JP2001045959A - シュー生地並びにそれを用いた菓子類及びその製造方法 - Google Patents

シュー生地並びにそれを用いた菓子類及びその製造方法

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JP2001045959A
JP2001045959A JP11225026A JP22502699A JP2001045959A JP 2001045959 A JP2001045959 A JP 2001045959A JP 11225026 A JP11225026 A JP 11225026A JP 22502699 A JP22502699 A JP 22502699A JP 2001045959 A JP2001045959 A JP 2001045959A
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confectionery
cream
weight
dough
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Ariyoshi Mori
有義 毛利
Saburo Kaneko
三郎 金子
Kiyoyuki Fukuda
清行 福田
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包餡シュー菓子類において、シューとフィリ
ングの間に空洞が出来ず、フィリングの滲みだし、はみ
出しがなく、歯触りが快適な食感の良いシュー菓子を得
ることができ、またシューに味を付与した場合、その味
を充分味わうことが出来るボリュームがあり、食感が良
く、食べやすいシュー菓子を得ることができ、更には適
度な粘着性と固さを有し、包餡機で包餡可能なシュー生
地を提供すること。 【解決手段】 小麦粉、油脂類、水及び膨張剤などから
なる通常のシュー生地にパン粉を含有してなるシュー生
地を焼成することにより、空洞がなく、食感のよいシュ
ー菓子を得ることができ、また、このシュー生地は包餡
機で包餡可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シュー生地並びに
それを用いた菓子類及びその製造方法に関し、更に詳し
くは、内部が均一で安定な木目をもつスポンジ様組織で
充満されており、空洞が無く、食感に優れたシュー菓
子、更にこれにフィリング類を含有させたシュー菓子、
そしてサバラン風シュー菓子に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、各種フィリングをシュー生地で包
餡した菓子類が増加し、多様な味覚を提供する一端を担
っている。しかしながら、従来の包餡シュー菓子類は、
往々にしてシューとフィリングとの間に空洞を生じ易
く、このことが食感低下の原因にもなっている。この包
餡シュー菓子類における空洞の原因としては、シュー生
地にフィリングを包餡した後、焼成するものでは、シュ
ー生地が膨張しすぎてフィリングとの間に空隙を生じる
ことが主な原因である。又、先にシュー生地だけを焼成
し、得られたシューにフィリングを後注入する場合も、
従来のシュー生地を焼成したものは、その内部の木目が
粗く、しかも比較的薄い皮のような状態であるため、シ
ューに対しフィリングが不足すると空隙を生じ、又、反
対に、フィリングが過剰の場合は表面から滲みだし易く
なる。更に、特にシュー皮が薄い場合には、フィリング
中の水分や油分が、シュー皮外へ滲みだしたり、はみ出
したりすることがあり、食べにくいうえに、シューの食
感を損なうことにもなる。これらを解決すべく、シュー
生地の作製において、油脂、水、小麦粉、卵などの量や
配合比率を調整する方法があるが、形状、ボリューム及
び内相の空洞を安定的に且つ一定にコントロールするの
は困難であった。
【0003】又、上記のように、従来のシューは、その
内部が木目が粗くしかも比較的薄い皮のような状態であ
るためボリュームに乏しく、生地自体に各種の味付けを
しても、充分にその味を味わえなかった。同様に、シュ
ーを各種シロップに浸漬して吸収させたサバラン風の菓
子を得ようとしても、前記のように内部の木目が粗く薄
い皮のような状態である従来のシューでは、シロップが
染み込むべき部分が少ないため、シロップの味を充分味
わえず、又、得られたシューは、崩れやすく食べにくい
という欠点があった。
【0004】一方、シュー生地にフィリングを注入する
包餡作業においては、包餡機を使用するのが効率的であ
る。しかし、シュー生地は、小麦粉、全卵、水、油脂類
が分散したエマルジョンからなり、粘着性が強く、又、
液体成分が多いこともあり、柔らかすぎることから包餡
機の使用は困難な状況にあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、歯触
りが快適な食感の良いシューを得られ、又、包餡シュー
