JP3105764B2 - 多方向多重接続方式の無線通信システム - Google Patents
多方向多重接続方式の無線通信システムInfo
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- JP3105764B2 JP3105764B2 JP07156901A JP15690195A JP3105764B2 JP 3105764 B2 JP3105764 B2 JP 3105764B2 JP 07156901 A JP07156901 A JP 07156901A JP 15690195 A JP15690195 A JP 15690195A JP 3105764 B2 JP3105764 B2 JP 3105764B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は多重無線アクセス方式に
係り、特に複数の遠隔地点の加入者に対して経済的に通
信サービスを提供する無線通信システムに関する。
係り、特に複数の遠隔地点の加入者に対して経済的に通
信サービスを提供する無線通信システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】交換機の設置場所から遠隔の地にある加
入者に対して経済的に交換サービスを提供する方式が種
々提案されている。特に、特開昭６０−３２４５１号公
報に開示されたシステムは、加入者が存在する遠隔地の
近くに集線装置を設けこの集線装置と交換機との間を多
重化された無線伝送路で接続するものであり、要求割当
多元接続（ＤＡＭＡ）運用を行うことで遠距離に散在す
る加入者に対して経済的な交換サービスを提供すること
ができる。
入者に対して経済的に交換サービスを提供する方式が種
々提案されている。特に、特開昭６０−３２４５１号公
報に開示されたシステムは、加入者が存在する遠隔地の
近くに集線装置を設けこの集線装置と交換機との間を多
重化された無線伝送路で接続するものであり、要求割当
多元接続（ＤＡＭＡ）運用を行うことで遠距離に散在す
る加入者に対して経済的な交換サービスを提供すること
ができる。
【０００３】図５は、上記従来システムの概略的構成を
示すブロック図である。このシステムは、１つの親局３
０１と、この親局３０１とＴＤＭ／ＴＤＭＡ（時分割多
重／時分割多元接続）方式で通信を行う複数の子局３０
２と、から構成される。親局３０１はデジタル接続変換
回路（ＤＴＩ）４０１及び無線送受信機４０２からな
り、ＤＴＩ４０１によって時分割交換機ＴＤＳＷのデジ
タルハイウエイと無線伝送路との間の信号変換が行われ
る。
示すブロック図である。このシステムは、１つの親局３
０１と、この親局３０１とＴＤＭ／ＴＤＭＡ（時分割多
重／時分割多元接続）方式で通信を行う複数の子局３０
２と、から構成される。親局３０１はデジタル接続変換
回路（ＤＴＩ）４０１及び無線送受信機４０２からな
り、ＤＴＩ４０１によって時分割交換機ＴＤＳＷのデジ
タルハイウエイと無線伝送路との間の信号変換が行われ
る。
【０００４】各子局３０２は複数の加入者端末を収容
し、時分割交換機ＴＤＳＷによって遠隔制御される交換
機能を有する。送受信機４０３によって送受信される多
重デジタル信号は、多重変換回路４０４によって加入者
端末毎に設けられた符号化・復号化器（ＣＯＤＥＣ）の
デジタル信号と相互変換され、それぞれ加入者回路ＬＣ
を通して加入者端末に接続される。
し、時分割交換機ＴＤＳＷによって遠隔制御される交換
機能を有する。送受信機４０３によって送受信される多
重デジタル信号は、多重変換回路４０４によって加入者
端末毎に設けられた符号化・復号化器（ＣＯＤＥＣ）の
デジタル信号と相互変換され、それぞれ加入者回路ＬＣ
を通して加入者端末に接続される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシステムでは、各子局とそれに収容される多数の加
入者端末とが敷設通信線路を介して接続されているため
に、加入者端末の増減に柔軟に対応することができな
い。即ち、ある子局において加入者を追加しようとする
と、それに伴ってＣＯＤＥＣ及び加入者回路の増設なら
びに通信線路の敷設が必要となり、設備費用が増大する
だけでなく、各加入者通信線路の保守運用も大きな負担
となる。
来のシステムでは、各子局とそれに収容される多数の加
入者端末とが敷設通信線路を介して接続されているため
に、加入者端末の増減に柔軟に対応することができな
い。即ち、ある子局において加入者を追加しようとする
と、それに伴ってＣＯＤＥＣ及び加入者回路の増設なら
びに通信線路の敷設が必要となり、設備費用が増大する
だけでなく、各加入者通信線路の保守運用も大きな負担
となる。
【０００６】更に、加入者端末を収容する基地局が交換
機から非常に遠方にある場合には、従来のように親局３
０１と子局３０２とを無線伝送路で単純に接続すること
はできない。
機から非常に遠方にある場合には、従来のように親局３
０１と子局３０２とを無線伝送路で単純に接続すること
はできない。
【０００７】そこで、本発明の目的は、交換機から遠く
離れた加入者に対しても経済的な通信サービスを提供で
きる無線通信システムを提供することにある。
離れた加入者に対しても経済的な通信サービスを提供で
きる無線通信システムを提供することにある。
【０００８】本発明の他の目的は、交換機から遠く離れ
た加入者の増減に柔軟に対応できる経済的な無線通信シ
ステムを提供することにある。
た加入者の増減に柔軟に対応できる経済的な無線通信シ
ステムを提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明による無線通信シ
