JPH0481902B2 - - Google Patents

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JPH0481902B2
JPH0481902B2 JP62078169A JP7816987A JPH0481902B2 JP H0481902 B2 JPH0481902 B2 JP H0481902B2 JP 62078169 A JP62078169 A JP 62078169A JP 7816987 A JP7816987 A JP 7816987A JP H0481902 B2 JPH0481902 B2 JP H0481902B2
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JP
Japan
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signal
frame synchronization
synchronization
latch
frame
Prior art date
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JP62078169A
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English (en)
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JPS63245033A (ja
Inventor
Kazuo Iguchi
Tetsuo Soejima
Kazuo Murano
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Priority to CA000562653A priority patent/CA1298005C/en
Priority to EP88105268A priority patent/EP0285158B1/en
Priority to DE3850162T priority patent/DE3850162T2/de
Priority to US07/176,294 priority patent/US4920546A/en
Publication of JPS63245033A publication Critical patent/JPS63245033A/ja
Publication of JPH0481902B2 publication Critical patent/JPH0481902B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概 要 産業上の利用分野 従来の技術(第11図〜第15図) 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段(第1図) 作 用 実施例(第2図〜第10図) 発明の効果 〔概要〕 1フレーム内にnビツトからなるフレーム同期
信号を集中的に配置してシリアルに伝送する
PCM通信の受信側において、入力データを直並
列変換してnビツトの並列出力を発生し、フレー
ム同期信号検出前においては、これをラツチ周期
Tk=k/foでビツトごとにラツチしてフレーム
同期信号検出を行い、検出できなかつたとき、1
フレームごとにラツチデータを1ビツトシフトし
て同期検出を行うことによつて、kフレーム内に
同期検出を可能にする。フレーム同期信号検出後
はラツチ周期Tn=n/foでラツチして同期検出
を繰り返し、所定回数の同期検出が行われたと
き、同期確立を判定する。
または入力データを直並列変換してn+k−1
ビツトの並列出力を発生し、フレーム同期信号検
出前においては、これをラツチ周期Tk=k/fo
でn+k−1ビツトごとにラツチし、k個の同期
検出部によつて並列にフレーム同期信号検出を行
うことによつて、1フレーム内に同期検出を可能
にする。フレーム同期信号検出後はラツチ周期
Tn=n/foでラツチして同期検出を繰り返し、
所定回数の同期検出が行われたとき、同期確立を
判定する。そしてラツチ部のn+k−1ビツトの
並列出力のうち、フレーム同期信号を検出した位
置に対応するnビツトを抽出することによつて、
所要の1タイムスロツト分の出力を発生する。
