JP3123093B2 - ストップウォッチ装置 - Google Patents

ストップウォッチ装置

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JP3123093B2
JP3123093B2 JP03043851A JP4385191A JP3123093B2 JP 3123093 B2 JP3123093 B2 JP 3123093B2 JP 03043851 A JP03043851 A JP 03043851A JP 4385191 A JP4385191 A JP 4385191A JP 3123093 B2 JP3123093 B2 JP 3123093B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明はストップウォッチ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車レース等において、レース参加車
がコースを一周する都度その所要時間(以下、ラップ時
間という)を測定するツールとして操作スイッチ(以
下、ラップスイッチという)を操作する度に前回のラッ
プスイッチの操作時からの経過時間、即ち、ラップ時間
が分かるようになっているストップウォッチ装置が知ら
れている。しかしながら、そうした従来のストップウォ
ッチ装置でラップ時間を測定するにはラップスイッチを
操作して測定対象のレース参加車が視界外に去って再び
視界内に入ってくるまで今か今かと待ち焦がれることに
なり、緊張が連続し疲労を感じ易いといった不都合があ
った。
【0003】そこで、もっと余裕をもってラップ時間の
測定を行えるようにするために本件出願人はラップ時間
の測定を行った際、そのとき得たラップ時間で指針が一
周するよう指針を駆動して指針を見て、次回のラップ時
間の測定時点のおおよその目安がつくようにしたストッ
プウォッチ装置を考案し先に出願した(実願平2−87
94)。
【0004】
【従来技術の問題点】前述のストップウォッチ装置はそ
れなりの効果を有し便利に使用できるものであるが、例
えば、レース場を同時にスタートした二台のレース参加
車のラップ時間を測定したい場合、二つのストップウォ
ッチ装置を用い、これらを同時に始動させ、両装置の指
針を見ながらラップ時間を測定しなければならず、非常
に煩わしくなる。また、数字データを表示する型式、所
謂、デジタル表示型式のストップウォッチ装置を用い、
二台のレース参加車のラップ時間の測定を複数回行い、
得られた毎回のラップ時間とそれらの合計時間の数字デ
ータを比較しただけでは、二台のレース参加車の位置関
係の推移、例えば、二台のレース参加車の車間距離がい
つごろ開き、いつごろ縮まったのかといったことが分か
り難い。
【0005】
【発明の目的】本発明は測定対象が複数ある場合であっ
ても簡単な操作でそれぞれのラップ時間の測定時点が分
かるような表示を行い、且つ、それぞれの測定対象の位
置関係の推移を知り得るよう後でシュミレーション表示
が可能なストップウォッチ装置を作製することを目的と
する。
【0006】
【発明の要点】本発明は前記目的を達成するために、少
なくとも2つの測定対象A、Bのラップの目安が明示で
きるように第1、第2の指針を備え、第1の指針を測定
対象Aの前回ラップで1周するように駆動し、第2の指
針を測定対象Bの前回ラップで1周するように駆動する
ようにした。また、競技中に得られた測定対象Aの複数
のラップ時間夫々で第1の指針が1周するような速度で
第1の指針を複数周連続的に駆動すると同時に、測定対
象Bの複数のラップ時間夫々で第2の指針が1周するよ
うな速度で第2の指針を複数周連続的に駆動するように
したことを要旨とする。
【0007】
【実 施 例】以下、図面を参照しながら本発明の実施
例について詳細に説明する。図1は本発明のストップウ
ォッチ装置の要部を示すブロック構成図である。同図に
おいて、ストップウォッチ装置にはCPU、ROM、入
出力ポート、クロックジェネレータ等を備えるマイクロ
プロセッサーユニット(MPU)1があり、このMPU
1にはRAM2がバスを介して接続されている。また、
キー入力部3の出力は前記MPU1に入力しており、発
振回路4の出力は分周回路5で32Hzの信号を得るよ
う分周され、この信号が前記MPU1に入力している。
前記MPU1の出力ポートからの信号は表示駆動回路6
に入力しており、この表示駆動回路6の出力でデジタル
表示部7の液晶セグメントが駆動されるよう構成されて
いる。
【0008】前記MPU1の他の二つの出力ポートから
の信号は分針駆動用ステップモータA駆動回路8と時針
駆動用ステップモータB駆動回路9にそれぞれ入力して
おり、前記ステップモータA駆動回路8の出力によりス
テップモータA10が駆動される。このステップモータ
A10の回転軸には輪列機構11を介して分針12に伝
達される。ステップモータA10が180ステップ駆動
すると分針12が1周するようになっている。そして、
前記ステップモータB駆動回路9の出力によりステップ
モータB13が駆動され、ステップモータB13の回転
力が輪列機構14を介して時針15に伝達される。
【0009】前記MPU1のROMには前記キー入力部
3からの信号に対応して前記分針12、前記時針15、
前記デジタル表示部7等を制御するためのプログラムが
書き込まれている。
【0010】キー入力部3には、押釦式のキーSM、S
1〜S3が備えられ、キーSMはモード選択キーであ
り、このキーSMが操作される毎に、時刻モード、スト
ツプウオッチモード及びラップ表示モードが順次選択さ
れる。キーS1はストツプウオッチモードでは、計測の
スタート/ストップを行い、ラップ表示モードではRA