ステムは、 多方向多重無線接続方式の通信システムに
おいて、交換機と、前記交換機からのＮ本（Ｎは自然
数）の加入者信号数が接続された集中制御局と、Ｍ本
（Ｍは自然数：Ｍ＜Ｎ）の回線を含む第１無線伝送路を
通して前記集中制御局と接続された中継局と、第２無線
伝送路を通して前記中継局に収容された複数の基地局
と、第３無線伝送路を通して前記複数の基地局の各々に
収容された複数の加入者端末と、からなり、前記集中制
御局は、前記複数の加入者信号線を前記第１無線伝送路
に含まれるＭ回線に対応したＭ本のデジタル線に集線す
る集線手段と、前記複数の加入者信号線と前記第1無線
伝送路に含まれるＭ回線との使用状況を監視する監視手
段と、前記使用状況に基づいて前記複数の加入者信号線
と前記第1無線伝送路との間の回線を割り当て、前記回
線割り当てに関する情報をＴＤＭ回線割当情報として前
記中継局に送信する回線割当制御手段と、前記Ｍ回線の
伝送信号を時分割多重（ＴＤＭ）方式に従って多重分離
する第１多重分離手段と、からなり、前記中継局は、前
記第１無線伝送路から前記第２無線伝送路へ伝送される
下り伝送信号を前記ＴＤＭ方式に従って多重分離し、上
り伝送信号を前記複数の基地局にそれぞれ対応した割当
フレームからなる時分割多元接続（ＴＤＭＡ）方式に従
って多重分離する第２多重分離手段からなり、前記複数
の基地局の各々は、前記第２無線伝送路を通して受信し
た前記ＴＤＭ回線割当情報から当該基地局宛の下り伝送
信号を選択する選択手段と、前記選択された下り伝送信
号をＴＤＭＡ方式に従って多重化する第１多重化手段
と、前記第３無線伝送路を通して少なくとも１つの加入
者端末から受信した上り伝送信号を時分割双方向伝送
（ＴＤＤ）方式に従って分離する分離手段と、分離され
た前記上り伝送信号を前記第２無線伝送路にＴＤＭＡ方
式に従って多重化する第２多重化手段と、からなる、こ
とを特徴とする。
ステムは、 多方向多重無線接続方式の通信システムに
おいて、交換機と、前記交換機からのＮ本（Ｎは自然
数）の加入者信号数が接続された集中制御局と、Ｍ本
（Ｍは自然数：Ｍ＜Ｎ）の回線を含む第１無線伝送路を
通して前記集中制御局と接続された中継局と、第２無線
伝送路を通して前記中継局に収容された複数の基地局
と、第３無線伝送路を通して前記複数の基地局の各々に
収容された複数の加入者端末と、からなり、前記集中制
御局は、前記複数の加入者信号線を前記第１無線伝送路
に含まれるＭ回線に対応したＭ本のデジタル線に集線す
る集線手段と、前記複数の加入者信号線と前記第1無線
伝送路に含まれるＭ回線との使用状況を監視する監視手
段と、前記使用状況に基づいて前記複数の加入者信号線
と前記第1無線伝送路との間の回線を割り当て、前記回
線割り当てに関する情報をＴＤＭ回線割当情報として前
記中継局に送信する回線割当制御手段と、前記Ｍ回線の
伝送信号を時分割多重（ＴＤＭ）方式に従って多重分離
する第１多重分離手段と、からなり、前記中継局は、前
記第１無線伝送路から前記第２無線伝送路へ伝送される
下り伝送信号を前記ＴＤＭ方式に従って多重分離し、上
り伝送信号を前記複数の基地局にそれぞれ対応した割当
フレームからなる時分割多元接続（ＴＤＭＡ）方式に従
って多重分離する第２多重分離手段からなり、前記複数
の基地局の各々は、前記第２無線伝送路を通して受信し
た前記ＴＤＭ回線割当情報から当該基地局宛の下り伝送
信号を選択する選択手段と、前記選択された下り伝送信
号をＴＤＭＡ方式に従って多重化する第１多重化手段
と、前記第３無線伝送路を通して少なくとも１つの加入
者端末から受信した上り伝送信号を時分割双方向伝送
（ＴＤＤ）方式に従って分離する分離手段と、分離され
た前記上り伝送信号を前記第２無線伝送路にＴＤＭＡ方
式に従って多重化する第２多重化手段と、からなる、こ
とを特徴とする。
【００１０】
【作用】第１制御局から加入者端末へ伝送される下り伝
送信号は、第２制御局毎のフレーム構成を有するＴＤＭ
多重化された第１及び第２無線伝送路を通して第２制御
局へ伝送され、更に加入者端末毎のスロット構成を有す
るＴＤＭＡ多重化された第３無線伝送路を通して加入者
端末へ伝送される。逆に、加入者端末から第１制御局へ
の上り伝送信号は、複数の加入者端末からＴＤＭＡ方式
で第２制御局へ伝送されて合成多重され、更に複数の第
２制御局からＴＤＭＡ方式で中継局へ伝送される。中継
局で合成多重された上り信号はＴＤＭ多重化された第１
無線伝送路を通して第１制御局へ伝送される。
送信号は、第２制御局毎のフレーム構成を有するＴＤＭ
多重化された第１及び第２無線伝送路を通して第２制御
局へ伝送され、更に加入者端末毎のスロット構成を有す
るＴＤＭＡ多重化された第３無線伝送路を通して加入者
端末へ伝送される。逆に、加入者端末から第１制御局へ
の上り伝送信号は、複数の加入者端末からＴＤＭＡ方式
で第２制御局へ伝送されて合成多重され、更に複数の第
２制御局からＴＤＭＡ方式で中継局へ伝送される。中継
局で合成多重された上り信号はＴＤＭ多重化された第１
無線伝送路を通して第１制御局へ伝送される。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１２】図１は、本発明による多方向多重無線通信
システムの一実施例を示すブロック構成図である。本実
施例によるシステムは、交換機１に直接接続された集中
制御局２と、集中制御局２に無線回線で接続された中継
局３と、集中制御局２に中継局３を介して収容される複
数の基地局４（４a1〜４ap：ｐは自然数）と、各基地局
に配属された複数の加入者端末と、から構成される。た
