JPH0726760Y2 - アラーム時刻データ記憶装置 - Google Patents

アラーム時刻データ記憶装置

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JPH0726760Y2
JPH0726760Y2 JP1986159115U JP15911586U JPH0726760Y2 JP H0726760 Y2 JPH0726760 Y2 JP H0726760Y2 JP 1986159115 U JP1986159115 U JP 1986159115U JP 15911586 U JP15911586 U JP 15911586U JP H0726760 Y2 JPH0726760 Y2 JP H0726760Y2
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alarm time
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、月日時分からなるアラーム時刻データを多数
記憶可能なアラーム時刻データ記憶装置に関する。
〔従来の技術〕
複数のアラーム時刻データを時刻の早い順に記憶してお
き、複数のアラーム時刻データのうち次回報知データ指
定手段で指定されるアラーム時刻データと現在時刻デー
タとを比較して一致したら報知すると共に次回報知デー
タ指定手段を次のアラーム時刻データを指定するように
制御するアラーム時刻データ記憶装置がある。
ところで、上記アラーム時刻データ記憶装置には、アラ
ーム時刻としてスケジュールの実行時刻が設定される
が、スケジュールには、月日時分が決められていて、決
められた日の決められた時刻に必ず実行しなければなら
ないスケジュールと、月日だけ決められていて、その日
であれば何時でもよいスケジュールとがある。しかしな
がら、従来のアラーム時刻データ記憶装置にあっては、
必ず月日時分データを記憶させなければならないため
に、月日データだけが必要なスケジュールであっても、
適当な時分データをセットしなければならず、セットが
面倒である。
また、その日であれば何時に実行してもよいスケジュー
ルにもかかわらず、時分がセットされているとその時刻
にそのスケジュールは終了したと判断され次回報知デー
タ指定手段の指定が次のアラーム時刻データに変更さ
れ、その後はそのアラーム時刻データを報知、或いは表
示できずに、そのスケジュールを実行できないというこ
とがある。
〔考案の目的〕
本考案が、上述した事情に鑑みてなされたもので、複数
のアラーム時刻データを時刻の早い順に記憶し、次回報
知データ指定手段で指定されたアラーム時刻データと現
在時刻データとを比較して、一致したら報知すると共に
次回報知データ指定手段を次のアラーム時刻データを指
定するように制御するアラーム時刻データ記憶装置にお
いて、月日時分のあるアラームデータと時分がなく月日
のみのアラームデータとを一緒に記憶させても効率よく
報知できるばかりか、月日のみのアラームデータの見落
しを確実に防止できるアラーム時刻データ記憶装置を提
供することを目的とする。
〔考案の要点〕
本考案は、上記目的を達成するために、複数のアラーム
時刻データを時刻の早い順に、かつ入力されたアラーム
時刻データが時及び分が存在しないデータであった際
に、このデータを同一月日のアラーム時刻データの後に
記憶するようにして、次回報知データ指定手段で指定さ
れたアラーム時刻データが時及び分が存在するデータで
あった場合にこのデータと現在月日時分データとを比較
して、一致したら報知すると共に次回報知データ指定手
段を次のアラーム時刻データを指定するように制御し、
次回報知データ指定手段で指定されたアラーム時刻デー
タが時及び分が存在しないデータであった場合に、日キ
ャリーがあったときに次回報知データ指定手段を次にア
ラーム時刻データを指定するように制御すると共に、記
憶されたデータを次回報知データ指定手段で指定されて
いるデータから記憶されている順に順次切替表示させる
ようにしたことを要点とする。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第1図は、本考案の一実施例に係る電子腕時計を示す外
観図である。同図において、時計本体1は、各種表示を
行うための液晶表示装置等の表示部2と、各種の操作を
行うためのキースイッチS1〜S4とを備えている。上記表
示部2では、具体的には第2図に拡大して示されるよう
に、マトリクッス表示やセグメント表示が行われる。
第3図は、本実施例の内部回路を示すブロック図であ
