JP2508571Y2 - ストップウオッチ - Google Patents

ストップウオッチ

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JP2508571Y2
JP2508571Y2 JP3662590U JP3662590U JP2508571Y2 JP 2508571 Y2 JP2508571 Y2 JP 2508571Y2 JP 3662590 U JP3662590 U JP 3662590U JP 3662590 U JP3662590 U JP 3662590U JP 2508571 Y2 JP2508571 Y2 JP 2508571Y2
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stopwatch
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英二 中沢
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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  • Electric Clocks (AREA)
  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)
  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、複数の目標途中時間の設定が可能なストッ
プウオッチに関する。
〔従来技術及びその問題点〕 従来、複数の目標スプリット時間が設定可能で、スプ
リット時間(スタートからの経過時間)の計測を行うと
きに、計測したスプリット時間と目標スプリット時間と
の時間差を、表示できるストップウオッチが知られてい
る。例えば、トライアスロンなどのように水泳、自転
車、マラソンなどの複数の競技を連続して行うもので
は、各競技の目標ススリット時間を予め設定しておくこ
とで、各々の競技に実際にかかった時間が、目標時間よ
り遅れているか、あるいは進んでいるかを簡単に知るこ
とができる。
しかしながら、ある競技を終了した時間が目標スプリ
ット時間と大幅に異なってしまった場合などには、それ
以降の目標スプリット時間を変更する必要が生じる。こ
の場合、従来のストップウオッチでは、以降の競技の目
標スプリット時間を全て設定し直さなければならない
が、競技途中でこのような修正を行うことは事故等の発
生原因となるばかりか、その修正操作も面倒であった。
〔考案の目的〕
本考案は、目標時間の修正を簡単に行えるようにする
ことを目的とする。
〔考案の要点〕
本考案は、複数の目標とするスプリット時間を設定し
た状態において、例えば計測しているスプリット時間と
の比較を指示するキーを操作したときに、そのとき計測
された計測時間と目標時間とするスプリット時間、即
ち、目標途中時間との時間差を算出し、その時間差分だ
け以降の目標途中時間を修正することを要点とする。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図は、本考案の実施例のストップウオッチ機能付
電子腕時計の回路構成図である。
同図において、発振器1は、一定周期のクロック信号
を生成し分周・タイミング回路2に出力する。分周・タ
イミング回路2は、上記クロック信号を分周して1/100
秒信号や1秒信号等、ストップウオッチや時刻計時の基
準となる計時信号を作成するとともに、各ブロックを時
系列にコントロールするタイミング信号を出力する。
キー入力部3は、後述するS1〜S6キー等からなり、そ
れらのキーの操作信号を出力する。
ROM4は、全体のシステムを制御するマイクロプログラ
ムを記憶している固定メモリである。ROMアドレス制御
部5は、制御部6からの指示に従ってROM4の読み出しア
ドレスを制御するブロックである。制御部6はCPU等か
らなり、ROM4から読み出されるマイクロプログラムに従
って、後述する時刻計時処理、ストップウオッチ計測処
理、目標スプリット時間の修正処理等を実行する。ま
た、制御部6は、それらの処理の実行時にランダムアク
セスメモリからなるRAM7のレジスタへのデータの書き込
み、読み出しを行う。
第2図は、上記RAM4のレジスタ構成図である。時刻レ
ジスタTは、計時される現在時刻データを記憶するレジ
スタであり、レジスタSは、ストップウオッチの計測時
間を記憶するレジスタである。表示レジスタBは、後述
する表示部9に表示するデータを一時記憶するレジスタ
である。
レジスタMは、動作モードに対応した数値を記憶する
モードレジスタであり、例えば時計モードのときM=0
が、ストップウオッチモードのときM=1が記憶され
る。
フラグFは、目標時間の設定時にセットされるフラグ
であり、フラグEはストップウオッチの時間計測中1が
セットされるフラグである。また、フラグGは、スプリ
ット時間の後述するメモリへの記憶が指示されたときセ
ットされるフラグである。
n個のストップウオッチメモリD0〜Dnは、それぞれ目