〔産業上の利用分野〕 本発明は受信データのフレーム同期をとるフレ
ーム同期方式に係り、特に高速動作が可能である
とともに同期確立時間が短い高速フレーム同期方
式に関するものである。
PCM通信においては、受信側において送信デ
ータを正しく受信できるようにするため、送信デ
ータにフレーム同期信号を重畳して送出し、受信
側ではこのフレーム同期信号をもとに、受信デー
タの位相を識別するフレーム同期方法が、一般に
用いられている。
このようなフレーム同期方式においては、でき
るだけ高速で同期動作を行うことができるととも
に、同期確立にいたる時間が短いことが要望され
る。
〔従来の技術〕
従来フレーム同期方式としては、次に述べるよ
うな2通りの手法が用いられている。なお以下に
おいてはフレーム構成として、第11図に示すよ
うに1フレーム=mタイムスロツト(TS)、1タ
イムスロツト=nビツトとし、第1タイムスロツ
トにフレーム同期信号FSYNCを集中配置するも
のとする。
第12図は第1の従来例の構成を示したもので
あつて、同期検出をビツトごとに行う場合を例示
している。
また第13図はこの場合の各部信号のタイムチ
ヤートを示したものである。
第12図において、fo bpsからなる入力シリア
ルデータは直並列変換(S/P)部1において、
foHzのクロツクによつて1タイムスロツト相当の
nビツトの並列信号に直並列変換され、ラツチ部
2においてfoおよびfo/nHzのクロツクによつて
ラツチされて、fo/n bpsの出力データを生じ
る。
一方同期検出部5は、直並列変換部1のnビツ
トの並列信号を、所定のフレーム同期信号パター
ンと比較して、一致したときリセツト信号を発生
して、カウンタ3およびカウンタ4をリセツトす
る。ここでカウンタ3はビツトカウンタであつ
て、foHzのクロツクによつて入力データのビツト
数をカウントして、fo/n bpsのパルスすなわ
ちタイムスロツトの区切りを示す出力を発生す
る。カウンタ4はタイムスロツトカウンタであつ
て、カウンタ3のfo/nのパルスをカウントし
て、fo/nm bpsのパルスすなわちフレームの区
切りを示すクロツクを発生する。
同期保護部6はカウンタ4の出力に応じて、次
にフレーム同期信号が到達したとき、同期検出部
5において再び一致が検出されたか否かを見る。
後方保護としてこれを複数回繰り返して行い、所
定回数連続してフレーム同期信号パターンが検出
されたとき、フレーム同期確立を判定してフレー
ム同期パルスF.Syncを出力する。
第13図においては、直並列変換部1における
各レジスタ出力SR1,……,SRn−1,SRnに、
太実線で示すようにフレーム同期信号パターンF
1,……,Fn−1,Fnが現れたときリセツト信
号が出力されて、カウンタ3、カウンタ4がリセ
ツトされることが示されている。
第14図は第2の従来例の構成を示したもので
あつて、同期検出をタイムスロツトごとに行う場
合を例示している。
また第15図はこの場合の各部信号のタイムチ
ヤートを示したものである。
第14図において、直並列変換(S/P)部
1、ラツチ部2およびカウンタ3は高速部を構成
し、fo bpsからなる入力シリアルデータは直並列
変換部1において、foHzのクロツクによつて1タ
イムスロツト相当のnビツトの並列信号に直並列
変換され、ラツチ部2においてfoおよびカウンタ
3のfo/nHzのクロツクによつてラツチされて、
fo/n bpsの出力データを生じる。カウンタ3
は高速カウンタであつて、foHzのクロツクによつ
て入力データのビツト数をカウントして、fo/n
bpsのパルスすなわちタイムスロツトの区切り
を示すクロツクを発生する。
一方同期検出部7、カウンタ8、同期保護部9
は低速部を構成し、同期検出部7はラツチ部2に
ラツチされたnビツトの並列信号を、所定のフレ
ーム同期信号パターンと比較して、一致するか否
かを検出する。
同期保護部9は同期検出部7において一致が検
出されないときはカウンタ3にシフトパルスを送
つて、カウントを2ビツトシフトし、これによつ
てラツチ2におけるラツチタイミングが1ビツト
シフトされる。同期検出部7においては次のフレ
ームにおいて再び一致検出を行う。このような動
作を繰り返して、ラツチタイミングを順次1ビツ
トずつシフトしながら同期検出を続ける。同期検
出部7においてフレーム同期信号パターンとの一
