JP3089739B2 - データ伝送方法、同期語検出方法及び装置 - Google Patents

データ伝送方法、同期語検出方法及び装置

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JP3089739B2 JP03254390A JP25439091A JP3089739B2 JP 3089739 B2 JP3089739 B2 JP 3089739B2 JP 03254390 A JP03254390 A JP 03254390A JP 25439091 A JP25439091 A JP 25439091A JP 3089739 B2 JP3089739 B2 JP 3089739B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ伝送方式に関
し、特に、データの送信時に付加される同期語のデータ
伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル通信を行う場合、送信側では、
データの開始点及び終了点を示す同期語を付加する。受
信側では、この同期語を発見しデータの受信を行う。同
期語を付加する方法には、以下のものがある。すなわ
ち、伝送しようとするデータ一つ毎に対して、同期語を
一ビット付加する方法である。この方法では、データに
同期語を付加することが容易なので、同期語発生回路等
が安価にできる反面、伝送効率が悪いという問題が生じ
てしまう。
【0003】そこで、データをブロック単位に分割し、
ブロック毎に同期語を付加する方法が行われる。この方
法によるデータ伝送の受信側のブロック図が図5に示さ
れる。つまり、入力端子21からデータが縦続接続され
たD−フリップフロップ22a〜22pの一端にシリア
ル入力される。D−フリップフロップ22a〜22p
は、直列にp段接続され、pビットのシフトレジスタを
形成する。各D−フリップフロップ22a〜22pの出
力は、相関器23a〜23pにそれぞれ供給される。相
関器23a〜23pには、それぞれ同期語発生回路24
a〜24pから同期語のビットパターンが供給される。
データをブロック毎に処理して同期語を付加する場合に
は、ブロックによりデータの種類を変え、それに伴って
異なる同期語を付加する。例えば、音声に関する同期語
だけでも8種類が使用される。
【0004】このため、同期語発生回路及び相関器の数
は、同期語のビット数必要となる。相関器23a〜23
pでは、各D−フリップフロップ22a〜22pから供
給されたビットと同期語発生回路24a〜24pから供
給されたビットが比較され、一致しているか否か等に基
づいて相関係数が求められる。この相関係数に基づいて
正確な同期語が発見される。相関器23a〜23pの出
力は、同期語発見出力回路25に供給される。同期語発
見出力回路25では、入力されたpビットを同期させ、
その出力を出力端子26に供給する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】同期語をブロック毎の
データに付加するための上述の方法では、同期語のビッ
トと同じ数の同期語発生回路及び相関器が必要となる。
このため、回路規模が大型化すると共に、消費電力を低
減させることが困難となる。また、データはシリアル入
力なので、データ中から同期語を発見するのに時間を要
する。このために、高速で動作する相関器が必要とな
る。
【0006】従って、この発明の目的は、回路規模の小
型化、低消費電力化を実現でき、かつ、容易に同期語を
発見できるようなデータ伝送方式を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、データに同
期語を付加して伝送するデータ伝送方法において、第1
の同期語に連続して該第1の同期語と対称性を有する第
2の同期語を伝送することを特徴とするデータ伝送方
法、並びにそのような同期語を検出するための同期語検
出方法及び同期語検出装置である。
【0008】
【作用】D−フリップフロップの出力ビットが相関器及
びビット入替回路に供給する。ビット入替回路の出力が
相関器に供給される。相関器では、入力されたビットを
比較する。これらのビットが同じものである場合には、
同期語が発見されたことになる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図1には、この発明が適用されたデータ伝送
方式のブロック図が示される。図1において、入力端子
1にデータがシリアル入力される。入力端子1は、D−
フリップフロップ2aに接続される。D−フリップフロ
ップは、2a〜2pまで直列に接続されており、これら
によりシフトレジスタが形成される。
【0010】例えば、図2で示されるようなD−フリッ
プフロップ2a〜2pのビットパターンの出力5a〜5
pが相関器3及びビット入替回路4に供給される。ビッ
ト入替回路4では、入力されたビットの配列の入替えが
行われる。すなわち、ビット入替回路4では、ビットパ
ターンのMSBである第1入力5aからビットパターン
のLSBである第p入力5pのビットの順序が入替えら
れる。ビット入替回路4の出力が相関器3に供給され
る。
【0011】相関器3では、D−フリップフロップ2a
〜2pから供給されたビットとビット入替回路4から供
給されたビットが比較され、一致しているか否かが検出