Mに記憶されているラップ時間で分針12、時針15を
1周させるラップ表示のスタート/ストップを行うキー
である。キーS2はストツプウオッチモードのときに測
定対象Aのラップ時間を測定するためのキーであり、キ
ーS3はストツプウオッチモードのときに測定対象Bの
ラップ時間を測定するためのキーである。
【0011】図10は前記RAMの構成を示すものであ
る。モードレジスタMはモードを記憶するレジスタであ
り、0が記憶されているときは分針12、時針15で現
在時刻を表示する時計モードが指定され、1が記憶され
ているときはストップウォッチとして時間計測を行なう
ストツプウォッチモードが指定され、2が記憶されてい
るときにはRAMに記憶されているラツプ時間で分針1
2、時針15を1周させるラツプ表示モードが指定され
る。時刻記憶レジスタBTは現在時刻を記憶するレジス
タであり分周回路5からMPU1に入力される32Hz
の信号に同期して1/32秒が加算される。
【0012】分針現在位置記憶レジスタATPは分針1
2の位置を記憶するレジスタであり、分針12は前述し
たように180ステップで1周する。即ち、1分の目盛
を3ステップで移動するように構成されており、12時
の位置を0として0〜179の数値が記憶される。時針
現在位置記憶レジスタBTPは時針15の位置を記憶す
るレジスタであり、時針15は前述したように180ス
テップで1周する。即ち、1分の目盛を3ステップで移
動するように構成されていて、12時の位置を0として
0〜179の数値が記憶される。分針移動位置記憶レジ
スタANPは分針を移動させたいときに移動位置が0か
ら179の数値でセットされるレジスタであり、時針移
動位置記憶レジスタBNPは時針を移動させたいときに
移動位置が0から179の数値でセットされるレジスタ
である。
【0013】レジスタLTAはストップウォッチモード
のときに測定対象Aの前回ラツプ時間が記憶され、ラツ
プ表示モードのときにはRAM2から読み出され分針1
2で表示する測定対象Aのラップ時間を記憶するレジス
タであり、レジスタLTBはストップウォッチモードの
ときに測定対象Bの前回ラツプ時間が記憶され、ラツプ
表示モードのときにはRAM2から読み出され時針15
で表示する測定対象Bのラップ時間を記憶するレジスタ
である。レジスタLPAはストップウォッチモード及び
ラツプ表示モードにおいて、分針12を移動させるタイ
ミングを検出するために用いられるレジスタであり、レ
ジスタLPBはストップウォッチモード及びラツプ表示
モードにおいて、時針15を移動させるタイミングを検
出するために用いられるレジスタである。
【0014】計測スタート/ストップ・フラグレジスタ
FRはストップウォッチモードにおいて計測中は1にセ
ットされ、停止中には0にセツトされるフラグレジスタ
であり、計測時間記憶レジスタSTはストップウォッチ
モードにおいて計測時間を記憶するレジスタである。レ
ジスタFASはストップウォッチモードにおいて分針1
2で前回のラップ時間をシュミレーション中に分針12
が12時の位置に来た時に1にセットされるレジスタで
あり、レジスタFBSはストップウォッチモードにおい
て時針15で前回のラップ時間をシュミレーション中に
時針15が12時の位置に来た時に1にセットされるレ
ジスタである。レジスタFAZはストップウォッチモー
ドにおいて分針12で前回のラップ時間をシュミレーシ
ョン中に分針12が12時の位置に来る前にキーS2 が
操作され次のラップが取られたときに1がセットされ、
分針12で次のラツプ時間を表示するために分針12が
早送りされ12時の位置に来た時に0にセットされるレ
ジスタであり、レジスタFBZはストップウォッチモー
ドにおいて時針15で前回のラップ時間をシュミレーシ
ョン中に時針15が12時の位置に来る前にキーS3 が
操作され次のラップが取られたときに1がセットされ、
時針15で次のラツプ時間を表示するために時針15が
早送りされ12時の位置に来た時に0にセットされるレ
ジスタである。
【0015】ラップ回数記憶レジスタIはストップウォ
ッチモードにおいて測定対象Aのラップ回数を記憶する
レジスタ、即ち、計測開始後のキーS2 の操作回数を記
憶するレジスタであり、ラップ回数記憶レジスタJはス
トップウォッチモードにおいて測定対象Bのラップ回数
を記憶するレジスタ、即ち、計測開始後のキーS3 の操
作回数を記憶するレジスタである。表示ラップ回数記憶
レジスタKはラップ表示モードにおいて、分針12で表
示されているラップが何回目のラップ時間かを記憶する
レジスタであり、表示ラップ回数記憶レジスタLはラッ
プ表示モードにおいて、時針15で表示されているラッ
プが何回目のラップ時間かを記憶するレジスタである。
レジスタFAHはラップ表示モードにおいて分針12で
ラップ時間を表示して分針が12時の位置に来た時に1
がセットされ、次のラップ時間表示開始時に0がセット
されるレジスタであり、レジスタFBHはラップ表示モ
ードにおいて時針15でラップ時間を表示して時針が1
2時の位置に来た時に1がセットされ、次のラップ時間
表示開始時に0がセットされるレジスタである。ラップ
表示スタート/ストップ・フラグレジスタFPはラップ
表示モードにおいて分針12、時針15でラップ時間を
表示中に1にセットされるフラグレジスタである。ラッ
プ時間記憶部MA1 〜MA20は測定対象Aの第1回目か
ら20回目までのラップ時間を記憶するレジスタであ
り、ラップ時間記憶部MB1 〜MB20は測定対象Bの第
1回目から20回目までのラップ時間を記憶するレジス
タである。
【0016】図2は本実施例の動作のジェネラルフロー
チャートである。同図において、前記MPU1内のCP
Uは所定のイニシアライズルーチンの実行を済ませ、ジ
