JP3155058B2 - クロノグラフ機能付きアナログ電子時計 - Google Patents

クロノグラフ機能付きアナログ電子時計

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JP3155058B2
JP3155058B2 JP09833692A JP9833692A JP3155058B2 JP 3155058 B2 JP3155058 B2 JP 3155058B2 JP 09833692 A JP09833692 A JP 09833692A JP 9833692 A JP9833692 A JP 9833692A JP 3155058 B2 JP3155058 B2 JP 3155058B2
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江利子 高桑
和弘 藤田
広幸 政木
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セイコーインスツルメンツ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ラップ計測が可能な
クロノグラフ機能付きアナログ電子時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクロノグラフ機能付きアナログ電
子時計においては、通常の経過時間及び途中経過時間
(以下スプリットと称す)を計測できるクロノグラフ機
能が知られている。ここで前記スプリットと計測点間経
過時間(以下ラップと称す)の違いを明確に説明してお
く。図6はラップとスプリットの説明図である。クロノ
グラフをスタートさせてから中間計測を3回行ってスト
ップさせた例である。
【0003】前記スプリットとは、各中間計測点でのス
タートしてからの経過時間をいう。例えば図6におい
て、各中間計測をスタート後1分ごとに行ったとする
と、スプリット1は1分、スプリット2は2分という値
となり、最後のスプリット4とスタートからストップま
での計測トータル時間は一致する。一方、前記ラップと
は各中間計測点間の経過時間をいう。つまり図6におい
て、ラップ1からラップ4まで全て1分という値にな
る。
【0004】従来、スプリット付のクロノグラフ機能付
きアナログ電子時計においては、スプリット操作を行っ
た時に、現在表示しているクロノグラフ経過時間の位置
に針を固定する置針方式でスプリット値として表示する
ことができた。何故ならばスプリット値というのは中間
計測操作を行ったときのクロノグラフ経過時間そのもの
だからである。また、外部操作部材やタイマーなどから
スプリット表示解除命令が入った場合には、スプリット
表示中に経過したクロノグラフの時間分だけ針を正転方
向に早送りすることでスタートからの経過時間の針位置
にすばやく針を移動させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の置針方
式ではラップ表示を行うことができないという課題があ
った。何故ならば、中間計測操作を行うたびに新たなラ
ップ計測は零から計測しなおさなければならないからで
ある。それぞれのラップ値(針位置)とクロノグラフ経
過時間(針位置)との間には、全てのラップの合計がク
ロノグラフ経過時間と一致するという関係以外なんら関
連をもたなくなってしまうため、従来の置針方式でのラ
ップ計測及び表示は行うことができない。
【0006】そこで、この発明の目的は、従来のこのよ
うな課題を解決するため、クロノグラフ機能付きアナロ
グ電子時計においてラップ計測及び表示を可能とするこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明はクロノグラフ動作開始点からの経過時間
を計数するクロノグラフ計数回路と、外部操作部材等か
ら入力される複数のラップ測定操作によりそれぞれ近接
した2つの操作点間の経過時間を計測するラップ計数回
路と、前記クロノグラフ計数回路や前記ラップ計数回路
で計数されたデータや時刻計数回路で計数される時刻デ
ータ等の各種データの中から表示するデータを選択出力
する表示選択回路と、前記表示選択回路で選択された計
数データを針位置データに変換する針位置変換回路と、
現在表示している針位置データを記憶する現在針位置メ
モリと、現在表示されている針位置と異なる針位置へ針
を移動させる際少なくとも移動量を演算し、駆動データ