だし、図１では、図面の煩雑さを避けるために、基地局
４a1及びそれに配属された加入者端末５a-1〜５
a1-q（ｑは自然数）と、基地局４ap及びそれに配属され
た加入者端末５ap-1〜５ap-qとが記載されている。な
お、加入者端末の数ｑは１つの基地局が収容している端
末数を示しており、実際には基地局毎に最大端末数Ｌ以
内の任意の数である。
システムの一実施例を示すブロック構成図である。本実
施例によるシステムは、交換機１に直接接続された集中
制御局２と、集中制御局２に無線回線で接続された中継
局３と、集中制御局２に中継局３を介して収容される複
数の基地局４（４a1〜４ap：ｐは自然数）と、各基地局
に配属された複数の加入者端末と、から構成される。た
だし、図１では、図面の煩雑さを避けるために、基地局
４a1及びそれに配属された加入者端末５a-1〜５
a1-q（ｑは自然数）と、基地局４ap及びそれに配属され
た加入者端末５ap-1〜５ap-qとが記載されている。な
お、加入者端末の数ｑは１つの基地局が収容している端
末数を示しており、実際には基地局毎に最大端末数Ｌ以
内の任意の数である。
【００１３】集中制御局２はＴＤＭ方式の無線伝送路１
０３を介して中継局３に接続され、中継局３は時分割多
重／時分割多元接続（ＴＤＭ／ＴＤＭＡ）方式の無線伝
送路１０６を通して複数の基地局４と接続され、更に、
各基地局は時分割多元接続／時分割双方向伝送（ＴＤＭ
Ａ／ＴＤＤ）方式の無線伝送路１０７を通して配下の加
入者端末と接続されている。
０３を介して中継局３に接続され、中継局３は時分割多
重／時分割多元接続（ＴＤＭ／ＴＤＭＡ）方式の無線伝
送路１０６を通して複数の基地局４と接続され、更に、
各基地局は時分割多元接続／時分割双方向伝送（ＴＤＭ
Ａ／ＴＤＤ）方式の無線伝送路１０７を通して配下の加
入者端末と接続されている。
【００１４】集中制御局２は、集線装置２１、ＴＤＭ多
重分離装置２２、送受信機２３、アンテナ２４、及び集
中制御装置２５からなる。集線装置２１は交換機１から
のｎ本の加入者線１００をｍ（ｍ＜ｎ）本のデジタル線
路１０１に集束させる。ｎ本の加入者線１００が同時に
発呼する確率は殆ど無いからである。多重分離装置２２
はｍ本のデジタル線路１０１の信号を１つのＴＤＭ伝送
路１０２に多重化し、逆に多重化されたデジタル伝送路
１０２の信号をｍ本のデジタル線路１０１に分離する。
加入者線の総数ｎは加入者端末の総数に相当し、デジタ
ル線路１０１の総数ｍは無線伝送路１０３のＴＤＭの回
線総数と同じである。
重分離装置２２、送受信機２３、アンテナ２４、及び集
中制御装置２５からなる。集線装置２１は交換機１から
のｎ本の加入者線１００をｍ（ｍ＜ｎ）本のデジタル線
路１０１に集束させる。ｎ本の加入者線１００が同時に
発呼する確率は殆ど無いからである。多重分離装置２２
はｍ本のデジタル線路１０１の信号を１つのＴＤＭ伝送
路１０２に多重化し、逆に多重化されたデジタル伝送路
１０２の信号をｍ本のデジタル線路１０１に分離する。
加入者線の総数ｎは加入者端末の総数に相当し、デジタ
ル線路１０１の総数ｍは無線伝送路１０３のＴＤＭの回
線総数と同じである。
【００１５】送受信機２３はＱＰＳＫ等の周知の変復調
回路を含み、アンテナ２４を通して時分割多重された信
号を中継局３へ送信し、またアンテナ２４を通して中継
局から時分割多重された信号を受信する。アンテナ２４
としては、無指向性あるいは単一指向性のものを用いる
ことができる。集中制御装置２５は集線装置２１の集線
制御及び多重分離装置２２のＴＤＭ制御を行う。
回路を含み、アンテナ２４を通して時分割多重された信
号を中継局３へ送信し、またアンテナ２４を通して中継
局から時分割多重された信号を受信する。アンテナ２４
としては、無指向性あるいは単一指向性のものを用いる
ことができる。集中制御装置２５は集線装置２１の集線
制御及び多重分離装置２２のＴＤＭ制御を行う。
【００１６】中継局３は、集中制御局２と無線伝送路１
０３を通して送受信を行うためのアンテナ３１及び送受
信機３２と、無線伝送路１０３と１０６との間のＴＤＭ
／ＴＤＭＡ制御を行う多重分離装置３３と、基地局４と
無線伝送路１０６を通して送受信を行うための送受信機
３４及びアンテナ３５と、からなる。アンテナ３５とし
ては、無指向性あるいは単一指向性のものを用いること
ができる。
０３を通して送受信を行うためのアンテナ３１及び送受
信機３２と、無線伝送路１０３と１０６との間のＴＤＭ
／ＴＤＭＡ制御を行う多重分離装置３３と、基地局４と
無線伝送路１０６を通して送受信を行うための送受信機
３４及びアンテナ３５と、からなる。アンテナ３５とし
ては、無指向性あるいは単一指向性のものを用いること
ができる。
【００１７】また、多重分離装置３３は、下り信号に対
してＴＤＭ制御を行い、上り信号に対してはＴＤＭＡ制
御を行う。より詳しくは、無線伝送路１０３から受信し
たＴＤＭ多重化信号（下り信号）は同じＴＤＭ多重化信
号として無線伝送路１０６へ転送され、逆に複数の基地
局から無線伝送路１０６を通して受信したＴＤＭＡ信号
（上り信号）は合成多重されてＴＤＭ多重化信号として
無線伝送路１０３へ転送される。
してＴＤＭ制御を行い、上り信号に対してはＴＤＭＡ制
御を行う。より詳しくは、無線伝送路１０３から受信し
たＴＤＭ多重化信号（下り信号）は同じＴＤＭ多重化信
号として無線伝送路１０６へ転送され、逆に複数の基地
局から無線伝送路１０６を通して受信したＴＤＭＡ信号
（上り信号）は合成多重されてＴＤＭ多重化信号として
無線伝送路１０３へ転送される。
【００１８】基地局４a1〜４apは、中継局３と無線伝送
路１０６を通して送受信を行うためのアンテナ４１、送
