JPH0134149Y2 - - Google Patents

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JPH0134149Y2
JPH0134149Y2 JP1983134157U JP13415783U JPH0134149Y2 JP H0134149 Y2 JPH0134149 Y2 JP H0134149Y2 JP 1983134157 U JP1983134157 U JP 1983134157U JP 13415783 U JP13415783 U JP 13415783U JP H0134149 Y2 JPH0134149 Y2 JP H0134149Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、時刻情報を所定の時間づつ修正す
る電子時計に関する。
〔従来技術およびその問題点〕
従来、デジタル表示式電子時計にあつては、時
刻情報修正を速く行なうために時刻情報を単位毎
(例えば30分単位、15分単位、5分単位、1分単
位)に修正可能なものが考えられているが、大き
い単位で時刻情報を修正する場合その修正単位以
下の時刻情報は無意味であるばかりか表示を見に
くくしていた。さらに、アラーム時刻の設定を行
う際、例えば7時丁度に設定したいという場合が
多々あるが、この場合修正前のアラーム設定時刻
が細かく(例えば10時11分)設定されていると初
めおおまかに速送りで修正を行い、順次細かい時
刻の修正を行なつていくというように時刻修正に
手間がかかつて面倒となる等の問題点を有してい
た。
〔考案の目的〕
この考案は、上述した事情を背景になされたも
ので、その目的とするところは、時刻情報を効率
よく修正可能な電子時計を提供することにある。
〔考案の要点〕
この考案は、上述した目的を達成するために、
時刻関連情報を、複数の修正時間のうち選択した
修正時間づつ修正する電子時計において、修正す
べき時刻関連情報が選択された修正時間の整数倍
の時刻でない場合、時刻関連情報を選択された修
正時間の整数倍の時刻に補正した後、選択された
修正時間づつ修正するようにしたものである。
〔実施例〕
以下、この考案の第1実施例を第1図ないし第
5図を参照して具体的に説明する。第1図はこの
考案を適用した置時計の外観を示している。図中
1は、時計本体で、その一側部には時刻情報等を
修正するための回転操作スイツチ(以下、ダイヤ
ルと称呼する)2およびモード設定スイツチ3が
設けられている。ダイヤル2は正転(時計方向)
および逆転(反時計方向)可能に構成され、その
1回り8等分点の位置に対応して位置データ(修
正値データ)を出力する。また、モード設定スイ
ツチ3は、AL(アラーム)、TM(時刻)、DT(日
付)モードに切換えるもので、スライドスイツチ
によつて構成されている。一方、時計本体1の前
面部には、表示部4およびスライドスイツチ5が
設けられている。表示部4は、液晶表示装置で構
成され、現在の時刻情報(10時58分)、現在の日
付情報(15日)、アラーム時刻情報(午前6時49
分)をデジタル表示する各表示体4a〜4cを有
する他、表示部4の下側に印刷形成された7曜日
表示体6を指示する曜日表示体4dを有してい
る。スライドスイツチ5は2つの操作子5a,5
bを有するもので、これら各操作子5aを上記7
曜日表示体6のうち所望の曜日位置に合せたと
き、例えば、第1図に示す如く、日曜日(SU)
に操作子5a、土曜日(SA)に操作子5bを合
せたときには、アラーム時刻(午前6時49分)に
なつても日曜日および土曜日にはアラーム音を発
生させないようにし、その他の曜日にはアラーム
音を発生させるアラーム曜日選択スイツチであ
る。また、時計本体1の上面部には、アラーム音
を停止させたり、ランプ7を点灯させるためのス
トツプ/ライトスイツチ8が設けられている。
次に、上記置時計の回路構成を第2図を参照し
て説明する。ROM(リード・オンリ・メモリ)