致が検出されたとき、同期保護部9はリセツト信
号を発生して、カウンタ8をリセツトする。カウ
ンタ8は低速カウンタであつて、カウンタ3の
fo/nのパルスをカウントして、fo/nm bpsの
パルスすなわちフレームの区切りを示すクロツク
を発生するものである。
その後、後方保護として複数回の一致検出が行
われるか否かを見て、所定回数連続してフレーム
同期信号パターンが検出されたとき、フレーム同
期確立を判定してフレーム同期パルスF.Syncを
出力する。
第15図においては、ラツチ部2における各レ
ジスタ出力LR1,……,LRn−1,LRnがシフ
トパルスによつて、順次1ビツトずつシフトさ
れ、太実線で示すようにフレーム同期信号パター
ンF1,……,Fn−1,Fnが現れたときリセツ
ト信号が出力されて、カウンタ8がリセツトされ
ることが示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第12図および第13図に示された従来の方式
では、同期検出部において伝送路速度(fo bps)
でフレーム同期信号の検出を行つており、伝送信
号に誤りがなければ1フレーム時間内に必ずフレ
ーム同期信号を捕捉することができ、同期確立が
速い利点がある。
しかしながら本方式では、直並列変換、同期検
出、カウンタリセツト等の一連の処理を1ビツト
以内に行う必要があり、各構成部分に対して高速
動作が要求される。本方式の場合、高速動作を必
要とするループを含むため、使用デバイス(特に
フリツプ・フロツプ)の最高動作速度に対する本
方式での動作可能速度は、1/2以下となることが
予想される。
第14図および第15図に示された従来の方式
では、高速動作を必要とするのは、直並列変換部
1、ラツチ部2およびカウンタ3からなる高速部
のみであり、ループ系を含む低速部はタイムスロ
ツト速度で動作すればよいので、使用デバイスの
最高動作速度に対する動作可能速度が向上する。
しかしながら本方式では、フレーム同期信号検
出にいたる時間が長く、最悪nフレーム時間を必
要とする。従つて同期確立時間が長く、伝送路の
切り替え等を行う場合、末端の端局装置に対する
波及効果が大きく、特に多段接続されている場合
問題となる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこのような従来技術の問題点を解決し
ようとするものであつて、第1の発明は第1図a
に示す原理的構成を有し、1フレーム内にnビツ
トからなるフレーム同期信号またはフレーム同期
信号の一部を集中的に配置してfo(bps)でシリア
ルに伝送するPCM通信の受信側におけるフレー
ム同期方式において、ラツチ手段101と、同期
検出手段102と、ラツチタイミング信号発生手
段103とを具えたものである。
また第2の発明は第1図bに示す原理的構成を
有し、1フレーム内にnビツトからなるフレーム
同期信号またはフレーム同期信号の一部を集中的
に配置してfo(bps)でシリアルに伝送するPCM
通信の受信側におけるフレーム同期方式におい
て、ラツチ手段101Aと、並列同期検出手段1
02Aと、ラツチタイミング信号発生手段103
と、出力選択手段104とを具えたものである。
ラツチ手段101Aは、シリアル信号をパラレ
ル信号に変換してラツチするものである。
ラツチ手段101Aは、シリアル信号を(n+
1)ビツト以上のパラレル信号に変換してラツチ
するものである。
同期検出信号102は、ラツチされた信号から
フレーム同期用信号の検出を行うものである。
並列同期検出手段102Aは、複数個の同期検
出部を有し、ラツチされた信号における順次1ビ
ツトずつ異なる位置のnビツトの信号からそれぞ
れフレーム同期信号の検出を行うものである。
ラツチタイミング信号発生手段103は、ラツ
チ手段101におけるラツチタイミングパルスと
して、フレーム同期用信号の検出前はfo/k(Hz)
(n>k≧2)、フレーム同期用信号の検出後は
fo/n(Hz)に変化させて与えるものである。
出力選択手段104は、ラツチされた信号から
フレーム同期用信号を検出した同期検出部に対応
する位置の1タイムスロツトの信号を抽出して出
力するものである。
さらに第2の発明において、出力選択手段10
4をフレーム同期用信号を検出した同期検出部か
らの制御に基づいてラツチ手段101Aの複数本