る。同図において、ROM3は、全体のシステムをコントロ
ールするマイクロプログラムやデータを内蔵している固
定メモリである。ROMアドレス制御部4は、プログラム
の流れを既定するROM3のアドレスを制御するブロックで
あり、ROM3のネクストアドレスを指定する出力NA、およ
び演算回路7の出力、後述するキー入力部11や分周回路
12からの出力が入力されている。RAM5は、ROM3のアドレ
スデータ出力SU,SLとFU,FLで指定されたアドレスのデー
タを出力して、各々のデータが演算回路7で処理、加工
された結果を入力して記憶するメモリである。インスト
ラクションデコーダ6はROM3のインストラクション出力
INSをデコードして、各ブロックにコントロール信号を
送るブロックである。演算回路7は、S,Fを入力として
算術論理演算を行い、その出力をROM3の出力FU,FLで指
定されたRAM5のアドレスに書き込む。ラッチ回路8は、
ROM3の出力SU,SLで指定されたRAM5のアドレスの内容を
一時的に記憶し、演算回路7の入力Fと同期をとって他
の入力Sに送り込む。
発振器9は一定周期のクロック信号を出力し、タイミン
グジェネレータ10は上記クロック信号を所定の周波数ま
で分周して、各ブロックを時系列にコントロールするタ
イミング信号を出力する。キー入力部11は、各々の処理
動作をシステムに指示するための信号を送るブロックで
あり、第1図に示したキースイッチS1〜S4を含んでい
る。分周回路12は発振器9からの出力を分周するカウン
タで、一定周期の計時信号を作成しており、その計時信
号は後述する計時処理等に使用される。
表示部2は、処理し終わったデータを表示バッファ2aを
介して表示するブロックであり、第1図に示したものと
同一である。ブザー13は、バスラインからのデータに基
づいてアラーム音等を発生するブロックである。バスコ
ントロールゲートA1,A2,B1,B2,C1〜C4,D1,D2はインスト
ラクションデコーダ6の出力信号等に基づいて各バスラ
インのデータの流れをコントロールするゲートである。
次に、上述したRAM5の主要な内部構成を第4図に示す。
同図において、現在時刻レジスタTは、現在の日付
(年、月、日、曜日等)および時刻(時、分、秒等)を
記憶するレジスタであり、また、日付データレジスタR
は、多数の人の名前等のメッセージデータとそれぞれに
対応した日付データ(例えば生年月日や結婚記念日の
年、月、日、時、分等)を記憶するレジスタである。年
データは、1901年を001とし記憶され、例えば2000年は1
00,2099年は199である。なお、同図には示していない
が、多数の人の電話番号を記憶するためのレジスタ等も
備えている。
また、モードフラグMは、上述した表示部2の表示モー
ドが、後述する各種モード(通常時刻モード、デイトメ
モリモード)であるときに、それぞれのモードに対応し
て0,1の値を記憶するフラグである。さらに、フラグK
は、表示モードが、訂正モードであるときに1を記憶す
るフラグである。
レジスタNは日付データレジスタRに記憶(設定)され
ているデータの本数を記憶するレジスタ、nは次回報知
する日付データレジスタのアドレスを記憶する次回報知
のページレジスタ、Pは選択中の日付データレジスタの
アドレスを記憶するページレジスタである。バッファBU
F1,BUF2は、後述するデータの訂正、設定あるいは編集
処理等のために日付データレジスタRの年、月、日、
時、分等を記憶するためのバッファであり、データはバ
ッファBUF2に移され、そこで変更される 次に、第5図および第6図は、上述したキースイッチS1
〜S3の操作等に基づく、表示部2における各種表示状態
の一例を示す図である。これらの図をもとに、本実施例
の表示動作を簡単に説明する。
まず、第5図において、通常時刻を表示する通常時刻表
示モード(M=0)においてキースイッチS3を操作すれ
ば、表示モードがデイトメモリモード(M=1)に切換
わり、再度キースイッチS3を操作すれば、、また元の通
常時刻表示モード(M=0)に戻る。上記通常時刻表示
モード(M=0)においては、表示部2の上段に現在の
月、日、曜日及び次回報知される日付データの類別マー
ク(図示例は誕生日マーク)が、下段に時、分、秒等が
表示される。この例では、5月12日、月曜日、午後10時
58分30秒が表示されている。
上記デイトメモリモード(M=1)においては、最初に
日付データレジスタRに記憶されている人(例えば「SA
TO」さん)の日付データを表示する日付表示モード(K
=0)になる。この例では、例えば「SATO」さんの生年
月日である1955年5月14日(午後1時00分)が表示され