菓子類においては、シューとフィリングの間に空洞が出
来ず、フィリングの滲みだし、はみ出しもなく、更に
は、シューに味付けする場合にも、その味を充分味わう
ことが出来るだけのボリュームがあり、食感が良く、食
べやすいシューを得られ、又、適度な粘着性と固さを有
し、包餡機を使用して包餡可能なシュー生地を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべく
本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、シュー生地にパン
粉を加えて、これを焼成すると、均一で安定な木目を持
つスポンジ様組織で内部が充満されたシュー菓子が得ら
れ、このシュー菓子にフィリングを含有させた場合に
も、空洞が出来ず、又、フィリングの滲みだし、はみ出
しもなく食感の良い包餡タイプのシュー菓子が得られ、
更に、焼成して得られたシューがスポンジ様の組織を有
することから、味の元となる食品等をシュー生地に練り
込んだり、焼成したシュー菓子を各種シロップに浸漬し
て味付けをしたりした場合にも、その味を充分味わえ、
しかも食べやすい新規なシュー菓子類を得られること、
更には、このパン粉を加えたシュー生地は、適度な粘着
性と固さを有するため包餡機を使用して包餡可能である
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明は、小麦粉、油脂類、水及び
膨張剤などからなるシュー生地にパン粉を含有してなる
ことを特徴とするシュー生地である。この場合、前記パ
ン粉の割合は、1〜20重量%の範囲とすることが好ま
しい。上記シュー生地には、チーズ、果物類、カスター
ドクリーム、生クリーム類、チョコレート類などの食品
を練り込んで味付けすることができる。
【0008】上記シュー生地は、これを焼成することで
シュー菓子を得ることができる。このシュー菓子は、長
径0.5〜7mmのほぼ均一で安定な木目を有するスポ
ンジ様組織で内相の9割以上が充満されたものである。
【0009】上記シュー菓子に、カスタードクリーム、
チーズ、あん類、生クリーム類、チョコレート類、ゼリ
ー類、ジャム、調理済み具材などのフィリングを注入す
れば包餡タイプのシュー菓子類を得ることができる。こ
の菓子類は従来の包餡シュー菓子とは異なり、内部に空
洞の無いものである。
【0010】又、上記シュー生地の中に、カスタードク
リーム、チーズ、あん類、チョコレート類、ゼリー類、
ジャム、調理済み具材などのフィリングを包餡させた
後、焼成することでも包餡シュー菓子類を得ることがで
きる。この菓子類の場合にも、その内部には空洞が無い
ものである。又、本発明のパン粉を加えたシュー生地
は、適度な粘着性と固さを有するため、包餡機を用いて
フィリングを包餡することができる。
【0011】更に、上記シュー生地を焼成して得られる
シュー菓子を、酒類、茶類、コーヒー、果汁、ココア、
チョコレート類、乳酸菌発酵物類、ミルクなどを含有す
るシロップに浸漬することでサバラン風シュー菓子を得
ることができる。又、このサバラン風シュー菓子に、ホ
イップクリーム、カスタードクリーム、バタークリー
ム、フラワーペースト、チーズ類、チョコ類、ジャム
類、ゼリー類などのフィリングを、サンド又はコーティ
ングすることでサバラン風菓子を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に使用するシュー生地は、
小麦粉、油脂類、全卵、水、炭酸アンモニウム等の膨張
剤等からなる通常のシュー生地にパン粉を含有するもの
である。好ましくは、小麦粉10〜25重量%、油脂類
15〜30重量%、全卵30〜45重量%、水15〜3
0重量%、膨張剤0〜0.3重量%からなる通常のシュ
ー生地に、1〜20重量%のパン粉を添加して均一に混
合する。なお、水の代わりにミルクを用いてもよい。
【0013】上記シュー生地中の小麦粉としては、強力
粉、薄力粉、あるいはそれらのブレンド品等が使用され
る。又、油脂類としては、バター、マーガリン、ショー
トニング、ラード等の固形油脂、サラダ油等が通常使用
される。更に、膨張剤としては、炭酸アンモニウムの
他、炭酸ナトリウム等を用いることができ、またそれら
を併用してもよい。
【0014】本発明に用いるパン粉は、通常市販されて
いるパン粉で良い。パン粉は通常、パンを粉砕したもの
で、揚げ物の衣や、ハンバーグステーキ、ミートローフ
などの混和剤等の用途に用いられる。本発明で使用する
パン粉は、どのようなものでも良いが、着色度の少な
い、加熱しても着色しにくいパン粉が好ましい。
【0015】本発明のシュー生地の作製は、パン粉を加
える以外は通常の方法で良く特に限定されない。例え
ば、水又はミルクを大きめの鍋、ボールなどの容器に入
れ、油脂類を加えて沸騰させて、小麦粉を加え混ぜあわ
せる。生地が容器の内側につかなくなれば火からおろし