の出力線から1タイムスロツトの信号を選択する
セレクタ手段とし、また出力選択手段104をフ
レーム同期信号を検出した同期検出部からの制御
に基づいてラツチタイミング信号発生手段103
におけるラツチタイミングパルスの位相を変化さ
せる位相選択手段としたものである。
〔作用〕
第1の発明においては、直並列変換部において
入力データをnビツトごとにfoHzのクロツクで直
並列変換してnビツトの並列出力を発生する。フ
レーム同期信号検出前においては、ラツチ部は
fo/kHzのラツチパルスによつてnビツトごとに
ラツチする。同期検出部は1個であつて、ラツチ
されたデータからラツチ周期Tk=k/foごとに
フレーム同期信号検出を行い、検出できなかつた
とき、1フレームごとにラツチパルスを1ビツト
シフトして、ラツチデータを1ビツトシフトして
同期検出を行うので、kフレーム内に同期検出を
行うことができる。フレーム同期信号検出後はラ
ツチパルスをfo/nHzにして、ラツチ周期Tk=
n/foごとに同期検出を繰り返すので、伝送路誤
りがない限り1フレームごとに同期検出が行わ
れ、所定回数の同期検出が行われたとき、同期確
立を判定する。
第2の発明においては、直並列変換部において
入力データをn+k−1ビツトごとにfoHzのクロ
ツクで直並列変換してn+k−1ビツトの並列出
力を発生する。フレーム同期信号検出前において
は、ラツチ部はfo/kHzのラツチパルスによつて
n+k−1ビツトごとにラツチする。同期検出部
はk個であつて、ラツチされたデータからラツチ
周期Tk=k/foごとにフレーム同期信号検出を
行うので、1フレーム内に同期検出を行うことが
できる。フレーム同期信号検出後はラツチパルス
をfo/nHzにして、ラツチ周期Tk=n/foごと
に同期検出を繰り返すので、伝送路誤りがない限
り1フレームごとに同期検出が行われ、所定回数
の同期検出が行われたとき、同期確立を判定す
る。そしてラツチ部のn+k−1ビツトの並列出
力のうち、k個の同期検出部のうちフレーム同期
信号を検出した同期検出部の番号に対応するnビ
ツトを抽出することによつて、所要の1タイムス
ロツト分の出力を発生する。
〔実施例〕 第2図は本発明の一実施例を示したものであつ
て、第14図におけると同じ部分を同じ番号で示
し、11は可変出力カウンタである。
第3図は第2図における可変出力カウンタ11
の構成例を示したものである。
また第4図は第2図および第3図における各部
信号を示すタイムスチヤートであつて、n=4、
k=2の場合を例示している。
直並列変換(S/P)部1、ラツチ部2、可変
出力カウンタ11からなる高速部の構成は第14
図の場合と同様であるが、可変出力カウンタ11
はfoHzのクロツクを分周して、2種類の異なる分
周出力(fo/kHz、fo/nHz)を発生することが
できる。なお分周比kの値として、n>k≧2を
とるものとする。
fo bpsからなる入力シリアルデータは直並列変
換部1において、foHzのクロツクによつて1タイ
ムスロツト相当のnビツトの並列信号に直並列変
換され、ラツチ部2においてfoおよび可変出力カ
ウンタ11のクロツクによつてラツチされて、出
力データを生じる。
同期検出部7におけるフレーム同期信号検出前
は、同期保護部9からのモード選択信号に基づ
き、可変出力カウンタ11は分周出力fo/kを生
じ、ラツチ部2はこれによつて、nビツトの出力
データを生じる。
同期検出部7、カウンタ8、同期保護部9は低
速部を構成し、同期検出部7はラツチ部2にラツ
チされたnビツトの並列信号を、所定のフレーム
同期信号パターンと比較して、一致するか否かを
検出する。この場合のフレーム同期信号検出は、
入力データのkビツトごとに行われる。
同期保護部9は同期検出部7において、1フレ
ーム間の検出によつては一致が検出されないとき
は、可変出力カウンタ11にシフトパルスを送つ
てカウントを1ビツトシフトし、これによつてラ
ツチ部2におけるラツチタイミングが1ビツトシ
フトされる。同期検出部7においては再び一致検
出を行う。このような動作を繰り返して、ラツチ
タイミングを順次1ビツトずつシフトしながら同
期検出を続ける。従つて伝送路誤りがない限り、
最悪kフレーム間には一致が検出されることにな
る。例えばk=2とすれば、次のフレームでは必
ず一致検出が行われる。
同期検出部7においてフレーム同期信号パター