受信機４２及びＴＤＭ多重分離装置４３と、配下の加入
者端末と無線伝送路１０７を通して送受信を行うための
ＴＤＭＡ／ＴＤＤ多重分離装置４４、送受信機４５及び
アンテナ４６と、制御装置４７と、から構成される。
路１０６を通して送受信を行うためのアンテナ４１、送
受信機４２及びＴＤＭ多重分離装置４３と、配下の加入
者端末と無線伝送路１０７を通して送受信を行うための
ＴＤＭＡ／ＴＤＤ多重分離装置４４、送受信機４５及び
アンテナ４６と、制御装置４７と、から構成される。
【００１９】制御装置４７は、多重分離装置４３のＴＤ
Ｍ制御と多重分離装置４４のＴＤＭＡ／ＴＤＤ制御を行
う。より詳しくは、ＴＤＭ多重分離装置４３は、中継局
３から受信したＴＤＭ多重化信号（下り信号）から自局
のスロットのみを分離し、逆にＴＤＭＡ／ＴＤＤ多重分
離装置４４からの信号をＴＤＭ多重化する。また、ＴＤ
ＭＡ／ＴＤＤ多重分離装置４４は、加入者端末から受信
したＴＤＭＡ／ＴＤＤ多重化信号（上り信号）を分離し
てＴＤＭ多重分離装置４３へ出力し、逆にＴＤＭ多重分
離装置４３からの信号をＴＤＭＡ／ＴＤＤ多重化する。
アンテナ４１及び４６としては、無指向性あるいは単一
指向性のものを用いることができる。
Ｍ制御と多重分離装置４４のＴＤＭＡ／ＴＤＤ制御を行
う。より詳しくは、ＴＤＭ多重分離装置４３は、中継局
３から受信したＴＤＭ多重化信号（下り信号）から自局
のスロットのみを分離し、逆にＴＤＭＡ／ＴＤＤ多重分
離装置４４からの信号をＴＤＭ多重化する。また、ＴＤ
ＭＡ／ＴＤＤ多重分離装置４４は、加入者端末から受信
したＴＤＭＡ／ＴＤＤ多重化信号（上り信号）を分離し
てＴＤＭ多重分離装置４３へ出力し、逆にＴＤＭ多重分
離装置４３からの信号をＴＤＭＡ／ＴＤＤ多重化する。
アンテナ４１及び４６としては、無指向性あるいは単一
指向性のものを用いることができる。
【００２０】加入者端末５（５a-1〜５ap-q）は、図２
に示すように、アンテナ５１、送受信回路５２、ＴＤＭ
Ａ／ＴＤＤ組立分解回路５３、音声／データの符号化及
び復号化を行う符号化・復号化器（ＣＯＤＥＣ）５４、
マイク５５、及びスピーカ５６からなる。ＴＤＭＡ／Ｔ
ＤＤ組立分解回路５３は、所属する基地局から受信した
ＴＤＭＡ／ＴＤＤフレームを分解して自局宛の信号を選
択し、また送信音声／データからＴＤＭＡ／ＴＤＤフレ
ームを組み立てる。アンテナ５１としては、無指向性あ
るいは単一指向性のものを用いることができる。
に示すように、アンテナ５１、送受信回路５２、ＴＤＭ
Ａ／ＴＤＤ組立分解回路５３、音声／データの符号化及
び復号化を行う符号化・復号化器（ＣＯＤＥＣ）５４、
マイク５５、及びスピーカ５６からなる。ＴＤＭＡ／Ｔ
ＤＤ組立分解回路５３は、所属する基地局から受信した
ＴＤＭＡ／ＴＤＤフレームを分解して自局宛の信号を選
択し、また送信音声／データからＴＤＭＡ／ＴＤＤフレ
ームを組み立てる。アンテナ５１としては、無指向性あ
るいは単一指向性のものを用いることができる。
【００２１】なお、無線伝送路１０７のＴＤＭＡ／ＴＤ
Ｄフレームとしては、財団法人電波システム開発センタ
ーから標準規格として発行されている第二世代コードレ
ス電話システムの仕様を採用してもよい。
Ｄフレームとしては、財団法人電波システム開発センタ
ーから標準規格として発行されている第二世代コードレ
ス電話システムの仕様を採用してもよい。
【００２２】図３は、本実施例の無線伝送路１０３にお
けるＴＤＭフレームのフォーマット図である。集中制御
局２と中継局３との間で送受信される伝送信号の基本フ
レームは先頭スロットと基地局４a1〜３apにそれぞれ割
り当てられる複数のフレームからなる。先頭スロットは
更にフレーム先頭フレーム識別ビットと各基地局のＴＤ
Ｍ割当情報とから構成される。各基地局割当フレームに
は、各基地局に収容される複数の加入者端末にそれぞれ
対応したスロットが割り当てられている。例えば、基地
局４a1のフレームは、最大Ｌ個の端末にそれぞれ割り当
てることができるスロットＡ１1〜Ａ１Lからなる。
けるＴＤＭフレームのフォーマット図である。集中制御
局２と中継局３との間で送受信される伝送信号の基本フ
レームは先頭スロットと基地局４a1〜３apにそれぞれ割
り当てられる複数のフレームからなる。先頭スロットは
更にフレーム先頭フレーム識別ビットと各基地局のＴＤ
Ｍ割当情報とから構成される。各基地局割当フレームに
は、各基地局に収容される複数の加入者端末にそれぞれ
対応したスロットが割り当てられている。例えば、基地
局４a1のフレームは、最大Ｌ個の端末にそれぞれ割り当
てることができるスロットＡ１1〜Ａ１Lからなる。
【００２３】図４は、本実施例の無線伝送路１０６にお
けるＴＤＭ／ＴＤＭＡフレームのフォーマット図であ
る。中継局３から基地局４a1〜４apへ伝送される下り伝
送信号の基本フレームは、図３に示すものと同一であ
る。従って、下り伝送信号は図３に示すＴＤＭ多重化信
号として集中制御局２から中継局３を介して基地局４a1
〜４apへそれぞれ伝送される。各基地局では、自局に割
り当てられた割当フレームのみを選択すればよい。
けるＴＤＭ／ＴＤＭＡフレームのフォーマット図であ
る。中継局３から基地局４a1〜４apへ伝送される下り伝
送信号の基本フレームは、図３に示すものと同一であ
る。従って、下り伝送信号は図３に示すＴＤＭ多重化信
号として集中制御局２から中継局３を介して基地局４a1
〜４apへそれぞれ伝送される。各基地局では、自局に割
り当てられた割当フレームのみを選択すればよい。
【００２４】これに対して、基地局４a1〜４apから中継
局３へ伝送される上り伝送信号は、ＴＤＭＡフレームに