て、卵を徐々に加え、形がだれて広がらない程度のペー
スト状とし、炭酸アンモウム等の膨張剤を添加して均一
に混合する。パン粉は最後に加えるのが良く、均一に混
合する程度に攪拌する。
【0016】更に本発明においては、上記シュー生地
に、チーズ、果物類、カスタードクリーム、生クリーム
類、チョコレート類等の食品の1種以上を練り込むこと
で、これらの風味を充分に感じられるシューを得ること
が出来る。生地に対するこれら食品の添加量は特に限定
されないが、好ましくは1〜25重量%程度である。シ
ュー生地に練り込むチーズとしては、ナチュラルチー
ズ、プロセスチーズ、クリームチーズ、チーズフードが
挙げられる。これらチーズをシュー生地に練り込む場
合、粉末、ペースト、キュービック、粒状、顆粒状、シ
ュレッド状にして、パン粉と同時にシュー生地に加え、
均一に混合するのがよい。シュー生地に練り込む果物と
しては、風味が良く、シュー作製に差し障りのないもの
なら何でも良く、例えば、ミカン、オレンジ類、バナ
ナ、パイナップル、リンゴ、パッションフルーツ、イチ
ゴ、ブドウ、グレープフルーツ、ラズベリー、梨、桃、
梅、カリン、ビワ、杏、サクランボ、スモモ、栗、レモ
ン等が挙げられる。これら果物をシュー生地に練り込む
場合には、ペースト、粉状、チップ状、キュービック、
顆粒状、粉末状にして、パン粉を添加する前にシュー生
地に加え均一に混合するのがよい。シュー生地に練り込
むクリーム類としては、例えば、カスタードクリーム、
生クリーム、フラワーペースト、乳化油脂等が挙げられ
る。これらクリーム類をシュー生地に練り込む場合に
は、そのまま、パン粉を添加する前に加え、均一になる
まで充分、混合するのが好ましい。シュー生地に練り込
むチョコレート類としては、例えばビターチョコレー
ト、スイートチョコレート、ミルクチョコレート、生チ
ョコレート、ホワイトチョコレート等が挙げられる。こ
れらチョコレートをシュー生地に練り込む場合には、ペ
ースト、チップ、粉末状、粒状、顆粒状にしてパン粉を
加える前にシュー生地に加え均一に混合するのが好まし
い。又、これ以外にもシューの食感にマッチした風味を
保有し、シュー生地に練り込んだ場合、シュー作製を阻
害しないものなら、各種の食品を生地に練り込ませるこ
とが出来る。
【0017】本発明のシュー菓子の製造方法は特に限定
されるものではなく、上述した本発明のシュー生地をオ
ーブンなどを用いて通常の方法で焼成して得られる。焼
成温度は、強火(200℃)で下火を強く、上火は弱く
して焼くのが一般的に好ましく、又、展板への塗油の量
も程良いのが大切であり、又、よく焼かないと、オーブ
ンから出した時に縮むので注意を要する。
【0018】本発明のシュー菓子は、焼成後のシュー
に、カスタードクリーム、チーズ、あん類、チョコレー
ト類、ゼリー類、ジャム、調理済み具材等のフィリング
を注入又はサンドすることも出来る。その場合、本発明
のシュー菓子は、その内部がスポンジ様組織で充満して
いるものであるため、従来のシューにフィリングを注入
した場合とは異なり、シューとフィリングの間に空洞が
生じたりたりすることもない。
【0019】又、本発明のシュー菓子は、上記シュー生
地中に、カスタードクリーム、チーズ、あん類、チョコ
レート類、ゼリー類、ジャム、調理済み具材等のフィリ
ングを包餡した後、焼成して包餡タイプのシュー菓子と
することも出来る。その場合、本発明のシュー生地は、
従来のシュー生地とは異なり、包餡機での包餡が可能で
ある。包餡後に焼成して得られる本発明のシュー菓子
は、空洞が無く、食感もよい。
【0020】更に本発明においては、上記シュー生地を
焼成して得られたシュー菓子を、酒類、茶類、コーヒ
ー、果汁、ココア、チョコレート類、乳酸菌発酵物類、
ミルクなどを含有するシロップに浸漬して含浸させるこ
とで、サバラン風シュー菓子とすることもできる。シロ
ップに含有させる酒類としては、例えば、ワイン、ブラ
ンデー、リキュール類等が挙げられ、2種以上混合して
使用してもよい。シロップとしては、これら酒類をその
まま0.1〜30%、好ましくは5〜20%溶かし込ん
だものを使用する。シロップに含有させる茶類として
は、例えば、緑茶、紅茶、ウーロン茶等が挙げられる
が、これらを2種以上混合して使用してもよい。シロッ
プとしては、これら茶類を、温水、熱湯で抽出後、得ら
れた溶液を冷却した後、固形分として0.1〜5%好ま
しくは0.3〜3%溶かしこんだものを使用する。シロ
ップに含有させるコーヒーは、コーヒー液をそのまま、
あるいはコーヒー液を粉末化したものを、固形分として
0.1〜5%好ましくは0.5〜3%となるように溶か
し込んだものをシロップとして使用する。シロップに含
有させる果汁は、例えばミカン、オレンジ類、バナナ、
パイナップル、リンゴ、パッションフルーツ、イチゴ、
ブドウ、グレープフルーツ、梨、桃、梅、カリン、ビ
ワ、杏、サクランボ、スモモ、栗、レモン等から得られ
る果汁が挙げられ、2種以上混合して使用してもよい。
