JPH0430493Y2 - - Google Patents

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JPH0430493Y2
JPH0430493Y2 JP1986172305U JP17230586U JPH0430493Y2 JP H0430493 Y2 JPH0430493 Y2 JP H0430493Y2 JP 1986172305 U JP1986172305 U JP 1986172305U JP 17230586 U JP17230586 U JP 17230586U JP H0430493 Y2 JPH0430493 Y2 JP H0430493Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、圧力センサを備え、高度、水深等を
測定する圧力センサ付電子機器に関するものであ
る。
[考案の背景] 従来から、圧力センサを利用して、大気圧又は
水圧を計測し、その計測結果から鉛直距離、即ち
高度又は水深を得てそれを表示する小型電子機器
が提案されている。
ところで、登山、ハンググライデイング、スキ
ンダイビング等においては、スタート地点から所
定の鉛直距離毎に節目毎にその地点の経過を認識
できれば、ペース配分に極めて有利である。しか
し、上記した小型電子機器は測定地点の高度又は
水深を表示するにとどまり、上述したペース配分
に供せるものではなかつた。
[考案の目的] 本考案は、上述のような事情に鑑みてなされた
もので、鉛直距離すなわち高度、水深に一定の変
化があつた度に、その旨を認識できるようにした
圧力センサ付電子機器の提供を目的とする。
[考案の要点] 圧力センサを利用して得た基準地点から現地点
までの鉛直距離と、予め設定しておいた所定の鉛
直距離又は当該所定の鉛直距離に相当する圧力変
化とに基づき、基準地点から上記所定鉛直距離だ
けの鉛直方向移動がある毎に、その旨を報知する
ようにしたことを要旨とする。
[実施例] 以下、この考案を図面に示す一実施例に基づい
て具体的に説明する。なお、本実施例は時刻を指
針表示すると共にいわゆるデイジタル表示をもす
る電子腕時計に本考案を適用したものである。
構 成 第2図aは、本実施例の外観を示すもので、図
中1は時計ケースであり、この前面には指針12
および液晶表示装置4を有す表示部3が配されて
いる。また、時計ケース1の周辺部にはリユーズ
スイツチS5、モードスイツチSM以外にS1からS4
で示される各種スイツチが設けられている。な
お、同図bは上記液晶表示装置4の表示セグメン
トの配置を示すものである。
第1図は、本実施例のブロツク回路図である。
図中6は発振回路で、この出力は分周回路7で
1P/S信号に分周された後、アンドゲート14、
時刻計数回路8およびステツプモータ駆動回路9
に与えられる、ステツプモータ駆動回路9は
1P/S信号を受け、ステツプモータ10を駆動
し、ステツプモータ10の回転力は輪列機構11
を介して指針12の運針に供される。また時刻計
数回路8は、秒、分および時カウンタを有してお
り、上記1P/S信号を計数して時刻情報をCPU
21に供給する。
CPU21は、スイツチ部17からのスイツチ
入力信号に基づき、予め記憶されているマイクロ
プログラムに従つた各種処理を実行する回路であ
り、時刻表示モードから他のモードへの切換に際
しては(本実施例は液晶表示装置4に時刻データ
を表示する時刻表示モードと、高度計として機能
する高度計モードと、水深計として機能する水深
計モードとの3つのモードを有している)、信号
aをRSフリツプ・フロツプ13に送出して、こ
れをセツトすることによりアンドゲート14を開
成し、分周回路7からの1P/S信号を圧力計測
のタイミング信号として導入し、逆に、上記他の
モードから時計モードへの切換に際しては、信号
bをRSフリツプ・フロツプ13に送出して、こ
れをリセツトすることによりアンドゲート14を
閉成し、上記1P/S信号の入力を禁止する。ま
た、CPU21は導入された上記1P/S信号に同
期して、動作指令信号cを圧力センサ2およびア
ナログ・デイジタル変換回路15に送り、これら
動作せしめるが、この際、圧力センサ2はこの装
置が置かれている地点での圧力(気圧又は水圧)
を検出し、アナログ・デイジタル変換回路15は
この検出圧力をKg/cm2を単位とするデイジタル量
に変換した上CPU21に送出する。
RAM20は、CPU21の制御の下で、データ
の書込み・読出しが行なわれるもので、後述の各
種レジスタが配されている。ブザー回路19は、
予め設定した高度差又は水深差が検出された際、
CPU21の制御の下で、ブザー音を発する回路
である。液晶表示装置4は、CPU21から送ら
れて来るデータを表示する装置であり、時刻表示
モードには現在時刻、その他のモードには高度、
水深等を表示する。
第3図は、RAM20の主要構成を示すもので
ある。レジスタPは高度計モードおよび水深計モ
