信する。PHS基地局12はPHS基地局中継装置1
4の送信信号を第2TDMAフレームの第6スロットで
受信する。したがって、PHS端末13から第1TDM
Aフレームの第6スロットを用いて送信された信号は、
PHS基地局中継装置14により中継され、PHS基地
局12では第2TDMAフレームの第6スロットで受信
される。
【0024】PHS基地局12とPHS端末13とがP
HS基地局中継装置14を経由せずに直接に通信を行う
場合の上下の通信回線の設定について、RCR STD
−28の規定では、下りを第1スロットとしたとき、そ
れに対応する上りのスロットは第5スロットとしてい
る。PHS基地局中継装置14を用いた場合にも、PH
S基地局12から第1スロットで送信した下り回線に対
して、それに対応する上り回線は第5スロットでPHS
基地局12に到達する。したがって、PHS基地局中継
装置14を経由したPHS基地局12とPHS端末13
との間の相互通信が可能となり、また他のスロットを使
用している別の通信回線に干渉を与えることもない。
【0025】図5は本発明の第二の実施形態を示す図で
ある。図1に示した実施形態において、PHS端末13
からPHS基地局中継装置14を見ると、PHS基地局
12と同じものに見える。したがって、図5に示すよう
に、PHS基地局中継装置14のサービスエリア内にさ
らに別のPHS基地局中継装置14を配置し、多段構成
とすることができる。
【0026】以上の説明ではPHS基地局中継装置14
をひとつの送受信部21により実現する実施形態につい
て説明したが、基地局との間で無線信号の送受信を行う
送受信部と、端末との間で無線信号の送受信を行う送受
信部とを別々に設けることもできる。そのような実施形
態について以下に説明する。
【0027】図6ないし図9は本発明の第三の実施形態
を示す図であり、図6はPHS装置の全体構成を示す
図、図7はPHS基地局中継装置の構成例を示すブロッ
ク図、図8は制御信号の送受信タイミングを示す図、図
9は通話信号の送受信タイミングを示す図である。
【0028】図6に示すPHS装置は、図1に示したP
HS装置におけるPHS基地局中継装置14に代えて、
二つの送受信部31、32を備えたPHS基地局中継装
置15を備える。PHS基地局中継装置1はまた、送
受信部31、32による通信を制御する通信制御部33
と、送受信部31、32の動作タイミングを制御するタ
イミング制御部34とを備える。
【0029】制御信号の送受信について、図8を参照し
て説明する。ここで、PHS基地局12からの制御信号
の送信には、第1TDMAフレームの第1スロットを用
いるものとする。また、PHS端末13は制御信号を受
信してから2.5msecの後に信号を送信するものと
する。
【0030】PHS基地局12は、第1TDMAフレー
ムの第1スロットを用いて、PHS基地局中継装置15
に向けて制御信号を送信する。PHS基地局中継装置1
5は、PHS基地局12の送信信号を送受信部31によ
り受信し、通信制御部33により制御信号の内容を解読
して、その制御信号の送られてきたスロット位置が第1
TDMAフレームの第1スロットであることを知る。さ
らにPHS基地局中継装置15は、タイミング制御部3
4の制御により、PHS基地局12が無線信号を送信し
ている他のタイムスロットとなるまでの時間(この例で
は2スロット分)そのデータを保持し、PHS端末13
向けに送信するスロット位置を第1TDMAフレームの
第1スロットと決め、そのスロットで送受信部32から
PHS端末13向けに送信する。PHS端末13は、P
HS基地局中継装置15から送られてきた制御信号の内
容を解読し、制御信号の送られてきたスロット位置が第
1TDMAフレームの第1スロットであることを知る。
これによって、PHS基地局12が認識しているスロッ
ト位置とPHS端末13が認識しているスロット位置と
を一致させることができる。
【0031】制御信号を受信するとPHS端末13は、
RCR STD−28で定められている送信タイミン
グ、この場合は2.5msec後、すなわち第1TDM
Aフレームの第5スロットを用いて、PHS基地局中継
装置15に向けて送信する。PHS基地局中継装置15
では、送受信部32によりその信号を受信し、タイミン
グ制御部34の制御により中継した無線信号がその信号
を受信するPHS基地局12においてその送信元のPH
S端末13に割り当てられたタイムスロットとなるよう
な時間にわたりそのデータを保持し(この例では6スロ
ット分)、送受信部31から、PHS基地局12が認識
している第2TDMAフレームの第5スロットのタイミ
ングで送信する。したがって、PHS端末13から第1
TDMAフレームの第5スロットを用いて送信された信
号は、PHS基地局12では第2TDMAフレームの第
5スロットで受信される。
【0032】通話信号の送受信について図9を参照して