シロップとしては、これら果汁を10〜70%好ましく
は20〜50%溶かしこんだものを使用する。シロップ
に含有させるココアとしては、ココアを溶液としたもの
を固形分として0.1〜10%好ましくは0.5〜5%
となるように溶かし込んだものをシロップとして使用す
る。シロップに含有させるチョコレート類はクリーム
類、牛乳、水、砂糖水等でペースト状にして溶液とした
ものを固形分として0.1〜10%好ましくは0.5〜
5%となるように溶かし込んだものをシロップとする。
シロップに含有させる乳酸菌発酵物としては、例えばヨ
ーグルト、サワークリーム、乳酸菌発酵飲料等が挙げら
れるが、これらを溶液とした後、シロップとしては、こ
れら乳酸菌発酵物を10〜70%好ましくは20〜50
%となるように溶かし込んだものをシロップとする。シ
ロップに含有させるミルクとしては、例えば牛乳等が挙
げられるが、シロップとしては、これらミルクを10〜
70%好ましくは20〜50%溶かし込んだものをシロ
ップとする。又、以上のシロップ含有物は、これら2種
以上混合して使用してもかまわない。更に、シロップに
含有させるものとしては上記以外でも、糖類、香料、着
色料、乳化剤、酸味料等、シュー菓子に食感、味が適合
し、且つシロップとして溶解するものであれば、利用し
うる。
【0021】更に、本発明のシュー菓子を上記のように
シロップに浸漬する場合、例えば、シューを半分にスラ
イスし、状況に応じた適温でスライス面が液中に浸るよ
うに1〜30秒間浸漬させた後、ホイップクリーム、カ
スタードクリーム、バタークリーム、フラワーペース
ト、チーズ類、チョコ類、ジャム類、ゼリー類等の1種
以上をサンド又はコーティングしてサバラン風シュー菓
子とすることも出来る。
【0022】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0023】(実施例1)油脂130g、水130gを
ミキサーボールに入れて沸騰させた後、これに薄力粉4
0g、強力粉60gを加え、ビーターで混合し完全に糊
化させた。次いで、ミキサーで攪拌しながら全卵230
gを徐々に加え、なめらかなペースト状にした。これに
少量の全卵で溶かした炭酸アンモニウム1gを加え均一
に混合した。最後にパン粉を40g加え、低速で均一に
なるまで混合した。出来上がったパン粉入りシュー生地
を展板に30gづつドーム状に絞り、200〜230℃
のオーブンで20分焼成した。外観は従来のシューと同
じであるが、内相は空洞のないスポンジ状組織が9割以
上充満したシュー菓子が得られた。
【0024】(実施例2)実施例1と同様にして得られ
たシュー菓子の粗熱がとれた後に、カスタードクリーム
30gを注入した。外観は従来のシュークリームと同じ
形状であるが、内相は従来のシュークリームのような空
洞状の中にクリームが入った状態でなく、スポンジ状の
木目の中にクリームが充満したシュークリームが得られ
た。
【0025】(実施例3)実施例1と同様にして得られ
たシュー菓子の粗熱がとれた後に、生クリーム30gを
注入した。外観は従来のシュークリームと同じ形状であ
るが、内相は従来のシュークリームのような空洞状の中
にクリームが入った状態でなく、スポンジ状の木目の中
にクリームが充満したシュークリームが得られた。
【0026】(実施例4)実施例1と同様にして得られ
たシュー菓子の粗熱がとれた後に、チョコレート含有カ
スタードクリーム30gを注入した。外観は従来のシュ
ークリームと同じ形状であるが、内相は従来のシューク
リームのような空洞状の中にクリームが入った状態でな
く、スポンジ状の木目の中にクリームが充満したシュー
クリームが得られた。
【0027】(実施例5)実施例1と同様にして得られ
たシュー菓子の粗熱がとれた後に、こし餡30gを注入
した。外観は従来のシューで包まれた菓子と同じ形状で
あるが、内相は従来のシューで包まれた菓子のような空
洞状の中に餡が入った状態でなく、スポンジ状の木目の
中に餡が充満されたシューで包まれた菓子が得られた。
【0028】(実施例6)実施例1と同様にして得られ
たシュー菓子の粗熱がとれた後に、苺ジャム30gを注
入した。外観は従来のシューで包まれた菓子と同じ形状
であるが、内相は従来のシューで包まれた菓子のような
空洞状の中にフィリングが入った状態でなく、スポンジ
状の木目の中に苺ジャムが充満されたシューで包まれた
菓子が得られた。
【0029】(実施例7)実施例1と同様にして得られ
たシュー菓子の粗熱がとれた後に、クリームチーズ30
gを注入した。外観は従来のシューで包まれた菓子と同
じ形状であるが、内相は従来のシューで包まれた菓子の
ような空洞状の中にフィリングが入った状態でなく、ス
ポンジ状の木目の中にクリームチーズが充満されたシュ
ーで包まれた菓子が得られた。
【0030】(実施例8)実施例1と同様にして得られ
たシュー菓子の粗熱がとれた後に、耐熱ブルベリーゼリ