よって、即ち基地局毎に予め割り当てられた割当フレー
ムによって伝送される。各割当フレームには、その基地
局が収容する加入者端末にそれぞれ対応したスロット
（Ａ１1〜Ａ１L・・・）が予め割り当てられており、各
スロットのフォーマットは、図４に示すように、基地局
番号ＩＤB、基地局が収容する加入者番号ＩＤ1、通信相
手となる加入者番号ＩＤ2、及び通信データからなる。
基地局４a1〜４apからそれぞれ受信したＴＤＭＡ信号は
中継局３の多重分離装置３３によって合成多重され、Ｔ
ＤＭ多重化信号（図３に示す１つの基本フレーム）とし
て集中制御局２へ転送される。
局３へ伝送される上り伝送信号は、ＴＤＭＡフレームに
よって、即ち基地局毎に予め割り当てられた割当フレー
ムによって伝送される。各割当フレームには、その基地
局が収容する加入者端末にそれぞれ対応したスロット
（Ａ１1〜Ａ１L・・・）が予め割り当てられており、各
スロットのフォーマットは、図４に示すように、基地局
番号ＩＤB、基地局が収容する加入者番号ＩＤ1、通信相
手となる加入者番号ＩＤ2、及び通信データからなる。
基地局４a1〜４apからそれぞれ受信したＴＤＭＡ信号は
中継局３の多重分離装置３３によって合成多重され、Ｔ
ＤＭ多重化信号（図３に示す１つの基本フレーム）とし
て集中制御局２へ転送される。
【００２５】次に、このような構成を有する本実施例の
回線割当制御及び音声／データ通信動作について詳細に
説明する。
回線割当制御及び音声／データ通信動作について詳細に
説明する。
【００２６】（回線割当制御）上述したように、交換機
１からのｎ本の加入者線１００は集線装置２１によって
ｍ本に集線されるが、その際、回線割当制御が必要とな
る。
１からのｎ本の加入者線１００は集線装置２１によって
ｍ本に集線されるが、その際、回線割当制御が必要とな
る。
【００２７】先ず、交換機１から加入者端末４への下り
回線割当において、ある加入者線に呼が発生すると、接
続すべき基地局（以下、４a1とする。）及び宛先となる
加入者端末（以下、５a1-1とする。）が特定される。集
中制御装置２５は、ｍ本のデジタル線路１０１内に空き
回線があるか否かを調べ、空き回線があれば発呼があっ
た加入者線をその集線回線に割り当てる。デジタル線路
１０１の本数ｍは無線伝送路１０３のＴＤＭ多重化数と
同一であるから、集中制御装置２５はＴＤＭ多重分離装
置２２へＴＤＭスロットの割当情報のみを出力すること
で下りＴＤＭ回線の割当を行うことができる。このＴＤ
Ｍ回線割当情報（図４に示す下りフォーマット参照）が
無線伝送路１０３を通して中継局３へ送信され、更に同
一フォーマットにより無線伝送路１０６を通して各基地
局へ送信される。
回線割当において、ある加入者線に呼が発生すると、接
続すべき基地局（以下、４a1とする。）及び宛先となる
加入者端末（以下、５a1-1とする。）が特定される。集
中制御装置２５は、ｍ本のデジタル線路１０１内に空き
回線があるか否かを調べ、空き回線があれば発呼があっ
た加入者線をその集線回線に割り当てる。デジタル線路
１０１の本数ｍは無線伝送路１０３のＴＤＭ多重化数と
同一であるから、集中制御装置２５はＴＤＭ多重分離装
置２２へＴＤＭスロットの割当情報のみを出力すること
で下りＴＤＭ回線の割当を行うことができる。このＴＤ
Ｍ回線割当情報（図４に示す下りフォーマット参照）が
無線伝送路１０３を通して中継局３へ送信され、更に同
一フォーマットにより無線伝送路１０６を通して各基地
局へ送信される。
【００２ 【００２８】ＴＤＭ回線割当情報を受信した各基地局で
は、制御装置４７が自局の配下にある加入者番号を確認
し、該当する加入者端末５a1-1を有する基地局４a1がＴ
ＤＭＡ／ＴＤＤフレームに割り当てられたスロットを通
して加入者端末５a1-1へ呼発生情報を送信する。より詳
しくは、ＴＤＭ／ＴＤＭＡ多重分離装置４３が基本フレ
ームの中から自局に割り当てられた割当フレームを選択
し、そこに含まれる加入者ＩＤ等の情報をＴＤＭＡ／Ｔ
ＤＤ多重分離装置４４がＴＤＭＡ／ＴＤＤフォーマット
へ変換し、無線伝送路１０７の予め割り当てられたスロ
ットを通して配下の加入者端末５a1-1へ送信する。
は、制御装置４７が自局の配下にある加入者番号を確認
し、該当する加入者端末５a1-1を有する基地局４a1がＴ
ＤＭＡ／ＴＤＤフレームに割り当てられたスロットを通
して加入者端末５a1-1へ呼発生情報を送信する。より詳
しくは、ＴＤＭ／ＴＤＭＡ多重分離装置４３が基本フレ
ームの中から自局に割り当てられた割当フレームを選択
し、そこに含まれる加入者ＩＤ等の情報をＴＤＭＡ／Ｔ
ＤＤ多重分離装置４４がＴＤＭＡ／ＴＤＤフォーマット
へ変換し、無線伝送路１０７の予め割り当てられたスロ
ットを通して配下の加入者端末５a1-1へ送信する。
【００２９】逆に、加入者端末から交換機１への上り回
線割当では、例えば加入者端末５a1-1から発呼があった
とすると、その加入者端末５a1-1が所属する基地局４a1
へ発呼情報が送信される。即ち、無線伝送路１０７のＴ
ＤＭＡ／ＴＤＤフレームの所定スロットを通して加入者
端末５a1-1から基地局４a1へ接続要求が送信される。基
地局４a1では、ＴＤＭＡ／ＴＤＤ多重分離装置４４及び
ＴＤＭ／ＴＤＭＡ多重分離装置４３によって発呼情報が
ＴＤＭＡ／ＴＤＤフォーマットからＴＤＭ／ＴＤＭＡフ
ォーマットへ変換され、無線伝送路１０６の所定ＴＤＭ
／ＴＤＭＡスロットを通して中継局３へ送信される。中
継局３では、多重分離装置３３によって複数の基地局か
らの受信信号を合成多重し、ＴＤＭ多重化信号として無
線伝送路１０３を通して集中制御局２へ送信する（図４
の上りフォーマット及び図３参照）。
