JP3089668U - 冷菓を内包した焼き菓子 - Google Patents

冷菓を内包した焼き菓子

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和秀 片岡
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和秀 片岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも薄力粉、ベーキングパウダーから
なる皮状生地により、冷菓を被包したことを特徴とする
焼き菓子を提供すること。 【解決手段】 表面温度160〜170℃の鉄板表面に
食用油を薄く引いた後、生地原材料を流し、厚さが4〜
5mmとなるように楕円状に均一にのばして、焼いた
後、冷菓を生地の上に載置し、生地で冷菓等をしっかり
と被包する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、鉄板上で製造する焼き菓子であって、更に詳しくは冷菓を内包する 焼き菓子に関する。
【0002】
【従来の技術】
客が自ら鉄板上で調理をして、又は、店員が客の前で鉄板上で調理をして、客 が直接鉄板から調理したものを食べる形態の店は従来から多く存在する。 このような形態の店の代表的なものとしては、もんじゃ焼き屋、お好み焼き屋 を挙げることができるが、これらの店で食事をする場合、鉄板を前に食事をする ため、食事中は大変暑くなり、客から食後に冷たいものを食したいという要望が 多くあった。 このような要望に対し、従来は、既存の冷やした飲み物、アイスクリーム、氷 菓等を提供していたが、これらのデザート類は特別なものではなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、このような従来からの要望に鑑みてなされたもので、鉄板を用いて 食後のデザートとなるような菓子をその場で製造し、提供することのできる新規 な焼き菓子の実施をその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、本考案を完成する に至った。 即ち、本考案によれば、少なくとも薄力粉、ベーキングパウダーからなる皮状 生地により、冷菓を被包したことを特徴とする焼き菓子が提供される。 また、本考案によれば、該冷菓が、シュー生地にアイスクリームを内包してな る、シュークリーム様冷菓であることを特徴とする焼き菓子が提供される。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案について詳細に説明する。 先ず、本考案の菓子の生地について述べる。本考案の菓子を構成する生地成分 は、薄力粉、ベーキングパウダー、水を必須の成分とする。 本考案の生地に用いられるベーキングパウダーは、生地を膨張させ適度な柔軟 性を与え、また食感を良くする目的で添加するものである。本考案の生地に対す るベーキングパウダーの配合量は、薄力粉100重量部に対し、ベーキングパウ ダー5.0〜10.0重量部、好ましくは7.5〜8.0重量部である。ベーキ ングパウダーを5.0重量部より少なくすると、生地に適度な弾力が出ず、10 .0重量部より多くすると生地自体にベーキングパウダー特有の苦みや匂いが出 るため好ましくない。
【0006】 本考案の生地材料は、前記成分に水を加えて良く混練し、適度な粘度の液体と する。添加する水の量は、薄力粉100重量部に対し、80.0〜150.0重 量部、好ましくは100.0〜110.0重量部である。水の添加量を80.0 重量部より少なくすると、生地の粘度が高くなり、薄力粉やベーキングパウダー がダマとなって残ったり、鉄板上に流した時広がらず、生地の厚みが出過ぎるた め好ましくない。また、150.0重量部より多くすると、生地の粘度が低くな り、鉄板上に流した時広がりすぎて、生地の厚みがでないため好ましくない。
【0007】 本考案の生地に対しては前記必須の成分の他、こしあん、粒あん、抹茶パウダ ー、チョコレートパウダー等を所望により添加することができる。これらは、生 地自体に前記添加物の色、味及び風味を付与させる目的で添加するものであり、 その添加量は特に制限はないが、通常100〜150重量部、好ましくは120 〜130重量部である。
【0008】 本考案の生地に対しては、その味、風味及び食感を損なわない範囲で他の成分 、例えば、甘味料、香料、色素等を添加することができる。 甘味料としては、糖質性甘味料、具体的には砂糖、グルコース、フルクトース 、マルトース、水飴、マルチトール、ソルビトール、マンニトール、キシリトー ル、エリストール、パラチニット等、また、非糖質甘味料、具体的にはサッカリ ン、ステビア、グリチルリチン、アスパルテーム等を挙げることができる。これ らの甘味料は、単独又は2種類以上を組み合わせて添加することも出来る。 香料としては、通常の食品に使用する公知のものを用いることができ、具体的 には、ストロベリーフレーバー、バナナフレーバー、メロンフレーバー、レモン フレーバー、チョコレートフレーバー、バニラフレーバー等を挙げることができ る。 色素としては、一般に食品に添加される公知の色素を、添加した香料、または 生地の色等に合わせて適宜選択して用いることができる。
【0009】 次に、本考案の菓子に内包される冷菓について説明する。 本考案に用いる冷菓は、一般に入手可能なアイスクリーム、または生地の中に アイスクリームを封入した冷菓、具体的にはシュークリーム様冷菓、最中様アイ スクリーム、大福餅様アイスクリーム等を挙げることができる。 また、本考案においては、皮状生地に前記冷菓と一緒にジャム、あんこ、杏、 バナナ、イチゴ、生クリーム等を被包しても良い。
【0010】 以下に、本考案の焼き菓子の製造方法について詳しく述べる。 先ず、先に述べた生地原材料を、表面温度160〜170℃の鉄板表面に食用 油を薄く引いた後に流し、スプーン等を用いて厚さが4〜5mmとなるように楕 円状に均一にのばして、生地が焦げないように上面まで完全に火が通るまで焼く 。 火が通ったことを確認したら鉄板の温度を下げ、生地で被包するのに適した大 きさに切り分けた冷菓を生地の上、中央部に載置する。この際、冷菓の他にジャ ム、あんこ、杏、バナナ、イチゴ、生クリーム等を所望により裁置しても良い。 生地上に前記に示すものを裁置した後、へら等を用いて生地で冷菓等をしっか りと被包し、素早く適当な大きさに切り分けて顧客に提供する。 この際、ブランデー等をかけて火をつけることにより、ブランデーの香りを付 するとともに、視覚的に顧客を楽しませることもできる。
【0011】 次に、本考案の焼き菓子の一実施例を図面を用いて説明するが、これらは本考 案を限定するものではない。 図1は、本考案の菓子の中に入れるシュークリーム様冷菓10を示す図であり 、aはその外観、bはaのX−Xで切断した断面図である。bにおいて、11は シュー生地であり、12は内包されるアイスクリームである。 図2は、火が通った生地20の上に、半分に切ったシュークリーム様冷菓10 を裁置した状態を示す図である。 図3は、本考案の菓子30を示す図であり、aはその外観、bはaのY−Yで 切断した断面図である。bにおいて、20は生地であり、10は内包されるシュ ークリーム様冷菓である。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、上記のような構成を採用したので、製造された菓子は、その表面は 温かく中が冷たいものであるため、口に入れたときの表面と中心部の温度差及び 、冷菓の清涼感を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】aはシュークリーム様冷菓を示す斜視図であ
る。bはシュークリーム様冷菓の断面図である。
【図2】生地上にシュークリーム様冷菓を裁置した状態
を示す斜視図である。
【図3】aは本考案の菓子を示す斜視図である。bは本
考案の菓子の断面図である。
【符号の説明】
10 シュークリーム様冷菓 11 シュー生地 12 アイスクリーム 20 生地 30 菓子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも薄力粉、ベーキングパウダー
    からなる皮状生地により、冷菓を被包したことを特徴と
    する焼き菓子。
  2. 【請求項2】 該冷菓が、シュー生地にアイスクリーム
    を内包してなる、シュークリーム様冷菓であることを特
    徴とする請求項1記載の焼き菓子。
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