ンとの一致が検出されたとき、同期保護部9はモ
ード選択信号を発生して可変出力カウンタ11か
ら分周出力fo/nを発生させて、ラツチ部2にお
いてタイムスロツトごとにラツチするとともに、
リセツト信号を発生してカウンタ8をリセツトす
る。カウンタ8は低速カウンタであつて、可変出
力カウンタ11のfo/nのパルスをカウントし
て、fo/nm bpsのパルスすなわちフレームの区
切りを示すクロツクを発生するものである。
その後、フレームごとに同期検出を行つて、後
方保護として複数回の一致検出が行われるか否か
を見て、所定回数連続してフレーム同期信号パタ
ーンが検出されたとき、フレーム同期確立を判定
してフレーム同期パルスF.Syncを出力する。
可変出力カウンタ11は第3図に示すように、
クロツクfoをカウントする1段目のカウンタ
CNT1と2段のカウンタCNT2とからなり、カ
ウンタCNT1によつてfo/kのクロツクを発生
し、カウンタCNT2によつてfo/nのクロツク
を発生するものであつて、n=4、k=2の場合
にはカウンタCNT1は2分周のカウンタであり、
カウンタCNT2は4分周のカウンタである。セ
レクタSELは同期保護部9のモード選択信号に応
じてカウンタCNT1またはカウンタCNT2のク
ロツクを選択して出力する。また、シフトパルス
をカウンタCNT1のカウントイネーブル端子EN
に加えることによつて、カウントをシフトする。
第4図においては、n=4に対応して直並列変
換部1およびラツチ部2が4ビツトから構成され
ているとき、直並列変換部1のレジスタSR1,
SR2,SR3,SR4にフレーム同期信号パター
ンが現れないときは、モード選択信号が“L”で
あつて、ラツチ周期はTk=k/fo(sec)であり、
シフトパルスに応じて可変出力カウンタ11のカ
ウントをシフトすることによつて、各レジスタの
内容が順次1ビツトずつずれながらfo/kのラツ
チクロツクによつてラツチ部2にラツチされ、太
実線で示すようにフレーム同期信号パターンF
1,F2,F3,F4が現れたとき、同期検出が
行われてモード選択信号が“H”となり、以後
fo/kのラツチクロツクによつてラツチされてラ
ツチ周期はTn=n/fo(sec)になるとともに、
リセツト信号が出力されてカウンタ8がリセツト
されることが示されている。
第2図〜第4図の実施例に示された方式では、
フレーム同期信号検出前はfo/k(k<n)の周
期でラツチし高速で同期検出を行うので、最悪同
期検出時間はTmax=k Tf(Tfはフレーム周
期)(2≦k<n)に短縮される。フレーム同期
回路全体のバランスを考慮して、フレーム処理部
の動作速度を伝送路速度の1/2(k=2に相当す
る)とした場合、第15図に示された従来例にお
いてnフレーム分必要だつた同期検出時間が2フ
レーム分に短縮される。一方、フレーム同期信号
検出後はfo/nの周期で低速で同期確立処理を行
うので、従つて高速動作性と同期確立時間の短縮
が同時に実現される。
第5図は本発明の他の実施例を示したものであ
つて、第2図におけると同じ部分を同じ番号で示
し、11は可変出力カウンタ、12は並列同期検
出部、13は同期制御部、14はセレクタであ
る。
第5A図は第5図における可変出力カウンタ1
1の構成例を示したものである。
第6図は第5図におけるカウンタ8、同期保護
部9、並列同期検出信号12、同期制御部13を
含む同期処理部の構成例を示したものである。
また第7図は第5図および第6図における各部
信号を示すタイムスチヤートであつて、n=4、
k=2の場合を例示している。
直並列変換部1、ラツチ部2、可変出力カウン
タ11からなる高速部の構成は第14図の場合と
同様であるが、直並列変換部1およびラツチ部2
はn+k−1ビツトからなつていて、fo bpsの入
力データをfoHzのクロツクによつて直並列変換
し、foおよび可変出力カウンタ11のクロツクに
よつてラツチして、n+k−1ビツトの並列出力
を発生する。また可変出力カウンタ11の構成
は、第2図および第3図において説明したものと
同様であるが、カウントのシフト動作を行わず、
従つてシフトパルス入力を欠いている。
同期検出部8におけるフレーム同期信号検出前
は、同期保護回路9からのモード選択信号に基づ
き、可変出力カウンタ11は分周出力fo/kを生
じ、ラツチ部2はこれにによつてラツチして、n