ードにおいて、計測タイミング毎に計測される現
地点の圧力(大気圧又水圧)を、刻々と記憶して
いくレジスタであり、レジスタP0は高度又は水
深の基準とする(以下、基準地点と記す)におけ
る圧力を記憶するレジスタである。レジスタPH
は、基準地点に対する現地点の相対的な高度(以
下、相対高度と記す)を刻々と記憶していくレジ
スタであり、レジスタPHは基準地点に対する現
地点の相対的な水深(以下、相対水深と記す)を
刻々と記憶していくレジスタである。そして、メ
モリHAL′およびWAL′は、それぞれ一定の高度
又は水深の変化があつた毎に、その旨をブザー音
で報知せしめるべく、その一定の高度又は水深
(以下、昇降アラーム距離と記す)をメートルを
単位として設定しておくメモリであり、メモリ
HALおよびWALは、この昇降アラーム距離の設
定に際し一時的に用いられるメモリであり、該距
離、又は該距離に相当する圧力変化が設定され
る。レジスタP′Hは高度に上記の昇降アラーム距
離だけの変化があつた毎にその地点の相対高度を
記憶していくレジスタであり、他方、レジスタ
P′Wの方は、水深に上記の昇降アラーム距離だけ
の変化があつた毎に、その地点の相対水深を記憶
していくレジスタである。また、メモリHMAX
よびHMINは、それぞれ目標とする最大および最
小相対高度(以下、それぞれ最大アラーム距離お
よび最小アラーム距離と記す)を設定しておくメ
モリで、メモリWMAXは目標とする最大相対水深
(以下、上記メモリHMAXの場合と同様、最大アラ
ーム距離と記す)を設定しておくメモリである。
メモリTMは、高時計又は水深計としての計測を
開始した時点からの時間経過を、刻々、記憶して
いくメモリである。メモリHTMは高度計として
用いられているとき、計測を開始してから一定時
間(例えば、登山に際しての山頂到着目標時間
や、ハンググライデイングに際しての着地目標時
間)経過後、その旨をブザー音で報知せしめるべ
くその一定時間(以下、昇降アラーム時間と記
す)を設定しておくメモリであり、他方メモリ
WTMは水深計として用いられているとき、計測
を開始してから一定時間(例えば、スキンダイビ
ングに際しての浮上操作開始予定時間)経過後、
その旨をブザー音で報知せしめるべく、その一定
時間(以下、上記メモリHTMに設定される時間
と同様、昇降アラーム時間と記す)を設定してお
くメモリである。モードカウンタMは、3進カウ
ンタで、その値が0のときは、液晶表示装置4に
時刻を表示する時刻表示モードを指定し、1のと
きは、高度計として機能する高度計モードと指定
し、2のときは、水深計として機能する水深計モ
ードを指定する。また、状態カウンタNは、2進
のカウンタであり、高度計モードおよび水深計モ
ードのいずれのモードでも、その値が、0のとき
は、相対高度等又は相対水深等を液晶表示装置4
に表示する計測状態を指定し、1のときは、昇降
アラーム距離等を予めセツトしておくときのセツ
ト状態を指定する。表示カウンタAは上記計測状
態において(すなわち状態カウンタNが0のと
き)、表示する計測データ種を指定し、セツトデ
ータカウンタBは上記セツト状態において(すな
わち状態カウンタNが1のとき)、セツト可能デ
ータ種を指定する。桁指定用レジスタCは、各種
データを、スイツチS1、S4を用いて、いわゆるセ
ツトアンドセレクト方式で設定する際に、桁指定
をするレジスタであるが、昇降アラーム距離(該
距離に相当する圧力変化を含む。以下同様)の設
定に際してのみ、その値が5のときは次に説明す
るフラグFA又はフラグFBを指定する。フラグFA
は、高度計モードにおいて、メモリHALにセツ
トされている上記昇降アラーム距離の単位を示す
フラグで、立てられているときはm、降ろされて
いるときはmbを示す、他方、フラグFBは、水深
計モードにおいて、メモリWALにセツトされて
いる昇降アラーム距離の単位を示すフラグで、立
てられているときはm、降ろされているときは
Kg/cm2を示す。
動 作 次に、本実施例の動作を説明する。第4図は、
動作の概要を示すジエネラルフローチヤートであ
る。すなわち、スイツチ部17からのスイツチ入
力又は圧力計測のタイミング信号である1P/S
信号があつたかが判断され(ステツプS1)、いず
れもなかつた場合は、液晶表示装置4に時刻を表
示する表示処理(ステツプS3)実行され、ステ
ツプS1に復帰する。しかし、ステツプS1で、ス
イツチ入力が検出された場合は、対応するスイツ
チ処理(ステツプS2)が実行され、また1P/S
信号が検出された場合は、気圧又は水圧の計測等
を行う測定処理(ステツプS4)が実行され、そ
の後、計測データ等を液晶表示装置4に表示する
表示処理(ステツプS3)が行われてステツプS1
に復帰する。
第5図、第7図および第8図は、それぞれ上記
のスイツチ処理(ステツプS2)、測定処理(ステ
ツプS4)および表示処理(ステツプS3)を詳細
に示したフローチヤートであり、第6図は第5図
中のセツト処理(ステツプS50)を詳細に示すフ