ている。また、「SATO」さんの表示部分は、このデータ
が誕生日であることを表示する所定の誕生日マークとの
間で、1秒毎に切り替え表示される。
次に、上記日付表示モード(K=0)において、キース
イッチS1を操作すれば、第5図に示すように、上述した
日付データレジスタRに記憶されているデータが、この
キースイッチS1の操作毎に、通常時刻に最も近い未来デ
ータから順次表示されていき、全データが一通り表示さ
れたら、また元の表示に戻る。
また、上記各日付表示モード(K=0)において、キー
スイッチS2を操作すれば、訂正モード(K=1)に切り
替わり、記憶されている各データの訂正が可能になる。
空ページ表示においてキースイッチS2を操作すれば、設
定モード(K=1)に切り替わり、新たなデータを設定
することができる。このような訂正または設定モードで
は、例えば、第5図に示すように訂正または設定可能な
個所(桁)が点滅(丸で囲んで示す)しており、キー操
作により所望の桁を選択することができる。そして、キ
ー操作により訂正または設定を行った後、キースイッチ
S2を操作すれば、後述する正規化処理に続いて、訂正ま
たは設定したデータを日付順にならべかえる編集処理が
行われる。この処理が済むと、もとの日付表示モード
(K=0)の表示に戻る。
次に、第6図は各モードにおける各種表示の態様を示
す。まず、同図(a)は通常時刻表示部モード(M=
0)であり、この例では、現在4月4日、月曜日、午前
12時34分56秒が表示されている。同図(b)はデイトメ
モリモード(M=1)であり、日付データレジスタRの
データが時分データとともに、他の年月日データ、メッ
セージデータの全てが設定されている場合の表示であ
る。この例では、メッセージ「KUNI」、時刻2時34分、
年月日1961年1月17日が表示されている。同図(c)は
同様にデイトメモリモード(M=1)であり、時分デー
タが設定されていない場合の表示である。この例では、
メッセージ「NAOK」、年月日1962年8月2日が表示さ
れ、時刻はバー(−)が表示されている。同図(d)は
同様にデイトメモリモード(M=1)で、空ページの場
合の表示であり、全てバー(−)が表示されている。
次に、第7図乃至第11図に基づき、上述した表示を可能
にするための具体的な処理動作を説明する。
まず、第7図は本実施例の全体的な処理の流れを示すゼ
ネラルフローである。同図において、ステップa1のホル
ト(HALT)状態からキー入力処理の指示がない限り、1/
16秒信号に従ってステップa2で計時処理を行い、また、
いずれかのキースイッチが操作されてキー入力処理の指
示があったときには、ステップa3でキー入力処理を行
う。
上記キー処理(ステップa3)の概要を第8図に示す。同
図において、まずステップc1でキーS3が操作されていれ
ば、ステップc2でモードフラグMがデイトメモリモード
(M=1)かどうか見て、M=1であれば、ステップc3
でフラグKが訂正モード(K=1)であるかどうか見
る。K=1でなければ、ステップc4でMを0にし、続い
てステップc5で次回報知する日付データレジスタのアド
レスレジスタ(n)の値をページレジスタ(P)に入れ
るポインタ処理をしてから、ステップc6で表示処理を行
う。すなわち、キーS3の操作により、デイトメモリモー
ド(M=1)から常時時刻モード(M=0)の表示に切
り替り、ページレジスタ(P)は次回報知する日付デー
タレジスタのアドレスになる。上記ステップc3でK=1
であれば、ステップc7で訂正桁シフト処理が行なわれ、
続いてステップc8で表示処理を行う。この訂正桁シフト
処理は、キーS3の操作回数に応じて、データの月、日、
時等に対応した桁を順次選択していく処理である。次
に、このようにして選択された桁(例えば第5図の丸内
に示す桁)を、ステップc8の表示処理により点滅表示さ
せる。すなわち、訂正(または設定)モードにおいてキ
ーS3を操作することにより、訂正(または設定)可能な
桁を順次選択していくことができ、その桁を点滅表示に
よって知らせることができる。上記ステップc2において
M=1でなければ、ステップc9でMを1にしてから、ス
テップc10で1秒のタイマースタートし、次いでステッ
プc11で表示処理を行う。すなわち、通常時刻モード
(M=0)の表示においてキーS3を操作することによ
り、デイトメモリモード(M=1)の表示に切り替わ
る。
一方、上記ステップc1でキーS3でなければ、ステップc
12でキーS1であるかどうか調べ、キーS1であればステッ
プc13でモードフラグMが1かどうか、すなわち表示モ
ードがデイトメモリモードかどうか見て、M=1であれ
