JP3082316B2 - 圧力センサ付電子機器 - Google Patents
圧力センサ付電子機器Info
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- JP3082316B2 JP3082316B2 JP03165183A JP16518391A JP3082316B2 JP 3082316 B2 JP3082316 B2 JP 3082316B2 JP 03165183 A JP03165183 A JP 03165183A JP 16518391 A JP16518391 A JP 16518391A JP 3082316 B2 JP3082316 B2 JP 3082316B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧力センサ付電子機器に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧力センサ付電子機器として圧力
センサ付電子腕時計が実用に供されている。この圧力セ
ンサ付電子腕時計は、圧力センサにより測定した気圧よ
り高度を得て、これを気圧と共に表示するものであり、
登山等に際して携帯し、既に登った標高を認識するのに
便利なものとして広く利用されている。
センサ付電子腕時計が実用に供されている。この圧力セ
ンサ付電子腕時計は、圧力センサにより測定した気圧よ
り高度を得て、これを気圧と共に表示するものであり、
登山等に際して携帯し、既に登った標高を認識するのに
便利なものとして広く利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の圧力
センサ付電子機器は、上記の如く、気圧、標高といった
限られた情報を示すだけのもので、少々、物足りない感
を免れず、より多様な情報が示されるなら一層、利用価
値の高いものとなると考えられる。本発明は、上述の事
情に鑑みてなされたもので気圧、標高といった情報のみ
ならずより多様な情報をも得られる圧力センサ付電子機
器の提供を目的とする。
センサ付電子機器は、上記の如く、気圧、標高といった
限られた情報を示すだけのもので、少々、物足りない感
を免れず、より多様な情報が示されるなら一層、利用価
値の高いものとなると考えられる。本発明は、上述の事
情に鑑みてなされたもので気圧、標高といった情報のみ
ならずより多様な情報をも得られる圧力センサ付電子機
器の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の圧力センサ付電子機器は、圧力セン
サと、この圧力センサで検出された圧力から高度データ
を求める高度算出手段と、始点、終点に到達した際に操
作される外部操作スイッチと、この外部操作スイッチが
操作された時に前記高度算出手段で得られた高度データ
を、始点データ及び終点高度データとして記憶する記憶
手段と、この記憶手段に、前記始点データ及び終点高度
データが記憶された後、前記始点、終点間の水平方向距
離データ、直線距離データ及び前記始点、終点の角度デ
ータのうちの1つのデータを入力する入力手段と、この
入力手段により前記1つのデータが入力された後、前記
1つのデータ以外の少なくとも1つの他のデータを算出
する算出手段と、この算出手段で得られたデータを表示
する表示手段とを備えている。また、請求項2記載の圧
力センサ付電子機器は、圧力センサと、この圧力センサ
で検出された圧力から高度データを求める高度算出手段
と、複数の区間夫々の終点に到達する毎に操作される外
部操作スイッチと、この外部操作スイッチが操作された
時に前記高度算出手段で得られた高度データを、前の区
間の終点高度データとして記憶すると共に次の区間の始
点高度データとして記憶する記憶手段と、この記憶手段
に、前記複数の区間夫々の始点及び終点高度データが記
憶された後、前記複数の区間夫々の始点、終点間の水平
方向距離データ、直線距離データ及び前記始点、終点の
角度データのうちの1つのデータを入力する入力手段
と、この入力手段により前記複数の区間の前記1つのデ
ータが入力された後、前記1つのデータ以外の少なくと
も1つの他のデータを算出する算出手段と、この算出手
段で得られたデータを表示する表示手段とを備えてい
る。
に、請求項1記載の圧力センサ付電子機器は、圧力セン
サと、この圧力センサで検出された圧力から高度データ
を求める高度算出手段と、始点、終点に到達した際に操
作される外部操作スイッチと、この外部操作スイッチが
操作された時に前記高度算出手段で得られた高度データ
を、始点データ及び終点高度データとして記憶する記憶
手段と、この記憶手段に、前記始点データ及び終点高度
データが記憶された後、前記始点、終点間の水平方向距
離データ、直線距離データ及び前記始点、終点の角度デ
ータのうちの1つのデータを入力する入力手段と、この
入力手段により前記1つのデータが入力された後、前記
1つのデータ以外の少なくとも1つの他のデータを算出
する算出手段と、この算出手段で得られたデータを表示
する表示手段とを備えている。また、請求項2記載の圧
力センサ付電子機器は、圧力センサと、この圧力センサ
で検出された圧力から高度データを求める高度算出手段
と、複数の区間夫々の終点に到達する毎に操作される外
部操作スイッチと、この外部操作スイッチが操作された
時に前記高度算出手段で得られた高度データを、前の区
間の終点高度データとして記憶すると共に次の区間の始
点高度データとして記憶する記憶手段と、この記憶手段
に、前記複数の区間夫々の始点及び終点高度データが記
憶された後、前記複数の区間夫々の始点、終点間の水平
方向距離データ、直線距離データ及び前記始点、終点の
角度データのうちの1つのデータを入力する入力手段
と、この入力手段により前記複数の区間の前記1つのデ
ータが入力された後、前記1つのデータ以外の少なくと
も1つの他のデータを算出する算出手段と、この算出手
段で得られたデータを表示する表示手段とを備えてい
る。
【0005】
【実施例】以下、図面に示す実施例により、本発明を具
体的に説明する。構成 図1は、本実施例の回路構成を示すものである。CP
U1は接続する他の各回路に信号を送って制御すると共
に、送られてきたデータを処理・加工して送出する回路
である。発振回路2は、常時、一定の周波数の信号を送
出している回路であり、分周回路3は、発振回路2から
の上記信号を所定周波数にまで分周した上で、時刻計数
回路4に送出する回路である。時刻計数回路4は、分周
回路3から送られてくる信号を計数して現在時刻を得
て、これをCPU1に送出すると共に1分周期信号(以
下、1P/M信号という)をCPU1に送出する回路で
ある。
体的に説明する。構成 図1は、本実施例の回路構成を示すものである。CP
U1は接続する他の各回路に信号を送って制御すると共
に、送られてきたデータを処理・加工して送出する回路
である。発振回路2は、常時、一定の周波数の信号を送
出している回路であり、分周回路3は、発振回路2から
の上記信号を所定周波数にまで分周した上で、時刻計数
回路4に送出する回路である。時刻計数回路4は、分周
回路3から送られてくる信号を計数して現在時刻を得
て、これをCPU1に送出すると共に1分周期信号(以
下、1P/M信号という)をCPU1に送出する回路で
ある。
【0006】圧力センサ5はCPU1からの起動信号を
得て起動し、当該実施例が置かれている地点の気圧に応
じたレベルのアナログ信号をA/D変換回路6に送出す
る回路である。A/D変換回路6はCPU1からの起動
信号を得て起動し、圧力センサ5からのアナログ信号を
デジタル信号化してCPU1に送出する回路である。
得て起動し、当該実施例が置かれている地点の気圧に応
じたレベルのアナログ信号をA/D変換回路6に送出す
る回路である。A/D変換回路6はCPU1からの起動
信号を得て起動し、圧力センサ5からのアナログ信号を
デジタル信号化してCPU1に送出する回路である。
【0007】RAM7は後述の構成となっており、CP
U1の制御の下に、CPU1からのデータを記憶し、ま
た記憶しているデータをCPU1に送出する回路であ
る。スイッチ部8は後述の各種スイッチを備えて、それ
らの中のいずれかが操作されたときに、対応するスイッ
チ入力信号をCPU1に送出する回路である。
U1の制御の下に、CPU1からのデータを記憶し、ま
た記憶しているデータをCPU1に送出する回路であ
る。スイッチ部8は後述の各種スイッチを備えて、それ