ローチヤートである。第9図は各スイツチ操作に
伴なうモード、状態および液晶表示装置4の表示
の変遷を示すものである。以下各スイツチ操作時
の動作について説明する。
(A) 高度計として利用する際の動作 (1) 時刻表示モードから高度計モードへのモード
切換 いま、第9図aに示すように、時刻表示モード
にあり、液晶表示装置4に現在時刻(10時58分23
秒)が表示されているとする。ここでモードスイ
ツチSMを操作すると、第4図のステツプS1でそ
のステツプ入力があつたことを検出して、ステツ
プS2のスイツチ処理すなわち第5図のフローチ
ヤートに入り、ステツプS10でそのスイツチ入力
がモードスイツチSMによるものであることを検
出し、未だ時刻表示モードであることを確認し
(ステツプS11)、その上でモードカウンタMに1
をセツトして高度計モードに切換える(ステツプ
S12)。そして圧力センサ2およびアナログ・デ
イジタル変換回路15に動作指令信号cを送出
し、現地点の気圧を測定し、これを初期圧力すな
わち基準地点における気圧としてレジスタP0
セツトする(ステツプS13)。また信号aを発し
てRSフリツプ・フロツプ13をセツトして圧力
計測タイミング信号である1P/S信号の導入を
開始する(ステツプS14)。更に、状態カウンタ
Nに0をセツトして計測状態を指定し、表示カウ
ンタAに0をセツトして相対高度表示状態を指定
する(ステツプS15)。すなわち、時刻表示モー
ドから圧力計モードに切換えられると、自動的に
計測状態の相対高度表示状態が指定されることに
なる。次いで、ステツプS16、S17ではレジスタ
P′H、メモリTMをクリアする初期設定が行なわ
れる。
以上のスイツチ処理(第4図のステツプS2)
の後、表示処理(第4図のステツプS3すなわち
第8図のフローチヤート)に入り、すでに時刻表
示モードから高度計モードに切換えられているこ
とを確認し(ステツプD1,D2)、次いで、計測
状態が指定されていることを確認し(ステツプ
D3)、更に、相対高度表示状態が指定されている
ことを確認して(ステツプD4)、レジスタPHの内
容すなわち相対高度が液晶表示装置4に表示され
る(ステツプD5)。しかし、この場合、高度計へ
の切換の直後で未だ基準地点からの高度差はなく
相対高度は0となる。その後、ステツプD6に進
み、液晶表示装置4の表示パネルの左上に
HEIGHTの文字を表示し高度計モードになつて
いることを示すと共に上記0の数字の右側にmの
文字を表示し、相対高度の単位をメートルとして
いる旨を示す(第9図b参照)。
(2) 高度計モードにおける初期設定 上記(1)の処理により、高度計モードに切換えた
後、前述の最大および最小アラーム距離、昇降ア
ラーム時間並びに昇降アラーム距離のセツトを行
なうべくセツト状態とするが、この場合は第9図
に示すようにスイツチS2を操作する。この際、第
5図のステツプS37で、該操作を検出し、状態カ
ウンタNに1をセツトしてセツト状態とし(ステ
ツプS38)、更にセツトデータカウンタBに0を
セツトして最大アラーム距離セツト状態とし、更
に桁指定用レジスタCに1をセツトして次のセツ
ト処理(ステツプS50)に備える(ステツプ
S39)。然る後、表示処理(第8図のフローチヤ
ート)に入り、ステツプD2,D3,D10を経てス
テツプD11に至り、メモリHMAXの内容すなわち
最大アラーム距離が液晶表示装置4に表示される
が、この場合は、該距離のセツト前であるので、
前回の使用時にセツトしたものが表示される。次
いで、液晶表示装置4の左上にHEIGHTの文字
を表示して高度計モードにあることを示し、同右
上にSETの文字を表示してセツト状態にあるこ
とを示し、該SETの文字の下方に三角形マーク
を表示して最大アラーム距離のセツト状態にある
ことを示す(ステツプD12)。
ここで、スイツチS1で桁を指定し、スイツチS4
でその指定した桁の数値を指定するセツトアンド
セレクト方式により、前述の最大アラーム距離の
セツト操作をすることになるが、この際、上記両
スイツチの操作がある度にステツプS32でセツト
状態にあることを確認し、ステツプS40,S45を
経てステツプS50すなわち第6図のフローチヤー
トに入り、最大アラーム距離セツト状態にあるこ
とを確認し(ステツプQ1)、ステツプQ2に至り
メモリHMAXに最大アラーム距離をセツトしてい
く。続く表示処理では、逐次、その段階で既にメ
モリHMAXにセツトされている数値、HEIGHTの
文字、SETの文字および三角マークが液晶表示
装置4に表示されていく(ステツプD11,D12)。
以上の如き処理が繰返されて、メモリHMAXに最
大アラーム距離がセツトされ、その最大アラーム
距離が三角マーク等と共に液晶表示装置4に表示
されることになる。例えば、最大アラーム距離と
して100mをセツトしたとすると液晶表示装置4
には第9図dの如き表示がなされる。
次いで、前述の昇降アラーム時間をセツトすべ
く昇降アラーム時間セツト状態とするが、この場