+k−1ビツトの出力データを生じる。
並列同期検出部12は、第6図に具体的構成を
示すごとく、k個のnビツトの同期検出部#1〜
#kからなり、n+k−1ビツトの並列信号から
順次1ビツトずつずれたビツトの信号を取り込ん
で、順次所定のフレーム同期信号パターンと比較
して、いずれかの同期検出部で一致が検出された
とき、一致パルスを発生する。
並列同期検出部12においてフレーム同期信号
パターンとの一致が検出されたとき、同期保護部
9はモード選択信号を発生して可変出力カウンタ
11から分周出力fo/nを発生させて、ラツチ部
2においてタイムスロツトごとにラツチするよう
にする。
同期制御部13において、オア回路ORはk個
の同期検出部の一致パルスの論理和をとつてリセ
ツト信号を発生し、これによつてカウンタ8をリ
セツトする。これと同時にストローブ信号を発生
して、一致パルスを発生した同期検出部の番号を
制御メモリMEMに書き込む。カウンタ8は低速
カウンタであつて、可変出力カウンタ11のfo/
nのパルスをカウントして、fo/nm bpsのパル
スすなわちフレームの区切りを示すクロツクを発
生するものである。
同期保護部9はカウンタ8の出力に応じて、次
にフレーム同期信号が到達したとき、並列同期検
出部12において再び一致が検出されたか否かを
見るが、この際セレクタSELは制御メモリMEM
の出力によつて制御されることによつて、前回一
致を検出した同期検出部の出力を選択するので、
同一タイムスロツトに対して一致検出を行うこと
ができる。同期保護部9においては後方保護とし
て、これを複数回繰り返して行い、所定回数連続
してフレーム同期信号パターンが検出されたと
き、フレーム同期確立を判定してフレーム同期パ
ルスF.Syncを出力する。
これと同時に同期制御部13は制御メモリ
MEMの出力によつてセレクタ14を制御して、
ラツチ2のn+k−1本の並列信号出力から、並
列同期検出部12において一致が検出された同期
検出部に対応するn本の信号を選択させる。これ
によつてセレクタ14からfo/n bpsの出力デ
ータを生じる。
第7図においては、n=4、k=2に対応して
直並列変換部1およびラツチ部2が5ビツトから
構成されているとき、直並列変換部1のレジスタ
SR1,SR2,SR3,SR4にフレーム同期信号
パターンが現れないときは、モード選択信号が
“L”であつて、ラツチ周期Tk=k/fo(sec)で
あり、各レジスタの内容が順次1ビツトずつずれ
ながらfo/kのラツチクロツクによつてラツチ部
2にラツチされ、太実線で示すようにフレーム同
期信号パターンF1,F2,F3,F4が現れた
とき、同期検出が行われてモード選択信号が
“H”となり、以後fo/nのラツチクロツクによ
つてラツチされてラツチ周期はTn=n/fo(sec)
になるとともに、リセツト信号が出力されてカウ
ンタ8がリセツトされ、ストローブ信号によつて
制御メモリMEMに同期検出部の番号(1,0)
が書き込まれることが示されている。セレクタ1
4はこれによつて、ラツチ2のレジスタLR1〜
LR4の出力を選択して出力する。
第5図〜第7図の実施例に示された方式では、
フレーム同期信号検出前はfo/k(k<n)の周
期でラツチした高速で同期検出を行い、さらにk
個の同期検出部によつて並列に同期検出処理を行
つているので、1フレーム内に同期信号の検出を
行うことが可能となり、第12図に示された第1
の従来例と等価な同期確立時間を実現することが
できる。一方、フレーム同期信号検出後は、fo/
nの同期で同期確立処理を行う。従つて高速動作
性と同期確立時間の短縮が同時に実現される点も
同様である。
そして同期信号検出後は、出力段に挿入された
セレクタ14を並列同期処理部の制御メモリ内に
書き込まれた同期信号が検出された同期検出部番
号によつ制御することによつて、所要の1タイム
スロツト分の出力データを得るようにしている。
本実施例の場合、kが大きくなるほど同期確立
処理部分の動作速度を低下させることができる
が、反面、同期検出部の数が増加する。
第8図は本発明の別の実施例を示したものであ
つて、第5図におけると同じ部分を同じ番号で示
し、15は位相制御機能を有する可変出力カウン
タである。第8図におけるカウンタ8、同期保護
部9、並列同期検出部12、同期制御部13を含
む同期処理部の構成は第6図に示されたものと同
