JP3085293B2 - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JP3085293B2
JP3085293B2 JP10327663A JP32766398A JP3085293B2 JP 3085293 B2 JP3085293 B2 JP 3085293B2 JP 10327663 A JP10327663 A JP 10327663A JP 32766398 A JP32766398 A JP 32766398A JP 3085293 B2 JP3085293 B2 JP 3085293B2
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    • H03L2207/10Indirect frequency synthesis using a frequency multiplier in the phase-locked loop or in the reference signal path

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ伝送装置に関し、
特に受信したATMセルのクロックに同期したクロック
によってATMセルの送信を行う場合のデータ伝送装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のこのような伝送装置の一
例を示すブロック図である。図3において、回線14か
らはATMセルをペイロードに含む光信号STM−N
(Synchronous Transport Module-N)の光信号が入力さ
れる。O/E変換部1は回線14から入力した光信号を
電気信号に変換し、この電気信号から受信側データ信号
3と受信側クロック信号4を抽出し、受信側終端部2に
出力する。受信側終端部2では受信側データ信号3と受
信側クロック信号4とから受信側セルデータ信号5を生
成する。受信側クロック信号4はクロック生成部31で
周波数が分周され、逓倍クロック生成部32で周波数が
逓倍されて、ディジタルPLL34の基準周波数信号3
3として供給される。
【0003】図4は、図3のディジタルPLL34の内
部接続の一例を示すブロック図であって、図4において
図3と同一符号は同一部分を示し、符号800はクロッ
ク発振源、801は可制御分周器(すなわち、プログラ
マブルカウンタ)、802は位相比較器、804は分周
器である。受信側クロック信号4の周波数をFとし、周
波数Fの受信側クロック信号4がクロック生成部31、
逓倍クロック生成部32を経て周波数F/Mのクロック
信号33となる。但しM=A/Bの形で表され、A及び
Bは整数であり、Mが整数となるようなA,Bを選ぶこ
ともできる。
【0004】図4に示す例では説明を簡単にするためM
が整数になる場合を示している。クロック発振源800
の発振周波数fはf≒nFに選ぶ。nは整数である。ク
ロック発振源800の発振周波数精度に制限があり、か
つ受信クロック周波数Fの周波数変動もあるので正確に
はf=nFにならない。ただ、nf/(n−1)>F>
nf/(n+1)の範囲にあるという周波数精度は保た
れている。可制御分周器801の分周比が1/nに制御
されていると可制御分周器801の出力クロック信号3
5の周波数はf/n≒Fとなり、分周器804の出力周
波数は、ほぼF/Mとなる。
【0005】この位相が基準周波数信号33(周波数F
/M)の位相と位相比較器802で位相比較される。分
周器804の出力位相が基準周波数信号33の位相より
遅れていると、位相比較器802はUpの信号を出力す
る。可制御分周器801はUp信号で制御されると分周
比が1/(n−1)となり、周波数が上昇するので位相
が進む。
【0006】分周器804の出力位相が基準周波数信号
33の位相より進んでいると、位相比較器802はDo
wnの信号を出力する。可制御分周器801はDown
信号で制御されると分周比が1/(n+1)となり、周
波数が低下するので位相が遅れ、分周器804の出力ク
ロック信号の位相は逓倍クロック生成部32の出力クロ
ック信号33の位相と一致する。従って、ディジタルP
LL34の出力である送信側クロック信号35の位相は
常に受信側クロック信号4の位相に同期が保たれる。
【0007】M=A/Bが整数でない場合は分周器80
4の代わりにB倍に周波数を逓倍する周波数逓倍器と、
1/Aに周波数を分周する分周器の縦続回路をおけばよ
い。送信側生成部10では、送信側セルデータ信号13
から送信側クロック信号35を用いて送信側データ信号
11を作成し、送信側クロック信号12と共にE/O変
