JP3084075B2 - 精紡機或いは撚糸機においてボビンを玉揚げしかつチューブを挿着するための装置 - Google Patents

精紡機或いは撚糸機においてボビンを玉揚げしかつチューブを挿着するための装置

Info

Publication number
JP3084075B2
JP3084075B2 JP03026240A JP2624091A JP3084075B2 JP 3084075 B2 JP3084075 B2 JP 3084075B2 JP 03026240 A JP03026240 A JP 03026240A JP 2624091 A JP2624091 A JP 2624091A JP 3084075 B2 JP3084075 B2 JP 3084075B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gripper
control mechanism
position signal
absolute value
value generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP03026240A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0673624A (ja
Inventor
ウオルフガング・クラウス
Original Assignee
チンザー・テクスティルマシイネン・ゲゼルシャフトミト・ベシュレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by チンザー・テクスティルマシイネン・ゲゼルシャフトミト・ベシュレンクテル・ハフツング filed Critical チンザー・テクスティルマシイネン・ゲゼルシャフトミト・ベシュレンクテル・ハフツング
Publication of JPH0673624A publication Critical patent/JPH0673624A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3084075B2 publication Critical patent/JP3084075B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/02Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for removing completed take-up packages and replacing by bobbins, cores, or receptacles at take-up stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
    • D01H9/04Doffing arrangements integral with spinning or twisting machines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,玉揚げされたボビンを
収容するためのペッグと挿着されるべきチューブを供給
するためのペッグとを順に交互に備え、一方の位置にお
いて玉揚げされたボビンを収容するためのペッグがスピ
ンドルに、他方の位置において挿着されるチューブを供
給するためのペッグがスピンドルに近接されるように精
紡機或いは撚糸機に沿って運動可能な搬送装置と、一方
の機械側面のスピンドルの数に相当する数のグリッパを
備え、駆動装置により機械長手方向に対して直角方向で
作業位置に運動可能でありかつ他の駆動装置により昇降
可能な、機械長手方向で延在しているグリッパレールと
を備え、これら駆動装置とグリッパのために制御機構が
設けられており、この制御機構が所定の歩進的な順序で
グリッパを作動位置および非作動位置へと移動させかつ
所定の非作動位置で停止させる駆動装置を制御し、かつ
グリッパを所定の高さへと上昇させ、この高さから降下
させかつ所定の高さ位置で停止させる駆動装置を制御
し、並びにグリッパの開閉を制御する様式の、精紡機或
いは撚糸機の機械側面においてボビンをすべてのスピン
ドルから自動的に玉揚げし、かつチューブをすべてのス
ピンドルに自動的に挿着するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冒頭に記載した様式の公知の装置(ドイ
ツ連邦共和国特許第1 292 563号)にあっては
グリッパレールはその駆動機構により多数の位置に移動
され、次いでこの位置でこれまで作動していた駆動機構
が停止され、他方の駆動機構が作動されてグリッパレー
ルのグリッパを開き、かつ反対の作業手順でこの駆動機
構が停止されてグリッパレールのグリッパが閉じられ、
前記の駆動機構が作動されて先の位置に戻されるか、或
いは両作業工程が同時に行われる。。この個々の位置が
多数の機械的なターミナルスイッチを備えており、これ
らのターミナルスイッチが制御機構と接続されており、