ェネラルフローチャートに示すプログラムの実行を開始
する。このルーチンにおいて、常時、前記CPUは待機
状態(ステップS1)になっており、前記キー入力部3
のキー操作がなされたときはキー処理ルーチン(フロー
5)及びデジタル表示部表示処理ルーチン(ステップS
6)を実行し、ステップS1に戻る。また、前記分周回
路5からの32Hzの信号が前記MPUに入力する毎
に、時刻計時処理ルーチン(ステップS2)を実行す
る。ここでは現在時刻を記憶する時刻記憶レジスタBT
に1/32秒を加算して現在時刻を更新する。次いで、
ステップS3でモード識別用のモードレジスタMのデー
タの値が(以下、単にレジスタMの値と略す)0で時計
モードになっているかどうかを判別し、レジスタMの値
が0であるときには時計モード・モータ駆動処理ルーチ
ン(フロー2)を実行しステップS4に入る。
【0017】一方、前記ステップS3において、前記レ
ジスタMの値が0でないと判断されたときには、前記ス
テップS4に入る。ステップS4では前記レジスタMの
値が1でストップウォッチモードになっているかどうか
を判別する。前記レジスタMの値が1ではないときには
ステップS5に分岐し、前記レジスタMの値が1である
ときはストップウォッチ処理ルーチン(フロー3)及び
ストップウォッチモードモータ駆動処理ルーチン(フロ
ー4)を実行してから前記ステップS5に入る。このス
テップS5では前記レジスタMの値が2でラップ表示モ
ードになっているかどうかを判別し、前記レジスタMの
値が2ではないときは前記ステップS6に分岐する。ま
た、前記ステップS5で前記レジスタMの値が2である
ときはRAM2に記憶されている毎回のラップ時間の推
移をシュミレーション的に再現するためのラップ表示処
理ルーチン(フロー6)とラップ表示モード・モータ駆
動処理ルーチン(フロー7)を実行してから前記ステッ
プS6に入る。そして、このステップS6では時計モー
ド(M=0)のとき、前記レジスタBTの現在時刻を、
ストップウォッチモード(M=1)のときは計測時間記
憶レジスタSTの計測時間をラップ表示モード(M=
2)のときには表示ラップ回数記憶レジスタK、Lの内
容をそれぞれ表示する。
【0018】図3はフロー2の時計モード・モータ駆動
処理の詳細を示すフローチャートである。まず、ステッ
プS10では現在時刻の分の単位に対応した分針位置と
分針現在位置記憶レジスタATPの内容とが一致してい
ないかどうかを判別する。一致しているときはステップ
S15に進み、一致していないときにはステップS11
を実行する。このステップS11では分針駆動用のステ
ップモータAを1ステップ駆動させる。次いで、ステッ
プS12に進み前記レジスタATPの内容に1を加算す
る。分針12と時針15は180ステップ(0〜17
9)で一周するようになっており、ステップS13で前
記レジスタATPが180になったかどうかを調べる。
前記レジスタATPが180になっていないときはステ
ップS15に進み、前記レジスタATPが180になっ
ているときはステップS14で前記レジスタATPに0
を設定する。
【0019】ステップS15では現在時刻の時の単位に
対応した時針位置と時針現在位置記憶レジスタBTPの
内容とが一致していないかどうかを判別する。一致して
いるときは、このフロー2の処理を終了する。一致して
いないときは前記分針12の制御と同様にステップS1
6を実行し、時針駆動用のステップモータBを1ステッ
プ駆動させる。次いで、ステップS17に進み前記レジ
スタBTPの内容に1を加算する。次に、ステップS1
8にて前記レジスタBTPが180になったかどうかを
調べる。前記レジスタBTPが180になっていないと
きは、このフロー2の処理を終了する。前記レジスタB
TPが180になっているときは、ステップS19で前
記レジスタBTPに0を設定してからこのフロー2の処
理を終了する。従って、時計モードにおいて分針12、
時針15が現在時刻を指示していない場合、分針12、
時針15が現在時刻を指示するまで32Hzで早送りさ
れる。
【0020】図4はフロー5のキー処理の詳細を示すフ
ローチャートである。モード選択キーSMが操作される
都度、時計モード、ストップウォッチモード、ラップ表
示モードに順次動作モードが切換わるようになってい
る。まず、ステップS40ではキーSMが操作されたか
どうかを判別する。キーSMが操作されていないときは
ステップS41に進み、前記レジスタMの値が0かどう
かを判別する。レジスタMの値が0でないときはステッ
プS50に進み、前記レジスタMの値が0のときはステ
ップS42で時計モードにおける時刻設定等のスイッチ
処理を行い、このフロー5の処理を終了する。
【0021】前記ステップS40において前記キーSM
が操作されているときは、ステップS43に進み、前記
レジスタMの値をインクリメントする。次いで、ステッ
プS44で前記レジスタMの値が2よりも大きいかどう
かを判別する。前記レジスタMの値が2よりも大きくな
いときはステップS46に分岐する。そして、前記レジ
スタMの値が2よりも大きいときはステップS45でM
の値を0に設定してステップS46に入る。ここでは、
前記レジスタMの値が1でストップウォッチモードであ
るかどうかを判別し、前記レジスタMの値が1でないと
きはステップS48に分岐する。前記レジスタMの値が
1であるときはステップS47のストップウォッチモー
ド初期処理に入り、ストップウォッチ計測時間記憶レジ
スタST、計測スタート/ストップ・フラグレジスタF
R、分針移動位置記憶レジスタANP、時針移動位置記
憶レジスタBNPのそれぞれを0に設定する。その後、
このフロー5の処理を終了してもよいが、図5のフロー
では前記ステップS48に進む。このステップS48で