線割当では、例えば加入者端末５a1-1から発呼があった
とすると、その加入者端末５a1-1が所属する基地局４a1
へ発呼情報が送信される。即ち、無線伝送路１０７のＴ
ＤＭＡ／ＴＤＤフレームの所定スロットを通して加入者
端末５a1-1から基地局４a1へ接続要求が送信される。基
地局４a1では、ＴＤＭＡ／ＴＤＤ多重分離装置４４及び
ＴＤＭ／ＴＤＭＡ多重分離装置４３によって発呼情報が
ＴＤＭＡ／ＴＤＤフォーマットからＴＤＭ／ＴＤＭＡフ
ォーマットへ変換され、無線伝送路１０６の所定ＴＤＭ
／ＴＤＭＡスロットを通して中継局３へ送信される。中
継局３では、多重分離装置３３によって複数の基地局か
らの受信信号を合成多重し、ＴＤＭ多重化信号として無
線伝送路１０３を通して集中制御局２へ送信する（図４
の上りフォーマット及び図３参照）。
【００３０】集中制御局２において、集中制御装置２５
は、ＴＤＭ／ＴＤＭＡ多重分離装置２２を通してＴＤＭ
／ＴＤＭＡ回線側の回線使用状況を監視し、集線装置２
１を通して交換機１の加入者線１００の使用状況を監視
する。そして、ＴＤＭ／ＴＤＭＡ回線及び加入者線の双
方の回線割当条件が満たされた時のみ、集線装置２１と
ＴＤＭ／ＴＤＭＡ多重分離装置２２とに回線を割り当
て、加入者端末５a1-1からの接続要求を交換機１へ送出
する。
は、ＴＤＭ／ＴＤＭＡ多重分離装置２２を通してＴＤＭ
／ＴＤＭＡ回線側の回線使用状況を監視し、集線装置２
１を通して交換機１の加入者線１００の使用状況を監視
する。そして、ＴＤＭ／ＴＤＭＡ回線及び加入者線の双
方の回線割当条件が満たされた時のみ、集線装置２１と
ＴＤＭ／ＴＤＭＡ多重分離装置２２とに回線を割り当
て、加入者端末５a1-1からの接続要求を交換機１へ送出
する。
【００３１】このような手順によって交換機１と加入者
端末５a1-1〜５ap-qとの間に上り及び／又は下り回線が
それぞれ割り当てられ、電話の場合には周知のシーケン
スに従って通話路が確立される。
端末５a1-1〜５ap-qとの間に上り及び／又は下り回線が
それぞれ割り当てられ、電話の場合には周知のシーケン
スに従って通話路が確立される。
【００３２】（交換機１から加入者端末５への下り伝
送）各加入者端末に下り回線が割り当てられている場
合、音声／データ信号は交換機１から加入者線１００を
通して集中制御局２の集線装置２１に入力し、ｍ本のデ
ジタル線路１０１に集線される。更に、ＴＤＭ／ＴＤＭ
Ａ多重分離装置２２はｍ本の音声／データ信号を割当情
報と共に１本のデジタル線路１０２上に時分割多重し、
時分割多重化されたＴＤＭ信号は送受信機２３から無線
伝送路１０３を通して中継局３へ、更に中継局３から無
線伝送路１０６を通して各基地局へ送信される。
送）各加入者端末に下り回線が割り当てられている場
合、音声／データ信号は交換機１から加入者線１００を
通して集中制御局２の集線装置２１に入力し、ｍ本のデ
ジタル線路１０１に集線される。更に、ＴＤＭ／ＴＤＭ
Ａ多重分離装置２２はｍ本の音声／データ信号を割当情
報と共に１本のデジタル線路１０２上に時分割多重し、
時分割多重化されたＴＤＭ信号は送受信機２３から無線
伝送路１０３を通して中継局３へ、更に中継局３から無
線伝送路１０６を通して各基地局へ送信される。
【００３３】無線伝送路１０６を通して時分割多重化信
号を受信すると、各基地局はＴＤＭ／ＴＤＭＡ多重分離
装置４３によって自局に割り当てられた割当フレームの
みを選択する。その選択された割当フレームの各スロッ
トの加入者ＩＤ情報に従ってＴＤＭＡ／ＴＤＤ多重分離
装置４４はＴＤＭＡ／ＴＤＤフォーマットの所定スロッ
トに音声／データ信号を割り当て、無線伝送路１０７を
通して宛先の加入者端末へ送信する。
号を受信すると、各基地局はＴＤＭ／ＴＤＭＡ多重分離
装置４３によって自局に割り当てられた割当フレームの
みを選択する。その選択された割当フレームの各スロッ
トの加入者ＩＤ情報に従ってＴＤＭＡ／ＴＤＤ多重分離
装置４４はＴＤＭＡ／ＴＤＤフォーマットの所定スロッ
トに音声／データ信号を割り当て、無線伝送路１０７を
通して宛先の加入者端末へ送信する。
【００３４】（加入者端末５から交換機１への上り伝
送）各加入者端末から交換機１への上り回線が割り当て
られている場合、各基地局は、配下の各加入者端末から
無線伝送路１０７のＴＤＭＡ／ＴＤＤ割当スロットを通
して音声／データ信号を受信する。その受信信号はＴＤ
ＭＡ／ＴＤＤ多重分離装置４４によって各加入者端末毎
に分離され、更にＴＤＭ／ＴＤＭＡ多重分離装置４３に
よって１本のデジタル線路上にＴＤＭ／ＴＤＭＡフォー
マットに従って時分割多重される（図４の上りフォーマ
ット参照）。こうして基地局毎に時分割多重化された音
声／データ信号は、ＴＤＭＡ信号として無線伝送路１０
６を通して中継局３へ送信される。
送）各加入者端末から交換機１への上り回線が割り当て
られている場合、各基地局は、配下の各加入者端末から
無線伝送路１０７のＴＤＭＡ／ＴＤＤ割当スロットを通
して音声／データ信号を受信する。その受信信号はＴＤ
ＭＡ／ＴＤＤ多重分離装置４４によって各加入者端末毎
に分離され、更にＴＤＭ／ＴＤＭＡ多重分離装置４３に
よって１本のデジタル線路上にＴＤＭ／ＴＤＭＡフォー
マットに従って時分割多重される（図４の上りフォーマ
ット参照）。こうして基地局毎に時分割多重化された音
声／データ信号は、ＴＤＭＡ信号として無線伝送路１０
６を通して中継局３へ送信される。
【００３５】中継局３において、基地局毎にＴＤＭ多重
化されたＴＤＭＡ信号は多重分離装置３３によって更に
合成多重され、図３に示すＴＤＭ多重化信号としてｍ回
線からなる無線伝送路１０３を通して集中制御局２へ送
信される。