11はこの置時計のすべての動作を制御するマイ
クロプログラムを記憶し、マイクロ命令AD,
OP,DA,NAを並列的に出力する。而して、マ
イクロ命令ADはRAM(ランダム・アクセス・メ
モリ)12にアドレスデータとして印加される。
またマイクロ命令OPはオペレーシヨンデコーダ
13に印加され、これに応じてオペレーシヨンデ
コーダ13は各種の制御信号すなわちアラーム一
致信号AL、アラームOFF信号ALOFF、演算制
御信号AR、表示制御信号DS、入力制御信号
IN1,IN232Hzの信号等を出力する。マイクロ命
令DAはRAM12および演算部14に夫々デー
タとして印加される。更に、マイクロ命令NAは
アドレス部1にROM11の次アドレスとして印
加され、ROM11はアドレス部15からのアド
レスデータにしたがつて次の処理に必要な各種の
マイクロ命令AD,OP,DA,NAを出力する。
RAN12は後述する各種のレジスタを有し、
オペレーシヨンデコーダ13から出力される制御
信号R/Wにしたがつてデータの書き込みおよび
読み出し動作を実行する。而して、RAN12に
は、入力部16からの入力データが演算部14を
介して入力されると共に、演算部14の計時処理
および時刻、日付等の修正処理等で得られた演算
結果データが入力される。
演算部14は演算制御信号ARにしたがつて上
述した各種の演算を実行し、この結果データは
RAM12の他、上記表示部4に与えられる。ま
たジヤツジ演算を鎖行した際には、その判別結果
データdおよびキヤリー信号cを夫々出力し、ア
ドレス部15に印加する。なお、表示部4は表示
制御信号DSにしたがつて演算部14からの出力
データを表示する。
入力部16は、第1図のダイヤル2、モード設
定スイツチ3、スライドスイツチ5、スタートス
トツプスイツチ8を備え、入力制御信号IN1
IN232Hzの信号にしたがつて所定の入力データを
出力し、演算部14に与える。また、ランプ11
に対してはランプ点灯信号を出力する。
SR型フリツプフロツプ17は、アラーム一致
信号ALがそのS入力端子に与えられることによ
つてセツトされ、またアラームOFF信号ALOFF
およびタイマ回路18から出力されるキヤリー信
号が夫々オアゲート19を介してそのR入力端子
に与えられることによつてリセツトされる。この
セツト出力Qによりブザー20が駆動され、アラ
ーム音が発生されると共に、タイマ回路18の計
時動作が開始される。なお、タイマ回路18はア
ラーム音の発生時間を計時するもので、オアゲー
ト19の出力でその内容がクリアされる。
発振回路21は、例えば32,768Hzの基準周波
数信号を常時発振し、分周回路22に与え、分周
回路22から32Hzの信号を出力させる。この32Hz
の信号は、アドレス部15に供給され、これに応
じて1/32秒毎に1回ずつ計時処理を実行させる信
号である。
第3図はRAN12の構成を示している。すな
わち、RAN12には、入出力用レジスタ、演算
用レジスタの他、エリアM1〜M10が設けられて
いる。この場合、エリアM1は前回のダイヤル2
の位置データ、エリアM2は今回のダイヤル2の
位置データを記憶するもので、ダイヤル2の位置
は上記32Hzの信号にしたがつて1/32秒毎に1回ず
つ検出されたもので、前回のタイミングで検出さ
れた位置が前回の位置データ、今回のタイミング
で検出された位置が今回の位置データとなる。ま
た、エリアM3はアラーム時刻、M4は現在時刻、
エリア5は現在の日付、曜日データを記憶する。
また、エリアM6は各種のフラグデータFA,FT
FD,FLを記憶するるもので、フラグデータFA
FT,FDはモード設定スイツチ3のALモード、
TMモード、DTモードに対応して“1”がセツ
トされ、また、フラグデータFLはストツプ/ラ
イトスイツチ8の操作でライトの点灯が指定され
たときに“1”がセツトされる。更に、エリア
MM7〜M13はスライドスイツチ5の各セツト位
置に対応して日曜日〜土曜日までの日曜日アラー