を出力する移動量演算回路を付加することにより、クロ
ノグラフ機能付きアナログ電子時計においてラップ計測
及び表示を可能にした。
【0008】
【作用】上記のように構成されたクロノグラフ機能付き
アナログ電子時計においては、外部操作部材等から入力
されるラップ測定操作によりラップ計測が可能となる。
【0009】
【実施例】以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明のブロック構成図である。水晶な
どの振動子を用い、時間基準となる発振回路1と、前記
発振回路1の出力を分周し時刻計数信号やクロノグラフ
計数信号などの各種計数信号を出力する分周回路2と、
前記分周回路2の出力である時刻計数信号を入力し現在
時刻を計数する時刻計数回路3と、前記分周回路2の出
力であるクロノグラフ計数信号を入力しクロノグラフ計
測時間やラップ計測時間を計数するクロノグラフ計数回
路4、ラップ計数回路5と、スイッチ等から構成される
外部操作部材6により前記時刻計数回路3の時刻データ
の設定や前記クロノグラフ計数回路4、ラップ計数回路
5のスタート、ストップ、リセット動作や表示内容を切
り換える為の制御信号を出力する外部操作制御回路7
と、前記外部操作制御回路7の表示制御信号により現在
時刻を表示するかクロノグラフ計数時間を表示するかラ
ップ計数時間を表示するかを選択し、選択された計数回
路のデータを針位置変換回路9へ出力する表示選択回路
8と、前記表示選択回路8の出力である計数データを実
際の針位置(歯車のステップ数)に変換する針位置変換
回路9と前記針位置変換回路9の出力である計数針位置
データと現在表示している針位置とに差が生じている場
合、目的の新針位置へ針を移動させるのに必要な移動量
(移動ステップ数)を演算し、駆動方向の選択を行い駆
動ステップ数と駆動方向からなる駆動データを駆動回路
12へ出力すると共に、新針位置を現在針位置として現
在針位置メモリ11に記憶する移動量演算回路10と、
前記移動量演算回路10の出力である駆動データを入力
し針を駆動する駆動回路12から構成される。
【0010】次にクロノグラフ機能を使った時のスイッ
チ入力の手順に従って各回路の具体的な動作を説明す
る。図2はスイッチ入力によるクロノグラフ計数回路と
ラップ計数回路、針の表示状態の遷移図である。図3は
外部操作制御回路7をソフトプログラムにより構成した
場合の概略フローチャート、図4は針位置変換回路9を
ソフトプログラムにより構成した場合の概略フローチャ
ート、図5は移動量演算回路10をソフトプログラムに
より構成した場合の概略フローチャートである。
【0011】ここで図3において外部操作部材6はスイ
ッチA、Bの2スイッチとし、スイッチAはクロノグラ
フのスタート、ストップ操作、スイッチBはクロノグラ
フのラップ、ラップ解除、リセット操作に割り当てる。
まずリセット状態から外部操作部材6のスイッチAによ
りスタート操作が行われたとする。外部操作制御回路7
ではどのスイッチが入力されたかを判断し(13)スイ
ッチAの場合クロノグラフが動作中かを判断する(1
4)。非動作中の場合クロノグラフ計数回路4及びラッ
プ計数回路5に対してクロノグラフ計数、ラップ計数の
開始命令を出力する(18)。クロノグラフ計数、ラッ
プ計数の開始命令が出力されると、クロノグラフ計数回
路4及びラップ計数回路5では分周回路2から出力され
るクロノグラフ計数信号を受け付けて計数を開始する。
【0012】次に表示選択回路8に対してラップ計数回
路5から出力されるラップ計数データを針位置変換回路
9へ出力するラップ計数データ選択命令を出力する(1
9)。これによりラップの計数が進む毎にラップ計測デ
ータが針位置変換回路9へ出力され、ラップ計測データ
に応じた針位置に変換される。ここで針位置とは針の帰
零位置を基準とした相対的な歯車ステップ数をいう。例
えば一周が360のステップ数に分割された針で一周を
60秒表現するとすれば1秒が6ステップに相当する。
ここでラップ計数データが15秒だったとすると針位置
は15×6となり90ステップの位置となる。
【0013】このように15秒というラップ計数データ
を90ステップという針位置に変換するのが針位置変換
回路9である。図4はモータを3つ使用し、第1のモー
タM0は一周60分割された針で1/10秒桁を表示
し、第2のモータM1は一周360分割された針で秒桁
を表示し、第3のモータM2は一周360分割された針
で分桁を表示した場合の針位置変換フローチャートであ