ば、ステップc14でフラグKが訂正モード(K=1)で
あるかどうか見る。上記ステップc14でK=1であれ
ば、ステップc15でデータ修正処理を行い、続いてステ
ップc16で表示処理を行う。上記データ修正処理(ステ
ップc15)は、ステップc7で選択された桁の数字や記号
等をキーS1の操作で修正することにより行い、上記表示
処理(ステップc16)はその修正されたデータを第3図
中の表示バッファ2aに送ることにより行う。すなわち、
訂正モードにおいてキーS1を操作することにより、所望
の桁に対して新たなデータの書込みを行うことができ
る。上記ステップc14でK=1でなければ、ステップc17
で、ページレジスタPに1を加えることによりページシ
フトを行って(ただしP=NのときにはPを0にする)
から、ステップc18で表示処理を行う。すなわち、デイ
トメモリモード(M=1)で、訂正モードでないときに
は、キーS1の操作により、日付データレジスタRに記憶
されているデータが順次切り替わて表示されていき、再
度最初のデータに戻る。上記ステップc13でM=1でな
ければ、ステップc19で他の処理が行われる。
一方、上記ステップc12で、キーS1でなけば、ステップc
20でキーS2かどうか調べ、キーS2であればステップc21
でモードフラグMがデイトメモリモード(M=1)かど
うか見て、M=1であれば、ステップc22でフラグKが
訂正モード(M=1)であるかどうか見る。K=1でな
れば、ステップc23でKを1にしてから、ステップc24
表示処理を行う。すなわち、デイトメモリの表示モード
から訂正の表示モードに切替え表示される。上記ステッ
プc22でK=1であれば、ステップc25で訂正モードが解
除(M=0)される。このとき、訂正あるいは新しく設
定された後のデータはバッファBUF2に記憶されている。
続いてステップc26で正規化処理、ステップc27で編集処
理を行う。この正規化処理、および編集処理は後述す
る。上記ステップc27の編集処理の後に、ステップc28
1秒のタイマースタートし、次いでステップc29で表示
処理を行う。上記ステップc21でM=1でなければ、ス
テップc30で他の処理が行われる。
一方、上記ステップc20でキーS2でなければ、ステップc
31でキーS4等の他のキー処理を行う。他のキー処理は、
例えば、ステップc7で選択された桁の数字や記号等をそ
のキー操作でスイッチS1の操作時とは逆方向に選択して
いって修正したり、所望の桁に対して新たなデータの書
込みを行うことができる処理である。
次に、上記ステップc26の正規化処理を具体的に第9図
に示す。まず、ステップf1およびステップf2で、バッフ
ァBUF2のデータ(訂正あるいは設定後データはバッファ
BUF2に入っている)に、月データ、日データが有るかど
うか見て、いずれか一方がない場合には、ステップf3
データクリアの処理を行う。このデータクリアの処理
は、バッファBUF2の全データ領域を16進の“F"で置き換
える処理である。月データ、日データが両方とも有る場
合には、ステップf4で時データが有るか、ステップf5
よびステップf6で分データが有るかどうか見て、どちら
か一方がない場合に、上記ステップf3でデータクリアの
処理を行い、その他の場合には次の編集処理に進む。す
なわち、時分データの一方がない場合には、そのデータ
は不正データとしてクリアし、空ページ(データ未入力
状態)にする。
次に、上記ステップc27の編集処理を具体的に第10図に
示す。まず、ステップg1で選択中のPページのデータ
を、バッファBUF1に入力し、次いでステップg2でバッフ
ァBUF1のデータ(訂正前のPページデータ)と、バッフ
ァBUF2のデータ(訂正後のPページデータ)との比較
(BUF1-BUF2)を行う。同じ場合には、ステップg3でバ
ッファBUF2のデータをページレジスタPで指定されるデ
ータ領域(Pページ)に格納し、異なる場合には、以下
に述べる編集(ソート)を行う。すなわち、月日時分デ
ータが変更前のデータと異なる場合にソートを行い、例
えば年データ或いはメッセージデータのみの変更の場合
等にはソートしない。次に、ステップg4でバッファBUF2
のデータが空ページであるかどうか見る。空ページでな
い場合には、ステップg5で選択中のページ数(P)がデ
ータ本数Nに等しいかどうか、すなわち新しく設定され
るデータであるかどうか見る。新データなければ、ステ
ップg6でバッファBUF1のデータとバッファBUF2のデータ
との比較を行う。バッファBUF1のデータがバッファBUF2
のデータより大きいか、または等しい場合には、後述す
るアップ(UP)フローに、小さい場合には、ダウン(DO