当該位置が達せられた際制御機構のプログラムのそれ以
上の進行を遮断することが知られている。この装置は実
際にあって有利であることが認められている。しかし、
ターミナルスイッチを調節するにはかなりな時間的なロ
スを伴う。更に、後にプログラムの変更を行わなければ
ならない場合、例えばターミナルスイッチを他のコップ
のサイズに適合させなければならない場合、極めて労力
を要する。この適合はターミナルスイッチをあらためて
調節することによってのみ可能である。この作業のため
機械を停止せざるを得ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の公知技術から出
発して、本発明が解決しようとする課題は、グリッパレ
ールが占める個々の位置を簡単かつ迅速に調節すること
が可能であり、かつ後にコップサイズ等に適合させるた
めの変更を同様に簡単かつ迅速に行い得るように、冒頭
に記載した様式の装置を改良することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、グリッパレールの高さ位置を検出しかつ相当する高
さ位置信号を与える絶対値発生器が設けられており、こ
の絶対値発生器が制御機構に接続されており、この制御
機構が選択された高さ位置に属する高さ位置信号を記憶
するための記憶装置とその都度の現示された高さ位置信
号を記憶された高さ位置信号と比較するための装置とを
備えていることによって解決される。
【0005】この構成により、グリッパレールの特に重
要な高さ位置を相当する駆動装置を作動させることによ
り順次確定し、その際この予め選択される高さ位置の到
達を作業員が観察し、相応する高さ位置信号を記憶装置
に記憶させるようにして調節を行うことが可能となる。
【0006】その都度現示される高さ位置信号を予め記
憶させた高さ位置信号と比較するための制御機構内の装
置によりどんなボビン交換工程にあっても後に極めて正
確に該当位置を知ることが可能となる。異なるコップサ
イズへの適合も基本となる調節と同様に簡単な方法で行
うことができる。
【0007】本発明による他の構成により、グリッパレ
ールの非作業位置を検出して相応する非作業信号を与え
る絶対値発生器が設けられており、この絶対値発生器が
制御機構に接続されており、この制御機構が選択可能な
非作業位置に属する非作業位置信号を記憶するための記
憶装置とその都度現示される非作業位置信号を記憶され
た非作業位置信号と比較するための装置とを備えてい
る。これにより同様な方法で非作業位置信号は所属する
駆動装置を作動させることにより確定され、これにより
この所属する非作業位置信号を記憶装置に記憶させるこ
とが可能となる。次のどのボビン交換工程にあっても相
応する非作業位置を知ることが可能である。
【0008】本発明による他の構成により、搬送装置の
少なくとも一つのペッグの位置を検出し、相当する信号
を形成する絶対値発生器が設けられており、この絶対値
発生器が少なくとも一つのペッグの選択可能な位置を記
憶するための記憶装置とその都度現示される位置信号を
記憶された位置信号と比較するための装置とを備えてい
る。これにより、搬送装置を同じ制御機構回路内にまと
めて制御することが可能となり、またペッグが接近する
位置を予め選択し、制御機構に与えることが可能とな
る。
【0009】
【実施例】図示したリング精紡機は両機械側面に列状に
互いに並列設けられている多数のスピンドル10を備え
ている。これらのスピンドルはスピンドルレール11内
に支承されていてかつ図示しなかった様式で駆動され
る。スピンドル10の上方において各側面にはスピンド
ル10の各々のためのリングおよびロータを備えたリン
グレール12が設けられており、このリングレールの上
方にはスレッドガイド13が設けられている。紡出され
るべき繊維材料は、紡出されるべき粗糸材料を図示して
いない様式でボビンレール15に懸吊されている同様に
図示していない粗糸ボビンから引出すドラフト機構14
から各々のスピンドル10へと供給される。
【0010】一つの機械側面においてすべてのスピンド
ル10に関して同時に自動的にボビン17を玉揚げしか
つ同様にすべてのスピンドル10に関して自動的にチュ
ーブを挿着する装置16が両機械側面に設けられてい
る。図1の右側の機械側面は機械が作業状態にあること
を示している。即ち、すべてのスピンドル10は紡出工
程を行っている。従って装置16は停止している。図1
の左側の機械側面はボビン交換工程−これに関しては後
に図3から図9を基に詳しく説明する−にある。装置1
6は、空チューブ18をスピンドル10に供給し、この
スピンドル上に挿着し、このスピンドルから既に満ボビ
ンとなった満ボビン17を玉揚げするための運動相にあ
る。
【0011】両機械側面においてスピンドルレール11
の下方には空チューブ18を供給しかつ満ボビン17を
搬出するための搬送装置19が設けられている。空チュ
ーブ18は、紡出工程が行われていて、装置16が停止
状態(図1の右側の機械側面に相当)にある限り供給さ