ー30gを注入した。外観は従来のシューで包まれた菓
子と同じ形状であるが、内相は従来のシューで包まれた
菓子のような空洞状の中にフィリングが入った状態でな
く、スポンジ状の木目の中にブルベリーゼリーが充満さ
れたシューで包まれた菓子が得られた。
【0031】(実施例9)油脂130g、水130gを
ミキサーボールに入れて沸騰させた後、これに薄力粉4
0g、強力粉60gを加え、ビーターで混合し完全に糊
化させた。次いで、ミキサーで攪拌しながら全卵230
gを徐々に加え、なめらかなペースト状にした。これに
少量の全卵で溶かした炭酸アンモニウム1gを加え均一
に混合した。最後にパン粉40g、ゴーダチーズ50g
加え、低速で均一になるまで混合した。出来上がったパ
ン粉入りシュー生地を展板に30gづつドーム状に絞
り、200〜230℃のオーブンで20分焼成した。外
観は従来のシューと同じであるが、内相は空洞のないス
ポンジ状組織が9割以上充満したチーズ風味をもつシュ
ーが得られた。粗熱がとれた後に、カスタードクリーム
30gを注入した。外観は従来のシュークリームと同じ
形状であるが、内相は従来のシュークリームのような空
洞状の中にクリームが入った状態でなく、チーズ風味ス
ポンジ状の木目の中にクリームが充満したシュークリー
ムが得られた。
【0032】(実施例10)油脂130g、水130g
をミキサーボールに入れて沸騰させた後、これに薄力粉
40g、強力粉60gを加え、ビーターで混合し完全に
糊化させた。次いで、ミキサーで攪拌しながら全卵23
0gを徐々に加え、なめらかなペースト状にした。これ
に少量の全卵で溶かした炭酸アンモニウム1g、ラズベ
リーピューレ50gを加え均一に混合した。最後にパン
粉40gを加え、低速で均一になるまで混合した。出来
上がったパン粉入りシュー生地を展板に30gづつドー
ム状に絞り、200〜230℃のオーブンで20分焼成
した。外観は従来のシューと同じであるが、内相は空洞
のないスポンジ状組織が9割以上充満したラズベリー風
味の豊かなシューが得られた。粗熱がとれた後に、生ク
リーム30gを注入した。外観は従来のシュークリーム
と同じ形状であるが、内相は従来のシュークリームのよ
うな空洞状の中にクリームが入った状態でなく、ラズベ
リー風味スポンジ状の木目の中にクリームが充満したシ
ュークリームが得られた。
【0033】(実施例11)油脂130g、水130g
をミキサーボールに入れて沸騰させた後、これに薄力粉
40g、強力粉60gを加え、ビーターで混合し完全に
糊化させた。次いで、ミキサーで攪拌しながら全卵23
0gを徐々に加え、なめらかなペースト状にした。これ
に少量の全卵で溶かした炭酸アンモニウム1g、オレン
ジペースト50gを加え均一に混合した。最後にパン粉
40gを加え、低速で均一になるまで混合した。出来上
がったパン粉入りシュー生地を展板に30gづつドーム
状に絞り、200〜230℃のオーブンで20分焼成し
た。外観は従来のシューと同じであるが、内相は空洞の
ないスポンジ状組織が9割以上充満したオレンジ風味の
豊かなシューが得られた。粗熱がとれた後に、オレンジ
ジャム30gを注入した。外観は従来のシュー菓子と同
じ形状であるが、内相は従来のシュー菓子のような空洞
状の中にフィリングが入った状態でなく、オレンジ風味
スポンジ状の木目の中にオレンジジャムが充満したシュ
ー菓子が得られた。
【0034】(実施例12)油脂130g、水130g
をミキサーボールに入れて沸騰させた後、これに薄力粉
40g、強力粉60gを加え、ビーターで混合し完全に
糊化させた。次いで、ミキサーで攪拌しながら全卵23
0gを徐々に加え、なめらかなペースト状にした。これ
に少量の全卵で溶かした炭酸アンモニウム1g、カスタ
ードクリーム100gを加え均一に混合した。最後にパ
ン粉40g加え、低速で均一になるまで混合した。出来
上がったパン粉入りシュー生地を展板に30gづつドー
ム状に絞り、200〜230℃のオーブンで20分焼成
した。外観は従来のシューと同じであるが、内相は空洞
のないスポンジ状組織が9割以上充満したカスタード風
味の豊かなシューが得られた。粗熱がとれた後に、苺ゼ
リー30gを注入した。外観は従来のシュー菓子と同じ
形状であるが、内相は従来のシュー菓子のような空洞状
の中にフィリングが入った状態でなく、カスタード風味
スポンジ状の木目の中にゼリーが充満したシュー菓子が
得られた。
【0035】(実施例13)油脂130g、水130g
をミキサーボールに入れて沸騰させた後、これに薄力粉
40g、強力粉60gを加え、ビーターで混合し完全に
糊化させた。次いで、ミキサーで攪拌しながら全卵23
0gを徐々に加え、なめらかなペースト状にした。これ
に少量の全卵で溶かした炭酸アンモニウム1gを加え均
一に混合した。最後にパン粉40g、ゴーダチーズ50
gを加え、低速で均一になるまで混合した。出来上がっ
たパン粉入りシュー生地を展板に30gづつドーム状に
絞り、200〜230℃のオーブンで20分焼成した。