説明する。ここでは、PHS基地局12からの通信信号
の送信には第1TDMAフレームの第2スロットを用
い、PHS端末13は通話信号を受信してから2.5m
secの後に通話信号を送信するものとする。
【0033】PHS基地局12は、第1TDMAフレー
ムの第2スロットを用いて、PHS基地局中継装置15
に向けて通信信号を送信する。PHS基地局中継装置1
5では、送受信部31によりPHS基地局12の送信信
号を受信し、タイミング制御部34の制御により2スロ
ット分の時間そのデータを保持し、送受信部32から、
第1TDMAフレームの第スロットを用いてPHS端
末13向けに送信する。PHS端末13は、すでに受信
した制御信号の内容から、通話信号が送られてくるスロ
ット位置が第1TDMAフレームの第2スロットである
ことをあらかじめ認識している。これによって、PHS
基地局12が認識しているスロット位置とPHS端末1
3が認識しているスロット位置とを一致させることがで
きる。
【0034】通話信号を受信するとPHS端末13は、
RCR STD−28で定められている送信タイミン
グ、この場合は2.5msec後、すなわち第1TDM
Aフレームの第6スロットを用いて、PHS基地局中継
装置14に向けて送信する。PHS基地局中継装置14
では、送受信部32によりPHS端末13の送信信号を
第1TDMAフレームの第スロットで受信し、タイミ
ンング制御部34の制御により中継した無線信号がその
信号を受信するPHS基地局12においてその送信元の
PHS端末13に割り当てられたタイムスロットとなる
ような時間にわたりそのデータを保持し(この例では6
スロット分)、送受信部31から、PHS基地局12が
認識している第2TDMAフレームの第6スロットのタ
イミングで送信する。したがって、PHS端末13から
第1TDMAフレームの第6スロットを用いて送信され
た信号は、PHS基地局12では第2TDMAフレーム
の第6スロットで受信される。
【0035】PHS基地局11とPHS端末13とがP
HS基地局中継装置14を経由せずに直接に通信を行う
場合の上下の通信回線の設定について、RCR STD
−28の規定では、下りを第1スロットとしたとき、そ
れに対応する上りのスロットは第5スロットとしてい
る。
【0036】すなわち、PHS基地局中継装置15を用
いた場合にも、RCR STD−28に規定されたよう
に、PHS基地局12から第1スロットで送信した下り
回線に対して、それに対応する上り回線は第5スロット
でPHS基地局12に到達する。したがって、PHS基
地局中継装置15を経由したPHS基地局12とPHS
端末13との間の相互通信が可能となり、また他のスロ
ットを使用している別の通信回線に干渉を与えることも
ない。
【0037】図10は本発明の第四の実施形態を示す図
である。図6に示した実施形態において、PHS端末1
3からPHS基地局中継装置15を見ると、PHS基地
局12と同じものに見える。したがって、図10に示す
ように、PHS基地局中継装置15のサービスエリア内
にさらに別のPHS基地局中継装置15を配置し、多段
構成とすることができる。
【0038】以上の実施形態では、中継装置は基地局と
端末との間の信号のタイミングを調整するだけで、その
内容については加工することなく中継していた。このよ
うな形態では、特に中継装置を多数用いた場合、隣接エ
リア間で同一の基地局の識別符号を用いることになるた
め、誤動作が発生する可能性がある。そこで、各中継装
置で識別符号を変換することが望ましい。そのような実
施形態を以下に説明する。
【0039】図11ないし図15は本発明の第五の実施
形態を示す図であり、図11は装置構成、図12ないし
図14は識別符号変換処理のフローチャート、図15は
エアインタフェース上の発着識別符号を示す。
【0040】ここでは一段中継の例を示し、PHS基地
局12、PHS基地局中継装置16およびPHS端末1
3を備え、自己識別符号として、PHS基地局12には
CS−ID、PHS基地局中継装置16にはREP−I
D、PHS端末13にはPS−IDが割り当てられてい
るものとする。以下にPHS基地局中継装置16による
識別符号変換処理の基本的動作を説明するが、この処理
は、PHS基地局中継装置16として図2に示した構成
を用いる場合には通信制御部23により、図7に示した
構成を用いる場合には通信制御部33により行われる。
【0041】(1)PHS基地局中継装置16による報
知情報処理 PHS基地局中継装置16は、PHS基地局12からの
下り制御信号に基づいて、スーパーフレームを確立でき
たかを確認する。確立できたことが確認されると、PH
S基地局中継装置16は、PHS基地局12から個別セ
ル用チャネルSCCHを受信したとき、そのSCCHに
含まれる発識別符号をREP−IDに書き換えてPHS
端末13へ送信する。
【0042】(2)PHS基地局中継装置16による位
