JP3084041B2 - 文字処理装置 - Google Patents

文字処理装置

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JP3084041B2 JP02125969A JP12596990A JP3084041B2 JP 3084041 B2 JP3084041 B2 JP 3084041B2 JP 02125969 A JP02125969 A JP 02125969A JP 12596990 A JP12596990 A JP 12596990A JP 3084041 B2 JP3084041 B2 JP 3084041B2
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュ
ータ等の文字処理装置に適用され、指定した矩形領域内
の文字列と矩形枠に重なる文字の移動、複写等の編集処
理を行う文字処理装置及び文字処理法方に関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種の文字処理装置及び文字処理方法におけ
る矩形処理とは、指定した領域内の文字データを消去し
たり、移動したりする処理を示し、その領域は、通常カ
ーソルを用いて矩形の左上端と右下端との2箇所を指定
することにより限定され、行方向枠は文字間に設定され
ている。また、矩形処理における指定は、いわゆる領域
指定のそれと対象を異にしている。すなわち、領域指定
では指定した領域内について行すべての文字データが対
象となるが、矩形処理では指定した矩形領域内の文字デ
ータのみが対象となる。そしてこのような矩形枠によっ
て限定された領域内の文字データは、各種編集処理に供
せられるため、バッファに取り込むことができる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし上記した文字処理装置及び文字処理方法におけ
る矩形処理では、処理する文字の幅が全角、半角、倍
角、4倍角などのように複数種類存在することによっ
て、矩形領域の列方向の枠に文字が掛かる場合が生じて
いた。この場合従来の矩形処理では、その枠に掛かる文
字はすべて矩形領域外とみなし受け付けないか、または
矩形領域の指定それ自体を無効として領域指定のし直し
をオペレータに要求するかであった。
したがって文章の必要とする箇所に矩形領域を指定す
る場合、オペレータはその作業に時間と手間を費やさな
ければならなかった。
この発明は以上の事情を考慮してなされたもので、入
力する文字の幅が半角、全角、倍角、4倍角などの幾つ
かのサイズの文字を混在させて入力するような場合に
は、入力された文字に対し矩形領域の指定をした場合に
は、矩形枠に掛かる文字が存在する可能性があり、従っ
て、矩形枠に掛かる文字を編集対象として取り込むか否
かを選択できるようにしたものである。
すなわち本願発明は、オペレータが画面上に矩形枠を
指定して矩形領域の文字列を対象に複写/移動等の編集
処理を行う際、オペレータの編集指示に基づいて、矩形
領域内の文字列のみを編集処理するかまたはまたは矩形
枠に掛かる文字を矩形領域内の文字列として編集処理す
るかを判断して矩形領域の編集処理を効率よく行うこと
ができる文字処理装置及び文字処理方法を提供すること
を目的とする。
(ニ)課題を解決するためと手段 第1図は、この発明の基本構成を明示するブロック図
である。同図において、この発明は、半角幅の文字と当
該半角幅の倍数の幅を有する文字とを混在させて入力で
きる入力手段1と、前記入力手段によって入力された文
字を連続する文字列として記憶する記憶手段2と、前記
記憶手段に記憶された文字列を各々の文字の大きさに従
ってかつ複数行にわたって画面に表示する表示手段3
と、前記表示手段によって表示された文字列に対して編
集の処理対象とするべき文字を含む矩形領域を列方向に
は前記半角幅を基準としてかつ行方向には行単位で指定
する領域指定手段4と、前記領域指定手段によって指定
された矩形領域の列方向の境界に各々の行の文字が掛か
るか否かを判定する分割文字判定手段7と、前記分割文
字判定手段によって前記矩形領域の列方向の境界に掛か
る文字があると判定された場合に、前記領域指定手段に
より指定された矩形領域の列方向の境界に掛かる文字を
処理対象として前記矩形領域内の文字に含むこととする
か否かの設定を切り替える切替手段5と、前記領域指定
手段及び切替手段の設定によって矩形領域に含まれる処
理対象とされた文字に対して編集処理を実行する矩形処
理手段6とを備えることを特徴とする文字処理装置であ
る。
また、この発明の別の観点によれば、半角幅の文字と
当該半角幅の倍数の幅を有する文字とを混在させて入力
