JP2793218B2 - 時計の万年暦をプログラムする方法と該方法を実施する時計 - Google Patents

時計の万年暦をプログラムする方法と該方法を実施する時計

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JP2793218B2 JP63508574A JP50857488A JP2793218B2 JP 2793218 B2 JP2793218 B2 JP 2793218B2 JP 63508574 A JP63508574 A JP 63508574A JP 50857488 A JP50857488 A JP 50857488A JP 2793218 B2 JP2793218 B2 JP 2793218B2
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
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    • G04B19/24Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は時計の万年暦をプログラムする方法と該方
法を実施する時計に関するものであり、さらに詳しくは
可視的な万年暦表示機能と時針、分針によるアナログ時
間表示機能とを具え、電子指令回路を用いて万年暦のプ
ログラム、すなわち4年周期の年番数と、当該番数の年
中の月番数(名)と、当該番数(名)の月中の日番数
(名)をプログラムする技術の改良に関するものであ
る。
時計の万年暦は月の日を正しく表示するもので、月当
たりの日数が正常でなくてもよく、2月の29日のような
余分な日を有した閏年にも適用できるものである。
1世紀を表わす全ての年は、その最初の2数字が4で
割切れるものを別とすれば、閏年ではないから、閏年で
はない2100年より前にはいかなる非正常さも示さない4
年の周期をこれで全て表示できるのである。
4年の周期におけるこれらの非正常さを訂正するに
は、次の終わりおよび訂正されるべき値であろうと、4
年の間の各月の日数であろうと、訂正の時点が規定され
ているシステムが用いられなければならない。
機械的な時計の場合には、月の日、月名および4年の
年番数の表示に下記のような方式で加えてやればよい。
NO.0;1984、1988、1992、1996などの閏年について NO.1;1985、1989、1993、1997年などについて NO.2;1986、1990、1994、1998年などについて NO.3;1987,1991,1995,1999年などについて ここで年のNO.とはこれらの年を規定する数を4で割
った残りに相当する。
機械的な時計の場合には、例えばある期間巻かないた
めに時計が止ると再び起動したときに暦の日付を訂正す
る必要があるから、月名と年番数とを使用者から隠すこ
とはできない。
しかし水晶時計の場合には事情が全く異るのである。
なぜなら巻かれない場合でもその機能は続けられるから
である。したがって月名や年番数は、例えばバッテリー
の蓄電時に製造者や専門家が細工することのできるパラ
メターであると考えられる。機械的な時計では不可能で
あるが、電子的なシステムならその性質上かかる概念を
採用できるのである。
システムを統一するためには、月の日により第3のパ
ラメターを加えるのが好ましく、そのようにすれば訂正
の時点を規定するのに月表の日の位置を検知する必要が
なくなる。
要約すると、万年暦機能を有する時計は一般に、訂正
の時点を規定する4年の周期中での年番数と、その年に
おける月番数(名)と、その月における日番数(名)と
いう3個のプログラムされるパラメターを含むものであ
る。
これらのパラメターは電子回路により記憶され、これ
らをメモリーに入れる作業を「時計をプログラムする」
という。
従来の時計にあっては、プログラムモードを開始する
には時計とは別体の装置を用いる必要があり、非常に不
便であった。
またプログラムを行うには、該別体の装置の押ボタン
と時間設定ロッドとを同時に操作する必要があり、操作
的に複雑なので着用者が自分でプログラムを行うと誤動
作し易いという欠点があった。
さらに実際には存在しない日(例えば2月についての
30日など)をプログラム中に導入する可能性があり、し
かもこのようなプログラム動作上の誤りは一切可視表示