置登録、発呼処理 PHS基地局中継装置16は、PHS基地局12からの
下り制御信号に基づいて、スーパーフレームを確立でき
たかを確認する。確立できたことが確認されると、PH
S基地局中継装置16はPHS端末13からリンクチャ
ネル確立要求を受信したとき、空きチャネルが存在する
かを検索する。空きチャネルが存在すれば、SCCHに
含まれる着識別符号をCS−IDに書き替えて、PHS
基地局12へ「リンクチャネル確立要求」を送信する。
この送信の後に、PHS基地局12から「リンクチャネ
ル割当」を受信すると、その発識別符号をREP−ID
に書き替えてPHS端末13へ送信する。このシーケン
ス以降は、RCR STD−28に基づいたPHSの位
置登録および発呼処理に必要な基地局−端末間の制御信
号を、そのまま加工することなく中継処理する。
【0043】(3)PHS基地局中継装置16による着
呼処理 PHS基地局中継装置16は、PHS基地局12からの
下り制御信号に基づいて、スーパーフレームを確立でき
たかを確認する。確立できたことが確認されるとPHS
基地局中継装置16は、PHS基地局12から一斉呼び
出しチャネルPCHを受信したとき、そのPCHに含ま
れる発識別符号をREP−IDに書き換えてPHS端末
13へ送信する。PHS端末13から「リンクチャネル
確立要求」を受信したときには、空きチャネルが存在す
るかを検索する。空きチャネルが存在すれば、着識別符
号をCS−IDに書き替えて、PHS基地局12へ「リ
ンクチャネル確立要求」を送信する。この送信の後にP
HS基地局12から「リンクチャネル割当」を受信する
と、その発識別符号をREP−IDに書き替えてPHS
端末13へ送信する。このシーケンス以降は、RCR
STD−28に基づいたPHSの着呼処理に必要な基地
局−端末間の制御信号を、そのまま加工することなく中
継処理する。
【0044】図16ないし図23は本発明の第六の実施
形態を示す図であり、図16は二段中継構成、図17な
いし図19は一段目のPHS基地局中継装置による識別
符号変換処理のフローチャート、図20ないし図22は
二段目のPHS基地局中継装置による識別符号変換処理
のフローチャート、図23はエアインタフェース上の発
着識別符号を示す。
【0045】二段中継の場合には、PHS基地局12と
PHS端末13との間にPHS基地局中継装置17、1
8が配置される。自己識別符号としては、PHS基地局
12にはCS−ID、PHS基地局中継装置17にはR
EP1−ID、PHS基地局中継装置18にはREP2
−ID、PHS端末13にはPS−IDが割り当てられ
ているものとする。
【0046】まず、一段目のPHS基地局中継装置17
による識別符号変換処理の基本的動作を説明する。
【0047】(1)PHS基地局中継装置17による報
知情報処理 PHS基地局中継装置17は、PHS基地局12からの
下り制御信号に基づいて、スーパーフレームを確立でき
たかを確認する。確立できたことが確認されると、PH
S基地局中継装置17は、PHS基地局12からSCC
Hを受信したとき、そのSCCHに含まれる発識別符号
をREP1−IDに書き換えてPHS基地局中継装置1
8へ送信する。
【0048】(2)PHS基地局中継装置17による位
置登録、発呼処理 PHS基地局中継装置17は、PHS基地局12からの
下り制御信号に基づいて、スーパーフームを確立できた
かを確認する。確立できたことが確認されると、PHS
基地局中継装置17はPHS基地局中継装置18からリ
ンクチャネル確立要求を受信したとき、空きチャネルが
存在するかを検索する。空きチャネルが存在すれば、S
CCHに含まれる着識別符号をCS−IDに書き替え
て、PHS基地局12へ「リンクチャネル確立要求」を
送信する。この送信の後に、PHS基地局12から「リ
ンクチャネル割当」を受信すると、その発識別符号をR
EP1−IDに書き替えてPHS基地局中継装置18へ
送信する。このシーケンス以降は、RCR STD−2
8に基づいたPHSの位置登録および発呼処理に必要な
基地局−端末間の制御信号を、そのまま加工することな
く中継処理する。
【0049】(3)PHS基地局中継装置17による着
呼処理 PHS基地局中継装置17は、PHS基地局12からの
下り制御信号に基づいて、スーパーフレームを確立でき
たかを確認する。確立できたことが確認されるとPHS
基地局中継装置17は、PHS基地局12からPCHを
受信したとき、そのPCHに含まれる発識別符号をRE
P1−IDに書き換えてPHS基地局中継装置18へ送
信する。PHS基地局中継装置18から「リンクチャネ
ル確立要求」を受信したときには、空きチャネルが存在
するかを検索する。空きチャネルが存在すれば、着識別
符号をCS−IDに書き替えて、PHS基地局12へ
「リンクチャネル確立要求」を送信する。この送信の後
にPHS基地局12から「リンクチャネル割当」を受信