ムフラグを記憶する。エリア14は、エリアM1
M2の位置データに応じて算出されたダイヤル2
の回転量に対応する修正値データが記憶される
が、前回の修正値データはエリアM15に記憶され
る。そして、エリア16には上記エリアM14および
M15の内容を加算した2回分の修正値データが記
憶される。また、エリアM17はダイヤル2の回転
方向に応じた加減算フラグを記憶するもので、今
回の加減算フラグはエリアM17に記憶され、また
前回の加減算フラグはエリアM13に記憶される。
更に、エリア13はダイヤル2の回転速度に応じて
選定された単位修正値(最小1分単位〜最大30分
単位)を記憶するものであり、エリア19はエリア
13の単位修正値に基づいてエリアM3のアラーム
時刻の分単位を修正するための処理値を記憶する
ためのものである。
次に、上記実施例の動作を第4図に示すフロー
チヤートを参照して説明する。第4図に示すフロ
ーは、分周回路22から32Hzの信号が出力される
毎に、すなわち1/32秒ごとに実行される。先ず、
ダイヤル2の今回の位置(ステツプS1)、モード
設定スイツチ3の設定位置(ステツプS2)、スラ
イドスイツチ5の設定位置(ステツプS3)、を検
出する処理が実行され、RAM12内の対応する
エリアに書き込まれる。次で、計時処理(ステツ
プS4)が実行されたのち、ステツプS5に進行し、
アラーム時刻か否かをエリア3,M4の内容が一致
するか否かによつて判断し、アラーム時刻であれ
ば、更にステツプS6に進行し、今日の曜日がアラ
ーム曜日か否か、すなわち、スライドスイツチ5
の操作子5a,5bがセツトされている曜日以外
の曜日かをエリアM7〜M13の内容に応じて判断
される。この結果、アラーム曜日であれば、フリ
ツプフロツプ17をセツトし、アラーム音を発生
(ステツプS7)させる。これと同時に、タイマ回
路18の計時動作が開始されるので、アラーム音
は一定時間発音し続ける。この場合、アラーム
OFF、すなわち、スイツチ8が操作されると、
フラグFLが“1”となり、このことがステツプ
S6で検出される。この結果、ステツプS9に進行し
てアラーム音の発生を停止させるためにフリツプ
フロツプ17がリセツトされる。
このような処理が終了すると、ダイヤル2の回
転操作に伴う修正処理が実行される。先ず、ステ
ツプS10〜S13ではダイヤル2の回転量およびその
回転方向が検出される。この場合、ダイヤル2を
時計方向に回転させると、各等分点「0」、「1」、
「2」……「7」、「0」…を通過する方向に回転
され、また反時計方向に回転させると、「7」、
「6」、「5」……「0」、「7」……を通過する方
向に回転される。先ずステツプS10〜S13を概念的
に説明したのち、具体的に説明するものとする。
ステツプS10ではエリアM1内の前回ダイヤル位置
とエリアM2内の今回ダイヤル位置を比較する処
理が実行され、その結果に応じてステツプS11(あ
るいはS13)に進行し、回転量を算出す処理が実
行される。この結果、回転量「3」より大か否か
がステツプS13(あるいはS16)で検出され、YES
であれば、回転量を補正する処理がステツプS13
(あいはSS17)で実行されたのち、次のステツプ
S14(あるいはS18)に進行し、回転方向を決定す
る処理が実行される。すなわち、例えば、ダイヤ
ル2を時計方向に「4」→「6」、「7」→「2」、
「2」→「7」…のように回転したものとする。
先ず、「4」→「6」の場合には、エエリアM2
の今回ダイヤル位置が大きいからステツプS15
進み、エリアM2の内容からエリアM1の内容を減
算し、その結果データ「2」がエリアM14に転送
され、回転量が求められる。この場合、回転量は
「3」よりも小さいので、ステツプS16でNOとな
り、ステツプS14に進行する。この結果、エリア
M17にはダイヤルの反転方向に応じて加算フラグ
“1”がセツトされる。次に、「7」→「2」の場
合には、ステツプS11の実行により回転量は「5」