されないので、プログラムした者はプログラム動作上の
誤りを認識できないという問題があった。
かかる従来技術の問題に鑑みてこの発明の目的は、別
体の装置を用いずに、しかも着用者による誤動作を避け
るために、専門業者だけが万年暦のプログラムをできる
ようにすることにある。
この発明の他の目的は、実存しない日をプログラムに
導入する危険をシステム的に排除することにある。
このためこの発明にあっては、冒頭に記載した型式の
時計において、少なくとも月の日番数を表示する手段
と、プログラムされるパラメターを伴なった少なくとも
2個の位置を有した時間設定ロッドと、プログラムモー
ドに入るための第1の機構と、パラメターを変更するた
めの第2の機構と、パラメターを可視化するための第3
の機構とを設け、プログラムされるパラメターが時計の
針の1個により可視化されるようにし、プログラム動作
を第1〜第3の機構によってのみ実施し、時間設定ロッ
ドを通常の時間設定とは異なる特殊な手法で操作してプ
ログラムモードに入るようにしたことを要旨とする。
また所定数のステップを実行ステップとするととも
に、所定数のステップをアクセスできない禁止ステップ
とするのが望ましい。
その他にもプログラムモードに入るには電子回路に付
設した接点によるか時計のケースに設けた押片によって
もよい。
上記の実施態様ではプログラムされるべきパラメター
は時計のいずれかの針によって可視化されるが、所定数
のステップがリアルでしかも針の停止位置に対応しかつ
針の停止位置に対応しないステップは禁止されるように
針の運動が指令され、針の停止位置がコード化されて万
年暦のパラメターに対応するように設定されている。
年番数に対応するパラメターは好ましくは0、1、2
または3を含んだものである。実行ステップとしては数
1には15、数2には30、数3には45、数0には60を用
い、これら以外のステップは全て禁止されている。月番
数に対応するパラメターは1〜12の数を含んでいる。実
行ステップは数1には5、数2には10、数3には15、数
4には20、数5には25、数6には30、数7には35、数8
には40、数9には45、数10には50、数11には55、数12に
は60であり、その他のステップは全て禁止されている。
月の日に対応するパラメターは月に応じて1〜28、29、
30または31を含んでいる。実行ステップは数1には1、
数2には2−−−数31には31であり、他のステップは全
て禁止されている。
この発明の時計においては前記の第1〜3の機構が全
て時計と一体であることを特徴とする。
前記第3の機構は好ましくは少なくとも1個の時計針
を有し、第1の機構は時間設定ロッドまたは電子回路の
接点または時計のケースに設けられた押片を有してい
る。
時間設定ロッドは好ましくは2個の位置を有してお
り、これらの位置がそれぞれプログラムされるべきパラ
メターを具えており、これら2個のパラメターが年と月
である。
以下図面に示す実施態様によりさらに本願発明につい
て説明する。
第1図は年番数のパラメターのプログラムを指令する
方法とこのパラメターを可視化する手段を示す説明図、
第2図は年の月のパラメターのプログラムを指令する方
法とこのパラメターを可視化する手段を示す説明図、第
3図は月の日番数のパラメターのプログラムを指令する
方法とこのパラメターを可視化する手段を示す説明図、
第4図は時計の上記した電子回路を示すブロック線図で
ある。
上記した時計において電子回路は針の進行の駆動と暦
の種々の内容の表示とプログラムモードにおける上記の
パラメターの記憶の正常機能を有したものである。
このプログラムモードを可能とするには電子回路を通
常の動作モードからプログラムモードに切換える機構を
有することが必要である。加えて作業者によるプログラ
ムを可能とするにはプログラムされるパラメターを表示
する手段を時計に具える必要がある。
プログラムされるパラメターの可視化は好ましくは時
計の針により行う。なお好ましくは秒針をもってこれに
当てる。
通常動作モードからプログラムモードへの移行は電子
回路の接点により行なうことができる。この接点には例
えばプリント回路の遮断器やケースの裏を除いたら動作
する遮断器などを充当することができる。またケースに
付設した押片によりこのモード変換を行なってもよい。
プログラムモードを開始させるには時間設定ロッドを