合は第9図に示すようにスイツチS3を操作する。
この際、ステツプS40で該操作を検出しセツトデ
ータカウンタBのカウント値を1にすることによ
り昇降アラーム時間セツト状態とした上で、桁指
定用レジスタCに1をセツトする(ステツプ
S41)。その後、ステツプS42を経て表示処理に入
り、ステツプD10でセツトデータカウンタBの値
が1になつていること確認し、ステツプD13を経
てステツプD14に進み、HEIGHT、SETの文字
を表示する。
ここで、スイツチS1、S4を操作するセツトアン
ドセレクト方式で昇降アラーム時間のセツト操作
をするが、この際、上記両スイツチの操作がある
度にステツプS32で昇降でセツト状態にあること
を確認し、ステツプS40、S45を経てステツプS50
すなわち第6図のフローチヤートに入り、現在、
昇降アラーム時間セツト状態にあることを確認
(ステツプQ3)した上で、メモリHTMに昇降ア
ラーム時間をセツトしていく処理が実行される。
続く表示処理では、その段階で既にメモリHTM
にセツトされている数値、HEIGHTの文字、
SETの文字が液晶表示装置4に表示される(ス
テツプD13、D14)。以上の処理が繰返されて、
メモリHTMに昇降アラーム時間がセツトされ、
該時間がHEIGHTの文字等と共に液晶表示装置
4に表示されることになる。例えば、昇降アラー
ム時間として1時間30分をセツトしたとすると液
晶表示装置4には第9図eの如き表示がなされ
る。
次いで、前述の昇降アラーム距離をセツトすべ
く昇降アラーム距離セツト状態とするが、この場
合は、第9図に示すように、スイツチS3を操作す
る。この際、ステツプS40で該操作を検出し、セ
ツトデータカウンタBに+1するインクリメント
処理をしてカウント値を2にすることにより昇降
アラーム時間セツト状態とした上で、桁指定用レ
ジスタCに1をセツトする初期処理を実行する
(ステツプS41)。その後、ステツプS42を経て表
示処理が実行される(ステツプD15〜D18)。
ここでスイツチS1、S4を操作するセツトアンド
セレクト方式で昇降アラーム距離のセツト操作を
するが、この場合、上記スイツチS1、S4の操作が
ある度にステツプS50すなわち第6図のフローチ
ヤートに入り、スイツチS1の操作の場合は、その
都度、桁指定用レジスタCに+1するインクリメ
ント処理を実行して指定桁を変更していくが(ス
テツプQ7)、桁指定用レジスタCの値が6になつ
た場合は強制的に1に戻す(ステツプQ8,Q9)。
他方、スイツチS4の操作の場合は、桁指定用レジ
スタCの値が既に5になつているかを調べ(ステ
ツプQ10)、未だ5に至つていないときは、メモ
リHALに記憶されている昇降アラーム距離の桁
指定用レジスタCで指定される桁に+1する処理
が実行され、桁指定用レジスタCの値が5になつ
ているときは上記操作により入力された昇降アラ
ーム距離の単位がmなのかmbなのかを示す前述
のフラグFAを反転する処理が実行される(ステ
ツプQ11,Q12,Q13)。すなわち、桁指定用レジ
スタCが5のときは、液晶表示装置4に表示され
ている単位が設定中のデータに係る単位と異なつ
ているときのみスイツチS4を操作することにな
る。なお、スイツチS1,S4による上記各処理の後
には、その都度、表示処理が実行され、その時点
に、メモリHALにセツトされている数値が液晶
表示装置4に表示され(ステツプD15)、その時
点におけるフラグFAに基づいた単位表示および
その他の文字の表示が行なわれる(ステツプ
D16,D17,D18)。
次いで、前述の最小アラーム距離をセツトすべ
く最小アラーム距離セツト状態とするが、この場
合は、第9図に示すように、スイツチS3を操作す
る。この場合、ステツプS40で該操作を検出し、
セツトデータカウンタBのカウント値を3、桁指
定用レジスタCの値を1とし(ステツプS41)、
ステツプS42を経て表示処理(ステツプD19,
D20)に入り、HEIGHT、SETの文字および最
小アラーム距離セツト状態にある旨を意味する逆
三角形マークが液晶表示装置4に表示される。
ここで、スイツチS1,S4を操作するセツトアン
ドセレクト方式で最小アラーム距離のセツト操作
をするが、この際、その操作がある度にステツプ
S50すなわち第6図のフローチヤートに入り、ス
テツプQ1,Q3,Q5を経て最小アラーム距離セツ
ト処理(ステツプQ15)に入り、スイツチ操作に
対応する処理が実行される。なお、当該各処理の
後には、その都度、表示処理が実行されその時点
にメモリHMINにセツトされている数値および
HEIGHTの文字等が液晶表示装置4に表示され
る(ステツプD19,D20)。例えば、最小アラー
ム距離を基準地点における相対高度すなわち0m
とし、これをセツトした場合は液晶表示装置4に
は第9図gの如き表示がなされる。
以上の処理により、高度計として利用する際
に、予め設定しておくべきデータのセツトは終了
するが、ここで、最大アラーム距離セツト状態に
戻す場合は、第9図に示すように、更にスイツチ