すると、その発識別符号をREP1−IDに書き替えて
PHS基地局中継装置18へ送信する。このシーケンス
以降は、RCR STD−28に基づいたPHSの着呼
処理に必要な基地局−端末間の制御信号を、そのまま加
工することなく中継処理する。
【0050】次に、二段目のPHS基地局中継装置18
による識別符号変換処理の基本的動作を説明する。
【0051】(1)PHS基地局中継装置18による報
知情報処理 PHS基地局中継装置18は、PHS基地局中継装置1
7からの下り制御信号に基づいて、スーパーフレームを
確立できたかを確認する。確立できたことが確認される
と、PHS基地局中継装置18は、PHS基地局中継装
置17からSCCHを受信したとき、そのSCCHに含
まれる発識別符号をREP2−IDに書き換えてPHS
端末13へ送信する。
【0052】(2)PHS基地局中継装置18による位
置登録、発呼処理 PHS基地局中継装置18は、PHS基地局中継装置1
7からの下り制御信号に基づいて、スーパーフレームを
確立できたかを確認する。確立できたことが確認される
と、PHS基地局中継装置18はPHS端末13からリ
ンクチャネル確立要求を受信したとき、空きチャネルが
存在するかを検索する。空きチャネルが存在すれば、S
CCHに含まれる着識別符号をREP1−IDに書き替
えて、PHS基地局中継装置17へ「リンクチャネル確
立要求」を送信する。この送信の後に、PHS基地局中
継装置17から「リンクチャネル割当」を受信すると、
その発識別符号をREP2−IDに書き替えてPHS端
末13へ送信する。このシーケンス以降は、RCR S
TD−28に基づいたPHSの位置登録および発呼処理
に必要な基地局−端末間の制御信号を、そのまま加工す
ることなく中継処理する。
【0053】(3)PHS基地局中継装置18による着
呼処理 PHS基地局中継装置18は、PHS基地局中継装置1
7からの下り制御信号に基づいて、スーパーフレームを
確立できたかを確認する。確立できたことが確認される
とPHS基地局中継装置18は、PHS基地局中継装置
17からPCHを受信したとき、そのPCHに含まれる
発識別符号をREP2−IDに書き換えてPHS端末1
3へ送信する。PHS端末13から「リンクチャネル確
立要求」を受信したときには、空きチャネルが存在する
かを検索する。空きチャネルが存在すれば、着識別符号
をREP1−IDに書き替えて、PHS基地局中継装置
17へ「リンクチャネル確立要求」を送信する。この送
信の後にPHS基地局中継装置17から「リンクチャネ
ル割当」を受信すると、その発識別符号をREP2−I
Dに書き替えてPHS端末13へ送信する。このシーケ
ンス以降は、RCRSTD−28に基づいたPHSの着
呼処理に必要な基地局−端末間の制御信号を、そのまま
加工することなく中継処理する。
【0054】PHS基地局中継装置が3段以上配置され
る場合でも、同様にして多段中継の識別符号変換処理を
行うことができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の簡易型携
帯電話装置は、基地局の信号を無線中継することによ
り、交換機と基地局間を接続する有線回線が不要とな
り、配線ケーブルによる美観を損うことなく、また交換
機との回線敷設工事が省力化できることから、迅速なサ
ービスエリアの拡大を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示す図であり、PH
S装置の全体構成を示す図。
【図2】PHS基地局中継装置の構成例を示すブロック
図。
【図3】制御信号の送受信タイミングを示す図。
【図4】通話信号の送受信タイミングを示す図。
【図5】本発明の第二の実施形態を示す図。
【図6】本発明の第三の実施形態を示す図であり、PH
S装置の全体構成を示す図。
【図7】PHS基地局中継装置の構成例を示すブロック
図。
【図8】制御信号の送受信タイミングを示す図。
【図9】通話信号の送受信タイミングを示す図。
【図10】本発明の第四の実施形態を示す図。
【図11】本発明の第五の実施形態を示す図であり、装
置構成を示す図。
【図12】識別符号変換処理のフローチャート。
【図13】識別符号変換処理のフローチャート。
【図14】識別符号変換処理のフローチャート。
【図15】エアインタフェース上の発着識別符号を示す
図。
【図16】本発明の第六の実施形態を示す図であり、二
段中継構成を示す図。
【図17】一段目のPHS基地局中継装置による識別符
号変換処理のフローチャート。
【図18】一段目のPHS基地局中継装置による識別符
号変換処理のフローチャート。
【図19】一段目のPHS基地局中継装置による識別符
号変換処理のフローチャート。
【図20】二段目のPHS基地局中継装置による識別符
号変換処理のフローチャート。
【図21】二段目のPHS基地局中継装置による識別符
号変換処理のフローチャート。
