JP3084876B2 - 自動車用床下整流装置 - Google Patents
自動車用床下整流装置Info
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- JP3084876B2 JP3084876B2 JP04007078A JP707892A JP3084876B2 JP 3084876 B2 JP3084876 B2 JP 3084876B2 JP 04007078 A JP04007078 A JP 04007078A JP 707892 A JP707892 A JP 707892A JP 3084876 B2 JP3084876 B2 JP 3084876B2
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- Japan
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- vehicle
- rectifying
- floor
- automobile
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/88—Optimized components or subsystems, e.g. lighting, actively controlled glasses
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用床下整流装置
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のかかる整流装置としては、図4及
び図5(特開昭61−50826号公報参照)に示す様
に、床板1の下面1aに整流板2を配し、床板1の上面
1bに固設されたナット3に整流板2を介して下側より
ボルト4を螺合させることで、前記整流板2を床板1に
固定している。図4でFRは自動車の前方向、UPRは
同上方向を示す。
び図5(特開昭61−50826号公報参照)に示す様
に、床板1の下面1aに整流板2を配し、床板1の上面
1bに固設されたナット3に整流板2を介して下側より
ボルト4を螺合させることで、前記整流板2を床板1に
固定している。図4でFRは自動車の前方向、UPRは
同上方向を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
整流装置によれば、平板の床板1に整流板2を設定する
為に広い床板1の中でかかるボルト4の貫通穴5の位置
を精度良く決めなければならず、製造原価高騰の一原因
になるものである。また、床板1の下に整流板2が垂下
されるので、該整流板2が自動車の動きに伴い、縁石な
どに干渉しても、床板1が凹んだりしないようにする為
に、整流板2の取付部周りの強度・剛性を更に確保しな
ければならず、自動車の重量が増して燃費性能を下げる
可能性がある。そこで、本発明においては、ボルトの貫
通穴の位置を共用化し、整流板の取付部周りの強度・剛
性を確保せずとも、床板に影響が出ないようにした自動
車用床下整流装置を提供することを目的とするものであ
る。
整流装置によれば、平板の床板1に整流板2を設定する
為に広い床板1の中でかかるボルト4の貫通穴5の位置
を精度良く決めなければならず、製造原価高騰の一原因
になるものである。また、床板1の下に整流板2が垂下
されるので、該整流板2が自動車の動きに伴い、縁石な
どに干渉しても、床板1が凹んだりしないようにする為
に、整流板2の取付部周りの強度・剛性を更に確保しな
ければならず、自動車の重量が増して燃費性能を下げる
可能性がある。そこで、本発明においては、ボルトの貫
通穴の位置を共用化し、整流板の取付部周りの強度・剛
性を確保せずとも、床板に影響が出ないようにした自動
車用床下整流装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達する為に、自動車用床下整流装置としては、自動車の
床面の下部に配されるパイピング保護部材の側部より自
動車の左右方向に延長部を形成し、該延長部に自動車の
下方に垂下した弾性体よりなる整流部材を配設し、該整
流部材の下端部は、前記パイピング保護部材の最低部位
置と同等若しくは高い位置に配されてなることを特徴と
するものである。
達する為に、自動車用床下整流装置としては、自動車の
床面の下部に配されるパイピング保護部材の側部より自
動車の左右方向に延長部を形成し、該延長部に自動車の
下方に垂下した弾性体よりなる整流部材を配設し、該整
流部材の下端部は、前記パイピング保護部材の最低部位
置と同等若しくは高い位置に配されてなることを特徴と
するものである。
【0005】
【作 用】従って、整流部材は、パイピング保護部材の
側部より自動車の左右方向に延出形成された延長部に配
設されているから、整流部材専用のボルトの貫通穴は不
用であり、仮に整流部材が縁石等に干渉しても弾性体よ
りなるから一時的に変形してすぐ復元するので、床板に
影響が出ないものである。
側部より自動車の左右方向に延出形成された延長部に配
設されているから、整流部材専用のボルトの貫通穴は不
用であり、仮に整流部材が縁石等に干渉しても弾性体よ