様である。
また第9図は第8図の実施例における位相制御
機能を有する可変出力カウンタ15の構成例を示
したものである。
第8図および第9図において、並列同期検出部
12においてフレーム同期信号が検出されたと
き、フレーム同期信号が検出された同期検出部の
番号は制御メモリMEMに書き込まれる。位相セ
レクタPhase SELは、制御メモリMEMからの記
憶された番号に対応する位相選択信号に基づい
て、カウンタCNT2の出力位相φ1〜φkを選択す
る。これによつてそれぞれ位相を異にするk本の
fo/nのラツチタイミングパルスのうち、フレー
ム同期信号が検出された同期検出部に相当するも
のがラツチ部2に与えられ、従つてラツチ部2の
n本の出力からフレーム同期信号が検出された同
期検出部に相当する、所要の1タイムスロツト分
の出力データが得られる。
第10図は本発明のさらに別の実施例を示した
ものであつて、第8図におけると同じ部分を同じ
番号で示し、16はシフトパルス発生回路であ
る。第10図におけるカウンタ8、同期保護部
9、並列同期検出部12、同期制御部13を含む
同期処理部の構成は第6図に示されたものと同様
である。
第10図において、並列同期検出部12におい
てフレーム同期信号が検出されたとき、フレーム
同期信号が検出された同期検出部の番号は制御メ
モリMEMに書き込まれる。第10図の実施例で
は、第8図の実施例で位相セレクタPhase SEL
によつて可変出力カウンタ15の出力クロツク
fo/nの位相を変化させるようにした代りに、同
期制御部13の制御出力によつて制御されるシフ
トパルス発生部16を設け、その出力パルスによ
つて可変出力カウンタ15のカウント数をシフト
させることによつて、ラツチ部2におけるラツチ
タイミングを制御するようにしたものであり、第
8図の実施例と同様の動作を実現することができ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、入力信号
を高速でラツチした信号に対し、フレーム同期信
号検出前は、ラツチデータをシフトしながら同期
検出を行うかまたは複数個の同期検出部によつて
並列に同期検出を行うことによつて、同期検出を
短時間内に行い、フレーム同期信号検出後は低速
でラツチして同期検出を繰り返し、所定回数の同
期検出が行われたとき、同期確立を判定するよう
にしたので、従来の高速ループ系における遅延時
間に基づく高速動作に対する障害を除去すること
ができるとともに、迅速な同期信号検出が可能と
なり、高速動作性と同期確立時間の短縮とを同時
に実現することができる。
本発明方式はLSI化に有効であり、高速部の構
成が単純化されるのでデバイスの最高動作速度付
近での高速フレーム同期処理が可能になるととも
に、高速動作部分が少ないので消費電力が低減さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理的構成を示す図、第2図
は本発明の一実施例を示す図、第3図は第2図に
おける可変出力カウンタの構成例を示す図、第4
図は第2図および第3図における各部信号を示す
タイムチヤート、第5図は本発明の他の実施例を
示す図、第5A図は第5図における可変出力カウ
ンタの構成例を示す図、第6図は第5図における
同期処理部の構成例を示す図、第7図は第5図お
よび第6図における各部信号を示すタイムチヤー
ト、第8図は本発明の別の実施例を示す図、第9
図は第8図における位相制御機能付き可変出力カ
ウンタの構成例を示す図、第10図は本発明のさ
らに別の実施例を示す図、第11図はフレーム構
成を例示する図、第12図は第1の従来例の構成
を示す図、第13図は第12図の従来例における
各部信号のタイムチヤートを示す図、第14図は
第2の従来例の構成を示す図、第15図は第14
図の従来例における各部信号のタイムチヤートを
示す図である。 1……直並列変換(S/P)部、2……ラツチ
部、3,8……カウンタ、7……同期検出部、9
……同期保護部、11……可変出力カウンタ、1
2……並列同期検出部、13……同期制御部、1
4……セレクタ、15……位相制御機能付き可変
出力カウンタ、16……シフトパルス発生部、1
01,101A……ラツチ手段、102……同期
検出手段、102A……並列同期検出手段、10
3……ラツチタイミング信号発生手段、104…