できる入力手段と、前記入力手段によって入力された文
字を連続する文字列として記憶する記憶手段と、前記記
憶手段に記憶された文字列を各々の文字の大きさに従っ
てかつ複数行にわたって画面に表示する表示手段とを備
え、前記画面上に表示された文字を指定して各種編集を
行う文字処理装置における文字処理方法であって、前記
画面上に表示された文字列に対して編集の処理対象とす
るべき文字を含む矩形領域を列方向には前記半角幅を基
準としてかつ行方向には行単位で指定し、前記指定され
た矩形領域の列方向の境界に各々の行の文字が掛かるか
否かを判定し、前記矩形領域の列方向の境界に掛かる文
字があると判定された場合に、前記領域指定手段により
指定された矩形領域の列方向の境界に掛かる文字を処理
対象として前記矩形領域内の文字に含むこととするか否
かの設定を切り替え、前記領域の指定及び前記設定によ
って矩形領域に含まれる処理対象とされた文字に対して
編集処理を実行することを特徴とする文字処理方法が提
供される。
この発明において、文字処理装置とは、ワードプロセ
ッサ、文字処理機能を有するパーソナルコンピュータな
どが挙げられる。
また、入力手段1、領域指定手段4、切替手段5は、
キーボード、マウスなどの入力装置で構成することがで
きる。
記憶手段2、矩形処理手段6は、CPU、ROM、RAM、I/O
ポートからなるマイクロコンピュータで構成されること
が好ましい。特に、記憶手段2はこの中のRAMで構成す
ることができる。
表示手段3は、CRTディスプレイ、LCD(液晶ディスプ
レイ)等の表示装置で構成することができる。
(ホ)作用 この発明に従えば、オペレータが画面上に矩形枠を指
定して矩形領域の文字列を対象に複写/移動等の編集処
理を行う際、オペレータの編集指示に基づいて、矩形領
域内の文字列のみを編集処理するかまたは矩形枠に掛か
る文字を矩形領域内の文字列として編集処理するかを判
断して矩形領域の編集処理を効率よく行うことができ
る。
(ヘ)実施例 以下図に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する。
なお、これによってこの発明は限定されるものではな
い。
第2図はこの発明の一実施例の日本語ワードプロセッ
サのブロック図である。同図において10は装置本体であ
り、CPU11、かな漢字変換処理部12、かな漢字変換辞書
部13、矩形処理部14、出力制御部15とから主として構成
され、これらはバスライン16によって相互に接続されて
いる。また、CPU11には外部にキーボード17および文章
データメモリ18が接続され、さらに出力制御部15を介し
てCRT19が接続されている。このような構成において、
入力手段、領域指定手段および切替手段としてのキーボ
ード17には、かな文字またはかな文字列を入力するため
の文字入力キー、かな文字またはかな文字列を漢字もし
くは漢字まじり文に変換するための変換キーや無変換キ
ーなどからなる編集キーと、複数行表示された文字列中
に矩形領域を指定するためのカーソル移動キー、実行キ
ーからなる領域指定キーと、矩形領域の列方向枠上に掛
かる文字をその矩形領域内に取り込むか否かの指示を行
うための切替キー(切替手段に相当する)と、指定した
矩形領域内のデータを複写、移動などするための矩形処
理キーとが配設されている。
キーボード17からキー信号によって入力されたかな文
字列は、符号化されてCPU11に与えられ、CPU11内の入力
バッファ(図示しない)に一時的に記憶される。
かな漢字変換処理部12は出力バッファ120を備え、CPU
11と協働して前記入力バッファに記憶されている文字列
を読み出し、かな漢字変換辞書部13を検索することによ
り、変換候補に変換し、その変換候補を出バッファ120
に蓄える。そして入力が確定すると、確定した漢字また
は漢字まじり文は、その出力バッファ120から記憶手段
としての文章データメモリ18(記憶手段に相当する。)
に転送される。なお、かな漢字変換辞書部13は例えばRO
Mから構成され、主に50音順のかな見出しデータと、こ
のかな見出しデータに対応する漢字表記データとを記憶
している。
上記したかな漢字変換処理部12およびかな漢字変換辞
書部13の構成は従来公知のワードプロセッサにおける構
成を利用することができる。
この発明の特徴をなす矩形処理部14は、矩形処理手
段、分割文字判定手段として機能するものであり、格納
バッファ140を備え、キーボード17のカーソル移動操作
によって指定された矩形領域を記憶し、指定された矩形
領域内に対応する文字列について、その領域の列方向枠
上(具体的には左側枠上および/または右側枠上)に掛
かる文字を文章データメモリ18から抽出する。そして抽