標スプリット時間(目標途中時間)を記憶するレジスタ
DXと、計測されたスプリット時間を記憶するレジスタDY
と、それらの時間差を記憶するレジスタDZとで構成され
ている。また、ポインタPは、ストップウオッチメモリ
D0〜Dnのうちの1つのアドレスを指定するポインタであ
る。
第1図に戻り、表示制御部8は、液晶表示器等で構成
される表示部9の表示を制御する回路であり、RAM4から
読み出され制御部6から出力される現在時刻データ、目
標スプリット時間データ、計測中の時間データ等を表示
する。
また、ブザー駆動回路10とブザー11は、計測したスプ
リット時間が目標スプリット時間と一致した時、音で報
知する回路である。
次に以上のような構成の実施例の動作を、第3図及び
第4図のフローチャートを参照して説明する。
第3図は、実施例の全体の処理動作を説明するフロー
チャートである。先ず、ステップS1ではフラグEがセッ
トされているか否かを調べ、スプリット時間の計測中か
どうかを判別する。E=1で時間計測中であったときに
は、次のステップS2の時間計測処理において、1/100秒
毎にレジスタSの値をインクリメントして計測時間を更
新する。次のステップS3では、レジスタSの計測時間が
ポインタPで指定されたメモリDxの目標スプリット時間
に一致するかどうかを判別し、一致したなら次のステッ
プS4でアラーム音等を報音する。
ステップS4の報音処理の後、またはステップS1の判別
で計測中でなかったときには、ステップS5に進み時刻計
時の基準となる1秒計時タイミングになったか否かを判
別する。計時タイミングになった時は、ステップS6に進
み時刻レジスタTの値をインクリメントして現在時刻を
更新する。
次にステップS7では、キー入力部3からのキー入力が
有ったか否かを判別する。キー入力が有ったときには、
次のステップS8のキー処理を実行する。さらに、ステッ
プS9の表示処理を実行し動作モードに応じた表示を行
う。
第5図は、キー操作による状態遷移図である。
同図に示すように、S1キーを操作することにより、時
刻表示モードとストップウオッチ表示モードとを交互に
切り換えることができる。
ストップウオッチ表示モードに切り換えた直後にはフ
ラグF=0に設定されクリア状態となり、このクリア状
態でS4キーを操作すると目標時間設定状態に切り換える
ことができる。目標時間設定状態では、S2キーを操作し
てポインタPを更新し、メモリD0〜Dnを順次指定するこ
とにより複数の目標スプリット時間を順次設定すること
ができる。
他方、クリア状態においてS2キーを操作するとフラグ
Eが1となり時間計測が開始され計測状態となる。この
状態でS6キーを操作すると、フラグGが1となり計測さ
れた時間がスプリット時間としてポインタPで指定され
ているストップウオッチメモリDのレジスタDyに記憶さ
れ、さらにそのスプリット時間とレジスタDxの目標スプ
リット時間との時間差が算出されてレジスタDzに記憶さ
れると共に、それ以降の目標スプリット時間がその時間
差分だけ修正される。この動作については後述する。ま
た、計測状態において再度S2キーを操作すると、フラグ
Eが0となり時間計測が中止され計測ストップ状態とな
る。計測ストップ状態では、S5キーを操作すると、スト
ップウオッチメモリD0〜Dnに記憶されているスプリット
時間が順に表示される。すなわち、ストップウオッチ表
示モードにおいては、S2キーを操作して時間計測をスタ
ート、ストップさせることができ、計測中にS6キーを操
作してスプリット時間を記憶させることができる。
第6図は、キー操作時の表示状態の一例を示す図であ
る。第6図(a)は、M=0の時刻表示モードにおける
表示状態を示しており、年、月、日及び現在時刻が表示
される。
同図(b)は、ストップウオッチ表示モードにおける
時間計測時の表示状態を示しており、1回目の目標スプ
リット時間が「10′00″00」であるときの現在の計測時
間を表示している。
次に第4図は、上述したS6キーが操作された時の処理
内容を説明するフローチャートである。
S6キーが操作されたのを検出したなら、先ずステップ
S11でモードレジスタMが「1」、すなわちストップウ
オッチ表示モードかどうかを判別する。M=1であれ
ば、次のステップS12でフラグEが「1」かどうかを判
別し、E=1であれば、さらにステップS13でフラグG
が「0」かどうかを判別する。
M=1、E=1かつG=0の場合は、ストップウオッ
チ表示モードで時間計測中にS6キーが操作されたときで
あり、ステップS14に進みレジスタSの計測時間を計測
スプリット時間として、ポインタPで指定されるストッ
プウオッチメモリに格納する。
次に、ステップS15では、計測スプリット時間データ
と、そのスプリット時間データに対応する目標スプリッ
ト時間データとの時間差を算出してレジスタDzに記憶さ
せる。さらに、次のステップS16で、それ以降のストッ
プウオッチメモリのレジスタDxの目標スプリット時間デ
ータを上記演算により求めた時間差分だけ修正する。
即ち、S6キーが操作されてスプリット時間の取り込み
が行われた場合には同時に、目標スプリット時間との比
較が指示され、計測したスプリット時間と目標スプリッ