S3を操作する。この場合、ステツプS40で該操作
を検出し、セツトデータカウンタBの値を4とし
(ステツプS41)、ステツプS42を経てステツプS43
に至り、該カウンタの値を0に戻して最大アラー
ム距離とする。然る後、表示処理に入り、既にメ
モリHMAXにセツトされている最大アラーム距離
およびHEIGHTの文字等を液晶表示装置4に表
示される(ステツプD11,D12)。
(3) 高度計モードにおいてのセツト状態から計測
状態への切換 上記初期設定が終了した後、セツト状態から計
測状態に戻すが、この場合は、第9図に示すよう
に、スイツチS2を操作する(なお、この際、最大
アラーム距離セツト状態としておく必要はなく、
いずれのセツト状態であつてもよい)。
この場合、上記スイツチS2の操作を、ステツプ
S45で検出し、状態カウンタNの値を0として計
測状態とし(ステツプS46)、次いでフラグFA
立てられているか降ろされているかを調べ、それ
によりメモリHALにセツトされている昇降アラ
ーム距離の単位(m又はmb)を判断し(ステツ
プS47)、mの場合は、メモリHALにセツトされ
ている昇降アラーム距離をそのままメモリ
HAL′に転送してこれを記憶せしめ(ステツプ
S48)、mbの場合は、メモリHALにセツトされて
いる昇降アラーム距離をmを単位とする昇降アラ
ーム距離に変換した上で、これをメモリHAL′に
記憶せしめる(ステツプS49)。然る後、表示処
理に入り計測状態に戻つていることを確認し(ス
テツプD3)、表示カウンタAの値に応じてその時
点の計測データ等を液晶表示装置4に表示する
(ステツプD4,D5,D6,D8,D9)。
以上の初期操作で、高度計として利用できる状
態となる。
(4) 高度計モードでの計測 上述の状態で、測定地点を変えていつた場合、
すなわち、この装置を所持して登山等を開始した
ときは、1秒毎に実行される測定処理(ステツプ
S4)および表示処理(ステツプS3)において以
下の動作がなされる。すなわち、先ず圧力センサ
2およびアナログ・デイジタル変換回路15に動
作指令信号cを送り、これらを動作せしめ、刻々
の気圧を計測して、その計測結果をレジスタPに
セツトしていく処理が実行される(ステツプ
R1)。次いで先の計測のタイミングから更に1秒
経過した旨をメモリTMに記録し(ステツプ
R2)、現在、高度計モードにあることを確認の上
(ステツプR3)、ステツプR4に進む。このステツ
プでは、上記メモリTMに記録されている計測開
始後の経過時間が、メモリHTMにセツトされて
いる昇降アラーム時間に達しているかを判断し、
達しているときはその旨を報知すべくブザー回路
19にアラームA音を発生せしめる。次いでステ
ツプR6では、上記レジスタPの値と、先に、レ
ジスタP0に設定しておいた基準地点の気圧とを
読出し、下記の式に従つた演算を実行して、基準
地点からの現地点までの高さ、すなわち相対高度
を得、これをレジスタPHに記憶せしめる処理が
行なわれる。
相対高度(m)=18410.0×(og1013.25−
ogP′) 但しP′=9.80665×102×(A+1.033−B) A=現地点における気圧(Kg/cm2) B=基準点における気圧(Kg/cm2) 次いで、ステツプR7に進み、先に昇降アラー
ム距離だけの移動があつた旨のアラーム音があつ
たときから、更に昇降アラーム距離だけの登り又
は下りがあつたかが判断される。そのような移動
があつた場合は、更に、その移動が登りによるも
のか下りによるものかが判断される(ステツプ
R12)。そして、登りによるものの場合はレジス
タP′Hの値を昇降アラーム距離だけ加算した値で
更新した上で(ステツプR13)、そのような移動
があつた旨を報知すべくブザー回路19にアラー
ムB音を発生せしめ、他方、下りによるものの場
合は、レジスタP′Hの値を昇降アラーム距離だけ
減じた値で更新した上で(ステツプR15)、その
ような移動があつた旨を報知すべくブザー回路1
9にアラームC音を発生せしめる。上記ステツプ
R14又はステツプR16の処理のいずれかが終了し
た場合あるいはステツプR7で否定的判断がなさ
れた場合は、ステツプR8に進み、現地点の相対
高度が最大アラーム距離に達しているかが調べら
れ、達しているときは、その旨を報知すべくブザ
ー回路19にアラームD音を発生せしめ(ステツ
プR9)、更にステツプR10では、現地点の相対高
度が最小アラーム距離以下になつているかが調べ
られ、該距離以下になつているときはブザー回路
19にアラームE音を発生せしめる。
以上の処理の後、表示処理に入りステツプD1
〜D3を経てステツプD4に至り、その時点の表示
カウンタAの値に応じて相対高度又は計測時間の
いずれかがHEIGHTの文字等と共に液晶表示装
置4に表示される(ステツプD5,D6,D8,
D9)。
(5) 高度計モードにおける計測状態での表示切換 いま、相対高度を液晶表示装置4に表示してい
る状態すなわち第9図bの状態にあるとする。こ
こで、計測時間すなわち相対高度の計測を開始し