出した文字に対してオペレータから切替キーが押されな
い場合、有効無効の識別フラグ(図示しない)に予めセ
ットされている設定“1"が保持され、抽出した文字は有
効とみなされて矩形領域内に取り込まれる。また、オペ
レータから切替キーが押されると、識別フラグに“0"が
セットされ、抽出した文字は無効とみなされる。なお、
切替キーは押すたびに識別フラグの設定を“1"→“0"→
“1"とリンクして変更できるよう構成されている。すな
わち、識別フラグに“1"がセットされている場合、列方
向枠上に掛かる文字はすべて矩形領域内に取り込まれ、
識別フラグに“0"がセットされている場合、列方向枠上
に掛かる文字はすべて無効として処理されることにな
る。キーボード17の切替キーは、矩形領域指定以後であ
り、複写、移動等の矩形処理前であればいつでも機能す
る。そして矩形処理が行われる場合には、指定された矩
形領域内の文字列が一時的に格納バッファ140に格納さ
れる。
出力制御部15に接続されたCRT19は、表示手段として
機能し、キーボード17から入力されたかな文字列、すな
わち、入力バッファ内の文字列を表示し、変換キーの操
作に応じて変換候補を表示し、そして矩形領域を指定し
た際には、矩形領域の左上端および右下端にカーソルマ
ークを固定表示する。
第3図は一実施例の矩形処理手段の動作を説明するた
めの概略フローチャートであり、第4図〜第6図は第3
図に示す各処理の詳細フローチャートである。第7図は
一実施例の矩形処理を説明するための説明図であり、a
は文章作成モードにおいて入力された文字列としての全
角文字、bは同じく半角文字、Fは矩形領域を提案する
枠、FU、FB、FR、FLはそれぞれ枠を構成する上枠、下
枠、右枠、左枠である。上枠FUおよび下枠FBは行の間に
位置する。cおよびdは説明のために付した半角単位の
仕切線および行仕切線である。この例においては矩形領
域を指定した際に文字“そ”と“と”が右枠FRに掛かっ
ている状態について説明する。
第3図において、矩形処理は、まずオペレータからの
矩形領域の指定(ステップ30)に基づいて指定された矩
形領域の位置取込みを行い(ステップ31)、次いで分割
文字判定処理すなわち、矩形領域の列方向枠上に掛かる
文字が存在するかどうかの処理(ステップ32)を行い、
判断の結果(ステップ33)がYESの場合、オペレータか
ら分割文字を有効とするか否かの指示を待ち(ステップ
34)、オペレータが有効または無効の指示を行うと、そ
の選択を記憶しておき(ステップ34)、次いで矩形領域
に関する複写、移動等の矩形編集(矩形処理手段:ステ
ップ36)に入るよう処理するものである。
以下、矩形処理の内容を詳細に説明する。なお、以後
のフローチャート内で使用される文字を次のように定義
する。
YUKOMUKO:分割文字を有効とするかどうかを表すフラグ
を示し、0は無効、1は有効である。
BUNPTE:文章データを指すポインタ CURSORX:カーソル半角位置(1〜) CURSORY:カーソル行位置(1〜) KUKEICNT:矩形指定数カウンタ(0〜2) KUKEI1X:矩形領域の左上を示す半角位置 KUKEI1Y:矩形領域の左上を示す行位置 KUKE12X:矩形領域の右下を示す半角位置 KUKE12Y:矩形領域の右下を示す行位置 PTR1:作業用ポインタ CNT1:作業用カウンタ1 CNT2:作業用カウンタ2 第4図は矩形領域の位置取込み処理(ステップ31)の
詳細であり、領域指定手段に相当する。同図において、
まずイニシャルリセット時に矩形領域の指定が正しく行
われるかどうかがチェックされる(ステップ40)。次い
で矩形指定数が0のとき(ステップ41)、矩形領域の一
方の角にカーソルを位置させ実行キーを押すと、現在の
カーソルの位置を半角幅単位の個数(以下、列方向の半
角幅単位の個数のことを「半角位置」と呼ぶ。)で求
め、矩形領域の左上端を示す位置としてセットするとと
もに、そのカーソル行位置を矩形領域の左上端を示す位
置としてセットする(ステップ42)。さらに矩形指定数
カウンタに1をセットする(ステップ43)。これにより
矩形領域における対角線上の一方の角位置が記憶された
ことになる。
次に矩形領域の他方の角にカーソルを位置させ実行キ
ーを押すと、そのカーソル位置の半角位置が求められ、
矩形領域の右下端を示す位置としてセットされるととも
に、そのカーソル行位置が矩形領域の右下端を示す位置
としてセットされる(ステップ44)。これにより矩形領
域における対角線上の他方の角位置が記憶されたことに
なる。
次に矩形領域の右下を示す半角位置>矩形領域の左上
を示す半角位置を判断し(ステップ45)、NOの場合にの
み矩形領域の左上を示す半角位置と、矩形領域の右下を
示す半角位置とを入れ替える(ステップ46)。続いて矩