りなるから一時的に変形してすぐ復元するので、床板に
影響が出ないものである。
【0006】
【実施例】図1乃至図3は、本発明の一実施例にかかる
もので、図4及び図5と同一部材については、同一符号
を用い、重複する説明を省略する。自動車用床下整流装
置10は、自動車の床板1の下面1aに配されるブレー
キパイピング11やヒューエルパイピング12などの保
安部品に縁石や砂利道の石などにより破損されないよう
に該保安部品を自動車の下部から覆う鉄板材などよりな
るパイピング保護部材13の側部13aより自動車の左
右方向(L−R)に延長部14,14を形成し、該延長
部14,14夫々に自動車の下方UNDに垂下したゴム
材などの弾性体よりなる整流部材15を配設し、該整流
部材15の下端部15aは、前記パイピング保護部材1
3の最低部位置13bよりも高い位置に配されてなる。
もので、図4及び図5と同一部材については、同一符号
を用い、重複する説明を省略する。自動車用床下整流装
置10は、自動車の床板1の下面1aに配されるブレー
キパイピング11やヒューエルパイピング12などの保
安部品に縁石や砂利道の石などにより破損されないよう
に該保安部品を自動車の下部から覆う鉄板材などよりな
るパイピング保護部材13の側部13aより自動車の左
右方向(L−R)に延長部14,14を形成し、該延長
部14,14夫々に自動車の下方UNDに垂下したゴム
材などの弾性体よりなる整流部材15を配設し、該整流
部材15の下端部15aは、前記パイピング保護部材1
3の最低部位置13bよりも高い位置に配されてなる。
【0007】パイピング保護部材13から延設される延
長部14の断面は、図3に示すように略L字状を呈して
おり、車体パネルと面する部分14aに比較して自動車
の下方UNDへ垂下される部分14bは短く形成されて
いる。弾性体よりなる整流部材15は上記延長部を被覆
すべく配されている。
長部14の断面は、図3に示すように略L字状を呈して
おり、車体パネルと面する部分14aに比較して自動車
の下方UNDへ垂下される部分14bは短く形成されて
いる。弾性体よりなる整流部材15は上記延長部を被覆
すべく配されている。
【0008】従って、整流部材15は、パイピング保護
部材13の側部13aより自動車の左右方向(L−R)
に延出形成された延長部14,14に配設されているか
ら、整流部材15を取り付ける為の専用のボルトの貫通
穴は不用であり、仮に整流部材15が、縁石等に干渉し
ても、この整流部材15そのもの、特に下端部15aが
弾性体そのものよりなるから一時的に変形してもすぐ復
元するので、床板1に凹み等の影響が出ないものであ
る。更に、整流部材15の下端部15aは前記パイピン
グ保護部材13の最低部位置13bと同等若しくは高い
位置に配されているから、例えば歩道の縁石等への干渉
の場合等、整流部材15全体が衝撃を受ける場合でも先
ず、鉄板材よりなる保護部材13の最低部位置13bが
先当たりするため整流部材15自体は衝撃が緩和され、
弾性体により構成されているものの、上記復元性と相ま
って可及的に耐久性を向上し得る。
部材13の側部13aより自動車の左右方向(L−R)
に延出形成された延長部14,14に配設されているか
ら、整流部材15を取り付ける為の専用のボルトの貫通
穴は不用であり、仮に整流部材15が、縁石等に干渉し
ても、この整流部材15そのもの、特に下端部15aが
弾性体そのものよりなるから一時的に変形してもすぐ復
元するので、床板1に凹み等の影響が出ないものであ
る。更に、整流部材15の下端部15aは前記パイピン
グ保護部材13の最低部位置13bと同等若しくは高い
位置に配されているから、例えば歩道の縁石等への干渉
の場合等、整流部材15全体が衝撃を受ける場合でも先
ず、鉄板材よりなる保護部材13の最低部位置13bが
先当たりするため整流部材15自体は衝撃が緩和され、
弾性体により構成されているものの、上記復元性と相ま
って可及的に耐久性を向上し得る。
【0009】また、延長部14の断面の下方UNDへ垂
下される部分14bは、車体パネルと面する部分14a
が略L字状に短く形成されているため、局部的な衝撃を
整流板15が受けても、上記復元性の範囲で形状は元に
戻り、延長部14の断面の下方UNDへ垂下される部分
14b自体が変形する程の大入力を受けない限りは整流
板15は初期の形状が維持され、整流作用を永続させる
ことができる。符号16は、パイピング保護部材13を
床板1に固定するためのビスである。
下される部分14bは、車体パネルと面する部分14a
が略L字状に短く形成されているため、局部的な衝撃を
整流板15が受けても、上記復元性の範囲で形状は元に
戻り、延長部14の断面の下方UNDへ垂下される部分
14b自体が変形する程の大入力を受けない限りは整流
板15は初期の形状が維持され、整流作用を永続させる
ことができる。符号16は、パイピング保護部材13を
床板1に固定するためのビスである。
【0010】尚、本実施例にあっては、延長部14の長
手方向端部は、特に、固着されてはいないが、ボルト等
により自動車の床面1に固着してもよいことは勿論であ
る。
手方向端部は、特に、固着されてはいないが、ボルト等
により自動車の床面1に固着してもよいことは勿論であ
る。