は前記レジスタMの値が2でラップ表示モードにあるか
どうかを判別し、前記レジスタMの値が2でないときに
フロー5の処理を終了している。一方、前記レジスタM
の値が2であるときはステップS49のラップ表示モー
ド初期処理に入り、ラップ表示スタート/ストップ・フ
ラグレジスタFP、前記レジスタANP、前記レジスタ
BNPに0を設定してこのフロー5の処理を終了する。
【0022】ステップS50では前記レジスタMの値が
1であるかどうかを判別し、レジスタMの値が1でない
ときはステップS79に進みラップ表示モードのスイッ
チ処理を実行する。レジスタMの値が1であるときには
ストップウォッチモードのスイッチ処理となり、ステッ
プS51で前記キー入力部3にあるキーS1 が操作され
たかどうか判別する。ストップウォッチモードにおいて
キーS1 は計測のスタート/ストップを制御するキーと
なり、キーS1 が操作されているときはステップS52
に進み、ここで前記レジスタFRが0かどうかを調べ計
測が停止中か否かを調べる。フラグレジスタFRが0で
停止中ならステップS53で前記計測スタート/ストツ
プ・フラグレジスタFRを1に設定してスタートさせ、
次いで、ステップS54を実行する。ステップS54で
は、レジスタLTA、レジスタLTB、レジスタLP
A、レジスタLPB、測定対象Aのラップ回数記憶レジ
スタI、測定対象Bのラップ回数記憶J、レジスタFA
Z及びレジスタFBZにそれぞれ0を設定し、フラグレ
ジスタFASとフラグレジスタFBSには1を設定して
フロー5の処理を終了する。また、前記ステップS52
で前記レジスタFRの値が0でなく計測中であればステ
ップS55で前記レジスタFRに0を設定して計測を停
止させてフロー5の処理を終了する。
【0023】ステップS56では前記キー入力部3にあ
る測定対象Aのラップ測定用のキーS2 が操作されたか
どうかを判別する。キーS2 が操作されていないときは
ステップS67に進み、キーS2 が操作されているとき
はステップS57で測定対象Aに対するラップ回数記憶
レジスタIをインクリメントする。次いで、ステップS
58で前記レジスタIが1かどうか、即ち、スタート後
1回目のラップかどうかを調べる。ステップS58でラ
ップ回数記憶レジスタIの値が1と判別された場合に
は、1回目のラップであるからラップ時間は計測時間記
憶レジスタSTの計測時間に等しいので、ステップS6
0で前回のラップ時間を記憶するレジスタLTAにレジ
スタSTの値を書き込みステップS61に進む。ステッ
プS58でレジスタIの値が1ではないと判断された場
合には、ステップS59に進み、ラップ時間記憶部MA
I から今まで(I−1回目まで)に測定したラップ時間
を読み出してその総和を求め、レジスタSTの計測時間
から今までのラップ時間の総和を引いて今回のラップ時
間を求め、レジスタLTAに書き込み、ステップS61
に進む。
【0024】ステップS61ではステップS58或いは
ステップS59でレジスタLTAに書き込まれた前回の
ラップ時間をラップ時間記憶部MAI のその回の記憶領
域に移して保存する。次いで、ステップS62で前記レ
ジスタFASが0かどうかを判定する。前記レジスタF
ASが0ならステップS63で測定対象Aに対し、分針
が12時の位置を指す前にキー入力部のキーS2 が操作
されて次回のラップが取られたかどうかを識別するフラ
グレジスタFAZに1を書き込みステップS64に進
む。一方、前記レジスタFASが0ではないとき、即
ち、分針12が12時の位置にあるときはステップS6
5で前記レジスタFASを0にして前記ステップS64
に進む。このステップS64では前記レジスタLPAに
0を設定する。その後、ステップS66で前記レジスタ
ANPに0を設定してフロー5の処理を終了する。
【0025】ステップS67では前記キー入力部3にあ
るラップ測定対象B用のキーS3 が操作されたかどうか
を判別する。キーS3 が操作されていないときはステッ
プS68に進み、他のキーの処理をしてフロー5の処理
を終了する。キーS3 が操作されているときはステップ
S69〜S78の処理を行うが、このステップS69〜
S78は測定対象Bのラップ測定用のキーS3 の処理で
あって、前述したステップS57〜S66の測定対象A
のラップ測定用のキーS2 と基本的には同一の処理でレ
ジスタ及び記憶部として測定対象B用を用いたものであ
る。
【0026】即ち、ステップS69で測定対象Bに対す
るラップ回数記憶レジスタJをインクリメントする。次
いで、ステップS70で前記レジスタJが1かどうかが
判断される。レジスタJの値が1であって1回目のラッ
プと判断されるとステップS72に進み、レジスタLT
Bに計測時間記憶レジスタSTの計測時間を記憶する。
ステップS70で前記レジスタJが1ではなく2回目以
降のラップと判断されるとステップS71に進み、前述
した測定対象Aの場合と同様にレジスタSTの計測時間
とラップ時間記憶部MBJ に記憶された今までのラップ
時間とから今回のラップ時間を計算してレジスタLTB
に記憶する。そして、ステップS73に進み、レジスタ
LTBの値をラップ記憶メモリーMBJ のその回(J番
目)の記憶領域に移して保存する。次いで、ステップS
74で前記レジスタFBSが0かどうかを判定する。前
記レジスタFBSが0ならステップS75で測定対象B
についてのレジスタFBZに1を書き込みステップS7
7に進む。一方、前記レジスタFBSが0ではないとき
はステップS76で前記レジスタFBSを0にして前記
ステップS77に進む。このステップS77では前記レ
ジスタLPBに0を設定する。その後、ステップS78
で前記レジスタBNPに0を設定してフロー5の処理を
終了する。