外観は従来のシューと同じであるが、内相は空洞のない
スポンジ状組織が9割以上充満したチーズ風味の豊かな
シューが得られた。粗熱がとれた後に、カレーフィリン
グ30gを注入した。外観は従来のシュー菓子と同じ形
状であるが、内相は従来のシュー菓子のような空洞状の
中にフィリングが入った状態でなく、チーズ風味スポン
ジ状の木目の中にカレーが充満したシュー菓子が得られ
た。
【0036】(実施例14)油脂130g、水130g
をミキサーボールに入れて沸騰させた後、これに薄力粉
40g、強力粉60gを加え、ビーターで混合し完全に
糊化させた。次いで、ミキサーで攪拌しながら全卵23
0gを徐々に加え、なめらかなペースト状にした。これ
に少量の全卵で溶かした炭酸アンモニウム1g、カカオ
ペースト30gを加え均一に混合した。最後にパン粉4
0gを加え、低速で均一になるまで混合した。出来上が
ったパン粉入りシュー生地を展板に30gづつドーム状
に絞り、200〜230℃のオーブンで20分焼成し
た。外観は従来のシューと同じであるが、内相は空洞の
ないスポンジ状組織が9割以上充満したカスタード風味
の豊かなシューが得られた。粗熱がとれた後に、生チョ
コ30gを注入した。外観は従来のシュー菓子と同じ形
状であるが、内相は従来のシュー菓子のような空洞状の
中にフィリングが入った状態でなく、チョコ風味スポン
ジ状の木目の中にチョコが充満したシュー菓子が得られ
た。
【0037】(実施例15)油脂130g、水130g
をミキサーボールに入れて沸騰させた後、これに薄力粉
40g、強力粉60gを加え、ビーターで混合し完全に
糊化させた。次いで、ミキサーで攪拌しながら全卵23
0gを徐々に加え、なめらかなペースト状にした。これ
に少量の全卵で溶かした炭酸アンモニウム1gを加え均
一に混合した。最後にパン粉40gを加え、低速で均一
になるまで混合した。出来上がったパン粉入りシュー生
地30gでカスタードクリーム20gを包餡して展板に
並べ、200〜230℃のオーブンで20分焼成した。
外観は従来のシュークリームと同じ形状であるが、内相
は従来のシュークリームのような空洞状の中にクリーム
が入った状態でなく、スポンジ状の木目の中にクリーム
が充満したシュークリームが得られた。
【0038】(実施例16)油脂130g、水130g
をミキサーボールに入れて沸騰させた後、これに薄力粉
40g、強力粉60gを加え、ビーターで混合し完全に
糊化させた。次いで、ミキサーで攪拌しながら全卵23
0gを徐々に加え、なめらかなペースト状にした。これ
に少量の全卵で溶かした炭酸アンモニウム1gを加え均
一に混合した。最後にパン粉を40g、ゴーダチーズ3
0gを加え、低速で均一になるまで混合した。出来上が
ったパン粉入りシュー生地30gでカマンベールチーズ
20gを包餡して展板に並べ、200〜230℃のオー
ブンで20分焼成した。外観は従来のシュー菓子と同じ
形状であるが、内相は従来のシュー菓子のような空洞状
の中にフィリングが入った状態でなく、チーズ風味の豊
かなスポンジ状の木目の中にチーズが充満したシュー菓
子が得られた。
【0039】(実施例17)油脂130g、水130g
をミキサーボールに入れて沸騰させた後、これに薄力粉
40g、強力粉60gを加え、ビーターで混合し完全に
糊化させた。次いで、ミキサーで攪拌しながら全卵23
0gを徐々に加え、なめらかなペースト状にした。これ
に少量の全卵で溶かした炭酸アンモニウム1gを加え均
一に混合した。最後にパン粉40gを加え、低速で均一
になるまで混合した。出来上がったパン粉入りシュー生
地30gで粒餡20gを包餡機により包餡して展板に並
べ、200〜230℃のオーブンで20分焼成した。外
観は従来のシュー菓子と同じ形状であるが、内相は従来
のシュー菓子のような空洞状の中にフィリングが入った
状態でなく、スポンジ状の木目の中に粒餡が充満したシ
ュー菓子が得られた。
【0040】(実施例18)油脂130g、水130g
をミキサーボールに入れて沸騰させた後、これに薄力粉
40g、強力粉60gを加え、ビーターで混合し完全に
糊化させた。次いで、ミキサーで攪拌しながら全卵23
0gを徐々に加え、なめらかなペースト状にした。これ
に少量の全卵で溶かした炭酸アンモニウム1gを加え均
一に混合した。最後にパン粉を40g、バナナペースト
30gを加え、低速で均一になるまで混合した。出来上
がったパン粉入りシュー生地30gで耐熱生チョコレー
ト20gを包餡機により包餡して展板に並べ、200〜
230℃のオーブンで20分焼成した。外観は従来のシ
ュー菓子と同じ形状であるが、内相は従来のシュー菓子
のような空洞状の中にフィリングが入った状態でなく、
バナナ風味の豊かなスポンジ状の木目の中にチョコレー
トが充満したシュー菓子が得られた。
【0041】(実施例19)実施例1と同様にして得ら
れたシュー菓子を、コーヒー粉末0.3g、ブランデー
1g、コーヒーリキュール0.4g、グラニュー糖4.