される。一致している場合には、相関器3の相関係数に
よるpビットが同期語発見回路6に供給され、同期され
た後に同期語識別回路7に供給される。このようにする
ことで、複数の同期語が使用された場合でも、一つの相
関器のみにより同期語を発見することが可能になる。同
期語を発見した後は、シリアル/パラレル変換した後で
比較的低速に処理することが可能になる。このため、回
路規模の小型化や低消費電力を実現することができる。
【0012】なお、上述の実施例において、ビット入替
回路4は供給されたビットパターンを逆順に配列するよ
うな機能を有するが、例えばビットパターンの対称性を
利用してビットパターンを2分割や3分割し、相関器3
に供給するような機能としても良い。
【0013】また、位相変調方式等の変調方式の場合に
は、位相変化を対称にすることが考えられる。この場合
には、復調したビットの結果を直接利用することによ
り、同期語を発見することが可能である。すなわち、位
相変調方式では、元のビット列を送信することは行わな
いで、変調方式に適切なデータコーディングを行う。こ
のため、受信側でも、データのデコーディングを行うこ
とが必要とされる。ここで、データに上述のような位相
対称性を同期語に持たせることで、同期語を容易に発見
することが可能になる。
【0014】また、ビット入替回路4の出力を逆順にす
る方法を位相変調方式に適用することが可能である。こ
の場合には、図3に示されるように、RF及びIF信号
以外の処理をデジタルで処理すると共に、IF信号をA
/D変換器8でA/D変換しデジタルシグナルプロセッ
サ(以下、DSPとする)9で処理することが可能とな
る。DSP9では、データの復調及び同期語の発見/識
別等が行われる。なお、同期語を発見するために、DS
P9以前の信号処理は高速で行われる。
【0015】上述の実施例に示したように、同期語を容
易に発見することにより、データの区切りが明確にな
る。このため、データの区切りが全く不明な場合に比べ
ると処理の高速化を図ることができる。
【0016】図4は、図3で示されるDSP9内部のフ
ローチャートである。図4において、デジタルデータが
DSP9に入力されると(ステップ11)、入力された
データのnサンプル分がメモリに入力される(ステップ
12)。その後、相関回路でメモリされたデータを、例
えば前方向及び後方向から読み、それらの相関係数が計
算される(ステップ13)。計算された相関係数に基づ
いて、データが同期語か否かが検出される(ステップ1
4)。同期語でない場合には、ステップ11に戻る。一
方、同期語の場合には、同期語発見出力回路6におい
て、入力されたデータが同期された後に処理ルーチンで
処理される(ステップ15)。
【0017】
【発明の効果】この発明は、元のビットとビット入替回
路を介されたビットとに基づいて相関器で同期語を検索
するので、一つの相関器で処理することが可能になる。
このため、回路規模の小型化及び低消費電力化を実現で
きる。また、一つの相関器で同期語が発見し、その後に
その同期語が何の種類かを判別すればよいために、処理
の高速化が可能になると共に、ハードウェア量も低減で
きる。さらに、同期語に対称性を持たせることで、同期
語を容易に発見することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたデータ伝送方式のブロッ
ク図である。
【図2】D−フリップフロップの出力の一例を示す図で
ある。
【図3】この発明にデジタルシグナルプロセッサが使用
される場合のブロック図である。
【図4】デジタルシグナルプロセッサの動作説明のため
のフローチャートである。
【図5】従来における伝送方式の受信側回路のブロック
図である。
【符号の説明】
3 相関器 4 ビット入替回路 6 同期語発見回路 7 同期語識別回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データに同期語を付加して伝送するデー
    タ伝送方法において、 第1の同期語に連続して該第1の同期語と対称性を有す
    る第2の同期語を伝送することを特徴とするデータ伝送
    方法。
  2. 【請求項2】 同期語が付加されて伝送されるデータを
    受信して該同期語を検出する同期語検出方法において、 第1の同期語に連続して第1の同期語と対称性を有す
    る第2の同期語が付加されて伝送されるデータを受信
    し、 上記第1の同期語と上記第2の同期語との 相関をとるこ
    とによって、同期語を検出することを特徴とする同期語
    検出方法。
  3. 【請求項3】 同期語が付加されて伝送されるデータを
    受信して該同期語を検出する同期語検出装置において、 第1の同期語に連続して該第1の同期語と対称性を有す
    る第2の同期語が付加されて伝送されるデータを受信
    る入力手段と、 上記第2の同期語が付加された同期語から、該第2の同
    期語が付加された同期語とビット逆順の同期語を生成す
    るビット入れ替え手段と、 上記第2の同期語が付加された同期語と上記ビット逆順
    の同期語との相関をとることで同期語を検出する相関検
    出手段を有すること を特徴とする同期語検出装置。
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