らの中のいずれかが操作されたときに、対応するスイッ
チ入力信号をCPU1に送出する回路である。
【0008】表示駆動回路9は、CPU1から送られて
くるデータを表示パネル10に表示する回路である。表
示パネル10は、計測した最新の高度を表示する現在高
度表示部10aと、連続する複数の区間(高度の異なる
2地点間)の水平距離等を、順次、連続して計測してい
くときに、各区間に計測順に従って与えられる番号すな
わち連続番号を表示する連続番号表示部10dと、上記
区間における始点での高度すなわち初期高度を表示する
初期高度表示部10bと、上記区間における最終での高
度すなわち最終高度を表示する最終高度表示部10e
と、上記区間における地図上の距離すなわち水平距離を
表示する水平距離表示部10cと、上記区間の始点と終
点を結ぶ直線距離すなわち斜距離を表示する斜距離表示
部10fと、上記区間の始点と終点の間の角度すなわち
斜度を表示する斜度表示部10gとを備えている。な
お、後述の時計モードにおいては、現在時刻は上記現在
高度表示部10aに、当日の日付は初期高度表示部10
bおよび最終高度表示部10eに表示される。
くるデータを表示パネル10に表示する回路である。表
示パネル10は、計測した最新の高度を表示する現在高
度表示部10aと、連続する複数の区間(高度の異なる
2地点間)の水平距離等を、順次、連続して計測してい
くときに、各区間に計測順に従って与えられる番号すな
わち連続番号を表示する連続番号表示部10dと、上記
区間における始点での高度すなわち初期高度を表示する
初期高度表示部10bと、上記区間における最終での高
度すなわち最終高度を表示する最終高度表示部10e
と、上記区間における地図上の距離すなわち水平距離を
表示する水平距離表示部10cと、上記区間の始点と終
点を結ぶ直線距離すなわち斜距離を表示する斜距離表示
部10fと、上記区間の始点と終点の間の角度すなわち
斜度を表示する斜度表示部10gとを備えている。な
お、後述の時計モードにおいては、現在時刻は上記現在
高度表示部10aに、当日の日付は初期高度表示部10
bおよび最終高度表示部10eに表示される。
【0009】図2はRAM7の構成を示すものである。
モードレジスタMは、モードを指定するレジスタであ
り、表示パネル10に現在時刻等を表示する時計モード
を指定するときには0がセットされ、本実施例を高度計
として利用する際の高度計モードを指定するときには1
がセットされる。モードフラグNは上記高度計モードに
おいて、ノーマルモード又はプリセットモードを指定す
るフラグで前者の場合は0、後者の場合は1がセットさ
れる。
モードレジスタMは、モードを指定するレジスタであ
り、表示パネル10に現在時刻等を表示する時計モード
を指定するときには0がセットされ、本実施例を高度計
として利用する際の高度計モードを指定するときには1
がセットされる。モードフラグNは上記高度計モードに
おいて、ノーマルモード又はプリセットモードを指定す
るフラグで前者の場合は0、後者の場合は1がセットさ
れる。
【0010】高度レジスタHは、計測した高度がセット
されるレジスタであり、また行指定レジスタPは、後述
のデータ記憶部MMの行を指定するレジスタである。区
間番号レジスタLNは、前記各区間に計測順に従い与え
られる番号すなわち区間番号がセットされるレジスタで
ある。ワーキングレジスタIは、後述のデータ記憶部M
Mにおける所定の行を検索する際に用いられる作業用の
レジスタである。エリア指定レジスタJは後述のデータ
記憶部MMの各エリアを指定するレジスタである。ワー
キングレジスタQは、後述の計算処理(2)(図6参
照)において用いられる作業用のレジスタである。
されるレジスタであり、また行指定レジスタPは、後述
のデータ記憶部MMの行を指定するレジスタである。区
間番号レジスタLNは、前記各区間に計測順に従い与え
られる番号すなわち区間番号がセットされるレジスタで
ある。ワーキングレジスタIは、後述のデータ記憶部M
Mにおける所定の行を検索する際に用いられる作業用の
レジスタである。エリア指定レジスタJは後述のデータ
記憶部MMの各エリアを指定するレジスタである。ワー
キングレジスタQは、後述の計算処理(2)(図6参
照)において用いられる作業用のレジスタである。
【0011】測定態様指定レジスタFLは、単一区間の
始点、終点での高度等を計測する非連続計測と複数の区
間に亘って、順次、始点、終点の高度等を計測していく
連続計測とのいずれを指定しているかを示すレジスタで
非連続計測のときに0、連続計測のときに1が、それぞ
れセットされる。また、高度種指定レジスタFSは、今
回の高度計測が上記区間の始点におけるものすなわち始
点高度か終点におけるものすなわち終点高度かを示すレ
ジスタで、始点高度の場合に0、終点高度の場合に1が
セットされる。
始点、終点での高度等を計測する非連続計測と複数の区
間に亘って、順次、始点、終点の高度等を計測していく
連続計測とのいずれを指定しているかを示すレジスタで
非連続計測のときに0、連続計測のときに1が、それぞ
れセットされる。また、高度種指定レジスタFSは、今
回の高度計測が上記区間の始点におけるものすなわち始
点高度か終点におけるものすなわち終点高度かを示すレ
ジスタで、始点高度の場合に0、終点高度の場合に1が
セットされる。
【0012】データ記憶部MMは、計測等をしたデータ
が記憶される記憶部であり、それぞれ1の区間における
計測データ等が記憶される行アドレス1〜20の20の
行からなる。そして上記各行は、前記連続計測に際して
の計測順番を示す連続番号が記憶される連続番号エリア
M0と、前記初期高度が記憶される初期高度エリアM
1と、前記最終高度が記憶される最終高度エリアM2と、
前記水平距離が記憶される水平距離エリアM3と、前記
斜距離が記憶される斜距離エリアM4と、前記斜度が記
憶される斜度エリアM5とからなる。
が記憶される記憶部であり、それぞれ1の区間における
計測データ等が記憶される行アドレス1〜20の20の
行からなる。そして上記各行は、前記連続計測に際して
の計測順番を示す連続番号が記憶される連続番号エリア
M0と、前記初期高度が記憶される初期高度エリアM
1と、前記最終高度が記憶される最終高度エリアM2と、
前記水平距離が記憶される水平距離エリアM3と、前記
斜距離が記憶される斜距離エリアM4と、前記斜度が記
憶される斜度エリアM5とからなる。
【0013】動作 次に、以上の如くに構成された本実施例の動作につい
て説明する。図3は本実施例の動作の概要を示すジェネ
ラルフローチャートである。すなわち、ステップS1で
はスイッチ部8のスイッチを操作してのスイッチ入力が
あったかを判断し、スイッチ入力があったときは、ステ
ップS2へ進み対応するスイッチ処理を実行し、その後
にステップS3に進むが、スイッチ入力がなかったとき
は、上記ステップS1からステップS3へ直接に進む。
て説明する。図3は本実施例の動作の概要を示すジェネ
ラルフローチャートである。すなわち、ステップS1で
はスイッチ部8のスイッチを操作してのスイッチ入力が
あったかを判断し、スイッチ入力があったときは、ステ
ップS2へ進み対応するスイッチ処理を実行し、その後
にステップS3に進むが、スイッチ入力がなかったとき
は、上記ステップS1からステップS3へ直接に進む。
【0014】上記ステップS3では、モードレジスタM
に1がセットされており、高度モードになっているかを
調べ、モードレジスタMに0がセットされており時計モ
ードが指定されているときは、直接、ステップS7へ進
んで表示パネル10に現在時刻等を表示しステップS1
に戻るが、モードレジスタMには1がセットされており
高度計モードになっているときは、ステップS4で時刻
計数回路4から前記1P/M信号が送られてきているか
を調べ、送られてきているときは、ステップS5で圧力
センサ5、A/D変換回路6に起動信号を送って、その
地点の気圧を測定し、その後ステップS6で気圧に基づ
きその地点の高度を算出し、得られた高度を高度レジス
タHにセットする。そして、上記ステップS6の処理が
終了したとき又は上記ステップS4で1P/M信号が送
られてきていないと判断したときは、ステップS7へ進
み、表示パネル10の各表示部にそれぞれ対応するデー
タを表示し、然る後ステップS1に戻る。
に1がセットされており、高度モードになっているかを
調べ、モードレジスタMに0がセットされており時計モ
ードが指定されているときは、直接、ステップS7へ進