ト時間との間に時間差が有ったなら、それ以降の目標ス
プリット時間データがその時間差分だけ修正されるもの
である。従って、時間計測中であっても簡単に以後の目
標スプリット時間を変更することができる。
第6図(c)は、S6キーを操作してスプリット時間を
取り込んだときの表示状態を示している。表示部9中段
には計測されたスプリット時間「15′10″01」が表示さ
れ、表示部9上段には、そのスプリット時間と、同図
(b)に示す目標スプリット時間「10′00″00」との時
間差「+5′10″01」が表示され、表示部9下段には現
在の計測時間「15′20″98」が表示されている。
また、第6図(d)は、その状態で再度S6キーを操作
して計測時間表示に復帰させたときの表示状態を示して
いる。このとき、表示部9中段には、設定されている2
回目の目標スプリット時間(例えば「25′00″00」)に
1回目の時間差「+5′10″01」を加算した時間「30′
10″01」が、2回目の目標スプリット時間として表示さ
れる。表示部9下段には、現在の計測時間「18′20″0
0」が表示される。
第4図に戻り、目標時間の修正が終了したなら、ステ
ップS17に進みフラグGに「1」を設定して計測時間の
表示状態とし、さらにポインタPを「1」インクリメン
トとしてアドレス指定するメモリを次に進める。
第7図は、S6キーを操作して目標時間を修正したとき
のストップウオッチメモリDの内容の一例を示してい
る。
第7図(a)は、目標スプリット時間の設定が終了し
たときのメモリの内容を示しており、レジスタDXには目
標時間として、「10′00″00」、「25′00″00」、「4
5′00″00」がそれぞれ設定されている。
第7図(b)は、S6キーを操作して1回目のスプリッ
ト時間を取り込んだときのメモリの内容を示している。
1番目のメモリD0のレジスタDYには、計測されたスプリ
ット時間「15′10″01(15分10秒01)」が記憶され、レ
ジスタDZには、目標スプリット時間との時間差「+5′
10″01」が記憶されている。このとき2番目以降の目標
スプリット時間には、そのときの時間差「+5′10″0
1」が加算され目標スプリット時間が「25′00″00」か
ら「30′10″01」に、「45′00″00」から「50′10″0
1」にそれぞれ修正されている。
第7図(c)は、2回目のスプリット時間の計測が終
了したときのメモリの内容を示している。このときのス
プリット時間と目標時間との時間差は「−0′05″00」
であるので、3番目の目標スプリット時間「50′10″0
1」にその時間差−5秒が加算され、目標スプリット時
間は「50′05″01」に修正されている。
以上のように、上記実施例によれば実際に計測したス
プリット時間と目標スプリット時間とが大きく異なった
場合にも、キーを操作してスプリット時間を取り込んだ
ときに、それ以降の目標スプリット時間がそのときの時
間差分だけ修正されるので、修正操作が簡単になり競技
の途中でも容易に目標時間を変更することができる。
尚、上記実施例では、スプリット時間の計測を指示す
るキーを操作したときに、目標時間との時間差分だけ以
降の目標時間が修正されるようにしたが、修正の為の別
のキーを設けその修正キーを操作したとき以降の目標時
間が修正されるようにしても良い。
また、本考案は実施例に述べた電子腕時計に限らずス
トップウオッチ専用器であっても良いし、もちろん他の
小型電子機器に組み込んでも良い。
〔考案の効果〕
本考案によれば、例えばスプリット時間を取り込む際
に、計測されたスプリット時間と目標時間との時間差分
だけ、それ以降の目標時間が同時に修正されるので、修
正操作が簡単となりより使い易いストップウオッチを実
現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例の回路構成図、 第2図は、第1図のRAMの構成図、 第3図及び第4図は、実施例の動作を説明するフローチ
ャート、 第5図は、キー操作時の状態遷移図、 第6図は、表示例を示す図、 第7図は、レジスタの内容の一例を示す図である。 S1〜S6……キー、3……キー入力部、6……制御部、7
……RAM、9……表示部.

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】時間を計測する計時手段と、 複数の目標途中時間データを記憶する記憶手段と、 前記計時手段で計測される計測時間データと前記記憶手
    段の目標途中時間データの比較を指示する指示手段と、 該指示手段により指示がなされた際に、前記計測時間デ
    ータと前記目標途中時間データとの時間差を算出し、そ
    れ以降の目標途中時間データを算出された時間差分だけ
    修正する目標途中時間修正手段とを備えることを特徴と
    するストップウオッチ。
JP3662590U 1990-04-06 1990-04-06 ストップウオッチ Expired - Lifetime JP2508571Y2 (ja)

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