形領域の右下を示す行位置>矩形領域の左上を示す行位
置を判断し(ステップ47)、NOの場合にのみ矩形領域の
左上を示す行位置と、矩形領域の右下を示す行位置とを
入れ替える(ステップ48)。上記処理により、対角線上
の両端の位置が正しく記憶され、それにより矩形領域が
限定される。
第5図は分割文字判定処理の詳細を示すフローチャー
トである。同図において、矩形領域が指定されると、矩
形領域に左上を示す半角位置および行位置によって指示
される文章データのアドレスが文章データポインタにセ
ットされる(ステップ50)。次いで矩形領域における行
数が作業用カウンタ2にセットされる(ステップ51)。
次いで文章データポインタのアドレスが作業用ポインタ
にセットされる(ステップ52)。ここで作業用ポインタ
の指示するアドレスが、矩形領域内における文字の先頭
であるかどうかを判断する(ステップ53)。文字の先頭
の判断は、具体的には、作業用ポインタが示すアドレス
は半角幅単位で示されるアドレスであり、実際の文字が
その半角幅にどのように配置されているかは分からない
ため、文章データメモリに記憶されている文字データを
行の先頭から順に割り付けて矩形領域の枠内に収まるか
どうかを調べることによって判断する。判断の結果がNO
であれば、1行目の左枠FLに文字が掛かると判断され
る。判断の結果がYESであれば(第7図の場合であればY
ESと判断される)、次いで矩形領域における1行分の長
さが半角単位で求められ、作業用カウンタ1にセットさ
れる(ステップ54)。次いで作業用カウンタ1から、作
業用ポインタの指示する文字の半角数を減算し(ステッ
プ55)、作業用ポインタ1が次の文字を指示するようア
ドレスを1インクリメントする(ステップ56)。次いで
作業用カウンタ1>0のときは(ステップ57)ステップ
55→56の処理を繰り返し、作業用カウンタ1が0になれ
ば(ステップ58)、文章データポインタを矩形領域にお
ける2行目の左上を示すように文章データポインタを移
す(ステップ59)。作業用カウンタ1が0にならなけれ
ば右枠FRに掛かる文字があると判断される(第7図の場
合であれば文字“そ”および“と”に該当する)。
次に文章データポインタが次ぎの行に移されると、作
業用カウンタ2が1デクリメントされ(ステップ60)、
その作業用カウンタ2が0になるまで(ステップ61)上
記処理を繰り返す。これにより右枠FRまたは左枠FLに掛
かる文字を行単位ですべて調べ出すことができる(以
下、分割文字判定手段:ステップ50〜61)。
第6図は有効無効処理の詳細を示すフローチャートで
ある。同図において列方向枠に掛かる文字が調べられる
と、オペレータからの指示待ちとなる。したがってオペ
レータはこの時点で、指定した矩形領域における列方向
枠上に文字が掛かっていることを知らされる。ここでオ
ペレータから切替キーが押されない場合、右枠FRおよび
左枠FLに掛かる文字を有効とみなし、識別フラグに“1"
がセットされる(ステップ71)。切替キーが押されると
右枠FRおよび左枠FLに掛かる文字を無効とみなし、識別
フラグに“0"がセットされる(ステップ72)。このよう
にして列方向枠に掛かる文字を有効とするか無効とする
かの識別がなされると、以後、矩形編集が行われる場合
にはその識別フラグの内容に従って処理が行われる。す
なわち、矩形領域の列方向枠に掛かる文字が存在する場
合、識別フラグが“0"であればその文字をスキップして
処理対象から除き、また、識別フラグが“1"であればそ
の文字を処理対象として矩形領域内に取り込むよう処理
される。
以上、本願発明の特徴として、以下の点が上げられ
る。
入力手段により、半角幅の文字と当該半角幅の倍数の
幅を有する文字、例えば半角文字を単位として全角、倍
角、4倍角と言った複数のサイズの文字を混在させて入
力できるからこそ、入力された文字に対し矩形領域の指
定をした場合には、矩形枠に掛かる文字が存在する可能
性があり、だからこそ、矩形枠に掛かる文字を編集対象
として取り込むか否かを選択できるようにしたものであ
る。
即ち、半角幅の文字と当該半角幅の倍数の幅を有する
文字とを混在させた文書を対象にして矩形領域の指定を
するからこそ、文字が領域の境界に掛かるという問題が
発生するのである。それが本願発明の課題なのである。
そして、矩形枠は、半角文字単位で複数行にわたって
指定されるものである。
入力された文字は互いに連続する文字列として記憶さ
れ、連続する文字列として処理されるものであるからこ
そ、全体として取り込むか否かを選択する必要がある。
なお、この実施例においては日本語ワードプロセッサ
を例に取り説明したが、矩形処理の対象はこれに限らず
日本語以外の言語による文字データであってもよく、ま