れる。搬送装置は例えば、空チューブ18および満ボビ
ン17が挿着されるペッグを備えていてかつ各々の機械
側面に沿って回動するコンベヤベルトから成る。ペッグ
の数は各機械側面のスピンドル10の二倍の数に相当す
る。ペッグは機械ピッチの半分の間隔で設けられてい
る。従って搬送装置19は玉揚げされたボビン17を収
容するためのペッグと空チューブ18が挿着されるペッ
グとを交互に備えている。搬送コンベヤベルトから成る
搬送装置19の代わりに、それぞれ一つのペッグを備え
た列状に相前後して設けられている単独のデイスクから
形成される搬送装置が設けられていていてもよい。装置
16は多数のグリッパ21を備えているグリッパレール
20を有しており、このグリッパ21の数はスピンドル
10の数に相当する。グリッパレールの運動は、この実
施例の場合グリッパ21が搬送装置19の上方に或いは
スピンドル10の上方に存在していてもその都度上方か
ら空チューブ18と満ボビン17に接近することができ
るように行われる。
【0012】各機械側面のグリッパレール20は多数の
担持アーム22と多数の引張りアーム23とから形成さ
れた鋏状の支持ロッドに保持されている。グリッパレー
ル20に関節的に枢着されているこの担持アーム22は
グリッパレール20から機械長手方向に指向しているね
じスピンドル24にまで延在している。このねじスピン
ドル24には担持アーム22と結合されているスピンド
ルナット25が設けられている。引張りアーム23はほ
ぼ中央で担持アーム22に関節的に枢着されており、ね
じスピンドル24の高さで固定されて支承されている。
従って、ねじスピンドル24が回転されることによって
グリッパレールは降下した位置(図1右側、図2左側)
から上昇された位置(図1左側、図2右側)へと上昇さ
れ、逆に上昇された位置から降下した位置へと下降され
る。
【0013】グリッパレール20は付加的に機械長手方
向に対して直角方向に作業位置に入りかつこの作業位置
から脱出運動可能である。この入込みと脱出運動−この
実施例にあっては旋回運動として行われる−に関してグ
リッパレール20はその鋏状の支持ロッド22,23と
共に機械長手方向に指向している軸を中心にして、即ち
床の直ぐ上方に存在しているねじスピンドル24を中心
にして旋回される。この目的のため、グリッパレール2
0の鋏状の支持ロッドは機械内側方向に突出しているレ
バー26を備えており、このレバーに図1において右側
機械側面に関してしか図示しなかった駆動装置27が取
付いている。このような駆動装置27として例えば制御
可能な弁を介して加圧媒体−供給装置に接続されている
液圧シリンダが設けられている。ボビン17交換工程を
図3から図9によって詳しく説明する。グリッパ21を
備えたグリッパレール20は先ず(図3に示すように)
停止位置にあり、この位置においてグリッパ21は垂直
にチューブ18の上方に存在しており、このチューブは
スピンドル10の下方において搬送装置19から引渡の
準備状態にある。グリッパレール20が先ず降下し(図
4)、その後グリッパ21が閉じる。降下および把持の
際チューブ18を傷つけないように、降下位置はねじス
ピンドル24を中心とした旋回位置と同様に正確に調節
されていなければならない。次いでチューブ18を把持
したグリッパ21を備えたグリッパレール20は搬送装
置19のペッグからチューブを収容するため上昇される
(図5)。その後グリッパレール20はねじスピンドル
24を中心にして外方へと旋回される(図6)。この外
方に旋回された位置でグリッパレール20は、チューブ
18の下端がスピンドル10の上方端の水準位置から十
分に上方へと離れた高さに位置するまで、上昇される
(図7)。引続きグリッパレール20は、チューブ18
がスピンドル10の上方でこのスピンドル10に対して
正確に垂直な位置に存在するまで、内方へと旋回される
(図8)。この旋回位置もまた、引続きチューブをスピ
ンドル10に挿着する際にチューブ18が損傷されない
ように、正確に調整維持されていなければならない。こ
の挿着は、グリッパレール20が降下し(図9)するこ
とによって行われる。引続きグリッパ21が開かれる。
その後グリッパレール20は再び上昇され、図8に図示
した位置に戻される。もちろんこの際チューブ18は帯
行されていない。グリッパレール20の復帰は図7,
6,5,4に示す交換工程位置を順次経て、最後に再び
図3の交換工程位置に至るように行われる。
【0014】もちろん上記したスピンドル10へのチュ
ーブ18の挿着が行われる以前に、満ボビン17がスピ
ンドル10から玉揚げされていなければならない。この
玉揚げは同様にグリッパレール20とグリッパ21が図
3から図8に示した交換工程を行うことによって行われ
る。グリッパ21を備えたグリッパレール20は図3に
よる基本位置から図9による位置へと運動し、この際グ
リッパレール20はこの交換工程位置間に存在している
図4,5,6,7,8によるすべての交換工程位置を経
る。引続きグリッパレール20はグリッパ21を帯行し
て運動し、次いでこのグリッパ21は図9による位置に