る。表示選択回路8から出力される計数データを入力し
(40)、1/10秒桁の計数データを6倍してM0の
針位置を算出する(41)。
【0014】以下同様に秒、分各々の計数データを6倍
してM1、M2の針位置を算出し(42、43)し、3
つに針の針位置を移動量演算回路10に出力する(4
4)。針位置データが移動量演算回路10に入力される
と現在針位置メモリ11に記憶されている現在針位置デ
ータとの比較を行う。例えば図5において、計測開始時
に帰零状態から1/10秒経過した場合、まず現在針位
置メモリ11に記憶されている現在針位置データを呼び
出し(31)、針位置変換回路9から出力された新針位
置データが入力される。このときは帰零状態から計数を
開始したため現在針位置データは0であり新針位置デー
タはラップ計数データが0分0秒1であるのでM0の針
位置のみが6ステップとなっている。移動量演算回路1
0では移動量の演算として新針位置データ−現在針位置
の計算を各々のモータについて行う(33)。
【0015】従って各モータの移動ステップ数はMOは
6−0で6ステップ、M1、M2は0−0で0ステップ
となる。モータの逆転駆動が可能であった場合にはなる
べく早く針の移動が終了するように駆動方向の選択を行
う(34)。一周が60ステップに分割されているM0
は30ステップをしきい値とし、一周が360ステップ
に分割されているM1、M2は180ステップをしきい
値として駆動方向が決定される(35、36)。ここで
はM0の移動ステップ数が6ステップであるのでM0は
正転駆動が選択される。M1、M2は移動ステップ数が
0であるため駆動方向は設定されない。
【0016】移動量算出回路10で算出、選択された移
動ステップ数、駆動方向は駆動データとして駆動回路1
2へ出力される(37)とともに新針位置を現在針位置
メモリ11へ記憶し(38)終了する(39)。駆動回
路12では入力されたM0の6ステップ正転駆動という
駆動データにしたがって針を実際に駆動させる。クロノ
グラフ計数開始からラップ操作信号が入るまでは以上述
べた動作が繰り返し行われクロノグラフ計数、ラップ計
数がカウントされ続け、針は計数カウントに従って駆動
していく。
【0017】次に図3において、外部操作部材6のスイ
ッチBが入力されラップ操作が行われると外部操作制御
回路7により針がラップ停止状態かどうか判断され(2
0)、非ラップ停止状態であった場合はクロノグラフが
動作中かを判断する(25)。クロノグラフが動作中で
あった場合ラップ計数回路5に対してカウンタリセット
命令を出力し(27)、ラップ計数回路5の内容をクリ
アする。クロノグラフ計数信号の入力は引き続き行われ
るのでラップ計数回路5は再度0から計数を行うことに
なる。
【0018】次に表示選択回路8に対してどの計数デー
タも入力を禁止する計測データ無選択命令を出力し(2
8)、針位置変換回路9に対して動作を停止する針位置
変換動作停止命令を出力する(29)。これにより針は
図2に示すように、ラップ操作を行った時点でのラップ
計数データ(ラップ1)の位置で停止続けることにな
る。この間クロノグラフ計数回路4ではクロノグラフ計
数開始点からのトータル計測時間を計数し続ける。また
ラップ計数回路5ではラップ操作時を0として計測を開
始したラップ計数データ(ラップ2)を計数し続けるこ
とになる。
【0019】次に外部操作部材6のスイッチBが入力さ
れラップ表示解除操作が行われると外部操作制御回路7
により針がラップ停止状態かどうか判断され(20)、
ラップ停止状態であった場合はクロノグラフが動作中か
を判断する(21)。クロノグラフが動作中であった場
合表示選択回路8に対してラップ計測データ選択命令を
出力し(22)、同時に針位置変換回路9に対して動作
停止解除する針位置変換動作停止解除命令を出力する
(23)。これにより現在ラップ計数回路5で計測され
ているラップ2のデータが針位置変換回路9を通して針
位置データに変換され移動量演算回路10に出力され
る。移動量演算回路10ではラップ1の針位置を表示し
ている現在針位置メモリ11とラップ2のデータである
新針位置を比較し、前述したように移動ステップ数及び
駆動方向を演算、選択し駆動回路12へ駆動データを出
力する。駆動回路12では入力された駆動データにより
針を駆動する。ラップ1の針位置で停止していた針は計
測中のラップ2の針位置へ移動し、ラップ2の値を表示
する。
【0020】以降次の操作入力が行われるまでラップ1