換部9で光信号に変換し回線15に送出する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ伝送装置
は以上説明したように構成されており、ディジタルPL
L34を用いているので、送信側データ信号11にジッ
タ(jitter)が入るという問題がある。図4から明らか
なように、クロック発振源800の出力周波数はfに保
たれ、時間的変化があるとしてもその変化は連続的な性
質のものであるが、これが可制御分周器801によって
分周されて出力する送信側クロック信号35の周波数
は、f/(n−1),f/n,f/(n+1)の何れか
が切り替えて選択されるので、その切り替え時点におけ
る周波数の不連続が送信側データ信号のジッタとして表
れる。そしてジッタ量が許容範囲を越すと、データ伝送
に誤動作が発生する。
【0009】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、簡単な回路により送信側データ信号
11のジッタ量を許容範囲内に収めて、データ伝送にお
ける誤動作を防止したデータ伝送装置を提供することを
目的としている。
【0010】ところで、ディジタルPLLにおけるジッ
タを抑制する装置は従来色々提案されている。クロック
発振源800の発振周波数fを大きくし、従って分周比
nを大きくすれば、f/(n−1),f/n,f/(n
+1)の間の周波数差は小さくなり、ジッタ量は減少す
るが、これでは、nf/(n−1)>F>nf/(n+
1)という周波数精度の要求を満足することが困難にな
る。
【0011】特開平2−166919号公報に開示され
た「ディジタルPLL方式」と題する発明では、可制御
分周器801を複数個設け、一方、クロック発振源80
0の出力周波数fを移相して互いに異なる位相の周波数
fのクロック信号を複数個生成し、この複数個のクロッ
ク信号の各クロック信号を複数個の可制御分周器の各対
応する分周器で分周して、それぞれ位相の異なるクロッ
ク信号を発生し、位相比較器802の出力によって、そ
れぞれ位相の異なるクロック信号の何れか一つを順次選
択するようにしている。
【0012】また、ジッタ量を抑制するためにfとnを
大きくすれば、位相比較器802において検出された位
相差が大きい場合、この位相差を0にするまでの時間
(プルインに要する時間)が長くなるという問題があ
る。この問題を解決するための提案として特開平7−1
31492号公報に開示された「多重中継方式」と題す
る発明では、ディジタルPLLを2段設け、第1段のデ
ィジタルPLLではクロック発振源の発振周波数を低く
してプルインの時間を短縮し、第2段のディジタルPL
Lではクロック発振源の発振周波数を高くしてジッタ量
を抑制している。
【0013】更に、特開平7−326963号公報に開
示された「ディジタルPLL回路」と題する発明では、
位相比較器の出力の極性とその絶対値に応じて、可制御
分周器が周波数f/(n−1)を出力している時間と周
波数f/nを出力している時間との比、又は周波数f/
(n+1)を出力している時間と周波数f/nを出力し
ている時間との比を変化してプルインの時間を短縮し、
且つジッタ量を抑制するように制御している。
【0014】然しながら、従来開示されているこれらの
発明を通じて、実際に発生したジッタ量を検出して対策
を講ずるという技術的思想は開示されていない。伝送信
号のジッタ量は出来るだけ小さいことが望ましいが、ジ
ッタ量が許容範囲内であればデータ伝送に支障はないの
で、ジッタ検出信号生成部を設け、ジッタ量が許容範囲
内にあれば、面倒な対策は講じないことにした方が総合
的には得策である。また、従来開示されているこれらの
発明を通じて、ジッタ量が許容範囲を超えたとき、どの
ような対策を講ずるかということも何ら考慮されていな
い。従って、従来のこれらの発明では、ジッタ量が決し
て許容範囲を超えないと推量される位の厳重なジッタ抑
制策を提案していることになる。このような厳重なジッ
タ抑制回路は回路構成が複雑になり、総合的には不経済
になるという問題がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明では従来開示され
ているこれらの発明における問題点を除くため、ジッタ
検出信号生成部を設け、且つディジタルPLLにおいて
位相比較を行う周波数を数種類に切り替える切り替え回
路を設け、実際に発生しているジッタ量を常時検出し、
検出したジッタ量が許容範囲内にあるときは、そのまま
データ伝送を続け、検出したジッタ量が許容範囲を超え
たときに、ディジタルPLLにおいて位相比較を行う周
波数を切り替えて、切り替え後のジッタ量が許容範囲内
であればその状態においてデータ伝送を行い、切り替え
後もジッタ量が許容範囲を超えれば、更に次の周波数