…出力選択手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1フレーム内にnビツトからなるフレーム同
    期信号またはフレーム同期信号の一部を集中的に
    配置してfo(bps)でシリアルに伝送するPCM通
    信の受信側におけるフレーム同期方式において、 該シリアル信号をパラレル信号に変換してラツ
    チするラツチ手段101と、 該ラツチされた信号から前記フレーム同期用信
    号の検出を行う同期検出手段102と、 前記ラツチ手段101におけるラツチタイミン
    グパルスとして、フレーム同期用信号の検出前は
    fo/K(Hz)(n>K≧2)、フレーム同期用信号
    の検出後はfo/n(Hz)に変化させて与えるラツ
    チタイミング信号発生手段103と を具えたことを特徴とする高速フレーム同期方
    式。 2 1フレーム内にnビツトからなるフレーム同
    期信号またはフレーム同期信号の一部を集中的に
    配置してfo(bps)でシリアルに伝送するPCM通
    信の受信側におけるフレーム同期方式において、 該シリアル信号を(n+1)ビツト以上のパラ
    レル信号に変換してラツチするラツチ手段101
    Aと、 複数個の同期検出部を有し、前記ラツチされた
    信号における順次1ビツトずつ異なる位置のnビ
    ツトの信号からそれぞれ前記フレーム同期用信号
    の検出を行う並列同期検出手段102Aと、 前記ラツチ手段101Aにおけるラツチタイミ
    ングパルスとして、フレーム同期用信号の検出前
    はfo/K(Hz)(n>K≧2)、フレーム同期用信
    号の検出後はfo/n(Hz)に変化させて与えるラ
    ツチタイミング信号発生手段103と、 前記ラツチされた信号からフレーム同期用信号
    を検出した同期検出部に対応する位置の1タイム
    スロツトの信号を抽出して出力する出力選択手段
    104と を具えてなることを特徴とする高速フレーム同期
    方式。 3 前記出力選択手段104が、フレーム同期用
    信号を検出した同期検出部からの制御に基づいて
    前記ラツチ手段101Aの複数本の出力線から1
    タイムスロツト分の信号を選択するセレクタ手段
    であることを特徴とする特許請求の範囲第2項記
    載の高速フレーム同期方式。 4 前記出力選択手段104が、フレーム同期用
    信号を検出した同期検出部からの制御に基づいて
    前記ラツチタイミング信号発生手段103におけ
    るラツチタイミングパルスの位相を変化させる位
    相選択手段であることを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載の高速フレーム同期方式。
JP62078169A 1987-03-31 1987-03-31 高速フレ−ム同期方式 Granted JPS63245033A (ja)

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JP62078169A JPS63245033A (ja) 1987-03-31 1987-03-31 高速フレ−ム同期方式
CA000562653A CA1298005C (en) 1987-03-31 1988-03-28 Frame synchronizing apparatus
EP88105268A EP0285158B1 (en) 1987-03-31 1988-03-31 Frame synchronizing apparatus
DE3850162T DE3850162T2 (de) 1987-03-31 1988-03-31 Rahmensynchronisierungsapparat.
US07/176,294 US4920546A (en) 1987-03-31 1988-03-31 Frame synchronizing apparatus

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JPS63245033A JPS63245033A (ja) 1988-10-12
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