となるので、ステツプS12でYESとなり、ステツ
プS13に進行する。ここでは、「8」からエリア
M14内の回転量「5」が減算され、その結果デー
タ「3」がエリアM14に転送され、この値が実際
の回転量となる。すなわち、ステツプS12で得ら
れた回転量は「5」であるが、この場合には等分
点「0」を通過するので、実際の回転量「3」と
は異なる。このため、ステツプS13で回転量の補
正が施されるのである。次で、ステツプS14に進
行し、加算フラグ“1”がセツトされる。次に、
「2」→「7」の場合には、ステツプS15で回転量
「5」求めれたのち、ステツプS16でYESとなり、
ステツプS17を介してステツプS18に進行し、エリ
アM17に減算フラグ“0”がセツトされる。この
ように、回転量が「3」よりも大きくなると、エ
リアM17には逆方向のフラグがセツトされる。
而して、ステツプS14(あるいはS13)の終了後
ステツプS19に進行し、エリアM15の内容(前回
修正値)が“0”か否かが判断される。ここで、
修正値は1/32秒ごとに1回ずつ算出されるが、前
回修正値が“0”であるということはダイヤルの
回し始めである。而して、ステツプS19でONで
あれば、ステツプS20に進行し、エリアM14の内
容(今回修正値)とエリアM15の内容(前回修正
値)とが加算され、この加算結果データがエリア
M16に転送される。
このようにして2回分の合計修正値が算出され
ると、この合計値の大きさを検出する処理(ステ
ツプS21〜S23)が実行されたのち、それに応じて
最大30分〜最小1分の単位修正値を決定する処理
(ステツプS23〜S35)が実行される。この場合、
上記合計修正値がステツプS21で「6」か、「6」
未満であれば、ステツプS22で「4」以上か、す
なわち、「4」、「5」か「4」未満であれば、ス
テツプS23で「2」以上か、すなわち、「2」、
「3」かが判断される。この結果、ステツプS21
S22,S23でYESとなれば、対応するるステツプ
S24,S25,S26に進行し、エリアM17の内容(今回
加減算フラグ)が“1”、すなわち、加算フラグ
か否かが判断される。なお、ステツプS23でNO、
すなわち、上記合計修正値が「2」未満であると
きにはステツプS27に進行し、上述と同様のフラ
グ検出処理が実行される。而して、ステツプS24
〜S27でYESであれば、対応するステツプS23
S30,S32,S34に進行し、エリアM13に単位修正値
として「30分」、「10分」、「5分」、「1分」がセツ
トされ、また、ステツプS24〜S27でNOであれば、
対応するステツプS29,S31,S33に進行し、エリ
アM13に単位修正値として「−30分」、「−10分」、
「−5分」、「−1分」がセツトされる。すなわち、
例えばダイヤルを高速回転させたときには、上記
合計値正値は「6」となるので、ダイヤルの回転
方向に応じて単位修正値は「30分」あるいは「−
30分」にセツトされ、また、ダイヤルを低速回転
させたときには上記合計修正値は「2」未満とな
るので、ダイヤルの回転方向に応じて単位修正値
は「1分」あるいは「−1分」にセツトされる。
このように、ダイヤルの回転速度に応じて単位修
正値が決定されることになる。
このようにして単位修正値が設定されると、ス
テツプS36,S37で設定モード判別処理が実行され
る。すなわち、ステツプS36ではフラグFAが“1”
か、つまりALモードかが判断され、ALモードで
なければ、ステツプS39でフラグFAが“1”か、
つまり、TMモードかが判断される。この結果、
ALモードであれば、後述詳しく説明するが、単
位修正値に基ずいてアラーム時刻の分単位を揃え
るための桁数処理(ステツプS37)が実行される。
アラーム時刻修正処理(ステツプS33)TMモー
ドであれば、現在時刻修正処理(ステツプS40)、
DTモードであれば、日付曜日修正処理(ステツ
プS41)が実行される。この場合の修正処理は、
エリアM3,M4,M5のアラーム時刻、現在時刻、
日付曜日にエリアM13の単位修正値を加算するこ
とにより実行される。而して、このようにして修
正された値は、次のステツプS42で表示される。
而して、ステツプS43,S44が実行されたのち、
HLT状態となり、その他の処理に復帰する。な
お、ステツプS43,S44は今回のデータを前回のデ
ータとする処理で、エリアM1,M14の内容が対
応するエリアM2,M15に転送される。
他方、ステツプS19でYESであれば、ステツプ
S44に進む。すなわち、前回の修正値が“0”で
あれば、今回の修正処理は無効となる。
次に単位修正後に基ずいてアラーム時刻の分単
位を揃えるための桁数処理(ステツプS37)の説
明を行うが、この説明に際しては一例としてエリ
アM3の内容が現在第1図の如く6時49分である。
場合について第5図のフローチヤートに基づき説
明を行う。先ずステツプS1ではエリアM13に記憶
されたアラーム設定時刻を修正する単位修正値が
30分であるか否かを判断して30分であればステツ
プS2へ進行する。又、30分以外であればステツプ
S11へ進行する。今、かりに30分の単位修正値が
設定されているものしてステツプS2へ進行する。
このステツプS2ではエリアM3に記憶されるアラ
ーム設定時刻の分桁が30分を越えた時刻なのか否
かがアラーム設定時刻の10分桁の数値が3より大
きいか否かで判断され、30分を越えた時刻であれ
ばステツプS3へ進み、30分以内の時刻であればス
テツプS3へ進む。この場合現在のアラーム設定の
分桁内容は49分であり30分を越えているため、ス
テツプS3へ進む。このステツプS3では入力された
エリアM13のデータを加算るのか減算するのかの
判断を行つており、エリアM17のフラグデータが
“1”であれば加算と判断してステツプS4へ進み、
このステツプS4で60分からエリアM3に記憶され
るアラーム設定時刻の分桁内容を減算してアラー
ム設定時刻分桁処理値を算出する処理が実行さ
れ、この結果データをエリアM19へ転送した後ス
テツプS6へ進む。又、エリアM17のフラグデータ
が“0”であり、ステツプS3で減算であると判断
されてステツプS5へ進んだ場合、このステツプS5
ではエリアM3に記憶されたアラーム設定時刻の
分桁内容から30分を減算してアラーム設定時刻分
桁処理値を算出する処理が実行され、この結果デ
ータをエリアM19へ転送した後ステツプS7へ進
む。この場合現在のアラーム設定時刻の分桁内容
は49分であるので、ステツプS3で加算と判断され
ればステツプS4で60分−49分=11分となつて、こ
の結果データ11分がエリアM19へ転送される。
又、ステツプS3で減算と判断されればステツプS5
で49分−30分=19分となつて、この結果データ19
分がエリアM19へ転送される。
しかし、上記ステツプS2でエリアM3に記憶さ
れるアラーム設定時刻の分桁内容が30分以内であ
ると判断された場合はステツプS3へと進んでい
る。このステツプS8では上記ステツプS3同様にエ
リアM13に記憶されたデータを加算するのが、減
算するのかの判断を行い、加算であればステツプ
S9に、減算であればステツプS10へと進む。まず
ステツプS9では30分からエリアM3に記憶される
アラーム設定時刻の分桁内容を減算してアラーム
設定時刻分桁処理値を算出する処理が実行され、
この結果データをエリアM19へ転送した後ステツ
プS6へ進む。又、ステツプS10ではエリアM3に記
憶されるアラーム設定時刻の分桁内容をアラーム
設定時刻分桁処理値としてエリアM19へ転送した
後ステツプS7へ進む。次にステツプS6,S7ではア
ラーム設定時刻分桁を30分単位に揃えるための桁
上げ処理が行なわれる。つまり、ステツプS6では
アラーム設定時刻とエリアM19に記憶されたアラ
ーム設定時刻分桁処理値が加算されて桁上げ処理
が実行され、この結果データが新たなアラーム設
定時刻としてエリアM3へ記憶される。又、ステ
ツプS7ではアラーム設定時刻からステツプS5又は
ステツプS10で記憶されたアラーム設定時刻分桁
処理値を減算する桁切捨処理が実行され、この結
果データが新たなアラーム設定時刻としてエリア
M3へ記憶される。この場合現在のアラーム設定
時刻が6時49分であるのでステツプS6で桁上げ処
理を行つた場合、6時49分+11分(エリアM19
記憶されるアラーム設定時刻分桁処理値)=7時
丁度となり、又ステツプS7で桁切捨処理が行なわ
れた場合、6時49分−19分(エリアM19記憶され
るアラーム設定時刻分桁処理値)=6時30分丁度
となる。従がつてステツプS6及びステツプS7でア
ラーム設定時刻の分桁が30分単位に揃えられ、こ
の新たなアラーム設定時刻をエリアM3へ記憶し
てこの処理を終わると共に、このフローの処理も
全て終了とする。
次に、ステツプS1でエリアM3のアラーム設定
時刻を修正する単位修正値が30分以内であると判
断された場合について説明する。まず、この場合
ステツプS11へと進み、このステツプS11でエリア
M14に記憶された単位修正値が10分であるか否か
を判断し、10分であれば又ステツプS12へ進み、
10分以外であればステツプS13へと進む。今、か
りに10分の単位修正値が設定されているものとし
てステツプS12へ進むものとする。このステツプ
S12ではアラーム設定時刻が10分単位に揃つてい
るか否かをアラーム設定時刻の1分桁が0と一致
するか否かで判断しており、もし10分単位に揃つ
ていればこのフローの全ての処理は終了する。
又、10分単位に揃つていなければステツプS13
と進む。次にステツプS13では入力されたデータ
を加算するのか減算するのかの判断を行なつてお
り、エリアM17のフラグデータが“1”であれば
加算と判断してステツプS14へ進み、このステツ
プS14で10分からアラーム設定時刻の1分桁内容
を減算してアラーム設定時刻分桁処理値を算出
し、この結果データをエリアM19へ転送してステ
ツプS16へ進む。又、エリアM17のフラグデータ
が“0”であればステツプS13で減算と判断して、
ステツプS15へ進み、このステツプS15でアラーム
設定時刻の1分桁内容をアラーム設定時刻分桁処
理値としてエリアM19へ転送してステツプS17
進む。次にステツプS16ではアラーム設定時刻の
分桁を10分単位に揃えるための桁上げ処理が実行
される。つまり、アラーム設定時刻とステツプ
S14で記憶されたアラーム設定時刻分桁処理値が
加算されて桁上げ処理が実行され、この結果デー
タが新たなアラーム設定時刻としてエリアM3
記憶される。又、ステツプS17ではアラーム設定
時刻の分桁を10分単位に揃えるための桁切捨て処
理が実行される。つまり、アラーム設定時刻か
ら、ステツプS15で記憶されたアラーム設定時刻
分桁処理値を減算して桁切捨て処理が実行され、
この結果データが新たなアラーム設定時刻として
エリアM3へ記憶される。この場合現在のアラー
ム設定時刻が6時49分であるので、ステツプS14
に進んだとすれば10分−9分=1分となり、さら
にステツプS16へ進んで6時49分+1分=6時50
分丁度となる。又、ステツプS15に進んだとすれ
ばステツプS15で1分桁=9分であるのでこの9
分をエリアM17へ記憶したのちステツプS17へ進
み、このステツプS17で6時49分−9分=6時40
分丁度となる。このようにアラーム設定時刻の分
桁が10分単位に揃えられ、この新たなアラーム設
定時刻がエリアM3へ記憶されてこのフローの全
ての処理は終了する。
しかし、上記ステツプS11でエリアM13に記憶
された単位修正値が10分以外であると判断された
場合はステツプS13へと進んでいる。このステツ
プS13ではエリアM13に記憶された単位修正値が
5分なのか否かを判断しており、単位修正値が5
分以外であれば単位修正値は1分であると判断し
てこのフロー全ての処理を終了する。しかし5分
であると判断されればステツプS19へ進む。この