んで表示パネル10に現在時刻等を表示しステップS1
に戻るが、モードレジスタMには1がセットされており
高度計モードになっているときは、ステップS4で時刻
計数回路4から前記1P/M信号が送られてきているか
を調べ、送られてきているときは、ステップS5で圧力
センサ5、A/D変換回路6に起動信号を送って、その
地点の気圧を測定し、その後ステップS6で気圧に基づ
きその地点の高度を算出し、得られた高度を高度レジス
タHにセットする。そして、上記ステップS6の処理が
終了したとき又は上記ステップS4で1P/M信号が送
られてきていないと判断したときは、ステップS7へ進
み、表示パネル10の各表示部にそれぞれ対応するデー
タを表示し、然る後ステップS1に戻る。
【0015】図4は上記図3のスイッチ処理(ステップ
S2)、図5は上記図4の計算処理(1)(ステップS
37又はステップS41)、図6は上記図4の計算処理
(2)(ステップS60)、図7は上記図3の表示処理
(ステップS7)をそれぞれ詳細に示すフローチャート
である。また、図8は、各種状態における表示パネル1
0の表示の変化を示すものである。以下、上記各図面を
参照しながら各種状態における動作を説明していく。
S2)、図5は上記図4の計算処理(1)(ステップS
37又はステップS41)、図6は上記図4の計算処理
(2)(ステップS60)、図7は上記図3の表示処理
(ステップS7)をそれぞれ詳細に示すフローチャート
である。また、図8は、各種状態における表示パネル1
0の表示の変化を示すものである。以下、上記各図面を
参照しながら各種状態における動作を説明していく。
【0016】(a)モード切換動作および時計モードでの
スイッチ処理動作 モード切換に際してはスイッチ部8のモードキーを操作
する。このとき、図3のステップS1からステップS2
すなわち図4のスイッチ処理に進み、ステップS10で
モードキーの操作があったことを判断し、ステップS1
1でモードレジスタMに0がセットされており、時計モ
ードになっているかを判断し、時計モードになっている
ときはステップS12へ進みモードレジスタMに1をセ
ットして高度計モードとするが、時計モードになってお
らず高度計モードになっているときはステップS13へ
進み、モードレジスタMに0をセットして時計モードと
する。そして、上記モード切換が行なわれた後は、新た
なモードに応じた動作(ステップS3〜S6)を行なっ
た後、ステップS7では表示パネル10にモードに応じ
た表示を行なう。
スイッチ処理動作 モード切換に際してはスイッチ部8のモードキーを操作
する。このとき、図3のステップS1からステップS2
すなわち図4のスイッチ処理に進み、ステップS10で
モードキーの操作があったことを判断し、ステップS1
1でモードレジスタMに0がセットされており、時計モ
ードになっているかを判断し、時計モードになっている
ときはステップS12へ進みモードレジスタMに1をセ
ットして高度計モードとするが、時計モードになってお
らず高度計モードになっているときはステップS13へ
進み、モードレジスタMに0をセットして時計モードと
する。そして、上記モード切換が行なわれた後は、新た
なモードに応じた動作(ステップS3〜S6)を行なっ
た後、ステップS7では表示パネル10にモードに応じ
た表示を行なう。
【0017】また、上記の如くして時計モードとした後
に、スイッチ部8のスイッチを操作したときは、図4の
ステップS10を経てステップS15で時計モードにな
っていることを判断し、ステップS16で時計モードに
おける対応するキー処理が実行される。
に、スイッチ部8のスイッチを操作したときは、図4の
ステップS10を経てステップS15で時計モードにな
っていることを判断し、ステップS16で時計モードに
おける対応するキー処理が実行される。
【0018】(b)高度計モードでの非連続計測時の動作 先ず、単一の区間のみでの計測すなわち前述の非連続計
測に際しての動作を説明する。この場合、前述の如くし
て、高度計モードにした後、プリセットモードとするこ
とになるが、プリセットモードにモードを変換するには
スイッチ部8のプリセットキーを操作する。このとき該
操作を図4のステップS55で検出し、ステップS56
でモードフラグNに0がセットされており未だノーマル
モードであることを確認し、その上でステップS57で
モードフラグNに1をセットしてプリセットモードと
し、更にステップS58でエリア指定レジスタJに0を
セットしてデータ記憶部MMの連続番号エリアM0を指
定しておく。
測に際しての動作を説明する。この場合、前述の如くし
て、高度計モードにした後、プリセットモードとするこ
とになるが、プリセットモードにモードを変換するには
スイッチ部8のプリセットキーを操作する。このとき該
操作を図4のステップS55で検出し、ステップS56
でモードフラグNに0がセットされており未だノーマル
モードであることを確認し、その上でステップS57で
モードフラグNに1をセットしてプリセットモードと
し、更にステップS58でエリア指定レジスタJに0を
セットしてデータ記憶部MMの連続番号エリアM0を指
定しておく。
【0019】次いで上記データ記憶部MMの任意の行を
選び、原則として計測対象とする上記単一の区間の水平
距離、斜距離又は斜度のうちのいずれか1つをその行の
対応するエリアに設定する(この場合、非連続計測なの
で連続番号は設定しない)。このとき、上記データ記憶
部MMの行の選択はスイッチ部8の切替キーの操作を繰
返すことにより行なうが、この操作は、その都度、図4
のステップS50で検出され、行指定レジスタPの値
は、順次、1〜20の間でサイクリックに変化してい
き、対応する行が選択されていく(ステップS51〜S
53)。
選び、原則として計測対象とする上記単一の区間の水平
距離、斜距離又は斜度のうちのいずれか1つをその行の
対応するエリアに設定する(この場合、非連続計測なの
で連続番号は設定しない)。このとき、上記データ記憶
部MMの行の選択はスイッチ部8の切替キーの操作を繰
返すことにより行なうが、この操作は、その都度、図4
のステップS50で検出され、行指定レジスタPの値
は、順次、1〜20の間でサイクリックに変化してい
き、対応する行が選択されていく(ステップS51〜S
53)。
【0020】以上の如くして、行指定レジスタPによっ
て、データ記憶部MMの任意の行を指定した後は、上記
指定すべきデータ(例えば水平距離)に応じて、対応す
るエリアをエリア指定レジスタJにより指定するが、こ
の場合は、エリア指定レジスタJが所望のエリアを指定
するに至るまで、スイッチ部8のエリア選択キーを操作
していくことにより行なう。このとき該キーの操作の度
に、それを図4のステップS63で検出し、ステップS
64でモードフラグNに1がセットされておりプリセッ
トモードになっていることを確認し、ステップS65〜
S67でエリア指定レジスタJの値を0〜5の間で、順
次サイクリックに変えていく。
て、データ記憶部MMの任意の行を指定した後は、上記
指定すべきデータ(例えば水平距離)に応じて、対応す
るエリアをエリア指定レジスタJにより指定するが、こ
の場合は、エリア指定レジスタJが所望のエリアを指定
するに至るまで、スイッチ部8のエリア選択キーを操作
していくことにより行なう。このとき該キーの操作の度
に、それを図4のステップS63で検出し、ステップS
64でモードフラグNに1がセットされておりプリセッ
トモードになっていることを確認し、ステップS65〜
S67でエリア指定レジスタJの値を0〜5の間で、順
次サイクリックに変えていく。
【0021】上述の如くして、設定せんとするデータに
係るエリアをエリア指定レジスタJにより指定した後
は、そのエリアに上記データを設定することになるが、
この場合は、スイッチ部8のプラスキー或いはマイナス
キーを操作して行なう。このときプラスキーが操作され
た場合には、それを図4のステップS68で検出して、
ステップS69でモードフラグNに1がセットされてお
りプリセットモードであることを判断し、その上でステ
ップS70で設定中のデータの値を1だけ大きいものに
する。他方、マイナスキーが操作されたときは、上記ス
テップS68を経てステップS71に進み、プリセット
モードであることを判断し、ステップS72で設定中の
データの値を1だけ小さいものにする。
係るエリアをエリア指定レジスタJにより指定した後
は、そのエリアに上記データを設定することになるが、