おいて閉じ、ボビン17を引とり、図8,7,6,5の
交換工程位置を経て図3の位置に戻り、この位置で満ボ
ビン17は搬送装置19のペッグに挿着される。搬送装
置19は空のペッグとチューブ18を担持しているペッ
グとを交互に備えている。満ボビン17は空のペッグに
挿着される。その後グリッパ21が開き、グリッパレー
ル20は図3の位置に移動される。次いでこの位置にお
いて搬送装置19は半スピンドルピッチ分だけ移動さ
れ、これによりチューブ18が図3に示すグリッパレー
ル20のグリッパ21の下方に存在する位置に来る。
【0015】上記のボビン交換工程から、グリッパレー
ル20がグリッパ21を帯行した状態で特に多数の異な
る高さ位置に正確に移動しなければならず、しかも二つ
の旋回位置、即ちスピンドル10の上方の位置への旋回
と、搬送装置19のペッグの上方への位置への旋回を行
わなければならない。この個々位置は交換作業に支障を
来さないように正確に調節されなければならない。
【0016】以下にグリッパレール20の高さ位置の調
節を図10を基として説明する。図10による実施例に
あっては、ねじスピンドル24′は軸方向、即ち機械長
手方向で往復動可能である。担持アーム22はこのねじ
スピンドル24′とグリッパレール20に固く枢着され
ている。引張りロッド23は担持ロッド22と定置され
たねじスピンドル支承部36に取付いている。ねじスピ
ンドル24′の駆動は両回転方向で駆動可能な電気的な
駆動モータ28を介して行われ、この駆動モータは歯車
29を介してねじスピンドル24′の軸方向で定置して
支承されているスピンドルナット30を駆動する。
【0017】 ねじスピンドル24′には絶対値発生器
31、例えばねじスピンドル24′に設けられているガ
イドと協動する増分値発生器が設けられており、この絶
対値発生器31は制御機構33に接続されている。グリ
ッパレール20と機械的に連携しているねじスピンドル
24′の軸方向の位置はこのグリッパレール20の高さ
位置に相当しているので、絶対値発生器31はグリッパ
レール20の高さ位置を制御機構33に与える。モータ
28と結合されているこの制御機構33はカーソルキー
34を備えており、このカーソルキーを介してモータ2
8は前進および後退運動に切換え可能である。これによ
り作業員は、カーソルキー34を基にスピンドル10に
対して或いは搬送装置19のペッグに対して正確に作業
員によって確認されることができる任意の高さ位置にグ
リッパレール20を移動させ、この高さ位置にこのグリ
ッパレール20を保持することができる。制御機構33
は図示していない入力装置を備えており、この入力装置
により位置移動された際に得られるグリッパレール20
の高さ位置信号が制御機構33の記憶装置に入力され
る。更に制御機構33は記憶されたこの高さ位置信号と
グリッパレール20が運動した際にその都度絶対値発生
器31によって与えられる高さ位置とを比較する装置を
備えており、従って記憶された所定の高さ位置信号が得
られた際引続き次のプログラムの停止が誘起される。
【0018】制御機構33は作業員が作業状態を確認し
得るデスプレイ35を備えているのが有利である。制御
機構33はこのデイスプレイ35により作業員に対し
て、作業員が順次図3,図4,図5,図8および図9に
示す個々の高さ位置に相当する作業位置を確認し、その
度毎に選択した値をグリッパレール20の高さ位置信号
として記憶装置に入力することを可能にする。
【0019】 図10による絶対値発生器31は、本発
明による他の構成により、回転信号発生器と組合されて
おり、この回転信号発生器は同様に絶対値発生器として
形成されており、ねじスピンドル24′の角度位置およ
びこのねじスピンドルと固く結合されているグリッパレ
ール20の角度位置を検出する。制御機構33は駆動モ
ータ28と結合されていると同様な様式でグリッパレー
ル20の旋回運動のための、例えば加圧媒体の供給およ
び排出を制御する調節弁を備えた駆動装置27と結合さ
れている。ねじスピンドル24を介して作業員は旋回領
域内の全ての旋回位置を確認できる。絶対値発生器31
により相応する旋回位置信号が発生される。その作業員
によって適当と確認された旋回位置が達せられ、この旋
回位置を保持するためその際当該旋回位置信号は図示し
ていない入力装置に記憶され、引続き玉揚げ作業のどの
段階でも制御機構の比較装置を介してこの旋回位置が確
認できる。この調節もまた作業員はデイスプレイ35を
介して行うことができる。この際、カーソルキー34を
介して図3から図9に相応する正常な作業工程が行わ
れ、その都度注意を要する位置が作業員によって正確に
調節され、記憶させられるように、即ち上記した作業手
順での上昇位置と旋回位置が達せられるように制御機構
が構成されている。上記の構成により、例えばコップの
サイズ或いはチューブのサイズが異なる次の紡出作業パ
ートを行う場合、個々の位置の新しい調節を上記のよう
な方法で極めて容易に行うことが可能となる。
【0020】 同様な作業原理で、搬送装置19の駆動
機構を一緒に全制御機構内に組込むことが可能である。