た文字データは記号データであってもよい。
また、この実施例においては、矩形領域内の枠に掛か
る文字をすべて有効にするかまたはすべて無効にする一
括処理について説明したが、部分処理できるよう、具体
的には、右枠に掛かる文字のみを有効としたり、また、
左枠に掛かる文字のみを有効としたり、あるいは有効、
無効の指示を矩形領域の行単位で指示できるよう、この
実施例を変更することもできる。
(ト)発明の効果 この発明によれば、オペレータが画面上に矩形枠を指
定して矩形領域の文字列を対象に複写/移動等の編集処
理を行う際、オペレータの編集指示に基づいて、矩形領
域内の文字列のみを編集処理するかまたは矩形枠に掛か
る文字を矩形領域内の文字列として編集処理するかを判
断して矩形領域の編集処理を効率よく行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の基本構成を明示するブロック図、第
2図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
3図は一実施例の動作を説明する概略フローチャート、
第4図〜第6図は第3図に示す各処理の詳細を示す詳細
フローチャート、第7図は一実施例において表示される
矩形領域および文字列である。 1……入力手段、2……記憶手段、3……表示手段、4
……領域指定手段、5……切替手段、6……矩形処理手
段、7……分割文字判定手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−203127(JP,A) 特開 昭59−195731(JP,A) 株式会社東芝,「東芝日本語ワードプ ロセッサ TOSWORD JW−700 D 操作説明書」(1986.7.20)p. 232−233

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半角幅の文字と当該半角幅の倍数の幅を有
    する文字とを混在させて入力できる入力手段と、 前記入力手段によって入力された文字を連続する文字列
    として記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された文字列を各々の文字の大きさ
    に従ってかつ複数行にわたって画面に表示する表示手段
    と、 前記表示手段によって表示された文字列に対して編集の
    処理対象とするべき文字を含む矩形領域を列方向には前
    記半角幅を基準としてかつ行方向には行単位で指定する
    領域指定手段と、 前記領域指定手段によって指定された矩形領域の列方向
    の境界に各々の行の文字が掛かるか否かを判定する分割
    文字判定手段と、 前記分割文字判定手段によって前記矩形領域の列方向の
    境界に掛かる文字があると判定された場合に、前記領域
    指定手段により指定された矩形領域の列方向の境界に掛
    かる文字を処理対象として前記矩形領域内の文字に含む
    こととするか否かの設定を切り替える切替手段と、 前記領域指定手段及び切替手段の設定によって矩形領域
    に含まれる処理対象とされた文字に対して編集処理を実
    行する矩形処理手段と を備えることを特徴とする文字処理装置。
  2. 【請求項2】半角幅の文字と当該半角幅の倍数の幅を有
    する文字とを混在させて入力できる入力手段と、前記入
    力手段によって入力された文字を連続する文字列として
    記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された文字列
    を各々の文字の大きさに従ってかつ複数行にわたって画
    面に表示する表示手段とを備え、前記画面上に表示され
    た文字を指定して各種編集を行う文字処理装置における
    文字処理方法であって、 前記画面上に表示された文字列に対して編集の処理対象
    とするべき文字を含む矩形領域を列方向には前記半角幅
    を基準としてかつ行方向には行単位で指定し、 前記指定された矩形領域の列方向の境界に各々の行の文
    字が掛かるか否かを判定し、前記矩形領域の列方向の境
    界に掛かる文字があると判定された場合に、前記領域指
    定手段により指定された矩形領域の列方向の境界に掛か
    る文字を処理対象として前記矩形領域内の文字に含むこ
    ととするか否かの設定を切り替え、 前記領域の指定及び前記設定によって矩形領域に含まれ
    る処理対象とされた文字に対して編集処理を実行する ことを特徴とする文字処理方法。
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