【0027】一方、ステップS50でレジスタMが1で
はなくラップ表示モードと判別された場合にはステップ
S79に進み、ラップ表示のスタート/ストップを制御
するキーS1 が操作されたか否かが判断される。前記ス
テップS79で、前記キーS1 が操作されていないと判
断されたときは、このフロー5の処理を終了する。そし
て、前記ステップS79でキーS1 が操作されたと判断
されたときにはステップS80に進み、ここで前記レジ
スタFPのデータが0かどうか、つまり、ラップ表示中
か否かを調べる。前記レジスタFPが0で非表示中なら
ステップS81で前記測定対象Aのラップ回数記憶レジ
スタI若しくは前記測定対象Bのラップ回数記憶レジス
タJのデータのいずれかが0ではないかどうか、即ち、
ラップ時間記憶部MA若しくはラップ時間記憶部MBに
ラツプ時間が記憶されているか否かを判別する。レジス
タIとレジスタJのデータのいずれもが0ならば、フロ
ー5の処理を終了する。
【0028】前記ステップS81で前記レジスタI若し
くは前記レジスタJのデータのいずれかが0ではないと
きはステップS83に進み、ここで前記レジスタFPに
1を設定する。次いで、ステップS84で前記レジスタ
Iのデータが0ではないかどうかを判別する。レジスタ
Iが0ならステップS88に進む。レジスタIが0では
ないときにはステップS85で前記レジスタLTAに前
記ラップ時間記憶部MAI の値を移しステップS86に
進む。ステップS86では測定対象Aの表示ラップ回数
記憶レジスタKに1を設定し、ステップS87で分針が
12時の位置を指したかどうかを識別するフラグレジス
タFAHに0を設定してからステップS88に進む。
【0029】ステップS88では前記レジスタJの内容
が0ではないかどうかを判別する。レジスタJが0なら
ステップS92に2分岐し、レジスタJが0ではないと
きはステップS89で前記レジスタLTBに前記ラップ
時間記憶部MBI の値を移しステップS90に進む。ス
テップS90では測定対象Bの表示ラップ回数記憶レジ
スタLに1を設定し、ステップS91で時針が12時の
位置を指したかどうかを識別するフラグレジスタFBH
に0を設定してからステップS92に進む。ステップS
92では前記レジスタLPAと前記レジスタLPBに0
を設定して内容をクリアしてフロー5の処理を終了す
る。
【0030】一方、ステップS80において、レジスタ
FPの内容が0ではなくラップ表示中であると判断され
た場合にはレジスタFPに1を設定してラップ表示を中
止する。
【0031】図5はフロー3のストップウォッチ処理の
詳細を示すフローチャートであり、ストップウォッチモ
ードのときに実行される。このフローでは、先ずステッ
プS100で計測スタート/ストップ・フラグレジスタ
FRの内容が1かどうかを判別する。レジスタFRが1
ではないときは、何もせずにフロー3の処理を終了す
る。レジスタFRが1であるときはステップS101で
計測時間記憶レジスタSTに1/32秒を加算し、ステ
ップS102に進む。ステップS102では前記レジス
タLTAの内容が0ではないか、つまり、測定対象Aの
ラップを1回は測定したかどうかを判別する。レジスタ
LTAが0なら未だ測定対象Aに対してラップを1回も
測定していないのでステップS110に進む。レジスタ
LTAが0ではないときはステップS103で前記レジ
スタFASの内容が0かどうかを判断する。即ち、分針
が12時の位置を指したかどうかを調べる。レジスタF
ASが0ではないとき、即ち、分針が12時の位置を指
したときはそれ以上分針を進めないよう前記ステップS
110に進み、レジスタFASが0であるとステップS
104で前記レジスタLPAのデータの値に1/32秒
を加算する。次いで、ステップS105で前記レジスタ
LPAのデータの値が前回のラップ時間で分針12を1
周する場合の1ステップの周期、即ち、前記レジスタL
TAのデータの値の1/180(LTA/180)より
も大きいかどうかを判別する。即ち、前記レジスタLT
Aに残存していた端数に1/32秒を加えたことで1ス
テップ分の周期を超えたかどうかを調べる。大きくない
ときは前記ステップS110に進み、大きいときにはス
テップS106でその値を前記レジスタLPAのデータ
の値から減ずる。その後、ステップS107で前記レジ
スタANPをインクリメントし、ステップS108で前
記レジスタANP内の値が180になったかどうか判別
する。180になっていなければ前記ステップS110
に進み、180になっていればステップS109で前記
レジスタANPに0を設定し前記ステップS110に進
む。
【0032】ステップS110〜S117は時針15に
よる測定対象Bのストップウォッチ処理で前述したステ
ップS102〜S109の測定対象Aのストップウォッ
チ処理と基本的に同一である。即ち、ステップS110
では前記レジスタLTBの内容が0ではないかどうかを
判別する。レジスタLTBが0ならフロー3の処理を終
了し、レジスタLTBが0ではないときはステップS1
11で前記レジスタFBSの内容が0かどうかを判断す
る。レジスタFBSが0ではないときにはフロー3の処
理を終了し、レジスタFBSが0であるとステップS1
12で前記レジスタLPBのデータの値に1/32秒を
加える。次いで、ステップS113で前記レジスタLP
Bのデータの値が前記レジスタLTBのデータの値の1
/180よりも大きいかどうかを判別する。大きくない
ときはフロー3の処理を終了し、大きいときにはステッ
プS114でその値を前記レジスタLPBのデータの値
から減ずる。その後、ステップS115で前記レジスタ
BNPをインクリメントし、ステップS116で前記レ
ジスタBNP内の値が180になったかどうか判別す