た時からの経過時間を液晶表示装置4に表示せし
めるには、第9図に示すようにスイツチS3を操作
する。
この場合、該スイツチ操作をステツプS33で
検出し、表示カウンタAの値をそれまで0から1
に更新することにより計測時間表示状態とし(ス
テツプS34)、ステツプS35を経て表示処理に入
る。そしてステツプD4で表示カウンタAの値が
既に1になつていることを確認し、メモリTMに
記録されている計測時間を液晶表示装置4に表し
(ステツプD8)、更にHEIGHTの文字を液晶表示
装置4に表示する(ステツプD9)。
また上記の計測時間の表示状態から相対高度の
表示に戻す場合も、第9図に示すように、スイツ
チS3を操作する。この場合、該操作をステツプ
S33で検出し、表示カウンタAの値をそれまでの
1から2とし(ステツプS34)、次いで、その表
示カウンタAの値が2になつているのを確認した
上で(ステツプS35)、表示カウンタAの値を0
にして相対高度の表示状態とする(ステツプ
S36)。然る後、表示処理に入り、既に表示カウ
ンタAの値が0になつているのを確認し(ステツ
プD4)、レジスタPHに記録されている相対高度を
液晶表示装置4に表示し(ステツプD5)、更に、
HEIGHTの文字および単位を表わすmの文字を
液晶表示装置4に表示する(ステツプD6)。
以上の如く、計測状態においては、スイツチS3
の操作により、液晶表示装置4に相対高度と計測
時間が交互に表示される。
(6) 高度計モードから時刻表示モードへの切換 第9図に示すように、計測状態にしておきモー
ドスイツチSMを操作して、一旦、水深計モード
とした上で、更にモードスイツチSMを操作する。
この際、先ず、最初のモードスイツチSMの最初
の操作をステツプS10で検出し、ステツプS11,
S81,S82を経てS83でモードカウンタMに2を設
定して、水深計モードとし、その後、続く一連の
処理(ステツプS84〜S86およびステツプD23〜
D26)が行なわれる。
次いで、モードスイツチSMの二回目の操作を
ステツプS10で検出し、ステツプS11,S81,S90
を経てステツプS91に至り、モードカウンタMに
0を設定して時刻表示モードとし、次いで信号b
を送出してRSフリツプ・フロツプ13をリセツ
トすることにより計測動作を停止し、表示処理に
入り、時刻表示処理すなわち時刻計数回路8から
の時刻データを液晶表示装置4に表示する処理が
開始される。
(B) 水深計として利用する場合の動作 (1) 水深計モードへの切換 第9図に示すように時刻表示モードから、直接
水深計モードへ切換えることはできず、この場
合、先ず前述の(A)の(1)で説明した操作および処理
により高度計モードとし、次いで、(A)の(6)で説明
した操作および処理(ステツプS10,S11,S81〜
S86,D23〜D26)により高度計モードから水深
計モードへと切換える。この際、ステツプS84の
処理により、必然的に計測状態の相対水深表示状
態(第9図h)になり、水深計モードにある旨を
示すDEPTHの文字等が液晶表示装置4に表示さ
れる。なお、上記時刻表示モードから高度計モー
ドの切換に際し、レジスタP0には基準地点の圧
力がセツトされる(ステツプS13)。
(2) 水深計モードにおける初期設定 水深計モードにした後、最大アラーム距離、昇
降アラーム時間等のセツトを行なうべくツト状態
とするが、この場合、前述の高度計モードにおけ
る場合の操作および処理(ステツプS37〜S39,
D10〜D12)と概ね同様の操作および処理(ステ
ツプS57〜S59,D30〜D32)により、セツト状態
の最大アラーム距離セツト状態(第9図j)とす
る。
次いで、高度計モードにおけると同様に、スイ
ツチS1,S4によるセツトアンドセレクト方式によ
り、上記最大アラーム距離をセツトする操作をす
る。この際、上記両スイツチの操作がある度にス
テツプS70のセツト処理が実行されるが、該処理
は、高度計モードにおけるセツト処理(ステツプ
S50すなわち第6図のフローチヤート)と略同一
となつている。すなわち、最大アラーム距離セツ
ト状態にあることを確認し(ステツプQ1)、その
後、最大アラーム距離をセツトしていく処理(ス
テツプQ2)が実行されていくが、この場合は高
度計モードのときと異なりメモリWMAXにセツト
されていく(高度計モードのときはメモリHMAX
にセツトされていく)。そして、続く表示処理で
は、その段階で既にメモリWMAXにセツトされて
いる数値等が液晶表示装置4に表示されていく。
例えば、最大アラーム距離として25mをセツトし
たとすると液晶表示装置4には第9図jの如き表
示がなされる。
次いで、昇降アラーム時間をセツトすべく昇降
アラーム時間セツト状態とするが、この場合も、
前述の高度計モードのときと概ね同様で、スイツ
チS3を操作し、これをステツプS60で検出し、昇
降アラーム時間セツト状態にすると同時に桁指定
用レジスタCに1を設定して次のセツト処理(ス
テツプS70)に備え(ステツプS61)、然る後、一