この目的のため、搬送装置19に所属する絶対値発生器
が設けられ、この絶対値発生器は位置信号を少なくとも
一つのペッグに所属している制御機構33に与える。一
つのペッグの位置が確認された場合、自動的に残りのペ
ッグの位置も確認される。その際制御機構33は上記と
同じ方法で、即ちカーソルキー34を介して搬送装置1
9の駆動機構と結合されており、従って所望の正確な位
置を調節するために搬送装置19を前進或いは後退させ
ることが可能である。調節されたこの位置は次いで制御
機構の記憶装置に与えられる。この制御機構はペッグの
記憶された位置信号とその都度告知される位置信号のた
めの記憶装置を備えており、従って上記した本来の玉揚
げ作業工程以前に常に、なんら支障のない玉揚げ工程の
ための前提条件が与えられる。即ち、空いているペッグ
を備えた搬送装置19とチューブを備えた搬送装置19
とがその都度正確な位置に来る。
【0021】更に上記の制御機構により、全プログラム
−手順を簡単な方法で、絶対値発生器31を介して運動
および/または個々の位置の達成が常に応答され、かつ
監視されるように構成することができる。ある障害によ
り運動がもはや行われないか、或いは所定の位置が達せ
られないか、或いは両方が不可能になった場合、簡単な
方法で制御機構が玉揚げ工程を停止させ、不正信号を発
生させる。この不正信号は作業員が生じた不正を排除し
た際消滅する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明による装置に
より玉揚げ作業においてそのためのグリッパレールの極
めて重要な高さ位置が上記した制御機構およびこれによ
って制御される駆動機構により適切に決定され、かつ選
択されたこの高さ位置を作業員が確認することができ、
一方では空いているペッグとチューブを備えた搬送装置
のペッグが正確に交互に上記の玉揚げ作業の手順に相応
した位置にもたらされ、このようなグリッパレールと搬
送装置との運動の総体的な調和により常に正確な玉揚げ
作業が保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置を備えたリング精紡機の概略
横断面図。
【図2】図1のリング精紡機を縮尺して示した側面図。
【図3】自動的なボビン玉揚げおよび自動的なチューブ
挿着の際にグリッパレールが占める第一の位置。
【図4】自動的なボビン玉揚げおよび自動的なチューブ
挿着の際にグリッパレールが占める第二の位置。
【図5】自動的なボビン玉揚げおよび自動的なチューブ
挿着の際にグリッパレールが占める第三の位置。
【図6】自動的なボビン玉揚げおよび自動的なチューブ
挿着の際にグリッパレールが占める第四の位置。
【図7】自動的なボビン玉揚げおよび自動的なチューブ
挿着の際にグリッパレールが占める第五の位置。
【図8】自動的なボビン玉揚げおよび自動的なチューブ
挿着の際にグリッパレールが占める第六の位置。
【図9】自動的なボビン玉揚げおよび自動的なチューブ
挿着の際にグリッパレールが占める第七の位置。
【図10】高さ位置を制御するための制御機構を一緒に
概略示した図2に示した装置の詳細図。
【符号の説明】
10 スピンドル 11 スピンドルレール 12 リングレール 13 スレッドガイド 14 ドラフト機構 15 クリール 16 自動玉揚げ装置 17 ボビン 18 チューブ 19 搬送装置 20 グリッパレール 21 グリッパ 22 担持アーム 23 引張りアーム 24 ねじスピンドル 24′ ねじスピンドル 25 スピンドルナット 26 レバー 27 駆動装置 28 駆動モータ 29 歯車 30 スピンドルナット 31 絶対値発生器 33 制御機構 34 カーソルキー 35 デイスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D01H 9/04 D01H 13/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玉揚げされたボビンを収容するためのペ
    ッグと挿着されるべきチューブを供給するためのペッグ
    とを順に交互に備え、一方の位置において玉揚げされた
    ボビンを収容するためのペッグがスピンドルに、他方の
    位置において挿着されるチューブを供給するためのペッ
    グがスピンドルに近接されるように精紡機或いは撚糸機
    に沿って運動可能な搬送装置と、一方の機械側面のスピ
    ンドルの数に相当する数のグリッパを備え、駆動装置に
    より機械長手方向に対して直角方向で作業位置に運動可
    能でありかつ他の駆動装置により昇降可能な、機械長手
    方向で延在しているグリッパレールとを備え、これら駆
    動装置とグリッパのために制御機構が設けられており、
    この制御機構が所定の歩進的な順序でグリッパを作動位
    置および非作動位置へと移動させかつ所定の非作動位置
    で停止させる駆動装置を制御し、かつグリッパを所定の
    高さへと上昇させ、この高さから降下させかつ所定の高