る。180になっていなければフロー3の処理を終了
し、180になっていればステップS117で前記レジ
スタBNPに0を設定しフロー3の処理を終了する。
【0033】図6はフロー4のストップウォッチ処理の
詳細を示すフローチャートである。このフロー4はスト
ップウォッチモードで実行される。ステップS20では
分針移動位置記憶レジスタANPの内容と前記分針現在
位置記憶レジスタATPの内容とが一致していないかど
うかを判別する。両者が一致しているときにはステップ
S28に分岐する。両者が一致していないときにはステ
ップS21に進み、前記分針駆動用のステップモータA
を1ステップ駆動させる。続けて、ステップS22で前
記レジスタATPの内容をインクリメントする。次い
で、ステップS23に入り、ここでは前記レジスタAT
Pにあるデータの数値が180かどうかを判別する。1
80になっていないときは前記ステップS28に進み、
180になっているときはステップS24で前記レジス
タATPの内容を0に設定してステップS25に進む。
【0034】以上に説明したフロー5のキー処理、フロ
ー3のストップウォッチ処理、フロー4のストップウォ
ッチモードモータ駆動処理の動作を図9の具体例に基づ
いて以下に説明する。
【0035】ストップウォッチモードに機能を切換える
と分針12及び時針15は12時の位置に移動し、デジ
タル表示部7では計時時間記憶レジスタSTのデータ、
即ち、0を表示する。レースの開始時にキーS1を操作
すると計測が開始される。まだ1回もラップを測定して
いない状態では分針12及び時針15は停止し、デジタ
ル表示部7で計測時間記憶レジスタSTのスタートから
の経過時間を表示している。スタートからa時間経過後
キーS2を操作して測定対象Aの1回目のラップ時間を
測定する。そうすると、分針駆動用ステップモータA1
0にはa/180時間の周期で駆動パルスが供給されa
時間(180パルス)で分針12が1周するように駆動
され、測定対象Aの2回目のラップの目安を表示する。
そして、1回目のラップからa時間経過しても2回目の
ラップが測定されず分針12が12時の位置にくると、
これがフロー4のストップウォッチモータ駆動処理のス
テップS23で検出されステップS26でレジスタFA
Sが1にセットされる。これにより、フロー3のストッ
プウォッチ処理のステップS103でレジスタFASが
1で分針12が12時の位置に到達していることが検出
されステップS104〜109の分針12の移動処理に
は入らないので分針12停止している。そして、1回目
のラップからb(b>a)時間後に再度キーS2 を操作
して2回目のラップを測定すると、今度は分針駆動用ス
テップモータA10にはb/180時間の周期データ駆
動パルスが供給されb時間で分針が1周するように駆動
され、3回目のラップの目安を表示する。また、キーS
2 の操作時にフロー5のキー処理のステップS65で分
針12が12時の位置に来たことを記憶しているレジス
タFASを0にセットする。
【0036】一方、測定対象Bの1回目のラップがスタ
ートからc時間経過後であった場合には、キーS3 を操
作して1回目のラップを測定したあと、時針駆動用ステ
ップモータB13にはc/180時間の周期の駆動パル
スが供給され時針15がc時間で1周するように駆動さ
れ、2回目のラップ目安を表示する。そして、測定対象
Bの2回目のラップ時間が1回目よりも短い場合には1
回目のラップ時間をシュミレーション中の時針15が1
2時の位置に来る前にキーS3 が操作される。従って、
フロー5のキー処理のステップS74で時針15が12
時の位置に来る前にキーS3 が操作されたことが検出さ
れ、レジスタFBZに1がセットされる。そして、この
後は時針駆動用ステップモータB13にはd/180時
間の周期で駆動パルスが供給されd時間で時針15が1
周するように駆動され、測定対象Bの3回目のラップの
目安を表示するが、この場合はスタート時に時針15が
12時の位置に来ていないので時針駆動用ステップモー
タB13に短い周期の駆動パルスが供給され補正され
る。即ち、キーS3 の操作時にフロー5のキー処理のス
テップS78で時針移動位置記憶レジスタBNPに移動
位置データとして0がセットされる。これにより、フロ
ー4のストップウォッチモータ駆動処理(図6)のステ
ップS28で時針現在位置記憶レジスタBTPと時針移
動位置記憶レジスタBNPとのデータが異なると判断さ
れステップS29、S30の時針駆動処理を行なう。フ
ロー4のストップウォッチモータ駆動処理は1/32秒
毎に実行されるので時針15は1/32秒の周期で早送
りされることになる。この早送りの最中に操作対象Bの
2回目のラップからc/180時間経過毎のタイミング
が来たら、時間移動位置記憶レジスタBNPは+1さ
れ、この分も早送りされる。この早送りの最後、或いは
最中に時針15が12時の位置に来て、それがフロー4
のストップウォッチモータ駆動処理のステップS31で
検出されるが、この場合時針15が12時の位置に来る
前に次のラップが測定されたことを記憶するレジスタF
BZが1であるからステップS33でそのことが検出さ
れレジスタFBSを0に保持したままで、レジスタFB
Zを0にセットする(ステップS35)だけであるから
時針15が12時の位置に来ても停止することはない。
【0037】図7はフロー6のラップ表示処理の詳細を
示すフローチャートである。このフローでは、ステップ
S300でラップ表示スタート/ストップ・フラグレジ
スタFPの内容が1かどうか、即ち、スタート中か否か
を判別する。レジスタFPが1ではなく停止中のときは
フロー6の処理を終了し、レジスタFPが1ならステッ
プS301で前記レジスタLTAの内容が0ではないか