化されたＴＤＭＡ信号は多重分離装置３３によって更に
合成多重され、図３に示すＴＤＭ多重化信号としてｍ回
線からなる無線伝送路１０３を通して集中制御局２へ送
信される。
【００３６】中継局から受信した時分割多重化信号は、
集中制御局２のＴＤＭ／ＴＤＭＡ多重分離装置２２によ
ってｍ本のデジタル線路１０１に分離され、更に集線装
置２１によって加入者端末５に対応するｎ本の加入者線
１００へ分離されて交換機１へ送信される。
集中制御局２のＴＤＭ／ＴＤＭＡ多重分離装置２２によ
ってｍ本のデジタル線路１０１に分離され、更に集線装
置２１によって加入者端末５に対応するｎ本の加入者線
１００へ分離されて交換機１へ送信される。
【００３７】なお、上記実施例では、集中制御装置２に
接続された加入者線１００が加入者端末５a1-1〜５ap-q
に１対１で対応している場合を例示したが、勿論これに
限定されるものではなく、既に集線多重された線路であ
ってもよく、また他のネットワークと接続された線路で
あってもよいことは明らかである。
接続された加入者線１００が加入者端末５a1-1〜５ap-q
に１対１で対応している場合を例示したが、勿論これに
限定されるものではなく、既に集線多重された線路であ
ってもよく、また他のネットワークと接続された線路で
あってもよいことは明らかである。
【００３８】また、上記実施例における加入者端末とし
ては、各家庭に据え付けられた電話機のような固定置き
の通信機器、携帯電話のような移動端末、あるいはパー
ソナルコンピュータに組み込まれたデータ通信端末など
がある。
ては、各家庭に据え付けられた電話機のような固定置き
の通信機器、携帯電話のような移動端末、あるいはパー
ソナルコンピュータに組み込まれたデータ通信端末など
がある。
【００３９】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る無線通信システムでは、集中制御局と複数の基地局と
が少なくとも１つの中継局を介して無線接続され、集中
制御局と中継局との間はＴＤＭ方式で、中継局と複数の
基地局との間は下り伝送がＴＤＭ方式、上り伝送がＴＤ
ＭＡ方式でそれぞれ接続される。
る無線通信システムでは、集中制御局と複数の基地局と
が少なくとも１つの中継局を介して無線接続され、集中
制御局と中継局との間はＴＤＭ方式で、中継局と複数の
基地局との間は下り伝送がＴＤＭ方式、上り伝送がＴＤ
ＭＡ方式でそれぞれ接続される。
【００４０】中継局を設置したことにより、交換機から
遠方に散在する加入者に対しても通信サービスを提供す
ることができ、更に中継局と複数の基地局とを接続する
無線伝送路及び各基地局とそれに収容される複数の加入
者端末とを接続する無線伝送路の双方を多元接続方式と
したことで、加入者の増減に対して容易に対処できる経
済的な通信システムを実現できる。
遠方に散在する加入者に対しても通信サービスを提供す
ることができ、更に中継局と複数の基地局とを接続する
無線伝送路及び各基地局とそれに収容される複数の加入
者端末とを接続する無線伝送路の双方を多元接続方式と
したことで、加入者の増減に対して容易に対処できる経
済的な通信システムを実現できる。
【００４１】また、集中制御局と中継局とを接続する無
線伝送路の回線数Ｍを加入者線の数Ｎより小さくし、複
数の加入者線と無線伝送路に含まれる回線との使用状況
に基づいて任意の加入者線と無線伝送路との間の回線割
当制御を行うことで、無線伝送路を効率的に使用するこ
とができる。
線伝送路の回線数Ｍを加入者線の数Ｎより小さくし、複
数の加入者線と無線伝送路に含まれる回線との使用状況
に基づいて任意の加入者線と無線伝送路との間の回線割
当制御を行うことで、無線伝送路を効率的に使用するこ
とができる。
【図１】本発明による多方向多重無線通信システムの一
実施例を示すブロック構成図である。
実施例を示すブロック構成図である。
【図２】本実施例における加入者端末の内部構成を示す
概略的ブロック図である。
概略的ブロック図である。
【図３】本実施例の無線伝送路１０３で使用されるＴＤ
Ｍフレームのフォーマット図である。
Ｍフレームのフォーマット図である。
【図４】本実施例の無線伝送路１０６で使用されるＴＤ
Ｍ／ＴＤＭＡフレームの詳細なフォーマット図である。
Ｍ／ＴＤＭＡフレームの詳細なフォーマット図である。
【図５】従来の無線通信システムの構成を示す概略的ブ
ロック図である。
ロック図である。
１ 交換機 ２ 集中制御局 ３ 中継局 ４（４a1〜４ap） 基地局 ５（５a1-1〜５ap-1） 加入者端末 ２１ 集線装置 ２２ ＴＤＭ多重分離装置 ２３ 送受信機 ２４ アンテナ ２５ 集中制御装置 ３１ アンテナ ３２ 送受信機 ３３ ＴＤＭ／ＴＤＭＡ多重分離装置 ３４ 送受信機 ３５ アンテナ ４１ アンテナ ４２ 送受信機 ４３ ＴＤＭ／ＴＤＭＡ多重分離装置 ４４ ＴＤＭＡ／ＴＤＤ多重分離装置 ４５ 送受信機 ４６ アンテナ ４７ 制御装置 ５１ アンテナ ５２ 送受信機 ５３ ＴＤＭＡ／ＴＤＤ組立分解回路 ５４ 符号化・復号化回路 ５５ マイク ５６ スピーカ １００ 加入者線 １０１ デジタル集線線路 １０２ デジタルＴＤＭ多重化線路 １０３ ＴＤＭ無線伝送路 １０４ ＴＤＭ多重化線路 １０５ ＴＤＭ／ＴＤＭＡ多重化線路 １０６ ＴＤＭ／ＴＤＭＡ無線伝送路 １０７ ＴＤＭＡ／ＴＤＤ無線伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−250736（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−5638（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−369930（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−285824（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04J 3/00 - 3/26 H04L 5/22 - 5/26