用いるのが最もよいことが明らかになった。慣れてない
使用者が誤ってプログラムモードを開始させるのを避け
るには、時間設定ロッドへの極めて特殊な操作によりプ
ログラムモードに入るようにする。この操作は通常の時
間調整のための操作とは基本的に異なっている。時間設
定ロッドが3個の位置を有している場合には、位置1か
ら位置2を経て位置3に、さらには迅速に位置1に戻
り、このサイクルを2回反復するべく、時間設定ロッド
を連続的に引張る操作によりプログラムモードに入るよ
うにする。もし操作が正しくプログラムモードが開始さ
れたら、秒針は急速に動いて位置15、位置30位置、45ま
たは位置60において停止する。この秒針の急速な動きが
認められないときには操作を誤ったのでから、もう一度
操作を繰返せばよいのである。
第1〜3図に示す例においては、秒針12を具えた時計
11の時間設定ロッド10は3通りの位置1、2および3を
有している。位置1は上記の第1のパラメター(4年の
周期中での年番数)に、位置2は第2のパラメター(年
の月番数に、位置3は第3のパラメター(月の日番数)
にそれぞれ対応する。
通常の動作をしているときは秒針は各サイクルについ
て60のステップをとる。そして各ステップが1〜60の数
に対応するとすればこの針は1〜60のプログラムをする
ことができる。60より小さな数については実行ステップ
と禁止ステップの組合せを用いる。実行ステップにおい
ては針が停止し、禁止ステップでは針は停止せずに通過
する。
第1図においては時間設定ロッド10は位置1でプログ
ラムモードにあり、年番数がプログラムされる。1サイ
クルが4年を含みこれに数1〜4が割当てられるとす
る。秒針12の実行ステップ15は数1に対応し、実行ステ
ップ30は数2に対応し、実行ステップ45は数3に対応
し、実行ステップ60は閏年に相当する数0に対応する。
他のステップは全て禁止される。
第2図に示すように時間設定ロッド10が位置2にある
ときには、プログラムされるパラメターは月番数であっ
て1から12まで変化する。ここで実行ステップは5が数
1に、10が数2に、15が数3に、20が数4に、25が数5
に、30が数6に、35が数7に、40が数11に、60が数12に
それぞれ対応する。他の中間ステップは全て禁止され
る。
第3図に示すように時間設定ロッド10が位置3にある
ときには月の日番数のプログラムが行われる。実行ステ
ップは1〜31が選択され、秒針がこれらの位置を占め
る。他の実行ステップは全て禁止される。
この実施態様では各パラメターは時間設定ロッドの規
定された位置に対応し、また実行ステップと禁止ステッ
プの組合せに対応するものである。
例えばバッテリーを交換した後、回路を押すと「閏年
の1月1日」というような状態が発生される。この情報
から竜頭を反時計方向に各時間設定ロッド位置に回転さ
せて全日番数をプログラムする。例えば1987年8月4日
をプログラムするにはつぎのような操作を行なう。
(a)前記いずれかの方法によりプログラムモードに入
る。
(b)時間設定ロッドを位置1にもってくる。ついで秒
針が9時(すなわち年番数3に対応する実行ステップ4
5)になるまで回す。
(c)時間設定ロッドを位置2にもってきてから、8時
(年の8番目の月に対応する実行ステップ40)になるま
で時間設定ロッドを回す。
(d)時間設定ロッドを位置3にもってきてから、月の
4番目の日に対応する実行ステップ4まで回す。
もし要求された値を行き過たら正しい値に達するまで
同じ方向に回し続ける。竜頭を反対方向、すなわち時計
方向に回してはいけない。このようにすればプログラム
を変えることなく竜頭を回すことができる。
プログラムからの脱出は所定の遅れをもって自動的に
行なわれる。例えば最後の操作から10秒経ってから行な
われる。
例えばバッテリーの交換などで月の日番数または日名
の訂正が必要なときには、日および月名などの訂正と同
じ方法で行う。
勿論であるが、表示された日がプログラムされた日に
対応するか否かは操作した者がチェックしなければなら
ない。
プログラムモードに入るに際しては、前記の時間、月
の日ときには時間帯の訂正手段を使うことはできない。
上記の時計には種々の変更を加えることができる。時
間設定ロッドによる3個のパラメターのプログラムはこ
の時間設定ロッドが3個の位置を有していることに由来