この場合は、スイッチ部8のプラスキー或いはマイナス
キーを操作して行なう。このときプラスキーが操作され
た場合には、それを図4のステップS68で検出して、
ステップS69でモードフラグNに1がセットされてお
りプリセットモードであることを判断し、その上でステ
ップS70で設定中のデータの値を1だけ大きいものに
する。他方、マイナスキーが操作されたときは、上記ス
テップS68を経てステップS71に進み、プリセット
モードであることを判断し、ステップS72で設定中の
データの値を1だけ小さいものにする。
【0022】以上の如くして、計測に先立って設定して
おくべきデータの設定を終えた後には、プリセットモー
ドからノーマルモードに戻すが、これは、前記プリセッ
トキーを、再度、操作することにより行なう。このとき
該操作を図4のステップS55で検出し、ステップS5
6で未だモードフラグNの値は0になっておらず、すな
わちプリセットモードであることを判断し、その上でス
テップS59でモードフラグNに0をセットしてノーマ
ルモードに戻し、ステップS60すなわち図6の計算処
理(2)および図3の一連の処理(ステップS3、S
4、……)へと進む。なお、上記図6の計算処理(2)
は、データ記憶部MMのいずれかの行に、初期高度およ
び最終高度と、更に水平距離、斜距離、斜度の中のいず
れか1つのデータが記憶されているときに、他の2つの
データを算出して、その行の対応するエリアに記憶する
というものであるが、この場合は、初期高度、最終高度
が未だ計測も記憶もされていないので、何らの有効な動
作も行なわれない。
おくべきデータの設定を終えた後には、プリセットモー
ドからノーマルモードに戻すが、これは、前記プリセッ
トキーを、再度、操作することにより行なう。このとき
該操作を図4のステップS55で検出し、ステップS5
6で未だモードフラグNの値は0になっておらず、すな
わちプリセットモードであることを判断し、その上でス
テップS59でモードフラグNに0をセットしてノーマ
ルモードに戻し、ステップS60すなわち図6の計算処
理(2)および図3の一連の処理(ステップS3、S
4、……)へと進む。なお、上記図6の計算処理(2)
は、データ記憶部MMのいずれかの行に、初期高度およ
び最終高度と、更に水平距離、斜距離、斜度の中のいず
れか1つのデータが記憶されているときに、他の2つの
データを算出して、その行の対応するエリアに記憶する
というものであるが、この場合は、初期高度、最終高度
が未だ計測も記憶もされていないので、何らの有効な動
作も行なわれない。
【0023】以上の如くして、高度計モードのノーマル
モードに戻した後に、計測対象とする区間の始点となる
地点で、その地点の高度すなわち初期高度を計測すべく
スイッチ部8の高度キーを操作する。このとき該操作を
図4のステップS20で検出し、ステップS21へ進み
圧力センサ5、A/D変換回路6に起動信号を送ってそ
の地点の気圧を測定し、ステップS22で測定した気圧
に基づいて高度を得て、これを高度レジスタHにセット
する。然る後、ステップS23で測定態様指定レジスタ
FLの値が0であり、非連続の計測が指定されているこ
とを判断し、ステップS24で未だ高度種指定レジスタ
FSの値が0で初期高度がデータ記憶部MMに記憶され
ていないことを判断して、ステップS25で行指定レジ
スタPで指定されているデータ記憶部MMの行(すなわ
ち今回の計測に係るデータを記憶せんとし、水平方向距
離、斜距離、斜度のいずれか1つを前述の如くして設定
した行)の初期高度エリアMP,1に上記高度レジスタH
にセットしておいた高度を記憶する。次いで、ステップ
S26で上記行指定レジスタPによって指定されている
行の連続番号エリアMP,0には連続番号1が設定されて
おらず、今回の計測は非連続的なものであることを判断
してステップS30に進み、高度種指定レジスタFSに
1をセットして次の計測は最終高度の計測となる旨を記
憶し、その後の一連の処理を経て図3のステップS7す
なわち図7の表示処理へと進み表示パネル10に現在の
高度、設定したデータを表示する(ステップS97、S
98)。例えば、図8(a)に示すように時計モードに
あり、2月18日の10時30分45秒を示している状
態で、モードキーを操作して高度計モードとし、プリセ
ットモードで水平距離171mを設定し、かつその地点
の高度が10mであったとすると表示パネル10の表示
は同図(b)の如くになる。またプリセットモードから
ノーマルモードに戻し、高度キーを操作し、初期高度を
計測したときには表示パネル10には、これも表示さ
れ、その表示は同図(c)の如くになる。
モードに戻した後に、計測対象とする区間の始点となる
地点で、その地点の高度すなわち初期高度を計測すべく
スイッチ部8の高度キーを操作する。このとき該操作を
図4のステップS20で検出し、ステップS21へ進み
圧力センサ5、A/D変換回路6に起動信号を送ってそ
の地点の気圧を測定し、ステップS22で測定した気圧
に基づいて高度を得て、これを高度レジスタHにセット
する。然る後、ステップS23で測定態様指定レジスタ
FLの値が0であり、非連続の計測が指定されているこ
とを判断し、ステップS24で未だ高度種指定レジスタ
FSの値が0で初期高度がデータ記憶部MMに記憶され
ていないことを判断して、ステップS25で行指定レジ
スタPで指定されているデータ記憶部MMの行(すなわ
ち今回の計測に係るデータを記憶せんとし、水平方向距
離、斜距離、斜度のいずれか1つを前述の如くして設定
した行)の初期高度エリアMP,1に上記高度レジスタH
にセットしておいた高度を記憶する。次いで、ステップ
S26で上記行指定レジスタPによって指定されている
行の連続番号エリアMP,0には連続番号1が設定されて
おらず、今回の計測は非連続的なものであることを判断
してステップS30に進み、高度種指定レジスタFSに
1をセットして次の計測は最終高度の計測となる旨を記
憶し、その後の一連の処理を経て図3のステップS7す
なわち図7の表示処理へと進み表示パネル10に現在の
高度、設定したデータを表示する(ステップS97、S
98)。例えば、図8(a)に示すように時計モードに
あり、2月18日の10時30分45秒を示している状
態で、モードキーを操作して高度計モードとし、プリセ
ットモードで水平距離171mを設定し、かつその地点
の高度が10mであったとすると表示パネル10の表示
は同図(b)の如くになる。またプリセットモードから
ノーマルモードに戻し、高度キーを操作し、初期高度を
計測したときには表示パネル10には、これも表示さ
れ、その表示は同図(c)の如くになる。
【0024】以上の如くして、計測対象区間の始点とな
る地点での動作を終えて、当該区間の終点となる地点に
至ったときは、最終高度を計測すべく、再度、高度キー
を操作する。このとき、該操作を前記同様に図4のステ
ップS20で検出し、ステップS21で気圧を測定し、
ステップS22で気圧を高度に変換してこれを高度レジ
スタHにセットする処理を実行し、ステップS23で測
定態様指定レジスタFLの値が0で非連続的計測を行な
っていることを判断し、ステップS24で高度種指定レ
ジスタFSの値が既に0でなく1になっていることを判
断してステップS35に進む。そして、ステップS35
では行指定レジスタPによって指定されている上記デー
タ記憶部MMの行の最終高度エリアMP,2に上記高度レ
ジスタHにセットしておいた高度を記憶し、その後、ス
テップS36で高度種指定レジスタFSに0をセット
し、然る後ステップS37すなわち図5の計算処理
(1)へと進む。この計算処理(1)では、今回の計測
データ等を記憶するデータ記憶部MMの行(行指定レジ
スタPにより指定されている行)には、初期高度および
最終高度が記憶されていることを確認し(ステップS8
0、S81)、更に水平距離、斜距離、斜度のうちいず
れかは未だ記憶されておらずかついずれか1つは既に記
憶されていることを判断し(ステップS82、S8
3)、既に記憶されているもの(上記2つの高度を含
む)に基づいて、記憶されていないものを算出し、算出
結果をこの行の対応するエリアに記憶する(ステップS
84)。例えば行指定レジスタPによって指定されてい
る当該行には、計測した上記2つの高度と水平距離が記
憶されているときは、これらに基づき斜距離、および斜
度が算出されて、それぞれ斜距離エリアMP,4、および
斜度エリアMP,5に記憶されていることになる。