の計測、表示の時と同様に分周回路2から出力されるク
ロノグラフ計数信号によりクロノグラフ計数、ラップ計
数がカウントされ続け、針はラップ計数回路5で計数さ
れているラップ2の計数カウントに従って駆動してい
く。実際の使用上では以上説明したラップ、ラップ解除
操作が繰り返し行われ最後にストップ操作が行われる。
外部操作部材6のスイッチAが入力されクロノグラフ停
止操作が行われると外部操作制御回路7によりクロノグ
ラフが動作中かどうか判断され(14)、動作中であっ
た場合はクロノグラフ計数回路4、ラップ計数回路5に
対してクロノグラフ計測、ラップ計測停止命令を出力す
る(15)。
【0021】クロノグラフ計数回路4、ラップ計数回路
5は前記計測停止命令を受けると分周回路2から出力さ
れるクロノグラフ計数信号の入力を禁止ためクロノグラ
フ計数、ラップ計数が停止されストップ操作入力時の各
々の計数値がクロノグラフ計数回路4、ラップ計数回路
5に保持される。更に前述のラップ操作時同様、表示選
択回路8に対してどの計数データも入力を禁止する計測
データ無選択命令を出力し(16)、針位置変換回路の
に対して動作を停止する針位置変換動作停止命令を出力
する(17)。
【0022】これにより針は最後のラップ操作を行った
時点から計測されたラップ計数データ(ラップn)の位
置で停止続けることになる。このときクロノグラフ計数
回路4にはクロノグラフ計数開始点からのトータル計数
時間がカウントされており、ラップ計数回路5には最終
ラップnの計測時間がカウントされている。ここで更に
外部操作部材6のスイッチBが入力されラップ表示解除
操作が行われると外部操作制御回路7により針がラップ
停止状態かどうか判断され(20)、ラップ停止状態で
あった場合はクロノグラフが動作中かを判断する(2
1)。
【0023】クロノグラフが非動作中であった場合は表
示選択回路8に対してクロノグラフ計測データ選択命令
を出力し(24)、同時に針位置変換回路9に対して動
作停止解除する針位置変換動作停止解除命令を出力する
(23)。これによりクロノグラフ計数回路4で計測さ
れていたクロノグラフ計数開始点からのトータル計数デ
ータが針位置変換回路9を通して針位置データに変換さ
れ移動量演算回路10に出力される。移動量演算回路1
0では前述のラップ表示解除動作と同様に現在表示され
ている最終ラップnの針位置とトータル計数データであ
る新針位置を比較し、移動ステップ数、駆動方向を演
算、選択し駆動回路12へ出力する。
【0024】駆動回路12は入力される駆動データにし
たがって針を駆動することによりクロノグラフ計数開始
点からのトータル計数データを表示することが出来る。
最後にクロノグラフ計測を初期状態に戻すために外部操
作部材6のスイッチBが入力されると外部操作制御回路
7により針がラップ停止状態かどうか判断され(2
0)、非ラップ停止状態であった場合はクロノグラフが
動作中かを判断する(25)。クロノグラフが非動作中
であった場合はクロノグラフ計数回路4、ラップ計数回
路5に対してカウンタリセット命令を出力する(2
6)。クロノグラフ計数回路4、ラップ計数回路5は前
記カウンタリセット命令を受けると内部のカウンタをリ
セットしデータは0となる。
【0025】さらに針位置変換回路9に対して針位置変
換動作停止解除命令を出力しデータ0に対応した新針位
置つまり帰零位置を移動量演算回路10に対して出力す
る。移動量演算回路10では前述のラップ表示解除動作
と同様に現在表示されているトータル計数データの針位
置と帰零データである新針位置を比較し、移動ステップ
数、駆動方向を演算、選択し駆動回路12へ出力する。
駆動回路12は入力される駆動データにしたがって駆動
することにより針は帰零状態に復帰することが出来る。
以上が本発明の概略動作である。
【0026】本実施例ではラップ停止状態からラップ表
示を解除する際に外部操作部材6による入力で行ったが
タイマーを用いた自動解除方式も考えられる。例えば外
部操作部材6によりラップ操作が行われたときに10秒
タイマーがセットされる。10秒間ラップ停止状態を保
ちラップ表示を行った後にタイマーアップ信号が外部操
作制御回路7に入力され本実施例で説明したスイッチB
と同様の処理を行うというものである。また本実施例で
は計測データのメモリ機能は説明していないが前述の現
在針位置メモリ11と同様のメモリを複数用意し、ラッ
プ解除処理を行う際に現在針位置メモリ11の内容を随
時コピーしてゆくことで簡単に実現することが出来る。
【0027】