(位相比較を行う周波数)に切り替えることにした。
【0016】すなわち、本発明のデータ伝送装置は、A
TMセルをペイロードに含むSTM−N(Synchronous
Transport Module-N光信号)を入力して受信側クロック
信号を抽出し、この受信側クロック信号を分周する分周
クロック生成部と、この分周クロック生成部の出力のク
ロックを周波数逓倍する逓倍クロック生成部を備え、こ
の逓倍クロック生成部の出力クロックを基準周波数信号
とするディジタルPLL(Phase Lock Loop )の出力ク
ロックに同期して送信側データ信号と送信側クロック信
号とを生成する送信側生成部を備えたデータ伝送装置で
あって、逓倍クロック生成部の周波数逓倍比を変化する
手段、この周波数逓倍比の変化に対応してディジタルP
LL内の可変分周器の分周比を変化する手段、変化する
周波数逓倍比の各周波数逓倍比において送信側クロック
信号と受信側クロック信号との間のジッタを検出するジ
ッタ検出信号生成部、このジッタ検出信号生成部の出力
信号をジッタ検出しきい値設定部に設定されたしきい値
に対し比較する比較器、この比較器の出力が、ジッタ検
出部で検出されたジッタ量が許容範囲内にあることを示
す逓倍クロック生成部の出力クロックを、ディジタルP
LLの基準周波数信号に設定するクロック選択部を備え
て構成される。
【0017】また、前記ジッタ検出信号生成部は検出し
たジッタ量を表示するジッタ量表示部を備えたことを特
徴とする。また、前記ジッタ検出信号生成部は検出した
ジッタ量を前記逓倍クロック生成部の周波数逓倍比に対
応して記憶するジッタ量記憶部を備えたことを特徴とす
る。また前記クロック選択部は、前記ジッタ量記憶部に
記憶されるデータによって前記ディジタルPLLの基準
周波数として設定すべきクロック信号の周波数を選択す
ることを特徴とする。また、前記分周クロック生成部は
受信側クロック信号の周波数を1/24に分周し、前記
逓倍クロック生成部の周波数逓倍比は2、3、4に変化
し、これに対応し、前記ディジタルPLL内の可変分周
器の分周比を1/12、1/8、1/6と変化すること
を特徴とする。さらに、前記逓倍クロック生成部の逓倍
比を変化する動作、前記ディジタルPLL内の可変分周
器の分周比を変化する動作、前記クロック選択部の動作
は、プログラム制御されるプロセッサにより制御される
ことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態を示す
ブロック図である。図1において、図3と同一符号は同
一部分を示し同様に動作するので重複した説明は省略す
る。図1において、符号6は1/24分周クロック生成
部で、図3のクロック生成部31に対応する部分であ
る。符号7は逓倍クロック生成部で、図3の逓倍クロッ
ク生成部32に対応する部分であるが、逓倍クロック生
成部32の逓倍比は固定しているのに対し、逓倍クロッ
ク生成部7の逓倍比は予め定められた複数種類の逓倍比
の中から任意の逓倍比が選択できるように構成されてい
る。
【0019】符号8はディジタルPLLで、図3のディ
ジタルPLL34との相違点は図2について後節で説明
する。符号16は図3の符号35と同様な送信側クロッ
ク信号、符号17は24分周クロック信号、符号18は
図3の符号33に相当する基準周波数信号である。また
本発明では、新しくジッタ検出信号生成部19、比較器
20、ジッタ検出しきい値設定部21、ジッタ量記憶部
25、クロック選択部27、制御部28が設けられてい
る。また符号22はジッタ検出信号生成部19の出力信
号、符号23はジッタしきい値設定部21の出力信号、
符号24はジッタしきい値設定部21への入力信号、符
号26はジッタ量記憶部25の出力信号、符号29は比
較器20の出力信号を示す。
【0020】図2は、図1のディジタルPLL8の内部
構造を示すブロック図である。図2において、図4と同
一符号は同一部分を示しを示し、符号803は図4の分
周器804に対応する分周器であるがその分周比が制御
部28から制御される可変分周器であり、設定される分
周比を1/Xで示す。但し、Xは予め定められた複数個
の整数の内から選択された任意の一つの整数である。
【0021】符号18は図1の符号18と同じく基準周
波数信号である。図2の基準周波数信号18は、図4の
基準周波数信号33に相当する信号であるが、基準周波
数信号33は受信側クロック信号4の周波数Fに対する
周波数比Mが一定であるが、基準周波数信号18の受信
側クロック信号4の周波数Fに対する周波数比Xは可変
である。従って、図2の可変分周器803の分周比は可
変数値Xにしなければならない。その他の動作では、デ
ィジタルPLL8の動作は既に説明したディジタルPL