連の表示処理を実行する(ステツプD30,D33,
D34)。
ここで、高度計モードにおけると同様にスイツ
チS1,S4によるセツトアンドセレクト方式により
該時間をセツトする操作をする。そして、これら
の操作がある度にメモリWTMへのセツト処理
(ステツプS70)が実行され、その段階にメモリ
WTMにセツトされている数値等が液晶表示装置
4に表示されていく(ステツプD30,D33,
D34)。
以上のようにして、昇降アラーム時間として30
分をセツトしたとすると液晶表示装置4には第9
図kの如き表示がなされる。
次いで、昇降アラーム距離をセツトすべく昇降
アラーム距離セツト状態とするが、この場合も、
前述の高度計モードのときと概ね同様で、スイツ
チS3を操作し、これをステツプS60で検出して昇
降アラーム距離セツト状態とすると同時に桁指定
用レジスタCに1を設定して次のセツト処理(ス
テツプS70)に備え(ステツプS61)、然る後、一
連の表示処理(ステツプD35〜D38)を実行する
が、高度計モードの場合と異なり、その時点のフ
ラグFBに基づき液晶表示装置4にm又はKg/cm2
の単位表示がなされる(高度計モードのときはフ
ラグFAに基づきm又はmbの単位表示がなされ
る)。
ここで、高度計モードにおけると同様にスイツ
チS1,S4によるセツトアンドセレクト方式によ
り、上記昇降アラーム距離のセツト操作を行な
う。この際、高度計モードにおけるステツプQ5
〜Q14と概ね同様の処理が実行されるが、ステツ
プQ11〜Q13に相当する処理ではフラグFAではな
くフラグFBの反転が行なわれ、ステツプQ14に相
当する処理では、メモリWAL(メモリHALでは
なく)に設定されている数値の桁指定用レジスタ
Cで指定される桁の数値に1が加算されていく。
然る後、表示処理に入り、メモリWALにセツ
トされた昇降アラーム距離が液晶表示装置4に表
示され(ステツプD35)、上記セツト処理におい
て指定した該距離の単位(m又はKg/cm2)をフラ
グFBにより調べ、その単位の表示を行なう(ス
テツプD36〜D38)。例えば、昇降アラーム距離
として1mをセツトしたときは、液晶表示装置4
には第9図の如き表示がなされる。
また、第9図に示すように、水深計モードに
は、高度計モードの場合と異なり、最小アラーム
距離セツト状態はなく、スイツチS3の操作により
最大アラーム距離セツト状態に戻る。
この場合、ステツプS60で該操作を検出し、セ
ツトデータカウンタBの値を2から3にすると共
に桁指定用レジスタCに1をセツトし(ステツプ
S61)、すでにセツトデータカウンタBに3がセ
ツトされていることを確認した上で(ステツプ
S62)セツトデータカウンタBに0をセツトして
(ステツプS63)最大アラーム距離セツト状態と
し、続く表示処理では既にメモリWAXにセツト
されている最大アラーム距離等が液晶表示装置4
に表示される(ステツプD31,D32)。
(3) 水深計モードにおいてのセツト状態から計測
状態への切換 上記初期設定が終了した後、セツト状態から計
測状態に戻すが、この場合は、第9図に示すよう
に、高度計モードのときと同様であり、スイツチ
S2を操作する。
この場合、上記操作をステツプS65で検出して
計測状態とし(ステツプS66)、次いでフラグFB
を調べ(ステツプS67)、これが立つているとき
はメモリWALの昇降アラーム距離をそのままメ
モリWAL′に転送して記憶し(ステツプS68)、こ
れが降ろされているときはメモリWALのKg/cm2
を単位とする昇降アラーム距離をmを単位とする
ものに変換した上でメモリWAL′に記憶する(ス
テツプS69)。その後、表示処理に入り、その時
点の計測データ等が液晶表示装置4に表示される
(ステツプD25,D26,D28,D29)。
以上により、水深計として利用できる状態とな
る。
(4) 水深計モードでの計測 上述の状態で測定地点を変えていつた場合、す
なわち、この装置を持つてスキンダイビング等を
開始したときは、高度計モードのときと概ね同様
の計測動作がなされる。すなわち1秒毎にレジス
タPへの計測圧力の記録、計時およびモード判断
がなされ(ステツプR1〜R3)、既に昇降アラー
ム時間に至つているときはアラームF音を発生し
(ステツプR25)、次のステツプR26に進む。この
ステツプR26では上記レジスタPの値と、レジス
タP0の値とを読出し、下記の式に従つた演算を
実行して相対水深を得、これをレジスタPWに記
録せしめる。
相対水深(m)=A−B/0.998×10 但しA=現地点における水圧(Kg/cm2) B=基準点における水圧(Kg/cm2) 次いで、ステツプR27に進み、後述のアラーム
G音又はアラームH音の発生が、先にあつたとき
から更に昇降アラーム距離だけの移動があつたか
を調べ、そのような移動があつたときはそれが潜
水か浮上かを調べ(ステツプR32)、前者のとき
はレジスタP′Wの値を昇降アラーム距離だけ加算
した値で更新した上で、ブザー回路19にアラー