る地点での動作を終えて、当該区間の終点となる地点に
至ったときは、最終高度を計測すべく、再度、高度キー
を操作する。このとき、該操作を前記同様に図4のステ
ップS20で検出し、ステップS21で気圧を測定し、
ステップS22で気圧を高度に変換してこれを高度レジ
スタHにセットする処理を実行し、ステップS23で測
定態様指定レジスタFLの値が0で非連続的計測を行な
っていることを判断し、ステップS24で高度種指定レ
ジスタFSの値が既に0でなく1になっていることを判
断してステップS35に進む。そして、ステップS35
では行指定レジスタPによって指定されている上記デー
タ記憶部MMの行の最終高度エリアMP,2に上記高度レ
ジスタHにセットしておいた高度を記憶し、その後、ス
テップS36で高度種指定レジスタFSに0をセット
し、然る後ステップS37すなわち図5の計算処理
(1)へと進む。この計算処理(1)では、今回の計測
データ等を記憶するデータ記憶部MMの行(行指定レジ
スタPにより指定されている行)には、初期高度および
最終高度が記憶されていることを確認し(ステップS8
0、S81)、更に水平距離、斜距離、斜度のうちいず
れかは未だ記憶されておらずかついずれか1つは既に記
憶されていることを判断し(ステップS82、S8
3)、既に記憶されているもの(上記2つの高度を含
む)に基づいて、記憶されていないものを算出し、算出
結果をこの行の対応するエリアに記憶する(ステップS
84)。例えば行指定レジスタPによって指定されてい
る当該行には、計測した上記2つの高度と水平距離が記
憶されているときは、これらに基づき斜距離、および斜
度が算出されて、それぞれ斜距離エリアMP,4、および
斜度エリアMP,5に記憶されていることになる。
【0025】以上の如くして、計測した2つの高度と水
平距離、斜距離、および斜度をデータ記憶部MMの1の
行に記憶した後には、図3の一連の処理へと戻り、ステ
ップS7すなわち図7の表示処理へと進み、表示パネル
10にその地点の高度と上記計測した2つの高度および
その他のデータを表示する(ステップS95、S97、
S98)。例えば、始点において表示パネル10の表示
が前述の図8の(c)のようになっている場合から、高
度を高くしていき、高度が110mの終点に至ったとき
には、表示パネル10に同図(d)の如き表示がなさ
れ、ここで最終高度を記憶すべく高度キーを操作したと
きは、上述の如くして例えば斜距離200m、斜度30
゜が算出され、表示パネル10にはこれらと共に上記最
終高度110mが表示される(同図(e)参照)。
平距離、斜距離、および斜度をデータ記憶部MMの1の
行に記憶した後には、図3の一連の処理へと戻り、ステ
ップS7すなわち図7の表示処理へと進み、表示パネル
10にその地点の高度と上記計測した2つの高度および
その他のデータを表示する(ステップS95、S97、
S98)。例えば、始点において表示パネル10の表示
が前述の図8の(c)のようになっている場合から、高
度を高くしていき、高度が110mの終点に至ったとき
には、表示パネル10に同図(d)の如き表示がなさ
れ、ここで最終高度を記憶すべく高度キーを操作したと
きは、上述の如くして例えば斜距離200m、斜度30
゜が算出され、表示パネル10にはこれらと共に上記最
終高度110mが表示される(同図(e)参照)。
【0026】なお、上記の説明は、高度の計測に先立っ
て水平距離、斜距離、斜度のいずれかをプリセットした
場合のものであったが、本実施例では、このプリセット
を行なわず切替キーにより行指定レジスタPに特定の値
を設定し、すなわち、これからの計測において高度等を
記録するデータ記憶部MMの行を指定し、その後、直ち
に高度の計測動作に入ってもよい。斯る場合にも前述の
場合と同様に高度キーの最初の操作により、初期高度が
データ記憶部MMの上記行に記憶され(ステップS20
〜S26、S30)、2回目の操作によって最終高度が
データ記憶部MMの上記行に記憶されるが(ステップS
20〜S24、S35、S36)、ステップS37の計
算処理(1)では、上記プリセットが行なわれていない
ので有効な処理は行なわれない(図5のステップS8
3、S84参照)。そして、この場合には、上記両高度
の計測後にプリセットキーを操作してプリセットモード
とし(ステップS55〜S58)、その上で、前述同様
にエリア選択キー、プラスキー又はマイナスキーを操作
して、水平距離、斜距離、および斜度の中のいずれか1
つを設定することになる(ステップS63〜S67、ス
テップS68〜S70、S71、S72)。そして、こ
の設定動作を終えた後、ノーマルモードに戻すべくプリ
セットキーを、再度、操作したときはステップS55、
S56、S59を経て、ステップS60すなわち図6の
計算処理(2)が行なわれる。この計算処理(2)で
は、ワーキングレジスタQに、順次、1から20までの
値をセットし(ステップS85、S91、S92)、こ
のワーキングレジスタQによって指定されるデータ記憶
部MMの各行について、前述の計算処理(1)(図5)
と同様の処理となっているステップS86〜S90の処
理を実行していく。すなわちワーキングレジスタQに1
から20の値を、順次、与え、これにより指定される行
を点検していき、今回の計測に係る高度等が記憶されて
いる行を捜し、当該行を見つけたときには、水平距離、
斜距離、斜度中の未だ得られてない2種のデータを算出
して、当該行の対応するエリアにそれぞれ記憶すること
になる(ステップS90)。そして、続く表示処理では
表示パネル10に今回の計測に係る各種データが表示さ
れることになる(ステップS7すなわち図7のステップ
S95、S97、S98)。
て水平距離、斜距離、斜度のいずれかをプリセットした
場合のものであったが、本実施例では、このプリセット
を行なわず切替キーにより行指定レジスタPに特定の値
を設定し、すなわち、これからの計測において高度等を
記録するデータ記憶部MMの行を指定し、その後、直ち
に高度の計測動作に入ってもよい。斯る場合にも前述の
場合と同様に高度キーの最初の操作により、初期高度が
データ記憶部MMの上記行に記憶され(ステップS20
〜S26、S30)、2回目の操作によって最終高度が
データ記憶部MMの上記行に記憶されるが(ステップS
20〜S24、S35、S36)、ステップS37の計
算処理(1)では、上記プリセットが行なわれていない
ので有効な処理は行なわれない(図5のステップS8
3、S84参照)。そして、この場合には、上記両高度
の計測後にプリセットキーを操作してプリセットモード
とし(ステップS55〜S58)、その上で、前述同様
にエリア選択キー、プラスキー又はマイナスキーを操作
して、水平距離、斜距離、および斜度の中のいずれか1
つを設定することになる(ステップS63〜S67、ス
テップS68〜S70、S71、S72)。そして、こ
の設定動作を終えた後、ノーマルモードに戻すべくプリ
セットキーを、再度、操作したときはステップS55、
S56、S59を経て、ステップS60すなわち図6の
計算処理(2)が行なわれる。この計算処理(2)で
は、ワーキングレジスタQに、順次、1から20までの
値をセットし(ステップS85、S91、S92)、こ
のワーキングレジスタQによって指定されるデータ記憶
部MMの各行について、前述の計算処理(1)(図5)
と同様の処理となっているステップS86〜S90の処
理を実行していく。すなわちワーキングレジスタQに1
から20の値を、順次、与え、これにより指定される行
を点検していき、今回の計測に係る高度等が記憶されて
いる行を捜し、当該行を見つけたときには、水平距離、
斜距離、斜度中の未だ得られてない2種のデータを算出
して、当該行の対応するエリアにそれぞれ記憶すること
になる(ステップS90)。そして、続く表示処理では
表示パネル10に今回の計測に係る各種データが表示さ
れることになる(ステップS7すなわち図7のステップ
S95、S97、S98)。
【0027】(c)高度計モードでの連続計測時の動作 次に連続する複数の区間の各区間について前述の非連続
計測の場合と同様の計測を、順次、行なっていく連続計
測に際しての動作を説明する。この場合も、前述の非連
続計測の場合と同様に、先ずプリセットキーを操作する
ことにより、プリセットモードとして(ステップS55
〜S58)、その上で各種データをデータ記憶部MMに
プリセットするが該連続計測では、計測対象とする区間
が複数なので、各区間に対応する複数の行を確保して、