【0011】
【発明の効果】以上説明した様に、この発明によれば、
自動車用床下整流装置としては、自動車の床面の下部に
配されるパイピング保護部材の側部より自動車の左右方
向に延長部を形成し、該延長部に自動車の下方に垂下し
た弾性体よりなる整流部材を配設し、該整流部材の下端
部は、前記パイピング保護部材の最低部位置と同等若し
くは高い位置に配されてなることを特徴とするものであ
るから、整流部材専用のボルトの貫通穴は不用であり、
仮に整流部材が縁石等に干渉しても弾性体よりなるから
一時的に変形してもすぐ復元するので、床板に影響が出
ないものであり、ボルトの貫通穴はパイピング保護部材
のみで良く、整流板の取付部周りの強度・剛性を確保せ
ずとも、床板に影響が出ないという実益的効果を有す
る。
自動車用床下整流装置としては、自動車の床面の下部に
配されるパイピング保護部材の側部より自動車の左右方
向に延長部を形成し、該延長部に自動車の下方に垂下し
た弾性体よりなる整流部材を配設し、該整流部材の下端
部は、前記パイピング保護部材の最低部位置と同等若し
くは高い位置に配されてなることを特徴とするものであ
るから、整流部材専用のボルトの貫通穴は不用であり、
仮に整流部材が縁石等に干渉しても弾性体よりなるから
一時的に変形してもすぐ復元するので、床板に影響が出
ないものであり、ボルトの貫通穴はパイピング保護部材
のみで良く、整流板の取付部周りの強度・剛性を確保せ
ずとも、床板に影響が出ないという実益的効果を有す
る。
【図1】本発明の一実施例にかかる後方より見た正面図
である。
である。
【図2】図1の床板を上方より見た斜視説明図である。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】従来例の図3相当図である。
【図5】従来の図2相当図である。
1 床板 1a 床板の下面 10 自動車用床下整流装置 13 パイピング保護部材 13a パイピング保護部材の側部 13b パイピング保護部材の最低部位置 14 延長部 15 整流部材 15a 整流部材の下端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/20 B62D 35/02
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車の床面の下部に配されるパイピン
グ保護部材の側部より自動車の左右方向に延長部を形成
し、該延長部に自動車の下方に垂下した弾性体よりなる
整流部材を配設し、該整流部材の下端部は、前記パイピ
ング保護部材の最低部位置と同等若しくは高い位置に配
されてなることを特徴とする自動車用床下整流装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04007078A JP3084876B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 自動車用床下整流装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04007078A JP3084876B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 自動車用床下整流装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05193528A JPH05193528A (ja) | 1993-08-03 |
JP3084876B2 true JP3084876B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=11656053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04007078A Expired - Fee Related JP3084876B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 自動車用床下整流装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3084876B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3506325B2 (ja) * | 1999-10-04 | 2004-03-15 | 三井屋工業株式会社 | 自動車の床裏カバー |
JP4747375B2 (ja) * | 2008-02-28 | 2011-08-17 | 関東自動車工業株式会社 | 自動車のエアスパッツ |
JP7177817B2 (ja) * | 2020-12-07 | 2022-11-24 | 株式会社Subaru | 車両 |
-
1992
- 1992-01-20 JP JP04007078A patent/JP3084876B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05193528A (ja) | 1993-08-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |