JPH056227Y2 - - Google Patents

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JPH056227Y2
JPH056227Y2 JP9284887U JP9284887U JPH056227Y2 JP H056227 Y2 JPH056227 Y2 JP H056227Y2 JP 9284887 U JP9284887 U JP 9284887U JP 9284887 U JP9284887 U JP 9284887U JP H056227 Y2 JPH056227 Y2 JP H056227Y2
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floor plate
head guard
float
fixed
bolts
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JP9284887U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、フオークリフトトラツク等の産業
車両における運転席フロアプレート部の取付装置
に関するものである。
(従来の技術) 上記産業車両においては最近ヘツドガードキヤ
ブをいわゆるフルフロートすることによつて振動
軽減をはかつている。
第2図a,bはこの考案の適用される車両の概
略を図解的に示したものであつて、1はフルフロ
ートヘツドガード、2はキヤビンで、フレーム
F1に対してマウントラバー6,7を介して支持
されている。3はフロアプレートでボルト4,5
によりフロアF2に取付けられる。
8はダツシユボードでボルト91,92,93
4によつてその両端をフルフロートヘツドガー
ドに取付けられている。
しかして上記運転席のフロアプレートの取付構
造は、従来は第3図に示したようなものが用いら
れている。第3図は第2図aのZ視に相当するも
のであり、フロアプレートaは、ヘツドガードフ
ロートb1とb2に対してボルトh1,h2で固定される
と共にダツシユボードcに対してもダツシユボー
ドフロアプレート取付部f1,f2に対して上部から
ボルトg1,g2によつて固定されている。なおd1
d2はヘツドガードの前足部を示す。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のように従来の運転席のフロアプレートの
取付構造においては、フロアプレートはダツシユ
ボード並びにヘツドガードフロートに対しそれぞ
れボルトによつて固定されていて、フロアプレー
トはダツシユボードとフロートの強度メンバーと
しての働きも兼ねている。
従つてフロートの振動がフロアプレートに伝わ
るので振動が大きくなることは免れない。
この考案は上記不具合を解決し運転席フロアプ
レートの取付構造を改良して、振動の低減をはか
ることをその目的とする。
(問題点を解決するための手段及び作用) この考案は上記の点に鑑みなされたものであつ
て、車体の左右両側に長手方向に設けたヘツドガ
ードフロートと、該ヘツドガードフロートと同一
平面上をヘツドガードフロートに対し垂直方向に
車体前部に設けたダツシユボードとを有し、これ
らダツシユボードの後側に形成された左右の取付
部に前端を固定し、後端をヘツドガードフロート
に固定するように強度部材を取付け、該強度部材
の上方に順次ナツト、ゴムシートを介してフロア
プレートを載設し、フロアプレートを上下のゴム
シートで挟んでボルトで固定するようにし、フロ
アプレートをダツシユボード及びヘツドガードフ
ロートに対しそれぞれボルトにより取付けて成
り、ダツシユボードとヘツドガードフロートの強
度を高めると同時にフロートの振動がフロアプレ
ートに伝達することのないようにしたものであ
る。
(実施例) 以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図aはこの考案の要部を示し、第2図aの
Z視図である。第1図bは第1図aのA−A断面
図である。これらの図で明らかのように、この実
施例のものの特徴は以下の点にある。
すなわち、111と112に示す強度部材を新た
に設け、これでダツシユボード8の取付部81
2とヘツドガードフロート101,102とをそ
れぞれボルト121,122,123,124によつ
て固定してダツシユボード8とフロート101
102とを連結し剛性を保持するようにすると共
に、上記強度部材111と112の上方に順次ナツ
ト16、ゴムシート15を介してフロアプレート
3を載せると共に、フロアプレート3の上面にも
ゴムシート14を取付け、フロアプレート3を上
下のゴムシート14,15で挟んでボルトを用い
て固定したことによりゴムシート14,15によ
つて振動を遮断することができる。
従つてこの実施例のフロアプレートの取付構造
によれば、振動はフロアプレートに伝わることが
なくなり、フルフロートヘツドガード、キヤブに
おける運転席フロアプレート部の振動低減が大幅
に改善される。
(考案の効果) この考案は上述したようにして成り、ダツシユ
ボードと同一平面上にあるヘツドガードフロート
間を強度部材によつて連結し、その上方に順次ナ
ツト、ゴムシートを介してフロアプレートを載せ
てフロアプレートの上面にもゴムシートを取付
け、フロアプレートを上下のゴムシートで挟んで
ボルトで固定するようにし、フロアプレートをダ
ツシユボードとヘツドガードフロートに対し4個
のボルトで取付けたことにより、ダツシユボード
とヘツドガードフロートとの剛性を強度部材によ
り十分に保持すると共に、しかもゴムシートによ
り振動が遮断されるので、フロートの振動がフロ
アプレートの振動に伝わることがなくなつて、運
転席フロアプレートの振動低減がはかられる。
【図面の簡単な説明】
第1図aはこの考案の実施例の要部で第2図a
のZ視図を示し、第1図bは第1図aのA−Aに
沿う断面図、第2図aはこの考案の適用される車
両の概要を示し、第2図bは第2図aのY視図、
第3図は従来装置で第2図aのZ視図に相当す
る。 3……フロアプレート、8……ダツシユボー
ド、101,102……ヘツドガードフロート、1
1,112……強度部材、12,121,122
123,124……ボルト、14,15……ゴムシ
ート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の左右両側に長手方向に設けたヘツドガー
    ドフロート101,102と、該ヘツドガードフロ
    ート101,102と同一平面上をヘツドガードフ
    ロートに対して垂直方向に車体前部に設けたダツ
    シユボード8とを有し、これらダツシユボード8
    の後側に形成された左右の取付部81,82に前端
    を固定し、後端をヘツドガードフロート101
    102に固定するように強度部材111,112
    取付け、該強度部材111,112の上方に順次ナ
    ツト16、ゴムシート15を介してフロアプレー
    ト3を載設し、フロアプレート3の上面にもゴム
    シート14を取付け、フロアプレート3を上下の
    ゴムシート14,15で挟んでボルト12で固定
    するようにし、フロアプレート3をダツシユボー
    ド8及びヘツドガードフロート101,102に対
    しボルト121,122及びボルト123,124
    より取付けたことを特徴とする、フオークリフト
    等産業車両の取付装置。
JP9284887U 1987-06-18 1987-06-18 Expired - Lifetime JPH056227Y2 (ja)

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JP9284887U JPH056227Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18

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JP9284887U JPH056227Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18

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JPS63201877U JPS63201877U (ja) 1988-12-26
JPH056227Y2 true JPH056227Y2 (ja) 1993-02-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2536397Y2 (ja) * 1990-07-03 1997-05-21 小松フォークリフト株式会社 フォークリフトのヘッドガードカバー

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JPS63201877U (ja) 1988-12-26

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