これらに対応する区間に関するデータをそれぞれプリセ
ットしておくことになる。すなわち、切替キーを操作し
て行指定レジスタPの値を1〜20の間の任意の値とし
(ステップS50〜S53)、この行指定レジスタPに
よって指定されるデータ記憶部MMの1の行を上記複数
の区間中の任意の1の区間用の行とし、この行の各エリ
アをエリアキーを操作することによりエリア指定レジス
タJにより指定して(ステップS63〜S67)、その
エリアに、プラスキー或いはマイナスキーを操作するこ
とにより対応するデータ(すなわちその行が上記複数の
区間中の何番目に計測対象となる区間に係るものかを示
す連続番号と水平距離、斜距離および斜度のうちのいず
れか)を設定していく(ステップS68〜S72)。そ
して、この操作を上記複数の区間の各区間について行な
うことによりプリセット操作を終える。なお、この連続
計測に際しては、前記非連続計測の場合と異なり、上記
複数の各区間に対応するものとして選ばれたデータ記憶
部MMの各行の連続番号エリアには必ず連続番号をプリ
セットしておく必要がある。
計測の場合と同様の計測を、順次、行なっていく連続計
測に際しての動作を説明する。この場合も、前述の非連
続計測の場合と同様に、先ずプリセットキーを操作する
ことにより、プリセットモードとして(ステップS55
〜S58)、その上で各種データをデータ記憶部MMに
プリセットするが該連続計測では、計測対象とする区間
が複数なので、各区間に対応する複数の行を確保して、
これらに対応する区間に関するデータをそれぞれプリセ
ットしておくことになる。すなわち、切替キーを操作し
て行指定レジスタPの値を1〜20の間の任意の値とし
(ステップS50〜S53)、この行指定レジスタPに
よって指定されるデータ記憶部MMの1の行を上記複数
の区間中の任意の1の区間用の行とし、この行の各エリ
アをエリアキーを操作することによりエリア指定レジス
タJにより指定して(ステップS63〜S67)、その
エリアに、プラスキー或いはマイナスキーを操作するこ
とにより対応するデータ(すなわちその行が上記複数の
区間中の何番目に計測対象となる区間に係るものかを示
す連続番号と水平距離、斜距離および斜度のうちのいず
れか)を設定していく(ステップS68〜S72)。そ
して、この操作を上記複数の区間の各区間について行な
うことによりプリセット操作を終える。なお、この連続
計測に際しては、前記非連続計測の場合と異なり、上記
複数の各区間に対応するものとして選ばれたデータ記憶
部MMの各行の連続番号エリアには必ず連続番号をプリ
セットしておく必要がある。
【0028】また、プリセット操作を終えたときは、プ
リセットキーを操作して該プリセットモードからノーマ
ルモードに戻しておく(ステップS55、S56、S5
9、S60)と共に、次の高度計測時に備えて切替キー
を操作して第1番目の区間に係るデータ記憶部MMの行
を行指定レジスタPによって指定しておく(ステップS
50〜S53)。
リセットキーを操作して該プリセットモードからノーマ
ルモードに戻しておく(ステップS55、S56、S5
9、S60)と共に、次の高度計測時に備えて切替キー
を操作して第1番目の区間に係るデータ記憶部MMの行
を行指定レジスタPによって指定しておく(ステップS
50〜S53)。
【0029】以上の如くして高度計モードのノーマルモ
ードとした後、高度の計測に際しては、先ず、第1番目
の区間の始点の地点において、高度キーを操作する。こ
のとき該操作は、ステップS20で検出され、次いでス
テップS21で前記同様にしてその地点の気圧が測定さ
れ、そしてステップS22でこの測定された気圧に基づ
いてその地点の高度が得られ、該高度は高度レジスタH
にセットされる。然る後、ステップS23で連続計測を
行なうのか否かを示す測定態様指定レジスタFLの値が
未だ0(非連続計測を指示する値)であることが判断さ
れ、その後ステップS24で高度種指定レジスタFSの
値が0で、今回の計測は区間の始点におけるものである
ことが判断され、ステップS25へ進み行指定レジスタ
Pによって指定されているデータ記憶部MMの行すなわ
ち第1番目の区間に係る行(前述の如く、この場合、行
指定レジスタPには、第1番目の区間に係る行を指定す
るように、その行の行アドレスがセットされている)の
初期高度エリアMP,1に上記高度レジスタHにセットし
ておいた今回の計測に係る高度を初期高度として記憶す
る。その後、ステップS26でこの行の連続番号エリア
には連続番号1が記憶されていることを判断して、今回
の計測は連続計測であることを確認し、ステップS27
でその旨を記憶すべく測定態様指定レジスタFLに1を
セットする。次いでステップS28に進み今回の計測対
象区間が第1番目の区間であることを記憶すべく区間番
号レジスタLNに1をセットし、更にステップS29で
次の最終高度の計測時の処理に備えて、行指定レジスタ
Pにセットしておいた上記第1番目の区間用の行の行ア
ドレスをワーキングレジスタIに記憶する。
ードとした後、高度の計測に際しては、先ず、第1番目
の区間の始点の地点において、高度キーを操作する。こ
のとき該操作は、ステップS20で検出され、次いでス
テップS21で前記同様にしてその地点の気圧が測定さ
れ、そしてステップS22でこの測定された気圧に基づ
いてその地点の高度が得られ、該高度は高度レジスタH
にセットされる。然る後、ステップS23で連続計測を
行なうのか否かを示す測定態様指定レジスタFLの値が
未だ0(非連続計測を指示する値)であることが判断さ
れ、その後ステップS24で高度種指定レジスタFSの
値が0で、今回の計測は区間の始点におけるものである
ことが判断され、ステップS25へ進み行指定レジスタ
Pによって指定されているデータ記憶部MMの行すなわ
ち第1番目の区間に係る行(前述の如く、この場合、行
指定レジスタPには、第1番目の区間に係る行を指定す
るように、その行の行アドレスがセットされている)の
初期高度エリアMP,1に上記高度レジスタHにセットし
ておいた今回の計測に係る高度を初期高度として記憶す
る。その後、ステップS26でこの行の連続番号エリア
には連続番号1が記憶されていることを判断して、今回
の計測は連続計測であることを確認し、ステップS27
でその旨を記憶すべく測定態様指定レジスタFLに1を
セットする。次いでステップS28に進み今回の計測対
象区間が第1番目の区間であることを記憶すべく区間番
号レジスタLNに1をセットし、更にステップS29で
次の最終高度の計測時の処理に備えて、行指定レジスタ
Pにセットしておいた上記第1番目の区間用の行の行ア
ドレスをワーキングレジスタIに記憶する。
【0030】以上の如くして第1番目の区間の初期高度
の計測を終えた後、この実施例を所持して、第1番目の
区間の終点を目指して移動し、当該終点に至ったとき
は、再度、高度キーを操作する。このとき該操作をステ
ップS20で検出し、ステップS22で気圧を測定し、
ステップS22で気圧により高度を求め、それを高度レ
ジスタHにセットする。更に、ステップS23で測定態
様指定レジスタFLの値は既に0でなく1となってお
り、連続計測が指示されていることが判断されステップ
S40に進む。そして、ステップS40では、ワーキン
グレジスタIによって指定されるデータ記憶部MMにお
ける行すなわち第1番目の区間に係る行(参照ステップ
S29)の最終高度エリアMI,2に高度レジスタHにセ
ットしておいた今回の計測に係る高度を第1番目の区間
の最終高度として記憶する。然る後、ステップS41で
は前記ステップS37における計算処理(1)と同様の
計算処理(1)(すなわち図5に示す処理)を実行し
て、水平距離、斜距離、斜度のうち未記憶の2種のデー
タを、上記第1番目の区間の初期高度、最終高度および
プリセットされているデータ(上記3種のデータのうち
のいずれか1種のデータ)とより算出し、それぞれ当該
行の対応するエリアに記憶する。
の計測を終えた後、この実施例を所持して、第1番目の
区間の終点を目指して移動し、当該終点に至ったとき
は、再度、高度キーを操作する。このとき該操作をステ
ップS20で検出し、ステップS22で気圧を測定し、
ステップS22で気圧により高度を求め、それを高度レ
ジスタHにセットする。更に、ステップS23で測定態
様指定レジスタFLの値は既に0でなく1となってお
り、連続計測が指示されていることが判断されステップ
S40に進む。そして、ステップS40では、ワーキン
グレジスタIによって指定されるデータ記憶部MMにお
ける行すなわち第1番目の区間に係る行(参照ステップ
S29)の最終高度エリアMI,2に高度レジスタHにセ
ットしておいた今回の計測に係る高度を第1番目の区間
の最終高度として記憶する。然る後、ステップS41で
は前記ステップS37における計算処理(1)と同様の
計算処理(1)(すなわち図5に示す処理)を実行し
て、水平距離、斜距離、斜度のうち未記憶の2種のデー
タを、上記第1番目の区間の初期高度、最終高度および
プリセットされているデータ(上記3種のデータのうち
のいずれか1種のデータ)とより算出し、それぞれ当該
行の対応するエリアに記憶する。
【0031】以上の如くして、第1番目の区間に関する
2種の高度および各種データをデータ記憶部MMの対応
する行に記憶した後には、次の第2番目の区間における
計測の準備および第2番目の区間の初期高度の記憶処理
を実行する。先ずステップS42では区間番号レジスタ
LNの値を1だけ大きなものすなわち、第1番目の区間
を表わす1に1を加えた2とし、次は第2番目の区間を
計測対象とする旨を記憶する。然る後、ステップS43
〜S46ではワーキングレジスタIの値を1〜20の間
で、順次、変えながら、このワーキングレジスタIで指
定される行を順次点検していき、連続番号エリアMI,0
に上記区間番号レジスタLNの値すなわち2が記憶され
ている行を捜す(すなわち第2番目の区間に係る行を捜
す)。そして、上記行が見つかったときは、高度レジス
タHにセットされている第1番目の区間の終点の高度
(これは第2番目の区間の始点における高度でもある)
を上記行(すなわち第2番目の区間用の行)の初期高度
エリアMI,1に初期高度として記憶する(ステップS4
8)。
2種の高度および各種データをデータ記憶部MMの対応
する行に記憶した後には、次の第2番目の区間における
計測の準備および第2番目の区間の初期高度の記憶処理
を実行する。先ずステップS42では区間番号レジスタ
LNの値を1だけ大きなものすなわち、第1番目の区間
を表わす1に1を加えた2とし、次は第2番目の区間を
計測対象とする旨を記憶する。然る後、ステップS43
〜S46ではワーキングレジスタIの値を1〜20の間
で、順次、変えながら、このワーキングレジスタIで指
定される行を順次点検していき、連続番号エリアMI,0
に上記区間番号レジスタLNの値すなわち2が記憶され
ている行を捜す(すなわち第2番目の区間に係る行を捜
す)。そして、上記行が見つかったときは、高度レジス
タHにセットされている第1番目の区間の終点の高度
(これは第2番目の区間の始点における高度でもある)
を上記行(すなわち第2番目の区間用の行)の初期高度
エリアMI,1に初期高度として記憶する(ステップS4
8)。
【0032】以上の如くして、第2番目の区間の初期高
度をデータ記憶部MMに記憶した後には、当該実施例を
所持して当該区間の終点に向って移動するが、該終点に
至ったときは、最終高度を計測すべく、高度キーを操作
する。この場合もステップS20で該操作を検出し、気
圧測定を行ない(ステップS21)、得られた気圧から
高度を得て、これを高度レジスタHにセットし(ステッ
プS22)、更に、測定態様指定レジスタFLの値が既
に0でなく、1となっており連続計測中であることを判
断し、ステップS40に進む。そして、ステップS40
では、ワーキングレジスタIによって指定されているデ
ータ記憶部MMの行すなわち第2番目の区間の行の最終
高度エリアMI,2に上記高度レジスタHにセットしてお
いた今回の計測による高度を当該区間の最終高度として
記憶する。然る後、ステップS41では、前記同様に計
算処理(1)を実行し、第2番目の区間における水平距
離、斜距離、斜度の中で、上記行に未記憶のものを算出
し対応するエリアに記憶する。次いで、区間番号レジス
タLNの値を1だけ大きい3として、次の計測は第3番
目の区間を対象とする旨を記憶し(ステップS42)、
更に、第3番目の区間用の行を捜して、その行の初期高
度エリアに高度レジスタHに記憶されている第2番目の
区間の終点の高度を記憶する(ステップS43〜S4
6、S48)。以下、同様にして、第3番目の区間の最
終高度、第4番目の区間の初期高度、第4番目の区間の
最終高度、……が、順次、データ記憶部MMの対応する
エリアに記憶されていき、また、これらの高度等から算
出されるデータも対応するエリアに記憶されていくこと
になる。なお、上述の如くに計測或いは算出されデータ
記憶部MMに記録されたデータは、切替キーを操作して
行指定レジスタPによりその行を指定することにより一
連の処理の後の表示処理においてそれぞれ表示パネル1
0の所定の表示部に表示されていく(図3のステップS
7すなわち図7のステップS95、S97、S98)。
度をデータ記憶部MMに記憶した後には、当該実施例を
所持して当該区間の終点に向って移動するが、該終点に
至ったときは、最終高度を計測すべく、高度キーを操作
する。この場合もステップS20で該操作を検出し、気
圧測定を行ない(ステップS21)、得られた気圧から
高度を得て、これを高度レジスタHにセットし(ステッ
プS22)、更に、測定態様指定レジスタFLの値が既
に0でなく、1となっており連続計測中であることを判
断し、ステップS40に進む。そして、ステップS40
では、ワーキングレジスタIによって指定されているデ
ータ記憶部MMの行すなわち第2番目の区間の行の最終
高度エリアMI,2に上記高度レジスタHにセットしてお
いた今回の計測による高度を当該区間の最終高度として
記憶する。然る後、ステップS41では、前記同様に計
算処理(1)を実行し、第2番目の区間における水平距
離、斜距離、斜度の中で、上記行に未記憶のものを算出
し対応するエリアに記憶する。次いで、区間番号レジス
タLNの値を1だけ大きい3として、次の計測は第3番
目の区間を対象とする旨を記憶し(ステップS42)、
更に、第3番目の区間用の行を捜して、その行の初期高
度エリアに高度レジスタHに記憶されている第2番目の
区間の終点の高度を記憶する(ステップS43〜S4
6、S48)。以下、同様にして、第3番目の区間の最
終高度、第4番目の区間の初期高度、第4番目の区間の
最終高度、……が、順次、データ記憶部MMの対応する
エリアに記憶されていき、また、これらの高度等から算
出されるデータも対応するエリアに記憶されていくこと
になる。なお、上述の如くに計測或いは算出されデータ
記憶部MMに記録されたデータは、切替キーを操作して
行指定レジスタPによりその行を指定することにより一
連の処理の後の表示処理においてそれぞれ表示パネル1
0の所定の表示部に表示されていく(図3のステップS
7すなわち図7のステップS95、S97、S98)。
【0033】また、この連続計測においても、前述の非
連続計測におけると同様に、水平距離、斜距離、斜度の
3種のデータのいずれをもプリセットすることなく(た
だしこの場合は、連続計測の対象となる各区間に対応す
るデータ記憶部MMの行を確保し、各行の連続番号エリ
アに連続番号をプリセットしておくことは必要であ
る)、高度の計測を開始することもできる。このような
利用をした後には、計測後、プリセットキーを操作して
プリセットモードとし(ステップS55〜S58)、上
記3種のデータのうちのいずれか1種を、プラスキー或
いはマイナスキーを操作して対応する行の対応するエリ
アに記憶し(ステップS68〜S72)、その後、プリ
セットキーを再度、操作してノーマルモードに戻すが
(ステップS55、S56、S59)、この際も、前述
のステップS60すなわち図6の計算処理(2)が実行
され、上記3種のデータのうち記憶されていないデータ
が算出され対応するエリアに記憶される。すなわち、ワ
ーキングレジスタQに1〜20までの値を、順次、セッ
トしながらこのワーキングレジスタQによって指定され
るデータ記憶部MMの行を順次点検(ステップS85、
S91、S92)、初期高度、および最終高度が記憶さ
れており、上記3種のデータ中のいずれかが記憶されて
おらず、かつ上記3種のデータ中の1つが記憶されてい
る行を捜し(ステップS86〜S89)、斯る行が見つ
かったときは、記憶されている両高度および上記1種の
データに基づき、他の2種のデータを算出して記憶する
(ステップS90)という処理を繰返す。然して、各区
間に対応する各行に全データが記憶されるに至った後
は、各行のデータは切替キーを操作して行指定レジスタ
Pによりその行を指定することにより表示処理において