する。2個の位置を有した時間設定ロッドの場合にはパ
ラメターのうち1個は他の機構、順序調整、押片または
他の既知の装置によりプログラムすることができる。
この最後の場合には日のプログラムは日表の位置の検
知子により置換えることができる。
第4図に示す電子回路は万年暦の実行、すなわち年、
月および日をスイッチIにより電子的メモリーに連続し
て入れるに必要な全ての要素を含んでおり、該スイッチ
はプログラムモードへの移行も行なう。3個の位置を有
した時間設定ロッド10には竜頭20が連結されている。パ
ルス発生器21は竜頭の日のパルスFを3個発生する。秒
針12の位置は年、月および日を表示する。時針および分
針の指令機構および日表ときには日名の指令機構は公知
のものであり、ここには示さない。
この方式にあっては電子回路は水晶共振器23を有して
おり、その周波数は32.768、0Hzである。これには発振
器24が付設されており、正常周波数の保持と発振を行い
この周波数で交番信号を9層2分型の周波数分割器25に
供給する。この分割器は64Hzの論理信号を出力する。こ
の信号は6層2分型の周波数分割器26、さらにアンド素
子27に送られる。この分割器26は1Hz、すなわち1秒期
間の信号を出力してカウンター28に与える。これは60カ
ウンターと呼ばれるもので、精密な秒の永久的かつ電子
的な記憶を構成するものである。このカウンターは2個
の分割器29、30に接続されており、これらは60と24によ
る分割を行なう。分割器30は24時間について1個のパル
スCDを出力する。
分割器30は日カウンターと呼ばれるカウンター31に接
続されており、このカウンターは永久アルゴリズムと呼
ばれるブロック34からの指令Pに応じて1〜28、29、30
または31を計数する。各パルスCDによりカウンターは1
単位増加し容量(即ち28、29、30または31)を越えたと
きには新しい値1をとり、その出力する信号CCは1〜12
を計数する月カウンター32に指令供給される。これは入
力信号により増加され、その容量(12)を越えたときに
は新しい値1を取り、これが指令として年カウンター33
に与えられる。またカウンター32はその状態(1〜12)
を永久アルゴリズム34にも供給する。
年カウンターは0〜3を計数するが、ここで0は閏年
を意味する。これは入力信号CBにより増加されるが、容
量(3)を越えたときには新しい値0を取る。このカウ
ンターはその状態(0〜3)を永久アルゴリズム34に出
力する。
永久アルゴリズム34はカウンター32、33により与えら
れる日番数、月番数および年番数を計算する手段を具え
ている。例えば0年2月(閏年の2月)は28日に対応す
る。永久アルゴリズム34により日カウンター31に与えら
れる信号Pは後者の最大計数値を与えるものである。
カウンター33には年コーダー35が接続されており、こ
れが論理要素群を有している。この論理要素群は年カウ
ンター33からの値と位置カウンター42の秒針の位置の映
像との対応を行う。第1図に示したようにこの対応は入
力値0、1、2および3に対して出力値00、15、30およ
び45である。
同様にしてカウンター32は月コーダー36に接続されて
おり、これが論理要素群を有している。この論理要素群
は月カウンター32からの値と位置カウンター42の秒針の
位置の映像との対応を行う。第2図に示したようにこの
対応は入力値1、2〜12に対して出力値05、10〜00であ
る。
年コーダー35、月コーダー36、日カウンター31および
カウンター28は共に信号選択器37に接続されており、こ
の選択器が6番カウンター28、年コーダー35、月コーダ
ー36および日カウンター31の4個の源からの信号のうち
1個を選択する。選択は4個の入力信号a〜dによるも
ので、aはスイッチIにより発生され、他の3個b〜d
は時間設定ロッドの3個の軸位置に対応する。カウンタ
ー28、コーダー35、コーダー36またはカウンター31が出
力する他の4個の信号A〜Dのうち1個は選択器37の出
力端から比較器38の入力端の1個に供給される。
選択器37からの信号と位置カウンター42からの信号が
異るときには、この比較器38はレベル1の信号をアンド
素子27の一方の入力端子に与えるが、両入力信号が等し
いときには出力信号はレベル0となる。このアンド素子
27は出力側においてモーターMの指令器39に接続されて