6g、水13.2gからなるシロップに浸漬することに
より、コーヒー風味の豊かなサバラン風シュー菓子が得
られた。
【0042】(実施例20)実施例1と同様にして得ら
れたシュー菓子を、抹茶粉末0.3g、ブランデー1
g、抹茶リキュール0.4g、グラニュー糖4.6g、
水13.2gからなるシロップに浸漬することにより、
抹茶風味のサバラン風シュー菓子が得られた。
【0043】(実施例21)実施例1と同様にして得ら
れたシュー菓子を、レモン果汁1g、ホワイトキュラソ
ー1g、レモンキュール0.4g、グラニュー糖4.6
g、水12gからなるシロップに浸漬することにより、
レモン風味の豊かなサバラン風シュー菓子が得られた。
【0044】(実施例22)実施例1と同様にして得ら
れたシュー菓子を、ココア粉末0.5g、ラム酒1g、
カカオリキュール0.4g、グラニュー糖4.6g、水
13.2gからなるシロップに浸漬することにより、コ
コア風味の豊かなサバラン風シュー菓子が得られた。
【0045】(実施例23)実施例1と同様にして得ら
れたシュー菓子を、ヨーグルトソース5g、キルシュ1
g、水14gからなるシロップに浸漬することにより、
ヨーグルト風味の豊かなサバラン風シュー菓子が得られ
た。
【0046】(実施例24)実施例1と同様にして得ら
れたシュー菓子を、牛乳14g、ブランデー1g、グラ
ニュー糖4.6gからなるシロップに浸漬することによ
り、ミルク風味の豊かなサバラン風シュー菓子が得られ
た。
【0047】(実施例25)実施例19で得られるコー
ヒー風味のサバラン風シュー菓子に、ホイップクリーム
10gをサンドして、サバラン風菓子を得た。
【0048】(実施例26)実施例1と同様にして得ら
れたシュー菓子を、紅茶粉末0.3g、ブランデー1
g、グラニュー糖4.6g、水13.2gからなるシロ
ップに浸漬することにより得られる紅茶風味のサバラン
風シュー菓子に、ホイップクリーム10gをサンドし
て、サバラン風菓子を得た。
【0049】(実施例27)実施例1と同様にして得ら
れたシュー菓子を、ラム酒1.5g、グラニュー糖4.
6g、水13.2gからなるシロップに浸漬することに
より得られるラム酒風味のサバラン風シュー菓子に、カ
スタードクリーム15gをサンドして、サバラン風菓子
を得た。
【0050】(実施例28)実施例1と同様にして得ら
れたシュー菓子を、パッションフルーツピューレ6g、
オレンジキュラソー1g、グラニュー糖4.6g、水7
gからなるシロップに浸漬することにより得られる紅茶
風味のサバラン風シュー菓子に、ヨーグルト風味ホイッ
プクリーム10gをサンドして、サバラン風菓子を得
た。
【0051】(実施例29)実施例22で得られるココ
ア風味のサバラン風シュー菓子に、生チョコレート10
gをサンドして、サバラン風菓子を得た。
【0052】(実施例30)実施例22で得られるココ
ア風味のサバラン風シュー菓子に、生チョコレート10
gをサンドし、更にはチョコレート5gを表面にコーテ
ィングして、サバラン風菓子を得た。
【0053】(実施例31)実施例20で得られる抹茶
風味のサバラン風シュー菓子に、ミルク風味のフラワー
ペースト15gをサンドして、サバラン風菓子を得た。
【0054】(実施例32)実施例1と同様にして得ら
れたシュー菓子を、ラム酒1.5g、グラニュー糖4.