表示パネル10に表示されることになる(図7のステッ
プS95、S97、S98)。
連続計測におけると同様に、水平距離、斜距離、斜度の
3種のデータのいずれをもプリセットすることなく(た
だしこの場合は、連続計測の対象となる各区間に対応す
るデータ記憶部MMの行を確保し、各行の連続番号エリ
アに連続番号をプリセットしておくことは必要であ
る)、高度の計測を開始することもできる。このような
利用をした後には、計測後、プリセットキーを操作して
プリセットモードとし(ステップS55〜S58)、上
記3種のデータのうちのいずれか1種を、プラスキー或
いはマイナスキーを操作して対応する行の対応するエリ
アに記憶し(ステップS68〜S72)、その後、プリ
セットキーを再度、操作してノーマルモードに戻すが
(ステップS55、S56、S59)、この際も、前述
のステップS60すなわち図6の計算処理(2)が実行
され、上記3種のデータのうち記憶されていないデータ
が算出され対応するエリアに記憶される。すなわち、ワ
ーキングレジスタQに1〜20までの値を、順次、セッ
トしながらこのワーキングレジスタQによって指定され
るデータ記憶部MMの行を順次点検(ステップS85、
S91、S92)、初期高度、および最終高度が記憶さ
れており、上記3種のデータ中のいずれかが記憶されて
おらず、かつ上記3種のデータ中の1つが記憶されてい
る行を捜し(ステップS86〜S89)、斯る行が見つ
かったときは、記憶されている両高度および上記1種の
データに基づき、他の2種のデータを算出して記憶する
(ステップS90)という処理を繰返す。然して、各区
間に対応する各行に全データが記憶されるに至った後
は、各行のデータは切替キーを操作して行指定レジスタ
Pによりその行を指定することにより表示処理において
表示パネル10に表示されることになる(図7のステッ
プS95、S97、S98)。
【0034】なお、この発明は上記実施例に限定され
ず、この発明を逸脱しない範囲内において種々変形応用
可能である。
ず、この発明を逸脱しない範囲内において種々変形応用
可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、始点、
終点に到達した際に外部操作スイッチを操作して、始点
及び終点の高度データを記憶した後、始点、終点間の水
平方向距離データ、直線距離データ及び前記始点、終点
の角度データのうちの1つのデータを入力する入力する
と、1つのデータ以外の少なくとも1つの他のデータを
算出して表示するものであるから、高度のみならず、多
様な情報をも得られる圧力センサ付電子機器の提供を可
能とする。
終点に到達した際に外部操作スイッチを操作して、始点
及び終点の高度データを記憶した後、始点、終点間の水
平方向距離データ、直線距離データ及び前記始点、終点
の角度データのうちの1つのデータを入力する入力する
と、1つのデータ以外の少なくとも1つの他のデータを
算出して表示するものであるから、高度のみならず、多
様な情報をも得られる圧力センサ付電子機器の提供を可
能とする。
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示す図。
【図2】図1におけるRAMの構成を示す図。
【図3】本実施例の動作の概要を示すジェネラルフロー
チャート。
チャート。
【図4】図3中のスイッチ処理を詳細に示すフローチャ
ート。
ート。
【図5】図4中の計算処理(1)を詳細に示すフローチ
ャート。
ャート。
【図6】図4中の計算処理(2)を詳細に示すフローチ
ャート。
ャート。
【図7】図3中の表示処理を詳細に示すフローチャー
ト。
ト。
【図8】各種状態における表示部の表示の変遷を示す
図。
図。
5 圧力センサ 10 表示パネル 10a 現在高度表示部 10b 初期高度表示部 10c 水平距離表示部 10d 連続番号表示部 10e 最終高度表示部 10f 斜距離表示部 10g 斜度表示部 H 高度レジスタ P 行指定レジスタ LN 区間番号レジスタ J エリア指定レジスタ FL 測定態様指定レジスタ FS 高度種指定レジスタ MM データ記憶部 M0 連続番号エリア M1 初期高度エリア M2 最終高度エリア M3 水平距離エリア M4 斜距離エリア M5 斜度エリア
Claims (2)
- 【請求項1】 圧力センサと、 この圧力センサで検出された圧力から高度データを求め
る高度算出手段と、始点、終点 に到達した際に操作される外部操作スイッチ
と、 この外部操作スイッチが操作された時に前記高度算出手
段で得られた高度データを、始点データ及び終点高度デ
ータとして記憶する記憶手段と、 この記憶手段に、前記始点データ及び終点高度データが
記憶された後、前記始点、終点間の水平方向距離デー
タ、直線距離データ及び前記始点、終点の角度データの
うちの1つのデータを入力する入力手段と、 この入力手段により前記1つのデータが入力された後、
前記1つのデータ以外の少なくとも1つの他の データを
算出する算出手段と、 この算出手段で得られたデータを表示する表示手段と、 を備えることを特徴とする圧力センサ付電子機器。 - 【請求項2】 圧力センサと、この圧力センサで検出さ
れた圧力から高度データを求める高度算出手段と、複数の区間夫々の終点に到達する毎に 操作される外部操
作スイッチと、 この外部操作スイッチが操作された時に前記高度算出手
段で得られた高度データを、前の区間の終点高度データ
として記憶すると共に次の区間の始点高度データとして
記憶する記憶手段と、 この記憶手段に、前記複数の区間夫々の始点及び終点高
度データが記憶された後、前記複数の区間夫々の始点、
終点間の水平方向距離データ、直線距離データ及び前記
始点、終点の角度データのうちの1つのデータを入力す
る入力手段と、 この入力手段により前記複数の区間の前記1つのデータ
が入力された後、前記1つのデータ以外の少なくとも1
つの他の データを算出する算出手段と、 この算出手段で得られたデータを表示する表示手段と、 を備えることを特徴とする圧力センサ付電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03165183A JP3082316B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 圧力センサ付電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03165183A JP3082316B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 圧力センサ付電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04364415A JPH04364415A (ja) | 1992-12-16 |
JP3082316B2 true JP3082316B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=15807425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03165183A Expired - Lifetime JP3082316B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 圧力センサ付電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3082316B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7079097B2 (ja) * | 2018-01-12 | 2022-06-01 | 株式会社竹中土木 | 携帯型端末装置、及び測量プログラム |
CN108756218B (zh) * | 2018-05-02 | 2020-10-20 | 深圳市特辰科技股份有限公司 | 一种爬架角度监控方法、系统以及角度监测终端 |
-
1991
- 1991-06-11 JP JP03165183A patent/JP3082316B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04364415A (ja) | 1992-12-16 |
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