どうかを調べる。レジスタLTAが0であれば、測定対
象Aのラップ時間が1つも記憶されていない、或いは総
てのラップ時間を表示したので、ステップS315に進
む。レジスタLTAが0でないなら、ステップS302
で前記レジスタFAHが1かどうか、即ち、分針12が
1周して12時の位置まで来たかどうかを判別する。レ
ジスタFAHが1でなく12時の位置に到達していない
ときは、ステップS309に進み、レジスタFAHが1
で12時の位置に到達していればステップS303でレ
ジスタKの内容がIの内容よりも小さいかどうかを判別
する。表示ラップ回数記憶レジスタKの内容が測定対象
Aのラップ回数記憶レジスタIの内容よりも小さくない
ときはラップ時間記憶部MAのラップ時間を総て表示し
たのでステップS304で前記レジスタLTAに0を設
定して、ステップS308に分岐する。
【0038】前記ステップS303でレジスタKの内容
がレジスタIの内容よりも小さいときにはステップS3
05で前記レジスタKをインクリメントし、ステップS
306で次のラップ時間であるラップ時間記憶部メモリ
ーMAの内容を前記レジスタLTAに移す。次いで、ス
テップS307で前記レジスタLPAに0をいれてクリ
アし、前記ステップS308に入る。ここでは前記レジ
スタFAHに0を設定し、前記ステップS309に進
む。
【0039】このステップS309では前記レジスタL
PAに1/32秒を加え、ステップS310でレジスタ
LPAの内容がレジスタLTAの内容の180分の1に
等しいかそれよりも大きいかを判別する。レジスタLP
Aの内容がレジスタLTAの内容の180分の1よりも
小さいときにはステップS315に進み、等しいか大き
いときにはステップS311で前記LPAの内容からL
TAの内容の180分の1を減ずる。次いで、ステップ
S312で前記レジスタANPをインクリメントし、ス
テップS313で前記ANPが180かどうかを調べ
る。ANPが180ではないときは、前記ステップS3
15に進み、ANPが180であるときにはステップS
314でANPに0を設定して前記ステップS315に
進む。
【0040】ステップS315〜322は時針15で表
示される測定対象Bのラップ表示の処理であり、ステッ
プS301〜314の測定対象Aのラップ表示処理とほ
ぼ同一である。即ち、ステップS315ででは前記レジ
スタLTBの内容が0ではないかどうかを判別する。レ
ジスタLTBが0ならフロー6の処理を終了する。レジ
スタLTBが0でないなら、ステップS316で前記レ
ジスタFBHが1かどうかを判別する。レジスタFBH
が1でないときは、ステップS317に進み、レジスタ
FBHが1であるならばステップS318で表示ラップ
回数記憶レジスタLの内容が測定対象Bのラップ回数記
憶レジスタJの内容よりも小さいかどうかを判別する。
レジスタLの内容がレジスタJの内容よりも小さくない
ときはステップS319で前記レジスタLTBに0を設
定して、ステップS323に分岐する。
【0041】前記ステップS318でレジスタLの内容
がレジスタJの内容よりも小さいときにはステップS3
20で前記レジスタLをインクリメントし、ステップS
321でメモリーMBL の内容を前記レジスタLTBに
移す。次いで、ステップS322で前記レジスタLPB
に0をいれてクリアし、前記ステップS323に入る。
ここでは前記レジスタFBHに0を設定し、前記ステッ
プS317に進む。
【0042】このステップS317では前記レジスタL
PBに1/32秒を加え、ステップS324でレジスタ
LPBの内容がレジスタLTBの内容の180分の1に
等しいかそれよりも大きいかを判別する。レジスタLP
Bの内容がレジスタLTBの内容の180分の1よりも
小さいときにはフロー6の処理を終了し、等しいか大き
いときにはステップS325で前記レジスタLPBの内
容から前記レジスタLTBの内容の180分の1を減ず
る。次いで、ステップS326で前記レジスタBNPを
インクリメントし、ステップS327で前記BNPが1
80かどうかを調べる。BNPが180ではないときは
フロー6の処理を終了し、BNPが180であるときに
はステップS328でBNPに0を設定してフロー6の
処理を終了する。
【0043】図8はフロー7のラップ表示モードモータ
駆動処理の詳細を示すフローチャートである。このフロ
ー7では、先ず、ステップS200で分針現在位置記憶
レジスタATPと分針移動位置記憶レジスタANPの内
容が等しくないかどうかを調べる。両者が等しいときは
ステップS206に進み、等しくないときはステップS
201で前記モータAを1ステップ駆動する。次いで、
ステップS202で前記レジスタATPをインクリメン
トし、ステップS203で前記ATPの内容が180に
なったかどうかを判別する。180になっていないとき
には前記ステップS206に進み、180になっている
ときはステップS204で前記レジスタATPに0を設
定する。その後、ステップS205で前記レジスタFA
Hに1を設定し分針が12時の位置に到達したことを記
憶して、前記ステップS206に進む。
【0044】ステップS206では時針現在位置記憶レ
ジスタBTPと時針移動位置記憶レジスタBNPの内容
が等しくないかどうかを調べる。両者が等しいときはフ
ロー7の処理を終了し、等しくないときはステップS2
07で前記モータBを1ステップ駆動する。次いで、ス
テップS208で前記レジスタBTPをインクリメント
し、ステップS209で前記BTPの内容が180にな
ったかどうかを判別する。180になっていないときに
はフロー6の処理を終了し、180になっているときは
ステップS210で前記レジスタBTPに0を設定す
る。その後、ステップS211で前記レジスタFBHに