いる。このモーターの励起はそれぞれが1秒に相当する
ステップで行われる。
モーターMは秒針12を駆動する秒歯車40に接続されて
おり、モーターMの各ステップ毎に秒歯車は6度、すな
わち1回転の1/16だけ回転する。
位置検知器41は秒針の位置を検知するもので、取り得
る60個の位置のうちからただ1つの特定な位置を識別で
きる。この特定の位置とは秒針が時計面上の00(12正
午)にあることに反応する。この特定の位置が検知され
るとレベル1の信号が出力されて、これにより秒針12の
位置カウンター42が0に戻るよう指令される。
位置カウンター42は秒針の現在位置を記憶する。00は
時計面上での位置0に対応する。このカウンターの容量
は時計面上の位置0に対応する00から位置59に対応する
59にまで及ぶものである。このカウンターの状態は比較
器38の一方の入力端に与えられる。
時間設定ロッドの回転中に連続開閉する接点によりパ
ルス発生器21は信号X、Yを回転検知器43に供給する。
この回転検知器は時間設定ロッドの反時計方向回転中に
信号Fを発生し、この信号は上記の接点の開閉毎に論理
状態0→1およびこの逆に変化するもので、アンド素子
44、45、46の一方の入力端子に供給される。
上記したように時間設定ロッドは3個の位置間を軸回
転できるものである。これらの位置は選択器Sにより検
知されて信号b〜dが出力される。また信号X、Yは上
記したようにパルス発生器21の2個の接点の連続開閉に
より発生される。
アンド素子44〜46の他方の入力端子は竜頭20の回転検
知器43に接続されていて信号Fを入力される。また選択
器Sは反転器47の出力端をアンド素子44〜46のいずれか
の入力端に接続する。接続されない2個の入力端は常に
論理レベル0に保たれる。
アンド素子27は周波数分割器25からの64Hzの論理信号
を制御する。比較器が同一信号を検知したときには、ア
ンド素子の一方の入力端に高レベルの論理信号を与え、
64Hz信号が通過する。この信号はモーターの進行を指令
し秒針の位置カウンターを増加させる。比較器が同一信
号を検知したときには、低レベル信号が出力され、64Hz
信号はアンド素子27を通過できない。すなわち検知され
た量に対応した位置で秒針が停止するのである。
上記の反転器47はプログラム中断器Iからの信号を公
式化するものである。中断器Iは通常のモードでは正電
源VDDに接続されており、したがって反転器の出力端は
低論理レベルにあり、アンド素子44〜46はいずれも信号
Fを通さない。反転器の入力端と選択器37の入力端aは
高論理レベルにあり、選択器はカウンター28からの信号
Aを選択する。プログラムモードにあっては、中断器I
はアースVSSに接続され、反転器の出力端は論理レベル
1となる。したがって信号a〜cのうち1個は高論理レ
ベルとなる。もしbが1であるとすると、反時計方向回
転によりアンド素子44からの信号INCBにより年カウンタ
ー33が増加する。cが1であると同様な回転に対してア
ンド素子45からの信号INCCにより月カウンターが増加す
る。ただし容量を越えたときにはこの限りではない。d
が1であるのと同様の回転に対してアンド素子46からの
信号INCDにより日カウンターが増加する。ただし容量を
越えたときはこの限りではない。
この発明によればプログラム動作を行うには時間設定
ロッドを操作するだけで別体の装置を必要としないの
で、便利である。しかもプログラムしたパラメターを可
視化しているので、プログラム動作上の誤りをプログラ
ムした者が確実に認識できる。
また時間設定ロッドを通常の時間設定とは異なる特殊
な手法で行うようにしたので、着用者によるプログラム
動作が事実上不可能となり、換言するとそのような手法
をマスターした専門業者のみがプログラム動作できるよ
うになり、誤動作を避けることができる。
さらに所定数のステップを実行ステップとするととも
に、所定数のステップをアクセスできない禁止ステップ
とすることにより、実際には存在しない日をプログラム
中に導入する可能性をシステム的に排除することができ
る。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−214687(JP,A) 特開 昭56−8586(JP,A) 特開 昭54−125076(JP,A) 特開 昭54−58472(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G04C 3/00 G04C 9/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】万年暦の4年周期中の年番数と、当該番数