WN)フローに進む。上記ステップg5で、新規データであ
る場合には、ステップg7でデータ本数Nに1を加えてか
らアップフローに進む。
上記アップフローにおいては、まず、ステップg8でPが
0であるかどうか、すなわち、最初のページであるかど
うか判断する。最初のページであれば、ステップg3でバ
ッファBUF2のデータをそのページに入れる。最初のペー
ジでない場合には、ステップg9でPから1を引いたペー
ジ(前のページ)のデータをバッファBUF1に入力し、ス
テップg10でこのバッファBUF1のデータとがバッファBUF
2のデータとの比較を行う。バッファBUF1のデータがバ
ッファBUF2のデータより大きいか、または等しい場合に
は、ステップg11でバッファBUF1のデータをPページに
入れる。すなわち、(P−1)ページのデータがPペー
ジに移されたことになる。次に、ステップg12で、Pの
値を1引いたものとしてからステップg8に戻り、同様の
処理を繰り返す。上記ステップg10で、小さいデータが
あった場合には、ステップg3でPページに変更後のデー
タが入る。
上記ダウンフローにおいては、まず、ステップg13でP
の値を1加えて次のページ数にし、次いでステップg14
でそのページ数がデータ本数Nに等しいかどうか、すな
わち最後のページであるかどうか見る。最後のページで
なければ、ステップg15でPページのデータをバッファB
UF1に移し、ステップg16でこのバッファBUF1が空ページ
であるかどうか見る。空ページでなければ、ステップg
17でバッファBUF1のデータとバッファBUF2のデータとの
比較を行う。バッファBUF1のデータがバッファBUF2のデ
ータより大きいか、または等しい場合には、ステップg3
に進み、小さい場合には、ステップg18でバッファBUF1
のデータをPから1を引いたページのデータにする。上
記ステップg16で空ページであれば直接ステップg18に進
む。すなわち、元のデータの次のページに内容が上に1
つずれる。上記ステップg18の後は、再びステップg13
戻る。上記ステップg14で、最後のページであるときに
は、ステップg19でバッファBUF2のデータが空ページで
あるかどうか見る。空ページの場合には、ステップg20
でデータ本数Nから1を引いてから、ステップg21でP
を1引いた値にし、空ページでない場合には、直接ステ
ップg21に進む。
第11図は以上の編集処理において、データ本数が5つの
場合のデータ領域の並び方の一例を示している。同図に
おいて、データは年データに無関係に月日時分の小さい
順に並び、また時分未設定データは16進として“F"とな
っているので、同一月日のデータ中において最後に配置
される。
次に、第7図のHALT(ステップa1)の状態で1/16秒信号
があった場合の、ステップa2に示した計時処理を具体的
に第12図に示す。同図において、まず、ステップh1で時
分秒処理を行い、次いでステップh2で日キャリーがある
かどうか見る。日キャリーがある場合には、ステップh3
で年月日の修正処理を行い、続いてステップh4で予告表
示のための日数処理を行ってから、ステップh5でアラー
ム処理を行う。上記ステップh4の予告表示のための日数
処理は、第2図に示した表示体2bを、残り日数に応じた
数だけ点灯させるための周知の処理である。また、上記
ステップh5のアラーム処理は、現在時刻に到来したとき
に、第3図に示したブザー13鳴らすために行う周知の処
理である。上記ステップh2で日キャリーがない場合に
は、直接ステップh5のアラーム処理に進む。なお、デー
タが月日時分を含む場合には、現在時刻がこのデータと
一致し報音した後、またデータが月日のみで時分がない
場合には日キャリーがあった後に次回報知ページレジス
タnの値を+1する処理が行われる。これにより、レジ
スタnは現在時刻に対して一番近い未来の日付データの
ページを常に記憶している。
次に、ステップh6でデイトメモリモード(M=1)であ
るかとうか見る。ここでM=1でなければ、通常時刻モ
ード(M=0)であり、ステップh7で通常時刻の表示処
理をおこなう。M=1であれば、ステップh8で訂正表示
モード(K=1)であるかどうか見る。K=1であれ
ば、ステップh9で表示処理を行う。上記ステップh8でK
=1でなければ、ステップh10でキー処理フローのステ
ップc10,c28でスタートされた1秒タイマがタイムアッ
プしたかどうか、すなわち1秒経過したかどうか見て、
経過していれば、ステップh11で表示データの切替処理
(例えば、日付データレジスタRの名前データと誕生日
マークとの切替処理)を行い、次いでステップh12で1