Claims (1)
- 【請求項１】 多方向多重無線接続方式の通信システ
ムにおいて、 交換機と、 前記交換機からのＮ本（Ｎは自然数）の加入者信号数が
接続された集中制御局と、 Ｍ本（Ｍは自然数：Ｍ＜Ｎ）の回線を含む第１無線伝送
路を通して前記集中制御局と接続された中継局と、 第２無線伝送路を通して前記中継局に収容された複数の
基地局と、 第３無線伝送路を通して前記複数の基地局の各々に収容
された複数の加入者端末と、 からなり、 前記集中制御局は、 前記複数の加入者信号線を前記第１無線伝送路に含まれ
るＭ回線に対応したＭ本のデジタル線に集線する集線手
段と、 前記複数の加入者信号線と前記第1無線伝送路に含まれ
るＭ回線との使用状況を監視する監視手段と、 前記使用状況に基づいて前記複数の加入者信号線と前記
第1無線伝送路との間の回線を割り当て、前記回線割り
当てに関する情報をＴＤＭ回線割当情報として前記中継
局に送信する回線割当制御手段と、 前記Ｍ回線の伝送信号を時分割多重（ＴＤＭ）方式に従
って多重分離する第１多重分離手段と、からなり、 前記中継局は、 前記第１無線伝送路から前記第２無線伝送路へ伝送され
る下り伝送信号を前記ＴＤＭ方式に従って多重分離し、
上り伝送信号を前記複数の基地局にそれぞれ対応した割
当フレームからなる時分割多元接続（ＴＤＭＡ）方式に
従って多重分離する第２多重分離手段からなり、 前記複数の基地局の各々は、 前記第２無線伝送路を通して受信した前記ＴＤＭ回線割
当情報から当該基地局宛の下り伝送信号を選択する選択
手段と、 前記選択された下り伝送信号をＴＤＭＡ方式に従って多
重化する第１多重化手段と、 前記第３無線伝送路を通して少なくとも１つの加入者端
末から受信した上り伝送信号を時分割双方向伝送（ＴＤ
Ｄ）方式に従って分離する分離手段と、 分離された前記上り伝送信号を前記第２無線伝送路にＴ
ＤＭＡ方式に従って多重化する第２多重化手段と、から
なる、 ことを特徴とする無線通信システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07156901A JP3105764B2 (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 多方向多重接続方式の無線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07156901A JP3105764B2 (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 多方向多重接続方式の無線通信システム |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000128788A Division JP2000354269A (ja) | 2000-01-01 | 2000-04-28 | 多方向多重接続方式の無線通信システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08331082A JPH08331082A (ja) | 1996-12-13 |
| JP3105764B2 true JP3105764B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=15637881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07156901A Expired - Fee Related JP3105764B2 (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 多方向多重接続方式の無線通信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3105764B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60250736A (ja) * | 1984-05-28 | 1985-12-11 | Fujitsu Ltd | 多方向時分割無線通信方式 |
| JPS615638A (ja) * | 1984-06-20 | 1986-01-11 | Nec Corp | 親局中継多方向多重無線通信方式 |
| JPH0773386B2 (ja) * | 1989-04-27 | 1995-08-02 | 日本電気株式会社 | 加入者無線通信方式 |
| JPH04369930A (ja) * | 1991-06-18 | 1992-12-22 | Kokusai Electric Co Ltd | Ｔｄｍａ−ｔｄｄ通信における周波数制御方式 |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP07156901A patent/JP3105764B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08331082A (ja) | 1996-12-13 |
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