    の年中の月番数または月名と当該番数の月中の日番数な
    どのパラメターのうち少なくとも1個がプログラムさ
    れ、かつ 万年暦表示機能とアナログ時間表示機能を具えた時計
    が、ケースと少なくとも1個の時針と、分針とときに秒
    針と、水晶指令電子回路を具えてこれらの針の駆動を行
    う少なくとも1個のモーターと、少なくとも月の日番数
    とを表示する手段と、時間設定ロッドと、プログラムモ
    ードに入るための第1の機構と、プログラムされるパラ
    メターを変更する第2の機構と、パラメターを可視化す
    る第3の機構とを、具えており、 該プログラムされるパラメターが時計の針の1個により
    可視化されており、 プログラム動作が時計と一体の第1と第2と第3の機構
    によってのみ実施され、 時間設定ロッドによってのみプログラムモードに入り、
    かつ 通常の時間設定とは異なる特殊な手法で時間設定ロッド
    を操作することによりプログラムモードに入る ことを特徴とする時計の万年暦をプログラムする方法。
  2. 【請求項2】プログラムされるパラメターが時計の針の
    1個により可視化され、 所定数のステップが実行ステップで針の停止位置に対応
    し、かつある所定数のステップが禁止される如くに針の
    運動が指令され、 該禁止ステップが針の停止位置に対応せず、針の停止位
    置が万年暦のパラメターに対応する如くにコード化さ
    れ、かつ 月の日番数に対応するパラメターが月によって1〜28、
    29、30または31の範囲にある数を含んでおり、 他の全てのステップは禁止され、かつ 実行ステップが数1に対して1、数2に対して2〜数31
    に対して31であることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】年番数に対応するパラメーターが0、1、
    2または3を含んでおり、 実行ステップが数1に対して15、数2に対して30、数3
    に対して45、数0に対して60であり、 その他のステップが全て禁止されている ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】月番数に対応するパラメターが1〜12を含
    んでおり、 実行ステップが数1について5、数2について10、数3
    について15、数4について20、数5について25、数6に
    ついて30、数7について35、数8について40、数9につ
    いて45、数10について50、数11について55、数12につい
    て60であり、 その他のステップが全て禁止される ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】万年暦表示機能とアナログ時間表示機能を
    具えており、 少なくとも1個の時針と、 分針とときには秒針と、 針を駆動する少なくとも1個のモーターと 水晶電子回路と、 少なくとも月の日番数または日名を表示する手段と、 時間設定ロッドと、 プログラムに入るための第1の機構と、 4年周期の年番数と年の月番数または月名と月の日であ
    るプログラムされるパラメターを変更する第2の機構
    と、 これらのパラメターを可視化しかつ時計の針の少なくと
    も1個を含む第3の機構を具えており、 第1、第2および第3の機構が時計と一体であり、 少なくとも第1の機構が時計の時間設定ロッドを含んで
    おり、かつ 前記の時間設定ロッドが少なくとも2個の位置を有して
    おり、 各位置がプログラムされるパラメターを伴なっており 2個のパラメターが年と月である ことを特徴とする時計。
JP63508574A 1987-11-11 1988-11-10 時計の万年暦をプログラムする方法と該方法を実施する時計 Expired - Lifetime JP2793218B2 (ja)

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