    さ位置で停止させる駆動装置を制御し、並びにグリッパ
    の開閉を制御する様式の、精紡機或いは撚糸機の機械側
    面においてボビンをすべてのスピンドルから自動的に玉
    揚げし、かつチューブをすべてのスピンドルに自動的に
    挿着するための装置において、グリッパレール(20)
    の高さ位置を検出しかつ相当する高さ位置信号を与える
    絶対値発生器(31)が設けられており、この絶対値発
    生器が制御機構(33)に接続されており、この制御機
    構が選択された高さ位置に属する高さ位置信号を記憶す
    るための記憶装置とその都度現示される高さ位置信号を
    記憶された高さ位置信号と比較するための装置とを備え
    ていることを特徴とする精紡機或いは撚糸においてボビ
    ンを玉揚げしかつチューブを挿着するための装置。
  2. 【請求項2】 グリッパレール(20)の非作業位置を
    検出して相応する非作業信号を与える絶対値発生器(3
    1)が設けられており、この絶対値発生器が制御機構
    (33)に接続されており、この制御機構が選択可能な
    非作業位置に属する非作業位置信号を記憶するための記
    憶装置とその都度現示される非作業位置信号を記憶され
    た非作業位置信号と比較するための装置とを備えている
    ことを特徴とする請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 搬送装置(19)の少なくとも一つのペ
    ッグの位置を検出し、相当する信号を形成する絶対値発
    生器が設けられており、この絶対値発生器が制御機構
    (33)に接続されており、この制御機構が少なくとも
    一つのペッグの選択可能な位置を記憶するための記憶装
    置とその都度現示された位置信号を記憶された位置信号
    と比較するための装置とを備えていることを特徴とする
    請求項1或いは2の装置。
JP03026240A 1990-02-21 1991-02-20 精紡機或いは撚糸機においてボビンを玉揚げしかつチューブを挿着するための装置 Expired - Lifetime JP3084075B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE40054187 1990-02-21
DE4005418A DE4005418C1 (ja) 1990-02-21 1990-02-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0673624A JPH0673624A (ja) 1994-03-15
JP3084075B2 true JP3084075B2 (ja) 2000-09-04

Family

ID=6400639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03026240A Expired - Lifetime JP3084075B2 (ja) 1990-02-21 1991-02-20 精紡機或いは撚糸機においてボビンを玉揚げしかつチューブを挿着するための装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5125224A (ja)
EP (1) EP0445374B1 (ja)
JP (1) JP3084075B2 (ja)
DE (2) DE4005418C1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7349300B2 (en) 2003-05-08 2008-03-25 Teac Corporation Optical disk apparatus having variable reproduction speed function
CN102733016A (zh) * 2012-07-10 2012-10-17 铜陵市松宝机械有限公司 落纱机插管配气装置

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0460139B1 (de) * 1989-12-22 1994-06-29 Xorella AG Wärmebehandlung und/oder befeuchtung von kopsen
DE4224436C2 (de) * 1992-07-24 1996-11-14 Zinser Textilmaschinen Gmbh Doppelseitige Ringspinnmaschine mit Spulenwechselvorrichtung
DE4421142B4 (de) * 1993-07-14 2005-09-15 Maschinenfabrik Rieter Ag Mehrgelenkgetriebe für einen Spinnmaschinenantrieb
JP3147624B2 (ja) * 1993-11-04 2001-03-19 株式会社豊田自動織機製作所 一斉式管替装置の駆動制御方法