L34の動作と同一であり、その出力の送信側クロック
パルス16(周波数F)の位相は受信側クロックパルス
4(周波数F)の位相に同期する。
【0022】図2に示す回路で基準周波数信号18の周
波数F/Xを変化し、これに伴い可変分周器803の分
周比Xの値を変化すると、位相比較器802における位
相比較の周期が変化する。位相比較の周期が大きくなれ
ば、位相誤差検出周期も位相誤差修正周期も大きくな
り、プルインが早くなるが、位相誤差修正周期が大きく
なると位相誤差修正の度に発生するジッタのジッタ発生
量が大きくなる。これに対し位相比較の周期が小さくな
れば、位相誤差検出周期も位相誤差修正周期も小さくな
り、プルインが遅くなるが、位相誤差修正周期が小さく
なると位相誤差修正の度に発生するジッタのジッタ発生
量が小さくなる。
【0023】受信側クロック信号4の変動状態に対応し
て、総合的にジッタ発生量を最小にするXの値がある筈
である。実際問題としてジッタ発生量を最小にする必要
はなく、ジッタ発生量が許容範囲内であればよいので、
図1に示す伝送装置ではXとして設定することができる
Xの値を複数個定めておいて、実際に発生したジッタ量
を検出するジッタ検出信号生成部19を設け、検出した
ジッタ量が許容範囲内ならばそのままにしておき、検出
したジッタ量が許容範囲を超えたとき、Xの値を変化し
てジッタ量が許容範囲内に納まるXの値を捜すことにし
た。
【0024】ジッタ量の許容範囲は他の周囲条件によっ
て異なるので、そのときの周囲条件に適するしきい値
を、操作者が入力信号24としてジッタ検出しきい値設
定部21に設定する。ジッタ検出信号生成部19は受信
側クロック信号4と送信側クロック信号12を入力し
て、その間のジッタを検出する。ジッタ検出信号生成部
19の出力22とジッタ検出しきい値設定部21の出力
信号23は比較器20で比較され、実際に発生したジッ
タ量が許容範囲内であるか許容範囲を超えるかを示す比
較器20の出力信号29がクロック選択部27に入力さ
れる。比較器20の出力信号29が、ジッタ発生量が許
容範囲外であることを示すとき、クロック選択部27は
制御部28を起動してXの値を変更するような制御を行
う。
【0025】Xの値を変化する数値例を用いて説明す
る。制御部28は逓倍クロック生成部7の周波数逓倍比
を、例えば2、3、4の3種類に変化するとする。受信
側クロック信号の周波数Fは、1/24分周クロック生
成部6により周波数F/24の24分周クロック17に
なっているので、周波数逓倍比2ではF/X=F/12
となり、周波数逓倍比3ではF/X=F/8となり、周
波数逓倍比4ではF/X=F/6となり、X=12,
8,6の3段階に変化すればよいことになる。
【0026】なお必要に応じ、ジッタ検出信号生成部1
9の出力信号22又は/(及び)比較器20の出力信号
29を表示する表示部(図示せず)を設けることもで
き、ジッタ検出信号生成部19の出力信号22、比較器
20の出力信号を記憶するジッタ量記憶部25を設け、
記憶部25の出力信号26をクロック選択部27に送
り、クロック選択部27は記憶部25の出力信号26に
より制御部28を起動するように構成することもでき
る。
【0027】制御部28としては、プログラム制御のマ
イクロプロセッサを使用することが好適である。マイク
ロプロセッサを使用する場合、ジッタ量記憶部25、ク
ロック制御部27はそのマイクロプロセッサ内に構成す
ることができる。例えば、データ伝送開始前の初期化の
時点で、マイクロプロセッサはX=12,8,6と順次
変化して、それらのXに対するジッタ量を測定してジッ
タ量記憶部25に格納し、クロック選択部27は測定し
たジッタ量の最小のXの値に対応する逓倍比を逓倍クロ
ック生成部7に設定し、ディジタルPLL8の可変分周
器803に分周比Xを設定してデータ伝送を開始し、以
後、比較器20の出力信号29が「検出したジッタ量が
許容範囲を超えた」ことを示す信号が出力されると、X
の値を変化して比較器20の出力信号29が「検出した
ジッタ量が許容範囲内である」Xの値を検索し、この検
索で得たXの値を設定してデータ伝送を行うよう制御す
ればよい。
【0028】以上は、好適な実施形態について本発明を
説明した。然しながら本発明の実施形態には説明した実
施形態以外にも各種の変形が存在することは言うまでも
ない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な回路構成でデータ伝送におけるジッタ量を許容範囲
内に収めることができるデータ伝送装置が得られるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1のディジタルPLLの内部構成を示すブロ