6g、水13.2gからなるシロップに浸漬することに
より得られるラム酒風味のサバラン風シュー菓子に、ク
リームチーズ15gをサンドして、サバラン風菓子を得
た。
【0055】(実施例33)実施例24で得られるミル
ク風味のサバラン風シュー菓子にミルク風味のバターク
リーム10gと苺ジャム5gをサンドして、サバラン風
菓子を得た。
【0056】(実施例34)実施例19で得られるコー
ヒー風味のサバラン風シュー菓子に、ホイップクリーム
10gとコーヒーゼリー5gをサンドして、サバラン風
菓子を得た。
【0057】
【発明の効果】本発明に係るパン粉を含有したシュー生
地によれば、シューで包まれた菓子類のシューとフィリ
ングの間に空洞が出来ず、フィリングの滲みだし、はみ
出しがなく、シューの歯触りが快適な食感の良いシュ
ー、シューに味付けした場合、その味を充分味わうこと
が出来るボリュームがあり、食感が良く、食べやすいシ
ュー、及び食感が良く、しかも適度な粘着性と固さを有
し、包餡機で包餡可能なシューを得ることが出来、更に
は、ボリュームの有るシューに各種シロップをしみ込ま
せ、そのまま、又は各種フィリングをサンドもしくはコ
ーティングしたサバラン風菓子を得ることが出来る。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小麦粉、油脂類、水及び膨張剤などから
    なるシュー生地に、パン粉を含有してなることを特徴と
    するシュー生地。
  2. 【請求項2】 パン粉の割合が1〜20重量%である請
    求項1記載のシュー生地。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のシュー生地に、チ
    ーズ、果物類、カスタードクリーム、生クリーム類、チ
    ョコレート類からなる群から選択される少なくとも1種
    の食品を練り込んでなるシュー生地。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3記載のいずれかに記載のシ
    ュー生地を焼成してなるシュー菓子。
  5. 【請求項5】 長径0.5〜7mmのほぼ均一で安定な
    木目を有するスポンジ様組織で内相の9割以上が充満さ
    れた請求項4記載のシュー菓子。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載のシュー菓子に、カ
    スタードクリーム、チーズ、あん類、生クリーム類、チ
    ョコレート類、ゼリー類、ジャム、調理済み具材からな
    る群から選択される少なくとも1種のフィリングが注入
    又はサンドされた菓子類。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3のいずれかに記載のシュー
    生地の中に、カスタードクリーム、チーズ、あん類、チ
    ョコレート類、ゼリー類、ジャム、調理済み具材からな
    る群から選択される少なくとも1種のフィリングを包餡
    させた後、焼成してなる菓子類。
  8. 【請求項8】 内部に空洞のない請求項6又は7記載の
    菓子類。
  9. 【請求項9】 請求項4又は5記載のシュー菓子に、酒
    類、茶類、コーヒー、果汁、ココア、チョコレート類、
    乳酸菌発酵物類、ミルクから選択される少なくとも1種
    を含有するシロップが含浸されてなるサバラン風シュー
    菓子。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のサバラン風シュー菓子
    に、ホイップクリーム、カスタードクリーム、バターク
    リーム、フラワーペースト、チーズ類、チョコ類、ジャ
    ム類、ゼリー類から選択される少なくとも1種のフィリ
    ングを、サンド又はコーティングしてなるサバラン風菓
    子。
  11. 【請求項11】 小麦粉10〜25重量%、油脂15〜
    30重量%、全卵30〜45重量%、水15〜30重量
    %、膨張剤0〜0.3重量%からなるシュー生地に、1
    〜20重量%のパン粉を添加して均一に混合し、これを
    焼成することを特徴とするシュー菓子の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記シュー生地に、更にチーズ、果物
    類、カスタードクリーム、生クリーム類、チョコレート
    類からなる群から選択される少なくとも1種の食品を練
    り込んでなる請求項11記載のシュー菓子の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項11又は12のいずれかに記載
    の方法により製造されたシュー菓子にカスタードクリー
    ム、チーズ、あん類、生クリーム類、チョコレート類、
    ゼリー類、ジャム、調理済み具材からなる群から選択さ
    れる少なくとも1種のフィリングを注入又はサンドする
    ことを特徴とする菓子類の製造方法。
  14. 【請求項14】 小麦粉10〜25重量%、油脂15〜
    30重量%、全卵30〜45重量%、水15〜30重量
    %、膨張剤0〜0.3重量%からなるシュー生地に、必
    要に応じてチーズ、果物類、カスタードクリーム、生ク
    リーム類、チョコレート類からなる群から選択される少
    なくとも1種の食品を練り込み、更に1〜20重量%の
    パン粉を添加して均一に混合し、このシュー生地中に、
    包餡機を用いて、カスタードクリーム、チーズ、あん
    類、チョコレート類、ゼリー類、ジャム、調理済み具材
    からなる群から選択される少なくとも1種のフィリング
    を包餡させた後、焼成することを特徴とする菓子類の製
    造方法。
  15. 【請求項15】 小麦粉10〜25重量%、油脂15〜
    30重量%、全卵30〜45重量%、水15〜30重量
    %、膨張剤0〜0.3重量%からなるシュー生地に、必
    要に応じてチーズ、果物類、カスタードクリーム、生ク
    リーム類、チョコレート類からなる群から選択される少
    なくとも1種の食品を練り込み、更に1〜20重量%の
    パン粉を添加して均一に混合し、これを焼成したシュー
    菓子を、酒類、茶類、コーヒー、果汁、ココア、チョコ
    レート類、乳酸菌発酵物類、ミルクから選択される少な
    くとも1種を含有するシロップに浸漬することを特徴と
    するサバラン風シュー菓子の製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の方法により製造され
    るサバラン風シュー菓子に、ホイップクリーム、カスタ
    ードクリーム、バタークリーム、フラワーペースト、チ
    ーズ類、チョコ類、ジャム類、ゼリー類から選択される
    1種以上のフィリングを、サンド又はコーティングする
    ことを特徴とするサバラン風菓子の製造法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7713571B2 (en) * 2004-03-15 2010-05-11 Michael Foods, Inc. Egg nuggets
JP2014217361A (ja) * 2013-05-01 2014-11-20 茂明 杉山 飲食物の製造方法
WO2015020058A1 (ja) * 2013-08-05 2015-02-12 株式会社ロッテ 菓子およびその製造方法
JP2016144477A (ja) * 2016-04-25 2016-08-12 九栄商事株式会社 飲食物の製造方法

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