DE4439245A1 (de) * 1993-11-11 1995-05-18 Rieter Ag Maschf Hubeinrichtung
DE4343019C2 (de) * 1993-12-16 1998-02-12 Zinser Textilmaschinen Gmbh Vorrichtung zum Zuführen und Abführen von Hülsen und Spulen für eine Spinn- oder Zwirnmaschine
DE4343020C2 (de) * 1993-12-16 1996-11-28 Zinser Textilmaschinen Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung der Bewegung eines Maschinenelements
DE4428665C2 (de) * 1994-08-12 1997-02-06 Zinser Textilmaschinen Gmbh Vorrichtung zum selbsttätigen Spulenwechsel an einer Spinnereimaschine
DE19532350B4 (de) * 1995-09-01 2004-07-08 Maschinenfabrik Rieter Ag Verfahren und Vorrichtung zum Abtransportieren von Kopsen bei einer Ringspinnmaschine
DE19624712A1 (de) * 1996-06-21 1998-01-08 Zinser Textilmaschinen Gmbh Ringspinnmaschine mit einer Vielzahl von Spinnstellen mit jeweils einer Spinnspindel und mit einer selbsttätigen Hülsenwechselvorrichtung
CN102704070B (zh) * 2012-06-11 2014-10-29 经纬纺织机械股份有限公司 环锭细纱机光锭杆锭子的松管装置
CN103498223B (zh) * 2013-09-26 2016-09-07 铜陵松宝智能装备股份有限公司 智能落纱机移动定位同步插管装置
CN105755598A (zh) * 2016-03-23 2016-07-13 赵静 一种尼龙捻线机的单纱筒子调节装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE258657C (ja) *
DE1282526C2 (de) * 1964-12-19 1973-05-10 Zinser Textilmaschinen Gmbh Pneumatischer Greifer zum Erfassen von Spulen bzw. Huelsen an Spulenwechselvorrichtungen
CH535843A (fr) * 1970-11-07 1973-04-15 Nippon Keori Co Ltd Métier à filer ou à retordre, équipé de traverses porte-broches autorisant le remplacement des chemises
JPS4830970B1 (ja) * 1970-11-27 1973-09-26
DE2138926C3 (de) * 1971-08-04 1981-07-23 Zinser Textilmaschinen Gmbh, 7333 Ebersbach Einrichtung zum selbsttätigen gruppenweisen Transportieren und Speichern von Kopsen
US3786621A (en) * 1971-10-13 1974-01-22 Maremont Corp Grasper bar positioning mechanism for automatic doffer
GB1383173A (en) * 1971-11-18 1975-02-05 Maremont Corp Donning of bobbins onto spindles or other vertical elements
US4144700A (en) * 1976-12-14 1979-03-20 Murata Kikai Kabushiki Kaisha False twisting apparatus
JPS55103321A (en) * 1979-01-25 1980-08-07 Toyoda Autom Loom Works Ltd Release of control from doffing bar at intermediate position in autodoffer