1を設定して時針が12時の位置に到達したことを記憶
して、フロー7の処理を終了する。
【0045】以上、フロー6及びフロー7の処理によっ
て測定対象A及び測定対象Bについて競技中の毎回のラ
ップ時間が記憶されているデータを競技終了後読み出し
てその回毎の状況を分針、時針を周回させてシュミレー
ション的に再現し、どの点がよくなかったかなど反省の
試料とすることができる。なお、前記実施例では分針と
時針を備える時計について説明したが秒針も備える時計
に本発明を適用すれば三つの測定対象のラップ時間とそ
の推移を知ることができるようになる。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、一つの装置で複数の測定対象について、次回のラッ
プ測定時点のそれぞれの目安が付くようになる。また、
複数の測定対象のペースの差が指針の速さから把握で
き、また同じコースを周回している場合それぞれの指針
の位置関係から実際にいる測定対象の大体の位置関係を
推測することができる。そして、複数の測定対象のラッ
プ時間を測定した後に複数の測定対象の速さの差、位置
関係等を再現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストップウォッチ装置の要部を示すブ
ロック構成図である。
【図2】本発明のストップウォッチ装置の動作の概要を
示すジェネラルフローチャートである。
【図3】図2の時計モードモータ駆動処理の詳細を示す
フローチャートである。
【図4】図2のキー処理の詳細を示すフローチャートで
ある。
【図5】図2のストップウォッチ処理の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図6】図2のストップウォッチモードモータ駆動処理
の詳細を示すフローチャートである。
【図7】図2のラップ表示処理の詳細を示すフローチャ
ートである。
【図8】図2のラップ表示モードモータ駆動処理の詳細
を示すフローチャートである。
【図9】ストップウォッチモードでの計測例を示す模式
図である。
【図10】RAMの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 MPU 2 RAM 3 キー入力部 6 表示駆動回路 7 デジタル表示部 12 分針 15 時針
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04F 10/00 G04F 8/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1及び第2の指針と、 スタートスイッチが操作された際、計測動作を開始し計
    測時間データを得る時間計測手段と、 該時間計測手段で得られた計測時間データを表示する表
    示手段と、 少なくとも第1及び第2のラップスイッチと、 前記時間計測手段の計測動作中に前記第1又は前記第2
    のラップスイッチが操作された際に前記第1又は前記第
    2のラップスイッチの前回の操作から今回の操作までの
    それぞれのラップ時間データを得るラップ時間データ計
    測手段と、 該ラップ時間データ計測手段で得られた第1のラップ時
    間データで前記第1の指針を1周させる第1の指針駆動
    制御手段と、 前記ラップ時間データ計測手段で得られた第2のラップ
    時間データで前記第2の指針を1周させる第2の指針駆
    動制御手段とを備えることを特徴とするストップウォッ
    チ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の指針で現在時刻を表
    示する時刻表示制御手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載のストップウォッチ装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも第1及び第2の指針と、 スタートスイッチが操作された際、計測動作を開始し計
    測時間データを得る時間計測手段と、 少なくとも第1及び第2のラップスイッチと、 前記時間計測手段の計測動作中に前記第1又は前記第2
    のラップスイッチが操作される毎に前記第1又は前記第
    2のラップスイッチの前回の操作から今回の操作までの
    それぞれのラップ時間データを得るラップ時間データ計
    測手段と、 該ラップ時間データ計測手段で得られる複数の第1のラ
    ップ時間データを記憶する第1のラップ時間記憶手段
    と、 前記ラップ時間データ計測手段で得られる複数の第2の
    ラップ時間データを記憶する第2ラップ時間記憶手段
    と、 前記第1の指針を前記複数の第1のラップ時間データに
    基づいて前記複数の第1のラップ時間データのそれぞれ
    で前記第1の指針が1周する速度で連続的に複数周駆動
    する第1の指針駆動制御手段と、 前記第2の指針を前記複数の第2のラップ時間データに
    基づいて前記複数の第2のラップ時間データのそれぞれ
    で前記第2の指針が1周する速度で連続的に複数周駆動
    する第2の指針駆動制御手段とを備えることを特徴とす
    るストップウォッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の指針で現在時刻を表
    示する時刻表示制御手段を備えたことを特徴とする請求
    項3記載のストップウォッチ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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