秒タイマの再スタートを行った後に、ステップh13でメ
モリ内容の表示処理を行う。上記ステップh10でタイム
アップでなければ、直接ステップh13の表示処理に進
む。
以上のようにして本実施例の処理が行われるが、表示の
態様は上述したものに限定されることはない。
また、本考案に適用できる日付データとしては、生年月
日あるいは結婚予定日だけでなく、自動車等の次回の免
許書換え日や一般的なスケジュール等の日付データであ
ってもよい。
さらに、編集処理は新しいデータの設定またはデータの
変更のときにデータ記憶領域内のデータ配列を月日時分
順(但し、時分データ未設定の場合には、同一月日の最
後)に変える処理であればよい。
また、上記実施例では、電子腕時計の表示に適用した例
について述べたが、小型電子計算機等にも適用でき、IC
カードやその他の機器にも組み込むことができる。
〔考案の効果〕
本考案のアラーム時刻データ記憶装置によれば、その日
であれば何時に実行してもよいスケジュールのために記
憶された月日のみのアラームデータが、その日であれば
1日中いつでも簡単に表示でき、何時に実行してもよい
スケジュールのアラームデータを見落すことを確実に防
止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る電子腕時計を示す外観
図、 第2図は同実施例の表面部を示す拡大図、 第3図は同実施例の内部回路を示すブロック図、 第4図はRAM5の主要な内部構成を示す図、 第5図および第6図(a)〜(d)はそれぞれにおける
各種表示状態の一例を示す図、 第7図は同実施例の全体的な処理動作を示すフローチャ
ート、 第8図は第7図のキースイッチ処理を具体的に示すフロ
ーチャート、 第9図は第8図の正規化処理を具体的に示すフローチャ
ート、 第10図は第9図の編集処理を具体的に示すフローチャー
ト、 第11図は日付データレジスタR内のデータ領域の並び方
の一例を示す図、 第12図は第7図の計時処理を具体的に示すフローチャー
トである。 2……表示部、2a……表示体、3……ROM、5……RAM、
7……演算回路、9……発振器、12……分周回路、R…
…日付データレジスタ、M……モードフラグ、K……フ
ラグ、N……データ数記憶レジスタ、P……ページレジ
スタ、n……次回報知のページレジスタ.

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準クロック信号を計数し現在の月日時分
    データを得る計時手段と、 月日時分データからなるアラーム時刻データを入力可能
    な入力手段と、 この入力手段により入力されたアラーム時刻データを複
    数記憶する記憶手段と、 前記入力手段によって入力されたアラーム時刻データを
    前記記憶手段に時刻の早い順に、かつ入力されたアラー
    ム時刻データが時及び分が存在しないデータであった際
    に、このデータを同一月日のアラーム時刻データの後に
    現在月日時分データとの一致を検出し得ないデータによ
    り記憶させる編集手段と、 この編集手段で記憶されたアラーム時刻データのうち前
    記計時手段の現在月日時分データに最も近いアラーム時
    刻データを指定する次回報知データ指定手段と、 この次回報知データ指定手段で指定されたアラーム時刻
    データが時及び分が存在するデータであった場合に、こ
    のデータと前記計時手段の現在月日時分データとの一致
    を検出して、一致が検出された際に報知すると共に前記
    次回報知データ指定手段を次のアラーム時刻データを指
    定するように制御し、前記次回報知データ指定手段で指
    定されたアラーム時刻データが時及び分が存在しないデ
    ータであった場合に、このデータと前記計時手段の現在
    月日時分データとの一致を検出することなく、日キャリ
    ーがあったときに前記次回報知データ指定手段を次のア
    ラーム時刻データを指定するように制御する手段と、 前記記憶手段に記憶されたデータを前記次回報知データ
    指定手段で指定されているデータから前記記憶手段に記
    憶されている順に順次切替表示する表示制御手段と、 を具備したことを特徴とするアラーム時刻データ記憶装
    置。
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JPS598073A (ja) * 1982-07-06 1984-01-17 Canon Inc 対話式スケジユ−ラ

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