GB8720842D0 (en) * 1987-09-04 1987-10-14 Mackie & Sons Ltd J Doffing & donning apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7349300B2 (en) 2003-05-08 2008-03-25 Teac Corporation Optical disk apparatus having variable reproduction speed function
CN102733016A (zh) * 2012-07-10 2012-10-17 铜陵市松宝机械有限公司 落纱机插管配气装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0445374B1 (de) 1994-03-02
DE4005418C1 (ja) 1991-07-04
JPH0673624A (ja) 1994-03-15
DE59004807D1 (de) 1994-04-07
US5125224A (en) 1992-06-30
EP0445374A1 (de) 1991-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3084075B2 (ja) 精紡機或いは撚糸機においてボビンを玉揚げしかつチューブを挿着するための装置
US4586326A (en) Spinning machine with roving-bobbin feeder
US4932201A (en) Method to engage and insert sliver into free fiber spinning units and device which employs the method
JPS6361414B2 (ja)
JPH0314925B2 (ja)
US5222350A (en) Roving frame and method
JP2845980B2 (ja) 自動紡績機の紡糸部にスライバを供給する方法と装置
US3360915A (en) Apparatus for changing spindles in a double twist spindle frame
US3478504A (en) Method of and apparatus for remedying a thread break
US4987645A (en) Automatic piecing of overlapped leading and trailing ends of slivers in a textile machine
US5016433A (en) Method and apparatus for monitoring, grasping and release of yarn tubes by an automatic bobbin changer for a textile ring spinning or twisting machine
EP0311394A1 (en) Bobbin handling system
US3370412A (en) Apparatus for use in connection with two-for-one twisting machines for automatically changing bobbin units
US2716326A (en) Doffing and donning apparatus
JPH0351331A (ja) 精紡機における糸取扱い方法並びに装置
EP3987090B1 (en) A service robot for a ring spinning machine, a ring spinning machine and a method of operation of a service robot
US5016830A (en) Method and device for combining pairs of cheeses
JP2545945B2 (ja) 紡機の管替方法及び装置
US5299415A (en) Heat treatment and/or humidification of cops
JPH04352824A (ja) 粗紡機における玉揚装置
JPH0742030A (ja) 精紡機の粗糸替方法及び粗糸替機
EP0387009A2 (en) Yarn piecing method and yarn piecing apparatus
JPH0377291B2 (ja)
JPS6361416B2 (ja)
JPS6392736A (ja) 二重撚糸機における自動玉揚装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000523

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090630

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630

Year of fee payment: 11