ック図である。
【図3】従来の装置を示すブロック図である。
【図4】図2のディジタルPLLの内部構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 O/E変換部 2 受信側終端部 3 受信側データ信号 4 受信側クロック信号 5 受信セルデータ信号 6 1/24分周クロック生成部 7 逓倍クロック生成部 8 ディジタルPLL 9 E/O変換部 10 送信側生成部 11 送信側データ信号 12 送信側クロック信号 13 送信側セルデータ信号 14 受信側STM−1光信号回線 15 送信側STM−1光信号回線 18 基準周波数信号 19 ジッタ検出信号生成部 20 比較器 21 ジッタ検出しきい値設定部 25 ジッタ量記憶部 27 クロック選択部 28 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 - 3/26 H04L 7/00 - 7/10 H04L 12/28

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATMセルをペイロードに含むSTM−
    N(Synchronous Transport Module-N光信号)を入力し
    て受信側クロック信号を抽出し、この受信側クロック信
    号を分周する分周クロック生成部と、この分周クロック
    生成部の出力のクロックを周波数逓倍する逓倍クロック
    生成部とを備え、この逓倍クロック生成部の出力クロッ
    クを基準周波数信号とするディジタルPLL(Phase Lo
    ck Loop )の出力クロックに同期して送信側データ信号
    と送信側クロック信号とを生成する送信側生成部を備え
    たデータ伝送装置において、 前記逓倍クロック生成部の周波数逓倍比を変化する手
    段、 この周波数逓倍比の変化に対応して前記ディジタルPL
    L内の可変分周器の分周比を変化する手段、 変化する周波数逓倍比の各周波数逓倍比において前記送
    信側クロック信号と前記受信側クロック信号との間のジ
    ッタを検出するジッタ検出信号生成部、 このジッタ検出信号生成部の出力信号をジッタ検出しき
    い値設定部に設定されたしきい値に対し比較する比較
    器、 この比較器の出力が、前記ジッタ検出信号生成部で検出
    されたジッタ量が許容範囲内にあることを示す逓倍クロ
    ック生成部の出力クロックを、前記ディジタルPLLの
    基準周波数信号に設定するクロック選択部、 を備えたことを特徴とするデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ伝送装置におい
    て、 前記ジッタ検出信号生成部は検出したジッタ量を表示す
    るジッタ量表示部を備えたことを特徴とするデータ伝送
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデータ伝送装置におい
    て、 前記ジッタ検出信号生成部は検出したジッタ量を前記逓
    倍クロック生成部の周波数逓倍比に対応して記憶するジ
    ッタ量記憶部を備えたことを特徴とするデータ伝送装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のデータ伝送装置におい
    て、 前記クロック選択部は、前記ジッタ量記憶部に記憶され
    るデータによって前記ディジタルPLLの基準周波数と
    して設定すべきクロック信号の周波数を選択することを
    特徴とするデータ伝送装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のデータ伝送装置におい
    て、 前記分周クロック生成部は受信側クロック信号の周波数
    を1/24に分周し、前記逓倍クロック生成部の周波数
    逓倍比は2、3、4に変化し、これに対応し、前記ディ
    ジタルPLL内の可変分周器の分周比を1/12、1/
    8、1/6と変化することを特徴とするデータ伝送装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のデータ伝送装置におい
    て、 前記逓倍クロック生成部の逓倍比を変化する動作、前記
    ディジタルPLL内の可変分周器の分周比を変化する動
    作、前記クロック選択部の動作は、プログラム制御され
    るプロセッサにより制御されることを特徴とするデータ
    伝送装置。
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