ステツプS19では、アラーム設定時刻が5分単位
にすでに揃つているか否かが判断され、もし5分
単位に揃つていればこのフロー全ての処理は終了
し、もし5分単位に揃つていなければステツプ
S13へと進んで10分単位の桁数処理を行なうもの
である。
猶、上記実施例では時刻情報の単位を修正単位
の単位に揃える桁数処理を、アラーム時刻の修正
の場合のみ行なつていたが通常時刻の修正で行な
つてもよい。
又、桁数処理を行なうかどうかを任意に設定で
きるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
この考案は、以上詳述したように時刻関連情報
を、複数の修正時間のうち選択した修正時間づつ
修正する電子時計において、修正すべき時刻関連
情報が選択された修正時間の整数倍の時刻にない
場合、時刻関連情報を選択された修正時間の整数
倍の時刻に補正した後、選択された修正時間づつ
修正するようにしたので、修正中に時刻が見やす
くできると共に、アラーム時刻等の区切りの良い
時刻を設定する場合、簡単に修正が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はこの考案の一実施例を示し
たもので、第1図はこの考案を適用した置時計の
外観図、第2図はそのシステム構成図、第3図は
第1図に示したRAMの構成図、第4図は動作を
説明するフローチヤート、第5図は桁数処理の動
作を説明するフローチヤートである。 2……回転操作スイツチ、11……ROM、1
2……RAM、14……演算部、16……入力
部、21……発振回路、34……比較制御回路、
36……速度検出回路、37……修正値作成回
路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 時刻関連情報を計数する計数手段と、 この計数手段で得られた時刻関連情報を表示す
    る表示装置と、 前記計数手段の時刻関連情報を所定の修正時間
    づつ修正する時刻修正手段とを具備した電子時計
    において、 前記時刻修正手段は、 前記表示装置で表示される時刻の最小単位より
    大きい複数の修正時間のうちから1つの修正時間
    を選択する修正時間選択手段と、 前記時刻関連情報が前記修正時間選択手段で選
    択された修正時間の整数倍の時刻であるか否かを
    判別する判別手段と、 この判別手段で前記時刻関連情報が前記選択さ
    れた修正時間の整数倍の時刻であると判別された
    場合前記時刻関連情報を前記選択された修正時間
    づつ修正する第1の修正手段と、 前記判別手段で前記時刻関連情報が前記選択さ
    れた修正時間の整数倍の時刻でないと判別された
    場合前記時刻関連情報を前記選択された修正時間
    の整数倍の時刻に補正する補正手段と、 この補正手段で補正された前記時刻関連情報を
    前記選択された修正時間づつ修正する第2の修正
    手段と を具備したことを特徴とする電子時計。
JP1983134157U 1983-08-30 1983-08-30 電子時計 Granted JPS6041893U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4974982A (ja) * 1972-11-17 1974-07-19
JPS5421884A (en) * 1977-07-20 1979-02-19 Seikosha Kk Pulse signal generator
JPS54134468A (en) * 1978-04-10 1979-10-18 Seikosha Kk Signal generator

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JPS6041893U (ja) 1985-03-25

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