【図22】二段目のPHS基地局中継装置による識別符
号変換処理のフローチャート。
【図23】エアインタフェース上の発着識別符号を示す
図。
【符号の説明】
11 交換機 12 PHS基地局 13 PHS端末 14、17、18 PHS基地局中継装置 21、31、32 送受信部 23、33 通信制御部 24、34 タイミング制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平木 真人 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−38492(JP,A) 特開 平6−188800(JP,A) 特開 平7−162935(JP,A) 特開 昭63−51727(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/14 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 簡易型携帯電話サービスを提供する交換
    機に有線により接続された1以上の基地局と、 この1以上の基地局のそれぞれのサービスエリア内でそ
    の基地局とTDMA−TDD方式により線通信が可能
    な端末とを備えた簡易型携帯電話装置において、 前記1以上の基地局の少なくともひとつに対してその基
    地局と前記端末との通信を中継する中継装置を備え、 この中継装置は、中継すべき基地局からの無線信号を受
    信してからその基地局の送信するTDMAフレームと中
    継先の端末が受信するTDMAフレームとの位相差に相
    当する第一の遅延時間の後に、その基地局が別の無線信
    号を送信しているタイミングのタイムスロットで、その
    中継装置のサービスエリア内に在圏する端末に送信する
    下り遅延手段と、その端末から無線信号を受信してか
    、その中継先の基地局が受信するTDMAフレームに
    おいてその送信元の端末に割り当てられたタイムスロッ
    トとなるような第二の遅延時間の後に、その無線信号を
    前記中継先の基地局に送信する上り遅延手段と含むこと
    を特徴とする簡易型携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 前記中継装置は、基地局が送信した無線
    信号の一部のタイムスロットを受信してその基地局が無
    線信号を送信している他のタイムスロットで端末に送信
    し、それに応答する端末からの無線信号を基地局が無線
    信号を受信している一部のタイムスロットで受信しその
    基地局が無線信号を受信している他のタイムスロットで
    送信するひとつの送受信部を含む請求項1記載の簡易型
    携帯電話装置。
  3. 【請求項3】 前記中継装置は、基地局との間で無線信
    号の送受信を行う第一の送受信部と、この第一の送受信
    部とは別個に設けられこの第一の送受信部とは位相の異
    なるTDMAフレームにより端末との間で無線信号の送
    受信を行う第二の送受信部とを含む請求項1記載の簡易
    型携帯電話装置。
  4. 【請求項4】 前記中継装置は、基地局から送信された
    無線信号に含まれる識別符号を自己の識別符号に変換
    し、端末から送信された無線信号に含まれる自 己の識別
    符号を中継先の基地局の識別符号に変換する識別符号変
    換手段を含む請求項1ないし3のいずれか記載の簡易型
    携帯電話装置。
  5. 【請求項5】 前記中継装置が多段に配置された請求項
    1ないし4のいずれか記載の簡易型携帯電話装置。
  6. 【請求項6】 簡易型携帯電話サービスを提供する交換
    機に有線により接続された基地局とこの基地局と無線に
    よる通信が可能な端末とのTDMA−TDD方式により
    行われる通信を中継する簡易型携帯電話基地局中継装置
    において、 中継すべき基地局からの無線信号を受信してから、その
    基地局の送信するTDMAフレームと中継先の端末が受
    信するTDMAフレームとの位相差に相当する第一の遅
    延時間の後に、その基地局が別の無線信号を送信してい
    るタイミングのタイムスロットで、その中継装置のサー
    ビスエリア内に在圏する端末に送信する下り遅延手段
    と、 その端末からの無線信号を受信してから、その中継先の
    基地局が受信するTDMAフレームにおいてその送信元
    の端末に割り当てられたタイムスロットとなるような第
    二の遅延時間の後に、その無線信号を前記中継先の基地
    局に送信する上り遅延手段と を備えたことを特徴とする
    簡易型携帯電話基地局中継装置。
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