ムG音を発生せしめ(ステツプR33,R34)、後
者のときは、レジスタP′Wの値を昇降アラーム距
離だけ減じた値で更新した上で、ブザー回路19
にアラームH音を発生せしめる(ステツプR35,
R36)。上記アラームG音若しくはアラームH音
の発生の後、又は上記ステツプR27で否定的判断
がなされたときは、更に、最大アラーム距離に達
しているかが調べられ、達しているときはブザー
回路19にアラームI音を発生せしめる(ステツ
プR28,R29)。
以上の処理の後、表示処理に入り、その時点の
相対高度又は計測時間等を液晶表示装置4に表示
する(ステツプD23〜D26,D28,D29)。
(5) 水深モードにおける計測状態での表示切換 高度計モードにおけると同様にスイツチS3を操
作して行なう。この場合は、高度計モードにおけ
ると同様の処理(ステツプS53〜S56,D24〜
D26,D28,D29)により、液晶表示装置4の表
示が切換えられる(第9図h,i参照)。
(C) その他の動作 水深計モードから時刻表示モードへの切換は第
9図に示すようにモードスイツチSMを操作して
行なうがこの際の動作は、高度計モードから時刻
表示モードに切換える際の途中動作(前記(A)の(6)
で説明)と同様となる(ステツプS10,S11,
S81,S90,S91,S92,D40)。
また時刻表示モードにおいてモードスイツチ
SM以外のスイツチが操作されたときはステツプ
S21の時刻表示モードスイツチ処理が実行され
る。
なお、この考案は上記実施例に限定されず、こ
の考案を逸脱しない範囲内において種々変形応用
可能である。
[考案の効果] この考案は、以上説明したように、圧力センサ
を利用して得た基準地点から現地点までの鉛直距
離と、予め設定しておいた所定の鉛直距離又は当
該所定の鉛直距離に相当する圧力変化とに基づき
上記所定鉛直距離だけの鉛直方向移動がある毎
に、その旨を報知するようにしたものであるか
ら、鉛直距離すなわち高度、水深に所定の変化が
あつた度に、その旨を認識でき、登山、スキンダ
イビング等に際してのペース配分に便利な圧力セ
ンサ付電子機器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の回路構成を示す
図、第2図aは上記実施例の前面部を示す図、第
2図bは上記前面部に配されている液晶表示パネ
ルのセグメント配置を示す図、第3図は第1図に
おけるRAMの構成を示す図、第4図は上記実施
例の動作の概要を示すジエネラルフローチヤー
ト、第5図は第4図におけるスイツチ処理を詳細
に示すフローチヤート、第6図は第5図における
セツト処理(ステツプS50)を詳細に示すフロー
チヤート、第7図は第4図における測定処理を詳
細に示すフローチヤート、第8図は第4図におけ
る表示処理を詳細に示すフローチヤート、第9図
は上記実施例におけるスイツチ操作に伴なうモー
ド、状態、表示の変遷を示す図である。 1……時計ケース、2……圧力センサ、3……
表示部、4……液晶表示装置、6……発振回路、
7……分周回路、8……時刻計数回路、13……
RSフリツプ・フロツプ、14……アンドゲート、
15……アナログ・デイジタル変換回路、17…
…スイツチ部、19……ブザー回路、20……
RAM、21……CPU、A……表示カウンタ、B
……セツトデータカウンタ、C……桁指定用レジ
スタ、M……モードカウンタ、N……状態カウン
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定時間毎に現地点の圧力を検出して検出信号
    を出力する圧力センサと、この圧力センサからの
    前記検出信号に基づいて基準地点から現地点まで
    の鉛直距離情報を算出する現地点距離算出手段
    と、鉛直距離情報を入力する鉛直距離情報入力手
    段と、この鉛直距離情報入力手段によつて入力さ
    れた鉛直距離情報を記憶する入力距離情報記憶手
    段と、前記現地点距離算出手段で算出される基準
    地点から現地点までの鉛直距離情報が前記入力距
    離情報記憶手段に記憶された鉛直距離情報分だけ
    変化したこと及びその変化が鉛直方向への変化か
    鉛直方向とは反対方向への変化かを検出する変化
    量及び方向検出手段と、この検出手段によつて前
    記鉛直距離情報が前記入力距離情報記憶手段に記
    憶された鉛直距離情報分だけ変化した際に検出さ
    れた方向に応じて夫々異なつた報知音を発生する
    報知手段とを具備したことを特徴とする圧力セン
    サ付電子機器。
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JPS4876583A (ja) * 1971-12-02 1973-10-15
JPS4995671A (ja) * 1973-01-12 1974-09-11

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