【発明の効果】この発明は、以上説明したようにクロノ
グラフ動作開始点からの経過時間を計数するクロノグラ
フ計数回路と、外部操作部材等から入力される複数のラ
ップ測定操作によりそれぞれ近接した2つの操作点間の
経過時間を計測するラップ計数回路と、前記クロノグラ
フ計数回路や前記ラップ計数回路で計数されたデータや
時刻計数回路で計数される時刻データ等の各種データの
中から表示するデータを選択出力する表示選択回路と、
前記表示選択回路で選択された計数データを針位置デー
タに変換する針位置変換回路と、現在表示している針位
置データを記憶する現在針位置メモリと、現在表示され
ている針位置と異なる針位置へ針を移動させる際少なく
とも移動量を演算し、駆動データを出力する移動量演算
回路を付加することにより、クロノグラフ機能付きアナ
ログ電子時計においてラップ計測及び表示が可能になる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック構成図である。
【図2】本発明のスイッチ入力によるクロノグラフ計数
回路とラップ計数回路、針の表示状態の遷移図である。
【図3】本発明の外部操作制御の概略フローチャートで
ある。
【図4】本発明の針位置変換の概略フローチャートであ
る。
【図5】本発明の移動量演算の概略フローチャートであ
る。
【図6】本発明のラップとスプリットの説明図である。
【符号の説明】
1 発振回路 2 分周回路 3 時刻計数回路 4 クロノグラフ計数回路 5 ラップ計数回路 6 外部操作部材 7 外部操作制御回路 8 表示選択回路 9 針位置変換回路 10 移動量演算回路 11 現在針位置メモリ 12 駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−13973(JP,A) 特開 昭58−296481(JP,A) 特開 昭58−215578(JP,A) 特開 平2−161386(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04F 8/02 G04C 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも基準信号を発する発振回路
    と、前記発振回路からの信号を所定の周波数に分周する
    分周回路と、前記分周回路から出力される時刻計数信号
    を入力とし現在時刻を計数する時刻計数回路と、前記分
    周回路から出力されるクロノグラフ計数用の信号を入力
    としクロノグラフ動作開始点からの経過時間を計数する
    クロノグラフ計数回路と、前記クロノグラフ計数用の信
    号を入力とし外部操作部材等から入力される複数のラッ
    プ測定操作によりそれぞれ近接した2つの操作点間の経
    過時間を計測するラップ計数回路と、前記クロノグラフ
    計数回路や前記ラップ計数回路で計数されたデータや前
    記時刻計数回路で計数された時刻データの中から表示す
    るデータを選択出力する表示選択回路と、前記表示選択
    回路で選択された計数データを針位置データに変換する
    針位置変換回路と、現在表示している針位置データを記
    憶する現在針位置メモリと、現在表示されている針位置
    と異なる針位置へ針を移動させる際少なくとも移動量を
    演算し駆動データを出力する移動量演算回路と、前記移
    動量演算回路から出力される駆動データに従って針を駆
    動する駆動回路と、外部操作部材からの操作信号を入力
    とし前記クロノグラフ計数回路や前記ラップ計数回路の
    計測制御や前記表示選択回路、針位置変換回路の動作を
    制御する外部操作制御回路を有することを特徴とするク
    ロノグラフ機能付きアナログ電子時計。
  2. 【請求項2】 前記移動量演算回路は、現在表示されて
    いる針位置と異なる新針位置へ針を移動させる際、前記
    針位置変換回路から出力される針位置データと前記現在
    針位置メモリに記憶されている針位置データとを比較し
    て移動量及び駆動方向を演算、選択して駆動データを前
    記駆動回路へ出力すると共に、前記新針位置を現在針位
    置として前記現在針位置メモリに記憶することを特徴と
    する請求項1記載のクロノグラフ機能付きアナログ電子
    時計。
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